週末のNY株は雇用統計(4月)の数字が期待を下回ったが、株価は新高値を記録する好調な展開。S&P500とNYダウ平均は史上最高値。
4月の雇用増は26万6000人で、期待されている正常な数字である最低100万人とは大きな開きがあった。雇用増には反応せず10年国債の金利は1.58%と低水準のままであり、景気回復の先行きには懸念を残す。
期待外れの数字をみてエコノミストや中央銀行では景気の底入れが継続するのには、依然として疑点が残るとみる慎重派も多い。
2020年の景気のピーク時からすると、現状の指標だけでは景気が底入れ、回復軌道に乗ったと確信を持つには早すぎるという懸念が残る。
足元では国債の低水準の金利の展開に注目していきたい。
来週初めの展開は相場の方向性をみる上での注目すべき時である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます