相場の神様と称せられる米国の投資家ウォーレン・バフェットが日本株買にようやく腰を入れ始めた。
欧米の証券会社から注目されているジョージ・ソロスもすでに日本株に目を向けており、1960年代から、彼は訪日を繰りかえした実績があり個別企業の情報の取得には先を越してきた。訪問に先行してきた。
ソロスの日本への関心は米国の投資家のなかでは先頭を切り、われわれもソロスとの取り引行きに早くから力をいれ、初期からの取引に成功してきた。
外人投資家は最初には大手証券会社に口座を置いたが、大手4大証券だけの取引には満足せず、続いて中堅証券の門をも急いで叩いたことには驚きだった。
海外の証券会社には当方も接近、初回の訪問時に、1時間ほどの面談でこちらが推奨している銘柄に注文を出してもらえたのには、当方が驚いた。
その後、海外の投資家の熱い眼差が日本株に続き。証券会社も海外との取引の体制を追いかけて準備した。日本の証券会社の国際化のはじまりだ。
私も当時、勤務先がNY駐在になり、国際化の進むなかで仕事ができた。