足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

相場の方向性が混合

2019-05-24 20:45:47 | 投資戦略
週の月曜日はメモリアル・ディでNY市場は休場。
投資家の関心は休日明けの相場の動向に集中し、金曜日の市場は見送り気分が強かった。
今後の米中間の貿易戦争の成り行きをみて投資戦略を決めるという人気が市場のコンセンサスである。

トランプ政権が打ち出した関税引き上げの影響を見てから動くというセンチメントに支配された。今回の関税引き上げが、企業業績の成り行きにどう影響をするかが最大の関心事で、景気への影響度が相場の動向を左右する。
米中貿易戦争が世界経済にどう影響するか、相場の動向を読む上での最大の材料である。

上昇したのは任天堂、村田製作所、ソフトバンク、村田製作所、そーせいGであった。
一方、下落したのはソニー、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、ZOZO,ファナック、安川電機であった。
ブラス銘柄とマイナス銘柄の分類は業種からは判別することができず、投資家の投資判断は混合している。
参加者の判断が気迷い人気であることが明確に出てきている。業種面で有望銘柄を判定することができない。

人気銘柄の業種が一本化されるまでは気迷い人気が続くだろう。このような相場から脱却して、人気銘柄の業種が統一化するまでは、相場の方向性を判断することができない。
先行きを読むのが難しい相場展開である。



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