足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

新型コロナの悪影響に懸念

2020-03-26 17:05:55 | 投資戦略
今週火曜日のNYダウ平均は大幅高、1日で+2112円急騰した。材料は2兆ドルの景気対策が議会と政府で合意されたことだ。新型コロナCOVID-19対策である。
ただテクニカル・アナリストのマーク・ニュートンは「一時的な材料で相場の反騰は長続きしない」と冷めたコメントを出した。彼は「景気への悪影響は続き、投資家の不安感は高まる。株価が戻れば売りのチャンスで、向こう12ヵ月~16ヵ月は弱気相場いりしたとみる。
ことしよりも来年の方が経済に与える悪影響のほうが大きくなると断定している。
特に彼が注目するのは、いままで経験したことがない感染の爆発が継続することである。
本日、所用があり新幹線で関西に向かったが、列車の目立った空席は初めての経験である。

米国での失業者の数は250万人と新記録(前週は28万1000人)に上り、カリフォルニア州では前週の4万3000人から20万人に急増という非常事態になった。今後の政府の思い切った対策を期待する声が高まる。

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