足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

相場は2万円奪回を目指す・・・・消費関連2銘柄に注目

2015-04-09 07:05:17 | 投資戦略
米連銀の前回(3月)の議事録が発表れた。それによると9月の利上げ説が有力になってきた。これまで雇用、ドル高が懸念されハト派が優勢であったが、現状は景気の展開について見方が分かれる。
ダウ平均が一時は100ドル高であったが、議事録の発表後は上げ幅を縮小した。下値不安が薄れたものの一段高には材料不足。
この日の相場の焦点は引き続きヘルスケア、景気敏感の消費関連である。
相場の勢いを適当に押さえながら上昇トレンドをたどる動きは投資家には安心感を与える。

東京市場は待望の2万円台奪回が時間の問題になってきた。日経新聞では連日、2015年3月期の増額修正が目立ち、個々の銘柄の人気奪回に向かう。
景気回復のなかで増益率の大きい銘柄が相場を牽引するが、そのなかで注目されるのが2月決算を発表した消費関連である。
ニトリ(9843)とハイディ日高(7611)の決算に注目したい。景気に影響を受けないビジネスモデルを作りあげたことが共通点である。リーマンショック後の株価の成長をみるとウォーレン・バフェット好みの動きをしている。
ニトリは家具のチエーン展開網を国内のほか海外でも展開をはじめ、ベトナム工場で自社製品も生産することで抜群の利益率の企業になった。
ハイディ日高は中華ラーメン店の展開で首都圏での独自のモデルをつくり、これまでの常識を破る成長をとげた。1970年代の食肉製品の丸大食品(2288)の成長の姿を彷彿とさせる。
両銘柄ともさらに株価の成長が続くだろう。
昨日、新規公開のサンバイオ(4592)は事前の予想を裏切りIPO価格を下回った。買いのチャンスである。


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