ユニクロのブランドのファーストリテイリング(9984)の快進撃が続く。
今月上旬に社員への報酬体系を改訂し、年収が数%から最大+40%と大きな開きができる給与改訂が行われている。
給与上昇の幅には大きな開きが出るとみられるが、社員全体が会社の給与体系に従い、優秀な社員になればなるほど、競争心が高まり昇給幅が高まる。
会社の成長に貢献する割合が高いほど報われる給与体系が敷かれ、社員の会社への自分の貢献をめぐって競争を毎日、行っている。貢献度については会社が設定したルールに基づいて決定されるが、貢献度の競争を、ルールにしたがって社員は連日にわたっておこなっている。
おそらくルールは、これまで設定してきた数値をもとに試行錯誤しながら作り上げており、ルールは絶えず修正を行いながら利用されているはず。
評価はだれでもが納得するもので、社員は緊張感をもって出社し一定のルールにもとづいて仕事に直面する。おそらく長年にわたって社長や専門家の判断でつくりあげたものだ。
職場では競争相手と隣合わせて毎日、仕事をするが、仕事場の雰囲気がどのようになっているか、拝見したいものだ。
ユニクロではいまの給与体系には納得した社員が会社に生き残り、会社の先行きに貢献していく。
私もいまから数十年前に、サラリーマンとして企業で働いてきたが、しばらくでも、そのような職場で働いてみたいものだ。
ユニクロ式の職場が、これから日本でも増えていくだろう。日本企業が世界出生き残る道でもある。