足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

休稿 お知らせ

2021-10-08 15:58:22 | 投資戦略

先月、米連銀のパウエル議長が債券の市場からの買い上げ額を縮小し2022年半ばまでには終了すると言及したために、金利の上昇を見込む向きが増加し、政策金利の上昇に足を踏み込むと言及した。

最近、人気を集め始めていた成長株に注意信号を発する向きも出て来た。

人気を集め始めていたハイテク株には注意信号を発する機関投資家も散見される。最近の相場の戻り局面では先頭をきって反転してきただけに、人気が離散すると相場全体に影響を与える。

これまで相場の戻り局面で先陣を切ってきただけに、失望感も出て来た。

ウェドブシュのハイテクのアナリストは「いまハイテクに背を向けるのは時流に会わない行動である」と語る。強気筋は「悲観人気は短気的な見方で現在のハイテクは値ごろ感からして投資の妙味は大きい」と語る。

「現在の株価水準からすると、弱気は悲観的過ぎる評価だ」と反論する。

この種の悲観的な見方は一時的で、「ハイテク株は当面の人気の柱に戻る」と悲観論に反対する。

ISMのサービス指数の9月は61.7から61.9に上昇し景気指数が50以上で推移している。現在の相場の先行きには明るい信号である。