足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

新型コロナには既存の薬剤は効果が薄い

2021-01-06 15:03:48 | 投資戦略

米国での大統領選は6日に行われバイデン大統領が誕生した。両者(トランプ、バイデンの両氏)の選挙結果は僅差で当選者が決まった。

選挙民は白人60%、黒人30%、残りはヒスパニック、アジア系という内訳になっている。日本とは大きく異なり多様な価値観をもった国民で構成されているだけに選挙結果を読むのは単純ではない。今回の選挙は公正に行われたとみる有権者が半数で、そうは思わないとみる人が40%と高水準であり、日本の常識からは理解できない状況だ。白人60%、黒人30%、残りはヒスパニック、アジア系の人種で構成されている。

僅差での勝利を勝ち取ったバイデン新大統領だが、「選挙は公正に行われた」とみる国民が半数であったが、残りは結果については不満を抱きながらの政治が行われる。

南アフリカでは新型コロナウイルスの異変種の拡散の兆しが出て、投薬してきた新型コロナウイルスのワクチンでは効果がないと専門家は下している。英国科学省では「先に開発した新型コロナ向けのワクチンは効かない」と発表した。早急に最新の治療薬の開発がはじまっている。

開発に携わる専門家は「現在の治療薬では完全なワクチン効果は期待できない」と新型コロナウイルスとのきびしい戦いが始まった。

新型ウイルスに距離をおく日本だが他人事ではない。政府の出している警告にはいち早く対応し、あとを絶たない難局に立ち向かわなければならない。

「いままでとは異なる世界」に直面してきた。