足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

バフェットが株主総会を開く

2019-05-07 08:16:15 | 投資戦略
日本の大型連休の最終日、NY、中国、ヨーロッパなどの株価は大幅安になった。
中国からの対米輸出の増加の足取りが続き、昨年来、トランプ政権との間で関税引き上げ問題が議論されてきた。中国は本国から代表団を何度も送り、問題解決に懸命の努力を続けてきた。
ダウ平均、S&P500、ナスダック指数がトランプ大統領の対中国への関税引き上げをこれまでより強い内容と受け止めた。新しく通商大臣に就任したライトハイザーもトランプ大統領に輪を掛けた上昇率て引き上げ対処する。
株価は中国だけでなくヨーロッパ株も軒並み下落した。中国の株価指数CSI300は-5.8%になった。

先週末はバフェットのバークシア・ハザウェイが中西部の本社で2018年度の株主総会を開催した。例年と比べバフェットの講演は平凡であった。強調したのは米国の健康保険制度で、至急に世界をリードする内容を1日も早く実行するように強調した。日本のように国家が制度化し、加入者が幅広く利用できることを促した。世界で最高の医薬品業界が育ち追いかける、その後を第2位の日本を大きく引き離している。ずば抜けたヘルケア業界が存在しているが、国民が平等にその制度を利用していないのは不思議である。
株主総会では世界のどこよりもすぐれた医薬品業界を持ちながら、その恩恵を国民が万遍なく利用できない欠陥がある。制度の設立にはアマゾン、JPモルガンが加わってシステムの設立を急ぐ。
バフェットは昨年にはハイテクのアップル(AAPL)の大株主に踊り出たが、チャンスを逸してきたアマゾン(AMZN)の大株主にもなった。バフェットのこれまでの慣例(「ハイテク関連には投資しない」)は、すでにゴミ箱にはいった
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