足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

2017年のお年玉・・・ビットコインを考える

2017-01-05 08:12:38 | 投資戦略
NY株は続伸しダウ平均は1万942.16ドルで引けた。
昨年末に2万ドル台乗せに挑戦し失敗したが、再び期待が出てきた。
この日は先の連銀FOMCの議事録の公開があったが、わずかずつ引締めというトーンに市場は歓迎した。1年前とは異なり相場の関心事は金融政策からトランプ政治に移行している。
NY株の中味はバイオ関連が急騰したほか、引き続き金融が上昇し、自動車、エネルギーが堅調。円相場は117円台で落ち着く。
市場のリード役はバイオ、銀行、証券、自動車、金鉱株で東京市場も追随するだろう。

ビットコイン相場の人気が急速に盛り上がった。
昨日は日本でも1日で10%も上昇し140,000円台になった。関心のない向きには話題、先行と受け止めるが相場の上昇をみていると本年は投資の世界の大きなテーマになる。
われわれも昨年から見方を大きく転換した。ウォーレン・バフェットも通貨としては理論的には合理性が高いと評価する。
昨年末には115,034円であったがわずか1週間で20%も上昇し、東京市場での人気仕手株並みの上昇であった。明らかに本年の大きな話題の投資物件になった。
過去には上昇後、暴落した事例もあるだけに頭から顔を背ける向きも多いが、本年は見方を変えなければならない。昨日の上昇は中国、インドでは通貨を自由に持ち出せないことが材料視され、両国の資産家が動きはじめたと報道された。ドルでの通貨は$1,000を超え3年ぶりの高値。
本日、発行の「トリトンスクエア通信」では取り上げ上昇の背景について詳報した。ことしはわずかでも購入しよう。