足立 真一のTriton Blog

株式投資の実践、グローバルな視点での投資戦略。
銘柄選択は、成長株、中・小型株、新興市場株にバイアスを置く。

フラット・パネル関連に注目

2005-12-18 20:45:51 | 株式
ことしも余すところ2週間は切れた。
8月5日に日経平均11766円で底入れて以来、2回目の短期の調整局面に入ったが値幅の調整は男性的な下げであった。年末から新年にかけての上昇トレンドは変わらない。ニューヨーク株が東京市場より一足先に調整にはいっただけに、日本株には調整ムードからの脱出の材料となる可能性が十分に考えられる。
今週は新興市場のほかに、第1部市場では日本電気硝子(5214)に注目している。ヒントはウォール街でコーニング(GLW)に人気が集まっていることから。3年間で株価は5倍になった。液晶、プラズマのフラット・パネル・デスプレーへの需要が増加し、これから需要の伸びが一段と加速されるというのが材料。NY市場の10~11月上昇相場では人気の先導役となった。世界でフラット・パネルのメーカーはコーニングのほか、日本の旭硝子(5201)、そして日本電気硝子である。
新しい成長市場が開けてきた。
ブラウン管用の生産は海外に全部移管、国内はゼロになった。そしてフラット・パネル用にいち早く切り替えた。目先はトリノ・オリンピック、ドイツのサッカーとテレビ需要を喚起するイベントが来年の前半には続く。
米大手機関投資家のキャピタル・リサーチが12.09%の大株主になった。外人の注目度も高い。この押し目はチャンスである。新年の有望株として注目している。