48歳の中年オヤジ 柔道を始める

48歳の中年が柔道に挑戦!怪我をして一時期柔道をやめようと思いましたが、やはり続けることにしました。いつまで続くかな?

55歳最後の柔道

2019年06月06日 04時30分21秒 | 柔道の練習日記
6月4日 火曜日 55歳最後の柔道

仕事を切り上げて道場に着いたのは夜の8時。残り4時間で56歳に突入である。
あああああ~歳なんて取りたくねえぞー!
誕生日を間もなく迎えるので、自分の歳を意識しまくっております。ジジイになった証拠でしょう(笑)。

着替えて少年部が終わるのを待ちながら柔軟してましたが、その間に続々と人数が増える。
本日は中学生高校生もさることながら、一般の出稽古組の先生が多かった。もちろん皆さん私みたいなヘボい柔道家ではなく、20~30代の現役バリバリの選手でもある。
いやもう、柔道場が狭いのなんの。
もう一つ付け加えるなら、皆さん強いのなんの。

練習の合間に他の先生と話をしましたが、市内のいくつかある柔道場の中では、うち(平坂道場)が、一番人数が多くて一般・高校生が集まってくるとの事です。他はやはり子供や中学生中心だそうで、活気と言う面では断トツらしい。
確かに乱取りになると柔道場が狭い(笑)。隣の人に良くぶつかる。
ただしですね、この私にとっては痛しかゆしでして・・・レベルが高いという事は、私がそのレベルについて行けない(泣)。しくしく。
毎回柔道の練習では必死・必死・必死の形相です。ホントに死に物狂いで練習してます(←これは事実なのだ)。練習が終わったら、性も根も尽き果てるくらい疲れております。
練習後のへたり込んでる私の姿は、「死んでる」という表現がぴったりくる(笑)。車に轢かれたカエル状態。
55最後の柔道も、練習後は「車に轢かれたカエル」になりました。

さてさて最初は寝技乱取りから参加。相手は19歳学生と出稽古組2名(20~30代)。結果はボロ雑巾なんですが(笑)。
「よく見たら、寝技乱取り参加者で50歳オーバーは俺一人やん」
って事に気づいて思わず言ったら。19歳学生に感心されてしまった(笑)。
19歳学生君は中学の頃から知っているのですが、彼が手加減してくれてるのもかかわらず、翻弄されまくってしまった。腕ひしぎ取ろうとして、難なく切られてひっくり返されてしまった。ああああ、パワーでも完全に負けてる(相手は軽量級です、体重差15キロ以上はある)。筋トレして筋肉量は増えてるのに、あっという間に切られたのには驚いた。
出稽古組先生達は、このロートルおやじには皆さん優しくて(笑)、締め技も最初は受けてくれるんですよ。
三角の形を作ってさあ相手の頭を押さえて完成だ・・・ってとこまで受けてくれて、その後頭を抜かれて腕を抜かれ、そのまま上から抑え込まれる。
「ぐうううう~、動けん~」でタップ。
この時点で「車に轢かれたカエル」であった。

さて立ち技乱取りになると、40代50代の先生の参加が増えて、最高年齢参加は80歳手前の師匠であった。ようやく平均年齢が上がった。かと言って私が一番弱い事には違いはないのですが。
昨年中学を卒業して高校に進学したI君が、久しぶりに顔を覗かせた。師匠と3人で話をしていたのですが、高校でも柔道部だそうだ。
「よっしゃあー!俺の相手になってくれ」
と頼み込んだ。最初は師匠と乱取りをして次に私の相手をしてくれました。
I君と師匠との乱取りを横で見てたのですが、組手争いが格段に厳しくなってる。しかも何と師匠相手に体落としで1本取った。
「うわっ、半年でここまで強くなるのか」
終った後に師匠は、「T岡さん、あの体落としに気をつけてね。速いのなんの」
師匠大丈夫です。師匠と練習した内股でI君を投げます。ふふふ、昔みたいに捻りつぶしてやるわい!
と乱取りを始めたが、内股はことごとく阻止され失敗し、スピードの速い体落としを食らって完璧に投げられた。55歳オヤジ、またもや軽量級高校生に負けてしまった。

残りは師匠を始め他の先生方と乱取りでした。
師匠は私の内股をことごとく阻止して、返し技で小外・大内をガンガン掛けて来るので、ホント気が抜けない。I瀬先生の言われるように、内股への繋ぎ方をもっと考えてせなあかん。これは課題。

さて55歳最後の最後の乱取り相手は、お世話になっているI瀬先生であった。
よおおおおし!気合が入る!
気合は入っても、先生の得意技内股を5発喰らって完敗。
「引手で左手を殺され、奥襟の吊り手で頭を押さえられて内股」・・・ううう、このパターンに入られると何も出来ない。最初の引手なんだよなあ。これをどうにかせんと、この必勝パターンに持ってかれる。
と考えてた所へ、意表をついた小外で簡単に転がされてしまいました。
あああああ、最後のはむっちゃくやじい。

もう1本時間があったが、この時点で「車に轢かれたカエル」状態になり、電池切れしました(笑)。
更衣室で駄弁りながら着替えておったのですが、腕がしびれて動かん。ズボンの紐がほどけません。
「I瀬先生、今日が55歳最後の乱取りなんです(笑)。先生に相手をしてもらって気持ち良かったです」と言うと、
「T岡さん、後20年は出来ますよ。お手本がいるではないですか(笑)」
そうなのだ。「56歳になったから柔道が出来ん」と言うと怒られる。現に80近い師匠は、本日も高校生相手に乱取りしていたではないか。
年齢と体力の衰えに対する愚痴は仕方がない。年々白髪が増え、目の焦点は合わなくなり、反応スピードが遅くなってます。皆さん愚痴を聞いてもらうしかないのだ。
「体が動かん!」
「怪我があ~」
ぶつくさ言っております。すいません、聞き流してください (笑)。
愚痴を言いつつも、練習と挑戦は絶対続けるべし。気持ちが折れたら終わり。

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