たまにはぼそっと

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猿田彦の伊勢での時間 その12 誰の御霊

2022-10-19 05:19:53 | 猿田彦
八尺瓊勾玉に宿っているのは、誰の御霊でしょう?

気になるのは、御所の「剣璽の間(けんじのま)」に

神剣(天叢雲剣の形代)と神璽(八尺瓊勾玉)が安置されているということ。

セットになっています。

八尺瓊勾玉が、神器になったのは後の事らしいです。

それまでは、三種の神器ではなく二種の神器とのこと。神剣とセットとして扱われていたのかもしれない

サタヒコ達が伊勢に行った時、三種の神器は最初、斎宮のレイラインの交差する場所に置かれたかもしれません。

その後、飯野高宮神山神社に祀られたと考えます。

宿っている御霊は

八咫鏡は、天照大神=伊勢津彦=サホヒコ

天叢雲剣は、スサノヲ=彦坐王

以上の事を考えると、尺瓊勾玉の御霊は、サタヒコの母親しかいないでしょう。

何回もここで書いていますけど、サタヒコの父親である、彦坐王をスサノヲとするならば、

母親は、クシナダヒメになります。

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日本書紀では、須佐之男命(スサノオ)は、大山津見神の娘にあたる神大市比売(カムオオイチヒメ)も妻の一人とした。

その神大市比売(カムオオイチヒメ)は、稲の神である大年神(オオトシノカミ)と

食物の神様である宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)を生んだと書かれています。
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大年神=サタヒコです。

大御霊神社の祭神は、「大歳神之御子」

田縣神社の祭神は、御歳神(みとしのかみ)と玉姫命(たまひめのみこと)
 
御歳神は、大年神の子です。ですから、大年神=サタヒコで間違いないでしょう。

そのことから、神大市比売=クシナダヒメと考えていいと思います。

すると、大山津見神は、カワカミマスになります。




どうでしょう?これで。   尺瓊勾玉の御霊は、サタヒコの母親で、

クシナダヒメということでいいのでは?

ですから、いつもいっしょに祀られている。

さらに、伊勢の「櫛田川」の名前も、サタヒコの母、本人の名前が使ってあるということで

納得できます。

倭姫が、櫛を落としたからじゃありません・・・

もしかしたら、皇室の人々は、この事をご存じなのかもしれない。  
     

一つ気になる事があります。

神大市比売(カムオオイチヒメ)は、稲の神である大年神(オオトシノカミ)と

食物の神様である宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)を生んだとありますが、

宇迦之御魂神(ウカノミタマノカミ)は誰?

サタヒコのお姉さん?  ヒバスヒメ?


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