湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

困りものは僕のほうだった

2006年05月15日 | 自転車生活
お陰様で昨日で体調はほとんど良くなりました。となると残りはフレームだということで、今日の夕方、信頼できる近くの秋山サイクルさんを訪ねることにしました。。

ところでショップに行く前に、なんとなく胸騒ぎがしたので、もう一度グリスを薄く塗って27.0mmのシートピラーを差し込んでみた。するとこれが今度はものの見事にすっぽりと入ってしまった。う~ん、前回は確かにグリスは塗っていなかったのだけれども、この違いは何なのだ。実に下衆な喩えで大変恐縮なのですが、何となく、初めてのときは全然うまくいかなかったのに・・・というようなちょっと戸惑い気味な童貞喪失的な気分である。まぁ何はともあれ、とくに問題がなくて良かった。



そんなわけで秋山サイクルさんではBBの左側のタップの確認だけをしてもらったのですが、こちらもまったく問題ないとのこと。もし問題があるとしたらBB左面がきちんと平行になっていないだけとのことだが、これに関しては余程きちんと処理されたフレームでなければきちんと平行を出すまでの処理はしてないとのことだった。秋山サイクルさんで扱っているフレームに関しても、ナカガワはきちんとヘッドもBBも切削加工で平行出しをしているが、ズノウのほうはそこまではしていないとのことだった。そしてそれでも問題はないとのことだった。

秋山サイクルさんの頑固な親父さんのことはかなり信頼しているので、その人がそこまで言うのであれば、僕としても安心だし納得である。BBのガタについては、虫食いが出てれば(実際結構出てる)そりゃガタは出るに決まっていると言われた。まぁこれも確かにその通りだよな。そんなわけで、結局とくにBBの修正はしてもらうことなく、少し雑談をしてそのまま帰ってきた。帰りに代金を訊ねると、「そんなものはいりませんよ」と言われたのだが、おかげでこちらはすっきりできたわけだし、困ったときばかり都合よく相談に乗ってもらってばかりいるのも申しわけないので寸志ほどの金額だけ受け取ってもらった。

まぁとにかく、今回の場合はフレームには問題がなかったみたいだ。となると、困りものは僕のほうだったわけですね。う~ん、もしかしたらそうなのではないかと薄々思っていたが、やはりそうだったのか。出品者にあらぬ言いがかりをつけなくて良かった。

ただBBもシートも問題なかったんですが、今日フレームをあらためてチェックしていて、別の問題を発見してしまった。ダウンチューブにほんのわずかですがヘコミがあったのです。で、すぐにトップチューブのほうも確認したのだけれども、幸いこちらにはまったく何の問題もなかったので一安心。同じような位置にヘコミがあった場合はかなりの勢いで壁か何かに激突した可能性がありますから(経験済み)。まぁだからといって気にならないこともないけれども、これくらいのヘコミであれば我慢することにしよう。もしかしたら気づかぬうちに、僕がやってしまったのかもしれないし。

さてフレームの気になる点が一応払拭されたわけですが、レストア完成まではまだまだ時間がかかりそうです。ホイールだって組みなおさないといけないし、細かい部品で手に入るのかわからないものもあったりする。それに手持ちの部品だって、もう少しきちんと磨きをかけなくてならない。とくに急ぐわけではないので、ゆっくりと気長にやっていこうかと思っています。

明日は一日お休み。一応まだ病み上がりだし、天気もあまりはっきりとしないけれども、少しは自転車に乗れたらと思います。


エンドやフォーククラウンはメッキ処理されているが、下地はどうなのだろう?