湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

カルボナーラにはパルメザン

2006年05月08日 | 日常生活
昨日の時点で、今日の天気は曇りのち晴れの予報だったような気がする。けれども、19時頃大船にあるジンギスカンというかなりディープなお店に自転車で向かおうと外に出たら、しっかりとまだ雨が降っていた。部屋のなかから見る限りだと雨やんだように見えていたのに。なんだか無性に残念だった。今日は久し振りに肉が食べたかったんだけどなぁ。そんなわけで、仕方なく今晩も部屋で自炊をすることにした。

今晩つくったのはカルボナーラ。先日買ったモツァレラチーズの塊があるので、それをたっぷり卸して使おうと勇んでつくりはじめた。で、出来上がってみれば、そんなに出来が良かったわけではないけれども、かろうじて炒り卵状態一歩手前といった感じでなんとか踏みとどまることができた。まぁ見た目はともかく、とにかくチーズはたっぷり使ったので、しっかりトロミもあって食欲はそれなりにそそられる。



で、期待たっぷりで食べ始めたんですが、何だか物足りない。まずいわけではないんだけれども、薄味というか、コクがないというか、ちょっとあっさりし過ぎている。それで「もしや?」と思ってネットでカルボナーラのレシピを調べたら、案の定カルボナーラにはパルメザンチーズを使わなくてはいけなかったんですね。

カルボナーラをつくるからと言ってモツァレラチーズを購入しようとしたとき、横にいた友人が「でも、モツァレラチーズはかなりあっさりした味だよ」とか何とか確かに言っていたんですよね。でも僕はそんなことは気にもとめなかった。カルボナーラにはモツァレラチーズという間違った知識が、頭にしっかりこびりついていたから。

いままでは粉チーズでつくっていたのに、ちょっと背伸びしてチーズの塊を買ったのも良くなかった。普通に売ってる粉チーズはパルメザンだから、それを買っていれば間違えようはなかったのだ。そういえば、横にいた友人は「粉チーズ買えば?」とも言っていたような気がする。それにたいして僕はチーズ卸しを買ったからと胸を張って言ったのだ。

昔から僕はあまり人の話を聞かないと言われることがあったのだが、本当にその通りだ。今度からもう少し人の話にきちんと耳を傾けよう。

モツァレラチーズはトマトベースのパスタや、パンと一緒に食べることにして、さっそく明日にでも今度はパルメザンチーズの塊を買ってくることにしよう。