湘南発、六畳一間の自転車生活

自転車とともにある小さな日常

雨のときくらいは、歩くことを楽しもう

2006年05月18日 | 日常生活
雨のなか歩いてアパートまで戻ってきたら、雨のかからない階段下に置いてあるはずの青い自転車(青ポタ車)がない。「盗まれたか?」と一瞬どきっとしたのだけれども、考えてみれば雨が降っているから職場に置いてきたのだった。だからこそ、いま僕はここまで歩いて帰ってきたというのに、何をとちくるってるのかと少し自分にあきれた。

それから、ちょっとした用事があったのでコンビニに行こうと思いさっき部屋を出たら、やはり青ポタ車がない。さっき驚いたばかりだというのに、またしてもびっくりしてしまった。まぁ二度もいちいちどきっとしてしまう僕も僕だけれども、いかに日常生活において青ポタ車が身近にあって、お世話になっているかをあらためて実感させられたりもした。

ところで僕のアパートは静かな住宅街にあって、一番近くのコンビニまで行くのに徒歩だと15分もかかる。だからこそ普段は自転車が大活躍するのだけれども、さっきは仕方ないので往復30分かけて歩いてコンビニまで行ってきた。それで思ったんですけれども、たまにはのんびり歩いて出かけるのも良いものですね。たとえば自転車に乗っているときだと、考え事なんかもとりとめのないことを次から次へといった感じなのだけれども、歩きだともう少しゆっくりとひとつのことについて考えることができる。それから自転車に乗って眺める風景というのももちろん良いのだけれども、普段あまりのんびりと歩いたりしないこともあってか、さっきはゆっくりと歩いて通り過ぎる近所の町並みがとても新鮮に感じたりした。そんなわけで、これからはもう少し歩く機会を増やしても良いのかなと思ったりした。最近はすっかり自転車のスピードと便利さの恩恵に預かってばかりだけれども、僕はもともと歩くのも嫌いじゃないから。

でも、実際晴れた日に自転車に乗らずにのんびりと歩いて散歩したりできるかというと、正直自信がない・・・。なにせ僕は歩くのも好きだけれども、自転車もそれ以上に好きなわけだから。それにわりに僕はせっかちだったりもするので、毎回毎回ちょっとした用事ために往復30分もかけて歩いてコンビニになんて行ってられるか、という気もしてしまう。駄目だなぁ、いかんなぁ。まぁ普段あまりのんびりと歩いたりすることがないのだから、こんな雨降りのときくらいは、すっきりしない空をあまり恨めしく思うことなく歩くことを楽しむとしよう、などと思ったりしたのだった。


青ポタ車、いつもありがとう・・・