その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋四十八手(外掛け)

2009-11-30 20:17:05 | 四十八手

大相撲九州場所は、横綱「白鵬」関が全勝で優勝を飾りました。夢屋四十八手も本日で30手目、本日の決まり手は『外掛け』であります。画像解説では、自分の足を相手の足の外側に掛け倒すことと単純明快な説明であります。子どもの相撲では、良く見る決まり手でありますが、この九州場所では4日目に「岩木山」関が「旭天鵬」関に決めた一番が唯一の記録でした。
           
さて、まずは本日の特ダネから…少々曲った大根は良く目にしますが、ここまで曲れば一級品。根が横に伸びていたのなら、さもありなんではありますが、直立し首を捻った状況は、おそらくカミさんに頭を下げざるを得ない悪さをしたのではないかと勝手に同情しております。これは秋田の大曲って、私の在所は山形です^^;
           
昨年は、秋上げが悪く(秋の長雨が続き)11月に畑に入れるような状況ではありませんでしたが、今年は何とか管理程度はできます。亡くなった私の祖母が畑の片隅で大切にしていた「ウド」の植え替えをしてみようかなどと、掘り返してみると立派な芽が出ておりました。画像は、今年の夏、勢い余って欠いてしまったウドを鹿沼土に挿していたものですが、しっかり根が形成されていました。
                 
今年、7月17日に鹿沼土から恐る恐る抜き取った画像から見ますと成長ぶりが一目瞭然かと思います。古い根は腐り、ミミズがしっかり処理中でした。これから明日を目指す芽と朽ち果てる芽…世代交代と循環が、私たちの目に触れない土の中で行われています。
今夜のお題は『外掛け』…オチの足掛かりが見つかりませんでした^^;

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夢屋四十八手(二枚蹴り)

2009-11-29 23:23:35 | 四十八手

大相撲九州場所も佳境に入り、明日は千秋楽。全勝同士の横綱による楽日決戦を期待していたのですが、残念ながら「白鵬」関が早々と優勝を決めてしまいました。
さて、本日の夢屋四十八手、決まり手は『二枚蹴り』であります。柔道であれば「支え釣り込み足」や「送り足払い」という技にあたります。かつて、横綱「栃錦」が得意にしたとされていますが、記録上では1998年以来、10年以上決まり手として記録されていないそうです。
           
この2ヶ月、何だかんだ色々ありましたが、ようやく雪囲いを終えました。あとは、畑の後片付けや剪定などの作業は若干
残ってはおりますが、自家用車のタイヤ交換さえ終えれば、いつ雪が降ったとしても安心です。そんな季節にも関わらず、畑のキャベツをのんびり屋のモンシロチョウの幼虫が食害しております。そろそろ蛹化しないと雪の下に沈むことになるはずなのですが…。
           
ここのところ、土日関係なく働いてきたのですから、オッカァの不在を良いことに少々贅沢な昼飯を…頂き物のカニ缶を使って「カニ雑炊」。証拠は残さぬよう腹の中に、で完食。これで完全犯罪の成立です。(缶を捨てるのを忘れておりました…^^;)
娘たちのところへ出かけたのですから、帰りは遅いと踏んで、晩飯と言うよりもつまみに「広島風お好み焼き」を焼くことにします。
           
具材は、モンシロチョウも安心して食べていたキャベツにもやし、イカ・エビ・ベーコンのミックス。学生時代、近所のお好み焼き屋のおばちゃんに手ほどきを受けておりますので、傍らで焼きそばを炒めながら、ドッキング。ビール片手につまめば、最高です。が…オッカァが帰るとメールが入り、大慌て??? 一日中、働いた人間が何故ビクビクしなければいけないのだ!!!
これもまた、悲しき習性というものです。
「焼きそば」入りは、自分だけのもの…考え方が、ややセコイ。
「熱いところを早く食べな…。」などと言葉をかけてはみますが、これはもしや、夢屋お得意の「二枚舌」 エッヘッヘ、皆さま、このことはどうぞご内密に願います。『二丁蹴り』を喰らうことになりますので…^^;
           

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夢屋四十八手(かばい手)

2009-11-28 19:37:30 | 四十八手
夢屋四十八手、本日の決まり手は…「かばい手」
これは、決まり手ではございませんが、ひと言にて、ビーフシチューを食べたの食べないのと暴動が起きておりますので、本日、連休の夢ついえ、彼女とのムフフにも恵まれない仙親分と最近、おデートでハッピィなさくら子ちゃんのために、お好み焼きを焼いてあげましたので、仲良く食べてちょうだい。
たまたま、このブログをご覧になった方、大変申し訳ございませんが、ふたりをそっとしてやってください。
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夢屋四十八手(渡し込み)

2009-11-28 18:34:40 | 四十八手
また、週末を迎えました^^; 本日の夢屋四十八手、決まり手は『渡し込み』であります。
大相撲九州場所9日目、朝青龍関が豪快に「掛け投げ」を決めた日、翔天狼VS春日王戦で『渡し込み』が決まり手で記録されておりました。珍しい決まり手を繰り出す力士を振り返ってみますと、モンゴル出身力士が多いことに気付きますが、幕内力士42人の内なんと10人がモンゴル出身だったのですねぇ…。
           
「メヒシバ」の穂に背中を押されながら、メビウスの輪を登ろうとするアマガエル。この世の中、表と思っていたものが実は裏だったり、裏かと思えばまた表…エノコロ草の茎に器用につかまるアマガエルのようであります。時として、目の前に続く軌道を外して歩いてみたいなどと思いもしますが、年齢とともに軌道を歩く楽を憶えてしまうと、なかなか新たな一歩を踏みだすことに抵抗さえ覚えてしまいます。
さて、オッカァに漬物を持たせ、予てより約束していた関東に住む叔父・叔母にも宅配で自慢の「夢じぃ漬け」を送り、お礼の電話が入りました。都会生活の長い人たちには、少々塩辛いかもしれない。などと思っておりましたが、総じて高評価。豚もおだてりゃ木に登る…。また、悪い虫が動きはじめます。今回ばかりは、親から子へと何とか伝わったお袋のレシピでありますが、果たして子から孫へと伝わるものやら。時代とともに少しずつ変化を与え、引き継ぎ守る。ん~今年感じた漬物のキモは、下漬けの際の重し。お袋が言っていた「ビリッと重しを掛けよ!」こうしたキモを『渡し込ま』なければ…などと、かなり厳しい本日のオチであります。
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夢屋四十八手(叩き込み)

2009-11-27 23:13:00 | 四十八手

大相撲九州場所も12日目。優勝戦線も両横綱に絞られて参りましたが、あちゃ~!横綱「朝青龍」関が、叩き込みに沈んでしまいました。と言うことで、本日の夢屋四十八手、決まり手は『叩き込み(はたきこみ)』であります。同じような技に「引き落とし」がありますが、身体を開くか開かないかで、技の名称が変わります。それでは、身体を開くとは…画像のように右足を固定したまま、90度左向け~左!! ハイ、これで低く突っ込んでくる相手の肩口を叩けば、『叩き込み』の完成です。前のめりに両手を着いて倒れる様は、もごさい(方言…かわいそう)ですねぇ。
           
「春の海 終日(ひねもす)のたりのたりかな」とは蕪村の句でありますが、小春日和とは良くいったもので、春の海も秋の空も、晴れ渡れば「のたりのたり」と過ぎていきます。冷たい雨空では、何処かに隠れていたアブや蝶が蜜を求めて、残り少ない花を訪れています。「Oh!キチョウじゃないか。開け、開け翅」と念じてみても我関せず、必死に蜜を吸っています。
           
「開け…そして飛べ」人の意志とは無縁の世界で、残り少ない秋の日を過ごしております。
無愛想なオヤジも今日は、ちと上機嫌。認知症のお袋が残したレシピで作った頑固オヤジの「夢じぃ漬け」をお袋に届けてきました。新型インフルエンザの影響で、面会も制限されている現状ではありますが、寮母さんの計らいでひと言、二言、言葉を交わしてきました。「どうだぁ?」 「ん~おもしぇぜぇ(面白い…楽しいよ)ほら」と指した方向にあったものは、クリスマスリース。
「作ったのか?」
「ほんねげんとよぉ(違うけどね)」
薄れゆく記憶の中で、どこまで認識しているのかさえ不明ではありますが、自分の夫を亡くしたこと、妹の旦那さんが亡くなったことなど、一切、承知せず、別の(自分の)世界で生きているお袋ではありますが、のたりのたりと幸せに日々を過ごしているようであります。
本日のお題『叩き込み』のキモは、「開き直り」にありました^^;
大相撲12日目、朝青龍と日馬富士の一戦は「突き落とし」でした…これもまた「開き直って」誤魔化します。ポリポリ。

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夢屋四十八手(二丁投げ)

2009-11-26 18:20:06 | 四十八手
昨日は、慌ただしさで消化不良の文面と成ってしまいましたが、気合いを入れて本日の決まり手『二丁投げ』をご紹介いたします。この技、柔道では「払い腰」、道着をつかんだ状態で相手を引きつけ、足を払うのであれば理解もできますが、伸びない回しをつかんだ状態で自分の身体を反転し、足を払うことは中々難しい体勢ではないかと思います。
事実、幕内で公式に記録されたのは、最も新しいもので2007年で、それまでの11年間記録として残っていないそうであります。私の記憶にある一番は、雅山が時の横綱「貴乃花」関に放った一番でありますが、物言いの結果、同体で取り直しとなり、記録としては残っておりません。横綱としては、背中から落とされた屈辱的な一番であり、引退につながる一番でもありました。
           
さて、話題を転じて、我が家の庭に目を向けますと『ヒマラヤユキノシタ』がピンク色の花を咲かせておりました。ご当地山形では、例年ですと春先一番に咲き始める花ではありますが、今年は、一株だけ今を盛りに咲いております。関東では12月でも咲く花であり、珍しくもないのかもしれませんが、野の花が絶えてしまう今の季節に屋外で咲きますと、とても貴重であります。
ユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属のヒマラヤユキノシタでありますが、これと同科のユキノシタ属ユキノシタの葉には、消炎・解毒作用がありまして、産褥後の乳房炎や授乳時の乳首の傷に効果があります。おばあちゃんの知恵袋じゃないですよ…^^; 我が長女が低体重児で生まれた時に、公立病院の産婦人科病棟で実際に使われておりまして、雪の中、冷たい思いをしながら採取して持って行った経験があります。その長女も今年23歳になるはずなのですが、明日から慰問にオッカァが東京に出かけます。ガハハ、『二丁投げ』と『ユキノシタ』何の関連性も無いのですが、「足(悪し)を払う」ということで、今夜もオチが…m(_ _)m
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夢屋四十八手(掛け投げ)

2009-11-25 13:00:36 | 四十八手
本日の夢屋四十八手、決まり手は『掛け投げ』であります。
ブログを更新しつつ、タイトルを考えるのがひと苦労…そこで、考えだした相撲の四十八手でありますが、実は現在87手。そろそろ使った決まり手が何だったかうろ覚えになって参りました^^;
がしかし、さすが横綱「朝青龍」関、昨日の九州場所9日目に、本日の「掛け投げ」を決めてくれました。
この技、柔道で言えば「内また」という技で有りますが、足の長い外人力士には通用しないような…。
           

現実に高校時代の先輩で、全日本女子柔道の監督さんである某氏が、高校選抜でアメリカ遠征を果たしたとき、得意の内またを決めようとしたところ、足が届かず空ぶった…という話が、まことしやかな武勇伝として高校内に広がったことを憶えております。
昨日の「朝青龍」関の相手は、同じ外国人力士の「把留と」関…通常であれば、足は届かないはずなのですが、さすが股割の成果で、きっちり内股を跳ね上げておりました。
外に放り出しておいた「金のなる木」に花が咲きました。お題とは一切関係ないのですが、年末ジャンボも売り出し中、今回は、宝くじに「掛け」てみますか…^^;
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夢屋四十八手(送り投げ)

2009-11-23 22:05:50 | 四十八手

本日は勤労感謝の日。それでも、夢屋四十八手は続けます^^; 本日の決まり手は『送り投げ』でありますが、昨日の大相撲九州場所8日目、横綱「朝青龍」関が決めてくれました。話題の提供ありがとうございます。
画像解説では、相手を後方から投げ倒すこととありますが、「いなし」や「しぼり」、まわしを取っての捻りなど、技の前段に仕掛けがあるものです。投げられた相手は、後ろを取られているので、これまた惨めではあります。
                     
今は亡き「古老」の遺言を、ひとつひとつこなしている「夢屋第四代」当主夢じぃの植木屋稼業も最後の詰めを迎えております。仕立てに苦労して、上の頭を切り落とせ…が古老の遺言ではありますが、梯子を枝に括りつけ整枝作業に取り組んでみます。本日、二日続きの晴天なので、結果は後ほどご報告いたします。
           

ということで、4m梯子を上り下りと悪戦苦闘の2時間。結構、スッキリしました。スッキリしたと見るか、切り過ぎと見るか、評価は様々で結構ですが、これでも翌年伸びる枝を見ながら切り詰めているつもりではありますが…天辺は、高さ5mの樹上作業ですから、来年の春、新芽がでたところで考え、評価してみることにしましょう^^;
           
いつものようにカセットコンロでお湯を沸かしながら、何か素材を探していますと「黄菖蒲」が種を付けておりました。「筋労感謝の日」ですから、少々のんびりさせていただいても良いのではないだろうか…。週間天気予報を見ても来週末は、さほど天気も崩れない…ここいらで仕事を『送り投げ』だして、サボることにしました。ちなみに、「キショウブ」の花言葉は「幸せをつかむ。」だそうですから、皆様、日々の勤労に感謝し、束の間の幸せに浸りましょう。


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夢屋四十八手(褄取り)

2009-11-22 19:39:15 | 四十八手
本日の夢屋四十八手、決まり手は『褄(つま)取り』であります。
さて「褄」とは一体何物でしょうか。衣偏であることから着物に関する物ではありますが、着物の裾(すそ)…両端部分なのです。芸者さんのお決まりのポーズである、着物の左褄を取って歩く様を「褄を取る」と言うそうですが、出し投げなどで流れた足の足首やつま先を取って掬い上げ、前に這わせる技で、記録では2000年春場所で曙関が記録しているようです。
           
植木屋「夢屋」開店7日目。今年の雪囲いは、例年より一週間早めてスタートしたのですが、ここ2年程、我が家の古老も整枝作業が行えなかったこともあり枝が伸び放題。茶の間から見える古老自慢の「金伽羅」などは、梅雨明けに剪定したものの、庭の植木はと言えば床屋嫌いの息子の頭のようにボサボサでした。本来、梅雨時に行う作業でありますが、結構成長した庭木の枝を脚立を頼りに剪定していく作業は時間を必要としますので、雪囲いの足場を利用しながら伸びた枝を切っていきますが、気分はちょっとした「植木屋」さん。がしかし、その分、雪囲い作業が遅々として進みません。ましてや11月の雨は、世間様と同じように冷たく「精が出ますね…。」などと声を掛けていただけても、「私が手伝って上げましょう。」などと言って頂けるわけもなく、鼻水を垂らしながらの情け無い作業となります。
           
しかし、今日は、久々の大晴れデス…そろそろ『夢じぃ漬け』もちょうど良い塩梅となっているはずなので…。
           
どうじゃ。今時、沢庵漬けに黄色い色素は使わないのでしょうが、何か黄色くないと沢庵漬けのような気がしなくて…^^;
山形青菜の旨漬けを添えて、今年の『夢じぃ漬け』完成です。子どもたちと関東に住む叔父たちに早速送ろうと思いますが、まずは、我が家のお毒見役であるオッカァに食べさせてからにしようと思います。
あ"~!!!本日の決まり手『褄取り』は何処へ行ったのでしょうか…。取りあえず、毒は「妻に取らせて」大丈夫か、腹痛で這うかを確認してみましょう。
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夢屋四十八手(巻き落とし)

2009-11-21 23:15:20 | 四十八手

ああ本日は、冷たい雨。それでも四十八手は続きます^^;『巻き落とし』であります。
画像解説では相手の出足を利用して、巻き込むように捻り倒すとありますが、これもまた分かりづらい技であります。3年5ヶ月ぶりに政府は、物価が長期的に下落するデフレ状態と認定しました。経済の負のスパイラル…思わずこの『巻き落とし』という技が頭に浮かびました。
           
秋口に弱りかけた「ケラ男」が、畑の穴から顔を覗かせていましたが…、こうした虫たちも何処かへ消えてしまいました。今、東北は冬を迎える準備で大忙しであります。つい2日前の新聞記事では、養殖鯉の水揚げ風景が載っておりました。一説では、昔、養蚕が盛んであったものの、絹糸の出荷という原料供給だけでは収入が上がらず、京の都から織物職人を招聘し、今の米沢織物を振興したとか、繭から取れる蚕の蛹は、肥しかゴミにしかなりませんが、この蛹を鯉の餌として、内陸地方で不足する貴重なタンパク源として、養鯉業を発達させたと言われております。一連の殖産振興策は、名君「上杉鷹山」の善政と言われております。
           
不景気とか「デフレ」という言葉を耳にするたびに、今から250年前の殖産振興策に思いを馳せるのであります。歴史は繰り返すなどと申しますが、こうした善政を学ばずしてどうして歴史を学ぶと言えるのか…などと、ひとりブツブツと文句を垂れる毎日で有ります。一度肥大化してしまった組織の規模を縮小することは、大きな抵抗を招きます。明日、最終回を迎える大河ドラマ『天地人』も、直江兼続の所領に謙信公以来の家臣団を総て受け入れたのが不幸の始まり。いつの日か再度、天下に「上杉」の名を轟かせようとしたものかどうかは分かりませんが、150年の時を経て、上杉藩が困窮を極めたことも事実であります。艱難辛苦の後に財政を立て直した善政こそ見習うべきと思うのであります。本日の決まり手は『巻き落とし』…デフレという負のスパイラルから頭に浮かんだ技ではありますが、本当のオチは経済の『巻き返し』という離れ技だったりして。

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