その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

やっちまったぁ

2014-09-30 20:56:55 | 暮らし

鴨の子を 盥(たらい)に飼ふや 銭葵 (by 正岡子規)

『夢屋ハーブ園』にゼニアオイの花が咲いております。畑にあっては塊根を作り、刈っても刈っても出てくる厄介な草と思っておりましたが、花はハーブティや漢方薬、葉も下痢止めや消炎剤としての薬効があると知るやえっへっへ、ハーブ園の仲間に入れてあげました。実に現金な『夢屋国王』であります^^;
さて、昨夜突然お風呂場で背中の激痛に襲われた『夢屋国王』でありますが、その原因がようやく分かりました。恐る々々、オッカーに聞いてみたところ「酔っ払った時の入浴を禁止します!」とひと言…どうやら、浴槽で足を滑らせ、転ばないように壁に手を着いたところ運悪くお風呂場掃除用のモップを掛けているフックに掌を引っ掛け、同時に背中(脇腹)を浴槽の縁に目一杯打ち付けたらしい。おバカなオヤジは、このように愚かであります。
取り敢えず腰痛防止用の腰椎ベルトで腰を固定し、出稼ぎ先に出勤したのでありますが歩くのが苦しい。打撲傷程度に考えておりましたが、今日、お風呂場で患部を触ってみると、単純な筋肉の打撲では無さそうで、意外に肋骨の後ろ側を1本やっつけちゃったような(骨折)気がするのであります。明日、米の調整(籾摺り・袋詰め)作業があるし、あいやぁ~重い物持てるかなぁ~?
所詮、肋骨をやっつけていても湿布薬とベルトで固定するしか治療法はないから、何とか舐めて治すか…野生児である『夢屋国王』は、少々のキズや痛みは舐めて治しちゃう^^;
まぁ、何とかなるだろう…明日は、明日の風が吹く…って、そういう問題では無いような気もするが…。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サプライズ

2014-09-29 20:03:56 | 暮らし

誰かが ひろった ほおずき ひとつ (by さだまさし)

いくつかの水たまりを残して 梅雨が駆け抜けてしまえば
しめった風の背中越しに きみの好きな夏が来ます

今では「なつメロ」のジャンルで扱われる「さだまさし」さんの「ほおずき」の歌詞を冒頭に^^;
日曜日は、米の籾摺り調整作業を予定しておりましたが、『チャオちゃん』だって自分の田んぼの稲刈りをしなければいけない。『夢屋本田』の調整作業は明日の火曜日に行うことになりました。「さだまさし」さんの歌詞とは真逆で、秋晴れの日曜日…家族を連れてショッピングなどとシャレ込めれば『お父さん』としては合格なのでしょうが、『夢屋国王』の場合は、キャベツ畑の草むしりや「山形青菜」の間引きに施肥、レタスの定植など休む暇など無いのでありますよ。

友人『ノロ君』は、地区中学校新人戦「剣道」の審判員として活動中、夜は審判員の懇親会が催されるものと思うが、万が一のために『夢屋国王』特製の「もつ煮」を準備しておく。夕刻、自宅駐車場に車が止まったことを確認し「今夜は(今夜も)どうだい?」と声を掛けると、な、何と、9月28日は友人『ノロ君』のお誕生日だったのでありました。ひとり寂しく(子分の『半次郎』は居るものの)お誕生日をビールで祝っている『ノロ君』を『第2サティアン』に誘い出して、お誕生会の開会であります。
何のおもてなし料理も無いが、味が染み込んだ「もつ煮」と旬を迎えた「秘伝豆(枝豆)」そして、貧乏百姓必須アイテム「おろ抜き(間引き)高菜の浅漬け」…結構これ美味しいんです^^; で、『ノロ君』のお誕生日を祝うのでありますが…「だったら、『貧乏父さん(H.N.)』も呼ぶべぇ!」、「『イチオ』も家族に相手にされていないはずだから暇だろう…。」などと勝手な決めつけでお誕生会に参加しろと緊急連絡…何だかんだと言いながら集まって来るから『オジSUNず6』は、余程家族に相手にされていないらしい。(『トシパン』は稲刈りで忙しいことが分かっているから声掛けはしません。)

貧乏百姓必須アイテム「おろ抜き高菜の浅漬け」をそれぞれに摘ませ、素材あてクイズを行うが、一発で当てられるオヤジが居ない。最高級の回答は、『貧乏父さん(H.N.)』が導き出した「これホウレンソウ?」であります。まったく、ホウレンソウを漬物にするかね…彼の奥さんはかわいそうであります。一生懸命料理を作っても食べる相手がこの反応では…^^;
何も要らないと言いながら、『夢屋企画』企画部専属イラストレーターの『有季菜先生』とオッカーに、日頃お世話になっている社長・友人『ノロ君』にショートケーキのサプライズプレゼント…ロウソクを灯して、今はなつメロとなった『53才(22才)の別れ』を合唱すれば、お誕生会も最高潮であります…そうそう、我が家の『柴犬コウ(本名:さくら・登録名:龍小町』も大好きな『半ジジ』の顔を舐めてご満悦…巷では、夫婦仲が危機的状態と噂される『夢屋夫妻』でありますが、友人『ノロ君』のお誕生会では上手くやっているように装う二人であります^^;

ちなみに、宴も終了し、お風呂に浸かっていたら…「ぎゃ~!!!!!!!やっちまった~!!!」…ぎっくり腰?いいえ、脇腹の筋肉が攣ってしまったようであります。(スッポンポンの姿でオッカーの肩を借りながら、布団まで運んでもらうという大失態…ん~、決して離婚は無いとは思うが^^;)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カ~ルおじさん

2014-09-28 12:26:06 | 暮らし

めっきり お山も 色付きまして ハァ 俺らがも 今朝から股引はいて
菜っ葉漬けやら 落ち葉炊き なんて便りもやってくる
いいもんだなぁ 故里は キツネが啼いたよ 里の秋~ (by 三橋美智也)

「それにつけても おやつはカール♪」で有名な明治製菓のカールでありますが、本日の『夢屋国王』は、稲を刈~る、『刈~るオジさん』であります。昨日の夕方、田んぼ仕事ではお世話になっている『チャオちゃん』と打ち合わせをしまして、今日の10時から『夢屋本田』はえぬきをコンバイン刈りすることに…当然、前準備としてコンバインが旋回出来るように、事前に田んぼの四隅を角刈りしなければいけないので、国王は8時頃から働いてますけど…^^;『チャオちゃん』も72才、腰が痛いとこぼしておりますが、コンバインもまたお年を召しまして、出力がでなくて悪戦苦闘(毎年のことではありますが…)、それでも古老の代から、気分良く『チャオちゃん』は田植えに稲刈りにと機械作業をしてくれています。
田起こし、代掻き、田植えと機械作業を自分でこなすように成りましたが、稲刈り(コンバイン)だけは、機械を壊すと莫大な修理費用が掛かるので、他人の機械を借りて行うという訳にも行かず、乾燥調整まで『チャオちゃん』にお願いしております。当然、機械作業代金を協定料金で支払いますが、もうひとつの条件は、作業代金精算の際に『チャオちゃん』と酒を飲むこと…これを欠かすと『チャオちゃん』は気分を害するのであります^^;

稲刈り作業が順調に進んでいる時は『夢屋国王』は手持ち無沙汰であり、秋の稲穂を眺めていると「稲こうじ病」が出ている穂を見つけました。3年程前に「稲黒穂病」の穂をブログUpしたことがありますが、それとは似ておりますが、ちと違う。「黒穂病」が真っ黒ならば、こちらの「稲こうじ病」はモスグリーン…残念ながら風に揺れる稲穂ではピントが合わないため、作業が終了した夕方に撮影したので色合いが良く出ておりません。
「稲こうじ病」…稲霊(いなだま)が出る年は、豊作であると言う人もおりますが、収穫した籾の量から推計するに、今年の『夢屋本田』の取れ高は例年をやや下回るのではないかと思っております。
この「稲こうじ病菌」を使って、酒造りをしていると言う方もおりますが、「稲こうじ病菌」はバッカク菌科であり、酒造用の「麹菌」はマユハキタケ科に属する菌であるから、全くの別物であります。自然界にある「麹菌」が混じり酒造されたものと思われます。

そうそう、土曜の朝はオシャレに…そんなテーマで『夢屋国王』の土曜日の朝ご飯を紹介しておりますが、本日稲刈りのため、朝は丼飯をかき込んで角刈りに出掛けました。作業終了後、秋の収穫祭(前祝い)用に、ベーコンとキノコのスープスパをつまみに一杯^^;
結構な分量でありますが、農作業の後はお腹がすくのでありまして、このくらいはペロリと平らげてしまいます。缶ビールひとつで済む訳もなく、DVD鑑賞(ソン・イェジン出演の「サメ」)をしながら、オンザロックで2杯ほど…^^;
稲刈りを済ませた『夢屋国王』のために、せっせこと夕飯を作るオッカーに失礼なので、早めに『第2サティアン』を後にして、晩飯にまた丼飯を一杯…これだけ食べて太らないのは、きっと何処か病んでいるに違いない。満腹中枢が壊れてしまっている『刈~るオジさん』でありましたとさ^^;

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤まんま

2014-09-27 12:19:26 | 暮らし

値くずれに よろこび半値の 赤まんま (by 夢屋)

赤まんま(イヌタデ)は、子どもの頃のママゴトに使われた素材…オジさんは、おママゴトはしませんでしたけど^^; お祝い事があれば、お赤飯(赤まんま)を蒸かして皆で祝ったものであり、子どもの頃はお赤飯が大好きだったのですが、いつの間にやら食べると胸焼けがして量を食べられなくなってしまいました。前日から小豆を茹でて、茹で汁にもち米を浸して色付けし、蒸し上げるなどという手間を掛けてくれる人(祖母やお袋)がいなくなり、自然と家で食べることなどなくなりました。
さて、山形市在住の『山形組事務局長:さくら子ちゃん』が、彼女のブログの中で農家所得を試算してくれています。地元スーパー「生活応援」の26年産はえぬきが、消費税込で10kg当たり3,682円…60kg換算で22,092円で売り出されております。農家の集荷業者への売渡価格が8,500円と発表されましたから、その差額13,592円はどこへ行くのでしょう^^;
彼女が指摘している搗き減り1割(石臼で搗いている訳ではないので、私の経験ではそこまで搗き減りしないと思うが、今度確認してみます。)としても、22,092円×54/60=19,882円…差額は60kg当たり11,382円であります。当然、農協(集荷業者)や経済連手数料、市場手数料、…一番大きいのが一年間安定的に供給するための倉庫保管費用になると思います。今では、米も入札に掛けられるから、人気のあるブランド米は高値で取引されることは当然で、予め出荷する供出米(事前に集荷業者と契約します。)は、入札結果を踏まえながら、3年間掛けて米価が精算されます。(3年間?それだけ米が余っているということです^^;)新聞紙上で公表される買い入れ価格は、当初の集荷時の買い入れ価格(仮契約価格)ということになります。

余り話題になることは少ないのですが、米選別機(ライスグレーダー)の網目…小さな米をふるい落とすのですが、特に固定された基準がなく、例えば品質を保証するために、JA山形おきたまでは、1.90mm(LL網)を推奨しております。さらに、品質を上げるために1.95mm(GL網)を求める場合も…。目幅1.70mmなどというオプションもありますから、LL網を通した後の米を屑米(加工米)として販売した場合、丁寧にS網でふるい直せば、身は細いけれども食味はさほど変わらない米を作り出すことができます。低価格帯のお徳用米などは、こうした米や古米が混ぜられることもあるようです。(品物を扱う者の良心だけの問題かも。)『へそ曲がりおじさん』がおっしゃっている「農家は、屑米を食べている。」というのは、こうしたふるい直した米を食べている農家があるということだと思います。
私の周囲の専業農家は、15町(15ha)程の水田を寄せて(買ったり、借りたり)おりますが、生産調整目標として37%程度の転作を余儀なくされていますから、実質的な米の作付面積は10ha弱、10a当たり11俵の「はえぬき」が収穫できた場合、8,500円×11俵×100=9,350,000円の売上です。生産費は、各農家ともバラバラですが、機械の大型化とともに9割前後まで上昇しているのではないでしょうか? 9,350,000×0.1 = 935,000円という所得(費用を変動的に見ているので、固定費用を考えれば赤字転落です。)を高いと見るか安いと見るか?生産費は変わらず、むしろ、石油の高騰で上昇している昨今、1俵当たり2,500円の買い入れ価格の下落は、直接手取り所得を直撃し、大規模な農家では、
2,500円×11俵×100 = 2,750,000円の所得減となるはずです。
山形県には「つや姫」1俵当たり12,500円があるではないか…ええ「つや姫」は種苗法で護られ、認定農家(一定条件下の大規模農家)しか作付することが出来ないのであります。

今日は『夢屋本田』はえぬきの稲刈りであります。収穫の喜び半分…複雑な収穫の秋を迎えておりますよ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Oh~!べんとう

2014-09-26 12:04:07 | 暮らし

はかなくも 散る線香の 花火かな(by 夢屋)

台風16号は温帯低気圧に変わり、山形県内は久し振りの雨模様であります。畑はカラカラ状態だから、秋野菜にとっては文字通り恵みの雨でありました。『夢屋国王』と言えば、朝から農園の主力換金作物であるニンニクの植え付け作業…雨合羽を羽織ったものの、オッカーに繕ってもらった『ツナギ貧乏バージョン』は太ももの辺りがグチャグチャであります。さらに、『第2サティアン・テラス』は、冬バージョンに改修中だから、テラスは水浸しの状態…急遽、雨樋を打ち付けたり洗面器を置いたりと、子どもの頃味わった貧乏生活の再現となりましたよ^^;
それでも『夢屋ハーブ園』のフェンネルに花が咲き、おしべが線香花火のように飛び出している…和名はウイキョウだから整腸作用があり、来年は魚料理のスパイスや国王の胃腸薬として活用できるのではないかと期待するのであります。ハーブ園を薬草園にするのも悪くはないが、薬効を謳って販売すれば「薬事法」に抵触するはずなので、どうやって売れば良いんだなどと、捕らぬ狸の皮算用をする『夢屋国王』であります。

さて、今日は出稼ぎ先で加入する団体の総会でありました。一日休みを取り傍聴したのでありますが、元々、国王は団体の主義主張と一線を画する立場ですから興味がない…お昼は何を食べようかとか、読み掛けの小説を取り出して読んだりと良い休養を頂きました。お昼…外食を思っていたところにお弁当が配られるということなので、会場のホテルは山形市内でも一流のホテルだから、その内容に期待しました。しかし、何と…

ご覧のように給食センターの普通のお弁当でありました。がっかり(もう、食べちゃってますけれど…^^;)
正直、お昼をパワフルに食べようと思っていた国王にすれば物足りなくてしょうがない。総会の物足りなさと相まって、午後の部の途中から抜け出して、物見遊山の旅に出るのであります。(エスケープは得意中の得意ですから。)
久し振りの山形駅前でありますが、つまらない街であります。大体、都市計画というものに理念がない。城下町にはよくありがちな光景ではあるのですが、商業地なのか住居地域なのか判然とせず、大型店舗に商店は押しやられ、さらには、量販店が郊外に出て行くから平日の人通りも少ない。政令指定都市のある宮城県や新潟県に挟まれ、山形は埋没してしまうのではないだろうかと勝手に心配してあげるのであります。

つまらない総会も終わり、後は100均と量販店巡り…不足するニンニクの種球を買い求め、テラスを掃除する箒を買い足して『第2サティアン』に戻れば、もうテラスの雨だれも乾いておりました。やっぱり、田舎人は畑がよく似合う。ビールを片手に都市計画ならぬ農地利用計画を考える『夢屋国王』でありましたとさ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貧乏臭く…

2014-09-25 21:08:13 | 暮らし

よっこらしょ どっこらしょ ルッコラっしょ^^; (by 夢屋)

まずは詰まらない言葉遊びでした。『夢屋ハーブ園』のルッコラが花を着けました。確かにルッコラもキャベツやダイコンと同じ十字花(アブラナ科)植物でありましたよ。好き嫌いがハッキリ分かれそうな味のする菜っ葉であります。
今朝は、珍しく2度寝してしまいました。昨夜の友人『ノロ君』との「あけびパーティ」が効いたようであります。山形市在住の『山形組事務局長 さくら子ちゃん』は、彼女のブログコメント欄で、「夢屋さんはいつ寝るの?」とか「朝4時には、もう起きているんですか?」などと、しきりに『夢屋国王』の睡眠時間を心配してくれるのでありますが、『夢屋国王』は皇帝ナポレオンと同じように、寝て目が覚めたら起きるということを繰り返しているだけなのであります。だから夜9時に寝て、例えそれが夜中の2時に目が覚めたとしても、睡眠は十分と感じれば、そのまま朝まで起きていますし、今朝のように眠いと感じれば2度寝も決め込む。まぁ、出稼ぎ先では居眠りしながら仕事をしておりますから、睡眠時間は充分足りているはずなのであります。それに、その内、一生目が覚めないまま眠りについてしまう時期が嫌でもやって来るのだから、無理して眠る必要もないと考える次第であります^^;

『夢屋国王』の戦闘服であるツナギの膝が抜けてしまいました。かれこれ7年程着込んでいるでしょうか…綿素材ですから、繊維が薄くなり抜けてもおかしくない分だけ働いて頂きました。しかし、まだ捨てない。「当て布をしてミシンで縫ってちょうだい。」とオッカーにお願いするが、ミシンのアームが届かないらしく縫えませんとのご回答…「ならば、補修するアップリケがあるでしょう?」と、なおも喰らいつくと、アイロンがけで貼り付けるだけの補修材を見つけて来てくれました。「コンセプトは、どこまでも貧乏臭く!」…アイロンで張り付いた補修材の周りを、ご丁寧にかがり縫いして頂きました^^;
『夢屋国王』は、こういうのが大好き…どこまでも貧乏臭く…平気でお店に買い物にも行けまっせ^^;
お尻の辺りが抜けるまで、まだまだ着れるはずであります。さて、こうして節約したお金は…『第2サティアン太陽光発電計画』に投資するのであります。今月末には、太陽光発電によるDVD鑑賞会を実行する…決して『オジSUNずシックス』は、エッチビデオなんか見てませんから…SixとSexのスペル位、まだ間違えませんから…と、終わりも言葉遊びで締めくくる『夢屋国王』であります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あけ美ちゃ~ん

2014-09-24 20:09:32 | 暮らし

人恋し わが身をさらす 開け身かな (by 夢屋)

彼岸の中日、眠れぬ夜を過ごし、夜明けとともにニンジンを間引いていると、友人『ノロ君』は子分の『半次郎』を伴ってやって来た。
「おぉ~!よく働くねぇ~!」(ノロ君)
「あぁ~!コーヒーでも飲むかい?」(夢屋)
いつもこの掛け声で一日が始まるのであります。今朝は『ノロ君』のために特別席を用意しました…朝の冷え込みに堪えきれず薪ストーブを焚いていたから、焚き口に彼用の席を準備したのであります。「薪ストーブ」は、彼が『第1サティアン』で使い始めたことがキッカケでありますが、『第2サティアン』本体では小さいながらも鋳物の本格的な薪ストーブを使い、『第2サティアン・テラス』では、鋼板製の簡易な薪ストーブを今年導入しました。生産物(製品)の売り方、宣伝方法…「東北中央自動車道」開通後のS.A.での観光物産市場への参入方法…軽トラックによるデリバリー商法まで、およそ金に成りそうな事業を、オヤジたちの硬くなった頭で考えるのであります。(まぁ、ほとんどの場合、頭と実現性は薄いのですが…^^;)

午前中、墓参りを済ませ、親類宅の仏様に線香を点てる。「晩年の我が家の古老は、俺や嫁には小言のひとつも言わなかったよ。」喉まで出掛かる言葉を飲み込んで、叔父貴の息子(従弟)に関する小言に、同調もせず、さりとて異も唱えず、今時の若い親たちの考え方をさらりと会話に混ぜ込みながら、素直に年寄りの小言に耳を傾ける良い甥っ子であります^^;
「あぁ~!今日もオンツァ(叔父さん)に口説かれた(小言を言われた)。」とオッカーに報告すると、「たまには、ストレスを抱えている私の小言も聞いてよ。」と曰わるものだから、遅い昼飯をかき込んで『柴犬コウ(本名:さくら 登録名:龍小町)』と『第2サティアン』に逃げ込む、弱っちい『夢屋国王』であります。
例年ならば既に刈り取りが終わっている『第2サティアン』前の『善助さん』ちの田んぼを、働き者の『善助さん』とその妻『クミちゃん(先輩)』、年老いた『善助じいさん』が刈り取り作業の真っ最中…約1町(1ha)の田んぼを2時間30分ほどで刈り上げて行きました。『クミちゃん』が『第2サティアン・テラス冬』の改修作業をしている『夢屋』に笑いながら手を振る…夫婦で「何やってんだか?」などと会話して頂けるだけで、『第2サティアン』宣伝広告計画は着実に進むのでありますよ^^;

さて、冒頭にUpしました「アケビ」でありますが、全国的には「アケビの身(種の周囲)」を食べる(舐める)ことが精々と思われますが、山形県民は「アケビの皮」まで食べてしまうのであります。昨年、庭木に絡みついている5枚葉のアケビを自宅で見つけ、『夢屋農園果樹エリア』に移植しましたところ、従来からあった3枚葉のアケビ共々、今年実を着けました。
キノコと挽肉を炒め、味噌・砂糖を加えて…このままだと具がベチャベチャなので上新粉を混ぜて固め、「アケビの皮」で包んで油で揚げます。アケビのほろ苦さと味噌の甘さがマッチする酒のツマミなのでありますが…夕刻、絶妙なタイミングで友人『ノロ君』とその子分『半次郎』が登場しました。アケビは『ノロ君』の大好物なのでありますよ。
「明美、開け身、あけ美(アケビ)ちゃ~ん!!!」…そう言えば、後輩の明美ちゃん、可愛かったなぁ~^^;
日頃から、人生相談や他人の愚痴を聞くのが出稼ぎ先の仕事であります。家に帰ってまでオッカーの愚痴を聞きたくないわい…オジさんたちは、人生の苦味を味合わなくても良いように、腹の中は苦いアケビで満たして置くのでありますよ。

ちなみに、具材の分量は適当…昔、祖母が作っていたアケビの揚げ物を思い出しながら、調理人としての感と経験で復元してみました^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新米の味

2014-09-23 13:24:33 | 暮らし

厄介な イチビの花も 美しく (by 夢屋)

画像はアオイ科「イチビ」の果実であります。古くから繊維を取るために栽培されてきた帰化植物としてのインド原産「イチビ」と、飼料作物に種子が混入し繁殖した北米原産「イチビ」の2系統があると言われておりますが、荒地に咲く「イチビ」は後者に違いない。牧草に混じって牛が食べると牛乳が異臭を放つと言われているから厄介な代物であります。

さて、連休明けの『夢屋国王』は、何故か米の行商をするハメに…今週末、『夢屋本田』の稲刈りをお願いに『久雄ちゃん』と日程調整をしていると、彼の米保管庫には25年産コシヒカリが、まだ4俵半(270kg)残っているという。「誰か1俵3,000円位で買ってくれないだろうか?」
「何言ってるだチャオチャ(『久雄ちゃん』)!去年売り渡し価格で12,000円だったコシヒカリ1等米を3,000円ということはあるめぇ…ヨシ、オラが売って来てやる。」と安請け合いしてしまったのであります。
地元の大手スーパーでは、在庫処分で25年産はえぬきが、10kg袋1,800円位で売り出されている。25年産コシヒカリが30kg当たり4,000円なら充分勝算があると踏んだのでありますが…「新米が出回るこの時期に、何故古米を買わなければいけないの?」お上品な主婦の反応は冷たい。男どもはと言えば、元々米の値段などに興味が無いから、オッカーに聞いてみないと分からないとつれない返事であります。
しかし、『夢屋国王』の戦略は違う…元々エンゲル係数の高いご家庭を狙い撃ちにすれば良いのだ。育ち盛りの男の子がいるご家庭の主婦を狙えば…「そんなに安く買えるんですか?」との反応であります。はい、今日の行商で3俵24,000円の売上であります^^;


加茂水族館 ミズクラゲの一種

「あ~あ!チャオちゃんから3,000円で買い付けて、8,000円で売り抜けば正味15,000円の国王の儲けである。」…「儲け」とは「信じる者」と書くから、『夢屋国王』を信じてくれた『チャオちゃん』や上客となったエンゲル係数の高い主婦の皆さんを裏切ることは出来ない。差益は、『チャオちゃん』の売掛金の一部に回させて頂くことにいたしましたよ^^;
こんな性格だから、他人の米は売ることが出来ても、自分の米を売ることが出来ないのでありまして、『夢屋王国』のGNPは下がる一方なのであります。しかし、夕刻ツマミを仕入れに地元スーパーに出向くと「26年産はえぬき」が10kg袋2,890円で店頭販売されておりました。60kg当たり17,340円…生産者の売り渡し価格が8,500円の米がであります。「今夜から新米よ!美味しい^^;」などと言いながら、上品な主婦層の方々には食べて頂けるのでありましょうか?確かに、新米は粘り気や風味が違う。しかし、慣れというものは恐ろしいもので、食べている内に劣化していく食味を感じ取れる方々は極稀なはずであります。水加減や炊き方ひとつで、新米の味を台無しにしてしまうこともある。需要と供給のバランスって厄介なものでありますよ。
あの~!『夢屋王国』の「26年産はえぬき」は、低農薬、天日乾燥の1等米なんすけど…誰か買ってもらえませんかねぇ~^^;

注)店頭価格を再確認し、当初のお値段10kg当たり3,800円を訂正いたしました。失礼 m_._m

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稲刈り

2014-09-22 20:02:27 | 暮らし

息子らも 稔れ稲穂に やどる露 (by 夢屋)

連休4日め…代休や忌引き休暇で、『夢屋国王』は連休となってしまいました。さて、『夢屋水田』の稲刈りを21日(日曜日)とするのか23日(秋分の日)にするのか迷い続け、こんな時は、田んぼを監視している『アマ執政』に聞くのが一番と相談してみる。

執政曰く「夢屋本田は、残り肥料が後効きした箇所があり、まだ青い稲穂もあるから、天気と『久雄ちゃん』の都合とを相談しながら、今度の週末に行うのがよろしい。夢屋農園水田エリアは、本日の稲刈りが頃合かと…。」
哲学するアマガエルと『夢屋国王』の意見は一致し、友人『貧乏父さん(H.N.)』の長男『貧乏息子(失礼!)』の応援を要請したのであります。彼は、農協の果樹集荷場で時給900円のアルバイト中…『夢屋農園』は、現在、赤字経営中であるから最低賃金を下回らない程度の時給700円しか支払えないなどと労働条件を示しながら、『第2期研修生』という名目で、オヤジ同様、研修という名の強制労働を強いるのであります^^;

朝露に濡れた稲を刈るのもしんどいことであるから、『夢屋国王』は『第3次越冬隊員』が、快適にこの冬を乗り切れるように、『第2サティアン・テラス』の改修計画を実行する。天井材を銀色の遮光シートから、半透明なビニールシートに張り替えるのであります。このところ朝夕の冷え込みがキツイから、テラス用に簡易な薪ストーブを導入し、昨夜、『オジSUNず』のDVD鑑賞会で順延された「火入れ式」を厳粛な面持ちで実施していると、友人『ノロ君』が子分の『半次郎』を伴ってやって来る。快適で柔らかい薪ストーブの暖かさを感じながら、モーニングコーヒーで朝のひとときを過ごす優雅な戦闘前の光景であります。最近、吠えれば『第2サティアン』でエサにありつけると学習した『半次郎』は、今朝も『夢屋国王』を恐喝し、昨夜の残り物を与えられて満足しております。

約束の午後1時…先週の経験から『体験農業』を実施するには、お客様に一番美味しいところを用意しなければいけないと学習した『夢屋国王』であるから、第2期研修生である『貧乏息子(失礼!)』のために、直線2往復程度の稲を刈り残し、「稲刈りやってみるかい?」と聞いてみる。案の定、彼は食いついてきて、簡単な機械操作説明だけで見事な『一日百姓』に変身するのであります。
『夢屋国王』の体感時計は実に正確であり、1時間ほど作業をすると嫌になってくる。(タバコを吸いたくなる。)気温25℃前後で、快適な天候なはずだが、強制労働を行っていると汗が滲むし、熱中症になる心配は少ないと思うのだか、水分を補給しようなどと声をかけ、休憩を取るのであります。(これが『貧乏父さん(H.N.)』相手なら、こき使うだけこき使ってやるのだが…^^;)
『貧乏息子(H.N.)』も先週の経験が生きて、実に慣れた手付きで「はせ掛け」をこなせるように成りました。稲杭を荒縄で「男結び」で固定しながら、作業が終わったら「男結び」を教えてやるなどと、あくまで『強制労働』を『研修』と言いくるめる『夢屋国王』であります。作業が一段落して、「男結びが出来たら時給を上げてやる。」などと声をかけ、実際やらせてみるとぎこちない手付きながらも、何とか結べるようになり、約束通り時給700円を800円に昇給…^^;
「貧乏父さんも男結びは出来ないはずだよ^^;」と褒めることを忘れずに…。
そして、今日も日が暮れるのでありましたとさ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お留守番

2014-09-21 21:13:08 | 暮らし

待ちますが 早く食わせろ 昼ご飯 (by 夢屋)

彼岸入り、爽やかな秋晴れの土曜日であります。オッカーは長男『ポン太郎君』の進路相談で上京し、『夢屋企画』専属イラストレーターである長女『有季菜先生』は、9月より晴れて正社員雇用となったため土曜出勤。つまり、今日は迷犬『柴犬コウ(本名:さくら)』と『夢屋国王』がお留守番であります。『柴犬コウ』は3歳の誕生日を過ぎ、もう大人だから、ひとりでお留守番も出来るのですが、郵便屋さんのバイクの音や稲刈りのコンバインの音に「ウォ~ン♪」と吠えながらビビっている始末。『夢屋国王』は、埼玉県生まれで、おフランス国籍(ウソ!)の愛犬に『夢屋・ビビリーヌ・さくら』というミドルネームを名付けてあげました^^;

留守番犬の遠吠えが『第2サティアン』まで届くものだから、『夢屋国王』は、もごさぐなって(可哀想に思い)、遂に女人禁制の『第2サティアン』に招き入れることにしました。しかし、畑や田んぼで、のたばらせる(伏せらせる)とご自慢のお毛並みがお汚れになるので、オッカーに怒られてしまう。『第2サティアン』初の女性訪問者には、VIP待遇で本館に居ていただくことにしたのでありますが…オヤジの加齢臭漂う本館は、彼女の鼻を刺激したらしく、アチコチ嗅ぎ周り落ち着かない様子であります。(ほっとけ!お前さんは犬臭いんだから…。)
お上品なお嬢様には、昼ご飯としてお肌(毛艶)によろしいワカメ蕎麦をご準備させて頂きました。(ダイエット中のお嬢様は、一日二食なので、バレるとこれまたオッカーに怒られてしまうのでありますが、ひとりでお留守番をする『ビビリーヌ』にはご褒美を上げなくてはいけません^^;)
お食事後、どうも落ち着かない様子なので、ご自宅までお送りしますと、しっかり草むらにデッカイ「ウ○チ」をされて行きました。何で国王自ら「ウ○チ」の後片付けまでしなければならないのか…VIPなお客様ですから仕方ありませんか…。

時は前後し、土曜日の朝食はオシャレに…と考える『夢屋国王』は、冷え込む朝仕事に身体を温めることを兼ねて、冬越し用の薪を切り出します。イメージは、炭焼き職人が作ったらこんなパスタに…そう、カルボナーラを準備いたしました。自家製の完熟トマトとブロッコリーを添え、『夢屋ハーブ園』からは、パセリなどを拝借いたしましたが、いかがでしょうか?
本来ならば、『夢屋水田』の「はえぬき」を刈り取る予定でしたが、少々登熟が遅れているような気がして今日は手控えました。今年の冬は『第3次越冬隊員』を『第2サティアン』に派遣し、パイプハウスの強度実験を行う予定ですから、気の早い派遣準備作業を進めました。夏場活躍したグリーンの日除けシートを補強材入りの透明なビニールシートに替えて、雪でハウスが潰されないように支柱を1本補強して、新たにハウス用の安い薪ストーブと煙突を設置して…ようやくセッティングが出来た頃、友人『ノロ君』が子分の『半次郎』を伴ってやって来た。
「薪ストーブの火入れ式を執り行う!」(ノロ君)
後はいつものように友人『貧乏父さん(H.N.)』の携帯に連絡を入れ、急遽「火入れ式典」の準備であります。ツマミは『ノロ君』が持参した秋の味覚サンマに畑のわさびダイコンを擦りおろす。何も準備していなかったので畑のキュウリに自慢の辛ニンニク味噌でもろきゅう、非常食のカップ焼きそばで急場をしのぐのでありますが…。
日も暮れ、そろそろ「火入れ式」を執り行うところ…、
「ところで、『アナと雪の女王』観たかい?」(夢屋国王) 
「まだ観てねぇ!若者の会話に合わせるためにも、観るべ見るべ!」(ノロ君)
薪ストーブ火入れ式は、急遽、DVD鑑賞会に変更…少ないツマミを補強するために、再度、カルボナーラを二人前…結局のところ、私、今日一日、ご飯(米)を食べていないんですけど…(コメ農家がこれでは、やっぱ、日本のコメは余るわなぁ~!)

「火入れ式」は、明日、盛り塩をして、こっそりひとりで執り行うことにしますわ^^;

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする