その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(天使の羽)

2011-07-31 20:01:15 | 夢屋王国

何だか足が重い…何したっけぇ…あ、そうか!昨日はヒエ抜きをしたんだっけ。朝仕事は肥料散布して、田んぼを3周したもんなぁ…。
昨日の事さえ記憶が定かでなくなり、気ダルさの原因を考えてあげないと、体調不良なのか筋肉痛なのか分からないお年頃になってしまいました^^;
さて、土曜日の午後は『第2サティアン』の通水祝賀会。友人T、『貧乏父さん』、友人Yをご招待し、同級生オヤジのバーベQパーティであります。(我が家のオッカーザウルスは、運良く東京の講習会に参加しており不在…『夢屋国王』は自由を満喫できるのであります。)
「お"~!!!この肉高かったべぇ。霜降り牛だぁ~。」(友人T)
「最近、こういう肉食ったことが無いなぁ…。」(友人Y)
「フッフッフ!君たち…毎日、ホルモンで鈍った舌を修正するために、たまには、こういうお肉を食べるべきだよ^^; その前に、岩ガキにレモンを搾って食べてみて呉れ給え(嫌味)」(夢屋国王)
定番の「マルニの味付けホルモン@178円」から、今夜は奮発して「焼肉用黒毛和牛カルビ@780円」を提供したのであります。(かなり太っ腹)…大体、店員さんから、「御遣い物ですか?」と聞かれた位ですから…^^;
外は、大雨洪水警報発令中。いつでも『第2サティアン』内に避難できる体制を整えながら、オヤジ4人は、七輪を囲んだのであります。
  
「水が通れば、今度は婦女子もお招き出来るなぁ…。俺は、AKB48の麻里子さん。」(友人T)
「オラ~年齢的に『吉瀬美智子さん』がエエなぁ…。」(夢屋国王)などと、酔いに任せて勝手にお招きする婦女子を想定し、ご馳走する料理を考えるのであります。
さて、酔いが充分回ったところで、話題は『夢屋加工所』商品企画会議に発展します。
『男のつまみシリーズ』第一弾は、「生ニンニクのカリカリ醤油漬け」。掘りたて生ニンニクを12時間以内に漬け込み、冷蔵庫で寝かせること1年。手間隙かけて作ったこの商品を如何にして売り込むか?社長(友人T)の提案に、営業部長(友人Y)、消費者代表(貧乏父さん)がコメントを加えます。
「社長!まず、小瓶に詰め、ワンコインまたは1,000円程度で気軽に手が出せる価格設定とネーミングが重要では無いでしょうか?」(営業部長;友人Y)
「美味くてたまんねぇ。臭くてたまんねぇ。原価割れして金もたまんねぇの三拍子、『たまんね漬け』なんていかがでしょうか、社長!」(コピーライター;夢屋)
              
「いいねぇ。小瓶のラベルデザインは、概ね素案が出来上がっている。あとは、如何にして流通ルートを開発していくかである。そうだ、夢屋のブログを使って、全国展開を図ろう…。」(社長;友人T)
と言う訳で、本日は『夢屋王国(国勢調査)』をお休みし、営業部長(友人Y)の画像審査を受けながら、オヤジたちの夢物語を再現しております^^;
消費者代表の『貧乏父さん』のコメントが無いのは、彼の妻と娘がオープンキャンパスに出掛けたものの、電車に乗り遅れたため、新潟駅・坂町駅での乗り換えを心配し、盛んに携帯メールを送り続けているからであります。アゴ出汁で煮込んだ、夏野菜の『あがっとごえ』(社長オリジナル)をひとり3杯食べることを条件に、『第2サティアン』から帰ることを許す!などと、社長のお達しが出たものですから、気持ちが落ち込んでしまったのではありますまいか^^;
長女に描かせたラベルデザインと打ち抜いた窓越しに見える「米沢の花火大会」を見比べながら、親バカなオヤジたちがそこに顔を並べていたのであります。
              
No.039 シマヘビ Elaphe quadrivirgata 爬虫綱 有鱗目 ナミヘビ科
『夢屋王国』内の国勢調査を進めていく上で、いつかは公表しなければならない生き物であります。国王自身は、ヘビは平気でありますが、婦女子をお招きする際には、ちと問題となります。彼は、何ら悪さをしませんが、その形状で嫌われてしまう可愛そうな奴であります。『第2サティアン』の通水祝賀会に彼もお祝いに駆けつけてくれたんですけどねぇ…^^;
シンクの上のプラムの枝で、オジサンたちの様子を覗っておりましたが、「さぁ、仲間に入れよ」とは、さすがに声を掛けることは出来ませんでした。昨日、収穫したキュウリ37本の内、小ぶりなキュウリ15本は、もろきゅうと酢の物で、オジサンたちに消費していただきました^^;

本日の『キュウリ爆弾』の本数20本!!! 食っても食ってもまだ生り止まず。
ちなみに、表題の「天使の羽」…ブログの内容とは一切関係ございません。
田んぼのガツギ(マコモ)の雌しべが、丁度「天使の羽」に見えたものですから・・・^^;

何だかんだ言いながら、今夜も友人Tと『ニンニク鰹』で晩酌じゃ…!
やべぇ…そろそろ、オッカァザウルスが帰ってくる。

 

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夢屋王国(国勢調査「お」ver.2)

2011-07-30 13:21:40 | 夢屋王国

『夢屋王国』の一夜城、通称『第2サティアン』の改修作業も佳境に入って参りました。当初は、王国内の昆虫や野鳥の観察小屋、夏場の畑仕事の避難所程度を想定していたのですが、室内からウッドデッキへの移動が不便であり、外の景色が楽しめない。友人たちを招待し、バーベQを催しても明かりが無い。調理するための水が無い。雨が続くと排水が取れない…etc.
人間の限りない欲望は、日々増すばかりであります。思い切って、昔の仕事繋がりで建築屋の社長に、壁のぶち抜きとサッシ交換をお願いしてみました。ネットオークションで、我が家の非常時用の発電機を購入し、近所の廃品屋さんからシンクを無償で分けていただきました。仕事で知り合った土木屋さんに敷き砂利と山土の搬入をお願いしちゃいました。
そして、水道…我が家の古老がかつて使用していた工具を使ってポリパイプを配管し、本日、通水式を行う予定であります^^;
国王が工事現場を案内すると、社長をはじめ、皆一様に怪訝な顔を見せ、仕舞いには「ようやるわぁ~!」と笑い出すのでありますが、『夢屋王国』の建国理念と『第2サティアン』の利用法を真顔で語る国王に賛同し(←かなり、無理がある。)協力してくれるのであります。なぁ~んてね、この世の中、仕事が無いんです。景気が良ければ無視されるような仕事も、従業員の日銭稼ぎのためには、雑仕事でも引き受けざるを得ないといったところが現実なのでありますが…。
              
昨日、仕事帰りに現場打ち合わせにやって来た『ナベちゃん』も、畑で取れたアンデスメロンを賂として渡され「他言は無用!」との国王のひと言に頷きながら、現状をボヤいて行きます。
「現場が、杜撰な発注で…。」(ナベちゃん)
「・・・そんな発注が、今時まかり通るんかい??」(夢屋国王)
「また、発注者から事務室からではなく、携帯連絡が入りました…。」(ナベちゃん)
「中小は、最後は誠意ある仕事が、生き残るための方策だよ…。」(夢屋国王)
雨上がりの夕暮れ、ウッドデッキに二人腰掛けながら、ボヤキの聞き役になっておりました。「落とし文」は、公然とは言えないことを書いて、人目につきやすい所に落としておく文書でありますが、藪の中で聞き耳を立てていたオトシブミ♀は、きっとこの会話を彼女の作る揺りかごに、そっとしたためて落として置いたに違いありません。

No.038 セアカヒメオトシブミ♀ Apoderus geminus  昆虫綱 鞘翅目 オトシブミ科
『夢屋国王』の『お狩り場』では、山道でよく見かけますが、夢屋農園の藪で見つけたのは初めてであります。彼女が作る揺りかごは、子どもを育てるためのもの。世の中の不条理を記して、子どもたちの夢を奪うような育て方はしないはずです。堪えて堪えて『ナベちゃん』…^^;

本日の『キュウリ爆弾』の本数37本! 今年2番目の収穫量であります

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夢屋王国(国勢調査「ふ」ver.2)

2011-07-29 12:47:15 | 夢屋王国

「予知夢」を体験されたことがありますか?
昨日の『夢屋国王』は、正にこれを体験することになったのであります。前日の夕方、畑の畝間を除草し、缶ビール一缶で気分は上々、夕飯もそこそこに床に就いてしまいました。こうなると夜中に目覚めブログUp…夜半からの雨で畑には入れないと諦めた途端、眠気が差して横になったのではありますが…。
『ようやく決まった長女の短期アルバイト。しかし、彼女は当日、出社拒否!
「お前、何やってんだぁ~!先方にお詫びの電話を入れろ~!!」(夢屋国王)』
この場面で、目が覚めた…^^; JRも運休となったゲリラ豪雨に、田んぼの排水だけは確認し、今朝の朝仕事は断念。オッカーザウルスに朝方の悪夢を話したのでありますが、まさか、これが現実になるとは…とほほ。
違法行為と脱法行為。世の中は、このギリギリのところで、上手に折り合いをつけながら生活の糧を見出している方がいます。「罪刑法定主義」…国家は、予めどのような行為が犯罪に当たるのかを国民に広く知らしめなければならず、それ以外の行為は自由であることを保障しなければならない。成人は、法を知らなかったなどと言い訳出来ないが、法が想定していない行為に対しては罰せられることはない。後は個人の倫理観・行動規範の問題であります。
  
長女は、彼女が決めてきたアルバイトが違法行為であると認識したようであります。父は、違法行為では無く、灰色ではあるが脱法的要素のバイトと理解し、むしろ、約束した仕事に穴を開ける事の方が相手に迷惑を掛けると判断したのでありますが…。
午後は午後で、お偉いさんのダラダラ会議…汗を拭くフリをして必死で眠気と闘います。やる気の無い退職間際の管理職が主催する会議など、時間の無駄であ~る。こうしてイライラが募ると、昆虫の名前さえ浮かばないのであります。『お狩場』で見つけたチョウの名前が検索出来ないのであります。形状はタテハチョウ科、テングチョウにも似ているのだけれども、翅の紋がテングチョウとは反対である。どこかで見たような気もするのですが、何かが違っているのであります。
夕刻、このところウダウダと休養していた二女も含め『夢屋国王』のお説教タイム…「二十歳過ぎたら、何をやっても文句は言わない。ただし、人間として道を外す行為があれば、親として責任を果たさなければならない・・・。」と説教を垂れるのでありますが…^^;
この社会に対する怒り…怒り…イカリ?
蝶から蛾の類に検索を広げた時、ようやく求める名前にたどり着いたのでありました。イカリモンガ…この頃には『夢屋国王』は、充分「怒りモン」に成っておりましたとさ。

No.037 ブチヒゲカメムシ Dolycoris baccarum 昆虫綱 半翅目 カメムシ科

No.〇×△ イカリモンガ Pterodecta felderi 昆虫綱 鱗翅目 イカリモンガ科

田んぼの畦に咲いたアカツメクサの花の上で、婚約者と見詰め合うブチヒゲカメムシ…『夢屋国王』の横恋慕に、撮影直前離れてしまいました。マメ科やキク科の植物に付き、イネも害すると言われますがどうでしょう?ヒゲ(触覚)の斑(ブチ)が名前の由来であり、「斑髭亀虫」と書きます。一方、『お狩場』で見つけたイカリモンガは「錨紋蛾」と書きます。翅を広げた時の模様を白線でなぞってみましたが(右)、前翅の紋が錨の形状に見えることから付けられた名前です。日中活動し、翅を閉じて止まり、触覚が細いといった蝶の特徴を備えた蛾の仲間です…ところで蝶と蛾の境目って、一体何なんでしょうねぇ?初めて分類した人が、蛾の仲間に入れちゃったのが原因では…なんたって、同じ鱗翅目なのだから…。
本日の『夢屋国王』は、ブチブチと文句を垂れる怒りモンと化している…^^;
(ちなみに、画像はたまたま捕らえたもので、イカリモンガは虎の子の1枚です。)

天の栓が抜けてしまい、昨日から滝なりの雨が・・・田んぼの排水確認!!!
本日の『キュウリ爆弾』の雨、20本・・・意地でも収穫を続けてやる~!

そして、早朝、二女は気合いを注入されたのか、朝一番の新幹線で東京に帰っていったぁ~。
 

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夢屋王国(国勢調査「ふ」)

2011-07-28 16:28:18 | 夢屋王国

山形県高畠町出身の故)浜田広介氏の作品に「よぶこどり」という童話があります。
[http://www.geocities.jp/hirosuketakahata/hirosuke.htm/←童話の内容はコチラ第4話]
カッコウの卵を拾って育てた母リスとひな鳥の物悲しい童話であります。この童話は、カッコウの習性である「託卵」という生態行動がベースになっていると思われますが、私は違ったカッコウにまつわるおとぎ話を祖母に聞いたことがあります。
『昔、仲の良い兄弟がいだっけど。ある日、兄が悪戯をして弟の脚絆の片方を隠してしまったんだど。弟は無くした脚絆を探しに外に出たが見つけられなくて、いつまで経っても家に戻らんねがったど。心配になった兄は、「郭公!郭公!」と弟の名を呼びながら弟を探し回っていだっけど。必死で探し回る兄も、いつの間にか自分の脚絆を片方無くしたっけど。そして、いつの間にかその姿はカッコウになっていだっけど。だから、カッコウの履く脚絆は、いつも片ちんばなんだど…。』
このおとぎ話もまた、広介童話のベースになっているのではないか?などと考えてしまいますが、カッコウの声が響き渡る山々はどこか物悲しく、木に止まった姿は、羽を下に降ろしたポーズを取るので『片ちんば』などという表現をしたのではないかと今では思うようになりました。
注)『片ちんば』という表現は、差別的要素を含んでおりますが、聞いたままで表現しております。
  
さて、『夢屋国王』得意の「親の顔が見てみたいシリーズ」…服を脱ぎ捨てたまま、遊びに出かけた子どもの親は…親探しをする前に、犯人そのものを枝先に見つけました。フキバッタ♂であります。しかし、今の私に子どもの躾を語る資格があるのでしょうか?我が子は、伸び伸びと育てば良いと考える余り、素直ではありますが、一般常識がやや欠如している。(常識の無い点は、私も共通しているかも知れませんが…^^;)いつまで経っても、要らぬ心配をしているバカ親がひとり、ここに居るのであります。「カッコー!カッコー!!何だその格好は…!!!」口うるさいオヤジは、娘たちに嫌われますので、心で思っても口には出しません。まぁ、今のところ、風呂場に脱ぎ捨てたパンツを割り箸で摘まれるような憂き目に合っていないだけマシでしょうかねぇ…^^;

No.〇×△ フキバッタの仲間 Paraparapodisma sp. 昆虫綱 直翅目 イナゴ科
この種は翅が退化して飛ぶことが出来ません。フキバッタの子どもと表現しておりますが、成虫♂と思われます。飛べないことから、移動範囲が狭く、地域限定的な分化をしていると言われ、ここでは、フキバッタの仲間としか同定出来ません。名前の通り、フキやノクズを食草としているようで、『夢屋国王』のお狩り場での撮影のため住民登録せず。お宅では、オヤジのパンツを一緒の洗濯機で洗ってもらえます?

夜中にまとまった雨が降りました。田んぼの水を調整しなければ・・・、本日の『キュウリ爆弾』の本数17本。雨でも収穫を続けましょう^^;

大雨で本日、東京に戻る予定の二女は足止め、長女は短期のアルバイトが決まったのでありますが、朝起きません…今朝、夢で見た情景の再現であります。←どこまでも、親バカであります。

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夢屋王国(国勢調査「ひ」Ver.2)

2011-07-27 09:41:20 | 夢屋王国

昨日は、久し振りに愚痴ってしまいました^^;
気持ちを切り替えるにはどうするのが一番良いのだろうか?などと、友人である『貧乏父さん(H.N.)』のブログを見ていたら朝から更新されている。もしかしたら、彼は休みかも知れない。「どうせ平日の午前中、ウダウダ暇なら遊びに来ないか?」携帯メールを送信すると、早速、返事が来た。
『第2サティアン』でお茶を飲みながら『夢屋国王』の自慢の「ナス漬け」を食べ、『貧乏父さん(H.N.)』は、たっぷり国王の愚痴を聞かされる破目になる。彼が愚痴に聞き飽きて帰ろうとした瞬間を見逃さず、国王は彼が興味を示しそうな餌を撒くのでありました。
「友人Tのチェーンソーを直さないか?」(夢屋国王…普通高校卒機械科心得)
「ツーサイクルエンジン???」(貧乏父さん(H.N.)…工業高校機械科卒)
友人Tは、ネットオークションで中古のチェーンソーを購入したのでありましたが、エンジンのかかり具合が悪く、夢屋農園の作業小屋に放棄してしまっておりました。
「プラグは交換したし、それでも調子が悪いのは、エアフィルター系かキャブレターの詰まりしかないと思うんだけど…。」(夢屋国王…普通高校卒機械科心得)
              
こうしてオジサン二人の俄か修理屋さんの悪戦苦闘が始まったのであります…^^;
子どもの頃、時計や機械を分解して元に戻せなくなったものであります。恐る恐るパーツをひとつずつ外し、内部構造を慎重に確認しながら手術を進めて行きます。エアフィルターの目詰まり無し!キャブレターの位置は…?チェーンソーの心臓部にメスを入れる瞬間、オジサン二人の心臓もバクバク状態であります。「これ以上、悪くなる訳ないから、やっちゃえ、やっちゃえ」時として大胆な行動に出る『夢屋国王』に対し、『貧乏父さん(H.N.)』はあくまでも慎重な態度であります。キャブレターと思わしき部分をガソリンで洗い流し、来た道を慎重に後戻り…。「観血的整復術」は2時間に及ぶ大手術と成りました
主治医である『貧乏父さん(H.N.)』は、エンジン始動まで責任を持って対応してくれたのでありました。手術結果は、概ね良好であります。
              
『夢屋国王』のストレスは発散…オジサン二人の必死な作業を、畑のヒシバッタが覗いて笑ってましたとさ…とほほのほ^^;

No.036 ヒシバッタ Acridium japonicum  昆虫綱 直翅目 ヒシバッタ科
前胸背板が発達し、上から見ると菱形に見えることから、この名があるのですが、飛ぶことよりは跳ぶことの方が得意であり、体長に対する太腿の発達は、立ち幅跳びをさせたら世界チャンピオンクラスであると思います。オジサン二人の悪戦苦闘をヒシヒシと感じていたに違いありません…^^;

本日の『キュウリ爆弾』の本数15本・・・農業改良普及所のラジオ広報では、小まめに収穫することが樹勢を弱めない、上手な栽培方法ですと・・・。

先程、『貧乏父さん』のブログを覗いたら、『夢屋国王』のエサと知りつつ、彼も修理屋を楽しんだようです^^;

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夢屋王国(国勢調査「み」)

2011-07-26 21:22:40 | 夢屋王国

幾つになっても大人に成りきれない…だから『夢屋王国』を建国したのだったろうか?
朝からクレーム処理と敗戦処理…亀の甲より年の功^^;
年々歳々、我が家の古老が丸くなっていった理由が分かるような気がします。人を責めたところで何も解決しないし、自分自身の理想を押し付けたところで人が変わる訳でもない。「唄の文句じゃないけれど、・・・。」晩年の古老の口癖は、世を語るとき、このフレーズが付いておりました。
月曜日の朝くらい、爽やかに、そしてスムーズに社会参画したいものですが、何故か『マルフ(二日酔い)』の連続で、今朝を迎えております。ひと様より遅く定植したカボチャにもようやく花が咲きました。お隣の田んぼの色は濃い、そのお隣の畑では〇〇をもう植えた…。お隣と比べた所で、何も良いことなど有りはしないのに、それでも比較・評価してしまう自分がおります。
              
世の中が黄色く見えるようなカボチャの花で、朝から文句も言わず働いているのはセイヨウミツバチであります。彼女を『夢屋王国』の住民として登録して良いのだろうか?彼女の行動半径は、概ね4km…王国の住民とは、その地で働き、繁殖を繰り返す者たち…と定義すれば、彼女の持ち込む蜜と花粉のある巣箱は、『夢屋王国』には存在しないのでありますから。
ならば、日本ミツバチでも飼育してみるか・・・二日連続の二日酔いで夢物語を始めます。
こんなオヤジを飼育しているオッカーザウルス・・・あんたは偉い!!!

No.035 セイヨウミツバチ Apis mellifera 昆虫綱 脈翅目 ミツバチ科
朝も早よから、カボチャの雄花で蜜集め…^^;
パンピーのリーマンを『働き蜂』などと表現しますが、ミツバチの働き蜂は♀。本当に女性は、文句も言わず良く働くよなぁ…。庶民のサラリーマン代表『夢屋国王』は、文句は垂れますが働かないのであります^^;

本日の『キュウリ爆弾
』の本数20本・・・国王の衰えに比べ、我が家のキュウリは衰えることを知らない

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夢屋王国(国勢調査「こ」)

2011-07-25 13:05:35 | 夢屋王国

2年ぶりに『夢屋国王』の第1お狩場である「蛭沢湖」にへら鮒釣りに出かけ、ひと足早く到着し一人ばかり釣っている『関師匠』に嫌味をたれながらストレスを発散し、日曜日の午後を涼しく満喫いたしました。夕方、馴染みの床屋に出かけ、夏には暑苦しい長く伸びた髪を散髪し、同級生「タケシ」の畑を耕運してあげた。久し振りに幼馴染み3人で、『第1サティアン』で晩酌をしているとスコールのような通り雨。
『アマ執政』による「雨乞いの儀式(前日Up)」の効果は絶大でありました…^^;
子どもの頃から、何の根拠もない伝承があります。ひとつは、蜂に刺されないための呪文「アブランカイ、ソウランカイ。」
釣りの餌にするために、アシナガバチの巣を竹棒で突き、向かって来る蜂に三度ほど早口でこの呪文を唱える…と、蜂に刺されない?
もうひとつは、外遊びをしていて尿意を催し、水路にオシッコをした後は三度「タッペ(唾)」を水路に吐き出す。(お清めの儀式??)
最後は、「カエルを殺すと雨が降る???」という子どもたちの伝承であります。理由など尋ねられても分からない、そう教えられたからそうするだけであります^^;
  
田んぼのイネは、そろそろ「穂ばらみ期」を迎えようとしております。茎の中に幼穂が形成される時期であり、水を最も必要とされる時期でありますが、ぼちぼち、イネの病気も気になる時期であります。イネの葉を見ると画像のように褐変した箇所が見えます。水稲栽培の永遠の課題「いもち病」であり、病変部の中央が菱形になっているのが「葉いもち病」の特徴であります。根元の「葉しょう(鞘)」部分にも病変が…昨年、悩まされた「紋枯れ病」かと思ったのですが、こうして拡大してみるとこれも「いもち病変」のようです。「紋枯れ病」の場合、病変中央部に輪紋が現れます。以前「葉いもち病」が蔓延し、水田全体が麦畑のように茶色に変わった水田を見たこともありますが、ポツポツと探さないと見つからない程度に出ている内は大丈夫。8月上旬に、カメムシといもち病・紋枯れ病予防の『三種混合ワクチン』を散布する予定です。無農薬・減農薬栽培をしたいと思いますが、植物の病気だけは、蔓延するともう止められない…「転ばぬ先の杖」的な防除に成らざるを得ません。
  
6月11日に撮影した田んぼの中のコバネイナゴは、1ヶ月半で、こんなに成長しております。これまた、大量に発生しなければ、少々葉を齧られたとしても恐れるに足りずであります^^;
などと、慢心していると突然畑に現れた『ベートーヴェン』の「運命」が、田んぼにこだまするのではありますまいか…^^;

No.034 コバネイナゴ Oxya yezoensis 昆虫綱 直翅目 イナゴ科
6月に見つけた時から比べると成長が早く、隣の藪の中で見つけたものですから、近縁の「ハネナガイナゴ」見っけ!!!と思ったのですが、コバネイナゴの翅の長短は個体差が大きく、生殖器を解剖し同定しないと、正確な区別が出来ないとか…。悪さがひどければ、『夢屋国王』の手にかかり佃煮になる「運命」であります。ジャジャジャジャ~ん♪

本日の『キュウリ爆弾』の本数12本…まだまだ、収まる気配が感じられない^^;

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夢屋王国(国勢調査「い」)

2011-07-24 21:12:38 | 夢屋王国

昨日、ブログをUpしながら、「旬を味わう」という表現に自分で酔いしれております^^;
『貧乏父さん(H.N.)』にご馳走したジャガイモは、男爵とメイクイーンでありますが、甘くて、ホクホクして美味しいと言ってくれました。「メイクイーンの方が優しい味がした。」とこれまた絶妙な表現をしてくれました。自家用野菜を作っている一番の楽しみは、新鮮素材が持っている味を、飾らないで楽しめることにあります。最近、流通し始めている『山形のダシ』は、夏野菜をみじん切りにして、醤油をかけただけのシンプルな山形県の定番メニューなのでありますが、出汁や化学調味料は一切使わずに、野菜だけのうま味で美味しくいただけます。春アスパラの天ぷらやエシャレットやアサツキなど、今年も春から色々な『男のつまみシリーズ』の開発に挑戦して来ました…^^;
一方、我が家のオッカーザウルスは、元々農家生まれではないので、季節ごとにスーパーマーケットの旬を買い求めて参ります。自家用野菜よりは数週間早く、初物を楽しめる訳であり、食べたい時が一番の旬という、最も合理的な旬を味わっております。
              
ここ2週間程、まとまった雨が降っていないような気がします。夢屋農園の次なる旬と言えば、「枝豆」なのでありますが、今年は「幸福豆」「湯上り娘」「だだちゃ豆」の三種類を時期をずらして定植してみました。それぞれ風味の良い枝豆なのでありますが、最後に定植した「だだちゃ豆」が日照りのため、少しずつ萎れて、欠株が目だってきました。夏の野菜には中途半端に水をかけない…これが、子どもの頃に教えられた鉄則なのですが、さすがに、萎れた「だだちゃ豆」を見ては、この鉄則も破らざるを得ませんでした。
盆から秋にかけての『男のつまみシリーズ』を死守するため、『アマ執政』に雨乞いの祈りを命じた『夢屋国王』でしたとさ…。

No.033 イチモンジセセリ Parnara guttata 昆虫綱 鱗翅目 セセリチョウ科
イネツトムシなどとも呼ばれ、イネやススキなどを食草とします。水田では秋口に大量に現れますが、夏場幼虫態を見かけることが余りないので、イネの害虫としての意識がありません。「旬を味わう」という言葉は、昆虫たちにとって当然の生活習慣なのであるということに、今頃気付く夢屋国王であります。

本日の『キュウリ爆弾』本数22本・・・近所の『テランチャ』にプレゼント^^;
これから、『夢屋国王』の第1御狩り場である「蛭沢湖」へ久し振りに出かけてきます。

『アマ執政』の雨乞いは効果てき面…夕方、スコールのような雨が降りました^^;

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夢屋王国(国勢調査「つ」)

2011-07-23 19:57:41 | 夢屋王国

昨夜は、職場の「生ビール大会」でありました。2時間飲み放題のサンキュープラン(お一人様3,900円)、人はどうして「飲み放題」という言葉に弱いのでありましょうか^^;
夢屋農園のニンニクを持ち込み、すりおろしを肉の漬けダレに入れたり、網焼きにしたりと、店長を横にやりたい放題であります。「美味いっす!!!夢屋補佐」と若い衆のヨイショに上機嫌の『夢屋国王』でありましたが、悲劇は突然やってきたのであります。嘱託のオジサンたちと二次会に繰り出し、さて代行車で帰ろうとした瞬間、「すみませ~ん。ドアロックしちゃいましたぁ~!スペアキーありませんか?」(代行運転手)って貴方…スペアキー持って歩く人います?
スペアキーはあるのだが、車庫を貸していただいている方に預けてある。運悪く家主は不在だったのであります。
「マフラーにジャガイモでも詰め込んで、エンジン止めようか?」(夢屋)
「・・・。(無言)」(運転手)
気落ちしている運転手には、酔っ払いオジサンの冗談も通じない^^;
結局、JAFを呼ぶことにしたのですが、社長は『夢屋国王』の同級生であります。
「まぁ、先に帰ってるから、後はいつものところに止めといて…。」(夢屋)
田舎はとてものどかであります。かばんも弁当箱も車に入れ、エンジンキーを運転手席に置いたまま、一晩、何事も無かったかのようにいつもの駐車場に止めてありました。
              
そんな訳で、友人『貧乏父さん(H.N.)』が、朝仕事の草刈実習(応用編)に来る時間まで、ぐっすりと眠り込んでしまいました。二日酔いのボーっとした頭でモーニングコーヒーを入れ、「今日は、こことそこ…。」草刈作業に目覚めた『貧乏父さん(H.N.)』を実習名目に強制労働でコキ使います^^;
1時間後、「新じゃが」を茹でただけの朝飯とこぶ茶を提供しますと、彼は美味そうに平らげてくれる。さらに1時間30分、彼は文句ひとつ言わず藪と化した夢屋農園(山菜園)を刈り続けてくれたのであります。彼の報酬は、額の汗と「新じゃが」10個、晩酌用のレッドオニオン5個でありました。

No.032 ツマグロキンバエ Stomorhina obsoleta 昆虫綱 双翅目 クロバエ科
『貧乏父さん(H.N.)』の本名である「アブさん」にあやかって、アスターの蜜や花粉を舐めるアブをご紹介しようと思ったのですが、調べてみたらツマグロキンバエ♂でした。「褄黒」と言われるように翅先がやや黒く、複眼の縞模様が特徴的です。『夢屋王国』の報酬は、実に単純明快であります。旬を味わう…これだけで満足し、手伝ってくれる「アブさん」への次なる報酬は、アンデスメロンかトウモロコシになりそうですが、彼は懲りずにまた来てくれるでしょうか?

『貧乏父さん(H.N.)』のブログを覗くと、今朝の草刈実習が記されている。彼は懲りてはいないようだ!!! まだまだ、コキ使える^^;

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夢屋王国(国勢調査「お」)

2011-07-22 17:29:55 | 夢屋王国

昨日、『夢屋国王』は夏休みを取りました。連日の真夏日と節電中の出稼ぎ先、ひと段落ついた仕事…たまには、ゆっくり『第2サティアン』で昼寝でも楽しもう…^^;
「父は、明日夏休み!!!!!」前日、家族に夏休み宣言をする。早朝から働く父に文句を言う家族は居ないし、オッカーザウルスも働き詰めの父の夏休みにむしろ歓迎の意を表してくれたのではありますが…本田の畦畔の草も伸びたことだし、朝仕事に草刈だけは済ませておこう…。
朝5時から草刈を始め、初夏を思わせるさわやかな風のおかげで汗をかきません。調子付いて刈っているうちに時計は7時30分を指しておりました。朝恒例のどんぶり飯を平らげ、横になると時計は9時…『第2サティアン』から見える実習田の草も伸びてきて、客人をお迎えするには見苦しい。レギュラーコーヒーを入れながら、ふと思いつき、また草を刈る。ここもあそこも…『夢屋王国』内の気になる草刈をしていたら、いつの間にか時計は12時30分を指しておりました。
  
お昼もまた、どんぶり飯。食後は、お昼寝を決め込んで・・・2時。そうである『夢屋国王』の夏休みの自由研究は、秋取りきゅうりのための「雨よけハウス」の建設でありました。昨年まで、王国内の開拓前線基地であった『旧第2サティアン(画像左)』(中古のファミリーテント2,000円)に量販店から仕入れた鋼管を切断、組み立てし、念願の「雨よけハウス兼育苗ハウス」の完成であります。浄化槽回りの伸び過ぎた芝を刈り込んで、本日の成果を友人Tに報告し、缶ビールで乾杯!!!気付けば午後7時でありました。さすがのオッカーザウルスも呆れ顔でありましたけれど…^^;
              
アジサイの花に飛び込んで、一心不乱に花粉を集めるオオマルハナバチであります。アジサイの花をすごい勢いで行き来するので、なかなか画像に捕らえることが出来ません。夏休みの『夢屋国王』は、神出鬼没、そうマルハナバチのように易々と捕らえることはできないのであります。出稼ぎ先の職場で、これだけ良く働けば、もう少し『夢屋国王』の評価も上がるのでしょうけれど・・・^^;

No.031 オオマルハナバチ Bombus hypocrita  昆虫綱 膜翅(ハチ)目 ミツバチ科
ミツバチ科が示すように、女王蜂を中心に小さなコロニーを作って生活しております。最近では、ナスやトマトの施設園芸の受粉昆虫としてセイヨウオオマルハナバチが導入されているようですが、交雑の危険性があるため特定外来生物とされています。画像は、在来種のオオマルハナバチですからご安心を・・・。

本日の『キュウリ爆弾』本数12本…まだまだ、『爆弾の雨』は続いております。

今日もまた、冷たい東風…いわゆる「やませ」であり、8月初旬に晴れ間が見えず、冷たい風が吹くと障害型不稔(冷害)が心配されますが、まぁ大丈夫でしょう^^;

ほっほっほ。これから出稼ぎ先の生ビール大会…5時から男の独壇場であります。

コメント (2)
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