その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(ひこばえ)

2012-09-30 06:54:36 | 夢屋工房

昨年、『夢屋工房』営業部長として、営業と言う種を播いておいた『夢屋ニンニク』に突然、地元の食品加工会社よりオファーがやって来ました。ニンニク栽培倍増計画も出荷先に行き詰まり、『夢屋ニンニク生産部』の意欲が減退し始めてきた時期であったので、この申し出は大きい…「ニンニク作って、青森行こう!」とスローガンを掲げた、オヤジたちの夢物語も現実味を帯びて参りました。「行く々々は契約栽培をしても…」との申し出だから、出荷時期や数量、出荷の規格など、営業部長として細部を詰める必要がある。久々の朗報を、商品企画開発部長である友人『ノロ君』にも伝えたいところであるが彼は手術で入院中…研修生(兼営業課長)である『貧乏父さん(H.N.)』も会社の決算期だから呼び出すのが憚られる。この辺りが小規模経営体の泣き所なのであります。今年から専業農家である『トシパン』もニンニク栽培に参入する予定であるから、彼に生産部長というポストを与えて、生産量を確保しなければならないなどと、社長兼営業部長の画策は続くのであります。しかし、『貧乏父さん(H.N.)』だけが、中々研修生から昇格できない。彼にも然るべきポストを用意しなければ…『夢屋工房』は、何処かの第1野党政党のように、ポストを餌に人材(人罪)を集め始め、実力と行動力が伴わない集団に成らないように気を配らなければならない時期に来ているのであります^^;

さて、2週間前に刈り取った稲(ヒメノモチ)の株から「(ひこばえ)」が出て来ました。「蘖」とは、稲に限らず太い幹の根元から生えてくる若芽のことでありまして、稲の場合は、「穭生(ひつじばえ)」とも言うらしい。こうした風景(穭田)を見ていると、稲とはつくづく丈夫な生き物であると思うのでありまして、また丈夫な植物だからこそ、太古の昔から栽培されてきたとも言えるのかも知れません。減反として「青刈り」という生産調整方法が取られていた時は、早めに青刈りを行って「ひこばえ」から稔った稲を収穫したなどという豪傑も現れたので、「青刈り」の実施時期の確認は、一般の転作作物の時期から遅らせて確認作業を行った時代もあるほどなのであります。
人間とは、一人ひとりは弱い生き物でありますが、したたかな生き物でもあります。巻頭画像のアメリカセンダングサの種のように、嫌われながらも、人に纏わりついて子孫を残そうとするタイプもあれば、世話をしても中々育たない植物もある。力強さと弱さを合わせ持った人間は、如何に生きるべきなのか…『夢屋工房』の生き残り戦術や今後の生き方を急に哲学し始める『夢屋国王』でありましたとさ…^^;
ちなみに、アメリカセンダングサの花言葉は、近寄らないで…だそうでありますが、秋を迎え、急に人恋しさを覚える『夢屋国王』は、決して「近寄らないで」などと『名誉ある孤立』を望んだりしない、淋しがりやのオジサンなのであります^^;

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夢屋工房(収量)

2012-09-29 14:24:38 | 夢屋工房

交尾中のモンシロチョウ♀…何故♀だと分るのかと言えば、交尾中に閉じられたこのチョウの翅が、もう一方のチョウの翅を外側から包み込んでいるのでありまして、交尾に至るまでの手順から言って、こちらが♀と確信できるのであります。また、♂に比べてやや体が大きいという外観からも♀であると見分けることができるのでありますけれど…何事も倫理観と手順は重要でありまして、既婚者(交尾後)♀のモンシロチョウは、他の♂の再婚の申し込み(再交尾)を拒否する行動を取ること(腹部を上げて交尾を拒否します。)が知られておりまして、美しい人妻(この場合、他人妻^^;)に恋をして、手順を踏んで求婚したとしても、モンシロチョウ♀は貞節を守り通すのであります。
本当にそうであろうか…乱れた世の中にあっては、昆虫の世界にも例外があるかも知れない。常識という曇ガラスを通して見た世界は、真実を覆い隠すこともある訳だから、『夢屋国王』は「例外」を探して今日もフィールドに出かけるのであります。(学生時代から、こんなことばかりやっているから、人間として一向に成長できないのでありますが…^^;)

カラ梅雨にも、夏の暑さにも負けぬ丈夫な身体を持ち、田んぼに通った結果、平成24年度産米「はえぬき」の調整が済みました。籾の量から見て、昨年を上回る収量が期待され、実際に籾摺りをしてみると、10a当たりの収量が13俵(780kg)を超えておりました。ただし、品質に問題があって、高温障害の結果ともいえる「腹白米」が混じっておりまして、検査結果で2等米の評価を受けるのではないかと次なる心配をしているところであります。

早速、新米を精米して本日からいただく事にします。新米が出来るこの時期に切り替えられるように、自家消費用の飯米を6俵だけに絞って置いたので、台所の米びつはギリギリの状態でありました。気付けば、今日は我が家の古老の立ち日であります。実に因果な時期に亡くなったもので、亡くなる直前に、脱穀調整した米(夢屋が初めて作った米)を見せ、新米を精米してお袋に食べさせたことを報告し、その新米は、故人を送る枕飯(一膳飯)になりました。毎年、新米を調整すると故人を思い出すことになるのですから、残された者(息子)が米を作る限り、忘れられない時期を選んで旅立ったとしか思えないのであります^^;
今年もまた、くたびれ儲けと思いつつ、春にはまた田植えを行う。収穫の喜びは、これからじっくりと味合わさせていただきますか^^;

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夢屋工房(調整)

2012-09-28 08:23:21 | 夢屋工房

栃木県矢板市、茨城県高萩市の国有林を、高濃度に汚染された焼却灰の最終処分場にしよう…寝耳に水の住民に動揺と反対運動が起こっても不思議ではない。その県で発生した汚染ごみを、発生した県に埋め立てる。もっともらしい処分方法でありますが、名指しされた市町村は、そりゃ~怒るでしょうねぇ。1kg当たり8,000ベクレルを超える焼却灰…1年間の追加被ばく線量は、1ミリシーベルト以下という自然界の放射線量に匹敵する量だから、さほど心配ありません…何たって国際基準(IAEA)の年間被爆限度量以下なのだから…???
資源の無い国が世界の資源を買い漁り、加工し、輸出して繁栄を手に入れた国…浪費癖がつき、どの蛇口を開いても安全な水を飲むことが出来て、スイッチを入れれば、煌々と明かりが部屋を満たしてくれる暮らし…それが当然の暮らしの姿であると思っている国民は、ごみもまた自分のところに来るのでなければ、何の問題もないのでありまして、矢板市や高萩市の皆さん、国からの迷惑料をお支払いしますから、我慢してください…こんな解決法をいつまで続けるのだろうか?そして、どこかに埋めなければ、解決しないのだから厄介な問題でもある。

食って食えない訳が無い。毒きのこであっても食えるはずである。ただし、後から腹痛や吐き気が起こったとしても保証の限りではないということを除いては…^^;放射性物質を埋め立てて処分する。原子力発電は、通常稼動している間は、最も安価な発電方法であると宣伝されてきたのであるが、一旦事故が起こった場合や最終処分費を勘案しない算出結果であって、原子力発電をゼロにするなどという妄動は、産業経済を無視した選択であると主だった経営陣が表明するのであれば、そして安全だと言うのであれば、消費電力量に応じて、みんなでコンクリートで固めた焼却灰のペレットを、各家庭で1個ずつ保管することにしませんか?ペレットにはICチップでも組み込んで、割り当てられた家庭の情報を組み込んでおくから、勝手にどこかに捨てたりしたら処罰しちゃう。そんな風に繁栄と危険性をみんなで分担しないと、放射性廃棄物に限らず、一般家庭のごみ焼却場の最終処分地もすべて人口の少ない田舎にすれば問題ないだろうと、繁栄の代償を過疎地が負わなければならなくなるのであります。
国際基準をクリアしている放射性廃棄物は、安全なんだから率先して環境省と国会議事堂の前に積み上げてみよう。我々、官僚も国会議員も安全に執務しております…むしろ、反対運動のデモ隊も押し寄せないから好都合かも^^;貝割れダイコンやホウレンソウを安全だから私は食べますとテレビの前でパフォーマンスを行うのだから、国会議事堂前に積み上げるパフォーマンスも悪くないと思うのですがねぇ…。
いずれ、住民と調整に入っても、光栄な最終処分地に指名された住民が納得するとは思えない。本日、『夢屋国王』は米の調整作業(籾すりと袋づめ)であります。米の調整作業とは、アメリカと最終処分法について、調整会議をすることではありませんと、お断りだけしておきます^^;

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夢屋工房(収穫)

2012-09-27 12:19:01 | 夢屋工房

天気予報は晴れなのに、朝、小雨が降っている…『夢屋王国』では稲刈りを予定していたのでありますが、また順延になるのだろうか…朝一番に仕事の段取りに伺うと機械作業をお願いしている『チャオちゃん』は、11時から始めようと言ってくれたのであります。
朝飯をそそくさと済ませ、田んぼの角刈りを始めたのでありますが、ここのところの雨で水田に水が溜まっているのでありまして、ここ数日見回りをサボり、水抜きを失念していたことを悔やむのでありますが後の祭りというものであります。コンバインはキャタピラを装着しておりますから、水田面が抜かるんで足が取られなければ大丈夫…中干しはしっかり仕上げているので、角刈りなどが鬱陶しいだけで、作業に影響はないのであります。
4月の種蒔きから数えると6ヶ月、刈り取りに5時間程度、辛い、暑いと文句を言いながらも、あっという間に収穫の秋を迎えてしまいました。収穫は軽トラックの収穫袋に満載して2台分とコンバインの貯留部分に少々…籾の量からすれば昨年とほぼ同じでありますから、未熟米(屑米)の量次第で22.5俵~23俵と『夢屋国王』は皮算用をするのであります^^;

青空の下で俵読みをする。俵、表、票…『美しい国、日本』の第1野党となった自民党の総裁選挙が気になるところであります。とは言え、昼ご飯もそこそこに午後からの作業に出たものだから、野党の選挙なんか構っていられない。夕方作業を終え『第2サティアン』に戻ってから、ラジオで結果を確認いたしました。前評判どおり、党員票第2位の方が、国会議員による投票で新総裁に選ばれるという、一般人では到底理解できない結果となっております。党員がルールを作り、それで良いとしているのだから門外漢は何もコメントする必要は無いのでありまして、結局、与党もこの党も何も変わっていないことを国民の前に明らかにしただけであります。
そんなことよりも『はえぬき』の買い入れ価格が1俵当たり2,000円も上がっている。小規模な『夢屋王国』でさえ、年間4万円も売上が違ってくるのでありますから、規模の大きな農家にしてみればありがたい限りであります。あとは二日後、米を調整して出荷するだけなのでありますが、等級の検査結果が気になるところであります。まぁ、いいか…2等が決選投票で1等になるのだから『夢屋米』も1等米に変わるに違いない…いいえ、消費者(国民)を裏切るような等級の改ざんはあり得ないのでありますよ^^;

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夢屋工房(占い)

2012-09-26 18:00:37 | 夢屋工房

すき、きらい、すき、きらい…ネタに困ったオジサンは乙女チックに花びら占いを^^;
コスモスの花びらは八枚(偶数)だから、乙女たちよ、花びら占いをする時は「好き」から始めてはいけません。この場合「嫌い」から始めることによって、必ず「好き」に落ち着くのであります。試行の結果が予め分っているのだから、この場合は、占いとは言わないのでありまして、「作為」ということになる。野に咲く花を手折って占いをするのであれば、花びらの数がかぞえられない花をお勧めいたします。(余計なお世話ですが…^^;)
「コスモス」とは、ラテン語で「秩序ある世界としての宇宙」を意味するらしい。そう言えば、我が家の長男『ポン太郎君』は、ウルトラマン・コスモスの世代だったと回顧するのであります。「ウルトラマン・コスモス」は、それまでのウルトラマンシリーズの勧善懲悪、暴れる怪獣を殺傷するというパターンから、無害化して保護するというスタンスに変化した作品でありまして、考えるに彼の優しさは、この作品の影響ではないのかと、花びら占いから一転、円谷プロの作品と時代背景に思いを馳せる『夢屋国王』であります。

「貧乏人の子沢山」などと言いますが、今朝、久し振りに雨上がりの田んぼを見に行くと、キジの親子が農道を塞いでおりました。親♂♀…子どもが…一瞬の内に藪の中に逃げ込みましたが、まだ、母親ほどの大きさになっていない子どものキジが6~7羽…いやはや、この藪と畑の中で、親子9羽が暮らしていける餌があるのだろうか…人間様の暮らしも儘ならないこの世の中で、キジの親子の行く末を心配する国王でもあります。
キジは、一夫多妻制と言われておりまして、♀が主に子育てをすると言われておりますが、『夢屋王国』の場合は、今朝もご夫妻でおりましたが…以前は、鳥獣保護のために♀キジの狩猟が禁止されていたはずなのでありますが、平成19年10月31日以降の♀キジ狩猟禁止告示が見当たりません…今ではキジの世界も男女平等で、♀キジの狩猟が可能になったのでありましょうか?
コスモスの花を眺めながら、占いや宇宙の秩序、子育てに話が広がってしまう…明日は、ようやく稲刈りが出来そうであります。

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夢屋工房(里の秋)

2012-09-25 12:12:33 | 夢屋工房

静かな静かな 里の秋 お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ 母さんとただ二人 栗の実 煮てます いろりばた

斎藤信夫作詞「里の秋」であります。一番だけを聴いていると望郷の念を覚える歌詞でありますが、元々は太平洋戦争に出征した兵隊さんを励ます内容であったとか…終戦を迎え、歌詞が書き替えられ「里の秋」として、復員する兵隊さんを励まし、復員情報を伝えるラジオ番組に使われたそうであります。単に秋を想う童謡と思っていた曲にも、色々な歴史があるものなのですねぇ…。
さて、男とは気丈に見えても臆病な生き物であります。友人『ノロ君』の手術を控え、昨夜は少々ナーバスな彼の『最期の晩餐』にお付き合いさせられました。約2週間ほど家を空ける彼の代わりに、老いたお袋さんの晩飯とケアをお願いされ、『夢屋国王』はオッカーに丸投げ…こんな時は、看護師だった彼女の力にすがるしかないのであります^^;

雨が降り続き、稲刈りが一向に進まない。『夢屋王国』の稲刈りなど、一日も掛からずに終わってしまう量だから、お天気に任せるしかないのでありますが、今年は猛暑で早生種も晩生種も同時期に刈り取り適期を迎えてしまい、早生種の「ひとめぼれ」は胴白米が、晩生種の「コシヒカリ」は倒伏による品質低下が心配されるようになり、大規模な農家は気が気でないことであろうと心配するのであります。
こんな時は、缶ビールを片手にお天気祭りをするしかない。猛暑が続けば「雨乞い」の酒盛りをし、雨が降り続けば「お天気祭り」…結局のところ、オヤジたちは何かにつけて飲んでいる。酒の話題は「尖閣列島」の領土問題に始まり、「貿易収支」に「エネルギー問題」、「AKB」と尽きることが無いのでありまして、結局のところ、目標を掲げるのは良いが、目標点に達するまでのプロセスを一切示さない『パフォーマンス政治』に飽き飽きしているというところに落ち着くのであります。お百姓さんだって、今よりもっと品質の高い物を生産するために、経験を重ね勉強する。それが換金できる品物まで高めることが出来るのか…作物の品種特性や土壌、肥料、病害虫、消費者の嗜好…たかが百姓、されど到達点までのハードルはかなり高いのであります。県議会や国会議員に勢いで当選し、身分が危うくなると市長選に鞍替えする…政治的な理念を持って生きているのではなく、『政治屋』という自らの職業を守るために活動している議員さん…もう少し、自分を磨き、勉強しなはれ^^;
酔っ払って息巻くオヤジの鼻息は荒い…翌朝、雨に打たれながら蓑を着て外に立たされている、うな垂れたオヤジの姿に見える稲杭に、我が身を重ねることになるのだけれど…^^;

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夢屋工房(かぼちゃん)

2012-09-24 20:57:23 | 夢屋工房

外は雨…ピーカンの日々は何処へやら、最高気温が10℃も違うと肌寒さを感じる日曜日であります。この週末は稲刈りかと思っておりましたが、雨ではどうしようもありません。稲刈りならば言い訳も効きますが、雨降りならば親類宅を訪問し、仏さんに線香を立てるのが家長の務め、午前中は叔父のところに行って世間話などして時間を潰すのであります。
さて、午後は…男の料理は豪快に…収穫したカボチャを使った「ダッチオーブンでの丸焼き」に挑戦したのであります^^;

 

まずは『かぼちゃん』の頭を輪切りにして中の種を大きめのスプーンでくり貫きまして、ベーコンにタマネギ、季節のキノコ(スーパー産^^;)を軽く炒めて塩コショウ。あとはホワイトソース…無い^^;牛乳で代用して『かぼちゃん』の蓋をしてオーブンへ…入らない^^;
こんな時は、アルミホイルで蓋をして予熱したダッチオーブンに投入…。

「待てば海路の日和あり。赤子泣いても蓋取るな???」ジッと我慢の15分であります。その間、ぶどう棚に残ったデラウエアを摘み取って、今年一年の働きに感謝するのであります。今週は最後の下草刈りなどして、堆肥とお礼肥を上げましょうとぶどうに約束するのであります。

外皮から箸が通れば出来上がり…『かぼちゃん』と蓋の外皮の色が違うところが玉に瑕でありますが、問題はお味でありますよ^^;
夕刻、家族で中味?を美味しくいただきました。ホクホク感と食材本来の甘みを期待したのでありますが、この品種は、甘みが薄いようでありまして、思ったほど…。失敗は成功の母である。家族の不評など何のその、第2弾、第3弾の『かぼちゃん』がある内は、『夢屋国王』の挑戦は続くのであります。今朝も雨…雨が降り止まなければ、我が家族の悲劇は続くのであります^^;

 

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夢屋工房(ダッチ)

2012-09-23 07:59:42 | 夢屋工房

今日は何もしない…そう決めた土曜日でありましたが、寝てばかりもいられない損な性格であります^^;
筋播きした「山形青菜」は、このところの雨でヒョウ(スベリヒユ)に負けそうであり、今年挑戦したニンジンも数本抜いてみると手頃な太さになっている。ひと畝ほど草むしりをして、ニンジンを数本引き抜き、お彼岸の来客を迎えていたら、一日が終わってしまいました。夕刻前、ニンジンの過熟による根割れが心配になって、100本ほどのニンジンを引き抜きましたが、又根の物や根割れ、成長不足の物が多くて、真直ぐに伸びたニンジンは30本程度でしょうか。真直ぐだがやや細身のニンジンは、オッカーに自慢するために自宅で食べることにして、又根だが太く育った物は、夕刻『第1サティアン』にやって来た友人の『貧乏父さんA(H.N.)』と『イチオ』にあげることにした。自宅でカレーや肉ジャガに使うには十分な太さであるから^^;
そう今夜は、昨日手に入れたダッチオーブンでローストビーフを作るのだ…しかし、レシピを眺めて驚いた。「牛のヒレ肉1kgを準備して…」ちょっと待っていただきたい。牛肉1kgをご馳走できるほどお財布の中身は分厚くは無いのであります。仕方がないから特売のステーキ用もも肉を買い込むことに^^;

少々、肉に塩コショウをして揉み、焦げ目を付けてから、自家製のタマネギと取れ立てのニンジン、カボチャのスライスをダッチオーブンに入れた頃には、夕日が沈もうとしておりました。電気の無い『第2サティアン』での下準備を終え、手元の見える『第1サティアン』に七輪ごと移動を開始したのでありますが、家主は『体育協会』の芋煮会とのことで不在…戻ってくるまで暫しの我慢と思いつつ、ダッチオーブンを開けてびっくり玉手箱…お肉が薄いし野菜から出た汁で、哀れステーキ用の牛肉は「煮肉」になってしまいました^^;
こういう失敗作は『貧乏父さん(H.N.)』に処分をお願いするに越したことはないのでありまして、野菜の甘みと若干の肉汁がしみ込んだ野菜をいただいていたほうが美味しいと感じる作品に仕上がりました。次回は、値段的にもお手頃な豚のブロックか鶏のもも肉で再挑戦することにしましょう^^;
ビニールハウスの副産物(放射熱)として、今年は手を加えなかったのにイチジクの木が大きくなりました。大量に実を着けているのですが、残念ながら私はイチジクを食べ物として扱ったことがありません。完熟すれば生で食べられるの?甘露煮にするの?遊びのネタが尽きない『夢屋王国』の秋であります。

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夢屋工房(毛なし…)

2012-09-22 12:15:11 | 夢屋工房

アフリカ原産のケナフの花が咲いております。早朝から今日はボランティアのゴミ拾い…一日一善、地球環境に良いことをする立派な『夢屋国王』であります。ケナフは、地元の有志が「地球温暖化防止」という大きな志の下、毎年植えられているものでありますが、茎を炭にして活性炭造りをしたり、紙をすいたりと子どもたちへの環境教育にも活用されているようであります。一年草だから、折角、炭酸同化を行っても焼いてしまえば効果は無いなどとおっしゃる方もいらっしゃいますが、何か環境に良いことをと、目を向けさせる動機付けにさえなれば良いことと思うのですが…。
ボランティアのゴミ拾いも、春秋とかれこれ20年近くやっておりますが、一向に減る気配がありません。釣り人が持ち込む弁当や飲み物の空き缶を、同じ釣り人が回収してまわる。堂々巡りの行為を続ける馬鹿ばかしさ…一人の釣り人が、持ち込んだゴミ以上のゴミを、釣りの度に持ち帰ってくれたならば、こんなボランティアは必要無くなるのであります。とは言え、私とて高速道路を利用すれば、サービスエリアごとにゴミを捨てている者のひとりでありますから、余り大きなことは言えないのでありまして、極力ゴミを出さない生活というものが、どうしたら実現できるのか…包装過剰な現在にあっては、中々難しい問題であります。

ボランティアをした帰り道、ゴミの集積所に拾い集めたゴミ袋を持参すると、バナナが大量に稔っておりました。東北地方にバナナが自生する程、温暖化が進んだのでしょうか?なぁ~訳がないのでありまして、ワルナスビの雄しべと雌しべであります。
バナナと言えば『夢屋国王』がご幼少のみぎりには、高価な食べ物でありました。病床のお見舞いの果物の盛り籠にバナナは付き物だったし、お供えにバナナを持参しても何ら恥ずかしくない立派なものでありました。遠足の果物は二品までと決められると、その一品がバナナならば自慢できたような気がしますし、「パーマン2号」がバナナを食べる様子を見ると羨ましくも思ったものであります。それがいつの間にやら、おやつにバナナを与えられても「バナナ~」と言われる始末…哀れなバナナであります^^;
さて、今日は朝から曇空なので、稲刈りの声掛かりは無いようであります。久し振りに何も用事のない土曜日…のんびりとテレビでも見ながら、身体を休めようと思うのでありますが、窓の外の畑の草が気になる…見ない、見ない。
ケナフの花言葉は「開放感」…決してケナフを「毛無し」と読み間違えないで頂きたい。頭に手をやり、確認する『夢屋国王』であります^^;

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夢屋工房(あめ…)

2012-09-21 12:10:08 | 夢屋工房

「降ればどしゃぶり」…待望の雨も降り始めるとこんなもの。「降り止まぬ雨はない」と考えれば、じっと好日を待つのも決して悪いものではありません。夕方、缶ビールを片手に天気予報を見ていると、翌日の予想最高気温が27℃…ようやく30℃超えの日から解放されるようであります。暑さ寒さも彼岸までなどと言いますが、彼岸の入りとともに茹だるような暑さから解放される年も経験が無いような気がします。
今週末は、一気に周囲の田んぼの稲刈りが進むことでしょう。『夢屋王国』本田の稲刈りは人頼み(機械頼み)だから、相方の連絡次第であります。稲の出穂から積算温度で1,200℃…今年は毎日30℃を超える気温だったのだから、刈り取り適期を当に迎えているのでありますが「明日稲刈りをする」という電話を待つしかなく、今年の作柄は…などと、品質や収量に思いを馳せるのであります。

畑の片隅に植えたかぼちゃを収穫してみました。畑の空きを埋めるために植えているカボチャなので、こうして食べようなどという思いはありません。第一、家ではあまりカボチャを食べませんから^^;
煮ても焼いても食えない奴などと申しますが、カボチャの場合は、煮ても焼いても食べられるのでありまして、あとはこうして食べようという意思次第なのでありますが食指が動かない。ならば週末、豪快にダッチオーブンで丸ごと蒸し焼きにしてみるか?男の料理は豪快に…そうそう、商品券もあったことだし、念願のダッチオーブンを買い求めて、カボチャパーティと洒落込もう^^;
『御毒見役』は、友人『貧乏父さん(H.N.)』を呼べば良いことである。遊びの動機づけさえ起これば、あとは準備をして、仲間を呼べば良い。山形恒例の『芋煮会』シーズンを前に、オヤジの遊びを考える『夢屋国王』であります。はて、稲刈りは…その時はその時であります。
コスモスの花言葉は「乙女の真心」…オヤジの真心をカボチャに詰めて、みんなにご馳走してあげますか^^;

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