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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

若者よ、一気に駆け上がれ…^^;

2025-05-24 06:10:19 | 巡礼

相方『チャオちゃん』の最後の田植え作業…

 午前中に野菜の出荷をして、午後から田植作業のお手伝いをする約束だったのだけれど、家まで迎えに行ったときには、彼はもう家に居なかった^^; 往時の彼なら二日もあれば一人で終わらせているはずの田植えであるけれど、今年はお手伝いの『おやじぃ』の都合もあって、午後から、それも三日に分けて実施する予定であります。(と言うか、今の彼の体力では、丸一日の作業には耐えられないかも知れない。)
 「去年はここに何枚(苗箱の数)使ったっけ?」
 「何言ってんだよ。去年は一人で全部終わしたべぇ。」
 「んだっけがぁ…。(そうだったっけ?)」という二人の会話…そうそう、昨年まで何とか休みながら出来た作業も(特に苗運びは辛そうである。)一人では体力が続かないのである。病気のせいもあるけれど、人間の体力というものは、こんなにも一気に減衰していくものなのかと今さらながら驚いております。(機械に乗るのは大丈夫なんだってさぁ…水路にブリッジは架けているけれど、田んぼに渡り切るまで、こちらはヒヤヒヤものである^^;)何とか、田んぼ2枚の田植えを終えて、今日は『おやじぃ』の田植えを終わらせ、明日から2日間(午後)で『チャオちゃん』の残る田んぼを代掻きして、26日(月曜日の友引^^;)から、二日かけて田植えを終わらせる予定であります…これが最後の『チャオちゃん』の田植え作業となるのでありますが…。


お昼は『冷や丼(新潟弁)』でチャチャッと…

 さて、オッカー不在の日は、やりたい放題し放題…というか居るのよ今日は^^; 珍しく病気で臥せっております。我が亡きお袋は「お産を経験したオナゴは、滅多なことで辛い、苦しいとは言わないものである。オナゴが苦しいと口にする時は、余程具合の悪い時である。」と常々言っていた。『このクソ忙しいときに…』心の中の良からぬ声はするけれど、何も好んで病気になっている訳ではないのだから、心で思ったとしても決して口にしてはいけない。(立場が逆ならどうするね?)時間が無いので、長男『ポン太郎くん』とオッカーの分の『酸っぱくない冷やし中華』を作ったという次第であります。「酸っぱくない」というところがキモ…世の中、最も体力の弱い者に合わせること。この場合、「酢の物」が食べられない『ポン太郎くん』に合わせるのが流儀…世の中、登山で言うところの体力の無い者(弱い者)に合わせた行動を取れば、事故もなく平和に過ごせるというものである(笑)


今が伸び盛りのキュウリを見れば…

 はてさて、今日は『一個下の薫ちゃん』が、彼女のケーキ屋さんで「マルシェ」…イベントをするんだって。10時の開店ということだから、朝取りして袋詰めしたのでは間に合わないから、ご自慢のスナップエンドウを夕刻収穫して準備したところであります。彼女はやり手の経営者だから、男どもはこうして『使いっパシリ』として使われる^^; 今のところ、直売所で連日完売状態だから、彼女の「マルシェ」に出品しなくても捌けるのですけれど、彼女の『遊び(アイディア)』に幼馴染みのよしみでお付き合いしてみたいと思っただけのことでありますが…(笑)
 そうそう、半促成キュウリでした。日々、草丈で5㎝、果実長が1㎝と着実に伸びて行く。これから次々と節ごとに実を付け収穫できるはずであります。時(節:せつ)を得た植物の成長には目を見張るものがありますよ。そして、直ぐ近くでは、集落の頼もしい農業後継者『トッチ』が田植え作業をしております。


「ツリガネズイセン」の花言葉は「淋しい」

 はてさて、収穫の手を休め「お相撲」をテレビ観戦しましてね…大関「大の里関」が先輩大関「琴櫻関」を一気に寄り切り優勝を決め、ほぼ来場所は「横綱」の地位を手中にしたようであります。初入幕からわずか9場所で勝ち得た大出世でありますよ…キュウリといい、『トッチ』そして「大の里関」といい(わざわざキュウリを並べる必要もないのだが^^;)伸び盛り(勢い)というものはそういうものである。人生、追い風の日々ばかりとはいかないけれど、伸びるときは一気に伸びよ、駆け上がるときは一気に駆け上がれでありますよ。(一番体力の無い者に合わせろと言いながらね^^;)良いのよ、いいのよ…才ある者は、いくらでも早く駆け上がり、地位を得て、その後に弱者に手を延べれば良いだけである。(だから、年寄りを邪険にしないでね…それが真意かい^^;)「老兵はただ去るのみ…」…今年から高齢者の仲間入りをする『おやじぃ』だって駆け上がった(どこまで^^;)ときがあったのよ。ただね、日本の零細な農業は、相方『チャオちゃん』のような高齢者によって支えられ、住環境(農環境…日常当たり前に思える光景)が守られてきたことを忘れちゃあいけないよ。今、田植えを終えた小さな未整理地は、来年から耕作者が居ないために荒れ果てるに違いないのである。ヒアシンスにも似た「ツリガネズイセン」の花言葉は「淋しい」でありますよ…(笑)

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アメ(雨)とムチ(無知)^^;

2025-05-23 07:00:20 | 巡礼

これは前夜のご褒美(飴)ですなぁ^^;

 子どもの頃、お袋の実家で遊んでいたら『暴れ牛』に遭いましてねぇ…そのことがトラウマになってしまい『おやじぃ』は牛が怖いのよ。(デッカイ黒い塊だったもの^^;)当時はまだ、肉牛というより、使役牛(牛耕、荷駄用)だったと思うのでありますが、我が祖母は、「牛はビールが好きだから、『仕事を終えたらビールを飲ませてやるぞ。』と言って働かせるけれど、ウソを言って後からビールを飲ませないと暴れる。」などと言っていた。人間では運べない重量の荷物を背負い、人間では耕せない田んぼを起こすのであるから、やはり、それ相応の『報酬』を求めるのもうなずけるけれど、果たして本当にご褒美がビールだったかどうかは定かではありません。『おやじぃ』は、働いても働かなくても、毎晩、ご褒美のビールを頂いております。長男『ポン太郎くん』には、ビールのご褒美がない…それは、働きが悪いからではなく、彼は酒を飲まないだけなのである^^;


朝から突然の大雨…

 確かに午前中は雨の予報ではありましたけれど、自慢のスナップエンドウを収穫していたら突然の雨…ハウスの中だから影響は無いけれど、夏秋キュウリの植床作りがまた遅れてしまう。連続テレビ小説「あんぱん」の音声だけを聴きながら、『おやじぃ』が手掛けているのは半促成栽培のキュウリの摘果作業…初めに植えた畝は管理しているのですが、後から植えたキュウリに手が回らず、脇芽を摘み取っていたら、10節目以下にも果実が花をつけておりましたよ。おぼろげながら『おやじぃ』が、イチゴが上手に作れない理由が見えてきた…5月は主力であるスナップエンドウ、わらびの収穫、そして、田んぼ作業と手が回らないのである。(この前も近所の子どもにイチゴを振る舞おうと思ったら、あんなに実をつけていたはずの「紅ほっぺ」がひと粒も無かった…ダンゴムシの仕業に違いないのである^^;)
 5月でスナップエンドウとわらびの収穫が終息すると、6月はパタリと売れるモノが無くなるんです。いや~菜っ葉はありますけれどね…ひと袋100円をいくら積み上げてもお金にならないのでありますよ。7月の夏秋キュウリの収穫まで、今年は半促成キュウリ(少量)とスナップエンドウ第2弾を試験栽培中でありますがどうなることやら?


先行した株は1番果7㎝に、そして…

 さて、半促成キュウリはまた1日で草丈が5㎝ほど伸びて80㎝に達しました。そして、11節目には「子蔓」が伸長してきましたよ。今年手掛けてみた「吊り下げ栽培」では、「子蔓」の第2節で先を切り取り、「孫蔓」を伸長させ、また切る。これを順次、12節、13節目と繰り返していく訳でありますが、その節ごとにキュウリが収穫できるという仕掛け…棚仕立てでは180㎝程度で「親蔓の芯」を止めますが、「吊り下げ栽培」では「蔓落し」という栽培方法で際限なく?上に伸びるキュウリの「親蔓」と「子蔓・孫蔓」から果実を収穫する手はずなんですけれど…これまた、田んぼや畑の他の果菜類の栽培で手が回るのかどうか心許ない。ここは、やはり長男『ポン太郎くん』の出番でしょう…『技術研修』という名目で、作業を丸投げすれば済む話でありますよ(笑)


今夜の晩御飯もご褒美?

 はてさて、昨夜、久しぶりにオッカーを一喝したことが原因ではないけれど、オッカーが病気になった…。(内容は後日ご報告^^;)大雨の合間をぬって、我が家の本田の田植えを半分ほど終えて、今度は集落でお葬式があり、春作業で何ともご焼香の時間が取れないので、通夜会場に出向きご挨拶だけしてきましたけれど…。そんなかんなで、晩ご飯は『温泉療法』後のタイムサービス半額品で済ますことになった次第であります。今日は相方『チャオちゃん』の田植えを手伝う予定だし、明日の土曜日は一個下の『薫ちゃん』のイベントにスナップエンドウをお届けする予定だしetc.…ほとんど身体に空きが無いのでありますよ。明日の午後に、我が家の本田の残りの田植えさえ終えれば何とか…いやいや、今度は夏秋キュウリの植え込みがある。これでは、いくら「飴(ビール)」を頂いても、『爆発』するわなぁ…疲れた身体に「鞭」を打たれても、そうそう動けませんて。今年は「雨」と「無知」に悩まされそうな年になりそうだわ(笑)

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怒り…そして「分断」^^;

2025-05-22 06:54:28 | 巡礼

昨日は暑かったのでハウスの中で一杯^^;

 朝起きて、自慢のスナップエンドウを収穫し、8時前に一旦中断…何で?そりゃ~貴女、連続テレビ小説「あんぱん」の『朝田のぶ』役の「今田美桜ちゃん」が可愛いもの。(朝の一服の清涼剤…というか、ハウスの中にテレビを持ち込んで、音声は聞いているけれど、手は通路の草むしりをしている^^;)ああ、晴れて蘭子の許嫁と認められた「豪ちゃん」が、出征し戦死したようである。(観てないと分からないよねぇ^^;)戦中、こうした女性たちが数多いたに違いない。一方で「愛国の鑑たれ!」と訓令を受けた新任教師の「美桜ちゃん」は…そういう時代だから、ガッコのセンセとしても「愛国忠臣」を教えなければいけなかったに違いない…。
 さて、そんなドラマの中で、臨時ニュースを伝えるテロップが…(というか、草むしりをしているから、テロレロリ~ン♪、テロレロリ~ン♪)という音に臨時ニュースがあったと気付いただけであるけれど^^;)国民の娯楽、楽しみというものを全く無視しているねぇ…朝のテレビドラマの時間帯を狙って、知名度を上げようなどと思ったとしたならば『犯罪行為』である。江藤農水大臣の辞職…そんなの後からやれや。そして、新大臣に「小泉進次郎農水大臣」…「のうすいだいじん」とタイピングしたら『小泉進次郎の薄い大臣』と変換された(大笑)


キュウリの草丈は2日でまた10cm伸びた…

 困ったときの『小泉くん』…『看板役者』とはそうでなければいけない。財務省に比べてやや見劣りのする農水官僚の尻を叩いて「消費者米価」が下がれば、また男を上げる。取り敢えず来週予定していた備蓄米の入札を中止し、随意契約による売り渡しも検討してくれるんだって…政府が買い上げ価格と倉庫料他経費を上乗せしただけの価格で、全中を介さずに売り渡したならば、少しは『オラだの農協』も焦って、放出量も増えるんじゃないかい^^;
 おいおい、どこの記者さんですかねぇ?「(自身で)お米を買ったことがありますか?」なんてインタビューしているヤツは?問題はそこじゃないだろう…いかに消費者米価を下げるか、その手立てをどう考えているのかということでしょうに。(『小泉くん』の頭の中には、そんな手立ては一切ないと思うけれど、取り敢えず信頼するブレーンから「随意契約」というキーワードを聞きかじって、すぐさま反応しただけだろうに^^;)わざわざ、真摯に「急ぎの時はパックご飯も利用しています。」だって…買ってないことは明々白々でありますけれどね(大笑)


白いスイートピーの花言葉は「ほのかな喜び」

 はてさて、『おやじぃ』だって、生産者米価(売渡価格)が上がればうれしい。しかし、昨年同期比で消費者米価(小売り価格)が倍の値段になっているというのは「異常」としか思えない。(ましてや、それを望んでいる訳でもない。)遂には、ミニマムアクセス(無関税輸入米)以外にも「カルローズ米を無関税で輸入せよ。」という評論家の論調も見られるようになりましたよ。江藤前農水大臣だって、「精米せずに玄米で販売すれば、もっと早く、安く消費者に届けられるはずである。」という考え方が真意であり、それに「洒落」を利かせて「私は米を買ったことが無い。支援者が届けてくれる。」と口が滑ったに過ぎないと思うのだけれどねぇ…(残念!調子に乗り過ぎた^^;)
 『おやじぃ』が今、最も恐れているのは、生産者と消費者の『分断』である。「少々高くても、安心して食べられる国産のお米を選らぶ。」という消費者側の配慮(応援)が崩れ去ってしまうことにある。信頼関係が崩れ去ってしまえば、環境保全機能に着目した補助金も、『税金の無駄』と言われ始まりかねない。農業も環境も、『共存共栄』の中で残されて来たと思う『おやじぃ』でありますよ。ああ、『コメの価格操作はセクシー!』などと、間違っても口を滑らせて発言しないでくださいな『小泉進次郎の薄い大臣』(大笑)

 

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男の甲斐性…^^;

2025-05-21 05:59:02 | 巡礼

あと2周で代掻きも終わるよ…

 スタバのトレードマーク、「サイレン」の語源…さて、何でしょう? 答えはギリシア神話に登場する上半身が人間で、下半身が鳥(または魚)の怪物「セイレーン」であります。(どうしたの急に?)「セイレーン」は、航海中の人々を美しい声で誘惑し、遭難させるんだってさぁ。(というより呼び寄せて喰っちゃう^^;)
 『おやじぃ』は昨日、雨が小降りになるのを待って、本田の代掻き作業に出掛けたのでありますが、『田んぼの海』を小型船舶(トラクター)で航海しておりますと、夕刻「セイレーン」のささやきが聞こえましてね…「早く家に帰ろうよ。」「お風呂に入ってビール飲もうよ。」なんてね。『明日できることは、今日しない。』を生活信条としている『おやじぃ』にしてみれば、『悪魔のささやき』…否、『天使の救い』でありますよ。しかしねぇ、明日は相方『チャオちゃん』の田んぼの代掻きをする約束をしているから、そんな『甘い歌声』をかき消すためには、サブちゃんの「北の漁場」を歌うんだなぁ…「海の~男にゃョ~♪ ドロが~巻いて飛ぶ~♪ 北の~田んぼはョ
~♪ 男の~死に場所サ~♪」…どうせ周りの田んぼは田植えが終わって誰も居ないから恥ずかしくないもんねぇ~(笑) こうして男どもは若死にするのでありますよ…。


朝のチーズトーストよりも…

 もう少しだけ寝させてください^^; 米農家なのに朝はパン食ですか?(我が家の飯米も秋まで持つかどうか…働いてお腹が空いて、前半『おやじぃ』が食べ過ぎた^^;)このところ、何度か米価について思いを書き残しておりますが…ふと代掻きしながら考えたんです。「農水省のお役人て、そんなにおバカだったかなぁ?」…天下の財務省と違って、東大法学部という官僚の定番コースでは無いにしろ、そこそこ賢い人々のはずである、ああ、そう言えば「米不足」の伏線はあったのではないかなんてね…『転作田の5年水張りルール』…一般消費者には関係のない話ではあるけれど、「減反は強制ではない。」としつつも、転作田に5年間に一度も水を導水しないと補助金額を大幅に減らすという制度である。(どうやらそれも2027年には撤回するようである^^;)つまり~いつでも「復田」できるようにしておけということかい?小麦も大豆も米のように水を必要としないから、「復田」したらまた作付けするのに大変なのに…(財務省主導による補助金の大幅カットが裏にあるかも知れない…どこまでも『おやじぃ』の邪推である^^;)


農家戸数はどんどん減っていくのに…

 はてさて、つまるところ『百姓は生かさず殺さず』という古い格言がお国には未だにあるような気がする。そうそう、採算が取れなければ、人口減少で人手不足も来しているから、別の産業に移行してくださいということだろう。『おやじぃ』が子どもの頃から「日本の農家は零細経営である。」と社会科の教科書でも教えられて来たから、大規模化が農政の絶対的命題であり、大規模化によって経費節減と効率化を図っていくしか生き残る道はないという考え方なのだろう。稲作経験15年程度の『俄か百姓』が言っては失礼だが、正直なところ米は『おやじぃ』でも作れた。我が親父に指示された最期の作業メモと記憶だけで、さほどの技術、知見が無くてもそこそこの収量は上げられたのである。稲作専門農家の皆さんご免なさい…でも、単純作業でマニュアル化が可能な作物だから、大規模化も可能なのだと『おやじぃ』は思う。(細かな技術面、知見は当然ありますけれどね。)
 そうそう、今朝のお題は『男の甲斐性』だった…大規模化によって生き残り戦略を練るのも良し、『おやじぃ』のように『農業の隙間』を見つけて取り組むのも戦略であると思う…どちらも女、子どもに飯を食わせることが『男の甲斐性』というものよ。(今度は、女性たちからバッシングを浴びそうである^^;)でもね、生活力のない男に魅力を感じます…イイ男なら別かぁ(笑)
 重い身体を引きずって、今日も頑張る『おやじぃ』でありますが、本日は長男『ポン太郎くん』の給料日でありますよ…う、う、う資金繰りが。オッカーにだって今月の上納金を納める日でもある。今さら後に引けない『男の意地』があるのよ…これでもね(笑)

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忙中に「遺影」を残す^^;

2025-05-20 06:21:36 | 巡礼

10年ほど前から見れば上手になったよ^^;

 この区割りは2時間ほどあれば植付が終わる…大規模農家の8条植えならば、行って戻って、外周を一周すれば終わりかい?(こんな小さな区割りを耕作しているから効率が悪いのよ^^;)それでも家事消費用の飯米は残せる…江藤農水大臣!飯米は作るものであって、決して支援者に頂くモノではありません。それに何だ?「貰った米には、何か黒いモノが混じっている?」昔なら兎も角、今時、そんな米を作っている農家はいないよ…アンダの支援者(宮崎県)は、そんなにズボラな農家なのかい?支援者にも失礼でありますよ…などと怒ったフリをする(笑)
 学生時代の山岳部の先輩(面識はない)が沢登り中に滑落し死んだ…二人の追悼集に残された写真は、若者の最高の笑顔が残されていた。「おやじぃ」はそれ以来、「最高の笑顔」は残すべきじゃないな、などと自分の死を暗示させるような写真を毛嫌いして来たのだけれど、昨年から長男『ポン太郎くん』に田植え作業の雄姿を撮影させております。「そろそろ『遺影』を残す準備もしておかないと…。」なんて言いながら。『ポン太郎くん』は苦笑いしていたけれど、今年の『遺影』候補作は…あらら、いかん!頭にタオルを巻いていた。顔にまだ緊張の色が走っている…これは使えん(笑)


「忙中閑有り」とは…

 昭和の黒幕と言われた「安岡正篤(まさひろ)」の「六中観」という座右の銘のひとつであるらしい。自慢のスナップエンドウが今期の最高収量を上げた日も、朝はいつもの「イレギュラーコーヒー」でスタート…結果、袋詰め作業は遂に「バラ詰め」となってしまった(笑) 何も特別な手立てをしている訳ではないのだけれど、何故か『おやじぃ』のスナップエンドウの女子ウケが良いのよねぇ…今週末に納品を約束している「cocoいずみや」の『薫ちゃん』にも、オッカーのバイト先の事務員さんにもお褒めの言葉をいただきました。恐らくは朝取りして、蓄積されたブドウ糖が呼吸によって消費されない内に食べていただける(産地直送)から、「甘くて美味しい。」と評価していただけるのかも知れない。これに慢心することなく、精進を積みます(笑)


今朝、ハウスに入って驚いた!

 だってさぁ、キュウリの『みどりちゃん』が急に成長しているんだもの…二日前に草丈55㎝だったものが、今朝は65㎝になっていた。(これなら鈍感な『おやじぃ』でも気付きますよ^^;)一番果の収穫まで、あと一週間程度でしょうか?これなら露地モノより約1ヶ月早く収穫できそうであり、6月の端境期の有望な商品となりそうであります。
 野菜農家として自立するための『実験』の連続、今年は遂に『お百姓さん』生活7年目に突入し、『実験』が『実践』として、ようやく歯車(タイミング)がかみ合い始めたような気がします。それでも、種蒔き後の苗や新たな種蒔き作業が積み残されており…長男『ポン太郎くん』にも時間外労働を命じればいいじゃないか…春先の資金繰りが厳しいので、ここで超過勤務を命じると時間給の彼の賃金が跳ね上がるのでありますよ(笑)


ほれ、第二弾のスナップエンドウは「日焼け」…

 はてさて、比較的低温でも育つスナップエンドウと高温を好むキュウリを同じハウスの中で栽培しているからこういうことになる^^; これから脇芽も出て繁茂するであろうから大丈夫だと思うけれど、側面のビニールをまくり上げるタイミングを間違えると、この時期でもハウス内は40℃を超えてしまうのでありますよ。
 そうそう、冒頭は、面識は無かったけれど山岳部の先輩たちの「死」でありましたよねぇ…「現実は小説より奇なり」などと申しますが、追悼集を読んで、彼らの遭難後、家族や友人、彼女も含めて捜索隊が編成されたようでありますが発見に至らず、1年後に仲間が集まり「送る会」を開催したその日に、別の登山者によって発見されたとの一報がもたらされたのだとか…まるでドラマ仕立てのお話である。
 将来ある若者たちが早世してしまうのは、如何ともし難いことではあるけれど、余りにも痛ましい。『おやじぃ』も65年生きてしまった…何も残せない人生ではあったけれど、小さな『実験』の繰り返しが息子を自立させるための手段になるならば…小さな小さな目標ではあるけれど、最高の笑顔の『遺影』を残すためには、もう少し時間が必要なようでありますよ(笑)

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赤いスイートピー(曲)

2025-05-19 07:27:22 | 巡礼

「赤いスイートピー」が咲きましたが…

 しかし、巻きひげがネットに絡まずに花が横向き…根性ねぇなぁ(笑) 100均で2袋110円(消費税込み)で買った種子だから何色の花なのかも知らず、栽培方法も知らないで植えたから、直根系のポット苗は根っこが育苗ポットの中でグルグル…それでも何とか咲きましたよ。それでも上手く咲いたら花束にして、自称聖子ちゃん似と勝手に語っていたオッカーにプレゼントしようと思っていたのだけれど、この花数ではねぇ…6月の誕生日には間に合いそうである。ちなみに、赤いスイートピーの花言葉は「門出」とか「さようなら」というらしい…別に他意はない(笑)
 松田聖子ちゃんと言えば、1922年にリリースした「赤いスイートピー」を思い出す。当時は、赤いスイートピーは存在しないという『都市伝説』があったようですが、実際には1980年代には赤系のスイートピーが存在したとか…奇しくも今回咲いたのは赤系のスイートピーだった。「春色の汽車に乗って♪海に連れて行ってよ♪」実に乙女チックな歌詞であり、どうやら作詞者は、江ノ電をイメージしたらしいのだけれど、江ノ電って「汽車」でしたっけ?(音の流れである^^;)「I will follow you あなたと同じ青春♪走っていきたいの♪」…ええ、40年もいっしょに暮らしているとお互い疲れてきましたけれど(笑)


今日の新幹線は…?

 残念、山形新幹線E8系ロングノーズではなく普通電車だった^^;(復路は、復刻版400系山形新幹線だったゾイ^^;)決して、鉄道オタクではありませんが、山形新幹線停車運動にも携わったものだから、気になるのよねぇ…長男『ポン太郎くん』はジィさんに背負われて、自由通路(跨線橋)から何度も見て来たはずである。残念ながら『おやじぃ』には背負うべき「孫」はいない。(もうそれ以上は言うまい^^;)


疲れたら、一杯飲んで寝るに限る…

 というのは若い内…昨日、早朝の草刈りボランティアに参加して、スナップエンドウの収穫・納品を済ませたら、やっぱり1時過ぎ…いつもならお昼寝して午後の仕事を再開するところですが、外は晴れ…何とか本田の代掻き作業を半分終わらせようと昼寝もせずに田んぼに直行…夕刻までには予定の半分を終わらせましたけれど、足がプルプル。情けないけれど、もう身体が言うことを聞かないのであります。眠れば戻った体力も何やら怪しい。
 朝のボランティアでは、一個下の『薫ちゃん』ちの「角巻き」と「特製パン」をお礼にいただいたのだけれど、どうやら土日限定で焼き上げる食パンらしく、中々手に入らない逸品らしい。疲れた身体を引きずって、帰ってテーブルを見たら、大好きな「角巻き」がひとつも残っていない…『オラがお礼にもらってきたものなのに…』、『オラがお前らの食べ物を少しでも食べようものなら非難ごうごう、雨あられのはずなのに…』何でこういう仕打ちなのよ?言ったら関係悪化が続くので、グッと堪えて言葉を飲み込んで…やっぱり、誕生日のプレゼントは断然「赤いスイートピー」である!今日は先行して代掻きした『夢田』の田植えを午後から始める予定…怒り狂って、事故・怪我するのもバカバカしい。「I will follow you♪」付いて来なくたっていいから…「あなたと同じ青春を散々歩いて来たから」、老後はひとりで歩かせていただきますよ(笑)

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前略おふくろ様(ドラマ^^;)

2025-05-18 05:03:14 | 巡礼

久しぶりに「三色丼」を作ってみた^^;

 学生時代に埼玉県園芸試験場でお世話になり、「三色弁当」を作って大学の研究室で食べていたら「お前、埼玉で同棲しているのか?」と当時の助教に誤解された(笑) オッカーがバイトで不在の土曜日はやりたい放題し放題^^;
 納品後、雨で少々肌寒かったので「味噌ラーメン」が食べたかったのだけれど、『咲さんの揚げ出し豆腐』で使った鶏のミンチが残っていることを思い出したので、久しぶりに「三色丼」を作ることにした。「卵を2個も使った。」と後から言われないように、卵は1個で上手に炒り卵の黄色が出せました。ホウレンソウもあるけれど、過熟したスナップエンドウを使ったグリーンピースで緑色を演出しました…野菜不足は、残りモノのカリフラワーと、味噌汁替わりの味噌ラーメンのもやし、セリで補給しましてね^^;


簡易促成栽培のキュウリは草丈55㎝ほどに

 前略おふくろ様
 大好きな缶ビールが冷蔵庫に入っていなかったのは、オラの不始末であって、決してヨメのイジメではありません。氷を浮かべて飲めば特段問題ありません。わらびのアク抜きをしておきましたが、食べていただけないのは「食べて良いよ。」と言わないオラが悪いだけです。前略おふくろ様 色々苦労もありますが、それは神が与えた試練ではなく、自分が選択した結果であります。ようやく田んぼの代掻き作業を始めました…と、1975年に日本テレビ系列で放送された「前略おふくろ様」を突然思い出しました。ショーケンが演じた『サブちゃん』は、山形県上山市蔵王の出身という設定だったらしい。優柔不断で、朴訥とした役柄にさもありなんと今朝納得したところであります^^;


欠いても掻いても出てくる脇芽…

 はて、キュウリの成長を上へと向けるために、脇芽の摘芽を繰り返しておりますが、また繰り返し出てくるのは、「成長点」が掻ききれていないせいでしょうなぁ…先端の葉っぱについたアブラムシも薬剤が効いたのか、気にならない程度まで減り、全体の葉色も良くなってきました。6月の端境期につなぎの作物にならないかと試験的に今年取り組んでみましたが、直売所のライバルは既に出荷しております?昨年、「加温していますか?」と尋ねたら「加温したら合わない。(採算が取れない。)」とのお答えでしたので、恐らく、二重カーテンと地中に電熱線を入れているのではないかと推測しております。来年は『おやじぃ』も試してみるつもり…こうして栽培技術を一つひとつ改良を重ねていくのも楽しみのひとつではありますが…^^;


予想外に雨が止んだので…

 はてさて、相方『チャオちゃん』の田んぼの代掻き作業もしなければいけないし、午後はオフ日にしようと思っていたのだけれど、雨合羽を着て代掻き作業を始めてみました。今日は、田植え機を引っ張り出して、月曜日の午後から田植を始める予定であります。スナップエンドウの収穫が最盛期なので、午前中の収穫・納品、午後からの田んぼ作業という日々が続きそうです。超低速で代掻きをしたので終わったのは午後7時を回っていた。初めてトラクターにライトを点して一端のお百姓さんのような働きぶりでありますよ。果たして上手く回せるのか?
 前略おふくろ様 仕事は立て込んでおりますが元気でやっております。人が良いにも程があって、これからボランティアで友人たちと某ケーキ屋さんの草刈り作業に参加してきます。自分の体力と相談しながらやってますから心配しないでください…そう伝えたいお袋の命日は今月13日であり、ちょうど10年が経ちましたよ(笑)

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やらずの雨に…

2025-05-17 06:14:03 | 巡礼

雨の予報に大わらわ^^;

 周りの大規模稲作農家の田植え作業が順調に進んでいるというのに、『おやじぃ』はまだ代掻き作業も済んでいません。自慢のスナップエンドウは今最盛期、一定量のわらびも毎朝収穫しなければいけないし、直売所から帰れば毎日午後1時ですよ。昨日はようやく本田の畦畔に除草剤を散布し、相方『チャオちゃん』の畦畔の草刈りをしようと思ったのだけれど、結局進まなかった^^; それが毎年のことだから慌てたりしないのだけれど、明日は雨の予報…そして数日曇り続きの予報だから、夏秋キュウリを定植するエリアだけは、堆肥を散らし、元肥を散布して、耕運作業だけは長男『ポン太郎くん』に命じてみました。
 さすがの『おやじぃ』も少々疲れが溜まり始まりました。ふと畦道を見れば「カラスノエンドウ」の花が…正式な和名は「ヤハズエンドウ(矢筈:掛け軸などを掛ける際の竿)」というらしい。ブログのお題を考えながら「カラスノエンドウ」の花言葉を調べたら「小さな恋人たち」という花言葉があることを知りました。そういえば子どもの頃に「小さな恋のメロディ」という映画があった記憶が…どうやら日本では大ヒットした映画ではあるけれど、制作供給したイギリスやアメリカではヒットしなかったらしい。(話題はこうして広がっていく^^;)


「Wikipedia」より画像を拝借しました^^;

 さて、この時期田んぼを徘徊していると、畦畔沿いに「シュレーゲルアオガエル」の白い卵塊を見かけるのだけれど、その姿は通常、水際の草むらに隠れているので、『おやじぃ』も声を聞き分けることは出来ても、姿を見ることは稀でありますが…昨日、除草剤を散布していたらご夫妻が田面に出てきた。♂自体は「二ホンアマガエル」とほぼ同じ大きさではあるけれど、♀は姉妹種の「モリアオガエル」のように思ったよりデカい。『おやじぃ』が見つけたご夫妻は、もっと緑色の濃いタイプでしたが、何せ除草剤散布の最中ですから、その場で記念撮影とはいかず…戻ってみたときにはその姿はありませんでしたよ。(生き物との出会いは、その時、一瞬を大切にしないといけないねぇ。まぁ、『おやじぃ』の画像よりは鮮明な画像がネットでは提供されているはずであるけれど^^;)「蚤の夫婦」という言葉もありますが、こちらのご夫妻は、母親の背に負われた子どもという体でありましたけれどね(笑)


映画「もののけ姫」の「こだま(木霊)」にも…

 はてさて、作業を終えると休耕畑一面に咲いた西洋タンポポが、一面に綿毛に変わっておりましたよ。時を遡り、2ヶ所の直売所にスナップエンドウを納品し、予定数量以上の分を知り合いの医院の看護師さんにお届けしましてね「私の息子は、『おやじぃ産』のスナップエンドウしか食べないんですよ。」なんてお褒めの言葉をいただきました。(オッカーの話では、スナップエンドウが大好きだという彼女に初めてスナップエンドウを持参したとき、どこの不審者が来たのかと思ったそうであるが…^^;)まぁ、こんな風に直売所で捌ききれない分は、庭先販売(個売り)で対応しておりますが、お世辞とは思っていても褒め言葉をいただくとうれしいものであります。
 また、別の知り合いの看護師さんには、一昨日『特注グリンピース』をお買い上げいただき、美味しかったとこれまた褒められ、合わせて直売所でお買い上げいただいた「グリーンサラダセット」については、値付けの安さをご心配するメールもいただきましたよ。(あくまで、安いというイメージ作りの作戦の内だから…良いんです^^;)


何とか夏秋キュウリの耕運を終わらせていた^^;

 当然、超低速走行、ローターの高速回転とトラクター操作の指示は出しておりますが、以前に比べたら長男『ポン太郎くん』の耕運作業も少しずつ上手になっている。(当然『おやじぃ』も褒められて上機嫌なのだから、『ポン太郎くん』の作業も褒めてあげ、まんざらでもないような表情を見せた…「そりゃ~トラクターの性能が良いから、誰がやっても上手くいくのよ。」なんて一切言わない^^;)
 雨に備えた当面の作業は終えたから、後は畝立、マルチ張りをして苗の到着を待つだけとなりました。はて、田植えをどうするかねぇ…確か20日が友引だわさ…19日代掻き、20日に最初の田植えで調整してみますかね。今日、明日の雨の予報は『やらずの雨』。帰したくない人を帰さないように降り出す雨が「遣らずの雨」でしょうが。『おやじぃ』の場合は『仕事やらずの雨』ですがな…疲れが溜まっているもの(笑)

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「実りある人生」も横取りでは^^;

2025-05-16 06:36:14 | 巡礼

『夢屋農園』のブルーベリーが満開です^^;

 「本日より増量^^;」と表示して、収穫最盛期のスナップエンドウを直売所に出してみました。毎年のことではありますが、収穫当初は130g程度(16個位か?)、次に150g(同じ16個位)、さらに180g(18個ほど)と次第に増量しながら出荷しております。一昨日、スーパーで価格調査をしたら、山形県産スナップエンドウ(我が農園より、小振りで薄い)が90g程度で200円だった…それからみたら大特価でありますなぁ^^; それでも『オラだの農協』に出荷するよりは、手数料、運賃と経費が掛からないから手取りは多いと思っております。ただねぇ、キュウリのように個売では捌けない量のモノについては、やはり『オラだの農協』の販売力に頼るしかないのでありますよ。
 今年はお客様の「食べ応え」を考えて、少し太らせていたら、このところの高温で一気に実入ってしまいましてね、昨日は20袋ほど出荷しました。(何だそれだけ?)地元のお客さんが主体の直売所ですから、それ以上出荷しても売れ残ってしまうんです^^; 1ヶ所は7~8袋、もう1ヶ所は10袋(こちらはライバルも出現したので^^;)がほぼ限界だと思っております。折角稔った物を売れ残ったということで廃棄するのは勿体ない…ライバルが出現すれば、自分の物を売りたくて値下げ合戦が始まってしまう。『金持ち喧嘩せず。』の格言を守り、競合相手には過度に反応せず、丁寧な袋詰めと「モノの良さ」をウリにしておりますよ^^;


そろそろ「水蕗」も出荷の頃合いである^^;

 露地モノより早く、品質は高く(雨に当てないことで肌がきれい)と『おやじぃ』は「雨除けハウス」の利点を最大限に活用しておりますが…。はて?有機無農薬栽培のサニーレタスが260円…高い!『おやじぃ』は、中玉程度のサンチュとサニーレタス、さらにはサラダ小松菜とシュンギクを1袋に少々入れて、『グリーンサラダセット』として150円程度で販売しておりますが結構好評です。サニーレタスだけ、サンチュだけでは、お弁当の彩りには良いけれど、サラダにするには、もう一品か二品欲しいところ…といった『料理人』としての心情も慮ってセットにしてみました^^; しかし、いくら有機栽培レタスでも260円は高過ぎる…結果、売れ残り、230円に値下げしても売れず、陳列棚から外されてしまいましたよ…。


『師匠』にもボーイフレンドが出来たようです^^;

 さて、よそ様の商売、プライドにケチをつける気は毛頭ありませんが、サニーレタスやサンチュなんざぁ、農薬撒かなくても栽培出来ますけれど…違いは初期に「化学肥料」か「有機質肥料」をそれも少量使ったか、使わなかったか程度の違いである。「有機農業」という『看板』に偽りはないのだろうか?(十分ケチをつけている^^;)ましてや「美味しい」などと表示されると首を傾げてしまうのでありますよ。「美味しい」という味覚は、主観的なものである。出荷してから1週間も陳列されたレタスに「美味しい」と表記されましてもねぇ…。『おやじぃ』は、直売所の良さは「新鮮さ」にあると思っているから、売り切れることを前提で数を出荷調整しております。もっと、もっと…単一作物を大量に出荷した方が、作業効率も上がるし、楽なのだけれど、売れ残りを出して廃棄するのは勿体ない。さらには、小さな直売所では、お客様(お年寄り)の「選択の幅」が無くなってしまいますしね。結果、ハウスの中は、少量多品目栽培となり、これまた作業効率も悪くなるのよねぇ(笑)


いよいよ『おやじぃ』の田んぼにも水が…

 他の出品者と重ならないように、競合しても品質を確保し、常識的な範囲で(コチラも商売ですから^^;)出来るだけ安くetc.…数年来、色々試してきた結果、一日で売れる数量や好まれる品物、望まれている品物が次第に分かってきたような気分になっております。否、最近、高齢化によって出品者も減少傾向にあるような気がする。さらには、自宅の畑さえ作らなくなった老人たちも…これはある意味、ビジネスチャンスですわなぁ^^;
 ご自慢のスナップエンドウも、別の直売所では「売れる」と知れて真似されて、「サラダセット」なんざぁ直ぐに真似された…別段、技術力が必要な訳でもなく、『特許』を取得している訳でもないから、真似したければどうぞ、どうそ^^; そのことによって、『おやじぃ』独りでは賄いきれない需要(選択の幅)に応えられれば良いだけのことでありますよ。これもまた社会貢献のひとつ(交通手段のない老人への買い物援助)と思っているから良いじゃない。
 はてさて、本日のお題『実りある人生も横取りでは^^;』…アイディアを他の出品者に横取りされたという意味じゃないのよね^^; 『おやじぃ』べったりだった愛人『シロ♀』にボーイフレンドが出来たようである。春先は、ネコのお決まりの唸り声で『愛』をささやいていたようだけれど、嫌がる『シロ♀』を追い掛け回していた『ハチワレ♂』…敵対的な追い掛けでは『おやじぃ』も排除するけれど、どうやら昨夜は打ち解け合ったみたい。(シロ♀は避妊手術を受けております。)「仲良くやっているならば良いよい。」と思う一方で、娘を横取りされたような複雑な心境でありますよ…そこかい(笑)

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「咲さん」はいないので^^;

2025-05-15 06:15:46 | 巡礼

「咲さんの揚げ出しが食べたい!」

 と、ドラマ「仁-JIN-」の南方先生が言うと、「咲さん(綾瀬はるかさん)」は作ってくれた^^; しかし、我が家に優しい「咲さん」が居る訳もなく、『南方おやじぃ』は、ドラマ放送から15年も経過し『スーパーOban」となった『咲さんの揚げ出し豆腐』をタイムサービス半額で購入した。しかし、レンジで温め直しても固くて不味かった…他人が作って出してくれた料理には決して文句を言わない、立派な『南方おやじぃ』は、固い原因は、木綿豆腐の水の切り過ぎと原因を推測し、絹ごし豆腐を同じスーパーで買い求め、『咲さんの揚げ出し豆腐』を再現することにした。(実に優しいような書きぶりだけれど、文句を言うより余程イヤミな行為ではある^^;)
 我が家の油は揚げ物で汚れているので、キッチンペーパーで軽く水を切り、片栗粉を付けた豆腐はフライパンで揚げた。折角だから、タイムサービス半額の鶏のミンチを少々使って「鳥そぼろ餡かけ」に、春セリとご自慢のスナップエンドウを添えて…ドヤっ!これだよこれ、『咲さんの揚げ出し』は、ジジィにも優しい滑らかさがなければ…しかし、『温泉療法』をした後の料理だから、ビールにありつけたのは夜の9時だった(笑)


他人の水路の泥上げまでせにゃならん…

 さて、相方『チャオちゃん』の苗は、種蒔きが遅くはなったものの、順調に育っております。(苗箱の一角を雀っ子が突いて欠けてましたけど^^;)来週の23日には田植えをするんだって…無理だよ。まだ、水も張っていないじゃないか。(何てぇことはない、23日は大安だった^^;)代掻き作業まで『おやじぃ』に頼んだ気になっているから、田んぼに水も向けない『丸投げ』状態である。お隣の『善助さん』父子は、既に田植えを終えているから、そろそろ水を向けようと思ったら水路が泥で埋まっている。(田んぼに水も向けられないジジィは、百姓の資格無し!)どうせ、水を向けられなければ、代掻きも出来ないのだから、いちいち『チャオちゃん』の言うことを聞いている必要もないと、最近『弟子』も生意気になっておりますよ(笑) 10mほどの水路の泥上げまでしてやって、『温泉療法』に行き、ご褒美に『咲さんの揚げ出し』で慰労したというのが顛末でありますよ(笑)


朝のNHKの視聴者投稿画像を真似てみた^^;

 はてさて、商工リサーチ調査によれば、農業法人の倒産件数が増加したのだとか…当然、高齢化、経営悪化による離農者は途轍もない数になっているに違いない。農業法人といえども、家族経営が主体で、投資額に対して収益が上がっていないのである。規模拡大が中途半端だから、さらなる面積拡大を…有名テレビ解説者の主張も分かる。それはそれで必然ではあるのだけれど、『おやじぃ』が文句を言いながらやっているような未整理地をかき集めても『規模拡大』…『効率化』には結びつかないのである。つまり~条件の悪い耕作地は放棄されることになる。果たしてそれで委員会?「田んぼを荒らしたら、よそ様に笑われる。」そんな百姓の『意地』が、条件の悪い未整理地を『維持』してきたのである。ボランティアを募って「棚田」を守ろうなどというイベントとは違うのである。日本人てさぁ…そうして『効率化』の名の下に、大切なモノを捨て去って来たんじゃないのかい?(失ってから、大騒ぎするクセにねぇ^^;)


「堀上げ」のご褒美は「アマドコロ」だった^^;

 「コメ価格は高くない。」(これもマスコミ得意の切り取りだわなぁ…真意や前後もキチンと解説しなければ^^;)JA全中の山野会長の発言が物議を醸しているようである。農業者サイドからすれば、米価格(売り渡し価格)が上がって欲しいのは本音である。昨年の暫定売り渡し価格は19,000円/60kgだった。(一昨年は確か16,500円だった記憶である。)生産者価格が2倍になんてなっていないのに、消費者サイドの購入価格が2倍?どこでどういう取引・流通が行われると2倍の価格になるのよ?(悔しかったら、全中のトップになれってなぁ^^;)
 農協全体の赤字の尻ぬぐいを、生産者と消費者の対立構造にしてはいけないよ…地元JAの職員たちだって、低賃金で離職者が多いというのにねぇ…。他人の水路の「泥上げ」までして、ふと土手を見上げたら「アマドコロ」の花が咲いていた。花言葉は「元気をだして」なんだって^^; 「日本の食料を守る」「日本の住環境(農環境)を守る」という大義名分だけでは、農家の生活もままならない。完全子会社化に憤慨して、合併交渉を放棄した日産も大幅な人員削減だって?農業者に限らず、会社員だって大変な世の中だわさ。世界経済のトップに座り続けることが素晴らしいことだとも思えない。庶民が笑って暮らせる世の中こそが求める『政治』というものじゃないのかい?優しい『咲さんはいないので^^;』…自ら考え、自ら生き残る術を身に着けるしかないようである。最後は、いつも弱者切り捨てだもの(笑)

 

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