その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

まーぶる

2016-04-30 07:17:49 | 新規就農

『しょ~こちゃ~ん!』…いや、勘違い「たかっき」です。

4月29日は山形県高畠町の「成人式」であります。『オジSUN』は、あと5年もすれば3回目の成人式だから、本日はお祝いに駆けつけ、淑女たちの晴着姿に目を細める、ただの『オジSUN』たちの一員であります。
「夢屋かちょ~!!!」(今年新規採用のW子ちゃん)
「確か今年の成人式だと思ったけど…おめでとう^^;」(夢屋)
中学校を卒業して5年振りに再会する友だちも居るのでしょう。ハッチャケて手を振るものだから、振袖から長襦袢の袖がはみ出しちゃって…着付けを心配してくれる『オバSUN』も^^;
『夢屋国王』は、成人式で「乳がん検診」の啓発活動をする『しょ~こちゃん』…失礼!高畠町公式キャラクターの「はたっき」を励ましておりましたけれど。(若さを過信せず健康管理は自己責任で^^;)


昨日の『夢屋家』の大事件は、見事解決!!!

大鍋で米糠をひと握り、沸騰してから約25分コトコトと…あとは放置して、夕方には事件の解決を見ました^^;(先っぽの柔らかい部分をお醤油で頂きましたが、甘くて美味しかった。)『国王』は、タケノコの下処理よりも、その切り口の模様に感激しておりました。オリンピックエンブレム…ちと違う!「マーブル模様」…マーブルは「大理石」の意味だから墨流し模様でしょう…水紋かぁ^^;(孟宗だけに妄想が拡がるのであります。)
ところで「マーブルチョコレート」は、何でマーブルなんだ?(「おはじき」も指します。)晴れたと思ったら、風雨が突然やってくる連休初日、久し振りに里帰りした二女『も~ちゃん』も含め、外食の焼肉で一家団欒…お財布には痛いけど^^;

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変わり種

2016-04-29 15:11:21 | 新規就農

「ルバーブ?」…大黄のことですか^^;

イタリアンカリフラワー 「ロマネスコ」かと思ってました。出稼ぎ先の同僚が花瓶に活けて…そんな楽しみ方もあるでしょう。「大黄」ならば、根茎を利用して便秘薬に…まぁ、お薬に頼ったお通じは、本来備わっているはずの「排便機能」をさらに悪化させる可能性もありますから、専門家とご相談を^^;
変わり種の花蕾を召し上がるのではなく、葉柄を頂くようで、ジャムにどうぞと言われましても中々手が出ませんなぁ。


「お父さん!大変な事が起きちゃったぁ~!!!」

『オッカー』が、アルバイト先の方から大物を3本頂いたようです。「1本はノロ社長にやって、あとは頭を切って、米糠を入れた大鍋で下処理すれば良いんでしょう!」…初めの提案には頷くものの、後半の指示には反応が無い…「ハイハイ。明日は天気が悪いから、『第2サティアン』でオラがアク抜きしてやるよ。」…これで『夢屋家』の「大変な事」は一件落着であります^^;
旬の物は美味しく頂きましょう。明日は、亡き母の三回忌を予定しておりますので、「タケノコ御飯」かねぇ…夜、山形に嫁いだ姉が電話を寄こした模様(ご主人はビールでご機嫌)。「タケノコもらったけど食べるぅ~?」家も十二分ですわ^^;

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髪切虫

2016-04-28 12:04:35 | 新規就農

移植した「巨峰」の芽も動き出しました。

屋敷の隅に植えた「巨峰」でしたが、昨年雪折れしてしまい、ダメ元で移植してみました。根がほとんど無い状態でしたが、芽が動き出しました^^;
果樹には手を出さない(収穫出来るまで時間が掛かることと、薬剤を多用しなければならないから)と言いつつ、ブドウだけは別扱い。3年もすれば何とか形には成ってくれます。がしか~し、秘かに期待を掛けている「シャインマスカット」は一向に成長の跡が見えません。売れ残りの安い苗のせいか、土地が合わないのか伸びない、咲かない、実もつかない…まぁ、いいかぁ^^;


昨日に続き、ホウレンソウの葉先ですが…

No.11「ムネアカクロハナカミキリ♀」のようです。オーダーされているお食事は、花粉や蜜のはずですから、ホウレンソウの葉に止まっていたからといって邪魔者扱いする必要もありません。レストラン『育苗ハウス』に訪れてくれた大切なお客様であります。
昨日のワラビは、アク抜きをしてお浸しで頂きました^^; 儲けはありませんが、依頼されたお米も完売…目出度しめでたし…そろそろ、我が家のホウレンソウと自慢のアスパラも押し売りに出掛けますかねぇ。今朝は雨模様…雨除けハウスでの仕事を組み立てることにしましょう。(タイトルと内容が伴っておりません…遂にネタ切れか^^;)

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肩透かし

2016-04-27 06:29:16 | 新規就農

「旦那!旦那!いい子がいまっせぇ~!!!」

ホウレンソウの葉の上で「手をする」小さなハエ♂であります。No.10アシナガバエくらいに分類しておけば間違いは無いような気もしますが、小林一茶が詠んだ「やれ打つな 蝿が手をする 足をする」という句は、もう少し丸い形をしたイエバエを詠んだに違いない。ハエが前脚を擦るのは、脚先に味覚や嗅覚の器官があって、汚れを落としているとも言われております。
衛生害虫…不潔な昆虫の代表格として名高い「ハエ」でありますが、その総てが「ウン○」や動物の死骸に取り付く訳でもありません。もし、このハエが「アシナガバエ」の特性を示すなら、小さな昆虫を捕食している可能性もあるのですが…。


焼畑『夢屋農園』の山菜エリアでは「ワラビ」が…

「お~う!トラクターが動かねぇ~!!」…田んぼの刈り取り作業で世話になっている『チャオちゃん』から、SOSの電話が…昨年の秋、コンバインのキャタピラが切れて難儀した翌年であります。遂にトラクターも故障かと思えば、トラクターに食わせる飯代(軽油代)が無いから米売ってくれですと^^;
出稼ぎ先の同僚に、お安い価格で売り込んで、軽油代程度は渡せましたけれど…「トラクターの飯代だよ!飲むなよ!!」念押ししないとねぇ^^; 我が農園の作物の売り渡し先も確定出来なくて、農園の社長は資金繰りに苦しんでいるのに…とんだ「肩透かし」でありましたよ。

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おそ松くん

2016-04-26 12:06:19 | 新規就農

「オオバギボウシ」…我が在所では「ギンボ」と呼ぶ^^;

久し振りに『第1サティアン』での晩酌に向かうと、オーナーの『ノロ社長』は上機嫌であります。「遂にノロ家も全国区の知名度である!」…何のことやら?とにかく7時のニュースを観てくれというので…。
「2020年東京五輪・パラリンピック」新エンブレムが「組市松紋」に決定。作者は東京都在住の「野老朝雄氏」…このブログの登場人物『ノロ社長(H.N.)』…ええ、本名「野老社長(ところしゃちょう)」であります。本人曰く「実名報道結構^^; 問い合わせがあるに違いない!」とか…どこまでも、前向き楽観的な彼の性格そのままであります。


朝採りの「ホウレンソウ」は扱いにくい^^;

「トコロ(野老)」は、元々ヤマイモ科の植物で「オニドコロ」などが比較的有名です。「自然薯」に間違われることもあるらしいのですが、食すと少々苦いとか…聞いた話であって、好んで食べようとは思いませんので。新潟県の下越地方には、そうした苗字の方もいらっしゃるそうで、『ノロ社長』のご先祖さまも、上杉藩「直江兼続」の家臣団として、この地に流れて来のではないかと思っておりますが、珍しい苗字ですから、ご先祖さまは何処かで繋がっているかも知れません^^;
新エンブレム「組市松紋」…私の場合は六つ子の兄弟「おそ松くん」の中のキャラ「一松くん」を思い出す。彼も逆玉婚で確かどこかの会社の社長業のはず…1962年の「少年サンデー」が連載開始だそうでありますから、当時10歳5年生の「一松くん」も今年64歳の社長さんなはずでありますけれど…ネタの無いときに話題をありがとう^^; お粗末でした。

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ごっつぉ

2016-04-25 12:17:04 | 新規就農

「コゴミ」が萌える^^;

このところの陽気は、畑に植えられた山菜類を一気に芽吹かせたようです。「ウド」を籾殻で遮光して「白ウド」として生みそで頂く…シンプルだけれども、とても瑞々しい『ごっつぉ(ごちそう)』なのでありますが、ハタと気付けば葉が茂っている…まさか、2日前まで芽吹きの兆候に気付かなかったのに…「白ウド」は、また来年に持ち越しであります。
一年にこの時期期間限定で、そして一度だけ^^; スーパーの店頭に並べていたのでは、その瑞々しさを伝えることが出来ない…実に贅沢な食材であります。


「タラの芽」…「タラの萌え」とも言いますが

枝を切り水に浸けて、ハウスの中で栽培する「料亭の食材」もありますが、やはり採れがけの芽を天ぷらにして、サクサクとした衣で頂く。畑に落としてしまうと、山で収穫した物に比べて風味が落ちるような気もしますが、人工的な芽出しよりは美味しい^^;
長く雪に閉ざされた生活が続くと、こうした春の恵みが堪えられない味として、いつの間にか身に染み付いてしまうようであります。次は「コシアブラ」に「ワラビ」ですかねぇ…『ごっつぉ』に事欠かない季節の到来でありますよ。

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葉桜…

2016-04-24 12:37:43 | 新規就農

キジも鳴かずば、目立てない^^;

『夢屋本田』近くの荒地…田んぼにも姿を現す「キジ♂」であります。キジ♂は縄張りを作り、♀やその子は縄張り間を行き来すると言われておりますが、毎年6月頃には数羽のヒナ鳥が麦畑の中を走り回ります。今は出逢いを求めて、赤い顔を一段と赤くしているようであります。こうして軽トラックを止めカメラを向けても、少しずつ距離を取って行きますが、一気に逃げることもありません。子どもたちは素早くて、とてもカメラに収められませんけれど^^;


ぬかのめ桜会…『オジSUN』たちが環境整備してます。

「高畠ワイナリー」近くを流れる「砂川」の河川堤防(堤体外の荒地)に桜を植えて15年ほどになるでしょうか。地域の『オジSUN』たちが、毎年草刈を年3回ほど実施し、今では見事な桜並木になっております。今日は「さくら会」の総会と花見の会…既に葉桜ではありますけれど^^;
まだ少しだけ残った花びらが風に舞い、ヒラヒラとコップのお酒の中に…実に優雅な光景であります。ああ、こんな日が続くのであれば…キジ♂は配偶者を求め、あぶれた『オジSUN』たちは、草刈りの労をお酒でねぎらう^^; 『オジSUN』たちの顔が赤いのは、決して婚姻色で染まっている訳ではありませんから。

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初収穫^^;

2016-04-23 07:10:11 | 新規就農

紡ぐ(つむぐ)と噤む(つぐむ)…似て異なる言葉

冬聞こえていた囀りが、夏に聞こえなくなる(口を噤む)ことから名付けられたという説もあるようです。(渡りをする鳥ですから当然と言えば当然ですけれど…)昨日、久し振りに離れた田んぼの様子を見に行きますと、荒地にツグミの群れが飛来しておりました。ツグミは樹上で木の実を啄んでいる様子をイメージしてしまうので、荒地や野原で虫を啄むことの方が一般的であると聞くとちょっと意外であります。むしろ山形では、こうして秋や春に渡りの経由地として見かける程度の鳥だから、良く知らないと言った方が正解かも知れません。


播種から約1ヶ月…間引きも兼ねて初収穫です。

これだけ疎らなホウレンソウも珍しい。ようやく芽生えたばかりのところや収穫しても十分な大きさまで成長した株まで…加温していない育苗ハウス内の温度差によるものと思われます。来年はさらにトンネル(ビニール被覆)を作って改善してみましょう。『夢屋農園』の技術レベルは、こうして来年への課題として先送りされてしまうのであります^^;
お百姓さんの良いところは、こうして変化や改善の足あとを確認出来ることにあります。所詮、最低ラインの技術レベルからのスタートですから、後退しようにも、もう下がるところがありません^^; 何かに取り組めば、それが半歩でも一歩でも前進した証にありますから…ただし、一年に一度しか経験できないのが玉に瑕ではありますけれど…。
さて、従業員『ポン太郎君』が、土を返し、種蒔きし、水遣り間引きをして世話した「ホウレンソウ」第1号を、月並みですがお浸しで頂くことにいたしましょう^^;

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端境期

2016-04-22 12:00:32 | 新規就農

キャベツの花蕾…余り美味しくない^^;

「ブロッコリー」に「カリフラワー」…花蕾を食べる作物があり、「アブラナ」や「ハクサイ」だって花茎を食べて旬を感じておりますが、残念!「キャベツ」の花茎や花蕾は美味しくありません。(実証済みであります。)作物それぞれに特性があるのだから当り前ではありますけれどね^^;
雪に閉ざされた冬を経て、「クキタチ菜(アブラナの花茎)」を楽しむと、いくらお百姓さんをしていても端境期に突入します。アスパラガスがようやく食卓に出せるようにはなりましたけれど。


No.8 ニンニクの葉で羽を休める「ガガンボ」

見た目は大きい「ガガンボ」でありますが、その躯体は意外にもろく、長い脚が取れてしまいます。分類すれば何種類か存在するのでしょうが、蚊のように血を吸う訳でもなく、土の中で植物の根を食べて成長すると言われているものの、その生態まで研究している方は少ないのではないでしょうか?(作物被害が大きければ研究対象にもなるのでしょうけれど)
『ガタイ』は大きいのだけれど、意外にもろいヤツもいる。国王の出稼ぎ先も新旧入れ替わりの端境期、それぞれが強く成長してくれれば良いのだけれど、なかなかねぇ…。
種を蒔いて、水をやらねば芽を出さず。必要な肥料もあげなければ…下手に手を出し過ぎるから成長が阻害されるのかな^^;

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疳(かん)の虫

2016-04-21 12:22:12 | 新規就農

カキドオシ…『疳取草』とも呼ばれるようです。

4月から5月の花の咲いた「カキドオシ」を刈り取って水洗いし、陰干しにしたものを生薬で「連銭草」というらしい。これが子どもの「疳の虫」に効くというのでありますが…「あの~!だいたい疳の虫って何なのよ?」…子どもの夜泣き、かんしゃく、ひきつけは体内の虫によって引き起こされると信じられて来たことが始まりでして、居る訳もない虫退治に「疳取草」を煎じて飲ませろなどと言われましても、言ってる方も従う方もかなりいい加減であります^^;
「カキドオシ」は、日本生薬学会で「利尿・消炎」効果があるとされ、腎臓結石や膀胱結石にも効果があるとされているようですが、体内の虫に効く薬ですからねぇ…使うときは、専門家のアドバイスと自己判断で^^;


こちらは、厄介なニンニクの「さび病」です。

「さび病」の病原菌は、糸状菌…いわゆるカビによって引き起こされる病気です。したがって、ニンニク球に潜む「虫」によって引き起こされる病気ではないのだから(笑)、初期段階で適切な殺菌剤を選択すれば被害の拡大は防げるはずでありますが…毎年、放置してしまい病気を蔓延させてしまっております^^;
今のところ、秋から冬にかけて風や雪によって傷んだ下の葉を中心に発症しているようですから、『夢屋国王』は外科的治療…部分的な葉の切除を命じましたけれど、どうなることやら?極力薬剤に頼らない農法をと考えるとこんな予防法しか思い浮かびませんが^^;
安心・安全をウリにしようかと考えるとこんなものでありますよ^^;

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