その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋王国(あざみの詩)

2011-09-30 08:50:33 | 夢屋王国

「過ぎし夢 悔い募るるや 汝(な)はあざみ」(詠み人知らず)

gooホームが終了していまいました。14:00の利用停止でしたから、最後のコメを入力できなかった方も…3年間利用させていただきましたが、訪問していただいた方、また、愉快なコメントを頂いた方、本当にありがとうございました。
人間とは、どこかで誰かと繋がっていたいと思う生き物なのでしょうか。顔も名前も知らない方々と、旧知の友人のようにネット上の会話をさせていただきました。
さて、秋も少しずつ深まりを見せ、『夢屋王国』内の国勢調査も少々、お題に困って参りました。

日中の晴れ渡る秋空に、「大沢山」や職場近くの「鈴沼」に散歩に出かけますが、日向で活動するのはフタモンアシナガバチ…この時期、スズメバチも含め巣離れの時期を迎え、盛んにというよりは、半ば興奮気味に飛び回っております。こんな時期に彼女たちに迂闊に手を出そうものなら、痛い目に遭いますので注意が必要です。
手を向ければ儚く消えてしまいそうな名の露虫(セスジツユムシ)は、最後の力を蓄えようとノハラアザミやアレチノギクの僅かばかりの花粉を盛んに食べていますが、花から花へと渡る速度は、とてもノロノロと力無い動きであります。

こんな秋ではありますが、夢屋は来年の収穫に向け、ニンニクの植床を夕方作りました。とは言え、5時を過ぎれば陽は大きく傾き、ひと畝作るのが精一杯であります。西に傾く夕日を眺めながら、外のテーブルでビールを1本。何の気無しに切った画像には、ノシメトンボが3匹、一緒に沈む太陽を眺めておりましたとさ…。

今朝、早朝から雨が降り出しました。タマネギ用の畝を立て、マルチを敷いて準備は完了。
これからの秋雨もこれで安心であります。
しかし、稲作農家は稲刈りの足止め…気が急くだろうに…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(来春への準備)

2011-09-29 08:28:32 | 夢屋王国

本日の巻頭画像は、『第2サティアン』のグッズを…^^;
家財道具は、ご予算の関係で100金グッズがほとんどですが、使い方次第ではお洒落なグッズに変身…100金も侮れません。電気は敢えて使わず、ロウソクに火を灯します。キャンドルなどと気取らないところが良い…なぜなら、このロウソクは仏壇で使ったチビたロウソクですから、これをキャンドルなどと呼ぶのはおこがましいのであります。「侍プリン」のワンカップ(これもお気に入り)でビールを一杯、つまみは、畑で採れたネギを大量にぶち込んだ鍋焼きうどんであります。これでいて、本宅の台所の明かりが消えたことを確認し、オッカーザウルスの作った晩飯をしっかり食べれるのですから、結構な胃袋です^^;(ちなみに、人間ドックの結果表が届きましたが、白血球数値が少々高いだけの健康体であります。)

 

稲刈りを終えてから晴れの日が続き、週末は天気が崩れそう。籾殻を使った「燻炭」作りに挑戦してみました。昨年は、疲れて放置してしまったため、炭ではなく灰になってしまいました。今年は、定期的にスコップで撹拌しましたので、ご覧のような「燻炭」の完成であります。これを農業関連の量販店で購入すると結構良いお値段なのであります。20ℓ袋で400円位するのではないでしょうか?粘土質の『夢屋農園』の土壌改良には必要不可欠な物資ではありますが、里芋の畝が邪魔をして畑の中に軽トラックで入れなかったことから、この煙でしょう…お隣の『アサコばあさん』に怒られてしまいました^^;まぁ、『アサコばあさん』の畑の草刈でもしてあげて、ご機嫌伺いはするつもりです。

もうひとつ、晴れ間を利用して田んぼの稲わらも野焼きで焼いてしまいました。こちらは、来年に向けた病害虫の予防と湧き上がり(発酵…腐敗)防止のためなのですが、大規模な農家は、もうこんなことはしないでしょう。かつては、有畜農家がほとんどで、家畜の敷き藁や畑の被覆材、縄などに加工されたものですが、コンバインが導入されてからは、付属のカッターで粉砕されてしまいます。これだって、量販店で購入するとひと束200円位するのですから、もったいない話しです。
巷では、環境に優しい暮らしであるとか、循環型社会の構築などというフレーズが飛び交いますが、日本型農業とは本来、手間をかけて資源を循環させていた産業だったはずなんですけれどもねぇ…。1年間の栽培管理記録表(集荷業者に安心安全米として提出しなければなりません。)を書きながら、真夏に捕虫網を振り回したお陰で、殺虫剤の散布を少なくとも1回、場合によっては2回分散布しなくて済みました。これって、米価には何の影響も与えないのであります。収量は、昨年の記録と比較して30kgほど少なく、くず米が30kgほど多いことが分かりました。原因は、元肥の少なさにあったと分析しております。こんな反省点を踏まえながら、古老から口述筆記したメモ帳頼りの作業(中学校課程を修了し)にアレンジを加え、来年は高等学校課程に進むことを決心するのであります^^;

『燻炭』を燻し続けると『アサコばあさん』が本気で怒り始めるので、今朝方、ニンニク栽培予定の場所に散らしておきました^^;

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(新米出荷^^;)

2011-09-28 05:18:37 | 夢屋王国

今日は、平日の火曜日なのでありますが、日曜日にコンバインで刈り取った『夢屋王国』本田の23年産「はえぬき」の籾摺り、調整作業であります。

機械作業をお願いしている『久雄ちゃん』の機械は、すべて旧式ではありますが、まだまだ現役で活躍します。朝8時出勤を命じられ、出荷用の米袋を50枚…1,500kg分を用意して『久雄ちゃん』ちの作業小屋へ。
少々、機械トラブルはありましたが、いつものこと。『久雄ちゃん』のノンビリした性格にも馴れてまいりました^^;

 

結果は、1,400kg…反収12.3俵…例年並みの収量であります。くず米(未熟米)が昨年より30kgほど余計でしたから、元肥を含めた肥培管理に注意すれば、13俵までは収穫できる…米作3年めではありますが、ようやく中学校課程(義務教育)を卒業出来そうであります。既に思いは、来年の米作りに向かっているのであります。

 

あとは、1等米か2等米かの品質検査を受けるわけですが、今年は1等米で間違いないでしょう^^;
福島県の原発事故により、放射能汚染が心配されましたが、今のところ山形県は不検出…今年は余計な心配事が増えてしまいましたが、新米10kgほどをお袋が入所しているグループホームに届けて参りました。何が喜びかって、やはり、一年の労が報われるこの瞬間が、喜びであり、遣り甲斐に繋がっていきます。夢屋農園の一角で、『燻炭』つくりに挑戦しながら、秋野菜の生長を見守る『夢屋国王』の一日でありました。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(秋の訪れ)

2011-09-27 13:49:52 | 夢屋王国

稲刈りさえ終えてしまえば、11月の雪囲い作業まで、約1ヶ月身体に余裕ができます。昨年は、銀婚式を記念して、娘たちも一緒に京都の旅を楽しみましたが、今年は、今週末に大学時代の同級会が予定されております。共通一次試験(もう死語ですが)第1期の同級生であり、かれこれ30年も会っていない連中であります。自分自身も含め、どんなオジサン・オバサンになったか楽しみではあります^^;
10月2週めは、地元中学校時代の同級会。こちらは、オリンピックイヤーに開催しようと前回約束したのでありますが、歳も歳だし、何事か起こる前に開催しようと1年前倒しで開催することになりました。お陰様で、出稼ぎ先の職場の慰安旅行には参加できなくなってしまいましたが…^^;
最近、テレビを通して放映される画像を眺めながら、自分と同年代または、年下の中年オジサンを画面を通して見ていると、実にジィさんぽく映し出される…自分も画面を通して眺めると、きっとこのように老けて見えるのだろうかなどと考え込んでしまいます。
「お父さんは、まだ若いよ…。」オッカーザウルスの励ましの言葉に背中を押され、ダル重の身体を引きずって今日も現金収入を得るために出稼ぎに行くのであります^^;

山も秋。きのこ狩りのおばぁちゃんが熊に噛まれたなどというニュースが流れ、この前まで大汗をかきながら歩いていた「大沢山」にも秋の気配が感じられるようになりました。今年、最後ではないかと思われるミンミンゼミが、力なく鳴く声がどこからともなく聞こえてまいります。
そんな中で、胸糞が悪くなるような事実がひとつ。人通りの少ない山道に子猫を捨てに来た母娘がおりました。買い物袋にキャットフードを入れて、明らかに最後の餌をあげている。道の中央に車を止めているだけでも迷惑な話なのであるけれども、「迷い猫に餌をあげているだけ…」と逆ギレされても適わない。構うことなく横をすり抜け、いつもの場所で、寒さで活動の鈍った昆虫たちを探していたのであります。

秋も深まれば、自ずと彼らの命も終焉を迎えるのであります。さて、帰り道、先ほど捨てられかけていた子猫が…潰れていた
秋の山道、私の前後に通過した車やバイクは一台もありません。馬鹿な母娘であります。帰りしな、車の下に潜り込んでしまった子猫を自ら轢いてしまったようであります。ペットの処分…生まれた子猫や子犬をどうするか…これは議論の多いところであります。私も子どもの頃は、生まれた子猫を川に捨てに行かされました。「この次、生まれてくる時は、猫に生まれてくるなよ。」そう声を掛けて捨てて来なさい。目も開ききらない子猫を川に捨てる…死ぬ…子どもにも解る結論・行為を行わせるというのも、今では如何かとも思うのだが、こうして私も命を捨てた経験があるから、なおさら胸糞悪くなってしまうのであります。
議論のあることは充分承知の上で語るのであります。母子は子猫を自ら轢き殺したことを一生トラウマとして抱えることになるのではないだろうか…ならば、誰かが拾ってくれるのではないだろうかなどという薄っぺらな偽善で山に捨てずに、きちんと処分すべきだったのではなかろうかと…。

本日、お米を調整し終えました。
反収12.5俵…例年並みであります^^;

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(稲刈り終了^^;)

2011-09-26 08:36:30 | 夢屋王国

今日は日も良し、天気も良し^^;(事実、大安でした。)
台風15号の余波を受け、ストップをかけられてしまった稲刈り作業でありますが、午前10時を待って、各農家は一斉に稲刈りに出動いたしました。昨夜の同級会幹事会でシコタマ飲んだのに、電話一本召集発令であります。朝、霧が晴れるまで稲穂には水滴が付いていて、これを刈っても乾燥機の燃料を消費するだけなので、ジッと辛抱し、角刈りをする『夢屋国王』であります。
「角刈り(かどがり)」と読むのであって、「角刈り(かくがり)」と読んではいけません。刈り取り用のコンバインが旋回できるように、水田の四隅を画像のように刈り込むのであります。

昔と違って、コンバインの旋回性能が格段に向上しているので、ほんの一寸だけ角を刈るだけで充分なのであります。稲刈りなどと言っても、機械化が進み、もう国王の出番は無いくらいであります。一年に一度だけ、角を刈ることが、唯一、稲刈り鎌を使った稲刈りとなってしまいました。 

5時間程で刈り取り脱穀を行うコンバインを見ながら、子どもの頃を思い出しておりました。昔は、一家総出で田んぼに出て、列を作って稲を刈ったものです。10時と3時には「たばこにすっぺ。」…「煙草にする。」我が在所では、休憩を取ることをこんな風に言っておりました。一年の稔りを前に、刈り取った稲束に腰を下ろし、おやつは家から持ってきたブドウやマクワウリ。皆、笑顔だったような気がします。刈り取った後は、杭掛けして天日乾燥ですから、稲刈り鎌を使えない子どもたちにも仕事があります。刈り取った稲束を6束(ろくたば)を1束(いっそく)と数え、8束(はっそく)…48束(たば)を杭を立てる場所に運ぶのであります。概ね杭2本半で1俵…学校では決して教えられるこのとない6進法を体感できるのであります^^;
そして、落穂を拾う…ミレーの作品にも「落穂拾い」という題名の絵画がありますが、洋の東西を問わず、農村の原風景には、こうして収穫物を大切にする文化が根付いていた気がします。今では、落穂を拾うなどという非合理的な行為は行わないと思うのですが、コンバインを操作する「久雄ちゃん」も私も、刈り残りの落穂を拾っちゃうんですよねぇ…恐るべし幼児体験^^;
今年の作柄は、籾の量だけからすると豊作の予感が…明後日には、23年産の新米を食べることが出来るんだなぁ…^^;

今朝は、さすがに身体がダル重…それでも薪作り…働き者なんだなぁ…オレ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(薪ストーブ)

2011-09-25 05:55:35 | 夢屋王国

朝夕、めっきり涼しく(冷え込む)なりました。季節の変わり目には、風邪などひかぬよう健康管理には注意しましょう^^;
ということで、数日前から悩んでいることがひとつ。秋の朝夕の冷え込みやこれから冬を迎えるにあたり暖を取りたいところですが、『第2サティアン』の売りは薪ストーブ…友人Tは、『第2サティアン』の建設と同時に、自ら使っていた薪ストーブをプレゼントしてくれたのであります。この2、3日、朝起きてストーブに火を点し、暖を取りながらモーニングコーヒーでまったりする。非常に暖かく重宝するのでありますが、何故か煙い…完全燃焼さえすれば、ほとんど感じない煙も、焚きつけ時に投入口を開けるものなら、窓を開けないと居たたまれないほど煙いのであります。今朝、桜公園の草刈ボランティア活動を終えて、友人Tが所有する『第1サティアン』を訪問し相談したのでありました。
「ストーブ、煙いんだよなぁ…量販店Mにお洒落なストーブあるんだよなぁ…。」(夢屋)
「あのストーブ、俺も欲しかったんだよ。買っちゃえ買っちゃえ…。」(友人T)
「第2サティアンにへそくり注ぎ込んで、今、小遣いないんだよなぁ…冬のボーナスで買おうとは思うんだけど…。」(夢屋)
「今買っても、冬買っても同じ。買っちゃえ!買っちゃえ!」(友人T)
「そうだよなぁ…買っちゃうか~。」(夢屋)
「買っちゃえ!買っちゃえ!」(友人T)
ということで、じゃじゃ~ん。

最後のお小遣いを振り絞って、本間製鋳物ストーブを買ってしまいました^^;
折りしも、夕方から同級会の幹事会を兼ねた「山形式芋煮会」を『第2サティアン』で開催することになっており、宵の口から冷え込むことを予想して、使い初めとご披露を兼ねて、パタパタと据え付け、お決まりの「火入れ式」を挙行し、午後から薪を手配し、芋を掘り、友人たちの到着を待ったのであります。
本来なら、「山形式芋煮会」の様子を芋掘りから、皮むきの方法、煮込み、味付けまでを画像でお届けする予定でしたが、作業着手祝いに手にしたビールのお陰で、専属カメラマンは、仕事を放棄してしまいました^^;また、同級会の最終確認を行うはずの幹事会は、主婦代表のT子ちゃんも含め、『夢屋本舗』商品企画開発部長のプレゼンテーション会場と化してしまったのであります。何事も勢いだけでやってしまう友人Tに相談した私がおバカでありました。

などと言いつつ、ハスの子房が「シャワーヘッド」に見え始めた私も、勢いで風呂場まで作ってしまいそうな勢いだけのオジサンなのであります^^;


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(ちょボラ)

2011-09-24 16:41:13 | 夢屋王国

三連休の初日は、『夢屋国王』の釣り場、蛭沢湖(びるざわこ)のクリーン作戦が仕事初めでございます。山形県高畠町にある蛭沢湖は、湖面積約25ha、灌漑用の人造湖であります。1978年の宮城県沖地震の影響で、堤体に亀裂が入り漏水し、しばらく復旧工事に時間が掛かりましたが、約20年ほど前に湛水を始め、少しずつヘラブナを放流してきました。現在では、米沢平野土地改良区が管理しており、東北管内では唯一、ボート釣り可能なダム湖であることから、最近ではブラックバス釣りの若者もやって来るようになりました。

拾ったごみは、軽トラック1台分。空き缶にコンビニ弁当のカラ、中にはエッチなDVDが大量に…。(私が見つけましたが、決して、私は持ち帰っておりません^^;)今さらごみの画像など胸クソ悪くなるだけなので掲載いたしません。ちょいと朝日の当たる山道をご覧いただいて、きれいになった釣り場…渇水のためにお見せするに忍びない^^;
基本的にバサー(バス釣り人)とへら師(へら釣り人)は仲がよろしくありません。へら師のオヤジは、水資源を食い荒らすブラックバス(本当だろうか?夢屋は少々疑問を持っております。)と若いバサーのマナーの悪さに文句を垂れますが、こうしてごみ拾いをしてみますと、捨ててあるごみのほとんどは、へらオヤジの投棄したごみであります(確信!)。まぁ、無駄な抵抗と思いつつ、20年近く春と秋に釣り場のお礼のつもりで、このボランティアに参加しております。

 

妻の気持ちを察し、山形市内の総合支庁に出掛け、愛好家の自慢のワンちゃんを拝見いたしました。画像は、山形市内にたった1頭しかいない盲導犬「うらる」ちゃん(11歳半)であります。彼女はもう9年間、今のご主人と生活を共にしておりますが、犬としては充分におばあちゃんであります。それでも、こうしてご主人と盲導犬に関する啓発活動を行っております。定番のアイマスクをしての盲導犬の体験歩行でありますが、ハーネスを握っていても腰が引けてしまいます。大人の眼がねが必要になった『夢屋』でありますが、目が見えるということは、どんなにありがたいことか、今さらながら実感するのであります。

 

 

里親探しにエントリーされた仔犬が5匹…ミックスの兄妹犬であります。エントリーNo.5の黒柴系の仔犬の目がうるうるしていて愛くるしい…里親に応募しようか…。
周りの参加者に聞き耳を立てていると「おばあちゃん。この犬かわいい。」と男の子。里親として手を上げてくれるようであります。そうそう、がまん、がまん。
血統書にこだわるつもりはありませんが、情に絆されて手を上げて、大きくなってから手を焼くのも困りもの。山形市内のペットショップ3ヶ所を見て回り、結局、お隣町の南陽市に最近オープンしたブリーダー直結のショップに茶柴♀をお願いすることにしました。ハッハッハ、妻は上機嫌であります。
名前は、柴犬の♀だけに「コウちゃん」…『柴犬コウ』という芸名を提案したのですが、家族に即座に却下されました^^;
後はショップからの連絡待ちなのであります。

さて、本日は、これから同級会の幹事会であります。
『第2サティアン』は、酒池肉林のるつぼと化すのでありました^^;

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(妻の気持ち・・・)

2011-09-23 09:00:06 | 夢屋王国

台風15号の影響で、『夢屋王国』内の住民も息を潜めているようです。畑はぬかるんで作業になりませんので、久し振りにおとぼけ『本官』と台風15号並みの勢力を保つ『オッカーザウルス』に登場願うことにしました^^;
付き合い始めて約30年、結婚して丸26年を迎えようとしております。同居の年数だけを数えれば、両親を除いて、一番長い付き合いとなりました。妻の職業柄、我が夫婦はすれ違いの時間が多く、すれ違いが多いと言いながら、子どもが3人いるという世間一般的な夫婦であります。
子どもたちが家を離れ、古老が亡くなると、夫婦の会話も途切れがちになり、共通の話題づくりにハムスターの「ころちゃん♂」を購入し1年6ヶ月…小さかった「ころちゃん♂」も最近、コロコロと中年太りが目立ち、帰省した二女にダイエットを命じられる始末。体調を崩し、今年の3月で一旦職場に区切りをつけ主婦業に着くものの、何故かしら「柴犬」を飼うために『オッカーザウルス』は猛勉強中であります^^;
今朝方、台所で「明日も畑仕事?」と尋ねるものですから「ああ。」とだけ応える。
「明日、山形市内の総合支庁のイベントに行きたいんだけど…。」(オッカーザウルス)
「何やるの?」(夢屋)
「ペットの飼い方教室だって…。」(オッカーザウルス)
「その総合支庁なら、県庁の通りをこう行って、ああ行って…。」と事務的な返事をする『夢屋』

 

出稼ぎ先で、昼の弁当(←自分で詰めております^^;)を食べながら、ふと気付きました。あれま、今朝方の妻の問い掛けは、久し振りのおデートのお誘いではなかったのだろうか?総合支庁で行うペットイベントと言えば、犬や猫の里親探しに違いない。妻との会話の点と点をつなぎ合わせながら線にして、市内の規模の大きそうなペットショップをネットで検索し、「柴犬」に関する情報を収集したのであります。
帰宅し、平静を装いながら…
「どうせ、畑はぬかるんで仕事にならないから、明日、俺も行こうかなぁ~。」(夢屋)
「うん、行こう行こう」(妻)
危機一髪、妻はオッカーザウルスに変身しなくて済んだ、安堵・安堵^^;
調子に乗った夢屋は、今日、髪を切ってきた妻に気付いたふりをして、
「いいねぇ…そのオカッパ。」(夢屋)
「ば~か。これはボブ。」…あぶない、あぶない、危うく地雷を踏むところだった^^;

山形では、菊の花を食べる食習慣があります。中断画像は黄菊でありまして、花弁を散らして、さっと湯がき、ほうれん草などと一緒にお浸しにしたり、酢の物の和え物にしたりします。晩生で有名なのが、薄紫色の「もってのほか」であります。
「もってのほか」の名の由来は、天皇家の御紋である菊を食するとはもってのほかである。とか、こんな美味しいものを嫁に食わせるのはもってのほかである…などと諸説あるところであります。こんな良く出来た妻を褒めないなんて、もってのほかである。(ヨイショっと^^;)

今朝は朝から、釣り場の空き缶拾いボランティア・・・さぁて、おデートに出かけますか^^;

只今、帰って来ました。何とかブリーダーさんとの渡りを付け、妻も満足のようであります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山は虹・・・

2011-09-22 08:29:28 | 夢屋王国

「山は虹 いまだに湖水は 野分哉」(小林一茶)

台風一過などと申しますが、台風15号は各地に被害をもたらしてしまいました。お陰様で『夢屋王国』は、大きな被害も無いままやり過ごすことが出来ました。自然の猛威の前にあっては、やり過ごすという手段が、最も有効な手段であると確信しております。我が家のオッカーザウルスの怒りを柳の如く受け流す、そんな生活から生まれた知恵であります^^;

今の季節ですと稲作農家は、台風による倒伏と穂先が濡れることによって生じるカビや発芽が心配されますが、今のところ大丈夫なようであります。りんごや梨、ラフランス農家は、台風による落果に気が気では無かったことと思われます。収穫の秋などと言われますが、この節の台風は、一年の稔りを一瞬にして奪い去ってしまう、厄介な存在なのであります。

 

ご近所の専業農家のハウスでは、販売用のタマネギの苗が太く成長してきました。種苗として販売するため、8月10日頃には播種をして、10月10日頃出荷するのだそうです。今年の盆過ぎに『夢屋国王』は、種苗屋さんの奥さんとちょっとした議論になりました。彼女は9月5日頃に播種しなさいと助言してくれるのですが、私は、ここ3年ほど苗作りをしてみて少々遅い気がすると伝えたのであります。しかし、彼女は早植えはトウが立ってしまうのでお勧めしないとの一点張り…。専業農家は盆過ぎには播種しているよと伝えても、それはお客さんの勝手と言い張るのであります。
私は、播種期を早め、発芽後初期の遮光栽培と葉先のカットが、太い苗を作るコツではないかと、専業農家の技術を見ながら確信しておりまして、その技術を盗むために、毎朝、彼のハウスを覗くのであります^^;
ある日、専業農家のご主人に苗作りを聞いてみました。早播きは、苗の出荷期から逆算した結果であり、タマネギは暑さに対して休眠性を持っていることから、発芽率が悪くなる傾向がある…これが、彼が体得した結論であります。
さて、今年の国王のタマネギの苗は、このところの雨で倒伏してしまいましたが、太さは昨年よりしっかりしていて、何だか期待が持てそう^^; しかし、本当の結果が出るのは、実は9ヶ月後なのでありますよ…気の長い話であります。

今朝も田んぼの見回り終了。
実害はな~し!良かった良かった^^;

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋王国(探し物)

2011-09-21 12:24:25 | 夢屋王国

夢屋本舗イメージキャラクター『がんこ一徹君』の板さんバージョンが出来上がりました。夢屋本舗営業部専属のイラストレーター『有川有季菜先生』は、原稿締め切りが守れないことで有名ですが、最近、手持ちのお金が底をついたようでありまして、今回ばかりはオヤジの指定する期日にキッチリ合わせて脱稿したようです^^;
さて、商品ラベルだけが先行して出来上がって行きますが、商品企画開発部の「薄皮丸ナス漬け」はどこまで開発が進んだのでありましょうか?
先日、夢屋本舗最高幹部会議に提出された商品企画提案書は、『頑固一徹君 飲んべえの友シリーズ』と題して、4商品の企画・レシピ提案がなされたのであります。
商品No.G-1「頑固一徹 んだべ漬け」・・・。
商品No.G-2「頑固一徹 どやし漬け」・・・。
商品No.G-3「頑固一徹 たまんね漬け」・・・。
商品No.G-4「頑固一徹 まっこりもっこり漬け」・・・。
詳細は、トップシークレットとして、2013年7月の夏季限定販売を目指して、その熟度と精度の向上に磨きをかけております。営業部からは、お客様がお土産用に気軽に手に取れるワンコイン(500円)路線を主張しておりますが、運賃や営業利益率を計算するとワンコインでは無理と企画開発部長は主張する。むしろ、商品素材と製法のこだわりに対して、ワンコインでは安過ぎるという開発部ならではの主張を繰り広げます^^;
ここに至るまで、『夢屋国王』と『友人T』は、この夏、何本の缶ビールを飲み干し、何個のナス漬けを食べ続けて来たことでありましょうか?半ば遊びが、少々熱を帯びてきております。後は、製造部の役員人事をどうするかという課題がありますが、「オジSUNS4」(チームオジサンズフォー)の中から、適材を採用する予定であり、人材と究極の味探しは、今後も続くのであります^^;

探し物と言えば、『夢屋国王』が昨年から探してきた『カスミカメ』…一昨年の画像を検索しておりますと偶然にもカメムシのタイトルで、アカスジカスミカメの画像を発見したのであります。撮影日付は2009.08.06…日付と背景のヨモギの葉から、夢屋本田の隣の荒地で撮影したものに間違いありません。大の大人が、100金の捕虫網を振り回して、ひと夏探していたカメムシは、2年前に既に目にしていたのでありました。
探し物などと言うものは意外に身近にあることが多く、長い夏休みを終えようとしている長男の『ポン太郎君』は、本日、自分探しの旅をするために上京していったのであります。折りしも台風15号の影響で雨…これからの季節は、『夢屋王国・国勢調査』も次第に困難な季節を迎えるのであります。

最近、物忘れがひどくて困っております^^;
次から次へと興味の対象が変化し、先の物を忘れていくのならまだしも、物を置いた場所や自分のやることさえ、ふっと忘れてしまう。初老の悲哀を感じ始める秋であります^^;

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする