その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

立ち上がれオヤジ

2010-04-10 09:16:40 | 世迷言
日本では、オジサンどころかオジイサンたちが立ち上がるらしい^^;
どこのご家庭でも、ほとんどの場合、オヤジは内閣総理大臣の地位を与えられているように見えますが、その内情は、おかみさんが財務大臣として大きな権力を掌握しているのではないでしょうか?
昔なら、宝くじを当てて夢の不労所得(利息)生活などと考えておりましたが、期日指定1年物で0.77%程度の金利では1億円預けても77万円の利息に対して20%の源泉分離課税を受けて、手取りは60万円。これでは利息で食っていけない。低金利の時代は、預け入れには不利かもしれないが、借り入れに対しては有利に働き、設備投資に向かうべきなのですが、貸し手側(銀行)が融資してくれない。実質的には、産業(物つくり)による経済の振興には向かわず、相も変わらずマネーゲームによる金融商品で利ザヤを稼いでいる状況に変わりはないようです。
有るようで無いのが「金」、無いようで有るのが「借金」などとも申しますが、近隣の農家経済・収支をみても成功者と破綻者の両極に振り分けられつつあります。主な融資の担保となった土地は、資産としての価値を持たなくなり、返済に窮した場合、同じ零細な農家が連帯して保証することになる。このまま進めば、農家も倒産を続ける負の連鎖が容易に予想できます。
経営に理念の無き者は去れ・・・自由主義経済や勝者の論理だけで、日本の農業を語って良いのだろうか・・・自国の食料さえ調達出来ない国が繁栄を続けるということは、古今東西ないように思えるのですが。
立ち上がるのは政治好きなジイサンたちでは無いと、田圃の『イチモンジセセリ』がセセラ笑っているのであります^^;
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金の重み

2010-03-29 06:39:42 | 世迷言
このところ夜半に雪が舞い、朝の窓越しに見える景色は白一色となっております。とは言え所詮3月末の雪、日中には消えてしまう儚い雪であります。
『金』を「キン」と読むか「カネ」と読むか…その時の状況によって変化するわけですが、今、「キン」ならば浅田真央ちゃんの世界選手権における「金メダル」でありますし、「カネ」ならば「政治とカネ」の問題であり、私的には日々生活のためのオアシというところでしょうか。
スポーツ界での成功を「カネ」に換算することは少々憚られますが、現実的に「キン」が「カネ」に繋がることは周知の事実でありまして、キム・ヨナちゃんがバンクーバー後に一気にモチベーションが下がってしまうのも、単なる疲労だけでは無いような気がします。
一方、政治屋の皆さんは「カネ」を集めるということに関して、モチベーションが下がるということはないようです。時として「カネ」を集めることが良い政治家(実力者という意味で)と評価されているのではないかと思えたりもします。この際、政治資金報告書で一番「カネ」を集めた政治屋には、総務省が『カネメダル』を贈呈する制度を作ったらどうだろう。国会議事堂前に表彰台でも作って「キン・ギン・ドウ」で顕彰し、根こそぎ税金として徴収しても、「政治にはお金が掛かるんです」とかなんとか言って、どこからか集めてきてくれるのではないか…などと期待しちゃいかんのかのう^^;
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスツリーにまつわる話

2010-02-27 08:10:50 | 世迷言
クリツマスツリーと言えば12月の風物詩でありまして、如月の話題としては少々時期を逸しているかもしれませんが、本日は思い出話をちとご紹介いたします。

私が病院に勤務していた頃、窓から見える景色はとても殺風景であり、季節の変わり目さえ感じられないような毎日でありました。こうした環境では、入院する患者さんも社会の動きから途絶された状態となり、憂鬱な気分になってしまいますし、療養上も好ましいものではありません。そんなある日、看護婦自治会の役員から病院のデイルームに大きな「クリスマスツリー」を飾れませんかという相談を受けたのであります。

「クリスマスツリーと言えばモミの木でしょう。どこから仕入れればいいの?予算はどうなってるの?デコレーションは?」無い無いづくしの中での突然の提案と「夢屋に言えば、何とかしてくれるだろうと院長が言ってましたから。」とまったく無謀なひと言で木を探す作業から始めたのでありました。地元の森林組合の知り合いに頼んで杉の間伐材を頂戴し(こっそりチェーンソーで切り倒してきたのですが…)、デコレーションはUFOキャッチャー名人の戦利品を無償で頂戴して、何とか小児科病棟前のデイルームに拵えた記憶があります。

「私、夢屋に不可能と言う文字は無い!」などと豪語しながら、どこか七夕飾りのようなクリスマスツリーに歓声を上げてくれた子どもたちの笑顔が、私への唯一の報酬でありました。画像は、昨年の夏に田圃で見つけた『スギナのクリスマスツリー』であります。撮り貯めた画像を整理しながら、ふと季節はずれの記憶が甦ったのであります。
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋国王「核廃絶」を訴える

2009-07-12 19:22:23 | 世迷言

夢屋庭園に咲いた『南天』の花です。「ナンテン」は「難を転じる」に通じ、不浄の物を清める効果があると言われております。
昨日の夢屋は、世界平和を願う『原水禁山形大会』に組合の動員で参加してきました。
       
戦後64年経ったんですねぇ。24年前、地元の青年団活動で、原水爆禁止に向けたカンパ活動を行っていました。
「このカンパってさぁ、どうするんよ?」(夢屋)
「山形県から長崎大会に参加する仲間の参加費に充ててもらうのさ。」(事務局)
「それって、つまんなくない?内からも誰か派遣しない?」(夢屋)
「…。」(事務局)
結局、休みが取れないとか何だとか…すったもんだの挙句に、私、夢屋が地元の代表として参加することになってしまいました。当時、夜行急行と新幹線を利用し、16時間位かけて長崎に到着したのですが、政治的には中立の立場で参加しようと申し合わせたものの、デモ行進にはこっちに入れとか何だとか…大人たちの思惑に翻弄された活動でした。
           
原水爆は、人間が発明した最も愚かしい兵器。こうしたものを二度と使わない、使わせない、そして作らない…そうした純粋な思いでなぜ統一した行動が取れないのか?政党間の綱引きに翻弄される市民運動は、悲劇でしかありません。広島や長崎の被爆者の方々には申し訳ないのですが、年中行事化した感のある行動に、やや辟易している今の自分が居ります。国際間の紛争や南北間の貧富の差は、政治が調整・解決すべき課題ではありますが、未来を担う子どもたちに美しい地球を引き継ぎたいという、純粋な気持ちが伝わらないもどかしさは、一体いつになったら解消されるのでしょうか?
『ナンテン』の花言葉は、「機知に富む」、「福を為す」なのですが…。
           
                                  

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋の国外視察

2009-07-11 21:10:26 | 世迷言
隣国日本の首都東京の都議会議員選挙も明日に迫り、既成政党は最後の追い込みに必死なことと思います。この動向によっては、続く国政選挙の命運を予測し得るとなれば、関係者の皆様も気が気ではないことでしょう。
しかしながら、お気楽「夢屋王国」は、義憤を持って日本からの独立を宣言した国家ですから、如何なる結果になろうとも、その建国理念が変節することはありません。
師『上杉鷹山公』曰く、
 「国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして、我私すべき物にはこれなく候」
党利党略、私利私欲のための国家であってはならないし、我が子らのために護り、伝達していかなければならない国家なのであります。
           
まだまだ、経済的自立が難しい「夢屋王国」ではありますが、何とか水稲に替わる換金作物の候補が現れました。『にんにく』であります。約1年間に亘るスーパーの価格調査と王国内の粘土質土壌に適合する作物を検討した結果、導き出した結論ではありますが、「何だかいけそうな気がする~」と上機嫌な鼻歌交じりに、昨日は、久々に国外(里山)視察に出かけました。
盆地でもひら場に位置する「夢屋王国」から、東へ15km。里山地帯にでかけると、そこは目新しいものが溢れるパラダイスです。
           
クローズアップレンズ下の画像ではありますが、ほぼ原寸の「エンドウ」の一種と思わしき花。野草である「カラスノエンドウ」や「スズメノエンドウ」ではなく、また栽培種でもない「エンドウ」…外来種なのでしょうか?
『ジャックと豆の木』のエンドウが、もしこの種ならば、天界まで届くという空想を呼び起こすには十分な程の大きさでした。
           
夢屋国王を前にして、「トノサマ」を名乗る不遜なバッタ。まだ、子どもなので、無礼は許すことにします…などと、目に飛び込むもの総てが被写体なのですが、残念ながら現実には仕事中なので、昼の休憩中に何枚か撮りためるに留めました。また、改めて出かけ、撮り残しを撮って来たいと思います。
ちなみに、標題の画像は、『たばこ』の花です。
手間が掛かる上、価格が抑えられていることから、ご多分に漏れず、栽培農家戸数も減ってきました。記憶の片隅にはあるものの、改めて凝視するとまた新鮮な花に感じられました。



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋国王の悩み(教育編)

2009-07-07 12:02:02 | 世迷言

我が家の調整田(休耕田)に咲いた『アゼムシロ』です。田圃の畦などに、ムシロのように一面に咲くことから名付けられたようです。一度、ブログでも紹介しましたが、本日は、クローズアップレンズで拡大してお届けします。
一応、
水田雑草ということになっていますが、さほど悪さをするわけでもなく、こうして拡大してみると五弁の花びらが、花房を一周するでもなく半分で途切れて咲いている訳ですから、洒落た小さな植木鉢にでも植え付けて、観光客相手に売りに出せば、知らない人は珍しいとかいって買ってくれんじゃないかと…。
そもそも人の価値判断などと言うものは、かなりいい加減で、見たことがなければ珍しいということになるし、毎日、田圃の畦を歩いていれば、関心もなく踏みつけて歩くといった訳でして、商売というものは節度を持たないと、産地偽装など、あってはならない方向へ暴走してしまうようです。「売る奴がいるから買うんだ。」とか「買う奴がいるから売るんだ。」という水掛け論をしていますと、少女買春や麻薬売買の話題にまで発展してしまいます。
          
さて、騒乱の中に暮れた昨日の夢屋王国は、一夜明けるとその惨状が明らかになりました。運悪く水の流れに乗れなかった「トノサマガエルのお玉ちゃん」は、瀕死の重傷。夢屋国王の温情により、隣の用水路に移されましたが、その後の消息はつかめておりません。一抹の罪悪感が過ぎります。
                
一方では、数百匹はいるかと思われる「アキアカネ」に混じって「オツネントンボ(だと思います。)」が、ぽつんと一匹羽化したようです。
こうした命のやり取りを子どもたちには、どう伝えれば良いのでしょうか。命を大切にすることは当然ですが、ちょっとした運・不運の流れが、生死を分ける「夢屋王国」です。
「殿…余りと言えば余りの仕打ち…(涙)」(アマガエル執政)
「執政よ、これがイギリスのベンサムが唱えた『最大多数の最大幸福』である。万人総てが幸福になれるとは限らないのだ…。」(夢屋国王)
「しかし、殿。それでは少数派が救われませぬ…。」(アマガエル執政)
「この責めは、総て国王たる夢屋が背負うこととする。」(夢屋国王)

毎日、生き物たちと向かい合っていると、いつも感じたことのないような感傷的な気持ちになってしまいます。君主は孤独であり、強い信念で事に当たらねばならない。年取ったのかなぁ~?

追記)貧乏父さんへ
2サイクルエンジンの生ガス吸気後の処置は、点火プラグを外してライターの火で放電箇所のカーボンやオイルを焼ききるのが一番。学校では教えてくれない、亡くなった近所の百姓おやじの直伝です。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋国王の悩み(専制君主)

2009-07-06 20:55:55 | 世迷言
アンジェラ・アキさんの『手紙~拝啓 十五の君へ~』の詩は、正直ヤラレタな!などと思います。この詩を聞いていると、三倍以上も生きて来た自分は、15歳の頃一体何を考えていたのだろうかなどと、ちょっとしたノスタルジーに浸ってしまいます。ある日、ホワイトブックに『カタバミ』の絵を描いた気がします。名も知らぬ花として…しかし、力強く、清く美しくなんてね…。何処でどうして濁ってしまったのか?友達は居たけれども、どこかで孤独を感じていたのかもしれません。書き出しが乙女チックになった夢屋…ですが。

朝一番、「国王、ご乱心召されたか~!」というアマガエル執政の叫び声で、夢屋王国は喧噪に包まれたのでした。日頃より国民思いで、温厚な「夢屋国王」が豹変したのであります。
           
「ロビン水田溝切機」が水を蓄えてきた水田を切り進んでいきます。
「殿、ご勘弁下さいませ~!」
悲鳴ともつかぬ声には、耳も貸さず、専横君主と化した「夢屋国王」は、水田の水を抜いて行きます。
           
水田内には、「どじょう」や「トノサマガエル」のおたまちゃんが泳いでいることは充分承知の上での所業…『中干し』作業です。我が在所では、「ネッキアテ(熱気当て?)」などとも申しますが、農業高校の教科書では「中干し…土中に酸素を送ることによって、嫌気性微生物の活動を抑え、有害物質の生成を防ぐ。根を健全化し、土壌深層への生長を促し、登熟期の光合成能力を高める。」とあります。栽培学の権威が執筆するとこうなるのですが、秋作業のための水田面の硬化、水生雑草の防除、ん~一番の効果は、無効分げつ(穂の出ない株)を抑える…が効果と言えます。
日々安泰に暮らしてきた国民には、申し訳無いのですが、国家存続のための強制収用とご理解ください。(アマガエル執政は、認めないでしょうが…^^;)
現在では、乗用タイプの溝切機『田面ライダー』もリリースされております。「デンメンライダー」と呼ぶらしいのですが、私にしてみれば、「仮面ライダー」改め、「タメンライダー」の方が受けます…。
農業機械や農薬の商号は、結構、お茶らけた名称のものが多いのです。
           
「アマガエル執政よ、そのほうも大人に成るのじゃ…。」(夢屋国王)
大人に成る…物分かりが良くなることが、人間として優れているということなのか…。
昔は、「かかと」で土を踏みしめ、後ずさりしながら、両手で土をかいて水抜き水路を作りました。小学6年生位の夢屋には、稲の葉先がチクチクとして、とても辛い作業でした。
それでも、母親と一緒に居ることができる田圃が好きだったような気がします。
十五の頃の夢屋は、まだ、正義感があり、恋に恋していたような気がします。
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋国王の悩み(無名花)

2009-07-03 17:02:45 | 世迷言
最近、夢屋王国に名も知れない花が咲きます。おそらく輸入された鶏糞にタネが混じって来るのではないでしょうか?隣国「日本」のグローバル化は、植生にも変化を及ぼしています。
           
梅雨空の晴れ間に「アキアカネ」は、羽根に雨粒を溜めながら羽化し、飛び立つ時を待っていました。
           
ギリシャ神話に出てくる「ゴーゴン」の姿を見てしまったのでしょうか?稲の葉にしがみついている「ヤゴ」は、まるでブロンズ像のようにジッとして身動きひとつしません。決して諦めてしまった訳ではなく、飛び立つ時を待っているのです。
夢屋王国の唯一の換金作物である水稲は、順調に生育しているのですが、そろそろ肥料切れを起こし始めています。残念ながら、画像で読み取れるような色の変化ではなく、水田面の稲の葉色が、少しずつまばらに色落ちしてきました。昨年までは、単なる一労働者でしたので、こうした色の変化には気づきませんでしたし、また見る必要もありませんでした。正直、今年はそうした変化を日々の見回りの中から見つけ出そうと必死です。しかし、多くの場合、そこに暮らす生き物たちの生活に目を奪われることのほうが大半なのですが…。緩やかに季節(時)が流れる王国ですが、日々の変化ある暮らしは、ひとつの喜びとなってきました。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

盛況!夢屋加工所

2009-07-02 20:24:20 | 世迷言
夢屋王国の経済的な独立を目指し「夢屋加工所」を設立しました。まずは、昨年の秋から栽培してきた「らっきょう」を漬け込む作業に取り組みます。国王兼所長兼従業員。帰宅してからお決まりの缶ビールをひと缶。台所の空きを待って作業開始です。漬け込む以上は、洒落たカレーショップに卸せるようにと整形作業を始めたのですが、ザル一杯…さすがに1時間以上掛かりそうです。そこで、パートのおばちゃん(妻)を雇いました。
「お願い、手伝って…。」(弱気な夢屋)
「こんなに一杯(沢山)、誰食うなや?(食べるの)」(パートのおばちゃん)
「友ちゃん(二女)だごで…。」(夢屋)
まさか、夢屋王国維持のための資金作りとは言い出せませんので、おばちゃんの弱みである子どもをネタにパート作業に巻き込みました。この位のウソを軽くつけるようにならないと我が家の夫婦生活は維持できません。
「かなり小粒なんだけど…。」(パートのおばちゃん)
「父ちゃんは、らっきょうもお乳も小ぶりが好きだから…。」(夢屋)
「ボコ…」(張り倒される音)
パートのおばちゃんのお陰で、作業時間は1時間弱。仕事量の見積もりはバッチリです。
            
夢屋王国に新たな国民が出現しました。『アキアカネ』です。初夏なのに「ナツアカネ」では無く「アキアカネ」が出現するのか…理由は分かりませんが、胸の模様は『アキアカネ』です。これから一旦、山に出稼ぎに行くようです。6月28日(日)の蛭沢湖では、ヤンマやイトトンボを目にしていましたが、夢屋王国の田圃では、3日前に初めて羽化したての『アキアカネ』を見つけました。今日、田圃に行くとまぁ、居るわ居るわ。ようやく梅雨らしい雨の夕方、稲の葉にしっかりしがみついて居りました。
こうしてトンボを眺めていると、吉田拓郎さんの『夏休み』のフレーズを思い出します。「麦わら帽子は、何処へいった♪畑のとんぼは、何処へいった♪」もう少しすれば、娘たちも夏休み。らっきょう漬けは、それまで冷蔵庫で保存しておきます。

追記)10日も遅れて、娘たちから「父の日」のプレゼントが届きました。
何故か「扇子」…これで暑い夏を乗り切れということなのか、もう少し文章のセンスを磨けということなのか分かりませんが、素直に「うれしいデス」
コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢屋国王の悩み(社会保障)

2009-07-01 17:03:03 | 世迷言

昨日は、2ヶ月ぶりに古老を軽トラックに乗せ、我が家の田圃を検見しました。茶の間からの指示に多少のブレがあり、昨年の記録を確認している状態…少々怪しい。やはり水稲の葉の色や分株(ブンケツ)数を確かめないと、7月の中干し作業に向けて不安が生じます。結果、ここまでの管理は合格点をいただきました。
さて、夢屋王国に「アマガエル執政」を迎え入れ、一層の内政強化を図らなければなりません。当面、租税は、使役による納税を許可したものの、国民の社会保障をどうするか、将来にわたる重要課題と思い悩んでおります。

「執政。国民の将来不安を取り除くために、年金制度を導入しようと思うが如何にかんガエル?」(夢屋)
「隣国、日本では100年安心プランなどと大見栄を切っておりましたが、わずか5年で計画も破綻状態にあります。有りもしない儲け話や数字の改竄、意味のない箱もの投資で隣国の国民資産は減少しております。投資による資産の増減は長期的スパンで判断すべきと思われますが、ウソで塗り固めた社会保障プランなど無きに等しいものです。
」(アマガエル執政)
           
「オオバコの穂にすがりつくカメムシの幼生は、今日と言う日をひたすらに生き、明日の命の保障もありません。秋に成人し、運良く越冬できても人生一年。惰眠をむさぼる夢屋国王の残りの人生30年とは意味が違います。彼らに老後などという概念はなく、彼らの求める社会保障とは、子々孫々に受け継がれるべき、この夢屋王国の農園を維持保全していただくことに尽きるのです。」(アマガエル執政)
「はい、分かりました。」(夢屋)
「あれまぁ、今日は素直ですね?」(アマガエル執政)
「いや、飲み会で頭がガンガンするので、もう寝ます…。」(夢屋)

ちなみに、『オオバコ』の花言葉は「人の足跡」。カメムシにはカメムシなりの足跡があり、夢屋には夢屋なりの足跡があるはずです。

杏奈さんからの励ましのコメントから、奮起2ヶ月。何とか一日も休むことなく下らない投稿を続けております。

            


            

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする