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その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

永遠の喜び…(花言葉)

2025-05-31 06:48:40 | 巡礼

100均のスイートピーが紫色の花を咲かせた^^;

 相方『チャオちゃん』の『最後の田植え』も終了して、ひと安心…今度は我が家の田んぼに追肥をして、除草剤を散布してetc.…ここまで来れば、次の追肥まで2週間ほど「水見」と称して、田んぼの水位を微調整さえすれば身体を休めることが出来ます。(補植:田植え後の手直し作業は残っていますけれどね^^;)長男『ポン太郎くん』担当の夏秋きゅうりを240本ほど定植し、残りは来週、新たな定植場所を耕運して対応することにいたします。(これで何とか一段落)
 しかし、夏野菜の苗の購入も、植付場所の耕運も済んでいないのでありますよ。田んぼの手直し(補植)もしなければいけないしねぇ…若い頃は「その内、補植などという作業はしなくなる。」と『おやじぃ』は予言しておりました。田植え機の性能は向上していくし、何よりも大規模化を進める中で、「補植」などという作業は、労働生産性を悪くするだけの作業であり、腰痛・ひざ痛を引き起こす作業である。欠株を補ったところで、全体収量に大差はないはずである。(事実、欠株箇所からは日光が田面に差し込み、補償効果があるという説を取る方も現れている^^;)でもね。昔からの『百姓根性』というヤツはそれを許さないんだなぁ…。補植をしたり、落穂を拾ったりetc.「だらしなくしていると他人に笑われる。」…そんな根性がどっこい生き残っている訳ですよ^^;


畑の神さまは天には帰らない?

 さて、田植えが終われば「さなぶり」という行事がある。『おやじぃ』は『早苗振る舞い』が音変化したものだろうと勝手に思い込んでいたのだけれど、九州地方にも「さなぶり」という風習はあるらしい。百科事典を調べると、どうやら「さ」とは「田の神さま」を指す言葉であり、「田の神さま」が田植えを終えて、天に帰る日を指すらしい。『ごっつぉ(ご馳走)』は、「田の神さま」との供食だったのねぇ(笑)
 一方、「畑の神さま」は、天に帰ることはせずに、年がら年中畑仕事を監視しているらしい。田んぼは田植えが終われば、当座のところ「水見」で身体を休めることが出来るのだけれど、畑は苗を定植しても、摘葉、摘芽と作業が延々と続くのでありますよ。「田の神さま」が男神ならば、「畑の神さま」は女神に違いないと『おやじぃ』は思うのでありますよ。(年中、働いているという意味でですよ^^;)


一品追加は「たこ焼き」かい^^;

 はてさて、昨年購入したはずの「田植長靴」が破れてしまいました。昔の「ミツウマ」のゴム長靴は、生ゴム生地が厚いから40年も使い込んだようなモノも存在したのだけれど、最近の「田植長靴」はゴムが薄くて軽い代わりに、チャチイのよ。少しずつ「補植作業」をする心積もりだったから、量販店に買い替えに行ったら置いていなかった…折しも今日からは雨の予報である。「これは少しは休みなさいという天のお告げに違いない。」と訳の分からないことを口走り、店員さんを笑わせた^^;
 ならば、素直に「休む」ことにいたしましょう…温泉に浸かって、『ごっつぉ(ご馳走)』を食べて、『独りさなぶり』じゃい…と思ったのだけれど、ウイスキーを一本買ったら、またお小遣いが無くなってしまった(笑) 刺身の盛り合わせは出せないので、「たこ」が入ったスーパーのタイムサービス「たこ焼き」で我慢することにしましたよ(涙)


いいねぇ、チミは…足元で大爆睡^^;

 はて、5月はスナップエンドウと山菜で、きゅうり以外では、我が農園最高の販売月額を達成したはずであるのだけれど何せお金が無いのよ…すべて売掛金だから、最も早いもので6月5日が入金日かい?それとて、田んぼの苗代に充てると無くなってしまう。(いや、むしろ足りない。)それより何より、5月末は自動車税の納期限ではないかいな。(んなもん、1ヶ月くらい遅れたところで延滞金は付かない。本来なら20日以内だったかなぁ、督促状を発布しなければいけないはずだけれど、県のお偉方は1ヶ月以上経たないと発布しない…きっと忙しいのだろう^^;)こちとら無いお金を何とかやり繰りしながら、資金調達しているのだから、地方の大企業である『県庁さん』が3万円程度の端金でグダグダ文句など言うはずがないのである。ああ、100均で買った一袋55円のスイートピーの種は、紫色の花を咲かせましたよ。「紫色のスイートピー」の花言葉は「永遠の喜び」なんだって…公務員さんの悪口言って、溜飲を下げているのも情けない。「紫色のスイートピー」の花言葉を『永遠の貧乏』に誰か変えてくれませんかねぇ…差し当り『小泉の薄い大臣』いかがですかねぇ(笑)

 

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無理は禁物…しかし金持つには^^;

2025-05-30 06:57:31 | 巡礼

臨床試験の論文が見当たらない?

 農園の前オーナーが植えたブルーベリーの木でありますが、花が満開と思っていたら、昨日気付けばたくさんの実が付いていた^^; 今年は雪囲い(荒縄で巻いただけだけれど^^;)もしたから、枝(花芽)が痛まずにたくさんの実をつけたようです。しかし、毎年のことではあるけれど、そのほとんどが雀っ子の『ごっつぉ(ご馳走)』になってしまうのでありまして、寒冷紗を巻いても隙間から忍び込むしたたかさ…やつらだって、生活(命)が掛かっているから必死ですわなぁ(笑) さ~て、今年はやつらとどんな知恵比べをするか…もうそろそろ新たな作戦を考えなければいけないねぇ。ブルーベリーに含まれるアントシアニンは、「目に良い」「老化を防ぐ」などとCMで流されるけれど、論文調査の結果では、人に対する有効な臨床検査結果は得られていないらしい。(Wikipedia情報)雀っ子が目ざとく餌を見つけるのは、このブルーベリー効果かと思っていたのだけれど、残念ながらそうではないらしい。こんな時こそ、用心棒である『シロ♀先生』の出番であると思うのだけれど、スズメ如きでは彼女は剣(爪)を振るわないらしい…というか、彼女はきっと昼寝を楽しんでいるに違いないのである(笑)


ありゃ~これはデカい!

 さて、3ヶ月ほど掛かってようやく収穫できた『ときわみどりちゃん』の一本は、昨夜の内に家族に試食していただいた。(『おやじぃ』は歯が無いので丸かじり出来ないのである^^;)「新鮮で、パリパリとした食感」…そりゃそうだよね、採り立てだもの。早速、3本を一袋にして直売所にお安く出品、2本は独り暮らしの従姉にお届けしましたよ。(従姉は、トマトいつ出る?だって…人の苦労も知らないで^^;)この時期の地物のキュウリならば、まだ珍しい。(直売所のライバルは、既に大量に出荷しておりますけれど…地温だよ、地温!…しかし、彼は強気でお高い^^;)ならば『おやじぃ』は、売るための値引きではなく、別の直売所にスーパー価格を参考にしながら、1本40円程度で出してみましたよ。地元のお年寄にお安く手にしていただければそれで良い。スーパーと同等品をスーパー価格よりも安く、市場取引より少々高く…これで『三方10円得』ならば、『おやじぃ』の商売は十分成り立つのでありますから(笑)


何とか夏秋きゅうりを半分定植しましたが…

 はてさて、田植えがようやく終わったと思ったら、今度は「夏秋きゅうり」の定植作業であります。昨日も暑かったのでね、長男『ポン太郎くん』に下準備をさせて、『おやじぃ』はお昼寝?夜中に団体の補助金申請書類を作成し、朝から田んぼの追肥をして、スナップエンドウ他を収穫・納品etc.…お昼ご飯は、スーパーの「いなり寿司5個」で空腹を抑えて、役場に申請書類の提出と打合せetc.…結局、昼ご飯は3時だったのよ。もう出掛ける予定はないから、昼から缶ビールを頂いて少々休憩させていただいただけである。今年は『おやじぃ』の指示通り、株間90㎝まで広げておりました。病気の予防(風通し)と初期作業の軽減(子蔓の伸長に摘芯作業が追い付かなくなるのであります。)を目指したものですが…はて、困った!株間を広げた分で注文した苗数を植える場所が無くなってしまいましたよ(笑) まぁまぁ、農園は広いのだから、また別の場所を確保して定植させれば良いだけのこと。少しずつ『ポン太郎くん』に労働負荷を掛けていかないと、農園の経営が成り立たないのでありますから…。


ああ、泥のように眠る…

 気付けば、夕飯の時間だったのだけれど、どうにもこうにも身体が動かない。昨日は夜中に足が攣った^^; 疲れたねぇ…あと一週間で65歳、前期高齢者の仲間入りだもの^^;
 何かなぁ…若い頃の疲れと「疲れの質」が違うような気がするんですよ。それでいて、頭が冴えわたっているような。(物忘れが多いので、神経だけが高ぶっているような状態ですなぁ^^;)何とか資金繰りを改善したい…長男『ポン太郎くん』の自立のためにもね…。アルバイト事務も受託作業も野菜の納品もすべて、売掛金(未収状態)で来月下旬にならないと、または秋にならないと回収出来ないのよ。新規就農者を募る市町村もあるけれど、場所(圃場)や技術の提供もさることながら、当座の生活費(事業回転資金)を支援してやらないと大変だろうと思う『おやじぃ』でありますよ。(『おやじぃ』の場合は年金があるから何とかつながっているけれど^^;)後継者不足と言う前に、やはり経営計画(事業資金)のノウハウを提供する必要があるようです…農業が魅力ある職業だったら、農協職員も役場職員もさっさと農業しているはずだもの(笑) こんど提言してみようかね^^;

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長く生きれば何かかんかあるもんさ^^;

2025-05-29 06:52:56 | 巡礼

相方『チャオちゃん』の最後の田植えも無事終了^^;

 彼に依頼された追肥を朝仕事で散布して、最後に残った『水の抜ける田んぼ』の代掻きを終わらせて…残念、今日の収穫・納品はスナップエンドウだけとなりました。(後で絶対『損害賠償』を求めてやる^^;)大した力仕事でもないけれど、苗箱を軽トラックに積み込んで、圃場で田植えに乗る彼に渡し、空いた時間には水田の水の調整をしたり、補植をしたりと『弟子』だって何かと忙しく働くのであります。そして、遂に最後の一枚…角に欠株を作らないように、ゆっくり、ゆっくり『上陸』^^; 彼から笑顔と安堵の表情が見て取れた。(めでたしめでたし^^;)
 『お百姓さん』とは単純なもので、「植えれば、取れたも同然」と思っている。これから、追肥・除草剤、水見や刈り取りという作業は続くし、もしかすれば天候不順に悩まされるかも知れないのに、植えさえすれば『終わった』…これで今年のある程度の収入が見込めると喜ぶのである。国会では『小泉の薄い大臣(農水大臣)』(先日の誤変換が気に入っている^^;)が、「古古古米」となった「備蓄米」の放出に熱弁を振るっているというのに、こちらの『お百姓さん』には何も関係(恩恵)など無いとどこ吹く風である。只々、秋の収穫だけが目に映るのでありますよ(笑)
稲作歴65年…「18歳の年に、吾妻登山の最中に雨で引き返し、家に帰ると親爺が田んぼで倒れ、亡くなっていた。」などとその方向を指さす彼が歩いて来た人生を振り返れば、田を這いまわる「タニシ」のように、それでも何やら薄い足跡が透けて見えるような気になっております。


第1ハウスに「オンシツコナジラミ」が発生!

 わずか1㎜程度の白い昆虫なので、飛んでいても白い小さなごみにしか見えないのよ…ましてや、『大人の眼鏡』を掛けないと『おやじぃ』には見えないし^^; そんな小さな昆虫だから、「Wikipedia」から画像を拝借しました。アブラムシと同じように、葉から吸汁して、お尻から「甘露」を出すので、それが「スス病菌」の発生要因となってしまうし、ウイルス病も媒介する難防除害虫でありますが、30℃を超えると急激に死亡率が高まるんだって…『おやじぃ』のハウスでは見掛けないはずだわ(笑) しかし、防除はしておかないとねぇ…まずは指先で^^;


白い花菖蒲の花言葉は「純粋」「思いやり」

 さて、『おやじぃ』が決して篤農家とは言えない(むしろ、だらしない)師匠『チャオちゃん』とお付き合いしているのか…(周囲からもよく聞かれるのですが^^;)「我が親父の代からのお付き合い」というか、我が親父が最期の年に、自分の秋作業を放っておいて、『おやじぃ』が作った米を刈り取り、調整してくれたのでありまして、それで『おやじぃ』が作った米を病床の親父に見せることが出来ました。(安心しきって、それが死期を早めてしまったかも?)しかし、『親孝行』のひとつを叶えてくれた彼に何がしかの恩を返していると思っておりますが…。
 彼は、「親爺のように田んぼで死んでも悔いはない。」と語り、「倒れたらこの場から霊柩車で火葬場へ運んでくれ。」などと言ってますけれど…明日は、薬(呼吸器系)が切れたので病院に行くそうです(笑) 冗談はさておき、何とかねぇ、何とか集大成の秋を迎えさせたいものでありますよ。


疲れ果て「冷奴」で飲んだら…おやすみなさい^^;

 はてさて、『チャオちゃん』は、最後の踏ん張りどころと頑張り、『おやじぃ』は成果のでない『自由研究』を続ける日々でありますが、果たして何がしかの「足跡」を残せたのかと思い返しております。田んぼを這いまわる「タニシ(我が在所では『つぶ』と呼んでいる。)を子どもの頃は、バケツに集めて食べた記憶がある。農薬で一時期ほとんど見かけなくなって、最近また水路に大量発生するようになりました。(西日本で大被害を起こしている「ジャンボタニシ」とは違うのよ^^;)そんな「タニシ」が藻類を舐め回った跡にさえ、『薄い足跡』が残されているじゃありませんか…「俺は何をして来たんだろう?」…「我が人生に悔いなし!」なんて嘘っぱち、「悔い」の山積みじゃぁ~あ~りませんか。動けるのもあと10年だわなぁ。(生きていられたらね^^;)昨日も『オラだの農協』で米穀部長を務めた『Iさん』が亡くなったことをお悔やみ欄で知りました。まだまだ、これからなのに…地道に生き残って来た「タニシ」の方が薄くても確実な「足跡」を残していたりしてねぇ…まだ10年ありますよ、これからですよと自分を鼓舞しましてね、勝手気ままな『自由研究』を続けてみようと思います。成果は出ないけれど(笑)

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世の中そんなに甘くない^^;

2025-05-28 07:01:18 | 巡礼

昔懐かしい「赤玉ポートワイン」ですが…

 集落の同級生『Tくん』の様子がおかしい?異常と思えるほど朝からテンションが高いのである。友人『ノロ社長宅』にも最近頻繁に出入りしているとか…もしや?「病院通っているのか?」「薬飲んでいるのか?」彼のプライドを傷つけない程度に質問をしてみると、どうやら服用すべき薬の副作用で身体が(頭が)働かず、過去には飲んでいるフリをして捨ててしまい、今はもう飲んでいないとのことである。もしかすると、病気がぶり返しているのかも知れないと友人『ノロ社長』には、酒を飲ませないように事情を説明した。奇しくも昨日は、彼のお誕生日…お酒ではなくバナナボートとデザートワッフルで一足先に前期高齢者の仲間入り(65歳)した彼の『ジジィのお誕生会』を開催してあげた(笑)
 昔懐かしい「赤玉ポートワイン(現:赤玉スイートワイン)」は、『Tくん』の仕事ぶりに感心した現場の奥さんから頂いたものなんだって…職人が指を怪我してしまい1ヶ月ほど休まなければならないようではあるけれど、車の運転中に自分自身の『異常』に自分で気づいたようである。お医者さんに行って相談してみると夕刻には言っていたし、お酒もこうして「飲まないから」と『おやじぃ』にくれたから、まずはひと安心でありますよ。
 そして、遂に「半促成きゅうり」の初物を収穫…3月3日に種蒔きしてから約3ヶ月、果長は『オラだの農協基準』の21㎝ジャスト合格でありますが、いわゆる「尻細果」で規格外品である…残念!世の中、赤玉ポートワインのように甘くはないのでありますよ。来年の課題は、地温である…実験するまで、また1年待たなければいけないのよ(笑)


タマネギの生育も順調でありますが…

 はて、マルチ中央の欠株(空間)は…冬の間に雪解け水で根腐れを起こしてしまったものと思われます。収穫量は半分だわねぇ…今度は少々「高畝」にして苗を植え付ければ回避できるかも知れない。これもまた11月の植え付けを待たないと検証できません。『いのち短し、頑張れおやじぃ~♪』…いくら、頑張ろうと思っても、これまた1年経たないと結果が得られないのよ^^;


このトマトは何者でしょう?

 昨年、トマトは植えていない『第3ハウス』のホウレンソウの畝から出たトマトの苗を『正体不明』のまま『第1ハウス』の隅に植えてみましたが、恐らく『第4ハウス』に植えて過熟し、落花したトマトの実を踏んだ靴底で運んだものに違いない…ならば、プレミアムルビーか、スイートレッド、イエロー辺りではないかと思うのでありますが、果実の大きさからしてプレミアムルビーではなさそうであります。かと言って、今の品種は「F1種」であろうから、赤く実ったからと言って「スイートレッド」と名乗らせていいモノやら?あと一か月もすれば、結果がでるはずでありますよ…種代無しで『大儲け』…世の中、そんなに甘くないのである^^;


バタバタと納品を済ませてお手伝い…

 はてさて、午後は相方『チャオちゃん』の田植え作業のお手伝い…歩くと息が切れるけれど、機械の上では達者である。(オイオイ、彼のお世話でバタバタしている内に、我が家の本田の水が切れていた…危ないあぶない^^;)「弟子が優秀だと楽ちん楽ちん、これならば来年も…」なんて絶対言うなよ(笑)
 さすがに『師匠』の田植えは上手である。軽トラックの上から、「水見」くらいは出来るだろうけれど、これから追肥や除草剤散布の『歩く作業』は、『おやじぃ』か代行することになりますなぁ…彼のイネづくりと我が親父のイネづくりを比較しながら、今後の参考にさせていただきますよ…「労賃」は秋払いでしっかり頂きますからね。世の中、赤玉ポートワインのように甘くはないのだよ(笑)
 ああ、こうしてお手伝いをしている内に、夏秋きゅうりの苗が今日届くとの連絡が入り、アルバイトの団体補助事業の申請期日が迫ってきました。疲れた身体に鞭打って、夜鍋で何とか申請書を作成し、あとは計画図を作るだけ…若い頃なら、苦にもならなかった夜鍋仕事だけれど、こうしてまた早朝からブログなんぞを書いていると疲れがどっと出てくるのでありますよ。今日は、これから『師匠』依頼の追肥を散布して、収穫納品を済ませ、午後からは『チャオちゃん』最後の田植えを終わらせる予定であります。きゅうりの植え付けは、明日『ポン太郎くん』と一緒に一気に(土曜日からは雨曇の予報だもの^^;)まだまだ、身体に空きはでそうにありませんなぁ…『お百姓さん』で生計を立てるには、赤玉ポートワインのように甘くはないのだよ(笑)

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子育ても大変たいへん^^;

2025-05-27 06:34:56 | 巡礼

「鳥」の画像はフリー素材ですが…

 前日の急激な気温低下で、約束した代掻き作業は寒くて1枚しか出来なかった。確かに疲れは溜まっているけれど、相方『チャオちゃん』の苗だって伸び過ぎてしまいますからねぇ…何とか今日中に残りを終わらせなければいけない。昼ご飯もそこそこに、今日は冬用のジャンパーを着こんで再挑戦、慌てて怪我をしたり、事故ったら元も子もないのでね、始める前に必ず一服。(健康に悪いタバコの唯一の効用でありますよ^^;)子どもの頃に、「キツネに化かされそうになったら、ケッツついて(座って)煙草を吸うとキツネは火が嫌いだから逃げ出す。」と我が祖母は言っていた(笑)
 『化かす』キツネはいない(廃屋から子ギツネが出てきたけれど^^;)けれど、やはり『パニくった』時は、心を落ち着けるためにも一服(タバコ以外で差し支えないのだよ^^;)は重要だよね…。
 作業を始めると、いつものように『ハクセキレイおやじ』がトラクターの周りを飛び始めましてね、コヤツは時として、車のボンネットの中に営巣してしまうほど『人馴れ』しているから、『おやじぃ』の足元まで飛んで来るのでありますよ。「ツバメ」もまた低空で田んぼの水面上を盛んに行きかっております。余裕があれば長閑な光景ではありますけれどね…。


これは朝仕事…トマトの脇芽も掻き取ります^^;

 さて、「ハクセキレイおやじ」の狙いは分かっている…『おやじぃ』が耕運・代掻きした後から驚いて飛び出す「ケラ」を待っているのでありますよ。超低速で走行しているから、行動観察も出来るのですが…やっと、目的の「ケラ」をゲットしたようです。しかし、決して直ぐに食べず、そして持ち帰らず…頭部や胸部を何度も啄んでおります。時には水から出た土の塊に叩きつけている。おそらくは、家(巣)に帰れば、雛がご飯を待っているに違いない。生きたまま持ち帰ったのでは、「ケラ」の脚が雛の喉を傷つけちゃうのかな?そして、最後の強烈な一撃…しかし、強く叩きつけ過ぎて、ポ~んと遠くへ飛んでしまったのでありますよ…あ~あ、今度は機会を覗っていた「ムクドリおやじ」に横取りされちゃいましたよ…残念!(さっさと安全な場所に持ち帰れば良かったのにねぇ^^;)居るなぁ~こういうヤツ…真面目にお仕事に取り組んでいるのに、最後に成果を横取りされるヤツ。家に帰れば、オッカーにどやされているに違いないのである。(勝手な妄想です^^;)


半促成キュウリは、草丈100㎝、果長19cmとなり

 はてさて、何とか目標の4枚を終わらせ、『チャオちゃん』と明日の打合せをして帰宅…厚手のジャンバーを着こんでいるのに身体はすっかり冷えていた。明日には「夏秋キュウリ」の苗が届くだろうし、補助事業申請のアルバイト仕事も残っている。働くお父さん…しかし、すべて、売掛金、未収金で運転資金が枯渇しているのよねぇ(笑)
 自慢のスナップエンドウもいよいよ終盤戦…上段の果実は小粒になって来ましたよ。(今年も結構稼ぎましたけれど、これまた売掛金で来月まで代金が入らない^^;)そして、『魔の6月』がやって来る。山菜やスナップエンドウと稼げる5月は良しとして、6月は「端境期」になってしまうんですなぁ…夏野菜が取れる7月まで凌がなくてはいけない。それの穴埋めができないかと『実験』している半促成キュウリでありますが、一番果がようやく『オラだの農協』出荷基準となる21cmまであと少し…このペースだと明日には初収穫できそうであります^^;


忙しさに紛れて「側枝」が3節めまで伸びていた…

 「吊り下げ栽培」のキモは、「蔓落し」(伸びた主幹を収穫後に下に垂らしていく)とコマメな側枝の「摘芯」作業だと『おやじぃ』は思っているのだけれど、あらら、成長の早い4株の11節目の側枝がもう伸びていた。側枝(子蔓)の第2節目で『幼果』を残してカット…子蔓から出た孫蔓の第2節目でカット…と順次繰り返していくのでありますが、成長スピードが速過ぎて、その内に追い掛けられなくなるに違いない^^;
 一方では、ジャガイモの種芋はもう店頭に置いていないし(仕方ない年越しした芽の出たジャガイモを使うかね^^;)…もさもさ(のんびり)していると、小玉スイカやメロンの苗も店頭から消えてしまうゾイ。一生懸命働いても、オッカーへの上納金も待っている^^; そう言えば、『ムクドリおやじ』は漢字で書くと「椋鳥親爺」なんだわねぇ…。「椋鳥」…其の疾きこと風の如く…侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざることオッカーの如し。「椋鳥」の「椋」の字が、風林火山の「」の字に見えてきた今朝の『おやじぃ』でありましたとさ(笑)

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不倶戴天の敵…ご都合主義^^;

2025-05-26 07:24:35 | 巡礼

朝から「バナナボート」ですか?

 胸やけするだろうことは分かっているのに、時間が無いので朝ご飯替わり、何か「味変」をとブルーベリージャムまで乗せてみた。結果はお見込みの通り…農作業をしていたら胃から甘酸っぱいモノがこみ上げてくるような気分でありますよ。(おバカだねぇ^^;)昨日は日曜日だけれど、相方『チャオちゃん』の残りの田んぼの代掻きを半分終わらせたいし、直売所への納品も休めないし急げ、急げ…。
 そろそろ出が悪くなってきた山菜エリアのわらびを収穫していたら、クモがヨトウムシの幼虫を捕食しておりましたよ。ヨトウムシは農作物の根元を食いちぎる『おやじぃ』にとって『不倶戴天の敵』…クモよ、食って食って、食いまくれ!(この場合、クモは消化液を幼虫の体内に流し込み、体液を吸っているのだから、「食う」という表現が正しいのかどうか疑わしい^^;)


同定しようとズームしたらブレていた^^;

 はて、コヤツは『クサグモ』の類ですかねぇ?「クサグモ」ならば、空中に大きな網を張るのではなく、「棚網」を言われる水平な網を葉の間に張るはずであるけれど、それも見当たらない。というか折角の『お食事中』でありますから、周囲を探して邪魔することはしませんでしたけれど…。(そんな綺麗ごとを言うもんじゃない…とにかく時間がないのである^^;)『不倶戴天の敵』であるヨトウムシを捕食してくれるのだから、クモは『おやじぃ』の『仲間』に違いない?


あれまぁ…摘果したキュウリを舐め尽くしてます^^;

 さて、キュウリの定点観測をしていたら、二日前に摘果して放置していたキュウリの幼果をナメクジがほぼ舐め尽くしておりました。どこから湧いて来るのか、早いことはやいこと。コヤツらは、折角実を付けたイチゴを舐め尽くすので、これまた『おやじぃ』にとって『不倶戴天の敵』なのであるけれど、キュウリの残渣(ごみ)をお掃除してくれたと見方を変えれば『おやじぃ』の仲間?『ごみ』なら良いけれど、茎を這い上り、キュウリを舐められたのではかなわないから、そっと新聞紙の切れ端で包んでハウスの外に退去願いました。(ちなみに、新聞紙は、キュウリの稚苗を黒マルチの熱から守る日焼け予防マルチです^^;)


パンダイチゴ(花苺)に実が付いた^^;

 はて、花苺にも実はつくんですねぇ…今年もハウスの中のイチゴをほとんど収穫することなく終わりそうな気配であります。一方で、何の手も加えていない「第4ハウス」に侵入した「桃薫」という株が大きな実を3個つけましたよ。(人智無用かい^^;)少々早いけれど、名の通りの『桃の香り』を楽しんで、後からご褒美に食べようと思ったら、独り暮らしの婆さん宅に孫ちゃんが来ましてね、孫のいない『おやじぃ』は、娘と孫ちゃんにスナップエンドウと虎の子の『桃薫』を大盤振る舞い…また、イチゴは『おやじぃ』の口に届かなかった。こうしてみると、孫ちゃんは『おやじぃ』の『不倶戴天の敵』かい(笑) 悔しいので、パンダイチゴの実を1個だけ試食させていただいた。(中々イケますよ…赤いと何でも口に入れる性格である^^;)


忙しいので「冷や丼」をかき込んで…

 はてさて、結構身体がきつくなってきましたよ。それでも『チャオちゃん』との約束は果たして置かなければと田んぼに向かったものの、お昼寝をしていないから、深夜労働が祟ってトラクターの上でコクリコクリ…トラクターの振動が丁度いい塩梅のゆりかご状態でありますよ。(対向車が来る訳でもなく、超低速での代掻き作業だから危険はない^^;)しかし、汗ばむような陽気から一気に気温が急降下、風も吹き始めまして、寒くて作業が続けられない。目標は2枚でしたが、1枚を終えたところで退散…明日やれば良いのである。(こういう場合、危険だから早く止めなさいという『天のお告げ』であると勝手に思うことにしている^^;)
 まぁ、何というご都合主義なのでしょう…しかしである。『クサグモ』と思えるクモも何も『おやじぃ』のためにヨトウムシを捕食してくれている訳でもなく、ナメクジだって『おやじぃ』のために『お掃除』をしてくれている訳ではないのである。『敵』か『仲間』かなんて、その時々の「ご都合主義」で決定されてしまうのである。クモだって、ナメクジだって、孫ちゃんだって?『おやじぃ』のために生きている訳ではないのである。それぞれが『生きる営み』を粛々と行っているだけなのである。世の中に『敵』という考え方が存在しなければ…『不倶戴天の敵』とは、「不倶戴天」…「父の讐(あだ)は倶に天を戴かず(ともにてんをいただかず)」という中国故事に由来するらしい。クモやヨトウムシと添い寝しようとは思いませんが、ともにこの世に生きてはいけないほど憎らしいという程のものでもないけれど…人間同士が憎しみ合う戦争は何と愚かしいことか…。

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一度経験していれば…^^;

2025-05-25 06:36:15 | 巡礼

あちゃ~後輪が外れたぁ~~~!

 一個下の幼馴染み『薫ちゃん』から依頼を受けて、『おやじぃ』自慢のスナップエンドウを収穫しお届けしました。正直なところ、全量買い取りで販売手数料無し…最盛期で少々商品としてダブつき気味の時期だけに非常にありがたいお誘いでした。本来なら彼女の主催する「マルシェ(市場)」に参加して、お客様との会話を楽しみ、反応を確かめることに大きな意味があるように思えるのだけれど、残念、田んぼ作業が立て込んでいて身体ひとつでは対応できません。「納品さえしていただければ、私たちが売るから…。」とさらに背中を押されて納品したというのが本質でありますよ^^; 直売所にも、いつもの定番商品を納品して、お陰様で今期最高売り上げを達成することができました。
 さて、午後からは本田の残り半分の田植え、遅い昼食を食べている間に、長男『ポン太郎くん』に苗を荷積みさせ(昨日は土曜日、本来休みの日ではあるけれど、休出をお願いしましたよ^^;)田んぼで落ち合って作業開始…概ね2時間の作業時間と見積もっておりまして、順調に作業が進み、めでたく作業終了…安堵して、月曜日から田植えをする相方『チャオちゃん』の田んぼに向かう途中で『事件』は発生した。「あ~れ~ぇ~~!後輪が外れたぁ~~~!」…普通ならパニックになりそうな『事件』も、3年ほど前に田んぼの中で前輪が外れるという経験をしているから冷静に対応できましたよ。「なるほど、6角の車軸から固定ピンが外れてしまったのねぇ…。これならば、ジャッキUpして車輪を戻し、応急止めをすれば何とか走行できそうである。」とまぁ、冷静に対応できました。「幸か、不幸か?」…田んぼの中や国道横断中の脱輪ならば「不幸」ともいえるけれど、平な農道での脱輪、そしてケガも無し…「不幸中の幸いである。」と受け入れられる^^;


時を同じくして『薫ちゃん』からメールが…

 さて、良品、バラ詰め、過熟果(グリーンピース用)と3種をお届けしましたが、良品が2個残っているだけで完売のようであります。直売所では、一律200円で販売している商品が、彼女にかかると300円の商品に化けていた^^;
 事情を知らない農家は「何の苦労もなく差益を取った。」などと『商人』の悪口を言ったりしますが、これはオシャレな場所の代金、販売のための人件費、そして何より、彼女のお店の集客力への対価である。『おやじぃ』とて販売手数料20%分は直売所売りより儲けがあり、お客様がスーパー価格よりそれでも安く、値段だけの価値があると認めていただけたならば、「三方一両得」の商いであると『おやじぃ』は思う訳でありますよ。
 『薫ちゃん』には、スナップエンドウの傍らで咲かせた「スイートピー」の花束を持参いたしましてね(下心はございません^^;)「最近、男子から花束なんぞ貰ったことないべぇ…。」なんて失礼な言葉を添えながら…。彼女のオシャレなお店に合いそうな次なる農産物は…「カモミール?」…次なる作戦を練る『おやじぃ』であります^^;


師匠からの『指導』って何ですの?

 はてさて、前日は半袖姿で作業し、今日は長袖に合羽を着ての作業と寒暖の差が激しい日々であります。「今日は寒かったから伸びは少ない?」と『師匠』と定番の測定をしてみたら、半促成キュウリは草丈で5㎝、果長で2㎝伸長しておりました。このペースだと、あと4日ほどで初収穫できそうであります。ところで、『師匠』の『指導』って何でしたっけ?居るなぁ居るイル、こういう輩…成果は全部自分の手柄にする一方で、失敗は助言を聞かなかったからと部下のせいにするヤツが(笑) まぁまぁ、我が『師匠』の場合は、親蔓に身体をこすりつけているから、恐らくは摘葉を行なえ、でなければ、葉先に付いたアブラムシに注意せよと『指導』しているのかも知れないけれど、すべて『ニャ―語』では、出来の悪い『弟子』には理解不能なのでありますよ…。


大相撲も千秋楽…大の里関は全勝優勝なるか?

 今日も一日何とか無事に終わり、寒いのでおつまみは「湯豆腐」になった^^; 我が在所では「田植え」を終えると『さなぶり』といって、ご馳走を食べ慰労する風習がある。語源は『早苗振る舞い』なのだろうか?定かではない。子どもの頃は、手植えだったから、近隣の人々が『大百姓』の田植えの手伝いをし、お礼に酒食のもてなしを受けていた記憶である。女衆には貴重な現金収入源であり、子どもたちには、「蕗の葉」でくるんだ『揚げ餅』などを頂いたような気がする。(女衆への手土産だったのだろうけれど^^;)
 次第に男も女も勤め口が出来て、田んぼ作業も機械化が進み、近隣の人々の手伝いは必要がなくなりました。アナログな人間(おやじぃ)には、アナログな機械がお似合いである。「1か、0か?」「○か✕か?」…確かに二進数や二者択一の世界の方が単純明快で割り切り易い^^; 田植え機械の脱輪は「不幸」と思えば「不幸」な出来事で間違いは無いのだけれど、国道や田んぼの中でなくて良かった、ケガをしなくて良かったと思えば「幸(運が良い)」とも思えなくもない。曖昧な世の中を生きて来たから、結論が明快でなくても何とかなるのではと思ってしまう。「経験」とはこういうときに活きてくるのかもね…そんな(損な)生き方も楽しみ方次第でありますよ(笑)

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若者よ、一気に駆け上がれ…^^;

2025-05-24 06:10:19 | 巡礼

相方『チャオちゃん』の最後の田植え作業…

 午前中に野菜の出荷をして、午後から田植作業のお手伝いをする約束だったのだけれど、家まで迎えに行ったときには、彼はもう家に居なかった^^; 往時の彼なら二日もあれば一人で終わらせているはずの田植えであるけれど、今年はお手伝いの『おやじぃ』の都合もあって、午後から、それも三日に分けて実施する予定であります。(と言うか、今の彼の体力では、丸一日の作業には耐えられないかも知れない。)
 「去年はここに何枚(苗箱の数)使ったっけ?」
 「何言ってんだよ。去年は一人で全部終わしたべぇ。」
 「んだっけがぁ…。(そうだったっけ?)」という二人の会話…そうそう、昨年まで何とか休みながら出来た作業も(特に苗運びは辛そうである。)一人では体力が続かないのである。病気のせいもあるけれど、人間の体力というものは、こんなにも一気に減衰していくものなのかと今さらながら驚いております。(機械に乗るのは大丈夫なんだってさぁ…水路にブリッジは架けているけれど、田んぼに渡り切るまで、こちらはヒヤヒヤものである^^;)何とか、田んぼ2枚の田植えを終えて、今日は『おやじぃ』の田植えを終わらせ、明日から2日間(午後)で『チャオちゃん』の残る田んぼを代掻きして、26日(月曜日の友引^^;)から、二日かけて田植えを終わらせる予定であります…これが最後の『チャオちゃん』の田植え作業となるのでありますが…。


お昼は『冷や丼(新潟弁)』でチャチャッと…

 さて、オッカー不在の日は、やりたい放題し放題…というか居るのよ今日は^^; 珍しく病気で臥せっております。我が亡きお袋は「お産を経験したオナゴは、滅多なことで辛い、苦しいとは言わないものである。オナゴが苦しいと口にする時は、余程具合の悪い時である。」と常々言っていた。『このクソ忙しいときに…』心の中の良からぬ声はするけれど、何も好んで病気になっている訳ではないのだから、心で思ったとしても決して口にしてはいけない。(立場が逆ならどうするね?)時間が無いので、長男『ポン太郎くん』とオッカーの分の『酸っぱくない冷やし中華』を作ったという次第であります。「酸っぱくない」というところがキモ…世の中、最も体力の弱い者に合わせること。この場合、「酢の物」が食べられない『ポン太郎くん』に合わせるのが流儀…世の中、登山で言うところの体力の無い者(弱い者)に合わせた行動を取れば、事故もなく平和に過ごせるというものである(笑)


今が伸び盛りのキュウリを見れば…

 はてさて、今日は『一個下の薫ちゃん』が、彼女のケーキ屋さんで「マルシェ」…イベントをするんだって。10時の開店ということだから、朝取りして袋詰めしたのでは間に合わないから、ご自慢のスナップエンドウを夕刻収穫して準備したところであります。彼女はやり手の経営者だから、男どもはこうして『使いっパシリ』として使われる^^; 今のところ、直売所で連日完売状態だから、彼女の「マルシェ」に出品しなくても捌けるのですけれど、彼女の『遊び(アイディア)』に幼馴染みのよしみでお付き合いしてみたいと思っただけのことでありますが…(笑)
 そうそう、半促成キュウリでした。日々、草丈で5㎝、果実長が1㎝と着実に伸びて行く。これから次々と節ごとに実を付け収穫できるはずであります。時(節:せつ)を得た植物の成長には目を見張るものがありますよ。そして、直ぐ近くでは、集落の頼もしい農業後継者『トッチ』が田植え作業をしております。


「ツリガネズイセン」の花言葉は「淋しい」

 はてさて、収穫の手を休め「お相撲」をテレビ観戦しましてね…大関「大の里関」が先輩大関「琴櫻関」を一気に寄り切り優勝を決め、ほぼ来場所は「横綱」の地位を手中にしたようであります。初入幕からわずか9場所で勝ち得た大出世でありますよ…キュウリといい、『トッチ』そして「大の里関」といい(わざわざキュウリを並べる必要もないのだが^^;)伸び盛り(勢い)というものはそういうものである。人生、追い風の日々ばかりとはいかないけれど、伸びるときは一気に伸びよ、駆け上がるときは一気に駆け上がれでありますよ。(一番体力の無い者に合わせろと言いながらね^^;)良いのよ、いいのよ…才ある者は、いくらでも早く駆け上がり、地位を得て、その後に弱者に手を延べれば良いだけである。(だから、年寄りを邪険にしないでね…それが真意かい^^;)「老兵はただ去るのみ…」…今年から高齢者の仲間入りをする『おやじぃ』だって駆け上がった(どこまで^^;)ときがあったのよ。ただね、日本の零細な農業は、相方『チャオちゃん』のような高齢者によって支えられ、住環境(農環境…日常当たり前に思える光景)が守られてきたことを忘れちゃあいけないよ。今、田植えを終えた小さな未整理地は、来年から耕作者が居ないために荒れ果てるに違いないのである。ヒアシンスにも似た「ツリガネズイセン」の花言葉は「淋しい」でありますよ…(笑)

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アメ(雨)とムチ(無知)^^;

2025-05-23 07:00:20 | 巡礼

これは前夜のご褒美(飴)ですなぁ^^;

 子どもの頃、お袋の実家で遊んでいたら『暴れ牛』に遭いましてねぇ…そのことがトラウマになってしまい『おやじぃ』は牛が怖いのよ。(デッカイ黒い塊だったもの^^;)当時はまだ、肉牛というより、使役牛(牛耕、荷駄用)だったと思うのでありますが、我が祖母は、「牛はビールが好きだから、『仕事を終えたらビールを飲ませてやるぞ。』と言って働かせるけれど、ウソを言って後からビールを飲ませないと暴れる。」などと言っていた。人間では運べない重量の荷物を背負い、人間では耕せない田んぼを起こすのであるから、やはり、それ相応の『報酬』を求めるのもうなずけるけれど、果たして本当にご褒美がビールだったかどうかは定かではありません。『おやじぃ』は、働いても働かなくても、毎晩、ご褒美のビールを頂いております。長男『ポン太郎くん』には、ビールのご褒美がない…それは、働きが悪いからではなく、彼は酒を飲まないだけなのである^^;


朝から突然の大雨…

 確かに午前中は雨の予報ではありましたけれど、自慢のスナップエンドウを収穫していたら突然の雨…ハウスの中だから影響は無いけれど、夏秋キュウリの植床作りがまた遅れてしまう。連続テレビ小説「あんぱん」の音声だけを聴きながら、『おやじぃ』が手掛けているのは半促成栽培のキュウリの摘果作業…初めに植えた畝は管理しているのですが、後から植えたキュウリに手が回らず、脇芽を摘み取っていたら、10節目以下にも果実が花をつけておりましたよ。おぼろげながら『おやじぃ』が、イチゴが上手に作れない理由が見えてきた…5月は主力であるスナップエンドウ、わらびの収穫、そして、田んぼ作業と手が回らないのである。(この前も近所の子どもにイチゴを振る舞おうと思ったら、あんなに実をつけていたはずの「紅ほっぺ」がひと粒も無かった…ダンゴムシの仕業に違いないのである^^;)
 5月でスナップエンドウとわらびの収穫が終息すると、6月はパタリと売れるモノが無くなるんです。いや~菜っ葉はありますけれどね…ひと袋100円をいくら積み上げてもお金にならないのでありますよ。7月の夏秋キュウリの収穫まで、今年は半促成キュウリ(少量)とスナップエンドウ第2弾を試験栽培中でありますがどうなることやら?


先行した株は1番果7㎝に、そして…

 さて、半促成キュウリはまた1日で草丈が5㎝ほど伸びて80㎝に達しました。そして、11節目には「子蔓」が伸長してきましたよ。今年手掛けてみた「吊り下げ栽培」では、「子蔓」の第2節で先を切り取り、「孫蔓」を伸長させ、また切る。これを順次、12節、13節目と繰り返していく訳でありますが、その節ごとにキュウリが収穫できるという仕掛け…棚仕立てでは180㎝程度で「親蔓の芯」を止めますが、「吊り下げ栽培」では「蔓落し」という栽培方法で際限なく?上に伸びるキュウリの「親蔓」と「子蔓・孫蔓」から果実を収穫する手はずなんですけれど…これまた、田んぼや畑の他の果菜類の栽培で手が回るのかどうか心許ない。ここは、やはり長男『ポン太郎くん』の出番でしょう…『技術研修』という名目で、作業を丸投げすれば済む話でありますよ(笑)


今夜の晩御飯もご褒美?

 はてさて、昨夜、久しぶりにオッカーを一喝したことが原因ではないけれど、オッカーが病気になった…。(内容は後日ご報告^^;)大雨の合間をぬって、我が家の本田の田植えを半分ほど終えて、今度は集落でお葬式があり、春作業で何ともご焼香の時間が取れないので、通夜会場に出向きご挨拶だけしてきましたけれど…。そんなかんなで、晩ご飯は『温泉療法』後のタイムサービス半額品で済ますことになった次第であります。今日は相方『チャオちゃん』の田植えを手伝う予定だし、明日の土曜日は一個下の『薫ちゃん』のイベントにスナップエンドウをお届けする予定だしetc.…ほとんど身体に空きが無いのでありますよ。明日の午後に、我が家の本田の残りの田植えさえ終えれば何とか…いやいや、今度は夏秋キュウリの植え込みがある。これでは、いくら「飴(ビール)」を頂いても、『爆発』するわなぁ…疲れた身体に「鞭」を打たれても、そうそう動けませんて。今年は「雨」と「無知」に悩まされそうな年になりそうだわ(笑)

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怒り…そして「分断」^^;

2025-05-22 06:54:28 | 巡礼

昨日は暑かったのでハウスの中で一杯^^;

 朝起きて、自慢のスナップエンドウを収穫し、8時前に一旦中断…何で?そりゃ~貴女、連続テレビ小説「あんぱん」の『朝田のぶ』役の「今田美桜ちゃん」が可愛いもの。(朝の一服の清涼剤…というか、ハウスの中にテレビを持ち込んで、音声は聞いているけれど、手は通路の草むしりをしている^^;)ああ、晴れて蘭子の許嫁と認められた「豪ちゃん」が、出征し戦死したようである。(観てないと分からないよねぇ^^;)戦中、こうした女性たちが数多いたに違いない。一方で「愛国の鑑たれ!」と訓令を受けた新任教師の「美桜ちゃん」は…そういう時代だから、ガッコのセンセとしても「愛国忠臣」を教えなければいけなかったに違いない…。
 さて、そんなドラマの中で、臨時ニュースを伝えるテロップが…(というか、草むしりをしているから、テロレロリ~ン♪、テロレロリ~ン♪)という音に臨時ニュースがあったと気付いただけであるけれど^^;)国民の娯楽、楽しみというものを全く無視しているねぇ…朝のテレビドラマの時間帯を狙って、知名度を上げようなどと思ったとしたならば『犯罪行為』である。江藤農水大臣の辞職…そんなの後からやれや。そして、新大臣に「小泉進次郎農水大臣」…「のうすいだいじん」とタイピングしたら『小泉進次郎の薄い大臣』と変換された(大笑)


キュウリの草丈は2日でまた10cm伸びた…

 困ったときの『小泉くん』…『看板役者』とはそうでなければいけない。財務省に比べてやや見劣りのする農水官僚の尻を叩いて「消費者米価」が下がれば、また男を上げる。取り敢えず来週予定していた備蓄米の入札を中止し、随意契約による売り渡しも検討してくれるんだって…政府が買い上げ価格と倉庫料他経費を上乗せしただけの価格で、全中を介さずに売り渡したならば、少しは『オラだの農協』も焦って、放出量も増えるんじゃないかい^^;
 おいおい、どこの記者さんですかねぇ?「(自身で)お米を買ったことがありますか?」なんてインタビューしているヤツは?問題はそこじゃないだろう…いかに消費者米価を下げるか、その手立てをどう考えているのかということでしょうに。(『小泉くん』の頭の中には、そんな手立ては一切ないと思うけれど、取り敢えず信頼するブレーンから「随意契約」というキーワードを聞きかじって、すぐさま反応しただけだろうに^^;)わざわざ、真摯に「急ぎの時はパックご飯も利用しています。」だって…買ってないことは明々白々でありますけれどね(大笑)


白いスイートピーの花言葉は「ほのかな喜び」

 はてさて、『おやじぃ』だって、生産者米価(売渡価格)が上がればうれしい。しかし、昨年同期比で消費者米価(小売り価格)が倍の値段になっているというのは「異常」としか思えない。(ましてや、それを望んでいる訳でもない。)遂には、ミニマムアクセス(無関税輸入米)以外にも「カルローズ米を無関税で輸入せよ。」という評論家の論調も見られるようになりましたよ。江藤前農水大臣だって、「精米せずに玄米で販売すれば、もっと早く、安く消費者に届けられるはずである。」という考え方が真意であり、それに「洒落」を利かせて「私は米を買ったことが無い。支援者が届けてくれる。」と口が滑ったに過ぎないと思うのだけれどねぇ…(残念!調子に乗り過ぎた^^;)
 『おやじぃ』が今、最も恐れているのは、生産者と消費者の『分断』である。「少々高くても、安心して食べられる国産のお米を選らぶ。」という消費者側の配慮(応援)が崩れ去ってしまうことにある。信頼関係が崩れ去ってしまえば、環境保全機能に着目した補助金も、『税金の無駄』と言われ始まりかねない。農業も環境も、『共存共栄』の中で残されて来たと思う『おやじぃ』でありますよ。ああ、『コメの価格操作はセクシー!』などと、間違っても口を滑らせて発言しないでくださいな『小泉進次郎の薄い大臣』(大笑)

 

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