その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

だいじょうぶだぁぁぁ教

2020-03-31 06:34:41 | 転職

雪が降る中『ケン一郎♂』は嫁探し^^;

一見広い縄張りのようにも思えるのですが、5月に水が張られれば一面の田んぼであり、身を隠す場所(薮)も少なくて決して良い居住地とも思えない。それでも朝早くから、嫁を探して雄叫びを上げております。長閑に見える光景も生き物たちにとっては大きな外圧(pressure)との闘いであります。新たな直売所の売上は堅調と言いたいところですが、出品者も多く、また春先の作物は重複(茎立菜がほとんど)してしまうので価格も安い。これに対応するために「五月菜」を導入したつもりでありますが、食べ方がよく分からないのか売れ行きが今ひとつ。長男『ポン太郎君』には「だいじょうぶだぁぁぁ~♪」とカラ元気を出しておりますが、先行きは不透明だわなぁ。
それでもスナップエンドウやリーフレタスに活路を見出そうと日々、実験を重ねております。パレット栽培から水耕栽培への移行を目指して、第2段階への突入であります。


志村けんさんの訃報に「えっ!」とひと言

『加トちゃんケンちゃん』は子どもたちの人気番組。志村けんさん演じる『バカ殿さま』風にチョンマゲを紙で作り、黒いビニールテープで太い眉毛にして、二女の『も~ちゃん』を仮装させたら、実家のお袋に怒られたっけ^^;
子どもたちに人気の志村さんだから、無口な『ポン太郎君』さえ、「えっ!」と驚きの声を上げました。いつもの調子で「だいじょうぶだぁぁぁ~!」なんてギャグを言いながら退院してくれるものと思っていたのに。
敢えて批判を覚悟で述べるならば、軽症者8割、重症者2割…重篤化する5%のほとんどが高齢者や余病のある方とすると、新型コロナウイルスは超高齢化社会に対する自然淘汰(Natural Selection)のひとつではなかろうか?などと何の根拠もないことを考えてしまう。生存競争上では弱い存在の部分に圧力が掛かっている。人間はこれに社会保障という形で生存権を保障する訳だが、自然界の新たな圧力がかかり始めているなんてね。(自分自身もNatural Selectionを受ける領域に入り始めている。)
さて、小さな市場の中でも生き残るのは大変である。起こり得る様々な外圧に柔軟に対応できなくては…何の根拠もないけれど「だいじょうぶだぁぁぁ~♪」と声を出してみる。それぞれの場面で、リーダーは悲壮感よりも明るさ(希望)を前面に出さなければいけないんじゃないかなぁなんてね。

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転身と前進

2020-03-30 04:17:47 | 転職

雪に白梅…昨年の今頃は

ちょうど前日が退職者送別会で、2019年3月30日(土)は二日酔いで寝ていたようであります^^;
36年間勤めた組織を離れ、立派な『お百姓さん』を志してはみたものの、4月初めに雪が降り、農地も隠れ家である『第2サティアン』も荒れ放題で途方に暮れていたようであります。兎に角、何かしらの作物を植え、その日暮しの日銭を稼がなくてはと焦る日々に、南岸低気圧の影響による雪で意気消沈している様子が当時のブログから覗える。去年と今年の違いは何かと言えば、パイプハウスを3棟建設した結果(4棟目は建設途上…。)、同じように南岸低気圧の影響で関東信越にも雪が降ったというのに、ハウスの中ではホウレンソウが順調に育ち、スナップエンドウが花を着けております。一年間、ほぼ休みなく(毎晩飲んではいるけれど^^;)働いた結果、4月からの収穫(収入)の目処も立ち、一定の成果は上げていると思います。自分ひとりだけの生活ならば、友人知人に声掛けさえすれば手っ取り早い現金収入を得る道も無くはないのでありますが、長男『ポン太郎君』の自立という目標を立てての転身だから、我ひとりと言う訳にもいきますまい。


似て非なるものたちが出ております^^;

そんな一年後、かつての職場の同級生♀がまたひとり職を離れることになりました。長いお付き合いという程の関係でもありませんが、若い頃から何かと口うるさく叱咤激励されましたので、労いの言葉を掛けに職場に出向きました。元気印の彼女が疲れてしまったのか、体調不良なのか…女性のことですから尋ねたりしませんけれど「好きなことをやっているんでしょう?」と逆に問い掛けられ、「毎日が楽しいよ^^;」と返す私。彼女の残る人生もまた、楽しいものであって欲しいと願うのでありますよ。
さて、あと二日で年度替え。一年間お世話になった地元スーパーも閉店であります。律儀に最後の新聞折り込み広告が入っておりました。本日30日は全品30%引き、明日31日は50%引きの閉店セールであります。(きっと、これを待っていた人も居るに違いない。)そんな訳で、29日を最後の納品日と定め、日曜日もスーパーに通う『オジSUN』です。次なる直売所には、早々にはね返されてしまいましたが、ここ2、3日通い続ける内に、少々売れ筋や傾向がつかめた気がします。新型コロナウイルスや消費税の影響による景気の低迷(私はそう考えている。)年度当初から先行き不安なことばかりではありますが、「何とかなるさぁ。」とお気楽に構える。(内実は、緻密な計算高い男ではあるのだが^^;)何とかするしかない2年目でありますよ。

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有閑(勇敢)

2020-03-29 06:58:57 | 転職

キャベツもあるけれど、季節の野菜を入れて

「今週末は不要不急の外出は控えて…。」これは東京都の話と思っていたら、山形県の吉村美栄子知事が「県外との往来を当面控えて欲しい。」との談話を発表された。何たって、東北地方でも山形県と岩手県は新型コロナウイルス感染者数が未だにゼロなのだから、往来を控えればリスクは軽減される。(ちょっと待って下さい。永遠のライバル秋田県も東北の中心宮城県もクルーズ船の乗客による感染事例であって、まだ空白地域と言っても過言ではない。日本列島の新型コロナウイルス感染者発生の色分けのあり方に物申したいのでありますよ。)
とは言え、動きを止めれば自営業者(お百姓さん)は、あっという間に現金収入の道が絶たれる訳でありまして、物分りよく「はい、分かりました。」とばかりも言っていられないのでありますよ。人間心理に関することで『楽観バイアス』という用語があるらしい…危険な物事を目にしても自分自身には関係ないと思うこと。心理的なストレスを軽減するために無意識のように働いてしまうらしい。(山形県もまだ大丈夫…と考えるのもこれにあたるようだ。)
暇を持て余した『オジSUN』は、週末の温泉療法にも行かず、ハウスという密室空間で、やらんでも良い肥料などをチマチマとやっている。労働生産性が落ちるばかりでありますよ^^;


「DHA」を摂って「頭」を良くしよう^^;

お買い物は、「不要不急」の要件には当てはまらないとのことだから、『金土市』で食材を仕入れまして…これって、意外と人混みなのさ。(不特定多数の密な触れ合い)考えていることと、やっていることに「論理的な破綻」があるんだなぁと改めて気付くのであります。どうせ暇なのだから、たまには昼からビールでも飲んでアルコール消毒の実施。これまた根拠のない『オジSUN』の蛮勇とのことである。「俺が居なければ会社が成り立たない。=休むことは悪である。」という思考回路が、テレワークの阻害要因になっているのだとか。
『オジSUN』のやること為すことすべてどこかズレている。ならば、少しは頭を良くしようと、新鮮な「真鰯」を焼いておつまみにしよう。「DHA(ドコサヘキサエン酸)」…『DHA(どこかエッチなあやしいオヤジ)』が、今さらイワシを食べても変われないかねぇ。「イワシの頭も信心から」という諺がある。鬼が嫌いだという鰯の匂いと柊のトゲを玄関先に吊るせば、鬼・悪霊・新型コロナの類は退散するに違いない。『小池のオバちゃま』が掲げるフリップが指数関数グラフに見えた昼…頭の悪い『オジSUN』も協力して、緑色のカーブに収めようやと誓ったものの、夜もやっぱり酒を飲んでいる。決して勇敢に外飲みなんて行ったりはいたしません^^;

 

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山のあなた

2020-03-28 07:13:35 | 転職

安達太良山の向こうは…まだ福島市だわ

「山のあなたの空遠く 幸い住むと人の言ふ。」有名なカール・ブッセの詩と「智恵子抄 あどけない話」の冒頭にある「智恵子は東京に空がないといふ」という一文を取り違えている。三代目 三遊亭歌奴(圓歌)師匠の落語「授業中」に影響を受けて、『山のあな、アナ、穴…』が、高村光太郎の「智恵子抄」だろうと思い込んでいたのである。さらに、原文を知らないから「山の彼方」を『山の貴女』と取り違え、『智恵子を山の貴女』と二重の取り違えをしている^^; 雲ひとつない(多少あるけれど)澄み切った郡山市から観た「安達太良山」の向こうには、必ず「幸い」が住んでいると感じながらのアルバイトの帰り道であります。(決して、安達原の鬼婆が住んでいるはずがない。オッカーは、さらに奥地の山形県に住んでいるのだからなどと余計なことを考えている^^;)お陰さまで、人口密度が低く、人の交流がない「山形県」は、新型コロナウイルス感染者ゼロであります。鳥取、島根の山陰と富山県、そして、東北新幹線と東北自動車道で繋がっているはずの岩手県に感染事例はございません。流行に遅れて、幸いではあるのだけれど、複雑な心境でもあります。


「nonessential and nonurgent」で不要不急

小中高等学校の一斉休校の要請…あとは自治体の裁量で決めてください。今週末の不要不急の外出自粛要請…「不要不急の判断は個人でお願いいたします。」責任の丸投げ体質はどこも変わらない。どうして良いのか分からない。明快な「Evidence(根拠)」が無いから「Global standard(世界基準)」は「Stay at home(家に居てください。)」なんです。とにかく、よく分からないときは「Engrish(英語)」を使うに限る。英語さえ使っていれば、それが単語の羅列であっても、この方は学のある方だから信じるに値すると小市民は信じ込まされてしまうのでありますから^^;
さて、新型コロナウイルスで重篤化した場合、一部「人工心肺」を装着している事例もあるとか…「Overshoot(爆発的増加)」(本来はチャート図の通常範囲を飛び越える程度の意なんですけれどね。)の場合、医療崩壊、人工呼吸器の不足が懸念されます…そんなお昼のワイドショーを見ながら、「そこまでして救わなければならない命なの?『ぽん太郎君』の年代は別にして、私たち夫婦は、そこまでして救ってもらわなくても良いよねぇ。」オッカーに念押しされて、「ハイ!」と頷いてしまった私…「主人は、日頃から積極的な延命治療を望んでいませんでしたから…。」そんな同意を取り付けられたような気分。嗚呼、あの山の向こうには「幸い」というものが住んでいるに違いない。(どこまでも自己責任と自己判断の世界でありますけれど^^;)

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色をなす

2020-03-27 05:11:44 | 転職

アマガエルも土気色から青く体色を変化させました。

ということは、周囲(環境)が緑色に萌えてきたという証しでありますなぁ。東京2020オリンピックが延期と決定された瞬間から、首都東京は急激に新型コロナウイルス感染症の重大局面に入ったようであります。室井佑月さんの「オリンピックと国民の命を天秤に架けていたのではないか?」というコメントに妙に頷けるフシがあるのは何故だろう?
「福島原発事故の危険性は完全に払拭された。」とか「文書改ざんなどあってはならない。」などと、まるで他人事のように世界に対してもウソを並べる首相であるから、小市民は右往左往してしまうのでありますよ。「ジンクピリチオン効果」…何が有効成分なのかも分からないのだけれど、それが配合されていることで「何か凄そうな花王のシャンプーが発売された。」「何か効きそう!」といった小市民の反応…立派な科学用語になっているようであります。
「オーバーシュート」「ロックダウン」などと、意味不明な横文字を並べ立て、海外からの観光客で賑わった冬の北海道で感染が拡大し、最も人の出入りが激しい首都東京が平常を保てるとも思えないのに…今さらですかねぇ。


思惟(しい)とは…

仏教用語で「対象を心に浮かべてよく考えること。」なのだそうである。経済の低迷に対して、一律10万円を支給する…どこからお金が出てくるのか分からないけれど、一旦上げた消費税率を下げてしまうとまた上げるのが大変なんだって(笑) お金じゃなくて「牛肉券」を配布しよう…魚介類はどうしてくれるのよ? コロナが収束したら旅行券を配布しようetc. 他人の財布だから出来る大盤振る舞い。その重いツケはほとんどが若者たちの肩に掛かるだけなのに…。今は不謹慎だから誰も言葉にしないけれど、株価の急落で年金原資は大幅に損益を出しているはずであります。サービス業が大半を占める首都東京を「ロックダウン」したらどうなるんでしょう?「できる限り在宅勤務をしましょう。」と呼びかけている小池のオバちゃまは、東京の産業構造を理解していないんじゃないでしょうかねぇ…。なんて小市民が発言したら「色をなして(真っ赤になって)怒られる」かも…畑のアマガエルは青くなった訳だから、これは「色を失う。」…心配や恐れなどで顔が真っ青になることを言うのだそうである。アマガエルは、正しく季節の移ろいに反応しているだけなんですけれどねぇ。

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群れの心理

2020-03-26 06:23:59 | 転職

早朝からアルバイトで栃木県へ

農園の収入だけで生活が成り立つことが理想ではあるのだけれど、冬場はなかなかそうも行きませんので、友人『ノロ社長』が声掛けしてくれるアルバイトがありがたい。最初は県内の現場に材料を運ぶ予定でしたが、急遽、栃木県内の現場に材料を運び込むお仕事に替わりました。東北高速道から見た日の出の光景が綺麗でしたが…この山の向こうには帰宅困難地域がまだ存在するんだよなぁなんて考えると複雑な気持ちになります。
さて、義父母のケアプランを作成してもらわなければならないのですが、実家の複雑な事情もあり、『夢屋農場長』も出ていかないとなぁなんて考えているのでありますが、アテにされているアルバイト、急な代替えは利かないのでオッカーひとりでケア会議に出向いてもらうことに…帰宅して状況を聞くと、案の定、本来最も重要な部分を欠落して報告してくる。安心して、晩酌をし話しをすると解釈が違っているのでまたもめる。
実父母ではない分、一歩引いた状態で冷静に話しを聞くと、ケアマネや保健師さん、オッカーと言った女性陣が群れて、虚像を作り上げているとしか感じられないのであります。セクハラやモラハラ、パワハラといったものが女性陣の中で組み立てられていくのと同じ構造…いわゆる欠席裁判であり、意識していない者にその事実確認と是正が可能なのかを確認しなければならないのに…一発アウトの状態でありますなぁ。


『遠藤さん』の花が200を超え、ようやく結実^^;

栽培学なんて履修していないからよく分からない。植えれば実が着くものと信じて疑いませんでしたから^^; 春先の換金作物として期待しているスナップエンドウがようやく結実しました。朝昼気温と地温を図り、各作物の成長具合を記録する。今までの出来たものを売るというスタンスから、回転率や収穫量を記録し、今後の経営の資料に活用しようと考えております。
早朝の圃場ではキジの『ケン一郎♂』が鳴いております。作物の成長も鳥たちの恋の季節も、1ヶ月ほど早く進んでいるような気がします。季節の移ろいを感じながら、ああ、また忙しい季節がやって来ると感じる日々。以前の勤務先の内示も発表され、気に掛けてきた人たちもチラホラ昇任の情報が入って参りました。目出度しめでたしの春…四月からは新たな布陣で年度が切り替わる。農場長の当面の課題は、正義であると信じて疑わない女性陣に冷静な判断を求めること…忙しない中で混乱しているのは『夢屋農場長』だったりしてねぇ(笑)

 

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商品の差別化

2020-03-25 03:47:19 | 転職

「あしたのジョー」は昭和43年連載開始

昨年は地温が低くて土中で腐ってしまいました。今年はハウスの中でようやく芽吹きましたが数が揃いません。こうして双葉を持ち上げるにも1週間ほど掛かっているのではないでしょうか。いくら焦ってみても節(時期)が早いとこういう結果になります。培養ポットごと育苗器などで加温、保温する必要があるようです。自家用のインゲンならば、陽気が定まってからの種蒔きでも十分でありますが、直売所の商品として出荷するには何とか走りの物として出したい。意欲というより強欲の成させる技でありますなぁ^^;
地元スーパーの直売所は、せいぜい10人程度のグループでしたから、少々な品物でも売れました。地元に日常買い回り品を提供できるお店が無いため、足(車)の無いお年寄りにはお買い求め頂いたようです。日々の出荷分は、ほぼ完売状態でしたので…。さて、4月からは、新たな直売所での販売となります。様子見にこの2日間、茎立菜や五月菜を1把ずつ出品してみましたが、もうどの農家も「茎立菜」のオンパレード状態であり、価格も安く売り抜くのに苦労しそうであります。俄然、誰よりも早く、そして変わった品物を提供すべきだろうと模索中であります。(奇をてらった物は敬遠されてしまうでしょうけれど^^;)


万能ネギもひと粒蒔きしている訳ではありません^^;

直売所における「茎立菜」の供給過剰は、昨年から想定の範囲内でありますので、さして驚きもせず、むしろ栽培面積を抑制したつもり…値段は安いだろうけれど同時期に出荷できる「五月菜」を選択しておりますから…けれども何か差別化できることが出来ないだろうか?(新直売所では、売上上位10位に入らないと個人のトレーは頂けないんですよ。)取り敢えず取り組んでみたのが「わんこのシール」…小さなシールにわんこが尻尾を振って「ありがとう」と言っているスタンプを。(これって商品の質を上げてる訳ではないから邪道かねぇ^^;)とにかく他よりも目立たせなくてはという選択ではありますが、商品が粗悪であれば、スタンプで敬遠されるようになってしまいますから、吟味した商品を出さなければならないという自覚にも繋がったりして…。あとは供給量ですかねぇ。地元と違って片道6kmほどありますから、少量出品していたのでは、手数料とガソリン代にもならなくなってしまう。当座、今度はコチラに出品しておりますと知人・友人、お母さん方に営業しないといけないなぁ。当座の『スナップ遠藤さ~ん』なんとか結実してください。(今朝も何個か花が落ちておりました…ガックシ!)

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生理障害

2020-03-24 05:40:18 | 転職

アブラナの花は黄色でなければならない!

「常識」というものは、時として人間の目を曇らせてしまいます。昔、理科の時間にソメイヨシノの花弁の数を5枚と教えていたら、6枚のサクラを見つけた子どもがいて、自慢気に「教科書とは違う6枚のサクラを見つけました。」と報告したら「それはサクラが間違っている。」と応えた先生がいたとか(笑) 生物の多様性ということが頭の片隅にあったならば、先生もドギマギしなくて済んだでしょうにねぇ。テストで「6枚の花びらもある。」なんて回答したら、絶対×だよなぁ^^; 理科が嫌いにならないと良いんだけれど…。
種子を採って、また蒔いたらどうなるだろう?「白花変種」として『白いアブラナ』として売ったら儲かるかしら?と直ぐ様、金儲けという下世話な方向に思考が飛ぶ『夢屋農場長』であります。ダイコンの花は白い。(赤ダイコンの花は紫色を帯びますが…。)「カルコン(黄色)」や「フラボン(淡黄色)」の色素発現異常であることは確からしいのですが、大量に栽培している農家では、珍しくもない現象なのかも知れないなぁ。


49、50…あれ?10枚足りな~い!

番町皿屋敷のお菊さんのように、春の換金作物である「スナップエンドウ」の花を数える日々であります。昨日60個まで数えた花が、今朝は50個しかない。遂に実が…しかし、無い!無い!!着いてな~い!!!「何で?」
果柄が褐変して、実が落ちてしまうようです。「遠藤さんは、花の形状からして自家受粉のはずだから、未受粉ということは無いだろうし…低温んによる『花振るい』『実振るい』(こんな用語を聞いたことがない。)高温障害による『葉枯れ』なら分かるけれど。『遠藤さん』の生育適温は15℃~25℃とのこと。パイプハウスの中は、日中、日が照れば35℃(慌ててビニールを開放しますけれど)、時として朝は△2℃…今朝は、薄らと雪景色であります。寒暖の差があり過ぎますかねぇ。夕方、花の数を数えたら108個の煩悩の数(笑)
金、かね、カネ…親父がよく言っていた「節がまだ早い。」という言葉が思い出されますよ。植物(生物)の多様性…無理やり花を咲かせても、ダメなものはダメでありますなぁ。「がんばれ遠藤さん!!」我が家の生活が掛かっておりますんで、お願いいたします。最後は、神頼みでありますなぁ(笑)

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価格破壊

2020-03-23 06:42:06 | 転職

安心安全、低価格?

ご近所のスーパーの営業も残すところあと一週間となりました。そろそろ露地の「茎立菜(アブラナ)」も直売所店頭に並ぶようになり、『夢屋農場長』が出品していたお値段が3分の2(100円)まで下がってしまいました。まぁ、この辺が通常価格なのかも知れませんが、他の方に一気に値下げされますとコチラの上がりも減る訳でありまして、周囲(スーパー価格や他の出品者価格)を忖度しながら出品していただきたいものであります。
昨年の秋は台風19号の影響で秋野菜(ハクサイ)が影響を受け、当初は良い価格帯(1球250円ほど)からスタート出来ましたが、続く出品者はやはり低価格設定(150円スタート)で、これまた一気に価格ダウン…スーパーの価格が1球300円する冬場も120円の出品と「安心安全低価格」をモットーに商売されているなら別でありますが、只々自分の品物を売り切りたいという発想だとしたら、生活が掛かっている身としては迷惑な話であります。こんな風に書くと、台風被害(災害)を待ち値の吊り上げを画策しているようで心苦しいのでありますが、労働生産性に見合った価格帯というものがあるはずで、売れる(得られる)価格を自ら下げてしまう心理が良く分からないのでありますよ。


ポットで回転率を上げられないだろうか?

将来、長男『ポン太郎君』が自立するためにも、色々な試みを企んでおります。葉物は確実に売れますが、栽培期間と栽培面積が必要で回転数を上げないと単位面積当たりの上がりが少ない。手始めに「露地夏秋きゅうり」を選択したのも、果菜類は一定期間収穫量が担保されるからであり、取引先も『おらだの農協』であるから、一定程度の価格保証が見込めるからでありまして、葉物は収穫期間が一点に集中し、他の産地の動向次第で大きく値崩れを起こしてしまう。さらに昨年は、加工品用のナスやトウガラシを作付することで危険率を分散しながら、直売所で売れる売れ筋作物や価格帯を調べて来たつもりなんですけれどねぇ…そのスーパーも今月で閉店でありますよ。4月からは、また出品者の価格調査と売れ筋作物の再調査でありますなぁ^^;
ある意味、博打の要素がありますけれど「私、勝てない博打はしませんので!」…必ず勝率を上げる方策を考えてから博打を打ちますよ^^;
まぁ、博打に勝つには胴元が一番儲かるはずでありますが、葉菜類の回転率を上げる『植物工場』計画は、100均ショップで練っております。オバちゃんたちの『価格破壊』行為に、真っ向から立ち向かうことを決意する『夢屋農場長』でありますよ(笑)

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プレミアム

2020-03-22 06:37:57 | 転職

「プレミアムルビー」の発芽

「勝ち味」とは、勝てる見込みのことでありますが、大相撲の世界では、自分の得意な体勢に持っていくことが遅い力士に対して「勝ち味が遅い」と表現するようです。「琴ノ若傑太」…先代琴ノ若晴将(現佐渡ヶ嶽親方)が山形県尾花沢市出身という縁で、千葉県松戸市出身でありますが、勝手に山形県ゆかりの力士に祭り上げられ、応援されております。
今場所幕尻で七勝を上げてから、まさかの四連敗で、14日目でようやく勝ち越しを決めました。(良かった、よう勝った^^;)親父の先代「琴ノ若」も「勝ち味の遅い」相撲で、『ミスター水入り』と呼ばれた力士であり、幕内時代も千秋楽まで勝ち越しを待つこと度々でありましたから、父子の遺伝でありますかねぇ。(運動神経の遺伝は母方が優性であるという、何の根拠もない持論の持ち主なんです私。)長男『ぽん太郎君』の「勝ち味の遅さ」も「反応の悪さ」も父親からの遺伝かも知れない(笑)
そんな反応の遅い『農園』に、反応の遅いトマト…「プレミアムルビー」がようやく発芽しました。


キュウリの『Q三郎』もようやく本葉が…

5年前は、お彼岸に育苗ハウス周囲の雪をかき分けて「スナップエンドウ」の種子を蒔きました。昨年は、職を辞し、4月7日に種子を蒔き、折角発芽した『遠藤さん』がネズミに荒らされ、種蒔きすること三度。当然収穫も大幅に遅れ、4~5月の販売品が何もないという事態に陥り、山に山菜を獲りに行く始末。今年の『遠藤さん』は、昨年の秋に種蒔きし、破れたビニールハウスの中で冬越しし、今花を咲かせております。低温に強いレタス類や春蒔きホウレン草も順調に本葉を展葉しており、今年は去年の取り組みの遅さを改善したつもりであります。(エヘン!)
けれども、山形のホウレン草が出回る頃には、宮城県産のホウレン草が大量に流通し、大幅に値崩れしてしまうんですよねぇ。(昨年経験済み。)雪国では、春蒔き早出しを目指すよりも、秋蒔きし上手に冬越しさせて早春に出荷する方がプレミアムが付きそうでありますなぁ。(今年秋の実験課題であります。)「プレミアム」とは、本来は「おまけ」や「景品」のことであり、商品にさまざまな希少価値が付加されたときに上乗せされる金額をいう…トマト「プレミアムルビー」は、果たして希少価値を生んでくれるのでありましょうか?今年は甘~い『遠藤さん』と早出しのキュウリ『夏秋美人』に期待しているのでありますが、『夢屋農場長』の勝ち味はいかに?
毎年、モンシロチョウの初見にコメントをくださる『glassmonhopper』さんへ 今年、山形県高畠町糠野目のモンシロチョウの初見は、気温が急上昇した3月19日でありました。昨年は確か4月8日…20日間ほど早いようです^^;

 

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