その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(送別…)

2012-03-31 23:19:23 | 夢屋工房

毎年3月31日は退職者の送別会を開催し、翌4月1日は何事も無かったかの如く、新人さんを迎え新しい事業年度が開始される。思えば昨年は、東日本大震災の影響で、送別会など開催している余裕など無かったし、長女『有季菜先生』は夢破れて帰郷することとなり、二女の『も~ちゃん』は大学を卒業したものの就職浪人が決定し、長男『ポン太郎君』は必修単位を落とし留年決定、オッカーは充電のために一旦退職と『夢屋一家』は惨憺たる年度始めを迎えたのでありました。『夢屋国王』はと言えば、一昨年、我が家の古老を見取り、小さいながらも水田を受け継ぎ、『夢屋農園』なる新事業展開を図るも技術力と体力が続かず、出稼ぎ先では部下を引き継ぎ、家事全般をこなし…男の更年期障害とでも言いますか少々疲れてしまって、ブログを7ヶ月ほど休んでおりました。
「出来ないものは、出来ないんだなぁ~。」などとボヤキとも嘆息ともつかぬ言葉を発すると、「やっと分かったか~!」とオッカーの冷た~いひと言^^;
普通は落ち込むところですが、「出来ないものは出来ない。今やれることは何かを考える。」などと開き直ることが出来まして、何とかブログも再開…今年の新事業年度を迎えようとしております。
夜中の12時過ぎに電話の呼び出し音が鳴り、悪戯電話と思っておりましたが、長男『ポン太郎君』の応対が何故か変…口下手な兄貴にしては珍しく「おめでとうございます。」などと言っておる…さては、合格したか…二女『も~ちゃん』が希望する企業への採用が決まったらしい。困ったときのお父さん。うれしい時のお母さん。この図式は、今も変わっていないらしい^^;

団塊の世代と言われる先輩たちを送り出し、一年また一年と私の世代の退職の時が近づいてくる。出稼ぎ先では、脂の乗り切った(メタボな)ベテラン営業マン2名が他の部署に引き抜かれ、補充は新人の女の子2名であります。鬼軍曹としては、初めから戦力外通告を出すところでありますが、今の子どもたちにショック療法は効かないだろうなぁ。むしろ、あっさり「それなら辞めます。」などと言われたら大事なので、「朝飯は健康のバロメーターであ~る。ストレスを溜めず、良いウ〇コをして、朝飯はしっかり食べろ~。」程度の下品な訓示に留めよう。しかし、「あなたの存在が一番のストレスなんです。」なんて切り替えされたら、オジサンどう対処したら良いのだろう…オジサンだって悩み多きお年頃なんです^^;
「明日31日は大荒れのお天気、翌4月1日は大雪、4月2日の職場歓送迎会(海)も大荒れが予想されます…。」夢屋気象予報士の会場(海上)予報に、ひとりウケてくれたのが、同じ島の『あすかちゃん』…彼女も異動なのでありますよ。彼女のように、オヤジネタに付き合ってくれる子たちだとありがたいんだけどなぁ~^^;
来週の土日は、二女『も~ちゃん』の引越し作業であります。オヤジも娘たちも、また新しい生活が始まるのでありますよ。

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夢屋工房(バッケ)

2012-03-30 17:32:18 | 夢屋工房

「春の小川はさらさら行くよ。岸のすみれやれんげの花に~♪」
文部省唱歌「春の小川」は、間違いなく関東地方の小川であります。なぜなら、我が在所の春の小川は、雪融けの水でゴッコど流れ、決してさらさら流れたりしないから^^;
さて、苦み走った男を演じる『夢屋国王』の春一番のご馳走は「ふきのとう」なのであります。秋田県では『バッケ』などと呼んでいるようですが、我が在所は、秋田県より東京に近いので『バッケ』などと呼んだりはしないのでありまして、標準語である「ふきのとう」と言うのであります。
さっと湯がいて刻み、味噌、砂糖、酒、みりんで練った「ふき味噌」もアツアツのご飯には最高のご馳走でありますが、私の場合は専ら天ぷらであります。お子ちゃまの頃は、どうしてこんなにキドイ(苦いとも違うエグミ)物を食べるんだろうと思っておりましたが、春になると無性に食べたくなるのであります。男たちは、世の中の理不尽さで腹の中に苦い思いを溜め込んでしまうから、そんな苦い思いを溜め込まぬよう、ビールやふきのとうの苦味でお腹を一杯にしてしまうのさ。(←どこまでもハードボイルドで^^;)

『夢屋国王』のお狩り場である「大沢山」に至る道は、まだ通行止めであり、雪の融けた間隙を縫うように昼休み時間に出掛けてみましたが、路肩崩落箇所の補修工事で完全シャットアウト…ブログ投稿画像の撮り貯めに行ったのに、ガックシ!!! 春の小川はゴッコど流れる…そんな風景を撮っていたら、足元に3個ほどご褒美を頂戴した次第であります。放射能の影響が…そうですねぇ、今年は山の物・里の物は放射能が恐くって…冗談じゃありませんよ。残り30年有るか無いかの人生、明日には車の事故でこの世に居ないかもしれない人生であります。食いたい時に食わなくて、何が人生の楽しみぞぉ~!食いたい時は、放射能を塗してでも食ってやる…猿にも勝る食欲であります^^;
野山に生き、野山に生かされている人生でありますよ。文部省唱歌「春の小川」の2番はこう続くのであります。「今日も一日ひなたで泳ぎ 遊べ遊べとささやきながら~♪」
ふっふっふ、ありがとう。また今年も遊ばせて頂きますよ^^;

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夢屋工房(呪文…)

2012-03-29 17:16:31 | 夢屋工房

事の始まりは、マイミクの『仙親分』が投稿した旭川駅前のキャンピングカーの屋根に積もった雪の画像であります。雪はミルフィーユのように層をなし、同じマイミクで料理自慢の『し*し=16さん』が豚バラのようとコメントを投稿されました。何故か雪がお腹の肉の話題に進展し、私が「豚の角煮」を準備することに…はめられた…しかし、ブログネタにはなる…『夢屋国王』は、女性の注文(←あくまで美人の)に弱いという性根を見透かされ、今、私は、間違いなく豚バラを目の前にしているのであります^^;
我が家の古老の同級生(大正15年・昭和元年・昭和2年早生まれ)が、集落内6名ほどいたのですが、最後のひとりが亡くなり、午後からお葬式に参列してまいりました。故人には失礼ではありますが、午後の中途半端な時間が残ってしまい、「豚の角煮」を作るには充分な時間がある…圧力鍋など使わずに、本格派は時間をかけて煮込むのだと意気込んではみたのでありますが・・・

同じマイミク『さゆママ』家族の参戦もあって、「豚の角煮」は8名分ほど準備しなければならないのでありますが、残念!…近所のスーパーには1パックしか豚バラブロックを置いておりませんでした^^;
ブロックを目の前にして『夢屋国王』は呪文を唱えるのであります。
「ししのハラ。ししのハラ。ししのハラ。ししの腹。」
5cm角に切るべきところを、気持ちの小さい『夢屋国王』は、4度包丁を入れてしまい小ぶりの角切りになってしまいました。フライパンをカセットコンロで熱して、また呪文を唱えます。
「ししのハラ。ハラジュージュー。ししジュージュー。シジューシジュー!」
これをたっぷりの水で煮溢すこと40分…さて、この40分間に何をしよう…『第2サティアン』の南側内装工事に着手すべく、壁面の汚れを雑巾で落とし、下地寸法を取っているところに、友人『ノロ君』がひょっこりやって来たのであります。
平日ではあるが、彼は彼でバアサン(お袋)を病院に連れて行き、時間を持て余していたのであります。内装工事の予定は、急遽『耳塞ぎ』(故人を偲び、また、故人の声に招かれないための風習)の酒宴となってしまったのであります^^;

前回の酒宴で残ったビールとパチンコで仕入れたシングルモルトを持ち込んで、軽い?食前酒^^; フライビーンズ(ソラマメ)と賞味期限が大幅に超過した「あつみカブ」の漬物で軽く飲む予定が、興に乗った『夢屋国王』は、仕入れたばかりのアンチョビーも大盤振る舞い…。そろそろ呪文の再開であります。
「ししのハラ。ミズ三杯。サケ一杯。ミリンを三つにサトウ四。」
田舎者のオジサンには、少々もったいないアンチョビーでありますが、「あのエルニーニョ現象で有名なペルー沖…中国に抜かれたものの、ペルーが漁獲量世界一だったのは、このアンチョビー、カタクチイワシを大量に獲っていたからさ…。」などと、ウンチクを垂れながら20分。さらに、呪文を唱える。
「ししのハラ。ししの腹。ショウユを五つで15分。」
朝からの涙雨が、夕刻には晴れ上がり、『第2サティアン』の窓を開け放っても寒さを感じないさわやかさ。お袋の晩飯作りに戻るという『ノロ君』に、味見もせずに「豚の角煮」を一切れ提供する…「うん、美味い!美味いが…。」
主夫歴30年の『夢屋国王』は、2時間かけて作った「豚の角煮」をさらにひと晩、鍋の中で寝かせることにしたのであります。
「ね~むれ~♪ね~むれ~ししのハラ~♪」国王の呪文は続くのであります^^;

追記)名古屋在住の『し*し=16さま』に登場いただきましたが、ご本人の名誉のためにお詫び申し上げます。私『夢屋国王』は『し*し=16さま』にお会いしたことはございません。したがって、本文中に出てくる『しし』さんに関する容姿、年齢…ましてや、お腹の肉に関しましては、『夢屋国王』の妄想によるものであり、デフォルメされた世界でありますことを予めお断りいたします。(←だったら、最初から書くな…てか^^;)

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夢屋工房(ジャン…)

2012-03-28 15:28:51 | 夢屋工房

JANコード…一般的にはバーコードと言ったほうが、分かり易いかも(鴨)^^;
日本で管理される工業製品はロット単位で管理され、不良品が発生した場合には、製造日時や製造場所が特定されるので、品質向上のためには何かと都合が良いのであります。とはいえ、日本の工業製品の品質の良さは、それを意識しなくても信頼できる域に達しており、不良品が出るなどということはあり得ないと言い切れるほど管理が行き届いているのであります。
一方、農産物はと言いますと、これは結構いい加減…共撰(共同撰果)によって、サイズや色合いなど、質を高める努力はされておりますが、生産過程の農薬の使用量や肥料の種類など、いちいち撰果の対象になる訳ではありません。BSE問題が発生してから、トレイサビリティという概念が取り入れられましたが、これは売買単価の高い牛肉やほぼ工業製品化してしまった鶏卵については導入可能でありましょうが、毎日食べる菜っ葉や大根をバーコード管理なんぞしていたら、単価が追いつかないのではないでしょうか。

米沢市内のとある在所にある「さつき食堂」…ヘラブナ釣りの約束をしていたものの、営業回りが長引いて、背広姿で釣堀に参戦いたしました^^;しかし、釣り堀は休業日。休業日にもかかわらずジイサンが番をしていたそうで、釣り代金1,000円を支払っておいたからと友人の話。実にのどかな田舎の釣堀であります。しかし、楽しみにしていた釣堀の味噌ラーメンを食べることが出来ず、食堂のテーブルが油膜でピタカタしそうな「さつき食堂」を紹介されたのであります。

店番のバアチャンが煮てくれた「辛子味噌ラーメン」…厨房の換気扇を回しても、鰹だしと思われる湯気が、食堂内に充満しているのであります。麺はカンスイが効き過ぎと言いますか…しかし、美味しいラーメンではありました。お店の外観も中々レトロ調で、お客人を連れて行くのも悪くないロケーションであります。
本日のお題は「ジャン(JAN)」…このラーメンを見ていたら、夢に出てきたのでありますよ…JANコード管理されているラーメンが…^^;
このどんぶり一杯に、どれだけの食材が投入されているのでありましょうか?アレルギー症を持っている方は別にして、どんぶりの中の食品ひとつひとつの産地や、生産者を気にしたりはしませんよねぇ…普通。食と言うものは、本来、生産者と消費者の信頼関係で流通が成り立っているのでありまして、それを裏切るような行為をしている奴は誰だ…などと夢の中で叫んでいる国王でありましたとさ…ジャン・醤^^;

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夢屋工房(逆戻り)

2012-03-27 23:18:47 | 夢屋工房

「しあわせは歩いてこない だから歩いていくんだね~♪」1968年リリースの水前寺清子さん「365歩のマーチ」であります。(これだけでも充分古い^^;)
「一日一歩 三日で三歩 三歩進んで 二歩さがる~♪」この歌詞の通り歩いたら…私は、子どもの頃から三歩進んで二歩さがるのだから、365歩進むためには3年掛かると思っておりましたが、世の中には色々な解釈をする方がいらっしゃるようで、一日一歩なのだから一歩さがるにも一日掛かる。したがって、365歩進むためには5年間掛かるという説を取る方がいらっしゃるかと思うと、いやいや、15日めに三歩進んだ段階で、また二歩さがるのだから一生365歩進むことは出来ないという珍説を取られる方もいらっしゃる^^;
どんな説を取っても、人生山あり谷あり、前を向いて歩こうよ…ということでは一致するのでありますが…。私『夢屋国王』が、七面倒臭い理屈をこねるのも、昨日「春の鼓動」などというタイトルでブログを書いたにも係わらず、今日も雪…折角覗いた地面はまた、白い雪で覆われてしまったからであります。さらに、本日は出稼ぎ先の4月の人事異動内示がありまして、『夢屋組』の組員6名中、3名が異動であります。外の天気と同じように荒れる荒れる^^;

『夢屋組長』としては、前任の上司より預った大切な部下たちでありますから、大きな痛手でありますが、他に引き抜かれるだけの有能な部下を預っていたと考えるとともに、今度は『夢屋組長』が自分の手で部下を育てよという命令であると、極力前向きに考えるのであります。しかし、プライドを持って働いてくれた部下たちにしてみれば、心外であった部分もあるようで、送り出す側とすれば、また何らかの課題と餞を考えなければならないのでありますよ。
一説によれば、産卵場所の高さで積雪量を予見すると言われているオオカマキリでありますが、自宅回りの産卵場所を見る限りでは、その高さはバラバラであり、この説は胡散臭いのでありまして、コカマキリに至っては、スモモの木の枝先に産卵したかと思えば、軒下の地べたの廃材に産卵する状態ですから、これをもって積雪量を予測するなど至難の技なのであります。しかし、確実に言えることは、日が照っても慌てて孵化することも無ければ、雪が降ったからといって文句も言わないことでしょうか^^;
桜の開花と同じように、低温にさらされて休眠打破され、その後の積算温度を感知して孵化するのでありましょうが、人間も寒風にさらされて強くなる…ホントかなぁ^^;

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夢屋工房(春の鼓動)

2012-03-26 22:14:16 | 夢屋工房

朝起きて、「コー!コー!」という鳴き声に空を見上げると、10羽ほどの白鳥の一群が見事な逆V字を描いて空を飛んでおりました。最も風の抵抗を受ける先頭は、お父さん鳥か…いやいや、白鳥の世界もお母さんが主導権を握っているに違いないなどと、我が家の力関係と白鳥の家族の力関係を同列に置き換えながら、空を眺める『夢屋国王』であります。白鳥たちが北の空に帰る「北帰行」の話題もちらほら聞かれますが、我が在所に飛来した白鳥たちは、雪融けの田んぼで餌を啄ばみながら、もうしばらく留まるようであります。
ハクセキレイやカワラヒワは留鳥と言われていますが、冬場はほとんど見かけることがありません。ようやく彼らも庭先の枝で見かけるようになりました。長く雪に閉ざされた地面が現れ、水仙の葉もようやく緑色に変わり始めました。春であります。東北地方にもようやく春が訪れようとしております。

春の陽気に誘われて浮かれ出すのは『夢屋国王』だけではなく、昆虫ならばユスリカが動き出し、壁面の陽だまりにはコモリグモが日向ぼっこに動き出す。そんな虫たちにせかされるように『夢屋国王』は、畑のあちらこちらをスコップ片手に掘り出すのであります。決して気がふれた訳ではありません。クキタチ菜(菜の花)やコゴミが植えてある場所に見当をつけて、その場所の雪を少しでも早く消そうと掘るのであります。スーパーに行けば、関東産のホウレンソウや菜の花が売りに出されておりますが、4ヶ月以上雪に閉ざされた生活をしていると、やはり地物の青い野菜が食べたくなる。お日様の力の方が断然勝っていることなど承知の上で、ただひたすら掘るのであります^^;
「もうすぐ春ですねぇ~♪」…古いキャンディーズの歌を口ずさみながら、雪を掘り返す『夢屋国王』の頭は、いつでも春ですけどねぇ…って、余計なお世話です^^;

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夢屋工房(睡眠…)

2012-03-25 23:08:46 | 夢屋工房

フランス第一帝政の皇帝にもなった「ナポレオン・ボナパルト」は、一日に3時間しか眠らなかったなどと言われておりますが、世の偉人・英雄というものは、本人が望むと望まぬに係わらず後から色々と逸話が付加されるものであり、ナポレオンが癇癪持ちで、3時間以上眠っていると発作を起こしたのだとか、たまたま夜中に起きだして執務を始めたナポレオンを下士官が見て、将軍は3時間しか眠らないのだ…と勘違いしたとか諸説あるようですが、その真偽は定かではありません。下士官時代から戦いに明け暮れ、皇帝の座に就いても暗殺に怯えて暮らす日々において、時の権力者であっても枕を高くして眠れなかったであろうことは想像するに難くありません。
『夢屋国王』と言えば、暗殺される恐れなど無いのでありますが、若い頃から布団に寝るということが少ないのでありまして、酒を飲んでしまうとこたつに着所寝を繰り返す毎日、身体に宜しくないから、布団に寝るようになどと親に言われても、未だにその生活スタイルは変わらないのであります。卒論を仕上げる最後の1ヶ月程は、文献を辞書片手に読んでは疲れてこたつに寝て、2~3時間ほど休んでは実験に出かけるという生活をして、オラもナポレオン並みだと思ったものでありますが、睡眠時間はナポレオン並みでも、結果が付いて来ませんので、健康のためには、しっかり睡眠時間は取ったほうが宜しいのではないかと思います。こんな生活を続けていても、風邪をひくこともないので、丈夫な身体に生んでくれたお袋には感謝しなければなりますまい^^;

1ヶ月間の『死の行商』を続ける間に、髪の毛が伸び放題…2ヶ月振りに行き付けの理髪店に行きましたよ。子どもの頃から通っている床屋なので、余計なことは言わなくてもオヤジさんは、はさみでチョキチョキ切り始めてくれるのでありまして…
「今日は、短めにするかい?」(床屋のオヤジ)
「そうだね。(ふっふっふ、まだ髪の毛はある。)」(頭を刈られるオヤジ)
…この程度の会話で、ブッシュと化した頭を刈っていただいたのでありますが、かみそりで髭を当たってもらっている頃には、不覚にも寝てしまっていたのであります。起きてびっくり…あ"~髪が無い!!!
いやいや、髪の毛はフサフサとありますが、短い…短い…短い!!!
元々、髪の毛はバリバリと硬い性質でありますから、床屋で撫でつけられた時点では収まっているでしょうが、月曜日辺りには、ツンツンツンと立ってまとまりがつかなくなることが明白であります。
「髪の毛半分になったねぇ~。」(床屋のオヤジ)
「いや~!頭が軽いこと軽いこと…。」(頭を刈られたオヤジ)
とほほ、髪の毛が半分じゃなくて、3分の1でありますよ…頭を丸めた『大工の源さん』は、捻り鉢巻をして、ついに『第2サティアン』東側の内装工事を完了させたのであります。「また、陽は昇る…そして、毛も伸びる。」抜けていない分、伸びる可能性があるのだから、気にしない気にしない。暗殺を恐れる必要のない『夢屋国王』でありますが、不用意な睡眠は、事故の元…日頃から充分な睡眠を取るように心掛けましょう^^;

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夢屋工房(微妙…)

2012-03-24 22:22:13 | 夢屋工房

『夢屋国王』改め『夢蔵国王』は、オータム・年末・グリーンと三連勝中であります。ご覧の通り、グリーンに至っては3等500万円…「下9組149100」の当選くじの偽造に成功いたしました。ご希望の方には100万円でお譲りいたします。本券の裏面に住所・氏名・電話番号を書いて、印鑑と運転免許証などの本人確認のできる書類とともに、最寄のみずほ銀行支店に持参いただければ、数日後には警察の方からお出迎えが来るものと思われます^^;
宝くじに当たるなどと言うことに初めから期待はしておりませんが、三連続で3,300円の当選…9,000円の投資に1割の配当が付いたと考えれば、今の低金利を考えれば凄いことなのですが、やはり微妙であります。ましてや今回の宝くじの益金は、東日本大震災復興支援資金に使われるのですから、私の場合、何も復興に協力しなかったことになってしまいますかねぇ。負けもしないが大勝も無い…私の人生を暗示するかのような宝くじの結果であります^^;
さて、3月も後半なのだから、ボチボチ畑仕事でもと思うのでありますが、まだまだ雪深く、頭の中の作業工程と季節の移ろいが一致しないのでありまして、今年の春先の研究課題の第1弾は、トンネル栽培による山菜(コゴミ)の早出しなのでありますが、試験区画の雪掘りから始めないと先に進まないようであります。

もし、宝くじが当たったならば(1等なんて夢のような話ではなく、今回の偽造3等500万円の場合ですが)、中古のトラクターを買い替え、小型の除雪機など欲しいところであります。所詮貧乏人が使い方を知らない大金を手にしたところで持て余してしまうし、お金に失礼であります。東日本大震災の復興事業には協力出来ない結果となりますが、コゴミの促成栽培法でも習得できれば、中山間地域振興の手助けくらいにはなるのではないでしょうか^^;
もうひとランク上の2等1,000万円ならば、雪室でも作って、雪を夏場まで保存して熱交換し、施設内でのホウレン草の抑制栽培やレタス栽培を考えてみる…通常では、投下費用に対して資金回収が難しい実証実験なので、『夢屋国王』のお小遣いの範囲の実験から、一気に研究設備が充実するのでありますが…まぁ、取らぬ狸の皮算用はこれ位にしておきましょう。グリーンジャンボの夢破れた『夢屋国王』は、スコップ片手にコゴミ畑の雪掘りをするのでありますよ^^;

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夢屋王国(エビちゃん)

2012-03-23 17:08:08 | 夢屋王国

まだ、脳ミソがお酒の中に浮いております。気付けば家の時計は午前0時30分…しこたま飲んでしまいました^^;
したがって、本日もお題に困ってしまって『エビちゃん』…蛯原友里ちゃんだって、『夢屋国王』のブログカテゴリーに入れてしまうから、恐れを知らない酔っ払いは困りものであります。海老と蛯…海で老いたり、虫の老いたものが「えび」かい?要するに腰が曲がっていることから、老人を連想させるんでしょうねぇ^^;
腰の曲がったおばあちゃん…都会ではあまり見かけないような気がします。昔は、田舎の女性は農作業などの重労働をするから腰が曲がるのだ…などと、まことしやかなウソを教え込まれましたが、加齢による背筋の衰えが一番の原因じゃないのかなぁ…などと勝手に夢屋理論を述べるのであります。
大体ねぇ、昨日食べた『エビちゃん』の腰なんか、ご覧のようにピ~ンとしてますもん、これってかなり背筋を鍛えているに違いないのであります。(竹串を打たれて焼かれたことは、充分承知しております^^;)

久し振りに登場する土の中の『コガネムシ君』でありますが、彼も若い割には腰を曲げております。彼もこれから背筋を鍛えて、立派な大人になるのでありましょうか?(まだ、言うか…)
アルコールによって脳ミソの重要な組織が破壊されること度々、この状態でも色々浮かぶことがありまして、女性という生き物は、どうしてピンヒールの靴で歩けるのだろう…などと余計なことまで考えてしまうのであります。『エビちゃん』や『もえちゃん』は職業柄、おみ足をスラリと見せる必要がありますから、アイテムとしては仕様がないと言えますが、所詮画面の片隅に添えられている程度の女子アナさんと言われる種族が、何を勘違いしているのか、途轍もなく高いヒールで歩いているのを拝見すると、よくコケないものだと感心してしまいます。顔を整えて、おみ足をスラリと見せて、ヒールを脱いだら外反母趾…脚までは、視線の対象で、足は視線の対象外の物なんですかねぇ…どうせ関係ない酔っ払いオヤジの戯言ですから気になさらないでください^^;
ちなみに、「海老」でえびでありますが、「海若」と書いて「わたつみ」と読むとか…海の神でありますが、深酒が過ぎると我が家の『山の神』の逆鱗に触れることになりますので、この辺で息を潜めることにしましょう。

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夢屋王国(オランダ)

2012-03-22 17:08:45 | 夢屋王国

昨日の「スウィーツ」の話題から、本日のお題は「オランダ」…江戸時代の鎖国下にあって唯一の欧州外交の窓口となった国家でありますが、公式な英語表記はNetherlands(ネーデルラント)で、オランダ(Holland)は、オランダ王国の構成国(州)のひとつなのであります。なぜ急にオランダの話題かと言いますと、本日のおやつとして、職場の女子が酒田米菓「オランダせんべい」を振舞ってくれたからでありまして、これで今夜のブログネタは決まったと胸を撫で下ろしたのであります^^;
今を遡ること40年以上前になりますか、夢屋少年の姉が一袋に20枚程入った「オランダせんべい」を買って来たのであります。当時のお値段で50円位だったでしょうか。当時も揚げせんべいはありましたが、醤油味のせんべいがほとんどで、塩味のあげせんは斬新な味がしたのであります。パッケージに描かれた民族衣装のチューリップのような頭をした女性と風車は、遠い異国の地オランダそのものなのでありました。
しかし、本日、酒田米菓のH.P.を検索していると、庄内平野は湿地帯のオランダの光景にも似ており、「こだわりのおらだの米で作ったせんべい」…転じて「おらんだのせんべい」…「オランダせんべい」というネーミングになったとか…チューリップと風車をイメージさせる国は、言葉遊びの中で使われたに過ぎなかったのでありましたよ。

せんべいのネーミングに国名を拝借するというのも大胆でありますが、長崎県佐世保市にある「ハウステンボス(Huis Ten Bosch)」は、現オランダ王室の所有する「ハイステンボス宮殿(森の家)」を拝借しているのですから、これもまた大胆であります。偏に蘭日親善の一環として使用許諾を受けているようでありますが、これがもし、諸外国においてテーマパークとして「皇居」であるとか「宮城(きゅうじょう)…これ、明治生まれの方の表現です^^;」などと称する建物を再現したら、宮内庁の方々はこれを許諾するのでしょうか^^;
我が在所のお隣、山形県米沢市では、大国「中華人民共和国」内において「米沢」という商標登録が出願されているという情報を得て大慌てであります。さもありなん…折角作り上げた「米沢牛」のブランド名や関連商品へのイメージダウン、米沢牛を売るたびにパテント料を請求されたのでは、たまったものではありませんから…。
酒田米菓さんの場合は、真面目な商売をしていらっしゃるようですし、「オランダ王国」を貶めるようなこともないと、大人の許容をしてもらっているのでありましょうが、実は、平成20年1月に北海道根室市の「端谷菓子店」によって「オランダせんべい」という商標登録がされております。それぞれの製菓店が50年ほど前から製造しており、便乗商法を行っている訳ではありませんが、国家名と言葉狩り…ネーミングや商標って考えると難しくて、また寝れなくなってしまいますよ…ところで、『夢屋王国』って、どこかのパテントを侵していないだろうか…^^;

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