その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋四十八手(渡し込み)

2009-11-28 18:34:40 | 四十八手
また、週末を迎えました^^; 本日の夢屋四十八手、決まり手は『渡し込み』であります。
大相撲九州場所9日目、朝青龍関が豪快に「掛け投げ」を決めた日、翔天狼VS春日王戦で『渡し込み』が決まり手で記録されておりました。珍しい決まり手を繰り出す力士を振り返ってみますと、モンゴル出身力士が多いことに気付きますが、幕内力士42人の内なんと10人がモンゴル出身だったのですねぇ…。
           
「メヒシバ」の穂に背中を押されながら、メビウスの輪を登ろうとするアマガエル。この世の中、表と思っていたものが実は裏だったり、裏かと思えばまた表…エノコロ草の茎に器用につかまるアマガエルのようであります。時として、目の前に続く軌道を外して歩いてみたいなどと思いもしますが、年齢とともに軌道を歩く楽を憶えてしまうと、なかなか新たな一歩を踏みだすことに抵抗さえ覚えてしまいます。
さて、オッカァに漬物を持たせ、予てより約束していた関東に住む叔父・叔母にも宅配で自慢の「夢じぃ漬け」を送り、お礼の電話が入りました。都会生活の長い人たちには、少々塩辛いかもしれない。などと思っておりましたが、総じて高評価。豚もおだてりゃ木に登る…。また、悪い虫が動きはじめます。今回ばかりは、親から子へと何とか伝わったお袋のレシピでありますが、果たして子から孫へと伝わるものやら。時代とともに少しずつ変化を与え、引き継ぎ守る。ん~今年感じた漬物のキモは、下漬けの際の重し。お袋が言っていた「ビリッと重しを掛けよ!」こうしたキモを『渡し込ま』なければ…などと、かなり厳しい本日のオチであります。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夢屋四十八手(叩き込み) | トップ | 夢屋四十八手(かばい手) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

四十八手」カテゴリの最新記事