その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

黄金虫は小金無視♪

2024-09-30 07:21:58 | 巡礼

一夜明け、米沢牛A5ランクは日常に戻った^^;

 そりゃ~貴女、ひとり当たり2,000円のお肉を毎晩食べていたら、お財布が干上がってしまう。(例え貴女が、絶世の美女であったとしてもね^^;)さらには、会費制だと念押ししているのに、いつものように社長の奢りと思い込み、会費さえ持参しない輩が居る。ましてや、常平生から、自分用の安い第三のビールを持参しては来るが、飲んで帰るのは主賓用の高いビール…人は、これを『芸が汚い』と言うのだよ。(まぁ、付き合い方を考えれば済むことである。社長は催促の電話をし、飲食代には全く足りない会費を徴収してくれましたけれどね^^;)そんなこんながありまして、今夜はいつもの晩酌会に戻っている。塩辛にキュウリの漬物(お隣の悦ちゃんの差し入れではありますが、原料は『おやじぃ』がお届けしたものである。)いや~大阪市場でのキュウリの高騰が続いております。5本袋詰めのキュウリが、市場価格で1本当たり48円、最高ランクのキュウリが1本当たり68円である。例年であれば、1本28円辺りの価格で推移しているはずである。恐らくは、台風10号、14号の影響であろうと『おやじぃ』は推測しているのであるけれど、コチラが好況の裏返しは、どこかで打撃を受けた農家がいるということであり、手放しでは喜べないのでありますよ。
 今年、2年ぶりで『第1ハウス』を復旧したから、来年はコチラにもキュウリの本数を増やして…確かにキュウリの反収は、一番高いのだけれど、病気・災害等で打撃を受ければ、元も子もないのでありまして、危険回避の観点からもキュウリ一辺倒になるのもなぁ…などと思案しているところでありますよ(笑)


黄金虫は金持ちだぁ~♪

 さて、野口雨情は、童謡「こがね虫」でそんな詩を認めておりますが…どこにそんな素養があるのでしょうか?「こがね虫は かねもちだ♪ かねぐらたてて くらたてた♪」そして「こどもにみずあめなめさせた♪」と続く。そうねぇ、こども時代から「水あめ」なんぞ舐めさせていたら、良く育つとも思えない。親たちは、それこそ「黄金色」の装束に身を固めておりますが、子どもたち(幼虫)はいたって質素な装束でありますよ。一部地方では『根切り虫』と呼ぶ所もあるようですが、我が在所での『根切り虫』は、「カブラヤガ」が一般的で、いわゆる『夜盗虫』を指しますけれどね。大量発生しなければ、植物、樹木を枯らすほどの被害は出ないと思うのでありますが、土地柄かも知れませんなぁ…。
 はてさて、雨情の心を引いたのは、親(成虫)の「黄金色」の装束だったかも知れない。『おやじぃ』は、「一円を笑う者は一円に泣く。」などと散々教えられて来たけれど、『小金なんぞ貯め込んだところで、所詮小金は小金である。』としか思えない。そうなのよ「こがね虫」を『小金虫』と考えたところが大きな間違いであって、「こがね虫」は「黄金」をガッツリ貯め込んでいるんだわ。当然『小金無視!』…キュウリのお値段が、28円か48円かなんて大きな問題じゃぁないのよ。政策活動費なんざぁ5万円以下は、お金として扱わないから領収書も必要ないんだもの^^; きっと、子どものころから「水あめ」舐めさせてもらってね、東京で育ったくせに、「地方創生」なんていう言葉が大好きな『生き物』に違いないのだよ。なるほど、我が在所では、豪勢な『黄金虫』は居ない訳だわねぇ(笑)

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桃栗三年、六十年^^;

2024-09-29 08:06:01 | 巡礼

栗は、虫媒花だったんだぁ…で、あの雄花の匂い^^;

 なるほど、それで花が咲く頃は男性の「〇△液」のような香りが漂う訳なぁ…今頃になって感心しております。「九里より(四里)うまい十三里」ってね、秋の栗、サツマイモは女性ウケが良いようでありますなぁ。昨日も『おやじぃ』んちの大きな栗が欲しいとお客様からご注文をいただきましてね、おそらくは今年最後になるであろう大振りの栗だけを厳選してお届けしました。1kg以上の栗をいっぺんに欲しいとのことだから、栗ご飯というよりは、「渋皮煮」に違いないとお買い上げ先のご婦人の料理を想像しております。これから、ポツ、ポツと落ちてくるであろう小さな栗は、拾い集めてオッカーに渡すことにいたしましょう。栗の皮むきも大変な手作業なんですが、好物だとその手間を惜しまないから不思議である。「そうそう、アンダは何でも食べる元気な子に成りなさい。」…そうすりゃ~農園の作物は、全て美味しい料理に変わるはずであるけれど、好きなモノと嫌いなモノが極端に分かれるようである…これ以上は言いますまい(笑)


82歳の同級生…まだまだ現役?

 さて、『おやじぃ』の田んぼの稲刈りはいつになるのでありましょか?昨日は、消耗したバッテリーを交換し、脱穀後の籾を運搬する袋を軽トラックに搭載して終了。本日は、コンバインの清掃を『弟子』は命じられておりますが、「アクセルレバーが戻んねぇ~!」ですと「ワイヤーが錆び着いたんだべぇ?」と『弟子』が言うと、「ならば相田医者の出番だわなぁ。」ですと…通称『Dr.A』…彼は農業機械整備歴60有余年の名医である。(今時のマイコン制御のトラクターは扱わないけれどね^^;)何故か彼がエンストしたコンバインのある場所をトントンと叩くと動き出す。(その場所を教えてくれないのだよ…ケチ^^;)『農は仁術』…往診時間30分、コーヒーひと缶で、無料で診断・治療をしてくれる貴重な町医者でありますよ(笑) コンバインの清掃箇所まで指導を受け、丁寧に古い籾を取り除いてから「明日から稲刈りでぎっぺ?」と聞くと『チャオちゃん』宣わく「明日は、乾燥機の清掃!」ですと…どこまでもマイペースな『師匠』である^^;


夜は『あかり君』の送別会…A5ランクだべ^^;

 はてさて、縁あって四国愛媛から我が在所に移住した『あかり君』ではあるけれど、色々な問題を抱え、離婚しこの地を去ることになりました。きっと彼とは二度と会うことはないだろう…『おやじぃ』たちは奮発して、A5ランクの「米沢牛すき焼き」で最後の晩餐会を開くことにした。会費制のはずなのに、会費が集まらない不思議?(結局、『おやじぃ』の持ち出しのようである…オッカーには内緒でありますよ^^;)怨み辛みは数々あれど、近隣の者たちには感謝の言葉を述べていったし、また、彼の働きも周りの者たちは認めているところである。しかし、何故に…これ以上は言いますまい。他人には、それぞれの事情というものがある。『大人』が決断したことを、とやかく言っても仕方がないのでありますよ。「石の上にも三年」…彼は十年、この地で慣れ親しもうと努力してきたのだから、『失われた十年』などと言わず、これからの十年を充実した人生に変えていただきたいものである。桃も三年、栗も三年…おバカな『おやじぃ』たちは、長男はそういうものと半ば諦めながら、不平不満を溜め込んでこの地で60年を生きてきた。それはそれで良いじゃない…残る20年(あるかなぁ?)もっと遊んでやりますよ(笑)

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毎度お騒がせします^^;

2024-09-28 07:42:03 | 巡礼

途中、蛾の画像が出てきます…

 虫が不得手、嫌いな方はこの先見ないでね。(と言いつつ、メイガの画像が既に登場しておりますが^^;)そうねぇ、『おやじぃ』がこのブログを始めたきっかけは、害虫(その姿)を知らない農家が多いので、我が農園で見られる害虫、影響のない昆虫、益虫を紹介できたらという思いからだったような気がする。例えば、一世風靡した「アメリカシロヒトリ」は、生息密度が低下したにもかかわらず、我が集落では延々と集団防除を続けてきました。接触剤(薬剤が直接かかることで効果のある薬)を使用しているにもかかわらず、決して食害しないはずである針葉樹にまで家人の依頼で散布する始末…カメムシにいたっては、斑点米の原因となる『カスミカメ類』ではない、カメムシに大騒ぎしている始末etc. 『おやじぃ』が集落の衛生組合長に就いて「今後は集団防除は止めましょう。発生した場合は、枝を切り落とすか、ピンポイントで薬剤散布いたします。」と宣言し、年間数万円の防除費用を節約したのだけれど、それでも「アメリカシロヒトリ」ではない毛虫を見つけては大騒ぎする始末…「アメリカシロヒトリ」の幼虫はコレです!と知っていただくことから始めないとなぁなんてね^^;
 そんな思いで、家庭菜園の愛好者のサイトに害虫の画像を投稿したら、冒頭のコメントのように「虫が嫌いな人がいらっしゃるのだから、掲載には注意書き、コメント欄に画像をUpする配慮が必要である。」という親切なご指導をいただきました。園芸作物の病気や害虫は、切っても切れない関係性を持つはずという思いはあるけれど、運営的に支障があるならばと止めました(笑)


ハイ!出ましたアブラナ科作物の『四天王』

 さて、昨日、お隣の『チエちゃ』のブロッコリー畑を覗いたら、見るも無残な被害葉…シャクガ、「コナガ」の被害痕もありましたので、文字通り『害虫の教科書』のような畑になっておりましたよ^^; いや~驚いたのは「ハスモンヨトウ」の幼虫もおりましてね、関東以南の暖地で猛威を振るった害虫でありますが、適用薬剤が開発されて、以前ほど甚大な被害報告は最近聞かないような気がします。と言いますか、この害虫は耐寒性に弱く、ここ山形県では珍しい害虫でありますよ。正直なところ、目に入らなかったこともあるかも知れませんが、学生時代以来の再会でありますから。(元カノじゃないのだから再会を求めていた訳でもないけれど^^;)
 はてさて、『おやじぃ』の畑は、初期防除の効果があったようで、ナメクジ、カタツムリの食害以外(結構やられていますけれど^^;)目立った被害は今のところ見えません。そうそう、自民党総裁選挙は、何故か内部で嫌われている石破さんが新たな総裁に決まり、次の総理大臣に指名されるようでありますなぁ。よくよく考えてみますと、国会議員に成りたいという目的だけで烏合した集団だから、多くは国家観などというよりも、次の選挙は…との思惑が強い方々が多勢を占めているようである。(つまり~政策なんか無くても、人寄せパンダになる人物なら今回は良かったようなのだけれど、討論会を重ねる内にメッキが剥がれて国民にも実像を見透かされてしまい、ならば、大嫌いでも政策通に頼ろうかなんて、選挙目当ての変節ぶりが面白く映りましたけれどねぇ^^;) 「ハスモンヨトウ」は凄いのよ!『広食性』だから、豆でも芋でもキャベツでも生き残るためには何でも食べちゃう。『斜紋夜盗』…票の為なら何でも食べて、斜に構えて自分にとって有利な方に着く…『斜者与党』だったりしてねぇ(笑) 害虫の話だったんだけれどなぁ…(大笑い)

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『非国民』ですかねぇ…?

2024-09-27 07:03:31 | 巡礼

朝から「鉄火丼」ですか?…当然、残りモノ^^;

 『残飯整理係』を仰せつかっておりますから(笑) 少々、変(饐えた?)と思っても、食あたりを起こさないから、強靭な胃袋を持っているに違いない。(強いて上げれば、食い過ぎだけだわ^^;)我が在所、特産の「薄皮丸ナス」も皮が割れ、いわゆる「秋ナス」状態。夏野菜の収穫量も次第に減って、行く秋を肌で感じております。「秋ナスは嫁に食わすな。」などと申しますが、「こんなに美味しいモノを嫁に食わせるな。」という悪意と「ナスは身体を冷やす作物だから、若い女性には食べさせない方が良い。」という善意と、果たして真意はどちらにあるのだろう。昨日、野菜の価格調査のためにスーパーに立ち寄ったら、山形県産袋詰めキュウリが3本で200円を超えていた。我が農園の「抑制キュウリ」は、現在、大阪市場に送られているようであり、市場価格(税込み)で1本45円超の値段がついているようであります。市場価格ですらそうなのだから、消費者の手元に届く頃には、5本ひと袋、350円超となっているのでありましょうか?(誰が、そんなバカ高いキュウリを食うんだい?食うから売れているんでしょうに^^;)『おやじぃ』は、少々型落ちしたキュウリを5本ひと袋、150円(税込み)で直売所で販売しておりますが…今の『おやじぃ』に出来る精一杯のお年寄りへの『社会貢献活動』です(笑)


「山形青菜」の第1回めの間引き…

 さて、長男『ポン太郎くん』が担当する「抑制キュウリ」は、7月末の定植から2ヶ月経過し、今ピークを迎えているようであります。果たして『おやじぃ』の指示が的確だったのか?当初、見られた「褐斑病」を何とか抑え込み、「ウリノメイガ」の防除も功を奏して被害果が減っております。あながち間違った『指導』はしていないようである^^; 「ピーク」を迎えれば、後は下り坂である…何とか10月一杯、この調子で収穫できれば、来年の露地栽培にも応用が利きそうでありますよ^^;


「任意」ですよねぇ…今でも「任意」です^^;

 はてさて、夜、晩酌会後、園地の見回りを済ませ、お風呂に入って食卓に着いたら、役場から『大切なお知らせ』が届いていた。「お~い!非国民家族たちよ、早よマイナンバーカードを作れというお達しらしい。」と『おやじぃ』は、折角の『大切なお知らせ』の真意を伝える^^;
 令和6年8月末の「マイナンバーカード保有枚数率74.8%(総務省公表数値)」…それぞれに「持ってなくても不便を感じないんだよねぇ…。」ですと。『おやじぃ』も持ってないひとりですけれどね^^; 運転免許証、医療健康保険証と次々にICカードとの紐づけが行われようとしております。つまり~「任意」というオブラートで包みながら、外堀を埋めて、半ば「強制」的に取得させる算段なのよねぇ…カード交付率は、地方交付税の算定基礎数値や保険証の紐づけで、市町村も協力しない訳にはいかないように仕向けられているのよ。(既に全国民への番号附番は終わっているというのにねぇ…何で?)戦前・戦中と「徴兵」業務に市町村職員が駆り出されたという事実が頭を過るのでありますよ。またぞろ、「あの時は仕方がなかった。」と後から言い訳するんでしょうかねぇ…。カードは「NTTコミュニケーションズ」と「凸版印刷」の政府公認の寡占発行…何かなぁ、利権の香りしかしないんですけれど、『非国民』にとっては(笑)

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感じる?…寒じる^^;

2024-09-26 06:30:23 | 巡礼

スケベっ! 何か勘(寒)違いしてません^^;

 「秋ですねぇ~!家の薄皮丸ナスも割れて、もう直ぐ終わりデス。」などと、値札にメッセージを認めてお客さんと一方通行のコミュニケーションを図っております^^; 野菜を出品しても、直接店頭に立つことが無いので、どんなお客さんがどんな気持ちで買い求めていくのだろう?そして、味(品物)の評価は?と気になるところであります。今年は、「わらび」が思いのほか売れ、冗談で出品した『お化け(肥大)きゅうり』(我が在所では煮て食べる^^;)も売れたし、今は「あけび」も売れているから、お客さんの多くは高齢者であろうと予想しております。夏場のそうめん、冷奴用に「小ネギ」を出品してみたのだけれど、意外に売れなかった…スーパーを覗くと「刻みネギ」(屑ネギを刻んでいるはずなのに^^;)の価格に負けていた。といった具合に買い物客の動向、志向を売れ筋から想像しております。4月の「スナップエンドウ」から始まって、ほぼ毎日出品していて、ほぼ完売状態…価格設定が安過ぎるのかなぁ?品物を評価していただいての結果だろうか?と気になるところであります。(価格を安く抑えているのは、買い物をするための交通手段のない高齢者に対する精一杯の社会貢献活動と思い込んでおりますが、少しはコチラの生活も考えないとねぇ^^;)


今日のお昼は「豚骨醤油」の味変^^;

 さて、巻頭画像は「ホウレンソウ」の種を蒔いたところ。「ホウレンソウ」の本来の旬は、11月から2月とのことである。(何を偉そうに講釈しているのか?春播きと秋播きの種を間違えて買ってしまった結果だろうが!と天の声^^;)秋播きのホウレンソウは「東洋種」が多く、葉の切れ込みが深くギザギザしているはずである。買い間違いしたとしても、農研機構(旧東北農試)が確立した「寒締め栽培」に挑戦してみようと遊んでいるところです。収穫期に寒気に当ると葉が縮れ、厚みが増し、甘さやミネラル濃度が上昇するはずである…これで売れたら歓喜(寒気)するってなぁ^^;
 はてさて、一週間前まで朝から汗をかいて3度も着替えしていたのに、雨が降ってからは長袖を着て、夜中はヒーターを点けております。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものである。(10月も暑さのぶり返しはあるようですけれどね。)「ホウレンソウ」の種蒔きを終えたところで、『第1ハウス』の天幕を張ることにいたしましょう。「雨除けハウス」が「雪除けハウス」に変わって、冬場の幾ばくかの収入を補ってくれるはずであります。(大雪の年は、長男『ポン太郎くん』が雪かき作業に追われることになるけれど…。)そうそう、我が在所では気温が下がって、寒さがつのることを『かんじる(漢字なら寒じるかなぁ^^;)』というんですなぁ…どうも、長期予報を見ても、今回の北陸地方の豪雨を見ても、この冬は大雪になりそうだと「感じる。」その頃、『おやじぃ』は、鼻水垂らしながら「寒締めホウレンソウ」を収穫するのだろうか?おいおい、そんな「ホウレンソウ」を売っているのかい(笑)

 

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有望な『投資先』?

2024-09-25 07:50:41 | 巡礼

畑作というよりは「花壇づくり」だわねぇ^^;

 秋の長雨で、まだ畑がぬかるんでおりますが、待ってばかりもいられないので、早出しの「茎立ち菜(アブラナ)」の植床作りをしてみました。大規模な米農家は3日間ほど足止めを食らい、昨日半日の日差しで、稲の乾きを待って稲刈りを再開したようであります。コチラは、のんびり屋の相方『チャオちゃん』のやる気次第^^; 待ってばかりいても仕方がないので、『攻め』の百姓仕事に挑んでおります。『ああやって、こうやって…結局、今年も出来なかった。』と1年を締めくくるのが常でありましたが、今年は『お昼寝』が効いているのかなぁ…自作地は、ほぼ作物で埋め尽くされるまでになっております。(その代わり、ヘッドライトで照らしながら水掛や種蒔き作業が常となっておりますが^^;)「施設園芸」などと書くと格好良いけれど、こうして画像に残してみると、「花壇」づくりだわねぇ…そうだよ、次は「花」だよ…狭い面積でも、菜っ葉、大根よりは儲かるはずである。狙い目は、お盆の「仏花」なんだけれどねぇ。こればかりは、開花調整が出来ずに失敗ばかりしている。『ああでもない、こうでもない』と経験を積んでいくしかないようでありますが、残念、経験を積み上げるには『残された時間』は少ないような気がする(笑)


今年も『鍋焼きうどん健康法』が始まった^^;

 さて、会計事務を預かっている団体の普通預金通帳を記帳したら、今までの約20倍の利息が付いていた? 目(JA金融)を疑って尋ねてみたら、金利が0.1%になったんですと。もう利息なんざぁ、当てにしていなかったから(100円単位の利息のくせに^^;)こりゃ~大したもんだなんて驚いている。よくよく考えてみれば、平成の始まりには定期金利7%などという時代もあったのである。公的事業では「〇✕基金」などという、もしかすると使い道のない「お金」を貯めこんで、ソフト事業に充てるなどという『他人のお知恵拝借』という事業も多数あったような気がする。それが一転、バブルが崩壊し、低金利時代に突入…考えようによっては、新規事業参入(借入)には好環境だったはずなのだけれど、アイディア(頭)がないから活用できなかった時代が続く^^; むしろ、怖いモノ知らずの若者が、家を新築したり、身にそぐわない高級車を購入して、払い切れずに「自己破産」なんてぇこともあったような…。
 はてさて、『お百姓さん』はと言えば、「土地神話」は崩壊し、離農したら財産としての価値は無いに等しい時代となってしまいました。そうなのよ「生み出さなければ、無用の長物なのよ。」…だから、種を蒔き続けなければいけない。失敗しない限り、種苗代の10倍以上の売り上げは達成できるのである。金利を当てにするより確実な『儲け話』…「あなたの10円が、100円になって返ってくる。」なんだ、100円単位の話かい^^; 『100円を笑う者は、100円以上稼ぐ。』これが今風の諺…みんな100円以上稼げる商売に就いちゃうのよねぇ(笑)

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頭の回転より「ひねり」を…

2024-09-24 06:53:20 | 巡礼

しまった!ふりかけご飯だった^^;

 由緒正しい野良猫を親に持つ、我が家の同居猫『シロ♀』は、『おやじぃ』が与えるドライフードしか食べない…『おやじぃ』が教えたスルメと煮干しとカスタードクリームを除いては^^; だから、『おやじぃ』の昼ご飯をテーブルにおきっぱでも心配ない…しまった、今日は白飯にふりかけをかけていた(笑)
 今日のお昼は、「ラ王」…味変『味噌担々風』??? 「担々麺」は醤油ベースでしょう?良いのよいいのよ、「担々麺」のルーツは、七輪と麺の具材を天秤棒で「担いで」売り歩いたことが名前の由来とか、四川料理だから辛いそうだけれど、日本では色々な味付けと具材が使われているらしいのだから(Wikipedia情報^^;)大体ねぇ、『おやじぃ』は、「担々麺」というもの自体を食べたことが無いのでありますからイメージ先行で作りました。昨日の豚晩肉と残り野菜を使って、豆乳なんか使えばまろやか?そんなもん無いから、牛乳混ぜちゃえなんてね^^; 元々、粉末スープの出汁が効いているから、少々味変しても不味くはならないのである…『シロ♀』は見向きもしませんけれどね(笑)


3日ぶりの晴れ間…85日ハクサイも順調^^;

 さて、5年ほど前の「備忘録(雑記メモ)」を見たら、「冬場、ネギは他者と競合する。(値崩れする)」と書いてあった…そして、今、少々短いですけれど、少しずつ出荷しております。(経験を活かしているじゃないか^^;)雨の影響で、まだ天幕を張っておりませんが、85日白菜もキャベツもハウスの中で冬越しさせるつもり…当然、露地のハクサイやキャベツも植えております。キャベツを雪の下で保存し、甘味を増させて『雪下キャベツ』として売る方法もあるけれど、大雪の年は、スコップで掘り出して1個100円程度で売っていたら労賃に合いませんから(笑) 他の出品者とは違ったことを試してみる…目先の現金を追いかけると、これまた出荷競合して値崩れの原因にしかなりませんからねぇ。少しは頭をひねって、出荷調整方法を無い頭で考えております^^;


「回転」ではなく「ひねり」です^^;

 はてさて、昔「いなかっぺ大将」という漫画がありましたけれど、師匠「ニャンコ先生」が「風大左衛門」に伝授した『キャット空中三回転』…「にゃん ぱらり」と声を発しながら回転したはずであるが^^; おやおや、昔から「ネコひねり問題」として著名な物理学者が取り組んできたテーマだとか…ネコが体を「回転」させて足から着地できることを「相対位置を変化させられるペアの円柱モデルによって解決された。1969年(Wikipedia情報)」物理学を履修していない『おやじぃ』には、よく分からないけれど、「回転」ではなく、「上半身」「下半身」の別々の「ひねり」で体を制御しているらしい^^; そうそう、小賢しく「頭を回転」させるのではなく、同じモノでも「ひねり」を加えることで、体勢(価格)を維持すれば良い訳ね…と、新たな「ニャンコ先生」の教え^^; そう言えば、「立憲民主党」も捻りにひねって、元の体勢(体制)に戻ったみたい。いつもの如く、「ひねり」過ぎて足元を『捻挫』しないように頑張ってちょうだい。オラ知らんけど(笑)

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「原始人」で結構しあわせ^^;

2024-09-23 06:32:40 | 巡礼

アケビの詰め物は面倒くさいのでね…

 高校生時代、学校林(藩校時代の名残りかな?)の下刈り作業がありまして、現場に行く道すがら、『紫あけび』が口を開けて目の前に垂れていたので失敬して、おやつ代わりに果肉を食べたら御城下育ちの同級生が目を丸くして驚いていた??? 大学生時代、道に栗の実が落ちていたので、拾って教室で朝飯代わりに皮を剥いて食べたら、東京生まれ、東京育ちの同級生に「お前は原始人か?」と言われた??? 「ならば、お前は栗を食べないのかぁ?」…「栗は煮るとかご飯とか。」確かに^^;
 「アケビの果皮は、茹でこぼしてアクを抜いておかないと苦味が強い。」(Wikipedia情報)…バカたれ!アケビは、その苦味が命でしょうに、と『原始人』には『原始人』なりの主張があるのよ。チミたちは、素材そのものが本来持つ「美味しさ」を知らんのだよ、とおやつが無くて野のモノをおやつ代わりに食べていた子どもの頃を正当化するのであります。(『原始人』でも結構しあわせなのである^^;)ということで、今夜の晩酌会は、「あけびの肉味噌炒め」をおつまみとして提供いたしました。「きのこや刻んだナスを和えた肉味噌」を詰め、凧糸で結わえて油で揚げるのが、田舎の通の食べ方ではあるけれど、時間が無いので「肉味噌和え」…立派な季節料理であります(笑)


「モモノゴマダラメイガ」ですかねぇ…

 さて、渓流釣りに使う市販の『クリムシ』は、どうやら「クリシギゾウムシ」の幼虫のようであります。農園の前オーナーが植えたクリの木は、今年、たわわに実を付け、毎朝「クリ拾い」をして直売所に出しております。殺虫剤も散布していませんので、稀に被害果も確かにありますが、チェックして拾って出す…これが一年中採れるなら楽な商売である。そうそう、『原始人』は、狩猟・採集生活を送っていた…これまた『おやじぃ』は、『原始人』と揶揄されそうでありますよ^^; 農園に一本だけ植えてある栗の木…恐らく、前オーナーは、孫たちに「栗ご飯」を食べさせたかったに違いない。初物は、そんな前オーナーの気持ちを勝手に慮って、「お彼岸だから、栗ご飯でもヤスじぃに供えてください。」などと、『原始人』なりの気遣いを見せるのでありますよ(笑)


雨の夜は、外遊びもしない?

 はてさて、三日間降り続いた秋雨で、規模の大小を問わず秋作業は足止めを食らってしまいましたよ。『おやじぃ』も長袖シャツを引っ張り出して、肌寒さをしのいでおりますが、珍しく『秋風邪』をひき、オッカーや長女『有季菜先生』にうつしてしまったようであります。(「うつすと治る。」というのはウソですなぁ…まだ、痰がからむ^^;)今日の午後からは、晴れ間もでそうだから、足止めを食らった分を取り戻そうと思っても、畑はぬかるんで入れない。相方『チャオちゃん』がパチンコに出勤する前に取り押さえ、コンバインの試運転と作業小屋の清掃作業をしないとなぁ…狩猟生活の『原始人』は、雨の日は一体何をしていたのでありましょうか?十分な保存食さえ確保できてさえいれば、雨の日も憂いなく、空腹で子どもたちがピーピー泣いていれば、空を睨んだに違いない。まぁまぁ、今も昔も、『食い扶持』を求めることに違いはないようである。食いつないでいければ、『原始人』でもしあわせだよ(笑)

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菊の節句…

2024-09-22 06:54:37 | 巡礼

草の戸や 日暮れてくれし 菊の酒(芭蕉

 松尾芭蕉、48歳の句のようでありますなぁ^^; 食用菊を再建したのは何年ぶりだろう…本当は、早生種、晩生種の「もってのほか」をそれぞれ植えたかったのだけれど、早生種の苗を持っていた『悦ちゃん』も失せてしまったとのことだった。(残念!)『おやじぃ』曰く、「オラは銭にならない花は植えない。」何とまぁ、さもしい人間であることよ。花の美しさや儚さに落涙することはないのかね…芭蕉先生だって、「菊の節句」に貧乏を嘆いているではないかいな(笑)
 「菊の節句(重陽の節句)」は本来、旧暦の9月9日であるはずだが、日本では節句としての行事性が薄く、新暦で扱われているようであります。今年は、10月11日(金)が旧暦の9月9日であり、菊の花の咲く頃は、黄菊(蔵王菊なら良いのだけれど^^;)が一番早そうでありますよ。新潟県や山形県では、菊の花を食べる食文化がありますが、「もってのほか」はシャキシャキとした食感が命!黄菊は『もたらもたら』して食味が今ひとつ…しかし、花びらを伸して蒸し器で蒸かし、天日で乾燥させた「菊海苔」は、保存も効いて、ホウレンソウなどの『緑物』に和える黄色の彩りは、正月の縁起物として好まれる…加工所があればねぇ。(衛生基準が厳し過ぎて参入できないわ^^;)


昼飯はパワフルに…しかし、遅い昼飯

 さて、世間は三連休…しかし、『おやじぃ』は雨の中、収穫作業に追われている。お陰様で雨合羽を着ても濡れるし、収穫物は水滴を取らないと袋詰め出来ないし。正月に震災に見舞われ、今回は豪雨被害に遭っている石川県を思えば、まだまだ、この程度。(罹災された方にお見舞い申し上げます。また、今日が雨のピークのようですから安全を確保してください。)土曜日だから、さっさと切り上げてお昼寝か温泉にでもなんて思っていたけれど、作業用の消耗品を買ったり、スーパーのお野菜の値段を確認していたら、今日もお昼ご飯は3時を過ぎていた^^;

来年こそは、大玉の「紅ほっぺ」を…

 はてさて、外は雨…昨日、長男『ポン太郎くん』に給料を支払ったら、また収支赤字に転落してしまったので、手っ取り早いアルバイトの事務仕事で雑収入を稼ぎ出し、夕刻は、いつまで経っても上手く育てられない「イチゴ」の『準水耕栽培』の準備をしてみました。籠はねぇ、野菜苗を購入したときにタダで貰ったもの、苗は辛うじて残った「紅ほっぺ」で元手いらず^^; 移動できるし、培養土の袋をくり抜いているから除草作業も最小限、腰の高さに設置すれば「腰痛作業」からも解放されるはずである。一番安い培養土…14ℓで206円(消費税込み)…今のところの費用はこんなものだけれど、成果(収穫物)はこれを上回れる?いわゆる「費用対効果(B/C)」(経営者目線)では失敗事例だわねぇ^^; しかし、コスパ(消費者目線)ならば、「遊び心」が加味されて成功かも…お金を追い求めているだけじゃなく、そこそこに「遊び」も取り入れないと(笑)
 「菊の節句(重陽の節句)」は、菊の花を浮かべたお酒を飲んで長寿を願う…お酒が一番、高い費用かも(大笑)

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空を睨んで…

2024-09-21 07:09:46 | 巡礼

朝は「フレンチトースト」で…釣りかい^^;

 「空梅雨」の年は「秋上げ」が悪い…標準語では「秋上げ」とは、①稲の収穫後の祝い。であり、②不作のために、秋に米相場が上がる。ことを指すらしいのですが、我が在所では、秋雨前線の影響で長雨が続き圃場がぬかるんだり、結果、稲刈りが進まないことを表現する言葉であります。今年の夏も空梅雨傾向ではあったものの、田んぼの用水は十分確保できましたので何の問題もなかった(県内でも8月下旬の台風10号による被害を受けた地域もあります↓)のだけれど、ここに来て、秋雨が続く予報であります。来週は相方『チャオちゃん』の尻を叩いて、稲刈りを始めようと意気込んでいたのだけれど、残念!月曜日まで雨の予報でありますよ。直売所に向かう道すがら、道路に面した田んぼのイネが『のめって(倒伏して)』いる。穂首を下げた程度なら、少々刈り取りに時間が掛かったとしても乗り切れるのでありますが、穂が地面(雨後の水)に着いてしまうと発芽を始めたり、一気に品質低下を招いてしまうのでありますよ。『おやじぃ』の田んぼも一枚『のめって』いるので気が気ではないのでありますが、何も『おやじぃ』だけがイジメられている訳ではないのでね、台風後の溢水で土砂が流入した田んぼの映像を観ているから、こんなことで『がってしていらんに(気にして居られない)』…しかし、気にはなる^^;
 8月分の長男『ポン太郎くん』の専従者給与(時間給)…農園開所以来、最高額を記録しましたよ。良く働いたと褒めて上げたいところですが、今年も「夏秋きゅうり」管理を失敗しているから、8月はイライラして怒りをぶつけた。9月は、「抑制きゅうり」が今のところ順調なので、赤字ではあるけれど、資金繰りが楽であり余裕の表情を見せる『おやじぃ』…文字通り現金なものである(笑)


晩酌会では『メンチを切る』…?

 さて、経営者は、長いスパンで物事を考えなければいけないものでありますが、やっぱり弱小資本の『小さな農園』では、ひとつ一つの作付けの失敗で資金繰りが大きく変わってしまうのであります。ましてや、扱っている農産物は、秋の出来高精算という種目が多いために、売上-売掛金が順調に増えても、途中資金繰りが厳しいのでありますよ。10月からは、いよいよ華麗なる「年金生活者」…年金プラス『おやじぃ』の小遣い銭稼ぎなら、十二分な売り上げを達成しておりますが、『おやじぃ』がこの世を去り、長男『ポン太郎くん』が自活していくためには…何とか作付け体系を確立したいと思うのでありますが、後は本人に任せるしかないのかねぇ。(何だかんだと言いながら、子どもたちには甘過ぎるのかも知れないねぇ^^;)
 はてさて、「サラリーマンの収入(所得)は誤魔化しが利かない。」などと申しますが、自営業(農業)だからといって、青色申告をして、経費になるかどうかを吟味しながら記帳すると、そうそう誤魔化しが出来るものではない。むしろ、「こんなもの社会通念上では、謝礼の範囲の物々交換ではないか?」と思えるほどの贈答農産物まで評価して何とか収入を上げようとさえしております。(税金が掛からない赤字経営者だからねぇ…『ポン太郎くん』はしっかり納税してますよ^^;)ならば、『政治屋』って何なんだろうねぇ?『夢屋農園経営状況報告会』などと銘打って、農業経営における『政策発表会』を開いたら、その収入は『非課税』なんてことはありはしない。どこまでも自分に都合よく、法律を作っていくのであるから当然である。空を睨んでみたところで雨は止まないし、天(政治屋)を恨んでみたところで、この生活が変わる訳でもありますまい。『天(政界)』から引きずり落としてやるしか反省したりはしないだろうねぇ…おお、怖いこわい(笑)

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