その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

軍記物

2020-05-31 06:25:47 | 転職

『美白のお百姓さん』ですが何か?

慰労に出掛けたスーパー銭湯で、隣の洗い場に座った『自称70歳のオジサン』から、『四捨五入後60歳のおやじぃ』は「ゴルフ焼けですか?」と聞かれた。「失礼な!こんな美白の『オジSUN』に対して。」と内心思いつつ、「いえいえ、百姓焼けです。」と明るく応えました^^; トラクターの代掻きローターを交換して、さて、今度は集落の花壇の耕耘作業であります。散歩帰りの『柴犬コウ(本名:さくら)』が白く見えるのは気のせいでしょうかねぇ(笑)
新婚旅行の際にお土産に買った「八重山型のクバ笠」を被って、朝から田んぼの補植作業…友人『ノロ社長』に「土日もなく働いているのか?(休め。)」と言われるのだけれど、一発除草剤を散布するまでは休めない。ただでさえ、田植機の油圧不良と苗枯れで、田んぼの中に入ると悲惨な状態になっているのですから…。それでも「この列とこの列を植えたらお仕舞い!」と心に誓うものの、その隣りが気になって植えるから、結局のところ全面手植えになるかも知れない。「機械植えするより、手で植えた方が早いんじゃないか?」とご近所のジィさんに笑われ続けているから、少々のことがあっても挫けない。今日もきっと、カルガモと一緒に田んぼの中を這いずり回ることでしょうなぁ(笑)


痩せて帰って来た『でぶ九郎♂』ですが…

いや~食うわ食うわ!!!日がとっぷり暮れてから、ヘッドライトを頼りにハウス内の水掛けを終えると、『ノロ社長』にお持ち帰りを命じられた「さば缶」ふた切れを勝手にペロリと食べておりました。『おやじぃ』の顔を見るなり「飯!(ニャー!)」を要求する大食漢…猫缶半分とドライフードをさらにペロリと食べ尽くしましたよ^^;
気になる『戦果』でありますが、さすがに猫語の自慢話は理解できないのでありまして、『でぶ軍記』として鳴かせてだけおきました。(単に、飯をさらに要求しているのでしょうけれど、一度に与えるのも如何かと思いましてね。)
さて、「軍記」といえば、中世末期(室町時代)から近世初期にかけて戦国武将や近世大名の武勲や武功について、物語形式で記述された書物でありますが、子孫による口述や風聞によるものが多く、結構、眉唾物であります。「家」や系譜を正当化したかったのでありましょうけれど…。我らかく戦えり…と未曾有の緊急事態に亡国の首相は後世のために『軍記(議事録)』を作成し、未来を担う方々に「歴史」を残すべきだと思うのでありますが、何故か記録を残しておられない。まぁねぇ、この国は不都合な部分は改竄して、国民に知らしめる国家だからさもありなん。戦国時代の「軍記物」のように、神風が吹いたり、判断の正当性を後付けされるに違いない。専門家チームの方々は、自身の研究成果や各国の論文を基礎として意見を述べておられるはずだから、我々庶民のように、名前を秘匿していただかないと自由に物が言えない方々ではないと信じておりますのでね(笑)

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さつきを終わしたら…

2020-05-30 05:32:10 | 転職

「ヘビイチゴ」は無毒です^^;

「『さづぎ』終わしたがぁ?」とご近所のお年寄りたちに声を掛けられる。「さつき」…皐月は旧暦五月のことであるけれど、方言では「田植え」を指している。「さつき」という言葉自体が、「早苗月(さなえつき)」が転化したものとの説もあるから、「早苗」を植える月で、「田植え」を指す方言も、あながち間違いではない。「さづぎ終わしたがら、やっと一服つけられる。」そんな大人たちの会話を耳にしながら、この季節を過ごして来ました。
『夢屋農園』の主力作物は露地「夏秋きゅうり」であるから、「さづぎ」を終わらせても一服つけられないのでありますが、農場長はきゅうり部長兼長男『ポン太郎君』に、耕耘から植え付けまで10日間で終了するよう今年の作業目標を与えました。以前は、耕地を農場長が朝仕事で耕耘し、マルチ張りの補助をして、支柱組みとネット張りを2週間も掛けてチンタラやっていた。『部長』という称号に恥じないように、子育て上手な母猫『ジーコさん♀』に倣って、今年は独力でやらせてみました。トラクターも丁寧に乗りこなし、畝立てしてマルチを張り、ネットもピーンと張り切っている…この間6日間。2時間ほど植え付けの補助をして、令和2年の露地きゅうりの植え付けを終了しました。総ての工程を独力で成し遂げて、また自信を持ったと思うのでありますが…やはり、疲れが溜まったようであります。


「さつき」を終わしたら…

農場長の担当である水田の補植と京南蛮の植え付けは、まだ終了しておりませんけれど、さすがに農場長も疲れが溜まり、「外出自粛要請」も解除されたことから、久し振りに『ポン太郎君』と、スーパー銭湯でデトックス。
「きゅうりの植え付けを一気に終われせて、夕方は慰労に行ってくるから!」とオッカーに告げて、サウナにジェットバスと腰を中心に養生しましてね、これはお決まりの生ビールと小腹が減って味噌ラーメン(あまり美味しくないけれど^^;)さて、ひと息入れたところで家に帰ったら「焼肉?」…「だって、夕方は慰労だって言ってたでしょう!」とオッカー…(肉体労働者の慰労であって、何で貴女たちも慰労なの?心の声^^;)小腹どころか大腹にビールとハイボールと味噌ラーメンを溜め込んだので、もう焼肉なんて入りませんけれど^^;
「ちゃんと夫婦で打ち合せしてから出掛けてくださいね!」なんて長女『有季菜先生』にまでご意見される始末でありますよ。「よく頑張ったから、土日は休み!」…体力的に脆弱なきゅうり部長『ポン太郎君』に休みを宣言して、農場長は明日も補植と南蛮の植え付けでありますよ。「さづぎ」を終わしたら、一服つけられるのは米農家であり、野菜農家はまだまだ休めないんですけれどね。「ブラック企業」と言われたくありませんので、休みは与えますが、果たして『夢屋農場長』は、いつになったら休めるのやら(失笑)

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男というものは…

2020-05-29 06:06:57 | 転職

「芸術でも技術でも、いい仕事をするには
女のことが分かってないとダメなんじゃないかな」 
by 本田宗一郎(世界傑作格言集より)

『男磨きの旅』に出た『でぶ九郎♂』は、8日間家を空けている。年頃の男の子であれば仕方あるまいと、かつて『男』であった『おやじぃ』は考える。彼らと『第2サティアン』で奇妙な同居生活を始めたのが昨年の6月末からであり、『シロ♀』は早々に貰い手が決まったものの、「飼っていた猫が急死し、今は飼うつもりになれない。」とお断りの電話をいただいた。『でぶ九郎♂』は不器用で、木にも登れず、姉1弟2の中で母親『ジーコさん♀』の教育的試練を中々こなせない。ただし、母親が絞めて持ち帰った「スズメ」を一番先に奪い去り、物陰に逃げ込むという「抜け目なさ」を披露してくれたのも彼である。姉弟の中で、最後まで物陰に隠れ『おやじぃ』に懐いてからは一番甘えん坊の性格を披露したのも彼である。こんな慎重な『でぶ九郎♂』であるから、野良猫タイプであると見込み、放っておけばいつかは出て行くに違いないと思っていたのでありますが、家を空ける時間が長くなると少々寂しさを感じてしまいます^^;
「男なんてそんなものだろう」…そう理解を示しながら、寂しくなるのは何故だろう?今は亡き親父は、私をどう見ていたのだろうなどと、人間(私)に置き換えながら考えたりもする初老の域が近い『おやじぃ』であります。


秋に咲く「コロチカム」は夏を懐かしむ…

「男たるものは…」などと語ると女性蔑視と受け取られるご時勢ではありますが、元々異なる性差を同一視しようとすること自体に間違いの元があるのであって、違いを認めあった上で、相手を敬い接することが本来の姿ではなかろうかと考える『おやじぃ』であります。しかし、理解不能な者…それが「女」であり、「男」なんだなぁ^^;
何とか終了した田植え作業も枯れ株と欠株で、全面補植が必要な状況でありますが「まぁ、いつものことである。」と悠長に構えている。(以前なら、途方に暮れてオロオロと泣いていたに違いない^^;)経験に裏打ちされた自信というか、少々のことにも慌てなくなりました。苗を提供してくれた『清二さん』が責任を感じて心配し「差し苗」用の苗箱を確保してくれて「もう一度、植え直せ。」とアドバイスしてくれますが、「まぁ、何とかなるでしょう。それより、今はきゅうりの植え付け作業で暇がない。」と受け流す…ありがたい先輩であります。
一方、お友達に恵まれない『亡国の首相』は、己の火の粉を振り払うために「詭弁」を繰り返し、『嘘ではないウソ』を正当化するために、森法務大臣は『うそ』の上塗りをして必死に整合性を取ろうとしております。本来なら、大臣就任で、地元に凱旋帰国できるはずなのにねぇ。「しどろもどろ」「答弁ベタ」とまで評されておりますが、今一番苦労しているのは『森まさこさん』かも?オラなら「もうやってらんねぇよ!」と辞表を相手の顔面に叩きつけているところですけれどね…今回のドタバタで、もう上は望めないでしょうに、そこまでして庇う『男』というものはねぇ…『男』の風上にも置けない。コロチカムには「私の最良の日々は過ぎ去った。」などという花言葉がある。「男というものは」晩節を汚してはならないものだと思うのでありますが(笑)

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連続執務120日

2020-05-28 05:35:18 | 転職

経営者は眠らない(否、眠れない!)

安倍首相は、5月24日に連続執務120日に達したということである(日経新聞)。会社においては、一兵卒に限って「自分が一番働いている。」と勘違いしているが、精神的にも肉体的にも一番働き続けているのは「社長」である。もし、社長の日常が、お気楽に見えるようであれば、会社組織が上手く機能しているが、かなり危ない会社のいずれかでろうと勝手に思っておりますよ。一朝有時の際に、日本という国家のトップが枕を高くして眠れるとしたら、それは降参を意味しているのではなかろうか…頓珍漢な政策は出て来ますが、良く頑張っていらっしゃいますよ。途中「情報収集」のために、頻繁にお食事会なんかしておられましたけれどね(笑)
「緊急事態宣言」の解除(解除の根拠が不明ですけれど^^;)を受けて、テレビ映りの良い知事たちは、軒並みワイドショーに出演であります。如何に自分がリーダーシップを発揮したかという自慢話を聞かされても、素直に協力させられた庶民にしてみれば辟易するばかりであり、眠らない(眠れない)リーダーが真っ先に労うべきは、いわれなき差別を受けながらも昼夜を問わず奔走した医療従事者たちであり、従順に協力した庶民に対する感謝の言葉が必要であろうと思う。決して、新型コロナウイルス感染症を制圧した訳ではなく、今後も押し寄せるであろう第ニ波、第三波に今のうちから対応策を練っておく必要があるのだから…。


小さな農園の経営者だから休めません。

好きでやっていることだから「休みなし」であっても苦痛ではありません。むしろ、作物の変化や市場動向を眺めているだけでも楽しい…楽しいから疲れない。と思ってやって来ましたが、さすがに、ここの処、疲労が溜まってまいりました。久し振りの雨で休みとしたいところですが、長男『ポン太郎君』には、ハウスの中の除草を命じ、自身は田んぼの補植作業であります。レタスを欠き取ってスープを作り、チーズトーストをお腹に突っ込んで、収穫作業…黙々と働く『ポン太郎君』も疲れが溜まって来たようであり、夕刻、晩酌をしていたら、珍しく「口答え」されましたから^^;…一丁前の男だから、オヤジの言葉にいつまでも従順である必要はないと考えている。男ならオヤジに反発して当たり前。むしろ、成長した結果であると喜んでさえおりますよ。
小さな農園の経営者だから、資金繰りや作付の回転など気が休まる暇がない。冬からコツコツ溜め込んだ売上利益も、春先の苗代金や諸材料の調達で一気に吹き飛んでしまいました。新規就農者に対する助成事業がありますが、当面の生活費補助がほとんどで、こうした資金繰りを研修する機会というものが少ないような気もします。夢を持った新規就農者がつまずいてしまうのは、生活費補償というよりも、一時的な出費に対して、自己資金をつぎ込んでいかなければいけないところに大きな課題があるような気がして来ました。農業技術の研修も重要なのだけれど、収穫物を手にするまでの資金繰り対策…毎月、決まったお給金が出る生活からは想像できない生活でありますよ。
「連続執務120日」…一国の首相にはお疲れさまですと素直に申し上げますが、自主休業で資金繰りに窮している自営業者への救済策が次に待っていますからねぇ…まだまだ、休んでなんかいられませんよ(笑)

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名物に美味い物アリ!

2020-05-27 03:47:51 | 転職

山形県民は、冷たい物が好きですなぁ^^;

2007年8月に岐阜県多治見市に記録が破られるまで(現在は埼玉県熊谷市41.1℃)山形県は1933年に記録した日本最高気温の土地柄でしょうか冷たい物が好きですねぇ。オッカーの実家である河北町には名物「冷たい肉そば」があり、一見、普通のラーメンにしか見えないドンブリも、実は「冷たいラーメン」であります。(決して、冷やし中華ではありません!)最近では「冷やしシャンプー」などというジャンルもあるからお試しあれ!「名物に美味いもの無し」などとも言われますが、それぞれ冷やしても油が固まらない工夫が凝らしてあり、暑い日には絶品でありますから^^;
田植機の不調で、かなり手直し(補植)の必要がありますが、何とか令和2年の田植え作業を終え、半ば米は取れたと信じきっております。大きな自然災害に見舞われない限り、慣行防除と肥培管理さえすれば、あとは一定量の収穫が見込める…気持ちは秋の収穫を確実視しておりますから…。今朝は、軽く水見だけとして、蔬菜類の出荷も控えめにして疲れた身体を休めておりますよ。本田脇の『大龍店』のオヤジがコンパニオンプランツとして植えたであろうカモミールが自生して、この時期花を咲かせております。髭の『おやじぃ』には似合いませんが、「ジャーマンカモミール」の花を20個ほど摘んで、ハーブティーを楽しんでみました。鎮静効果が大だと言われておりますから…。


ティーポットの蓋を開けた途端に香りが…

昨年導入した管理機は、8馬力のパワーで畝立ても容易に出来ます。作業に慣れてきたということもありますが、きゅうり部長兼長男『ポン太郎君』の植え付け棚の組み立て作業もスムーズに運ぶようになりました。昨年よりも高畝にして、粘土質の土地の高い水盤に対応した耕作を試してみます。少しずつ自信を深めている様子が覗えて、『バカ親』ではありますが、逞しくなったと感じております。(事実、男としての精悍な顔立ちになったと感じております。)
さて、一方の『夢屋農場長』は、ナス苗140本、急遽届いた「京南蛮」苗150本を前に思案に暮れております。これも「コロナ」の影響…「時差、隔日出勤で、今後いつ苗を届けられるか分からないので…。」予告なしの苗到着で、植床さえまだ作っていないのにといったところでありますよ。暑い日中に昨日お世話になった田植機『チャオちゃん号』をきれいに洗浄して返却し、ニ畝立てたところで友人『ノロ社長』からの晩酌のお誘い…「今日のところは勘弁してやる。」と自分には常に甘い『夢屋農場長』であります。夕刻のニュースを見ていたら、件の『麻雀検事長』がマンションに向かった交通手段を野党議員に問われ「プライベートなことなので答弁を差し控えます。」との発言が…アララ!国家公務員法第99条(信用失墜行為の禁止)には「官職の信用を傷つけ、又は官職全体の不名誉となるような行為をしてはならない。」という定めがある。これは職務遂行行為とともに、職務外の私的な行為も含まれると解されており、職員の飲酒運転や非行行為は、24時間対象範囲であるとされるのが常識のはずである。森法相自身が、また得意な「法解釈の変更」を行われたようでありますなぁ。法務大臣がこの状態では、法治国家とは言わずもがなであります。「泣いて馬謖を斬る。」という中国故事がある。軍規軍律を守るためには、腹心の部下であっても厳しく処断せねばならないという例えであり、懲戒処分を下せば任命責任を問われるとでも勘違いした取り巻き達の入れ知恵と思われるが…「退職金は減額されました。」嘘を言ってはいけない。規定通りに給付率が下がっただけで正規の退職金が支払われているのだから。カモミールティーの鎮静効果なんて何処へやら、もう笑うしかないなぁ。

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ヘルパーさん

2020-05-26 06:06:07 | 転職

中古の『チャオちゃん号』は軽快ですが…

遂に退役となった田植機『正やん』を田んぼの傍らに置いて、20年来、春・秋作業をお世話になっている『チャオちゃ』から4条植えの田植機を借りて来た。昨日、作業途中となってしまった3枚目の田んぼを『チャオちゃ』は昼飯前に講習替わりに植え付けてくれた。「サイドクラッチは触る必要ないから」「フットクラッチは使わない!」「補植しなくて済むように周囲は2回まわりして…。」中古機のクセを口頭で説明を受けて、さて残りの田んぼを午後から植え付けましょう。我が本田の最大の難所である水路を軽快に乗り越え、4枚目の田んぼに取り掛かると、心配して『チャオちゃ』が監督にやって来た。遅い田植えで『苗枯れ』が目立つ苗を心配して『清二さん』まで田んぼにやって来た。いつもは長男『ポン太郎君』とエッチらホッチらやっている遅い田植え作業でありますが、今年は賑やかな光景となってしまいました。(長男『ポン太郎君』は、苗配りを終えるときゅうりの植床作りに帰らせました^^;)雨の天気予報は珍しく外れて『大晴れ』…『儲けもうけ』の田植え日和でありますよ。
4枚目を終えたところで「どれ貸してみろ!見てらんねぇ!」と『チャオ監督』が口を出してきた。「あと何回田植えが出来るか分からないのに、他人の楽しみを取らないでくれよ。」と文句を言いながら運転を代わると、早いはやい…中古機のクセなど意に介さず、残る2枚を『夢屋農場長』の半分の時間で植え付けてしまいましたよ^^;
当然、夕刻は『チャオちゃんずハウス』で『さなぶり』(焼酎「○五郎」ビックボトルが作業の謝礼であります。これ以上の物を持って行くと『チャオちゃ』は、逆に怒ってしまいますから^^;)


ヘルパー『シロ♀』も『おやじぃ』のお手伝い…だが

と、言うことで飲み過ぎて珍しく頭が痛い。しかし、久し振りにぐっすり眠れましたよ。今日は「ナス苗」を受け取って(140本)…まだ、植床作っていないけれど。明日は「夏秋きゅうり苗」を受け取って(200本)、次に「京なんばん苗」を150本受け取って…延々と夏野菜の植え付け作業が待っております。昨年の1.5倍量に取り組んで、あわよくば売上を2倍に延ばす…取らぬ『おやじぃ』の皮算用。果たして体力が持つのやら?
二日酔いの頭で、ハウスの中を見回っていたら『シロ♀』がお手伝いにやって来た。珍しく「オヒシバ」の葉先を食べております。なるほど「猫草」ねぇ…もしも、猫が狭食性(雑草だけを選択して食べる)なら、ハウスの中の草むしりは『シロ♀』に替わってもらえるのだけれど。遂に、猫の手も借りたいような発想に囚われてしまっておりますよ。「やっぱり、草むしりはヤギだわなぁ!」…ミックスの「ミニヤギ♀」で8万円位かぁ。本気で『草取りヘルパー』雇ってみるかなぁ(笑)

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老兵は死なず…

2020-05-25 05:11:07 | 転職

『新兵たち』が次々に湧いて来ました^^;

人は「引退(引き際)」をどのように察知するのだろうか?「まだまだ働けるでしょうにもったいない。」などと嘘でも評価していただける内が華かも知れない。第58代横綱「千代の富士」は「体力の限界…、気力も無くなり、引退することになりました。」と語り、その相撲人生を終えた。決断力や気力の無さから「老害」などと若手に陰口を叩かれる前に一線を退くのも我が花道と早々に勇退の道を選んでしまったから、65歳定年制が現実味を帯びて来た昨今、生活のためとは言いながら、いつまで同じ組織にぶら下がって生きていくのだろうとかつての同僚たちを冷静に眺めることも出来る。とは言え、現役時代のお給金を稼ぎ出すのは並大抵の技ではないのも現実であります^^;
重篤な肺炎を発症した田植機『正やん』でありましたが、『Dr.丸ちゃん』の緊急手術で心臓(エンジン)は快調…がしかし、油圧系のトラブルは解消せず、あと10アールを残して遂にその役割を終えました。残りは『チャオちゃん』に4条植えを借りて何とか済ませようという算段でありますが、「一年を二日で過ごす良い男。」も遂に退役であります。春作業の委託料をいくらかでも低減しようと導入した『正やん』でありますが、修理費等を考えると浮いたお金はわずかであります。むしろ、作業委託でこちらの仕事の都合に関係なく田植え作業のために休みを取らなければならなかったことが、こちらの日程に合わせて田植え出来るようになった効果の方が効果大でありますよ。(自分にも出来るという自信にもつながりましたしね。)


極大果、病害複合抵抗性を示す「おおきみ」

パイプハウスがあるのだから、いちご栽培を…今のところ、栽培予定はありません。子どもの頃、農繁期に預けられた『かあちゃん』(私はそう呼んでいたらしい。)に食べさせてもらった「練乳がけのいちご」…世の中に、こんなに美味しいものがあるのかと感じた記憶は決して消えません。自宅裏に、女峰、とよのか、章姫、桃薫etc.と植え続けましたが、管理不良で草に負けてしまいことごとく失敗しております。それでも挑み続けるのは、幼児体験のなせる技でありましょうか?今は、培養土の袋ごとフラワーポット替わりにしてハウスの片隅に置いております。赤く熟しているのに手が出ない…お金(蔬菜)に追われて、趣味の部分は後回しの状態でありますよ^^;
自ら培養土を吟味して、使い終えた肥料袋を再利用すれば、何とか収支が取れるのではないかと思案はしておりますけれどね…『老兵は死なず、ただ消え去るのみ。』( Old soldiers never die,they simpry fade away.)米陸軍元帥ダグラス・マッカーサーが退任演説の中で引用した、英陸軍歌の一節が広く知れ渡ることとなりましたが、混迷化する「朝鮮戦争」で原爆を投下しようという主張が受け入れられずに、解任されたという裏事情があるらしい。もし、彼の主張が受け入れられて、原爆が投下されていたなら、人類はさらに不幸な歴史を背負うことになったに違いない。「Simpry fade away.」分ちゃいるはずなんだけれど、中々これが出来ないのよねぇ(笑)

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正義感とは

2020-05-24 06:15:58 | 転職

『おやじぃ』と一緒にお昼寝中^^;

重篤な肺炎を発症した田植機の『正やん』は、『Dr.丸ちゃん』の懸命な治療で、危機を脱してエンジン一発始動!残る問題は、リフトの昇降レバーの接地不良だけなのですが、こちらは治療不可能なようです。椅子の下には前オーナーの購入年月「平成8年5月購入」と書いてある。もう13年選手かよ、部品も無いし仕方がない…ちょっと待ったぁ!元号の平成8年を2008年と勘違いしておりました。平成は31年まであった訳だから23年目の現役選手でありました^^;
前オーナーもさほどの反別を保有していた訳ではないから、23年間働いても、実質稼働したのは50日間程度じゃないかなぁ?水田耕作者の農業機械なんてこの程度の稼働率でありますよ。小さな単別で機械を買っていたら大赤字…大ベテランの『正やん』をナデナデして(意外とこの療法でご機嫌が直ってしまうから不思議^^;)「後から飯(ガソリン)をたっぷり食わせるから、何とか今年も働いて!」と懇願しながら働いていただいております。(作業終盤頃になるとリフトが順調に動き始めるから不思議でありますよ…機械にも「心」というものがあるのではないかと思ってしまいます。)そんな『正やん』やトラクター『クワジマン』を騙しだまし使っている。「もう少し馬力が欲しいなぁ。」とか「欠株や苗の沈み込みは、オイラの腕のせいではなく、機械不良のせいである。」と他人(中古機械)のせいにしながらね。


あともう少しで肥大収穫できるはず^^;

「山口良忠(1913-1947)」という戦後の裁判官がいた。戦後の食糧難時代に、法を裁く者として、当時の闇市場の米を拒否し、正規の配給食料のみを食べ続けた結果、栄養失調で餓死してしまったことで知られる裁判官である。
「悪法であっても法は法。」とのスタンスだったのか、法の番人としての高潔さを守り続けたのか…庶民は、家族を守るために、違法とは分かっていても緊急回避的に「違法」な道に手を染めてしまうことがある。総ての検察官や裁判官に「高潔さ」を求めるつもりなどサラサラないのだけれど、如何にしても今回の『麻雀検事長』だけは合点がいかない。「緊急事態宣言、外出自粛要請中の麻雀は軽率である。」「賭け麻雀は、常習性が無ければ立件されないのか?」マスコミの皆さん…ツッコミ所はそこではないでしょう。絶大な権限を付与されている国家公務員が、新聞会社の差し向けたタクシーに平然と乗って帰る。立派な「便宜供与」であり、帰りのタクシー代くらい払えるだけのお給金は充分支給されているでしょうに。「高潔さ」などとは程遠いタカリの性分が充分出ているではないか…。「国民の知る権利」などと「高潔な理念」を振りかざし、庶民の購読料が接待(場合によっては賄賂)に使われ、その結果を情報として読まされているとしたら、不買運動が起こっても不思議ではないと思うけれどなぁ…身内の不始末には甘いよな。
一見さんでは無い「知人」には、オマケと称して「値引き」することもある。また次もご贔屓にという意味合いも含めてね…物のやり取りで生活している身としては、販売促進費(経費算入)や事業主貸(経費不算入)で経理しておりますが、さて、接待のタクシー代はどう仕訳するのかなぁ(笑)

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樹木葬(お別れの日)

2020-05-23 06:30:11 | 転職

きゅうりの『Q三郎』は一難去ってまた一難

3月の低温(霜害)にも何とか生き残り、ようやく雌花を着けた『Q三郎』でありますが、今度は大きな病斑が…葉脈に区切られた場所の浸潤でありますから、『Dr.夢屋』の見立てでは「ベト病(かび)」と診断しております。まずは、病斑が出た葉を切り落とし(外科的治療)、次に殺菌剤の投与による予防(内科的治療…でもなぁ、葉面散布だからこれも外科的治療かい?)に努めれば、蔓延を防げるのではないかと考えております。しかし、野菜の納品と田植えの準備で薬剤散布する暇がない。営業自粛でアルバイト先から自宅待機とされている長女『有季菜先生』にまで、ジャガイモ植え付けのパート労働をお願いしなければならない状況でありますよ。春はこんなに忙しかったかねぇ?耕地面積は増えてはいないのだけれど、パイプハウスの導入で「耕作面積」が増えた結果でありますなぁ。おかげで、長男『ポン太郎君』の最低賃金並みの専従者給与相当分を稼ぎ出しているのだから文句も言っていられない。今のところ、高級食材を栽培していない『夢屋農園』の食材野菜は、売り切れの連続でありますから、『夢屋農場長』も頑張らないとねぇ^^;
そんな折りに、山形市内に嫁いだ姉から電話が入りました…。


「アレロパシー効果」で他の草を駆逐するのに…

根から放出する物質で他の雑草を駆逐してしまうのに「ナヨクサフジ(弱草藤)」とは、これ如何に?
彼女から「がん」の告知を受けたと明かされたのが、昨年の2月末であります。放置すれば余命半年、治療に専念しても余命1年…まだ64歳で何で?この3月のお彼岸に仏壇に手を合わせに来た彼女は、帰り道、折からの強風に煽られるような弱々しい足取りに変わっておりました。「それでも1年生きたぞ!」と語っておりましたが、遂に「抗がん剤が効かなくなった。」と告げられ、自宅療養を選択しました。電話が来たのは「会いに来て。」というサインであろうと、オッカーと見舞いに出掛けました。3月から見るとさらにやつれ果てた姿に変わっておりました。「ここからは、生きようという気力だけだぁ!」なんて、病気ではない私はハッパを掛けるが、彼女は医療人(助産師)だったから、自分の病状変化は冷静に分析している。(何を言っても無駄だわ。)義兄と私を前に「誰にも言わず勝手に決めたことだけれど『樹木葬』をお願いしてあるから…。」と承諾(遺言)を求められた。義兄には申し訳ないけれど、嫁ぎ先の墓には入りたくないのが真意であることには気付いていたし、義兄が口を開く前に「実家の墓に入れと言う訳にもいかないし良いんじゃないか。」と同意してみせた。ここから先は何を言っても嘘にしかならない。冷静に死を見つめている以上、彼女が緩和ケアで安らかな眠りにつけることを祈るだけである。姉が男だったならば、私は生まれていなかったはずだと子どもの頃から言われてきた。いつかは訪れる別れではあるのだけれど…姉が男であったならば出来たであろうことを、私はやり遂げてみせるから…。

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『正やん』肺炎発症?

2020-05-22 06:29:44 | 転職

秋田犬の『ショウ』は繋がれたまま…

代掻き作業も終わり、あとは田植えをするだけ…例年であれば、のんびり一日半で終わらせる春作業でありますが、今年は春野菜の出荷に午前中掛かりきりなので、3日間掛けて午後の田植えをする予定。苗を供給していただいている『セイジさん』には迷惑を掛けてしまいますが、そこはそれ、自慢の「スナップエンドウ」を貢いで勘弁していただくことにいたします。(『セイジさん』宅では、エンドウ豆を植えてはいけないという家訓があり、屋敷以外であれば大丈夫だろうと植えたところ…やっぱり良くないことが起こったそうです。つまり、エンドウ豆自体は好物なんですなぁ^^;)
心配なのは、これまた老いぼれとなった田植機『正やん』…2年前からリフトの接地が芳しくなく、ダマシだまし(微調整しながら)田植えをしております。1年間お蔵入りでありますから、事前にエンジンをかけてリフトの状況を確認しておこうとガソリンを注入したら…何とこれまた燃料漏れであります。ガソリン供給側のチューブ亀裂なら、今度は自前で修理できるだろうと問題箇所を分解してみたら、キャブレター内のオーバーフローのようです。バイク好きの友人『ノロ社長』が耕運機のキャブと比較しながら「調整ネジが飛んでいるようだ。」と仮診断してくれましたよ。こうなると素人修理は無理なので、『Dr.マルちゃん』の出番であります。今日中には見てくれるとのことですから、何とか土曜日の午後には間に合うようです。


ほうれん草に害虫?

『正やん』の重篤な肺炎症状の治療はプロに任せることにして、空いた時間でほうれん草の第4クール用の場所を耕耘しようとしていたら、残りほうれん草にオレンジ色の卵塊が…ほうれん草に害虫っていたっけ?アブラムシ、アザミウマ、コナダニなら聞いたことはありますが、卵の大きさがそれらの物よりひと回り大きいような気がする。果たして何者?ようやくたどり着いた結論がテントウムシ。害虫ばかりが気になって、捕食者側の卵が産み付けられても不思議はないはずなのに、思いが至らなかった。小さなハウスの中でも「食物連鎖」は機能している訳だから、テントウムシが卵を産んでも何の不思議もないのにね^^;
「夏秋きゅうり」の苗が5月27日に配布されることが決まり、加工用の「なす苗」が5月25日に入荷し、6月前には「甘辛なんばん苗」が150本ほど届く予定であります。『きゅうり部長兼長男ポン太郎君』は、一気に畝立てをして、マルチを張り、定植作業を行わなければならない…アッハッハ、ひとりため息をついておりましたが、それが終われば少しの期間だけ休める…植えなきゃ生らないから、こりゃ~春先の宿命よ。意欲と疲労が交差する5月後半…「欠くべからざる人材」が「賭け麻雀」でお辞めになるというお気楽な世界。お百姓さんは必死こいて働いて時給1,000円の給料捻出に苦労していると言うのにね(笑)…こりゃ~笑うしかないよ。

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