その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

本葉…

2016-03-31 12:54:21 | 新規就農

播種から13日めのホウレンソウ

『育苗ハウス』と言っても加温しておりませんので、外気の影響をそのまま受け、早朝の室温は2℃(場合によっては0℃)、日中の最高気温でもせいぜい25℃程度であります。それでも、本葉が覗いて来ました^^;
発芽も疎らで、蒔き直しした方が良い箇所も…それでも着実に成長しているところを見れることが、今一番の喜びであります。(世話をしている長男『ポン太郎君』も着実に成長している…と、父はその変化を観察しております。)
作物を販売用に向けること自体が、父も初めての経験なのだから、ここからは未知のゾーンであります。


この木何の木?

『夢屋農園』には、まだ未開の地(耕作していない場所)があるので、突然、こんな雑木が花を咲かせます。この先何が起こるか分からない。人生の有り様が、事前に分かってしまったならば、生きることに面白みなど感じられないでしょう。何が起こるか分からない。何かを起こそうとしていることは確かなのでありますけれど^^;

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紙飛行機

2016-03-30 12:41:30 | 新規就農

器用でもこんなに小さな紙飛行機は…

折れません^^;(折れないのは紙飛行機なのか、心なのか?)
あ"~(A)こんなに(K)シラミば(B)っかりの圃場は、放って(forty)置けない!エイッと(8)薬散を…今夜もAKB48。また、平日から飲んでしまいました。
「ただ飲むだけ その量を競うより どう飲んだか どこで飲んだのが それが一番大切なんだぁ~♪」実に文系の情緒的な歌詞は、折れかけた心を励ましてくれますが、理系的な詩は、何故そこに至ったのか、その量は、そしてその移動距離は…数値化して考えてしまう。
大丈夫!もう醒めていますから…そうしてまた、数値化して示そうとする。呼気は基準値以下でありますから^^;

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蝶の舞い

2016-03-29 12:10:31 | 新規就農

これは、昨年10月末のモンシロチョウですが…

ポカポカ陽気に誘われて『オジSUN』も畑を徘徊中であります。昨年の作物の残渣も焼却したいところだし、雑草も伸び始めております。気持ちは焦り気味でありますが、まだまだ気温は一定しません。そんな日曜日、モンシロチョウが3頭(ちなみに虫屋さんは、チョウを1頭、2頭と数え、1匹、2匹とは数えないのであります^^;)きっと気の早い♂に違いない。何の根拠もありませんが、西風に煽られながらヒラヒラと翔ぶ姿は、♀を求めて彷徨う若い♂と思えて仕方ないのであります^^;


ハクサイの花も開き始めましたので…

もう少しゆっくりすれば良いのに…オイオイ、チョウに向かって言うよりも、自分の焦り気味の心に言うべきではないのかい?『第2雨除けハウス』は、あと3本の骨材を地面に差し込めば概ね完了。あとは側面を固定すれば、今年のトマト栽培用の場所が確保できるはずなのですが。雪が融けると春になる。春は雪融けやチョウの恋だけでなく、人の心を急かす陽気を運んで来るようであります。

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お引越し

2016-03-28 12:06:44 | 新規就農

四年前の画像ですが…東京で撮影?

画像は4年前…一体何をしていたのかと…一年間の求職活動をしていた二女『も~ちゃん』のお引越しをしていたようであります。仕事も決まらず仕送りだけは続けていた一年間。本人も悩んでいたのだろうけれど、ようやく就職が決まり新たなアパートにお引越し…長女『有季菜先生』と二人暮らししていたアパートからは、前年姉が撤退し、彼女は独り学生街のアパートに。アッと言う間の四年間であります。アパートの契約期間も満了となり、決して勤め先に近いとは言えないアパートを替えるのかと思えば、資金的にも今のままの生活を続けるとのことであります。今の給料で食べて行けるのかと余計な心配をする『バカ親』であります。


「トリバガ(鳥羽蛾)科」のガで間違いない!

3月末だと言うのに季節はずれの雪…山形県と福島県境の栗子峠(国道13号)は大雪で、ノーマルタイヤで四駆を駆使し、自慢の軽トラックで峠越えをしたのも無謀な試みでありましたが、こうしてブログが書けているのだから、何とか命が繋がっている証拠であります。
今は、長男『ポン太郎君』が自活できるための算段中、昨夜も飲み屋さんの素材に、野菜を売り込む営業活動…小口ながらも差別化できる野菜を供給できれば、そこから活路が見出されるかも知れない。何でもやってみましょう…生き残るために^^;
世の中、四月からの新年度を控え、お引越しの真っ最中。庭木の雪囲いを仮の宿としている「トリバガ」にも自主的にお引越しして頂かないとねぇ。

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ひ・ひ・ヒ?

2016-03-27 07:34:21 | 新規就農

これは、カラスだ!カモメだ!!ホウレンソウだぁ~!!!

遂に「ホウレンソウ」が芽を出しました。(まだ、マバラですけど^^;)気温さえ上がれば、一週間もせずに発芽すると思うのですが、9日間ほど掛かってます。やはり、朝夕の低温下では時間が掛かるようです。毎年思うことなのですが、このホウレンソウの双葉が、子どもの頃に絵を描いた、空を飛ぶカラスや水鳥に見えて仕方ありません。
一旦、発芽すると、今度は日中の高温による葉焼けに注意しなければいけない。さてさて、長男『ポン太郎君』にその管理が出来るでしょうか?自分で蒔いた種子が発芽し、さらに世話をし、成長する様子を眺めていれば、さらに意欲が増すことに期待しているのですけれど。


厄介な雑草…「カキドウシ」でありますが

その名の由来は、垣根を越えて繁茂する様から名付けられたなどとも言われますが、花の無い季節のその花は愛おしい。夏になれば、コヤツと格闘しなければいけなくなりますけどね^^;
昨夜は、人事に不満を持つ部下と『第2サティアン』で深酒し、また二日酔いであります。『雨除けハウス』第2棟めの骨組みを4組ほど土に刺し、着々と準備を進めておりますが、夕刻には「生産組合」の寄り合い…今年、また1軒の農家が高齢を理由に離農することとなりました。50戸に満たない集落ではありますが、6戸の稲作農家があり、内3軒に後継者が居る…最近では珍しい集落であります。「戸数が減ったなら、後継者も呼んで、オヤジたちの議論も聞かせ、意見を述べさせるべきではないのか?」新たな提案に賛同する者しない者。まずは活気を持たせなければ…ホウレンソウの花言葉は「活力」、カキドウシの花言葉は「快楽」であります。農の楽しさを感じられることが一番でありますよ^^;

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善良な教育

2016-03-26 11:04:17 | 新規就農

「高砂」…さくらんぼの芽なんですけどね

さて、人事異動の後始末も大詰めであります…なんてね。ただ飲んでいるだけですけれど^^;
職場異動に対する不満や不安…若い衆には、理解できない異動もあるようで、「紙切れ一枚」と言いながらも、その紙一枚に託された中身を、今は噛み砕いて教えてあげなければいけない世の中なのかも知れません。
早めに芽吹かせ、背伸びをさせたとしても、季節(とき)が早ければ、雪や霜、寒さで折角芽吹いた芽も枯死させてしまうことになってしまいますから。


何だね?この画像は…

ナズナの花が淡雪で覆われてしまいました。それでも枯死することはないでしょう。今の気温でも大丈夫と判断し、葉を伸ばし花を咲かせたのですから。
そうした力強さや根の強さが感じられる植物であります。人は弱い者であります。だから、守ってあげなければならない。けれども、世話を焼きすぎれば、それは過保護でしかありません。「さくらんぼ」には「善良な教育」という花言葉があるようです。人に対する「善良な教育」というものは、一体どういうものなのでしょうかねぇ^^;

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冷たい人

2016-03-25 14:58:52 | 新規就農

これ「レタス」?いや~雑草でしょう^^;

寒の戻りと言いますか、外は晴れた春の一日ではありますが、吹く風は冷たく時折白く輝く物が舞う…確かに季節は巡っておりますが、まだまだ『節は若い』ようであります。
人は人によって活かされもするが、人によって殺されもする。のっけから物騒にも思える表現ではありますが、自分のことは「紙切れ一枚の人生」と割り切れても、今風の教育を受けた子どもたちは「納得出来ない」ことは納得できないようであります。かつて、高崎山のニホンザルの群れで起こった「ボス」の交代劇を紐解きながら、人間の組織にも起こる『ボスの交代劇』を解説するのは、やっぱり人に失礼ですかねぇ^^;


飯豊の山並は、今日も有りのままに…

漂白の詩人「種田山頭火」が、自由な心で詠んだ「分け入っても 分け入っても 青い山」という句は、叙景詩として読めば深き山懐を思い描き、叙情的に読み込めば、求める道の果てしなさに心を馳せているとも思える。詩自体が自由奔放なのだから、解釈も自由で良いはずであります^^;
ああ、また新しい事業年度が始まる…同じことの繰り返しと思ったら、やるせなくなるので、日々の生活に変化を求めることにいたしましょう。冒頭の画像、何やら解らない草の芽が「チシャ(レタス)」なら、その花言葉は「冷たい人」であります。心は暖かい人なんですけどねぇ…私。(ハッハッハ、自分がそう思い込みたいだけですが。)

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父の失策

2016-03-24 12:36:35 | 新規就農

『エンドウさん』が芽を出しました^^;

「お寺の和尚さんが、かぼちゃの種を蒔きました。芽が出て膨らんで、花が咲いたら…じゃんけんぽん?」昔、節を付けながら子どもの手遊びにあったような… しかし「じゃんけんぽん」だっけ…意味もなく「エッサッサ」と歌っていたような^^;
思い通りにサイコロの「目が出る」のは運が向いてきた証拠であり、「芽が出ない」のは、努力した結果が報われないという不運…世のサラリーマンは人事異動の季節を迎えましたが、自分自身は「紙切れ一枚の人生」と割り切っているつもりですが、「若い衆」にはねぇ…意欲を持たせるのも、やる気を失せさせてしまうのも「紙切れ一枚」でありますから。


ピントをどこに合わせているのか?

お百姓さんの場合は、丹精込めてお世話をすれば、作物は必ず応えてくれる。時には、余計なお世話…肥料のやり過ぎで、作物をダメにしてしまうこともありますから、適度な距離感も必要ですけれど^^;(人も同じかなぁ…人と作物を一緒にしたら失礼かぁ?)
「タネツケバナ」は旺盛な繁殖力からか、「勝利」「不屈の心」と言った花言葉があるのですが、「父の失策」という花言葉も^^;
意にそぐわない異動を命じられた部下たちに、どうフォローしますかねぇ…出た目と芽は大切にしないとねぇ^^;

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花はな…なはは

2016-03-23 06:45:54 | 新規就農

ハクサイの花なんですけど^^;

経験や学んだ知識だけで何とか世の中を渡ろうとする。いや、渡って来た。だから、これからも渡れるだろう…橋さえ落ちなければね^^;
確かに、今まで橋が落ちたことも、橋から落ちたことも無かったのは、たまたま運が良かっただけで、これからも落ないなどと誰が保証してくれるのでしょうか?私、1960年生まれの人間(その前後の人々も含め)は、何とか体制にしがみつく事で落ないで済んできたのではないかと考え始めた『夢屋国王』であります。(今朝もまだ酔ってるな^^;)
ハクサイが花茎を伸ばし、花が咲くのは当たり前。当たり前のことを当たり前だと信じ込ませようとしている自分に嫌気が差してくるなんてことがありませんかねぇ…?


取り敢えず「ビニール」被覆を終えましたけど…

何とか一棟目の『雨除けハウス』にビニールを張り終えました。強風に煽られ途中断念した作業でありますが、今年購入したビニールは、まだ弾力性があって破れませんでした。良いなぁ若いって(新しいって)…強い風にも柔軟に対応できる。これが、一年、二年と年を経るに従って柔軟性を失い、風に抗って破れてしまう。ビニールは買い換えれば済むことだけれども、人を買い換えることは出来ませんわなぁ^^;
などと、当たり前のことを当たり前にやり過せなくなった柔軟性に欠けるお年頃になってしまいましたよ^^;

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強風…休止^^;

2016-03-22 12:04:05 | 新規就農

「マテッ!!!」…時にはジッと我慢も必要です^^;

お彼岸の中日を含む3連休…気分はお百姓さんに勤しむ予定でありましたが、二日酔いに墓参り、強風と結局何も出来なかったようで(気持ちだけは萎えておりませんが^^;)
早朝の無風に近い状態の時に「雨除けハウス」のビニール被覆を済ませてしまうのがコツですが、相棒の長男『ポン太郎君』の寝起きが悪く、作業開始の頃には風が吹き、運良くモーニングコーヒーを飲みに来た『ノロ社長』の手伝いもあって、何とか片面を固定しましたが、もうその頃には、反対側はバサバサ状態…ビニールが破れないことを祈りながら作業を中断することにしました。


どうせ、まだまだ芽は硬いですから^^;

焦ったところで仕様がない。煙突を掃除し、薪ストーブで暖を取りながら風が少しでも収まるのを待ちますが、結局風は吹き止まず、明日の早朝に残り作業をすることにしました。
こんな日は『第2サティアン』にお客さんも訪れず、退屈しのぎにテレビを観ておりますと、春の選抜高校野球が始まっているんですねぇ…「釜石 VS 小豆島」応援するにも複雑な心境であります。21世紀枠の高校同士の試合ですからねぇ。東北地方も応援したいし、小豆島の高校も応援したいし…判官びいきとでも言うのでしょうか、どうしても弱小と思われる方を応援したくなるのですが、それより何より「弱小農園」を応援していただく方が先のようにも思えますけどねぇ^^;

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