その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

夢屋工房(さくらの旅2)

2012-04-30 22:11:14 | 夢屋工房

さくらの連休2日め…ここ山形でも気温27℃、『夢屋国王』の戦闘服…「つなぎ」を着ていると汗が噴出す陽気であります。連休恒例のクリーン作戦やパイプハウスの組み立てなど、ただでも毎日、暑苦しい濃密な行動をしている『夢屋国王』が、稼ぎ出すとブログネタは満載なのでありますが、本日は、我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』の長旅のまとめをすることにします。(何か、小学校の絵日記の宿題をしている気分でありますが…^^;)
東日本大震災の復興のお手伝いなど何も出来ませんが、物見遊山でがれきや被害状況を眺めに行くのも憚られる。『夢屋国王』の一家で何かお手伝いが出来ることと言えば、大した金額ではないけれども、観光でお金を遣うことによって地域の経済が少しでも動けば、地域復興の役には立つのではないだろうか…寄付金や義援金も必要だけれども、当たり前の生活を早く取り戻すことが、復興へのお手伝いであると、自分勝手な理屈で、私は宮城県大河原町から東北自動車道・村田I.C.~仙台南部道路~仙台東部道路・三陸道と車を進め、塩釜・松島へと向かったのであります。

 

仙台東部道路を南下すれば仙台空港や名取市内の光景を見ることになるのだろうけれど、冷やかしに来た訳ではないのだから北上し、純粋に観光を楽しもうと思うのであります。途中、一寸した瓦礫の山や津波で外壁が剥がされたお宅、線路際まで押し流されたクルーザーなどもありましたけれど、一個人がそんな光景をカメラに収めて何になるのだろう…だから、能天気に『柴犬コウ(本名:さくら)』には、初めての海(砂浜)を歩かせ、マツシマン・ホワイトに変身して頂くのであります。「さくら」は、ご主人様と同じで女子高生が大好き…^^; 歩きながら「かわいい!癒されるぅ~!さくらって言う名前なんですかぁ~タイムリー!」などと声を掛けられると、自分のことでもないのに、自分の娘が褒められているような気分になるのであります。(さくらを連れて歩くと、何か得出来るような気分…^^;)

 

得した気分と言えば、松島に行ったら「焼き牡蠣」を食べようと思っておりましたから、家族で頂きました。これで一個200円。瑞巌寺参道前の「焼き牡蠣」が一個300円だったので、これでも得した気分であります^^; それと塩竈神社…『夢屋国王』の予定のコースには入っていなかったのでありますが、急な石段を見て「かつて鶴瓶師匠がNHKで紹介してたよなぁ~!」くらいの軽い気持ちで訪問したのでありますが、敷地内には約30種類の桜が植えられており、塩釜港が見渡せる…画像の桜は「塩竈桜」といって、平安期より当地にあるらしく天然記念物に指定されているとのことであります。(←こんな風に、予定に入っていないことで、感激すると妙に得した気分になるのであります^^;)

 

折角、漁港に来たのですから寿司でも食べなくては…「塩釜・すし哲」さんで、奮発して握りとちらしの特上3,150円也…メヌケのアラ汁も付けて下さい^^;
お味の方はと言いますと…追加で頼んだ「いわしの握り」が美味しかったです^^;
これで『夢屋国王』一家の連休初日、家族サービスは終了…宮城県気仙沼市の「ふかひれスープ」「ふかひれラーメン」それに、岩手県の「南部せんべい」もお土産として購入いたしました。
ちなみに『柴犬コウ(本名:さくら)』は、車の中で粗相をしてはいけないと…鬼のオッカーザウルスにドックフードを半分に減らされ、大人しくケージの中で待っておりましたとさ^^;

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夢屋工房(さくらの旅)

2012-04-29 12:24:38 | 夢屋工房

「大河原の桜が見たいんだけど…。」久し振りにオッカーからデートのお誘いがありました。宮城県の大河原町ならば一般道で2時間程度のドライブコース。ゴールデンウィーク初日に家族サービスをして、オッカーのご機嫌を取れるならお安い御用であります^^;
問題は、我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』…人間で年齢換算すれば女子高生くらいのお嬢様でありますが、長旅が初めてなので車酔いしないか心配なのであります。(我が家は、ご主人様よりオッカー様より、さくら様のご都合が重要なのであります^^;)
昨日の悪い酒が影響して少々胃袋が重い感じはしますが、ムラ一番の働き者『夢屋国王』は、ブログUpして朝の6時には、ゴールデンウィークの課題であるパイプハウスの骨材を6組ほど調達して来ました。29日は、隣組恒例の花見なのでありますが、隣組長の『夢屋国王』は、隣組の若い夫婦にも参加してほしいので、「家族で行事の詰まっているゴールデンウィークは避けて、芋煮会にしようよ。」などと、主だった家庭に趣旨を説明して回り、愛車『ボロクソワーゲン』に「さくら」のケージを積み込んで、出発準備OKであります。

  

山形県高畠町から宮城県に貫けるには、通常、国道113号(通称:二井宿峠)を越えて白石市に至るのでありますが、途中、宮城県七ヶ宿町の「玉の木原水芭蕉群生地」で休憩であります。「さくら君!水芭蕉は食べられません^^;」
この群生地は、国道113号沿いにありまして、遊歩道が整備してあり、一周するのに約40分ほど掛かるようであります。今回の目的は「一目千本桜」でありますので、脱線しない程度に入口で鑑賞終了…「さくら君」の体調は今のところ大丈夫なようであります。
七ヶ宿町「道の駅ありや」で、おトイレ休憩…これオッカーの要求であります^^;


今年『夢屋工房』で作ろうとしている浅漬けキュウリの一本漬け(100円)が、売店に置いてありましたので、早速試食であります。カリカリと音がするので「さくら君」が、運転中の『夢屋国王』に要求しにやって来ますが、ペッと吐き出してしまいました。『夢屋国王』が食べる物は、ビールの他は何でも要求する『さくら君』ではありますが、お口に合わなかったようであります^^;

 

途中、国道4号の渋滞がありましたが急ぐ旅でもなし、『夢屋国王』の勘ナビで白石川堤の「一目千本桜」に目出度く到着でございます。さくらと桜と姥桜…桜のそろい踏みであります^^;
この桜は、大正12年と昭和2年に地元出身の実業家「高山開治郎さん」の1,200本の桜の苗木の寄付が元になっているとか…8Kmにわたる桜のトンネルであります。もう散り加減でありますが、桜吹雪の中を散策するもの乙な物でありますよ^^;
この白石川は、阿武隈川と合流し、亘理町で太平洋に注ぐ訳でありますが、亘理町も津波の被害を受けた町であります。この桜まつりも昨年は震災の影響で中止され、復活したものであります。
「地元の人には申し訳ないけれど、復興の状況を見てみたい。」(オッカー)
震災の復旧、復興作業には何のお手伝いも出来ない『夢屋国王』でありますが、松島町や塩釜市は比較的津波の被害が軽微で済んだと聞いておりますので、物見遊山では無く、地元の観光や買い物をすることで地域経済の手助けをしよう…お金を遣おう(大したお小遣いは持ってませんけれど^^;)そう決心し、日本三景「松島」に愛車『ボロクソワーゲン』の舵を切ったのであります。
ということで、我が家の『柴犬コウ(本名:さくら)』の長旅は続くのでありました^^;

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夢屋工房(×・〇)

2012-04-28 21:31:56 | 夢屋工房

どうもすみません^^; 昭和の爆笑王、林家三平(初代)のくすぐりであります。
ラッパズイセンに頭を下げられても、一文(一門)の得にも成りませんが、七代目林家正蔵の子から孫へという名跡を継いだだけでTV出演…サラリーマンが大好きだったテレビドラマ「水戸黄門」のちゃっかり八兵衛を演じて、共演の美人女優?:国分佐智子と結婚…何を言おうと言われようと、順風満帆の人生ではありませんか?…ということに成るのでありますが、「私は9歳で父を亡くし、苦労の連続でございました。」などと言われると、ワイドショー的にはお涙頂戴の美談に変化するのであります。
『夢屋国王』には、八代目:林家正蔵の名跡を継ぐ苦労や二代目:林家三平になる努力がどの程度のものかということなど知るよしもありませんが、「どうもすみません。」と額に手を置くポーズで金になる爆笑王の相続財産は、時価評価をすると結構お高く付くのではないかと思うのであります。(ポーズに相続税は課税されないと思いますが…^^;)

庭に咲いたクロッカス…確か『夢屋国王』のお姉さん(ヨウコおばちゃん)が、中学生時代に学校の斡旋商品として球根を買ってきたのが始まりだったと記憶しております。
何故か、我が家の亡くなった古老は、その球根を大切に育て(レンガブロックを買い込んで、花壇まで作ったのでありますから…)、以来、30年が経とうとしております。父親って、どうして娘にあまいのだろう…『夢屋国王』だって、二人の娘にはデレデレであることに違いはありませんけれど^^;
さてはて、今日からゴールデンウィーク突入でございます。小学生の通学斑の列に車が突っ込む…などという痛ましい事故が連日報道されております。皆さま、くれぐれも交通事故など無いゴールデンウィークをお過ごしください。
『夢屋国王』の脳ミソは、今週一週間、アルコールの海を漂い続けました。昨夜は、花金…一週間の仕上げは、出稼ぎ先の花見の宴…「バカヤロー!!!」…序列的には先輩の?部下に罵声をあびせ続け、宴会の場を盛り下げる大先輩の腕を強引に引っ張って三次会へ…オレって何をやってんの?…周りの評価は、煩くて場を盛り下げる最低のヤツ!
どうもすみません!!!額に手を当てて、目尻を下げて笑わせてみたい…今朝も脳ミソは、アルコールの太平洋を漂っているのであります^^;

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夢屋工房(ほ・える)

2012-04-27 17:09:06 | 夢屋工房

ラッパスイセンを眺めております。先日、花言葉を書きましたが、ラッパズイセンの花言葉は「心づかい」、黄色いスイセンは「私の元に帰って」…なんていうやつもあるらしい。ギリシャ神話では、水面に映った自分自身の姿に恋をしてしまったナルキッソス…そうであります、ナルシスト『夢屋国王』は、我と我が身に恋をして、このラッパズイセンを眺めているのであります^^;
な訳が無い。ラッパズイセンの花の中心部分を「副冠」と呼ぶらしいのですが、この副冠にクモの仲間が止まっているのであります。昆虫の世界を旅していると、その数の多さのために同定困難な種にぶつかることが度々でありますが、クモの世界も広くて、さらにネット上での図鑑も満足できるものが少ないのであります。余程、特徴のある種でないと、素人には同定なんて出来ないのでありますよ。小さなクモが、花を訪れる小さな虫を待っている。実に気の遠くなるような世界であります。

ハクサイのお花畑には、黒い小さな虫が止まっている。アブラムシの類だろう…こんな程度の思いで画像に収めるのでありますが、どうもユスリカの仲間(♀)のようであります。ミクロの世界に入っていくと、世界は拡がりを見せるものの、分類などという作業は不可能に近い技になっていくのであります。
出稼ぎ先の出来事にムシャクシャして『第2サティアン』で晩酌を…止せば良いのに、友人『ノロ君』の『第1サティアン』に寄って(酔って)しまう。気分は上機嫌…オッカーに今日の出来事をご報告すると「あなたは、必ず否定から入るのね。人の意見を受け入れるということがないの?」と逆質問を受けてしまうのであります。
「それは違います!」確かに言われた人は、自分自身は正しいと思っているのだから心外だろう。「どこに書いてあるんですか?教えてください。」只々、人生経験で物事の本質を考えていくと、直感的に違うと感じるものがある。小学生の教科書から大学生の専門書に至るまで、先人の研究や教えが書き溜められたものではありますが、それは今現在の常識といわれるものであって、もう数年すれば、間違いであったと平然と書き換えられることがあるのであります。この記述って本当なのだろうか?という純粋に疑問に思わなければ、昆虫の世界の研究なんて前に進まないのでありますよ。こんな性格だから、いつの間にやら否定から入る言葉遣いになってしまったのかも知れません。
マウスを左クリックして「はい!ここに書いてあります^^;」なんて出来たら、スマートな上司なのだろうが、泥臭い人生を歩んで来た者が、そう簡単にスマートに変身することなんか出来ないのであります。理科系技術屋は、どこか理屈っぽいのかも知れない…「うるせぇ!!!これが俺の本質だぁ~!」…『夢屋国王』は闇夜に向かって、ひとり吠えるのであります。(弱い犬ほど、良く吠えると言いますけど^^;)

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夢屋工房(ぬす・む)

2012-04-26 12:06:43 | 夢屋工房

本日の巻頭画像は、菜の花…いいえ、ハクサイの花穂(つぼみ)であります。
突然ですが、今年は、メロンを栽培してみたい…そこで、『夢屋国王』のゴールデンウイークの課題は、本格的なパイプハウスを建ててやろうなどと考えております。今作ろうとしているハウスの大きさに必要な骨材の値段を見積もってみると、天井に張るビニールや止め金も含めて、約10万円ほど必要なのではないだろうか…しかし、お金は無い^^; そこで、材料の大半は、近所の『久雄ちゃん』の古材を活用しようと画策したのであります。
とりあえず今日は、手に入れた骨材2本を土に刺してみました。しかし、ハウスの間口を何mにすれば良いのか分からない。骨材と骨材の間隔を何cmにして良いのか分からない…困ってしまいました。こんな時はどうするか?ご近所さんのビニールハウスの寸法を盗みに行くのであります^^; 間口5.4mで、骨材間隔は45cm…これで良し。栽培技術はどうして覚えるか…本で知る。聞いてみる。そして、見て盗む。かっかっか!俄か百姓は、こうして技術を高めていくのであります。
しかし、骨材を土に刺すために、直鋼管を予め40cmほどハンマーで叩いて穴を開けるのですが、勢い余って3度ほど鋼管を支えている左手をハンマーで叩いてしまいました。叩く度に「イデェ~!!!」と叫び声を上げているオヤジは、自分でも滑稽でありますよ^^;

昨年は『夢屋王国』内の国勢調査を実施し、72種類ほどの生き物(昆虫が中心ですが)を紹介して参りました。登録番号No.73の昆虫、2012年初の登場は、ニホンカブラハバチであります。こんな姿をしていても膜翅目…蜂の仲間であります。幼虫は「ナノクロムシ(菜の黒虫)」とも呼ばれる黒いイモムシであります。ミズナやダイコンを食害する昆虫で、見た目は蛾の幼虫にしか見えないのですが、蜂になるんですよ^^; しかし、このカブラハバチ、どこか変であります。ニホンカブラハバチにしては、触覚が長過ぎるような気がする…もしかしたら、オスグロハバチのような気もします。オスグロハバチならば、アブラナ科の植物を食べるのではなく、スギナなどを食べるらしい…ネットで紹介されているニホンカブラハバチの画像を見ても、カブラハバチもニホンカブラハバチも混同されて紹介されている状態なので、素人昆虫学者では正確な分類が出来ません。
まぁ、幼虫から育ててみるのが一番なのでありますが、春ダイコンの葉をペロリと平らげてしまう輩なので、飼育するのも憚られる…彼らも盗みの天才なのであります。
この週末から、夢屋王国内では、早朝から『夢屋国王』の叫び声が響き渡るはずであります…「いでぇ~!!!イデェ~!!!」という声が^^;

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夢屋工房(うつく・し)

2012-04-25 21:00:44 | 夢屋工房

月曜日の夜から飲んだくれているから、また脳ミソがアルコールの海を泳いでいるような火曜日の朝であります。前夜、『夢屋国王』の演説を聞かされた『柴犬コウ(本名:さくら)』は、朝起きても、全面支持の意を込めて尾っぽを振ってくれるのでありますが、夜中にインスタントラーメンを煮てくれた『有川有季菜先生(長女)』は不機嫌であります。『夢屋国王』は、また支持者をひとり失ったようであります^^;
若い時からそうである。社会の不正義や矛盾にひとり吠えている。したがって、これが組織の中に組み入れられれば、学生運動であったり、左翼系の運動に手を染めることになっただろうし、出稼ぎ先の組合運動にハマッたかもしれない。しかし、そうした団体への違和感もあって、今もこうして、どこか青臭い主張を繰り広げているのであります。『夢屋国王』の青臭い正義感や社会への怒りは、強力な推進エンジンの燃料として燃やし続け今があるのだから、『夢屋国王』が青臭さを失ってしまったときは、ただのご老体となるときである。そう割り切って生きていくしかないと思い込んでいるのであります^^;

スイセンの花が咲きました。花言葉は「うぬぼれ、自己愛」であります。ラッパスイセンなら「尊敬、心づかい」という花言葉もあるらしい。友人である『貧乏父さん(H.N.)』が、「つくし食えないかねぇ~?」とポツリとひと言。子どもの頃、近所の漬物屋さん(三奥屋…「晩菊」という漬物で有名なのですが)で、つくしを買ってくれました。40年ほど前は、Kg当たり40円位で買い取ってくれましたので、小学生の小遣い稼ぎには、とても効率の良いアルバイトでありました。子どもたちが摘む「つくし」でありますから、小さなゴミや雑草も一緒にビニール袋に入れてしまうので、先代の社長が事務所に居る時は、ムシロを拡げて、小さなゴミを取らされました。したがって、社長が事務所に居ないことを見計らって「つくし」を持ち込む…子どもながらに悪知恵は使ったのであります^^;

したがって、つくしが食べられない訳がない。しかし、つくしは苦いと聞いたことがある。まずは、胞子体(頭)は取って、袴(つくしのギザギザの葉っぱ)を取る。実に根気のいる作業であります。苦い物ならば、アク抜きをするべきだから、一度お湯で煮こぼしてみる。水洗い…佃煮あたりが、無難な食べ方に違いない。そう思って、水・酒・醤油と砂糖を適当に入れ、煮詰めて出来たのがこれ…^^;
恐る々々、箸を伸ばしてみるが苦くは無い。これといった特徴もない味であります。夕餉に、話のタネにと、我が家のオッカーと『有季菜先生』に食べさせてみる。「美味いね」とオッカーがひと言。「黒田清子さん(旧:清子内親王)は、つくしご飯を作るらしいよ。」どこで仕入れたかしらないが、ワイドショーのようなウンチクを垂れるオッカーであります。貧乏父さん!次の『夢屋工房』のお通しは、『う!つくしの佃煮』でいかがでしょうか^^;

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夢屋工房(よ・る)

2012-04-24 12:13:04 | 夢屋工房

紅梅が開けば、次は白梅…桜はいつ咲くのでしょう^^;
夢屋農園のプラムの花芽が、ようやく膨らんで、連休には八重桜が咲けば、絶好のお花見日和となるはずなのでありますが…。ちょっと、その前にオッカーの車のスタッドレスタイヤを交換しなければいけない。日曜日に休日出勤なんぞするものだから、タイヤ交換も先延ばしであります。自家用車のタイヤを交換する…山形県民にとっては当然の行事でありますが、雪など降らない地方では、ラジアルタイヤで年中無休。タイヤを交換する時は、パンクかスリップラインの辺りまでタイヤの溝が磨り減った時しか無いんだろうなぁ~などと、ひとり考える『夢屋国王』であります。
ガソリンスタンドでは、一本500円位でタイヤ交換をしてくれる。しかし、『夢屋国王』は、オッカーと娘の車のタイヤ位は、自力で交換してあげるのであります。長男の『ポン太郎君』には、冬道で立ち往生している車…当然、女性が運転する車でありますが…タイヤチェーンをはかせたり、ジャッキUpでタイヤを交換できれば男としての好感度が上がるなどと、理由にならない理屈でタイヤ交換の仕方を伝授したのでありますが、どうなんだろうなぁ?

今年、山形新幹線が開通して20周年を迎えます。理に叶わない(利にならない)話でありますが、今は見る影もなくでっぷり太った寿司屋の大将(昔は、ジャニーズ系の美男子でした。)が、山形県高畠町から宮城県仙台市(JR東北㈱仙台支社)までの100Kmを達磨を背負ってリレーマラソンを敢行しました。無人駅だった「糠ノ目駅」を「高畠駅」と改名し、商工会青年部や農協青年部、青年団…当時の若い衆70人ほどで、夜8時30分に高畠駅を出発し、二井宿峠を上り、宮城県七ヶ宿町の住民の声援を受け、宮城県白石市から国道4号を北上し、仙台駅まで走りきり、山形新幹線を高畠駅に停車させて欲しいと必死の請願を行ったのであります。20年後、白髪頭になったオヤジたちが、寿司屋の大将のところに集まって、今夜は20周年記念イベントの裏方としての作戦会議…当時のビデオを見ていたら、齢30の『夢屋国王』って、長男『ポン太郎君』とそっくりで、ぬぼ~っとして写っておりましたよ。(やっぱり、『ポン太郎君』は、私の実の息子だったようであります^^;)
そこには、熱い男たちが集まった(寄った・酔った)のでありますが、いくつになっても変わらない口の悪い男たちも、方やジイサンになり、方や息子に経営を任せ、或いは廃業し、それでも何かが欠けている今を打開しようと足掻いている。だから、この町は楽しい…今夜は気分が良いから飲むぞぉ~と繰り出した月曜の「高畠の街」は、飲み屋の看板さえ火もともらない寂しい街になっております。
これで良いのか日本!これで良いのか山形県!このままで良いのか高畠町…『夢屋国王』の熱い演説を最後まで聞いてくれたのは、インスタントラーメンを貰えることを期待する『柴犬コウ(本名:さくら)』だけでありましたとさ…^^;

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夢屋工房(めぐ・み)

2012-04-23 12:21:04 | 夢屋工房

年に3度の休日出勤…やりたいことは山ほどあるのに、日曜日に仕事をしなければならないなんて…って、ほとんど部下がこなしてくれるのに^^;
『夢屋国王』は、早朝からビニールハウスの骨材を無償で手に入れるために、人の畑に遠征したのであります。春作業には、まだ早く、稲の育苗ハウスを組み立てるには時期が遅い…他所様の畑で、早朝からハウス骨材を引き抜いている姿は見ようによっては泥棒に見えなくも無い…畑のオーナーに断りは入れているものの、あいつは何を始めるのだろう…人の目がまだ気になるお年頃なのであります^^;
夕方は、友人の『ノロ君』と『第2サティアン』飲む約束、『貧乏父さん(H.N.)』も早番で緊急参戦を通告されている。今夜の春の恵みは、何を提供しようか…夢屋シェフの腕の見せ所なのでありますが…冬の名残りにハクサイの花茎とふきのとうのそれこそ「薹(とう)」が立った茎の油炒め、目刺しの炭火焼98円…オヤジたちの酒の肴は、こんなもので充分であります。

ハクサイの「薹(花茎)」…これって、結構贅沢な食材であります。雪の下で冬を越した白菜一株に、5~6個の花芽ですから、考えようによっては、このひと皿で500円ほど頂いても悪くはない。さっと湯がいてからし醤油で召し上げれ…底なしの胃袋を持つオヤジたちは、あっという間に平らげてしまうのであります。ならば、ふきのとうの「薹」を炒めて出してやろう…「スジ~の通ったふ~き♪」…意外性がウケました^^;
メインディッシュは焼きソバ…というか、小さなフライパンでは、焼くと言うようり蒸しソバ的なお料理ですが、これまた完食…君たちは、日頃何を食わされているのかね…君たちから「もう充分、ごちそうさまでした。」という言葉を聞いてみたいものであります。
食材に窮した『夢屋国王』が提供した最後の食材は、アサツキ…まだ塊茎が充分膨らんでいませんがスコップで掘り取って、土をザバザバと洗い流し、生味噌でどうぞ…「これはウマイ!!!」って、あなた方、シェフの料理より、素材そのものの方が美味しいってどういうことよ^^;
まぁねぇ、春の恵みには、味付けは必要ないのかもしれません。次のガーデンパーティは、アスパラとコゴミの天ぷらがメイン…それまで、胃袋を整えて置くように^^;

追記)目刺しを焼いた七輪を蹴飛ばしてしまい、今朝、自慢のベランダに大きな穴が開いておりました。火事に成らなくて良かった良かった…酔っ払いの行動は、意味不明であります^^;

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夢屋工房(で・る)

2012-04-22 12:50:00 | 夢屋工房

「なずな」の花が咲きました。ペンペン草も生えない荒地などと言いますが、最近ではタネツケバナやウシハコベに追いやられて、結構見つけるのに苦労します。雑草ではありますが、夏場消失し(夏無…ナツナ)秋に種から芽を出し、稚苗を食べたりします。エヘヘ。種を採取しておいて、増やしてみようかな^^;

ジャジャ~ン!ウドの芽も出始めました。毎年のことでありますが、遮光栽培をして、白ウドとして春の珍味を楽しむことができます。

そして、アスパラの芽であります。そろそろ、春作業の開始であります。今日の『夢屋国王』は働く働く^^; 朝仕事でニンニクとタマネギに追肥をして、秋口に刈り集めた畑の残渣を焼却処分。春キャベツと春ハクサイの種蒔きをして、アスパラ畑を耕運し畝を作る。春先は、身体が鈍っているから、徐々に身体を慣らして行くべきなのですが、天気が良くて、作物の新芽が出始めるとジッとしていられなくなってしまうんだなぁ^^;
ふきのとうの天ぷらに始まり、次は白ウドの生かじり、そして、アスパラとタラの芽の天ぷら…。夢屋農園は、これからが春本番なのであります^^;

追記)本日は、一転、冷たい東風が吹いております。農家は水稲の種まきだというのに…。

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夢屋工房(と・う)

2012-04-21 20:48:10 | 夢屋工房

バルタン星人のハサミの手のような花芽が割れて、庭のサンシュユの花が咲こうとしております。まだ、枯れ枝のようなその木の枝先にも、ハナカミキリの一種と思われる甲虫が息を潜めております。うっかりしていると見過ごしてしまうようなところで、彼らはしっかり生活の根拠地を確保しているようであります。
夕方、集落(隣組)の配布物を配っておりますと、とあるお宅の庭木にスズメが3羽…ほぼペアリングが完了しているようなのでありますが、1羽(♂)が横恋慕しようとしているような…『夢屋国王』は、耳が良くないので聞き分けるまでに至らないのでありますが、この時期、スズメも♂♀間で短いさえずりで交信していることだけは確かなようであります。♂の「チィッチィッ」という問い掛けに対して、お相手の♀も「チィッチィッ」と短く応えていることまでは、何となく分かるのであります。こんな時は「ドラえもん」の「翻訳コンニャク」でもあれば助かるのでありますが、「愛してるよぉ~!」「私も~!」などとベタな会話が翻訳されたら、バカバカしくってやってられない。「人(スズメ)の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死じまえ」であります^^;

♂♀の営みといえば、今を盛りに咲いているふきのとうの花茎は、雌雄異花…雄花と雌花があるということを、この歳になって初めて知りました。ふきのとうの花も最後は、タンポポのように綿毛をつけた種を飛ばすので、綿毛の素になる細長い繊維状の束がまとまっている画像のような株が雌花であります。

一個々々、小さな花のように見える雄しべが出ている株が雄花ということになります。花が開く前に摘み取って食べてしまうので、雄花や雌花があるなどということは興味の対象外でありましたよ^^;
食い気だけで、農園のふきのとうを見ておりますと、藪の中からけたたましいさえずりが聞こえて来ました。スズメの三角関係が、抜き差しならぬ状況になったのでありましょうか?藪の中から出てきたのは、シジュウカラでありました。久し振りに見たような気がします。『夢屋王国』には、彼らに巣を提供できるような木々が無いので定住場所にはなりませんが、こうした珍客は大歓迎であります。「証拠の画像は?」と問わないでください。蝶さえも撮るのにひと苦労する、のろまな『夢屋国王』に枝先を飛び回るシジュウカラを撮影できる訳ないじゃないですか^^;

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