その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

別れと出会い

2010-03-31 06:20:23 | 暮らし
 3月31日は締め括りの日であります。高校を卒業して42年間、大卒であれば38年間、ひとつの職場で職業人生を終えられた方もいらっしゃれば、諸事情により会社を替わり、そして一家の家計を支えてきた方もいらっしゃるでしょう。段階の世代などと揶揄されながら、高度成長期を経験し、アップ・UPと上昇志向の日本を生き抜いてきた方々が大半ではないでしょうか。まずはお疲れ様でした。
冬、朝7時近くになっても、まだ薄暗い一日の始まりでありましたが、春彼岸を終え、朝5時半には『東雲の空』ともなる季節となりました。春休みで長期間帰省していた長男の「ポン太郎」も今日また神奈川へと帰っていきます。二女の「ピーチ子」が帰省すると、まあ、家中騒々しくなるものですが、さすがにオヤジと長男は余り会話が無い。それでも、少しばかりの手料理で送り出してやろうなどと、昨夜は夕餉の支度に取り組んだのですが、さて「とんかつ」…あれまぁ…卵が切れている。付け合せの「パスタ」…ケチャップが切れてるじゃん。「竹の子ご飯」…水煮を買えば良かった^^;オヤジの奮闘むなしく、喜んだのは腹を空かせて帰って来たオッカァザウルスであり、オヤジは定番のビール。ポン太郎はテレビ。オヤジと息子の関係なんてこんなものでしょうか?
日めくりを一枚はがしただけで、新たな体制がはじまる3月31日の朝を迎え、今夜は送別会で酒を飲み、明日は歓迎会で酒を飲む典型的な日本のオヤジと化した私は、新たな決意を胸に気持ちを切り替えるのであります。
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四月の雪

2010-03-30 06:48:34 | 転職
『四月の雪』は、ペ・ヨンジュンさんとソン・イェジンさんが共演した韓国映画でありましたけれど、もう5年も前の作品なのですねぇ。韓国映画は、美男美女の共演と「こんなの絶対ありえねぇ…。」と思えるようなラブストーリーの展開にある種クササを覚えつつ、ついついハマッてしまうんですよ^^;
さすがに映画館でみる勇気が無いものですから、レンタルDVDで観ることになるのですが、「いかがわしいビデオ」を借りることよりも、さらに気恥ずかしさを感じてしまうのは私だけでしょうか。婦女子は失われた30年に簡単にタイムトリップすることが出来ても、「常在、青春!」などと叫び続けているオヤジは「女々しい」などと一喝されそうで、及び腰になってしまうのであります^^;
このところ夜半に小雪が舞い、朝方白い景色に変わってしまう毎日。「まだ、旧暦の2月15日。こんな年は焦ってもしょうがない。」いつもの年であれば、そんな古老の呟きが聞かれるものでありますが、そんな古老のアドバイスも無い今年の春を迎えております。このところの雪の量など、日常生活に影響を与えるほどでは無いのですが、乳房炎を患った乳牛のように、たらたらと続く雪で畑の土が落ち着かない。何をすれば良いのか、どう対応すれば良いのか、経験不足という言葉が頭をもたげてきます。
農業は、つくづく経験値(知)というものが役に立つ世界であると思います。農学などと言っても、篤農家の技術体系を後から理論的に肉付けするだけであって、先駆的な技術は経験に基づくことが多いものです。季節はずれの四月の雪を眺めながら、男女の不可解な結びつきを理論化しようなどとは思いませんけどね・・・ハッハッハ。
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金の重み

2010-03-29 06:39:42 | 世迷言
このところ夜半に雪が舞い、朝の窓越しに見える景色は白一色となっております。とは言え所詮3月末の雪、日中には消えてしまう儚い雪であります。
『金』を「キン」と読むか「カネ」と読むか…その時の状況によって変化するわけですが、今、「キン」ならば浅田真央ちゃんの世界選手権における「金メダル」でありますし、「カネ」ならば「政治とカネ」の問題であり、私的には日々生活のためのオアシというところでしょうか。
スポーツ界での成功を「カネ」に換算することは少々憚られますが、現実的に「キン」が「カネ」に繋がることは周知の事実でありまして、キム・ヨナちゃんがバンクーバー後に一気にモチベーションが下がってしまうのも、単なる疲労だけでは無いような気がします。
一方、政治屋の皆さんは「カネ」を集めるということに関して、モチベーションが下がるということはないようです。時として「カネ」を集めることが良い政治家(実力者という意味で)と評価されているのではないかと思えたりもします。この際、政治資金報告書で一番「カネ」を集めた政治屋には、総務省が『カネメダル』を贈呈する制度を作ったらどうだろう。国会議事堂前に表彰台でも作って「キン・ギン・ドウ」で顕彰し、根こそぎ税金として徴収しても、「政治にはお金が掛かるんです」とかなんとか言って、どこからか集めてきてくれるのではないか…などと期待しちゃいかんのかのう^^;
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伝説の麒麟

2010-03-28 09:26:51 | 夢屋ラボ
都市伝説としては陳腐な話題ではありますが、某ビールメーカーのラベルに「キリン」の文字が隠れている・・・名前を伏せている意味がありません^^;
『麒麟』は古代中国の伝説上の獣であり、尾は牛、蹄は馬で、背は五彩の毛で覆われた一角獣であると言われております。はて、某ビールメーカーの麒麟はと言いますと、最大の特徴である蹄が二股に分かれている
馬の蹄は「中指」が発達したものなので、一本指(奇蹄目…ウマ目)で立っている状態なのですが、二股に分かれているということは偶蹄目・・・ウシ目なのでありました
所詮、伝説の獣ですから「麒麟とはこうあるべき」などと異論を吐くつもりはありませんが、日常生活の中で良く目にしているはずなのに細部について問われると、はてどうでしたっけ?などという事がよく有るものです。私自身、「麒麟」も「キリン」も頭の中ではゴチャゴチャに仕舞い込まれているため、改めて一角獣であると言われ図案を見て、一角だったことを認識しました。今まで、二本あると思い込んでいた角の片方は、耳だったんですよ^^;
以前、小学生に鶏の絵を描かせたら、かなりの頻度で四本足の鶏の絵を描いたなどという記事を目にしたことがありましたが、触れたことがあるのか、生活に必要なことなのかで、認識や記憶などというものは変化し、退化してしまいます。
メーカーさんにとって命ともいえる「ロゴ」も、中身が重要な私にとっては、一角であろうが二本だろうが、さほど重要なことではない。しかし、「り」と「ン」はどこに隠されているのか?牛の尾と後脚の毛に隠されていると私は思い込んでいるのでありますが、伝説の『麒麟』は、聖人が正道を行った時に現れる獣だそうですから、今の日本に当分表れることも無く、ラベルの有り様も確認の手立てが無いようです^^;
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春の雪

2010-03-27 08:41:12 | 夢屋ラボ
    『水仙は 花となりけり 春の雨』(一茶)
今週こそは畑の残渣を片付けて少しずつ春作業を始めようなどと意気込むと、何故か土日は雪が降る。2月半ばに庭の片隅に寄せてある「水仙」の球根を1個だけ居間に取り込み水耕栽培してみたところ、漸く花が開きました。目新しい花でもありませんが、室内であっても2月の朝方は零度以下に冷え込む我が家でも春を早めに迎えてみようなどと、冷たい雪の中から掘り出したものです。
小林一茶が句を詠んでいた江戸時代に眺めていた「水仙」は、おそらく原種に近い「ニホンズイセン」ではなかったのだろうか…春季語の季語として「チューリップ」もありますが、さすがに一茶の句に「チューリップ」や「アマナ」という季語を使った句は見つけられませんでした。当たり前かぁ^^;
           
水仙には、シュウ酸カルシウムなどの毒性成分があって「ニラ」と間違って食中毒症状を起こしたなどという事故報告もありますが、原種に近いものを採取して食べてしまうのでしょうか・・・どう考えても間違えないと思うのですが^^;ただ、チューリップの球根は、じ~っと眺めていると、栗の実か何かに見えてきて、思わず食えるんじゃないかなどと思ったことはあります。結局のところ「ニラだ・・・ニラに違いない・・・食えない訳がない・・・。」などと思い込んでしまうんでしょうな。
ナルシストの語源ともなった「水仙」ではありますが、外作業も出来ない土曜日の朝は、私も鏡に映る自分の姿に見とれてしまいますか・・・5分と持たないでしょうけどね^^;
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プロポーズ

2010-03-26 07:03:46 | 夢屋ラボ
動物たちの求婚方法はさまざまであります。ダンスを踊る者、体の色を誇示する者、歌声で相手を魅了する者など…。最近「すずめ」のカップルを見ながら感じることでありますが、お互いが呼びかけを行っている。「チッ!」という呼びかけに対して「チ、チッ!」という呼び返し。微妙な距離感を保ちながらも、その呼びかけは続きます。冬に集団で餌場に異動する際に発する「さえずり」とも違う、カップリングのために短く、そして永く鳴き続ける音とも違う、お互いの関係を確かめ合うような『会話』の存在を感じるようになりました。私の思い込みか、真実か、もう少し音を的確に捉え、表現できれば自分自身も納得できるような気がします。
手持ちの画像がない…と大慌てしながら畑の中を徘徊しておりますと「西洋わさび」の上に茶色の種が大量にこぼれている。何の雑草の種なのだろうかと指先で触れて見ると、それは菌…枯れ草の茎に出た「きのこ」なのでありました。「クリタケ」や「シイタケ」など比較的簡単に栽培できる食用きのこさえ満足に収穫できないのに、いとも簡単に発生した「きのこ」…少々、複雑な心境ではあります。
           
昨日、見つけた「カゲロウ」はまだ、南側の壁に張り付いておりました。電池切れでズームアップ出来なかった個体の頭部を再度写してみますと、「カゲロウ」の特徴でもある大きなおめめ。その大きさや形から『ターバン眼』などとも呼ばれるそうです。またひとつ賢くなったところで、私もお仕事、お仕事!!           
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森の妖精

2010-03-25 10:29:39 | 夢屋王国

隣家の梅のつぼみが膨らんで参りました。山形でも梅が開花しましたが、今朝方からみぞれ雪。寒暖を繰り返しながら暖かさを増していきます。前日、画像ネタが無くなって困っておりましたが、仕事から帰っても夕方はまだ明るく、確実に日は長くなっている。卒業・卒園式を終えればもうすぐ4月、入学式など新しい門出に胸膨らませていることでしょう。残念ながら、希望する大学受験に失敗した方も、気持ちをリセットして再挑戦を誓って欲しいものです。
季節は巡り、こうして草花は昨年と同じように活動を開始しますが、まるで誰かがスイッチを押したかのように、それこそ一斉に動き出します。
ギリシャ神話に登場するニンフ(Nymph)、森の妖精たちが、人の目には見えない木々の目覚めのスイッチを押していく…
           
ご期待通りと言いますか、私のご紹介する森の妖精は「カゲロウ」であります。「ナミヒラタカゲロウ」ではないかと思われますが、正確な同定ができません。日本では約140種ほどの「カゲロウ」が確認されていると言われておりますが、その儚い一生と翅は、どことなくピーターパンに登場する「ティンカーベル」の姿に似ているような気もします。
ギリシャ神話に登場するニンフは、人々をたぶらかし、時として若者とも交わる下級な女神とされているようであります。彼女たちが木々の間、木間…股間を飛び回り、春のスイッチを押した訳でもないのでしょうが、巷では校長先生や国務大臣がスイッチを押されてしまったようでありまして…^^;
この際、国務大臣ポストに「国家股間委員長」などというポストを新設して取り締まりに当たらせるなどという、まったく税金の無駄遣いとも言える提言をするのであります・・・しょうもない輩ばかりだ。

 (昨日の晩からgooサーバの調子が悪いみたい)

           

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飛ぶ・跳ぶ・・・

2010-03-24 07:04:29 | 夢屋ラボ
気前良く画像を紹介してしまい手持ちが無くなってしまいました。内容の薄いブログを隠すには、画像は必須のアイテムなのですが^^;
以前、松のタネと思われる雪上の画像を紹介しましたが、本日は、藪の中で見つけた名前も知らない草のタネであります。見事な三角形をしており、タネの位置(重心)が微妙にひとつの角に寄っております。たんぽぽのタネは冠毛によって風で運ばれ、よくパラシュートに例えられますが、このタネの場合は、その形状からグライダーのように滑空するのではないかと思います。見ようによってはステルス(stealth)戦闘機のような形状をしておりますが、決してこのタネを参考にした訳ではないでしょう。しかし、流体力学や航空力学の世界では、こうしたタネの飛行形態や空気の流れを真剣に研究していらっしゃる学者さんもいるんでしょうね。
           
「ユスリカ」の一種だとは思うのですが、もう小さくて私の安物のクローズアップレンズでは、これ以上近づけない。画素数を落とせば、もう少し近づけるかもしれない・・・撮影テクニックを講釈しているのではなかった。
もうすぐ「アブラムシ」が発生することでしょうが、こうした小さな虫を見ていると「どうして空を飛べるんだろう。」なんて真剣に考えることがあるんです。究極の目標は『ドラえもん』の「タケコプター」なんですよ。いい年をしてと言われるかもしれませんが、小さい頃、友だちからビーチボールをもらって、背中にくくり付けたら空に浮くんじゃないかなどと、庭の置石から本気で跳ねてましたから^^;
失った機能を回復するために、人工関節や義手・義足が開発されていますが、二足歩行のロボットだって、その動きはまだぎこちない。それだけ、筋組織や神経組織は精巧で複雑な動き・情報伝達をするということなのでしょう。「世界で2番じゃダメなのか・・・」なんて言わないで、各分野の英知を結集できないものなのかなぁ。『Stealth』(内密に)なんて言わないで、今日は大胆に提言しよう^^;
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珍獣ハンター

2010-03-23 07:08:39 | 夢屋王国

東京では、桜の開花宣言が出されました。彼岸の中日には墓参りをする習慣が一般的なのかも知れませんが、我が在所では、お彼岸明けにお供え(団子)を持って霊を送っていたような…。むしろ近隣の親類縁者が、仏壇に線香を上げにやって来るものだから家を空ける訳にもいかない。一通り縁者の来訪を受けて、今度は我が家から縁者宅を訪問し、線香を上げに出かけるのであります。
昨年までは古老が留守番をしていたのでありますが、今年からは、私が家に居なければならない。3連休などと言っても退屈な行事であります。
我が家の福寿草は歪な花を咲かせておりますが、なんと主を亡くした隣家の畑に今年も福寿草が咲いております。人が植えたものではありますが、その人が亡くなったとしても、変わらずに咲く花を見て「無常」などという感傷にひたる夢屋であります。
           
「珍獣ハンター」などというタイトルを付けながら、福寿草の画像でスタートしますのも、婦女子もご覧になるブログで出だしから芋虫画像では嫌われるのではないかという、小賢しい雑念にもよるものなのです^^;
ひと冬、捨てて置いたキャベツの葉をめくると、そこからご覧のような芋虫がポトリと出て参りまして、いわゆる根切り虫(夜盗蛾・ヤガの類)なのですが、調べてみますとヨトウムシは蛹で越冬すると書かれてあります。したがって、こやつは『カブラヤガ』の幼虫であろうと推測するわけでありますが、蛾の幼虫は生息密度や地域性で体色変化(黒化)を起こす場合が多く、確定できません。このまま飼育して羽化するのを待つのが探求心というものですが、オッカァの悲鳴と罵声を浴びることが頭を過ぎりハタと手が止まってしまいます。夏場であれば成敗するところですが、触ってみると非常に冷たい。ひと冬、雪の下で過ごした者を、こうして観念して丸くなっているものを手討ちにするのも忍びない・・・。
           
などと温情を掛けるや否やその逃げ足の速いこと速いこと
小林一茶の句に「芋虫」や「青虫」にまつわる俳句が無いものかと検索してみますと『青虫よ 黒よどっちが 鳴まける』などという句がヒットしたのでありますが、この場合の青虫とは「ウマオイやキリギリス」、黒とは「コオロギやマツムシ」のことだろうと解釈しながら、芋虫が鳴いたらそれこそ婦女子に嫌われる・・・いやいや怖いもの見たさというではないか・・・などと、ウケ狙いの妄想で頭が一杯になるのでありました。
もしかしたら、私自身が珍獣なのかもしれません・・・とほほ。

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爆弾低気圧

2010-03-22 08:29:24 | 夢屋王国
最高気温20℃の世界から、一気に雪交じり、台風並みの大荒れの天気に…。
庭の木の芽は、冬を乗り切る硬い厚手のコートから、次第に薄いコートに衣替えをしていた矢先であり、近所のクリーニング店に出してしまった後では、着替えも儘ならないことでありましょう。王国内の畑に咲いた『タネツケバナ』の花も、寒さで「鼻水」を垂らしているのではないだろうか…などと、下らない空想を巡らせております。
今は墓の下に眠る我が家の古老は『暦』を取り出し、「今は、旧暦の何日だから、まだ節が早い…。」などと良く申しておりました。様々な春作業を進める上でも、陽気を確かめる上でも、『暦』の情報は古老の判断材料であり、一度動き出すと後戻り出来ない生き物たちと付き合っていくためには、悠長に思える昔ながらの節気の考え方にも、一理ありなどと思ってしまいます。
           
          「はつ蝶や 会釈もなしに 床の間へ」(一茶)
雨樋にしっかりと身を固定した『モンシロチョウ』の蛹も、羽の根元の黒色が透けて見える状態になりました。オラが在所で「初蝶」が舞う季節は、まだ花の数も少なく、食草となる十字花植物(アブラナ科の植物)もまばらであります。折からの西風に、ヒラヒラと飛ばされるその姿は、やや哀れではありますが、か弱そうに見える姿とは裏腹に、種を残す営みは絶えることは無く、しっかりと生きておりますよ。
庶民は庶民なりに、しっかり生きている…おーっと、オラが国王だった。
善政を期待されているのであった…とほほ。

注)十字花植物(アブラナ科)は、花弁が四枚で、十字に花を咲かせることから十字花植物と呼ばれます。巻頭画像の「タネツケバナ」もアブラナ科の一種です。大根や白菜なども、花茎(トウ)が立って花を付けますと、四弁の花を咲かせます。稲の種籾を水に漬ける頃、咲き出す花ということで、「種漬け花」などと言われるとか…。十字花は、十字架の誤変換ではありません。(以上、夢屋国王の余計なウンチク講座でした^^;)
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