その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

一家団欒…『猫鍋』

2022-12-05 08:26:07 | 夢屋工房

今夜は飼い猫で「お出汁」をとってみました^^;

年末年始には、首都圏に出て行った叔父たちが帰省し、束の間の休暇を我が家(実家)で過ごしたものである。時が経ち、お嫁さんが加わり、子ども(従妹弟)たちが加わり、そりゃ~賑やかでしたわなぁ^^;
故郷に帰り、お袋(祖母)に元気な顔を見せ、また、成長する孫たちの顔を見せる。時として、夏休み、冬休みの旅行としての意味合いもあったかも知れない。その子どもたちも成長し、お袋(祖母)が他界し、兄(親父)も他界すれば、当然、足も遠のくものである。(叔父たちも高齢となり、移動が容易ではないという理由もある。)『おやじぃ』は、人が集まればうれしい限りでありましたけれど、それを支えるお袋(母)は、休みにも関わらず料理を算段し、大人数の布団を準備し、休む暇も無かったに違いない。(いわゆる長男の嫁というやつでありますよ。)
世代が変わり、今では『おやじぃ』が娘を迎える立場となってしまった…それぞれ、未だ結婚していないから、集まるメンバーは今のところ肉親だけということになるけれど^^; オッカーも帰省した二女『も~ちゃん』を歓待するために台所に立っているけれど、『他親』が加わらない分だけ必要以上に気を使う必要もなさそうである。『おやじぃ』は少ないお小遣いから奮発して「しゃぶしゃぶ」などご馳走しようかなどと提案したのだけれど、明日、東京へ戻る娘に用意した晩餐は「鶏団子鍋」、「お寿司」に「数の子豆」、まるで『お年越(大晦日)』のようなご馳走でありますよ。鍋の蓋を開けたら、「鳴門巻き」ならぬ「にゃると巻き(伏見蒲鉾)」が出て来た…彼女の茶目っ気が出る料理でありますなぁ(笑)


『お出汁』にされなくて良かったねぇ^^;

夏は冷蔵庫の上、秋には『おやじぃ』のお腹の上、そして、今は『おやじぃ』のオマタの間で眠ることが定番となった同居猫の『シロ♀』であります。寒さが増す度に、眠る場所を変え、布団の間に潜り込むことも…早いもので3度目の冬を迎えることになりますよ。子猫(ノラ猫)の時は、『おやじぃ』にも牙(乳歯)を剥いていたのだけれど、母親にも捨てられてしまい、餌だけは続けてくれる『おやじぃ』だけには懐いたようでありますよ。(今でも、他人は不得手なようである^^;)
『シロ♀』『クロ♂』『ブチ♂』という仮初めの名前を付けて、子猫三匹を引き受けたのだけれど、『ブチ♂』は幸運にも貰い手が現れ、今では『風太♂』として可愛がられているはずであります。『シロ♀』にも貰い手が付いたのだけれど、飼い猫を失い、その方は傷心のため飼うことを見送られた。最後に残るのは、運動オンチの『クロ♂』だろうと覚悟したのでありますが、2年目の雪の降る夜に出掛け、二度と帰ることは無かったのであります。(三週間ほど事務室を空けたことがあったので、その内帰ってくると思っていたのにねぇ…雪の用水路にでも落ちてしまったのか、今でも分からない。)結局、三匹のノラ子猫の内、『シロ♀』が残る結果となってしまったのだけれど…。
はてさて、我が子どもたちが、それぞれに成長し、今後は独力でやってくれるものと思っており、最期は見送ってくれるものと信じているのでありますが(それが順番というものである^^;)こと『シロ♀』に関しては、少々怪しげな雰囲気になって来た。(何とか最期を見送ってやりたいとは思うのだけれど…。)「これからは生き物(ペット)は飼えないな。」と思いつつ、『癒し』を与えてくれますからねぇ…。
親子水入らずの一家団欒…いつまで続くことやら?こういうことを言う『輩』に限って、ジトジトと長生きするのも世の常でありますけれどね(笑)

 

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『鬼の花嫁』

2022-12-01 08:29:59 | 夢屋工房

今夜も『なべ焼きうどん療法』ですが…

一昨日「湯豆腐」の薬味に入れた「ユズ」の風味が良いと、「なべ焼きうどん」にも入れてみましてね…鍋料理の薬味にも使うのだから、うどんに入れてみて「不味い」訳もありますまい。(友人『ノロ社長』の『なべ焼きうどん療法』は、こうして日々、変化と進化を続けております^^;)
「ゆず」…日本のフォークデュオ。「ユズ」…ミカン科に属する柑橘類のひとつ。『柚子』…子どもの頃、実姉の少女マンガを読んでいて、3姉妹?(姉妹?)の控え目な『柚子(ゆずこ)』という美少女が登場した記憶があるのだけれど、漫画のタイトルが思い出せません。ネット検索をしてみたら、今では『鬼の花嫁』というラブコメがヒットしましたけれど、当然『おやじぃ』は読んだことなどない。『柚子(ゆずこ)』は控えめな女性でなければいけない…子どもの頃に刷り込まれた「名前」からのイメージか?『桃栗3年柿8年。柚子の大馬鹿18年。』と実生から結実まで、長い時間を要する「ユズ」からのイメージがそうさせるのか?『桃子さん』や『栗子さん』が3年で本性を現し、『柿子さん』が8年で実権を握り、『柚子さん』が18年も枝の「棘」や「角(つの)」を隠し続けるならば、やはり忍耐の女性である。しかし、「棘」や「角(つの)」の原因が、『おやじぃ』の生活態度にあるということに気付いていないということだけは確かなような気もするけれど(笑)
「なべ焼きうどん」も出汁だけで煮込んだら、原価150円?(結構、良い値段の出汁を使っている^^;)かき揚げ、ネギ、かまぼこ、卵に油揚げと具材を増やす度に原価率は上昇し、材料費を販売価格の3分の1に抑えても、それなりのお値段になってしまう…女性をいつまでも美しくあって頂くのも『男の甲斐性』かな?なんて、「うどん」から処世訓を学ぶ『おやじぃ』でありますよ^^;


アブ、アブ、アブ…

さて、「小春日和」とは、冬の季語であるのだけれど、初冬の穏やかに晴れた初冬の日…新暦であれば、11月頃あたりの暖かな晴天の日でありましょうか?成虫で越冬する「キタテハ」や『アブの類』がざっくりと見た限りでも数種類、最後の吸蜜をしているようであります。(アブの場合は「吸蜜」というより「舐めている」と言った方が適切かも知れない。)これだけの数が居る中で、ハチの姿が見えません。「フタモンアシナガバチ」などは、女王バチが古い木材や物陰に隠れて、冬を越すようでありますが、果たして『アブ』たちは冬越しをするのか…成虫として越冬する種もいて、暖かいと冬にも動き回る輩もいるから、『耐寒性』に優れているとも言えるし、大きな腹部に『栄養』を蓄えて眠るということが出来ない、『エネルギー消費』の効率が悪いヤツとも言えるかも知れない。(「冬眠」の大きな誤解として、『眠り続ける』ばかりでなく、途中覚醒が起こる小動物も存在する。)まだまだ、未解明な部分が多いことよ^^;
はてさて、冬の『おやじぃ』はと言えば、今年、『夏眠』してしまったから、不足する生活費を何かをもって補填しなければいけないのだけれど、とんと妙案が浮かばない。まぁまぁ、雪かき作業と、受託アルバイト作業で何とか冬を乗り切りますか…そうそう、エネルギー消費量を抑えて、『冬眠』してしまうという手もあるかも知れない。「夏に寝て、冬も寝て、いつ起きるのよ?」…『柚子さん』だって、実を結ぶまで18年も掛かるのだから、『おやじぃ』に実が結ぶ時なんてまだまだ先のこと。いやいや、これから18年も掛けていたら寿命の方が尽きてしまうわなぁ…『柚子さん』に「角(つの)」が生えない内に覚醒することだけは、心に誓っておこう(笑)

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究極の納豆…

2022-10-09 08:52:00 | 夢屋工房

今夜は「ひっぱりうどん」である。

山形県の村山地方の郷土料理…果たして、「つけタレ」としてナットウをかき混ぜるだけだから料理と言えるかどうかは微妙ではありますけれどね^^; 『おやじぃ』が「ひっぱりうどん」を食べたのは、結婚後にオッカーの実家(やはり村山地方だわ。)でゴチになったのが初めてでしたけれど、「ベロ(舌)が引き摺られるように美味い。」ということから「ひきずりうどん」として我が在所、高畠町でも一部地域で食べられていたようである。むしろ、テレビで紹介されたことの影響の方が大きく、我が家のように、村山地方出身の嫁さんたちによって、我が在所では普及したと言えるのかも知れない。(確証はありません^^;)麺は乾麺のうどんを使う…うどんが茹で上がるまでに時間が掛かるから、その時間を利用して『良い子』は、準備されたお椀に納豆を入れ、右に100回かき混ぜ、左に50回かき混ぜること2セット…300回かき混ぜたところで、タレ(醤油)を投入し、さらに100回右にかき混ぜて『究極の納豆』に仕上げて大人しく「うどん鍋」を待つのであります^^;
古い『錬金術』ではないのだから、右、左と混ぜる方向を変えたからといって、物質が変性する訳ではありません…「424回混ぜることで旨味成分が109%増す!」などと独自データから主張される方もいらっしゃるようですが、ここまで混ぜると、あとは食感の好みの違いとしか思えませんけれどね^^;
はて、納豆菌によって産生される「ナットウキナーゼ(酵素)」は、『血液をサラサラにする効果がある。』という説もございますが、コチラは実験研究(インビトロ)の成果であって、酵素(分子)がそのまま消化吸収されて、血管内で溶血効果を発揮するとも思えない…良くある「サプリあるある」のようではありますが、『ドロドロの血液』を改善するよりは、『ネバネバの性格』を治すことの方が先だったりしてねぇ(笑)


「ザッコ買って来た!」と呼び出され…

友人『ノロ社長』の相棒であるお刺身大好き『半三郎君』は、この日、ご主人が剣道修行の旅に出たため、独りでお留守番だったようであります。『ご褒美』として、ブリの刺し身1パックを与えられましたけれど、それでも足りずご主人から1枚、客人から1枚失敬してもまだ不満そうでありましたよ。世に他家のお魚を盗む『泥棒猫』という言葉がありますが、我が同居猫の『シロ♀』は、ほとんどお魚と言う物を食べず、ミニチュアダックスの『半三郎君』が生魚を食べる…奇妙な光景ではあります^^;
しかし、我がオッカーによれば『猫は魚が好き。』ということ自体が、日本人の思い込み、『妄信』でるとの主張…確かに猫も肉食ではあるけれど、一般的には水が苦手と思われているから、海や川に飛び込んで餌(魚)を取るという光景を見たことがない。食べる物が無いから猫がお隣のお魚を盗んだのか…『半三郎君』の場合、お肉よりは、生魚が好きという『個性』なのか、応えてくれないから『おやじぃ』にはまったく分からないのでありますよ^^;
はてさて、こうして動物に『個性』(お付き合いしてみて性格の違いは確かにある^^;)…『趣向』というものを認めてしまうと、『行動学』という学問は壁にぶつかってしまう。何せ、「この条件下では、99.9%こういう行動を取る。」というところから、『確からしい』と推論する訳だから…この猫の場合はこうで、その犬の場合はそうで…『趣向』によって、まったく違った反応をされてしまうと困っちゃうのよねぇ^^; さて、人間の場合は…人種、性的指向etc.と違いを認め合うことが必要とされる時代でありますよ。頭では理解できる…と口をつぐんでしまうのが得策なのかも知れない。「納豆は400回かき混ぜるべし!」という根拠のないお話とは次元が違い過ぎますよ。

#戦争反対 威嚇として「黒海」で核爆弾を使用すると『500m級の津波が起きる』…その根拠はどこにあるのだろう?『専門家』を名乗る方の『専門外』の発言に少々恐怖を感じるのは私だけでしょうか?

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色分けすると…

2022-06-19 09:16:36 | 夢屋工房

アリウムの花言葉は「正しい主張」ですか^^;

オラが山形県に岸田首相がやって来た。現職総理大臣が来県するのは、安倍首相以来6年ぶり…?そりゃ~そうだわねぇ。元来、保守王国であるはずの山形県の参議院議員選挙区では、2回連続で野党候補に敗れているという選挙結果だし、今回は自民党県連もすったもんだの挙句にようやく候補者擁立にこぎ着けたところだから、時の首相にテコ入れしていただかなければ…^^;
しかしなぁ、ニュース報道で見る限り、聴衆の数が少ないような…自民党の動員力も弱くなってしまったのか、はたまた、山形県に人が居なくなってしまったのか?(そんな訳ないでしょう^^;)アイドルでも呼んだ方が、もっと人が集まった気もする。(山形県にアイドルと呼べる人もいないけれどね^^;)
さて、ニュースで拝見する限りでは、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー価格の高騰、食料品価格の高騰に即応していただけるとのことである。(弁舌爽やかで頼もしい^^;)しかしなぁ、「物価高」…どこかで聞いた記憶もあるけれど…。1974年(昭和49年)金融緩和と第一次オイルショックにより、当時、消費者物価指数は20%以上上昇したと言われる「狂乱物価」…あったあったそんなこと。「もはや昭和ではない。」と総括し、閣議決定されたのは「男女共同参画白書」であるけれど、昭和の時代を30年間も生きた『おやじぃ』にしてみれば、確かに物価高騰はあったのだけれど、遅れても賃金は上がったのである。物価高(経済対策)に不満があったとしても、『右肩上がり社会』がどこか期待出来たのでありますよ。「もはや昭和ではない。」という言葉の裏側には、もはや『右肩上がり社会』は期待できないという宣言にも聞こえてしまうのでありますけれどねぇ(笑)


そば粉も小麦粉も値上げされ…

突然ですが、他所様の庭に咲いた『ネギ坊主』のようなアリウムの花を見ながら、確か「世界地図を何色で塗り分けられるか?」という命題があったことを思い出しましたよ。「四色定理」(「五色定理」も存在する。)では、地図を隣接する領域が異なる色に塗り分けるには、四色あれば十分であるという定理があるそうだ。ならば、『世界三大宗教』…仏教、キリスト教、イスラム教を指すそうだけれど、仏教徒が約4億人に対して、ヒンドゥー教徒が約11憶人だそうだから、四色で塗り分けられそうだわ^^;
先進国と発展途上国、後発開発途上国の色分けで三色、南極大陸(+グリーンランド)を加えると四色で塗り分けられそうである。(…これ国連による分類に出て来る^^;)
はてさて、国家宗教でもない限り、ひとつの国家を一色で塗り固めてしまうことには問題がある。さらには、民族の違いもある。先進国と発展途上国の色分けもまたしかり。発展途上国とされていても、その首都は、オラだの住む山形県よりは、格段に都市整備が進んでいるのだから^^;(山形県も『発展途上県』として色分けしてもらおうかしら…山形県知事に怒られたりして。)
そもそも、色々な考え方や生き方があって当然のところを「色分け」しようなどということが間違いの始まりなんだわなぁ…それでも「良い人」VS「悪い人」(自分にとって『都合の良い人』と『都合の悪い人』)と色分けしたくなるのが世の常というもののようであるけれど。そもそも、国民生活の安全と安定を願って…究極の目標は同じはずであるから、その手法・手順が違うだけ。政策の対立軸が明確でない以上、どうやって色分けするのでしょうか?岸田首相の来県に、『おやじぃ』が思い描いた雑感でありましたとさ(笑)

#戦争反対 平和を願う心は、世界を一色で塗りつぶしても構わないと思うんだけれどなぁ…。

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切っ掛けは突然に…

2021-06-04 08:28:52 | 夢屋工房

ようやく「畑らしく」なって来た^^;

物事を始める手がかりや動機を「切っ掛け」と言いますが、我が在所では、中耕、土寄せのことを『きっかけ』と言う。この畑は、『夢屋本田』のお隣の畑で借地(とは言え、地代無料でありますが^^;)荒らさない(荒廃化させない)ことを地代替わりに昨年から手掛けてみました。昨年の秋は手始めに「山形青菜」を栽培してみましたが、肥料分のない土地であったために半分は壊滅、半分は何とか化成肥料で収穫はしましたけれど育ちが悪かった。春は「じゃがいも」、秋は「山形青菜」なら二期作可能で幾ばくかの収入増につながるのではないかと汗を流しております。(スイカは肥料を必要としないので意外と適しているのだけれど、カラスの攻撃に耐えなければならない^^;)
農業機械はトラクターと管理機しかないような状況だから総て手植え…農園管理さえままならないのに、この節は梅雨入り目前で、今は何とか畑のような状態を保っているのだけれど、その内に草に覆われてしまうのでありますよ。そこで重要なのが「きっかけ」作業でありますよ。畝立てなんてやっている余裕が無いから、耕運した畑にそのまま「じゃがいも」を埋め込み(植え付けたとは言えない^^;)芽が出て少々成長した頃を見計らって、施肥と「きっかけ」を行ったのでありますが、今のところは畑に見える。さらに食用菊と里芋の畝を立て、使い古しのマルチを張って、植え付けの準備だけは何とか済ませましたけれど…これで約2時間。さらに農園に戻って、一気にトウモロコシを植え付けた。本数だけは立派だけれど、販売金額のことを考えると…労働時間に見合うだけの金額にはならないなぁ(笑)


お寺さんの猫…シャム混じりかなぁ?

毎年、同じようなところでつまずいているんですなぁ…梅雨と草。さすがに収穫期間を含めて、5ヶ月程度になる果菜類にはマルチをしますけれど、3ヶ月にも満たない期間でマルチを使うのも経費が掛かりますし、今流行りの「SDGs」ってやつで、使い古しのマルチも多用する^^;(処分料もバカにならないですから。)除草剤を使うのも一手でありますが、何故か散布しようとすると雨が降る。(雨が降るから散布しないのか、働かないからその内雨が降るのか考える余地はありそうですが^^;)雑草退治の「切っ掛け」が中々定まりません。
はてさて、政府分科会の尾身会長まで、オリンピックの開催に疑問を呈するような発言…与党の方々は「彼に開催、中止の決定権がある訳ではない。」と不快感を示し、野党の皆さんは「中止に向けた強力な助っ人発言。」と歓迎しているようではありますが…。結局のところ、政府は専門家会議の意見を参考までに聞き流しているだけだから、専門家の立場として「反対はしておりました。」と逃げ道を確保したに過ぎないのではないかと思うのだけれど。
900億円の入場収入が惜しくて、数兆円の経済損失を繰り返している。責任は誰も取る訳ではないのだから、開催に向けて突進する。開催さえしてしまえば、あとは国民は歓喜の声を上げ、支持率は大幅に回復する。そんな思惑が透けて見える。人間、長持ちの秘訣は無理しないこと…あたしゃ、今日からの雨の予報に『きっかけ』をしましたけれど、このタイミングを逃すと草に負けると判断したから。「安全・安心なオリンピックの開催」に向けて、突進するのも良いけれど、そろそろ冷静な判断をする「切っ掛け」も必要かも(笑)

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連続わざ…小手面面

2021-04-23 08:42:32 | 夢屋工房

「山形青菜」茎立ちの「ふすべ漬け」

「燻べる(ふすべる)」とは、いぶすこと。いぶしをかけることの意なのだそうだけれど知らない。方言で「ふすべる」とは米沢地方では「湯通しする」という意味なのだそうだけれど使ったことがない。そもそも「ふすべ漬け」とは、米沢地方の伝統野菜である「雪菜」を湯通ししてから塩で漬け込んだ食べ物だから、そうした食文化のない我が在所では、「ふすべる」という方言を使わないのかも知れない。痩せた畑で生育に遅れが出て売り物にならなかった「山形青菜」…春には倒すしかないなと諦めていたのだけれど、同じ集落の『チエちゃ』が「ふすべ漬け」にすることを教えてくれた。「茹でる」のではなく「ふすべる」…お浸しとは違って、歯ごたえがあり(歯が無いけれど^^;)山形青菜独特の辛みが残っていた。塩麹や出汁を工夫すれば、春先の漬物としてイケるかも^^;
我がお袋は既に居ないけれど、同年代の『年寄りの知恵』は日常生活にも役に立つ…無駄を省いたり、旬の味を楽しんだり、生活に深みが出来るんですけれど「手間」が掛かる^^;


四度目の挑戦は「火力」を変えた!

『パラパラ炒飯』を追い求める作業も工夫を凝らし、冷蔵庫には何もないと悟った『おやじぃ』は、取り置きの山菜としらすを使って、今回は火力を変えてみた。見事パラパラに米はフライパンの中を踊ったのだけれど、調子に乗って炒め過ぎた結果、パラパラならぬ『パサパサ炒飯』になってしまいましたよ(笑) 火力が強い場合は、玉子かけご飯にして炒める必要はないようだ! 荘子の「人間世」に「火を以って火を救う」という編があるようで…火事を火で消すという意から、状況が益々悪くなるたとえなんだそうだけれど…パラパラを追求してパサパサではねぇ^^; てぇことは五度目の挑戦が必要なようですなぁ。
大阪・東京と三度目の「緊急事態宣言」発出となる見込みでありますが、あのねぇ、IOCのバッハ会長来日前に期間を短縮するってどういうこと?もう自分の政策演出のために庶民を巻き込むのは大概にして欲しいと辟易している『おやじぃ』であります。某慶応大学特任准教が「日本の雇用制度では、首を切らない限り賃金を払い続けなければならない。一旦首を切って、倒産の危機を乗り切れる政策も必要では?」なんてコメントを出していましたけれど…それも本末転倒のような気がする。元々バブルに勢いづいて、年金や失業保険の原資を使い込んだのは誰でしたっけ?お金(税収)が無いなら、元々の国民の貯金を国民のために叩いたらどうだろう…赤字国債を乱発するより、後代に重いツケを回さなくても済むような気もするが…友人『ノロ社長』の夕ご飯に付き合わされて、夜は大盛りの「冷やし中華」でした。これで朝から、「や~米、麺、麺!」の連続技であります。「俺だって、お昼はカップヌードルだった。」と互いの貧乏を競い合っておりますが、剣道の連続技の如く「残心(残身)」を保持する…これで終わりではない「緊急事態宣言」も次なる試み(残心)が必要であると思うのでありますけれどねぇ(今朝も笑えないなぁ^^;)

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河童の屁?(屁の河童)

2021-01-05 08:17:01 | 夢屋工房

教官!ご指導ありがとうございます(笑)

『夢屋農園』も令和3年新事業期間の仕事始めであります。社長兼農場長は、除雪、排雪と元旦から忙しく働いておりますが、従業員の長男『ポン太郎君』には、年末年始の休みを与えております。(お百姓さんやっていても、一般企業や官公庁並みの休みを与えなきゃねぇ…最低賃金でこき使っておりますけれど^^;)
お決まりのハウス回りの排雪作業をして年頭訓示…新事業年度の開始にあたり、彼の担当である「きゅうり生産部門」では、対前年比30%増の販売目標(生産目標)を与え、そのための課題の抽出を年度初めの仕事といたしました。農場長が一年間見て来て、概ねの改善ポイントは押さえているつもりですが、敢えて自分で考えさせる。のぞき込んだりはしていないけれど、そのための作業日誌は付けさせている。(本当に日誌書いているかなぁ?)今後、独力で生き残っていくためには、指示を待つだけではなく、自ら考え、他の生産者の技術を参考にし(盗み出し)、自ら改善していくことが重要であると考えているからであります。(エヘン!)正直なところ、『オラだの農協』から配布された令和2年度の地域生産量から割り出すと、我が農園の生産量、販売額は低調であり、まだまだ伸びシロを持っている。要所さえ押さえれば、30%増は決して高い目標ではないとの思いはあるのですが、はてさて、彼がどのような課題を抽出するか楽しみではあります。


「河童の詫び証文」伝説が残る我が在所

悪戯を詫びてもなお、雪に埋もれる「罰」を与えられている訳ではありません^^;
我が在所には、集落の鎮守様の他に、「村社」がありまして、よろずの神様が合祀されているから、ご神体が何かを知らない。確か大黒様ではないかと亡き親父に聞いたことがあるのだけれど、護持している方々も知らないのではなかろうか?子どもの頃、畑の一番成りの「きゅうり」を一本、その本殿裏の『お水神さま』にお供えに行かせられたものである。我が祖母は、女の子ふたり、男の子ふたりを失っており、その内、女の子ひとりは水関連の事故で失っているので、男5人の子どもと孫(私)が、水遊びをして溺れないようにと願を掛けるのだと言っていたような記憶である。
本格的に「きゅうり」栽培をするようになって、ふと一番成りのきゅうりを持って願を掛けたことなどとんと無かったなどと思い返したのでありますよ。「きゅうり」の生産量が標準に達しないのは、子どもの頃に信心させられた『お水神さま』をないがしろにしているせいではなかろうかなんてね…実に非科学的である^^;
「河童の屁」とは「木っ端の火」が転訛したものとの解説がある。「いたく容易である。」との語意であるのだけれど、なかなか前に進まないもどかしさよ。まぁねぇ「大人のメガネ」を架けないとマニュアル本さえ読めず、同居猫の『シロ♀』にまで指導を受けている身でありますからねぇ…やっぱり今年の初成りはお供えして神頼みしてみますかねぇ(笑)

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身勝手ってねぇ…

2020-11-18 07:11:10 | 夢屋工房

やっぱ、抜けてますよねぇ^^;

生活費の一部を補填しようと友人の紹介で始めた事務のアルバイト。事務仕事は36年携わって来たつもりですが、お歳のせいですかねぇ、2時間もパソコンに向かっていると飽きが来てしまう。この日までには経理を済ませようなんて、大まかな締め切りを自分に課しておりますが、元々締め切りの無い仕事(年度末には、申請書や決算書を作らなければならないのだけれど。)ですから、さらになおざりになってしまう。ましてや稲作農家さんと違って、野菜農家は日々出荷作業があり、今の季節は午後から庭木の雪囲いや畑の残渣処理をしているものだから、事務作業も深夜労働にならざるを得ないのでありますよ…結果、昼ご飯を食べると猛烈に眠気に襲われる…午後1時半には現場に行かなければと思いつつ、横になったら眠り込んでしまいましたよ。(悲しい性か、約束の時間には目が覚めましたけれどね^^;)勤め人なら「大ぽか」でありますなぁ。
先に到着していた建設会社社長と現場を点検したのですけれど、「何でこの場所を補修するの?(緊急性が感じられないんですけれど…。)」とお互いに首を捻ってしまいましたよ。担当役員とエリア班長に急遽来ていただいて、説明を求めましたけれど、施工当時に一部反対があって、不具合な施工のままになっているということらしい。その時の経営主(親父の世代)は、その施工方法で了解したはずなのにねぇ…代が替わって「こんな施工じゃ困る。」となったらしい。少しは将来を見通した考えを持って欲しいところなのだが、恐らくは「反対のための反対をしたかったのだろう?」なんて考えてしまいますよ。


「ハナアブ」も日本に400種ほどいるらしい。

所詮アルバイトの身ではあるのだけれど、「必要最小限の補修に止めて、もっと緊急性のある箇所に予算を集中しようや。」なんて提案し、担当役員とエリア班長さんの了解を得たつもり…また、不具合が出れば、事務局が勝手に進めたと言われるのが目に見えてますけれどね。「何かあれば私が責任を取る!」ってぇあなた!只のアルバイトでしょうに^^;
さて、野菜を納品していて思うこと…人には様々な選択がある。大きな玉のハクサイを喜ぶお年寄りも居れば、持ち運びに手軽な小玉サイズを求める方もいらっしゃる。通りすがりのオヤジが、先輩の奥さんが出品したダイコンに対して「こんな小さなダイコンを出して…。」なんて、鼻で笑うような毒を吐いて行った。(あのね、最近の奥さん方には、買い物袋に入るようなお手頃、使い切りサイズが好まれるんです…我が心の声^^;)買い物をしないオヤジたちは、まだまだ「大きいことは良いことだ。」の発想から抜けきれないでいるようである。景気浮揚策も含めて、重厚長大な公共事業を追い求める男ども…(あのねぇ、冷蔵庫に入らないような大玉のスイカは中々売れないんです。)消費パターンも生活パターンも大きく変わろうとする現在、『おやじぃ』は、婦女子の嗜好を追い求めますけれど^^;
「腐っても社会党」と揶揄してきた55年体制も変わろうとしているんです。変幻自在に時代のムーブメントを丸飲みしてきた「自民党」…身勝手なんて言わないで、丸飲みしちゃった方が最後に勝つかも?『おやじぃ』には分からないけれど(笑)

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呪文「未学習、みがくしゅう!」

2020-10-04 05:51:00 | 夢屋工房

被害果の主犯を教えたんですが…

露地の夏秋きゅうりは、かれこれ5年ほど作付けしている。ハウスの抑制きゅうりは、今年から挑戦しております。雪が降る山形県では、5月下旬に露地の夏秋きゅうりを定植し、7月上、中旬からきゅうりを収穫し、9月下旬頃まで引っ張れれば合格。抑制きゅうりは8月上旬(夏秋きゅうりの最盛期だから、何でこの暑い時期にと思いつつ、秋を見越して定植する。)に植え付け、9月上旬には収穫が始まる。これで10月下旬まで収穫を引っ張って、樹勢が衰える10月下旬から11月上旬は、地元の直売所に卸せれば合格…約4ヶ月の収穫作業で、長男『ポン太郎君』の半年分の給料を稼ぎ出そうという算段であるのだけれど、毎年7月の梅雨明け頃に圃場は褐斑病と炭疽病に見舞われ、8月下旬にはダメにしてしまう。順調に推移していると思われた抑制キュウリも最近「ウリノメイガ」による被害果が増え始めております?


きゅうりの単価は悪くないんだけれど…

「殺虫剤散布したか?」「先週の土曜日に散布しました。」…長男『ポン太郎君』が手先が見えなくなる夕刻まで管理、摘葉し、薬剤散布していることは十分承知しているので、「任せた!」と彼の意欲向上に期待し、それ以上追及しないのだが…おかしい!一週間経過して被害果が減るどころか増えている。それも被害状況が薬散以前より悪化している。「何撒いた?」「×〇%$…。」「どれ、見せてみろ!」…何とそれはアブラムシ用の殺虫剤でありました。「お前はアホかぁっ!腹病みしているのに、頭痛の薬飲んで治るかぁっ!」彼の頭の中には殺虫剤という分類はあっても、「選択毒性」という分類は無かったようであります。
夏秋きゅうりの病害は、頭ごなしに怒鳴りつけた…もう5年間も同じことを繰り返しているから。しかし、害虫防除はねぇ…「未学習!、未学習!教えていない俺が悪い!」そう心に念じて怒りを抑えるのであります。(「常識だべぇ」と言いたいところを我慢して^^;)さっそく、専用薬剤を購入させ防除させましたが、どうなることやら?「きゅうりの枯死は、お前の命のタネが尽きるのと同じ。10月一杯死守せよ!」そう厳命して晩酌をするオヤジ…彼の奮起に期待しているのでありますけれどねぇ。(冬期間は座学しないとダメですかねぇ?)

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大盤振る舞いの後は…

2020-09-13 06:56:22 | 夢屋工房

稲刈りが始まりました^^;

『夢屋本田』のお隣、『善助さん』が「あきたこまち」の稲刈りを始めました。「今年は取れそうか?(豊作か?)」との問い掛けに「水分量24%。まだ、こしゃって(籾摺り)ないから何とも言えないけれど…。」と語る彼は笑顔である。一年の苦労が稔るときであるから、自然と笑みがこぼれるのも当たり前であります。6月末には予約数量に応じて前渡金はあるものの、刈り取って何ぼの稲作であります。山形県の仮渡金は主力普及品種の「はえぬき」で一俵(60㎏)当たり800円のダウン、行き先不透明ではありますが、一年の稼ぎが集中する時期でありますよ^^;
さて、先行きと言えば、次の総理大臣候補者お三方の討論会を拝見しましたけれど、具体性に欠け、うんざりしてしまい、週末恒例の温泉療法へと早々に出掛けました。「菅さんはウソをつけない人なんだろうなぁ…。」消費税率のアップをこの時期に口に出してしまいました。(安倍首相の前言通り、10年間は大丈夫と訂正はありましたけれど…。)誰が考えたって少子高齢化で財政がひっ迫している時の助成金の大盤振る舞いであります。消費税率アップは避けて通れないと思うのは私だけではないはずですが。


荒地の残る半分も一気に耕運、播種しましたよ^^;

「女性活躍推進法」…男女格差を無くすから、女性よもっと社会に出て働けはたらけ…元々、直間比率の見直しという大義名分から消費税を導入し、直接税である「所得税」の累進課税性が緩和され高所得者に有利になりました。「バカ高い所得税は高所得者の労働意欲を失わさせ、高い法人税は法人の海外流出を招いてしまう。」確かにその通りかも知れませんけれど、低所得者層の労働意欲はどうなのよ?働いても働いても実質賃金は上がらず、働かざるを得ない状態…子育て以前に、結婚すらも夢描けない若者たちが居ることに何の手立てもない。自助努力だけが求められ、労働意欲というよりも上昇意識さえも持てない社会ではないのだろうか?「大盤振る舞い」とは「椀盤振る舞い」が変化したものなんだとか…10万円分のご飯を奢られた後は、20万円分の働きがさらに要求されるような気もしますが、最後の手段は、紙幣を大量発行して一時のインフレで『最期のとき』を謳歌しますかねぇ(笑)

 

コメント
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