その日暮らし

田舎に暮らすこの虫は「カネ、カネ、カネ」と鳴くという。

雲と自由が棲むという里で百姓に成りきれるかな?

大人のにらめっこ遊び

2024-05-31 06:08:46 | 巡礼

トマト中々色付かないねぇ…そこで

なぁ~に、色づけなんて簡単さぁ…『おやじぃ』は『敵』を「にらめっこ遊び」に誘ってみた。『敵』は、まだ『おやじぃ』より随分と背が低いから、息が続かずに『顔』が直ぐに赤くなるに違いない。(秘技1^^;)…しまった!『敵』は「スイートイエロー」だった。ならば、『おやじぃ』の晩酌用の酒を水の代わりに掛けてやることにする。『敵』は黄疸症状で直ぐに黄色くなるに違いない!(秘技2^^;)結果、『敵』は相当な酒豪のようである。 注)良い子は決してマネしないで下さい。 とまぁ、朝からおバカな妄想をしております。ホント、中々色付かないねぇ…。
今日で5月も終わり、6月を迎える。今年は、雨除けハウスを有効に使って、スナップエンドウ、葉物(ホウレンソウ、春菊)とこの5年間では最も売り上げを伸ばした気がする。さらには、山菜エリアのわらび、タラの芽も好調でしたから…。しかし、調子に乗らず、わらび、うるいについては、5月をもって『禁猟』とすることとし、下刈りした上で『お礼肥え』を施して来年のために養生しようと思っております。そろそろ、スナップエンドウも終盤戦、第2回戦のスナップエンドウが稔るまでには、まだ時間が掛かるようですし、例年のことではありますが、6月は収穫(売上)がパタリと無くなってしまうのでありますよ。7月からはキュウリの収穫で目が回るような忙しさになるというのにねぇ…そんな訳だから、まだ蒼いトマトに「早く色づけぇ~!」と呪文を唱えている訳でありますよ(笑)


「薄皮丸ナス」も植付完了!

さて、『禁猟』があれば、6月から『解禁』となる(する)野菜もある…「オカヒジキ」や「インゲン」は、他の露地モノよりも少々早く出荷できるに違いない。(直ぐに追いつかれるけれど^^;)こうして夏野菜にバトンタッチするまでの『端境期』に都合の良い作物を考えて来たのだけれど、ホウレンソウも葉ダイコンも露地モノと競合する時期だから、中々、他者とは違う作物が見当たらないのでありますよ。むしろ、6月は梅雨入り…これからは草との闘いの日々。長男『ポン太郎くん』は腰を曲げた…まるで『ジィさん』のような歩き方をしている。(スポーツもせず、無理な中腰姿勢で作業を続けているから、腰痛持ちになってしまったに違いない。)心優しい『おやじぃ』は、『父からの日』を記念して「立ち鍬」をプレゼントすることにした。(これで、草取りしなってなぁ^^;)…これだけ、彼のことを気に掛けているのだから、本番の「父の日」には何か大きなプレゼントが待っているに違いないのである(笑)
はてさて、冗談はさておき、「政治資金規正法」改正案に対し、『政治屋』の大人たちは「にらめっこ」を続けているようである。また、七夕の東京都知事選は、『緑のたぬき』と『白い狼』の「にらめっこ」…大人の世界では、これを「駆け引き」というに違いない。如何に自分にとって優位な形に持ち込むか…どちらかが息を詰まらせるまで、がまんの日々が続くに違いない。(相手が根を上げるのを待ってね^^;)バカバカしい…誰が引き起こした腐敗・不正なのか?国民とは全く関係ないところでの「にらめっこ」である。むしろ、その間に根を上げるのは国民なのにねぇ(笑えんなぁ…)

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思惑(おもわく)どおりに…

2024-05-30 05:40:42 | 巡礼

『超ミニ玉ねぎ』になっちゃいました^^;

我が在所の農業グループが、3月にタマネギを播種し収穫したという新聞記事をかつて読んだことがある。(その後どうなったかは知らない。慣行栽培では9月上旬播種、11月初旬定植…越冬後、6月末から7月初旬頃収穫である。)我が在所では、長ネギは5月頃に伏せ込み、途中、生育途上のネギを利用することはあっても、売りに出すのは11月以降だから、「早出し」に商機と勝機があるに違いない。(『おやじぃ』は思惑を巡らす。)小洒落た「万能ネギ(小ネギ)」ならどうだろう?一度栽培したことはあるけれど、成長するに従って、風や水やりの際に倒伏してしまう…色々と考えながら、今年はペーパーポットを利用してハウスの片隅で試験栽培してみたのだけれど、今のところアイディアと生育は順調のようである。(6月になると、パッタリと商品作物が無くなってしまうので、これはイケるかも知れない…そうめん、冷奴と需要も見込めるしねぇ^^;)ならば、タマネギを播種したら…ポットの片隅に種を蒔いたら、葉っぱ2枚程度で、極小タマネギの出来上がり…タマネギは長日植物であり、日長13時間程度で肥大のスイッチが入るらしい。(タキイ種苗HP)
アハハ、そうそう上手く行くはずもない…農業グループが収穫に成功したタマネギは、恐らく北海道で春播きされる品種を使ったのではないかと推測する『おやじぃ』でありますよ。「先生! 長日下で超ミニタマネギが出来るなら、女子を長日下にさらすと超ミニ姿になるのでしょうか?」「チミ~、それはね『日長』と『気温』と『流行』という三大要素が関わってくるのだよ。」と『おやじぃ』の思惑は、あらぬ方向へと拡がっていくのでありますよ(笑)


これは何の苗…ピーナッツ?

さて、すべてを播種していたら身が持たない。『おやじぃ』と同じように、余り苗が直売所に置いてあったから、安く利用できるものは使わせていただく^^;(種子の値段も高いし、発芽率が今ひとつだった気がするから都合が良い…ただし、これは『おやじぃ』のおつまみ用である。)
直売所のおネエさんに「これは何の苗?」と聞いたら「ピーナッツ」と答えが返ってきた。あのさ~「ピーナッツ」は加工品の名前であり、これは「落花生の苗」または「南京豆の苗」が正しい。などと、下らないことで売り子さんとの会話を楽しんでおりますよ^^;
はてさて、売るか自家消費用かは別にして、春先はこうして「種苗費」が掛かり増ししますなぁ。手持ち現金がないとかなり苦しい。(お陰様で、『オラだの農協』は生産終了後の晩秋に苗代を精算してくれる…結果、通帳から大金が消えるのだが^^;)先に払うか、後で払うか…採れなければ、すべて持ち出しだわねぇ。そうそう、東京都知事選は、蓮舫さんが都庁の都議会議員の各会派に出馬のあいさつをしたんだとか(当然、自民、公明、都民ファには行かなかったようだけれど^^;)一方、都議会で出馬表明すると言われていた小池知事は、出馬について一切語らず…公明党議員団や都民ファ議員団からの出馬要請があったなどとも報じられている。「皆さんが、そんなに私を推してくださるなら…」何やら芝居掛かった『演出』にも思えるけれど^^; それぞれの『思惑(おもわく)』で、それぞれの機会をうかがっているようでありますよ。ちなみに「思惑」と書いて「しわく」と読んだ場合、仏教用語で「修道で断ち切る煩悩」を指すらしい。『思惑(おもわく)』通りに事が進むのは、果たしてどの陣営か?一説では、後出し出馬表明の方が当選するという都市伝説もあるけれど、どうなることやら(笑)

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三連続は「ターキー」だべ^^;

2024-05-29 06:37:12 | 転職

気付けば「蕎麦」のターキーだった^^;

日曜日、一気に我が家の田植えを済ませ、翌27日は、相方『チャオちゃん』が残した部分を植え終わる。火曜日28日は、低気圧の影響で雨が予想されるから、日曜日の代休(あくまで、長男『ポン太郎くん』の分です。)と慰労を兼ねて、スーパー銭湯に行くことを約束した。4月の連休開始から昨日まで、休みなく働いたから(あくまで農場長の『おやじぃ』だけだけれど…我が社は休みだけは『ブラック』ではないのである^^;)身体も結構疲れている。我が親父は「栗の花が咲く頃が、一年で一番身体が疲れている。」と言っていたものである。考えれば、馬耕(トラクター)、代掻き、苗代作り、田植えと米農家は作業が集中する春であり、自家用であれ、畑の野菜苗の植え込みが続く…「五月(田植え)が終わったら…」という言葉を何度聞いてきたことか。田植えが終われば『さなぶり』(「早苗振る舞い」なのかなぁと勝手に解釈している^^;)と称して、ご馳走を食べ、時として地元の温泉に出掛けて疲れを癒すなどということを繰り返し見てきたような気がする。
『おやじぃ』父子も『さなぶり』だけはマネをする…本来ならば、田植えが終わった日の夕食に、ご馳走でも準備して、豊作の祈願と慰労をするのだろうけれど、街場育ちのオッカーには、そうした習慣はない…言えば良いだけじゃん。父子の楽しみとして二人で出掛けることにする。(ちゃんと、断りだけは入れておくのだよ^^;)


庭の「梅花うつぎ」も咲いたようである

さて、長男『ポン太郎くん』は酒を飲まないから、ハンドルキーパーには打って付けである。『おやじぃ』はそれを良いことにして昼から生ビールを一杯。休みとは言え、収穫・出荷作業があるから完全オフという訳にもいかない。朝飯を抜いて仕事をしたので、お腹が空いてお風呂どころじゃありませんや。久しぶりに1,000円カットに入店したら、1,700円だった(笑)…うたた寝して、返り道では明日からの苗や種子を買い求めている…どこが休みなのかねぇ。夕刻、定例の『晩酌会』にお呼ばれし、出掛けてみたら三連続の「蕎麦」だった(笑)
はてさて、ボウリングで3連続ストライクを何故「ターキー(英:turkey)」と言うのだろう?一説では、三連続ストライクが出るとご褒美に七面鳥料理が出たという説がある。(諸説あり)『おやじぃ』は、『蕎麦ターキー』だわねぇ。そうそう、小池百合子知事も今回の選挙で3期目を目指すことになる。1期4年間で「成果」を出せと言われても、中々改革は進まないと思う。しかし、東京都知事が連続で務めた人が何人いるだろうか?『おやじぃ』が学生時代に美濃部知事(3期)が鈴木俊一知事(4期)に敗れ、青島幸男知事(1期)、石原慎太郎知事(4期)、猪瀬知事(1期)、舛添知事(1期)といった具合である。最近はスキャンダルで退陣する傾向もあるようだけれど^^; ほほう!小池知事も今回の選挙で勝てば「ターキー」かい?まぁねぇ、その都度つどに、顔(政党)を変え、機を見ることに長けた方のようだから『七面鳥』という称号を与えても良いかも知れない…とことんパフォーマンスが好きな方のような気もしますけれどね(笑)

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気分は緑一色(リューイーソー)^^;

2024-05-28 06:45:33 | 巡礼

手前は小麦、中段は田植えを終えた田んぼ

田植えが終了し、今度は相方『チャオちゃん』の仕上げであります。朝方雨がパラついたので、またパスしたのではないかと心配して応援に出掛けたのだけれど、雨が降りやむまで軽トラックの中で様子を見ていたようである^^; 動きは『ヤンマーのディーゼルエンジン』…掛かりは悪いが動き出したら止まらない。(ヤンマーさんご免なさい^^;)体内電池は『ナショナルの乾電池』…丈夫で長持ちってなぁ^^; 歩けば息も切れるけれど、機械に乗ってしまえば体調は万全ですと(笑)
田植えを終えて眺める景色は『緑一色』…6月になれば、転作の小麦はこげ茶色に色づき、夏の景色へと変わっていく。人間が営々と働き続けた結果は『第2の自然』として目を和ませ、毎年変わらぬ景色を創り出す。多くの小規模農家が離農し、大規模農家の手によって守り続けられている『第2の自然』は、このまま将来も続くのだろうか?『おやじぃ』の気分は『チッチの約満貫』…「緑一色(リューイーソー)」の役満と言いたいところだけれど、まだまだ、植え込む野菜の苗がある。(麻雀しない人には分からない表現だわねぇ^^;)


恒例の晩酌会は「蕎麦」で一杯

さて、『チャオちゃん』のエンジンが掛かったことを確認して、『おやじぃ』は「石倉ネギ」約500本、ホワイトコーン120本(現在まで合計300本)の定植作業、長男『ポン太郎くん』は、キュウリの棚にネット張り作業と仕事は続く。今年は彼の仕事に付加をかけるために、キュウリ苗を40本追加して280本…大規模な専業農家からすれば、笑える本数ではあるけれど、JA出荷はキュウリだけであり、その他は加工野菜や直売所への出荷だから、これでも売り切れる量を考えながら作付けしているつもり…早期退職後の5年間で得たノウハウを今年は集大成しているような働きでありますよ。(夏まで体力が持てば良いんだけれどねぇ^^;)
はてさて、東京都知事戦に「蓮舫さん」も出馬の意向を固めたとか…繰り返し「2番じゃダメなんですか?」という事業仕分けの際の映像が流れておりますなぁ^^;(少々、マスコミのイヤミ感じられるけれど)『おやじぃ』は言います「科学は2番じゃダメなんです。1番でなければ、折角の成果も何の評価もされないんです!」と…あの場面で口ごもり、言い返せなかった官僚たちも情けないけれど。そうなぁ、お相手は『緑のたぬき』の小池知事じゃないかね…欧州の小国家と同じ予算規模の首都東京のかじ取りをする方ですからねぇ。(『おやじぃ』には一切関係ないけれど^^;)ねぇ「蓮舫さん」…選挙も2番じゃダメなんですか?ね、そうでしょう。2番3番でもなんとか生きているのは『おやじぃ』の農園だけ…食える程度に働けば良いんです。『緑のたぬき』か『白い狼』か…大相撲が終わって次なる楽しみが出て参りましたなぁ^^; マスコミは、またスキャンダルネタで追っかけるんですかねぇ(笑)

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遺影用の写真…

2024-05-27 06:01:19 | 巡礼

その日暮らししていても最高の一枚を…

相方『チャオちゃん』の田植えを一日休んでもらい、『おやじぃ』の田植えを何とか一日で終わらせることにした。(8時開始で、お昼をおにぎりで済ませれば、何とか5時前には終わるという読みであります^^;)しかし、今が最盛期のスナップエンドウの出荷を一日見送るのはもったいない…結局、早朝から収穫し、苗を軽トラに積み込む間に、長男『ポン太郎くん』に袋詰めさせ、7時から出品可能な売店に納めることにした。(どこまでも現金収入にこだわっております^^;)
いつもの年なら「カッチャン…カッチャン…」とのんびり父子で田植えするペースを「カチャン、カチャン、カチャン」くらいのペースで田植えを進める…この十年で『おやじぃ』も植え方が上手になりましたよ。初めて自分で機械植えしたときは、グニャグニャ曲がってしまい「その内に直る。(苗が繁茂して曲がりが分からなくなる。)」と慰められ、「機械で植えるより、手で植えた方が早いべぇ。」と散々な言われ方をしたものである。『チャオちゃん』の機械も、大規模米農家並みの『8条植え(1往復すれば^^;)』だから、終わらない訳がない!『おやじぃ』の読みより、1時間早く令和6年田植え作業終了!(跡片付けも含めてね^^;)終了直前に、長男『ポン太郎くん』に携帯を渡し、「オラの雄姿を画像に残せ。」と命じ、「60過ぎたらなぁ、遺影用の写真1枚くらい残して置くもんだ。」などと言ったら怪訝な顔をしていた…そうそう、これからはやり残したことを、ひとつひとつ潰していく日々である。その日の最高の写真が残せたなら、それが最高の『おやじぃ』の「終活」でありますよ(笑)
注)良い子のみんな!ガッコでやったら立派なイジメだから、決してマネしないでね^^;


「ネコ」を網で捕獲する^^;

さて、農作業をしていると必ずと言っていいほど『おやじぃ』の後を付いてくる同居猫『シロ♀』でありますが、今朝は遂にスナップエンドウのネットに身体が絡んでしまった。(大丈夫、ネットの下に寝そべっていただけですから^^;)雁字がらめの人生で身動きが取れないより、貧乏しても勝手気ままに生きていた方が楽である。(それでも、人はシガラミに縛られて生きていますけれどね。)
はてさて、相方『チャオちゃん』も心配して田植えの様子を見に来てくれた。(というか『チャオちゃん』だって、台風かも?なんて言われたら気が揉める。)恐らく、明日は午前中は雨が降らないだろうから、残りを『チャオちゃん』も終わらせる。雨の明後日を一日休んで、水曜日に条件の悪い(田んぼの水が抜けてしまう。)田んぼの代掻き、田植えを一気に終わらせる。『おやじぃ』が考えた田植えの段取り…しかし、そのためには、明日の田植えのための苗を軽トラに積み込んで…疲れた足を引きずって、何とか30枚ほど積み込みましたよ^^;
「水曜日の夜は『さなぶり(田植え後の祝宴)』すっぺ。(やろう)苗は持てなくても(酒の)コップはまだもでっぺ。(持てるでしょう)」とまぁ、また酒飲みの段取り^^; 「82歳の田植えもおわっつぉは~。(終わってしまうよ)したくたって、来年までもう田植えでぎねぇがんなぁ~。(出来ないからね)」…「んだなぁ、おわんなぁ~。(そうだなぁ、終わるなぁ)」と相方『チャオちゃん』も目を細めてうなづいていた。まぁ、それぞれの人生…振り返るより、まだ締めくくるまでの前がある(笑)

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だっふんだぁ~の誤解^^;

2024-05-26 05:09:00 | 巡礼

「こりゃ~!!! 舐めるなよマヨネーズ…」

オラだって、もう少し良い昼飯にしたいわ!(昨日の夜の残りモノである^^;)相方『チャオちゃん(御年82歳)』の体調がすこぶる悪い…SPO2数値はコロナ肺炎患者並み、『高山病患者』が平地を歩いているような感じでありますよ。こんな時がやってくる…2、3年前から内心思って来たことではあるけれど、本人を前にしては言えないわなぁ。「来年からはお前が作れ。」と言ってくれるが、『おやじぃ』には秋作業用の農業機械は無いし、『チャオちゃん』の機械類も40年選手で正直ポンコツである。今さら投資をするには、規模が中途半端になってしまうし、第一、長男『ポン太郎くん』に営農意欲があるのかも大きな疑問ではある。水田経営を続けるか、断念して畑作に専念するか、今年一年悩み続ける年になるようでありますなぁ…。
台風1号が発生し、天気が崩れる予報である…また『おやじぃ』の田植えが遅れてしまう。昨日、『チャオちゃん』の様子を見に行ったら、苗箱を5箱ほど軽トラックに積み込んだところで、息が続かず荷台に手を掛けて呼吸を整えていた。(ダメだこりゃ~^^;)『チャオちゃん』の穴の開いた長靴に履き替えて、作業手袋をひったくって30枚ばかりの苗箱を代わりに積み込んでやった。(こんな状態で今日中に田植えを終わらせてくれなんて頼めたもんじゃない。)「オレは明日休みにするから、お前が先に植えろ!」と言ってくれたから、ならばと思ったのだけれど、毎年1日半かけてのんびり田植えを楽しんでいたのだけれど、1日で終わらせるとなるとかなり忙しい…野菜の出荷は諦めて、早朝から挑戦してみることにしますよ^^;

教科書どおりの「うどん粉病」であります。

さて、自慢のスナップエンドウが最盛期でありますが、『最盛期』を迎えれば、直ぐに下り坂に向かうのが世の常であります。株の下方部分に、教科書どおりの「うどん粉病」の病変が現れ、このことも終盤戦に向かっていることの証かなぁ…なんて悠長に構えておりますが、薬剤散布をするか、うどん粉病と追い掛けっこしながら、上部の収穫作業を進めるか悩むところであります。蔓延する前に叩いておくのもひとつの手ではありますけれどね。
はてさて、突然ですが、害虫(蛾の幼虫)の痕跡(脱糞)を見ながら、亡)志村けんさんの「だっふんだぁ~!」を思い出す。『脱糞だぁ~!』なんてね。しかし、「だっふんだ~!」は、偉い人のくしゃみの音が、そう聞こえたことが出所(擬音)らしい…そうなのね^^; ならば続けて『糞ぱんモノ』…『おやじぃ』は「腹立たしいこと」と理解していたのだけれど、「噴飯物」で、おかしくて口の中の飯を飛ばしてしまうほどに、おかしくて堪らない出来事をいうらしい。(2012年の文化庁調査では、対象者の49%の人が同じような誤解をしていたらしい。)それぞれ、『おやじぃ』の勘違いでありますよ。相方『チャオちゃん』の体調不良も、『おやじぃ』の早計な勘違いであれば良いのだけれど、さぁどんなもんでしょう…。「青二才がオレの体調を心配するなど噴飯物だわ!」と一喝されればそれで良し。「政治屋が政界浄化を語るなど噴飯物である。」これが正解(政界)…生ぬるい政治資金規正法で乗り切ろうなどという態度には、野党に任せるというよりも、一度お灸は据えておく必要もあるようだ。それより目先の田植えだわねぇ…頑張んべぇ(笑)

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農園のジェンダー…

2024-05-25 05:35:20 | 巡礼

ホウレンソウは、雌雄異株だったんだ^^;

昨日、花を愛でる余裕が無いと書き込み、急にホウレンソウの花が気になりました。ならば、長男『ポン太郎くん』が自家採種したホウレンソウ…とう立ちして花をつけているはずとカメラを向け画像を確認したら、『おやじぃ』のイメージと違う。どうやら、コチラは雄株のようである^^;
ということは、この株は種をつけない。去年『ポン太郎くん』が自家採種した株は雌株だったことになる。いつ蒔いたかも定かでないホウレンソウが一株だけ育ち、とう立ちしたところまでは記憶にあるのですが、ホウレンソウは「風媒花」とのことだから、どこかに雄株があったに違いない。しかし、ハウスの中である…花粉を飛ばすはずの雄株の存在が記憶にないし、近くの畑でホウレンソウを栽培しているお宅もない。またひとつ大きな疑問が生じてきましたよ(笑)
はて、周りの田んぼは田植えが終了し、残るは相方『チャオちゃん』と『おやじぃ』の田んぼのみ、しかも『おやじぃ』は代掻きさえ終えていないのでありますよ。「今日で一気に終わらせるから、弁当持っていくのでお昼は帰らない。」とオッカーに宣言し、「おべんと、おべんと楽しいなぁ~♪」と歌ったら、珍しく「気を付けてね。水持った?」とオッカーの優しい労いの言葉が返ってきた^^; 『おやじぃ』もやるときゃ~やるよ!本田を掻き終えたのが午後2時(昨年、荒らしたツケが回っている^^;)ピクニック気分でお弁当を食べる予定が、お昼頃から曇り空…一気に気温が下がって、外で食べる気分じゃない。午前中、昨日に代掻きした田んぼの田植えをしたいた『チャオちゃん』ではあるけれど、絶対、午後からは出てこないな!と確信した(笑)…これでまた、『おやじぃ』の田植えは遅れる…。


朝から「ノゾキ」ですか?

さて、ここにもう一組、「カツオゾウムシ」のカップルもいたのだけれど、収穫作業をしていたら、彼ら得意の「偽死」というやつで地上に逃げてしまったようであります。トラクターに乗りながら、今年は「オツネン(越年)トンボ」が多いと感じていたのでありますが、今朝はカップルが…つながった状態を見たのは初めてであります。あらまぁ…ウルイの葉の上では、カタツムリのカップルが愛の交換…カタツムリは雌雄同体であるから「精莢(せいしょう)」というカプセルを受け渡しするようである。そうそう、ホウレンソウの雌雄異株、『オツネン夫妻』の産卵の準備、カタツムリの交尾を『ノゾキ』ながら「ジェンダー」というものを『哲学』しているのでありますよ。『オツネントンボ♂』が♀の首根っこを挟んでいるのは『男性優位思想』の表れである…いやいや、飛翔力の強いトンボの種では、こうしてつながらないトンボも存在するから、必ず『男ども』が優位であるなどという訳ではない。事実、『オツネン夫妻』はキュウリの防風ネットを飛び越えられずに飛び回っていた…撮影後、飛び越えるお手伝いをしましたけれどね^^;
はてさて、一方のカタツムリカップルは…どちらが♂でどちらが♀なのかなんて分からない。一説では、♂の機能の方が早く成熟するという研究成果もあるようである。カタツムリそれぞれが、「身体の形態」と「性自認」が一致しているかというとそれも分からない。ただ言えることは、カタツムリは雌雄同体で交尾し「精莢」を受け渡すことが、最も生き残るために適した「形態」であるとして進化しただけである。最近では「ジェンダーフリー」という用語は、誤解を生む可能性があるということで、公式な文書では使われなくなったようでありますよ。「男女共同参画社会」…『オツネン夫妻』も『カタツムリカップル』も、上位下位などと男女の別を意識しているとも思えない。生き残るための『営み』を営々と続けているだけだと思いますが…その点、人間は愚かな存在かも知れないねぇ(笑)

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急いては事を山菜汁^^;

2024-05-24 04:56:15 | 巡礼

金にならない「花」は植えない…

3月末に播種し、発芽まで10日ほどかかり、4月23日に定植してから1か月…ようやくインゲンが花を咲かせました。「栽培記録」を付けながら、大まかな生産サイクルを把握する。『ナマモノ』ですから、天候次第で変化することは当然ですが、何故か6月は作物の育成期となり、販売金額がガタリと目減りしてしまうんです。今年は、雨除けハウスの縁を利用して植えてみた…使える場所はどこまでもってね、かなりの強欲でありますよ^^;
こうなると「花」を愛でているのか、花の後の収穫物に期待しているのか?当然、後者であることは明白である。直売所出品者の誰よりも早く、そして、重複するならば、より良いモノを…金、カネ、かねとお金ばかりを追いかけていると、花を愛でる「ゆとり」さえ無くしてしまっている。はて、ホウレンソウの花はどんな花だったろうか?とう立ちしてしまったホウレンソウでは売り物にならないから、花の色・形さえ忘れてしまっている。ちょうど、長男『ポン太郎くん』が自家採種し、種を蒔いたホウレンソウがとう立ちしてしまっているから、ホウレンソウの花を観察するチャンスはある…本当は、こうして季節や作物の『変化』を楽しむ「ゆとり」が必要なはずなのだけれど…。
オッカーは、昨日、施設入所している両親に面会に出掛けた…会社員として勤めていない『ポン太郎くん』のことを義父は心配しているようだから、彼の作った自慢の「スナップエンドウ」を持って行って見せてやってくれと、綺麗に袋詰めした商品をひとつ手渡す。差し入れを食べさせることが出来るのか分からなかったので、オッカーは自家用のモノも茹でて持参してくれた…ふたりとも美味しいと言って食べてくれたとの報告があって…そんなことを喜んでおりますよ^^;


自分の作品は食べてみて確かめる^^;

さて、期待通り『チャオちゃん』は、昨日の田植えをパスした^^;(こちらは、アンパン1個を昼飯替わりに代掻き作業をしてやったと言うのに…)「代掻きしたばかりで、水が濁って誘導線が見えない。」…『んなもんなぁ、水を抜けば植えられるでしょうに…アンダの田んぼはポンプで揚水できるんだから…(おやじぃ心の声)』 彼も82才、肺機能も落ちているようだから、二日も(半日も働いていませんけれど^^;)田植えをすると疲れが溜まってしまうのかも知れない。まさかねぇ、それを怒る訳にもいきませんし、ジッと我慢して、苗を供給してくれる『清二さん』に遅れる旨の電話をしたら機嫌が悪かった。(そりゃ~そうだよねぇ、片付かないし、連日の暑さで苗は伸びるし、水をかけ続けなければいけないのだから^^;)
はてさて、諦めて今日の夕方は休憩…我が農園の産物を使った「山菜汁」で晩酌会。友人『ノロ社長』は、深夜の長距離運転でヘロヘロ状態である。(そうそう、お互いそういうお年頃なのよ^^;)販売品はねぇ、自分で料理にして食べて味を確かめてみる。ウドもタラの芽(脇芽)もコクがある。セリは風味があり、ウルイはぬめりが感じられる…ヨシヨシ^^; はて、ワラビは?少々繊維が強くなったような気がする。(そろそろ、収穫終期を迎えているのかも知れない。)上手にアク抜きできたものだから、ぬめりは感じられますが『個性』が感じられない。(見た目、わらびと分かりますけれど^^;)「こりゃ~中途半端なアク抜きにして、少々苦味を残した方が『男の料理』には丁度良いかも知れない。」などと勝手なことを語っている…「サービスエリアで、山菜汁とおにぎり1個のセットで500円でどうだ。」「安過ぎる。」「いやいや、疲れたトラックドライバーへのおもてなしさぁ。」…とまぁ、新たなビジネスを模索するふたり…田植えのことなど、すっかり忘れてしまいましたが^^; 急いては事を仕損じる…転じて『急いては腹に山菜汁』…『チャオちゃん』の病気がうつりそうだわ(笑)

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蘇る金狼(勤労^^;)

2024-05-23 06:00:24 | 巡礼

時として「野生」の顔をのぞかせる^^;

「ヤマネコ」「野良猫」は良く耳にする言葉でありますが、「ノネコ」という括りを今朝初めて知りました。「野良猫」も「ノネコ」も同じイエネコでありますが、「ノネコ」の場合は人間の生活圏に依存しないイエネコであり、鳥獣保護法内では狩猟の対象ともなる存在である。今では、『お犬さま』も『ネコちゃん』も『家族』の一員として愛嬌を振りまいておりますが、ネコの場合は一瞬だけ「野生」の顔を見せることがあるんだよなぁ…。
前オーナーが植えた「わらび」の売上が好調で(販売価格を安くした結果でもあるけれど、少しでも欲をかいて値を上げると売れ残りがでるんだよなぁ^^;)今年は園地の「わらび」を初めて採り尽くした感がある。根こそぎ採って来年以降大丈夫なのかしら?との思いもあるのだけれど、前オーナーからは「わらびは責めろ(イジメろ)!」と教えられたから、その教えを信じて採り続けております。また、前オーナーが定植したアスパラガスも春先の収入源として期待していたのだけれど、株が古くなって良品が採れなくなってしまいました。(一説では、今年の作柄が悪いという情報もあるのですが…)こうしてみると、前オーナーの『遺産』で繋いできた感がある。前オーナーの手を離れ、『おやじぃ』が手掛けたものは、キュウリとスナップエンドウといったところでしょうか…まだまだ、伸びしろはあると思ってはおりますが、長男『ポン太郎くん』のお給料を払うと赤字という結果にため息が漏れてしまいますよ。「刺すような毒気がなけりゃ、男稼業もおしまいさ!」と、亡)松田優作さんが主演した「蘇る金狼」…『刺すような痛みばかりで、男稼業も終わっているさ!』…『蘇る勤労』なんてなぁ(笑)


間引きホウレンソウを使った節約そば^^;

さて、この8月から『おやじぃ』も華麗なる年金生活突入…早期退職で描いた計画通り、退職金はこの5年間で使い果たしてしまいましたよ^^; 年金と野菜類の売上で、悠々自適な生活が十分可能なはずであるけれど、長男『ポン太郎くん』の人件費まで稼ぎ出そうとすると無理がある。無理があるから朝から晩まで『けっつ(尻)逆さにして』働かなければならない。これじゃ~人生遊べない…いやいや、年金暮らしの中でアンリ・ファーブルが「昆虫記」を著したように、農園の昆虫を見て楽しみ、作物の特質を改めて気づいたりと『仕事の中の遊び』を日々感じておりますけれどねぇ…。
はてさて、長女『有季菜先生』やオッカーの職場から、スナップエンドウのご注文をいただいた。すこぶる好評のようである…出来ることならば、長男『ポン太郎くん』にも、人から評価を受けるという喜びを感じてもらいたいのだが。生活をする上では「お金」は重要だけれど、「美味しかった」という単純な評価が、疲れ果てた身体を癒してくれるのだから。(何てなぁ、筋肉痛は言葉で治ったりしないのよ…心よこころ^^;)『刺すような痛みを感じなければ、百姓稼業もおしまいよ』…『蘇れ勤労』…また、オーバーペース気味だわなぁ。相方『チャオちゃん』は、まだのんびりしてますけれど…「あのさぁ! 明日の午前中まで水掛けておいてね。昼飯抜きで代掻きするから…」「はい!わかりました。」…返事は良いんだけれど「ホントに分かってる?」きっと、裏切られるに違いない(笑)

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悪の芽を摘む…^^;

2024-05-22 04:19:21 | 巡礼

ただ今、スナップエンドウ最盛期ですが…

人生に山あり谷あり…上り調子の時もあれば、下り坂もある。こんな日々が毎日続けば良いのに…しかし、花の命は短くて、最盛期が来れば、あっという間に収量も下降線をたどるのでありますよ^^;
長女『有季菜先生』のアルバイト先社長への『鼻薬』が効いて、さっそくご注文を頂きました。(しまった!『鼻薬』には少々量目を増量して渡していた^^;)さっそく、良品を揃えてご注文にお応えしましたけれど、次は直売所での販売戦略…強力な新規ライバルの出現に対して、改めて相手の包装仕様(バラ詰めとパック詰め)と品質をジックリと見定めてみた。一方は少量廉価ただし、品物にバラつきがある。もう一方は同価格でバラ詰めで少々細め…ならば、『おやじぃ』は、手間は掛かるけれど良品を縦詰めで太さを確認できる仕様で勝負…前日の出荷分は完売でした。場所は市民直売所とは言え、『おやじぃ』は全農の出荷基準を参考にさせていただいている。スーパーより安いというだけで、品質にバラつきがあってはお客様に失礼である。例え味は同じだとしても、品質は揃えたいと思っておりますよ…今日は、少々根性が悪いような気がするけれど、全納出荷基準に満たないものと満たしたものを混在させた『当農園規格外商品』として安価で2袋ほど出荷してみました。安ければ良いという方は買っていただけるだろうし、隣に置かれたパック詰め商品とも見比べても欲しかった。素人目には良品も入っているから分からないかも知れないけれど、「粒飛び」「変形」「長さ」etc.と基準外を入れてみたものである。「当農園の商品は良品ですよ。」というアピールもあるけれど、他の出荷者にもスーパーで取り扱われている商品がどういうもので、何故その価格帯なのかを確認して欲しかったのである。(これを切磋琢磨という…ある意味、嫌がらせかも^^;)


ようやく我が田んぼの代掻き…

さて、品質にこだわることは、最終的には直売所の儲けにつながり、ひいては自分の利益になるとの思いであり、決して新規参入者の『芽を摘もう』などという意図はございません。一方、収穫作業をしながら園地を観察していると、ハイハイ、ハモグリバエとメイガの類と思われる害虫が発生しております。この程度の発生量ならば、収量に影響することはないと『おやじぃ』は判断しているから殺虫剤など散布いたしません。後半戦で草勢が弱まってくると「うどんこ病」も発生しますが、影響がなければ殺菌剤も使用しない…無農薬栽培ではなく、不必要なものは使わない主義なだけでありますよ。彼ら(害虫)だって生きている…共存共栄でと言いたいところですが、次世代の多発につながるので「物理学的防除」…つまり、指で潰す。悪の芽は早い内に摘んでおく(笑)
はてさて、相方『チャオちゃん』は、まだのんびり構えている…昨日は結構な雨だったので、彼の田んぼにも水が溜まって…ない!折からの風と冷え込みで、今日開始するはずの田植えもパスしそうな気配だから、一発尻を叩いて動かした。(耕作したことのない未整理地の田んぼの水利が分からないのである。)何とか、予定していたモチの田植えだけは終わらせたようである…中々、動いてくれない『チャオちゃん』にイライラしながら、ようやく自分の田んぼの代掻き作業を始めましたけれど、明日は『チャオちゃん』の田んぼの水路を掘り上げてやらなければいけないかも?このイライラ感が、『チャオちゃん』にではなく長男『ポン太郎くん』に向けられる…若い『芽を摘む』ことにならないように気を付けないとなぁ…と反省することしきりの『おやじぃ』でありますよ(笑)

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