一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

『 2011年度  私が選んだ今年の酒十傑 』   2011/12/31

2011年12月31日 23時55分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 中田英寿が選んだ晩餐会の十八酒 「あまから手帳」1月号)

十四代・磯自慢・義侠・東洋美人・伯楽星・美丈夫・明鏡止水と錚錚たる顔ぶれが並んでいる。

 

■2011/12/31 (土)

2011年も残すところ1時間を切ってしまった。 今年の持ち時間 8,760時間目にこれを書いている。

「人の記憶は風化する」 それは決して悪い事ばかりではないだろう。

人は、忘れることによって救われることも少なくないからだ。 でも忘れたくないことだって当然ある。

さて あれは、 いつだったか?  今年の初めだったか? 去年の後半のことだったか? なんて

迷うことも多い。

でも書き留めてさえいれば、記憶が鮮やかに蘇えることもあって、重宝したりする。 

そんなことで 来年も引き続きこのブログ続けていければ と思っている。  勝手なモノローグだけど・・・  (一文字)

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今年は12回 毎月末に 「私の酒五傑」を書いてきた。 振り返ると◎をつけた銘柄は、22銘柄。

本当は、まだ飲みたくても飲めなかった酒が沢山あるが、毎月の五傑は、機会を見つけ

縁があって飲んだ酒ばかりである。

いつも書いているが 純米大吟醸・ 大吟醸は外している。

それは、当然値段が高くなることと(一升瓶なら上限3300円までの酒を選択範疇にしている) 

米を削り過ぎたものを比較することが、あまり意味をなさないと思っているからである。

「あれだけ削って 美味しくてあたりまえだろう」と 私はついお米の味方をしてしまう。

たとえ精米率が低くてもこんなにクリアで旨味が出て、安くて美味い酒という方に魅力を感じてしまう。

 

■そんなコストパフォーマンスも大いに加味して、やはり印象度と好感度で、記憶が風化しない内に

『2011年度 私の酒十傑 』 書き留めておきたいと思う。   一蔵一銘柄

 

▼ 『 2011年度 私の酒十傑 』 

一. (愛知) 「義侠」 山田錦・特別栽培米 純米

二. (栃木) 「仙禽」 愛山

三.(愛知) 「醸し人九平次」山田錦 うすにごり

四.(広島) 「亀齢」 亀齢萬年

五.(三重) 「酒屋 八兵衛」 伊勢錦

六.(静岡) 「開運」 特別純米

七.(千葉) 「聖泉」 純米無濾過

八.(山口) 「貴」 長州産山田錦 

九.(宮城) 「あたごのまつ」 ひと夏の恋

十.(高知) 「安芸虎」 吟の夢

次点(山形) 「かっぱ」うすにごり

 

 

▼ 月次(五傑)に◎はなかったが、1年コンスタントに好印象だった酒(純米) 

 ・(奈良)「梅乃宿」 特別純米 ・・・呑処「まるしげ」不動の定番酒

▼ 印象的だった本醸造酒

・(岐阜) 「禮泉」

 

今年は、美味しい酒との出会いに恵まれました。 更に来年も!と

期待してやみません。 皆様も、どうか良い年をお迎えください。 

(寅)

 

 

 

 

 

 


大晦日 さすがにお酒は良く売れてるな   12/31

2011年12月31日 21時48分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 猩々「備前雄町」純米大吟醸・16BY熟成酒 Le Sake ) 2011/12/31  14:30

 

■2011/12/31(土) 晴

14時過ぎに「エポックかつらぎ店」に寄った。 昨日・今日とどこの酒屋さんも大忙しのようだ。 

昨日ほどではないものの酒類をまとめて買い込みに来られる人が、盆前とこの年末は特に多い。

▲2011/12/31  14:00  エポックかつらぎ店 看板

店に入ってしばらくして エポックの藤井部長が私に 「来年の篠峯オリジナル酒のラベルデザインがほぼできあがったので」と特別に見せてくれた。  

今年私がこのブログで、「春も 夏も 秋も 季づくりの酒なのに季節感のない色・黒色を使うのはいかがなものか?」と辛口のコメントを書いたのを目にされ、

検討されていたようで、今度は、季節感を出したラベルになることを伺った。

季節ごとに酒の発売が楽しみになるだけでも その効果ありだと思う。

実は、今日は久保本家の「初霞」を買うつもりで「エポックかつらぎ店」に寄ったのだが、久保本家の酒は「どぶ」を除いて全て売れてしまっていた。 

仕方ないので違う銘柄を探すことにした。

▼店の中では、デジタルサイネージ(電子看板)で、「篠峯」のPR画像が流れていた。

ただ家には 「風の森 初しぼり」「風の森 古酒」「篠峯 純米吟醸しぼりたて」「梅乃宿 純米吟醸・季づくり生」があるし、

先日しげちゃんからもらった「美丈夫 うすにごり」もまだ飲んでないので、そこそこ揃っているものの 折角の休みなので、

いつもとは違う銘柄を試してみたくなった。 「作」「玉川」「千代の光」も飲んだことあるし・・・な~

 

で迷った末に買ったのが、この 「猩々 雄町純米大吟醸「Le Sake」」 なんとなくワインっぽい見かけだけど 中身はSake 日本酒だ、

それも雄町 純米大吟醸。

奈良市の手打ち蕎麦屋『雄町』で見たのが最初で、この酒が、16BY(要するに平成16年に仕込んだ酒)というのと奈良市で私の知る主な酒屋では、

これが売り切れになっていることから購入を決めた。

純米大吟醸は、私のタイプではないが、最近日本酒の古酒にも関心が広がってきているので 熟成酒というのが購入の大きな理由になるだろうか。

猩々は、吉野川沿い近くに蔵があって、先日奈良の元興寺前で飲んだ本醸造が、ここの酒だった。 ふんわりと飲みやすい酒だという印象を持った。

さて これはどんな感じだろう。 飲んだことのない銘柄へのチャレンジは、そんな未知への期待とドキドキ感があっておもしろい。

2012年 期待感とドキドキ感を日本酒に求めてしまうのは、いけないことだろうか・・・?

(寅)

 


好天に恵まれ これぞ葛城日和(カツラギビヨリ)の大晦日  12/31

2011年12月31日 20時13分15秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 奈良県葛城市寺口より 大和三山(東方)を望む )2011/12/31   13:00

 

■2011/12/31(土) 晴

大晦日をこんな穏やかな好天で、年を越せるなんて何年ぶりの事だろう・・・

さすがに 20年くらい前からブログを書いて入ばわかることだろうが、確か昔も何度かあったような・・・

みたいな感じである。

大晦日、妻は朝から おせちづくり、私は鏡餅とお屠蘇の準備

昨年は、オールナイトでカウントダウン年越しをして元旦から午前様で、かなり顰蹙(ひんしゅく)をかったので、今年の私はおとなしく、今日の天候のような穏やかな年の暮れである。

今年もようやく最終日を迎えられたと思うと 正直ホッとする。 この時代、もっと激動の渦に巻き込まれるのでは!? と思っていたのも事実で、何があるかわからない度合いが、年々高くなっているように感じる。

一番最初の写真は、その穏やかなりし今日・大晦日の昼すぎの葛城山を撮ったものだが、あと2か月もすれば雪一面  そして梅雨場にはその葛城山も雲に隠れて見えなくなる。(今は想像つかないだろうれど)

 

 ( 左は金剛山・右は葛城山  葛城市東室より) 13:30

10ケ月ほど前  http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/fb646bb31858b39e47b3db43ec3e5131

半年ほど前   http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/93c23d260ca151e580ec4552daa94e5f

 

こうやって季節を積み重ね、1年が巡り、同時に人は年を重ねていく

今日の天気のような穏やかさで、来年一年 世界が平穏に時間が流れていくことを望んでやまない。

(寅)

 


「 2011年12月度 私の酒五傑 」  12/30

2011年12月30日 17時08分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

■2011/12/30(金)   

 

1日と数時間を残すだけとなってしまった今年2011年・・・

振り返ってみると 色々あったが盃の底に僅かに残った

お酒の滓(おり)のようにも思えてくる。

 

三月の東北大震災から九か月が過ぎた。

その傷跡は、年が改まるからといって

何もなかったように消えるものでなく

みちのくは、寒くなる季節を迎える

「日本人、みんな元気を出さないといけないんだ。」と思う。

  

毎月末に発表している

 「私の酒 五傑」

12月だけは一日早いが、今月も発表したいと思う。

それにしても今月も、良く飲んだものだ。 10月・11月同様に、お酒を良く飲んだ月となった。

▼今年十二回目・最後の酒五傑(2011年12月度)の発表である。

※ 前にも書いたが、大吟醸・純米大吟醸 又小盃1杯程度はここには入れない。

だから 今月も、美味しいきき酒をする機会に恵まれたが、対象外

そして一蔵一銘柄としている。

 日頃常飲する酒として長く付き合えるもの

春夏秋冬 日本の食事と共に楽しめる日本酒の良さを一人でも多くの人にわかって欲しいと思っている。

 

評価の基準は、印象度  ( いかにまた次に飲みたいと思ったかの思いが強い順。)

言葉を変えてみれば、別れてもまた会いたくなる人の順」 みたいなものだろうか

自分としては、いたってシンプルな尺度だと思っている。

※ ちなみに 先月(11月)は、 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/16fb03cb47e4ee5248ce6c68c15e9765

 

▼ 『2011-12月度』 酒五傑

◎(三重) 「酒屋八兵衛」伊勢錦  ◎(山形) 米鶴「かっぱ」純米生酒 

 ◎(山口)「貴」長州産山田錦  ◎(宮城)「伯楽星」特別純米 

〇(奈良)「篠峯」山田錦・超辛 竹山ラベル   

(書評)

◎(三重)「酒屋八兵衛」伊勢錦  今年一番の収穫は、この酒と出会い、飲めたことだ。 思い出の多気の地で、幻の酒米「伊勢錦」を復活させ酒を醸す。 この酒を口にする時、ロマンを感じずにはいられない。燗ばかりか冷やしても頂いたがとても美味しかった。 私にとってブレイクして欲しくない銘柄でもある。(ますます入手が困難になると嫌だな)

◎(山形)「かっぱ」生酒  パフォーマンスがとても高い生酒うすにごり。 決してお高い酒ではないが、限定だけに次に飲めるのは、1年後かもしれない。 かっぱは、レアな生き物なのだ。

◎(山口)「貴」長州産山田錦  先輩に追加で頂いた四合瓶。やわらかい旨味ののった味わいは、いろんな食べ物と合う。 料理を邪魔しない、典型的な食中酒といえるだろう。

◎(宮城)「伯楽星」特別純米  言わずと知れた「伯楽星」 今年被災してしまい、山手の方の新しい蔵に移って新鋭の酒造りを始めたと聞いた。 頑張って欲しい。

〇(奈良)「篠峯」山田錦・超辛(竹山ラベル)  単なる辛口にあらず、今年一年の外呑みでの〆をこの酒にして正解だった。 クリアな中に感じる旨味は、すっきりとしたものだ。人生もこうありたい。

今月も、いろんな処でいろんな銘柄を沢山飲んだ月となったが、どれもレベルが高く十傑にしないと書けないくらいだ。あくまで、自分にとって印象深い酒というところを判断の基軸にしている点をご理解いただければと思っている。

(寅)


2011年最後の外での飲み納めは、王寺「KIBUN」で  ②   12/29   

2011年12月30日 14時32分45秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 篠峯「山田錦超辛」竹山ラベル  JR王寺駅前「KIBUN」) 2011/12/29  21:00撮影

 

■2011/12/29(木)

18:35  外はもう真っ暗  王寺駅前の道を渡って「KIBUN」

 

「珍しい地酒あります」の看板を横目に店に入ると 

名前は知らないが、顔は知っている馴染み顔のお客さんがいて、

二人が入っていくと「あっ またこの人たちだ」みたいな感じで 「どうも~ 」

なんて会釈される。

いつも二人が、日本酒を注文する度、その一升瓶にカメラを向けているものだから 

妙な客たちだと憶えられてしまっているようだ。

 

「さぁ、何から行こうか」とI君に声をかけると しばらく迷った様子で、

「う~ん じゃあ 越後で候(えちごでそうろう)から行きますわ」と彼。

私は「米鶴のかっぱがまだ残ってたら かっぱで」と兄さんに注文すると

「年末ですからね、貼っている銘柄は全部用意してますわ 年内大晦日までやりますから」

勢いよく兄さん。 

聞けば年内休みなし、大晦日どころか正月三ケ日も開けて、正月休みは、

1月4日・5日だけとのこと。 お客さんからの要望とのこと。 それにしても頑張るな~ 

「1月4日は伊勢神宮に初詣で行きますから 以前教えて頂いたお酒 「酒屋八兵衛」

見つけてきますわ~」と兄さんも嬉しい事言ってくれる。

午後8時には、カウンター席もテーブル席も満席で、扉を開けるお客さんに

「申し訳ありませ~ん」が続いていた。 

 

▼見て見て!  今夜の「かっぱ」薄濁りは最高だよ!

 

▼鶏ムネのタタキと「伯楽星」の組み合わせもGOOD!

私の好物「チーオム」

▼ ここの軟骨は、癖になる美味しさ

▼ KIBUNの鶏から

▼ 後半つまむサラダはシャキッとなるね

▼2011年の〆は「義侠」  と思って最後のつもりで頼んだが・・・

 

( I君が、最後にもう一杯行きましょう! と珍しいこと言うので・・・  )

▼今年最後の外飲み銘柄は、「義侠」でなく 篠峯・山田錦超辛口「竹山ラベル」になった。

 

最後に 〆で ▼「おかんのまかない中華そば」を食べて21:20に店を出た。

王寺駅で別れぎわ、I君は 「また 来年末もこれやりましょう」

気分は早くも遠い1年先まで、ワープしていたようだ。

「なにしろ 飲んだ店がKIBUNだもんな~ 気分が高揚するのも無理ないか」

まだ年始にかけて仕掛の仕事で忙しい最中らしく、合間に飲んだ待望の日本酒は、

とても良かった今夜ということだろう。

9:29pm 王寺駅発 五條行電車で新庄への家路についた。

「席は空いているけど 乗り越さないように 立っておこう」

この9:29の電車を私は、その数字からクーフクの電車と呼んで時刻を憶えていて

王寺ナイトから家路につく 私の定番電車のひとつになった2011年でもあった。

「酒心あれば 鉄心あり」 線路は続くよ~2012年も~♪ である。 たぶん

・・・おしまい

(寅)


2011年最後の外での飲み納めは、王寺「KIBUN」で  ①   12/29   

2011年12月30日 12時45分45秒 | Weblog

(  奈良県王寺駅前「イタトマJr」 ) 2011/12/29  17:40

■2011/12/29(木) 晴

今日から休暇に入り、朝早くから中庭と家の大掃除に精を出した。 

朝早くからと言うのは、昼13:00から TVで「サッカー天皇杯」セレッソを応援。

夕方には、王寺で今年最後の外飲み(・・・たぶん)、と予定が入っていたから。

残念ながら セレッソは、FC東京の頑強なディフェンスを突破できず、1-0で敗れ

元旦 国立競技場の切符をあと1勝のところで逃してしまった。 う~ん残念。

ここまで来て負けるのは、サポーターたちのショックいかばかりか と思えてならなかった。

でも 5000チームが参加して始まって ベスト4までいったんだから 胸を張っていい。

 

 

夕片17時丁度 大和新庄発のJR電車で、王寺に。 17:25の王寺は、もうすっかり真っ暗。

駅に併設のSEIYUは、年末ということで、買い物客で賑わっていた。

 

待ち合わせていたI君と まずは腹ごしらえで、イタリアントマト

共にパスタとビールを注文しそこで1時間ばかり 

「今月は仕事が大変で、とても日本酒を飲める状況でなかったんですよ」

彼から苦労話を聞かされて、 「じゃあ、そろそろその日本酒に行きますか~ 」

駅前のKIBUNに向かった。 

18:30とまだ時間的に浅いけれど既にお店は賑わっていた。

つづく・・・

(寅)

 


「人生 山あり谷あり 常きげん」    12/28

2011年12月29日 12時38分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「常きげん」大吟醸 & コリアンやっこ  大阪市長居「hana」 ) 2011/12/28  20:00

 

■2011/12/28(木)

西田辺「まるしげ」を出た後、長居の「hana」へ 年末の挨拶に立ち寄った。

扉を開けるなり、ほぼ満席状態、団体さんも入っていて、マスターとリッキーと

てんてこまいの忙しさだった。

特製フライドポテトでレモンチューハイ  私も人の多さに圧倒されてハイボールレモンを

頼むところをうっかりオーダーミスしてしまった。

40分ほどして 団体さんが引きあげて お店が落ち着きを取り戻し マスターがサービスしてくれたのが、

写真の「常きげん」の大吟醸  これを「コリアンやっこ」と頂いた。

「来年 いつにします?  京橋に行くのを 」とマスター

私は既に手帳の2012年1月8日に勝手に丸をつけていて、それを見せた。

「1月8日ですか?  いいですね~ 大丈夫ですわ」と返って来た。

1月8日とは 年のはじめの末広がりの日 

まだ 新年気分の残る京橋で、パラダイスする!  というのは決して悪くないと思う。

実は、京橋にはお酒の商売のヒントが結構たくさん隠されていて、新年早々それに

触発されるのもいいものだ。

マスターとは、開店以来ずっと言っていた 京橋の立ちがいよいよ実現しそうな感じだ。

 

機嫌上々の年の暮、来年も幸先よく 立ち飲みの聖地・京橋でパラダイス

来年こそは、いつも 上々の常きげんでありたいものだ。

(寅)

 


昔から「師走にっぱち」は、自分にとって甘い日だったんだよな~  12/28

2011年12月29日 11時33分00秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( 「まるしげ」さんからの戴き物  長崎堂「華寿帝羅」 )

 

■2011/12/28(水) 晴

二日酔いぎみで始まった朝も夕方にはアルコールが抜け、エンジンがかかってきたぞ!

と思ったら終了のチャイム♪

夕礼後仕事納めの納会では、今年も並んだ恒例の ▲「出入橋のきんつば」

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/362939a39b30a346f605fa0238bad653

この菓子の凄いところは、賞味期限が当日限りというところだ。

宅急便などで送ってあげたくてもそれができないだけに その稀少性が、味と共に

価値を高めている 「食べたけりゃ 出入橋に買いに行ってもらうしかない」 

 知る人ぞ知る大阪の銘菓。

これと日本酒が実は良く合うのだが、ビールと焼酎は並んでも さすがにそれはなかった。

 

きんつばとピザを食べたら早々に引き揚げ、 西田辺の日頃馴染みの店 三軒に年末の挨拶。

写真は、「まるしげ」愛ちゃん が手渡してくれた 『長崎堂のカステラ』

最近 地下鉄など乗っていて良く見かける 「黒船」のシリーズのようだ。 

それにしても ▲この字、誰が書いたんだろう?

こんな書体の日本酒ラベルを見つけたら 私などは、日頃はやらないジャケ買いをしてしまうことだろう。

 

そういえば 12月28日と言えば昔から自分にとって 甘い日だったんだ~ と一年前の

この日のブログを読み返し 思い出してしまった。 

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/f70865dbc5c83745b4e6cf318294b44c 

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/4166a43bfac6b2cd2a7b48f40a3ed58d

二日酔いに始まり 甘い物に終わる 人生山あり谷あり平地ありである。

(寅)

 


やっちゃった~ そして朝 「グッド モーニング~」  12/28

2011年12月29日 02時15分10秒 | 『食』べる門には福来たる

( サンドイッチモーニング 大阪市西田辺「カフェJOY」) 2011/12/28  am7:45

 

■2011/12/28(水) 晴

毎日このブログを読んで頂いている方の中には、 「あれっ、更新してない」と思われた方もいると思う。

 

それにしても 昨晩の ふみ子姉さんの酒豪ぶりにはまいった。 私もそこそこ飲める方なのだが、

「まぁ~いいから  はじめちゃん 飲みなさいよ」と完全に弟扱いされた。

久々に身近で接した女性酒豪の ふみ子さんは、昨日「まるしげ」にタクシーでやってきて開店17:00から閉店25:30の

8時間半を立ちで飲み通し、私が帰った23:00以降も引き続き飲んだと今日聞いて、私の驚きは半端では無かった。

飲んでも飲んでもまだ飲める。 これをまさしく 酒豪のたとえ「うわばみ」と言うんだろうな・・・

 

私の方はというと 最終電車に乗るべく23:00に店を出て、地下鉄に飛び乗った。 そこまでは良かったのだが、

ふとアナウンスに気づくとそこは「ほんまち~ ほんまち~」でそこは本町、天王寺で降りるところを完全に乗り越してしまった。

あわてて下りの地下鉄に乗り替えてで天王寺に行ってはみたものの 30分も前に電車は終了。

今年はもう無いと思っていたのに・・・ 久々に 「やっちゃった~乗り越しを」である。

▲ネットカフェ

仕方ない、と▲ネットカフェで一晩過ごした夜。 そこでシャワーを浴びて出社する仕事納めの日になろうとは、

想像したこともなかった。  それにしても 下着からシャンプーセットまで 売られていて、ビジネスホテルみたいだった。

▲2011/12/28  am7:30  カフェJOY (大阪市西田辺)

 

am7:30に 二日酔い気分で地下鉄・西田辺の階段を上がり、カフェJOYに寄って、サンドイッチモーニング。(最初の写真)

酔いざめのグッドモーニング~ を食べて 出社した仕事納めの日の朝だった。

まぁ生きてりゃ、人生いろんなことあるさ。

(寅)

 

 

 

 

 

 

 


工業デザイナー「柳 宗理」氏 逝去    12/26 

2011年12月27日 01時22分20秒 | Weblog

(  柳宗理デザイン「清酒グラス」 )

■2011/12/26(月) 曇時々小雪

日本が誇る工業デザイナー柳 宗理(やなぎ そうり)氏の逝去を今日のネットのニュース見出しで知った。今月は、いろんな人が亡くなっているような気がする。

柳氏の代表的な作品の一つが、良く美術や技術の教科書にも出て来た 天童木工の「バタフライスツール」

 

時を越え、いまだ不朽の名作だ。  蝶が羽を広げたような姿からそう呼ばれているが、同じ形の板を一本の金属棒でつないだシンプルな構造。 札幌冬季オリンピックの聖火台も柳氏のデザインだ。 シンプルモダンを具現化したデザイナーだった。

私がその名を強く認識するようになったのは、日本酒の清酒グラスを2年がかりで、デザインしたのがこの柳氏だと知ってから。 そういえば、札幌の聖火台と似てなくもない。 私が会社帰りに良く夜、阿部野橋クロワッサンショップでも シンプルモダンのミルクパンやスマートやかんが、ひときわ際立っていた。 特に晩年は、飲食にかかわる道具のデザインに傾注されたようだ。

奈良の酒蔵「ささや」にもこのグラスがあって、清酒には適したグラスだ。 もっともっと飲食機具のデザイナーとして他のデザインも見せてほしかった。

私などは清酒グラスで、セカンドバージョンを期待していたところだった。まだまだ私の知らない世に残したデザイン作品があると思う。

これからもシンプルモダンな才能を発揮し 天国のデザインそのものも変えるかもしれない。 ご冥福をお祈りしたい。

(寅)

 

 

 

 

 


我が家では、酒粕もトリオで活躍中   12/25

2011年12月25日 18時14分15秒 | Weblog

( 酒粕 左から「風の森」/「篠峯」/「梅乃宿」)

■2011/12/25(日) 

寒くなってきました。 今年のクリスマスでは、葛城山の雪化粧は見れませんでしたが、

ロープウェーの側溝には雪が残っていて、雪が降ったことを物語ります。

我が家は今晩、です。 というか、私が決めました。

さすがに鍋の写真までは、掲載しませんが、鮭の切り身を買ってきて石狩鍋にします。

寒くなると活躍するのが、純米酒を絞ったあとの酒粕たち。酒粕も葛城の三酒蔵の物。(写真)

今夜早速出番です。 さ~て、どの酒粕を使おうかな・・・ 

こんな選択に迷うのも日本酒好きな私には、楽しみといえば楽しみなんです。

実は、作る料理によって使い分けをしています。 微妙にそれぞれ柔らかさと酒の香が違いますからね。

今晩合わせるお酒(燗酒)は決めました。 奈良の酒ではありません、三井の寿「穀良都」

幻の酒米から作ったこの燗酒は、抜群に美味しいです。 

寒くなっても 日本人に生まれて良かったと思えるのが、こんな時です。

(寅)

 


年末・年始のかけ橋は、もちろん日本酒 葛城の三酒   12/24 

2011年12月25日 11時29分40秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「篠峯」しぼりたて純米吟醸 & 「風の森」秋津穂・初しぼり ) 2011/12/24

■2011/12/24(土)

大和高田の「出由本店」を出て、JR大和高田駅 13:28の和歌山行電車で、御所に向かった。

車じゃなく 地元をJRの電車で行き来するのもローカル旅気分を味わえて悪くない。

JR御所駅に着いて駅舎を出た瞬間から一緒に降りた女子学生から歓声 「あれ~ 雪だ 雪 雪」 

13:37のことだった。  わずか2~3分のことだったが、葛城に雪が降った瞬間だった。

 

御所のアーケードに入り、出口の門の東川酒店を一旦過ぎて 油長酒造の様子を確認

例のごとく駐車場にテントを張り、「風の森」のタペストリーがそれこそ冷たい風に揺れていた。

地元の人々が自転車でお酒を買い求めに来る光景が目に入った。

横を通り過ぎる際、テントの中の山本さん(蔵の息子さん)から私に 「お世話になります」と挨拶された。

 

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/e812188467a9ca754b13d429462beec9 

一瞬 特にお世話してないのに・・と思ったが、前回写真を撮ってあげた際、

ブログ拝見させてもらいます。と言っていたので

私のブログに最近「風の森」が良く登場していることに対しての挨拶だったんだなと暫らくして思った。

 

再び戻って 霜月祭の時に予約を入れていた「風の森」初しぼり を引き取りに東川酒店へ

お店の格子扉を開けると 店のカウンターに奥さんがいらして忙しそうにされていた。

「朝からお酒を引き取りにみえる凄い人で、午前中は足の踏み場もない感じだったんですよ」

今朝のこのお店の賑わいを嬉しそうに説明してくれた。

 

引き取り客の名前が、各ビニール袋や箱ごとに貼られ、ちゃんと仕分けされていて、まだまだ

たくさんの引き取り待ちの「風の森」初しぼりが、店の中に狭しと置かれていた。

私は今回が初めてだが、地元に愛され、待たれる酒を求めて 年末ならではの賑わいだろう。 

笑門来福ラベルの瓶には この初しぼりの酒粕が付く  何とも縁起が良さそうだ。

ラベルを確認すると 千代酒造を見学した時 葛城山の伏流水は決して硬くないと思っていたが、 

土地の高さが違うからだろうか、驚くほどの超降水仕込みなのだとわかる。 

この酒を新年の開封初酒にすることに決めた。

 

帰りに「エポックかつらぎ」にも寄って 今年の大晦日に呑む酒も決めた。 

「篠峯」しぼりたて純米吟醸  年越しそばはこの酒を共にすることに。

今年も残すとところ1週間   大晦日・元旦の酒は決まった。

 あとは、大晦日までの酒・・・ ▲ 梅乃宿の純米吟醸「季づくり生」

葛城の酒 三酒で 年末年始を迎えることを決めた この年の瀬である。

(寅)

 

 

 

 

 


ブレスレット効果!? 「セレッソ」2試合連続でPK戦を制し、ベスト4 !  12/24

2011年12月25日 02時04分10秒 | 「スポーツ」何電感電 !

( PK戦に効果絶大  セレッソ勝利のブレスレット)

■2011/12/24(土)

サッカー天皇杯 イブ決戦は 長居スタジアムで。 セレッソが強敵清水エスパルズをPK戦で破って、ベスト4進出を決めた。

ファンにとっては、この勝利のクリスマスプレゼントは、さぞかし嬉しいことだろう。

西田辺「まるしげ」は、午後4時から セレッソサポーターの祝杯で、相当盛り上がったのではなかろうか。

それにしても 二試合連続でPK戦を制したセレッソは神がかり的である。

Nさんが写真のブレスをしてからと タイミングを一にしている。 まさに セレッソにPK勝利をもたらすブレスレット!?

▲ 次も頼んだぞ~ 村田

次は、29日 木曜日 13:00~  長居で、相手はFC東京  ※注意すべき点は、相手をJ2だと侮るなかれだ。

29日から休みに入るし。全国にTV中継もされるみたいだから、しっかりTVで応援しようと思う。

次も勝って  元旦決戦 国立に行こう! GO! セレッソ大阪

(寅)

 


大和高田の「出由本店」にて 待望のキャラメルナッツ買いました。   12/24

2011年12月25日 01時30分45秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( キャラメルマカダミアとキャラメルカシューナッツ )

 

■2011/12/24(土) クリスマスイブ

別に遠いところでなく隣の市なので、「ようやく」というのも大袈裟だが、クリスマスイブの今日

ようやく 「でよしの豆」の出由本店に立ち寄ることができた。

 

今日は、JRで大和高田市へ 最近は、努めてJRや近鉄を使うことにしている。 

実は、一度土曜日に寄ったが、運悪くシャッターが閉まっていたので、今回が初めて。

お店に入ってしばらくして お母さんが出てみえたので、前回 キャラメルナッツが品切れで買えず、近いうちに

買いに行くと言っていたまま、ようやく今日寄ることができたことを伝えると

「娘から聞いています。もし、みえたら一割引いてあげるようにと言われてます。 」と嬉しいお言葉。

 

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/57982e65acbd81d8c4d8f7e71e82f587

 

もちろん 豆の問屋さんなので、千葉産のピーナッツも いかり豆なども並べてあったが、

本日の目的である「キャラメルマカダミアナッツ」「キャラメルカシューナッツ」を購入した。

▲(左)キャラメルマカダミアナッツ   (右)キャラメルカシューナッツ

 

アルミパックの袋に入って、現代的なお菓子。  これも裏面に 千葉八街を見つけた。  

この後、JRで御所に寄り、夕方持ち帰って 広げると早速妻に食べられて一気に減ってしまった。

どうも女性も好きな味覚のようだ。 それにしても無くなるスピードの早い事、早い事。

 

来年、また買いに行くとしよう。 やっぱり まめじゃないとね。

(寅)

 


グランプラスの「ペカンナッツショコラ(三品)」 ごちそうになっています。  12/24 

2011年12月25日 00時18分58秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( ペカンナッツショコラ(和三盆・キャラメル・ココア)  株式会社グランプラス )

 

 ■2011/12/24 (土) クリスマスイブ  曇時々晴  昼間、葛城地域に一瞬の初雪あり

先日、事業部のYさんから 珍しいお菓子を頂いた。(写真) それには「私のお気に入りです。」とメモがついていた。

思い起こせば、Yさんからは昨年も素敵なお菓子「メイシャローズ」を頂いていた。 ( こういう時にブログに書きとどめていると便利だ。)

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/4c9e52d5e08c004c95a834120c63e734

 

さて 今回

『グランプラスのペカンナッツショコラ』 ショコラにはベルギー産クーベルチュールの但し書きがある。

まず、上の一文を読み説くには、最初からひとつずつ 行かなければならない。

・グランプラスとは、ベルギーブリッセルにある大広場のことだが、その広場名を日本の会社が、

本格的ベルギーチョコを取り扱うことで、社名にしたと私は解釈した。

・クーベルチュールとは、お菓子好きなひとだったら耳にしたことがあるかもしれない。

厳格な既定の本格的チョコでお菓子をコーティングすること  ただ日本には厳格な規定は存在してないらしい。

・ペカンナッツとは別名ピーカンナッツ  くるみより脂肪の多い、ヘーゼルナッツ並みの高脂肪のナッツ

略してピーナッツとはならない。 ピーナッツは豆科のはずだから 完全な別物だ。

有楽町や品川に店舗を持っているようで、バレンタインが近づけば、本格的ベルギーチョコを取り扱っていて

行列ができそうな感じがすぐに思い浮かぶ。 

ただ 驚いたのが、この会社 株式会社グランプラスの会社(本社所在地)が、千葉県八街市じゃないか!

この 八街を あっさり 「やちまた」と読める人は、相当な菓子通だ。

八街(やちまた)は、日本一の落花生(ピーナッツ)の産地  ここに本社を置いているのか・・・

 

そんなことより 折角のクリスマスイブだ いつまでも包まれたままで能書きばかりも良くない、

開封して味わってみることにした。

口に入れて長い間、口の中でチョコレートの感触を感じるのは、このペカンナッツの脂肪のおかげだろうか?

クーベルチュールが見事に決まっている菓子といえるだろう。

珈琲といただいた。 珈琲とばっちり合う。 ブランデーあたりともたぶんいい相性だろう。

さすがにこれに日本酒は、日本酒が可哀そうだと瞬時に思い、試すことはしなかった。

ナッツの脂肪とチョコのカップリングに繊細な日本酒は、当てられっぱなしになることだろう。

▼(私が判定した飲み物との相性観) は下記の通り

珈琲 ◎  ブランデー ◎  ウイスキー 〇   焼酎 〇   紅茶 〇  ウーロン茶 〇  

ワイン △  日本酒 ×  日本茶 ×  

 

それにしても 気をつけておかないと 癖になって あっさり無くなってしまうのではなかろうか。

それくらい 溶ける感触が心地よく続くところが、この菓子の凄いところだ。

Yさんには、今年も 私が知らなかった未知の菓子に、完全に一本とられた次第だ。

「美味しいお菓子を 大事に頂いていきます。気を付けないと すぐに無くなりますね、 これ」

Yさん ありがとうございました。

(寅)