一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

金曜夜は夜桜、夜桜、千本桜 【奈良・大和高田】 3/29

2013年03月31日 21時55分30秒 | Weblog

( 夜桜 「奈良・大和高田市・大中公園」)

 

大阪・奈良(吉野山はまだ)はこの土・日でほぼ桜満開を迎えた。

その満開前夜・3/29フライデーナイトに私は

大和高田市大中公園で

夜桜花見

 

 

東京は既に散り始めていると聞く、大阪は満開。 今年はなんだか早いな

早い遅いはあれ

「春は平等にやってくるでしょ」

とは、壇れいが金麦のCMで発しているセリフ

 

そう言われてみれば 確かに そうだ

咲くのが早けりゃ散るのも早い 咲くのが遅けりゃ散るのも遅い。

(寅)

 

 


「酒ぐれて」最終話は、桜の下で『楯の川』 3/29

2013年03月29日 01時40分22秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  「酒ぐれて」最終話 )

 

■2013/3/29(金)

年度末として暦を見みると今年度も今日を含めて残すところ3日。

テレビ番組でもそうだが、大幅な改編が行われ

この3月末で終りを迎える番組も多い。

それが週刊誌の漫画の世界にも

あるとは、知らなかった。

 

以前「義侠」が掲載されて以降

楽しみに目を通していた「酒ぐれて」も

この3月末で、最終話を迎えることになって残念。

原作者 小堀洋氏は、なかなかしっかりと取材をしていて

日本酒好きな私にも読み応えを感じるものだった。

地酒だけでなく ナショブラの酒に対しても

一定の評価をしているところがいい。

 

 

何といってもこの漫画で印象的だった話が、

「私は一流のワインしか口にしないの」と豪語していた爆弾マリー

小さな出版社の主人公・将介と灘の酒蔵めぐりをすることになるわけだが

小西酒造のご隠居さんにワイングラスで出された酒をてっきりワインだと思い込み

「このワイン今まで味わったことないほど上質な味わいだわ」

マリーに言わせたこと。

 もちろんその酒は、ワインでなく日本酒だった。

漫画の中でも現実的な話しをしっかり紹介していた。

 

( 楯野川酒粕 )

 

最終話の出だしのページに登場した酒は、

山形・酒田の「楯の川」

「おしん」のふるさと

雪に佇む酒蔵に一度行ってみたい

 

鳥海山の伏流水と出羽の米(出羽燦々)からできる酒「楯の川」

雪深い冬から遅かりし春の桜花の下で飲む酒の味は、どんな味わいだろう。

 

人生に桜あり 桜の花には日本酒あり

(寅)

 


女性を味方にして神の座に近づいた!?ラーメン 「神座」(かむくら)

2013年03月28日 00時12分30秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 「神座」ラーメン 大和高田市)

 

「神座」と書いて実は「かむくら」と読む。

大阪・奈良では、まず知らない人がいない有名ラーメン店

東京でも今やその名が知れ渡っている

 

その発祥わずか4坪

道頓堀のその頃の店を知っている。

いつも長い行列が、隣の衣料品店から営業妨害だと

訴えられ、連日のように新聞を賑わせたことも今では懐かしい

 

借金を抱えてドン底のところから今や億万長者となった社長が

その躍進の秘訣をインタビューで語っていた。

答えは女性を味方にしたことだそうだ。

「女性のチカラで神の座に

近づいたラーメン」

 

これは私が勝手につけたフレーズだが、

「神座」という漢字を見るとついそういうイメージを連想してしまう。

 

ラーメンに限らず 何でもそうだ

女性を敵に回していいことなんて私には何一つ思い当たらない。

 

それにしても「味方」とは実によくできた漢字だ。

「味の肩を持ってくれる仲間」みたいな・・・

日本酒復活の鍵を握っているのも

実は女性だと思っている。

愛飲する人しかり

造りに携わる人

しかり

みずほの国の神様に捧げた米で造った飲み物が、

再び神の座に近づくためには忘れてはいけないことだと思った。

(寅)

 

麺食いしながらも 思いが日本酒というのが私らしいか まったく


いつも行列 「日本一たい焼」は、博多の味・春の味 【奈良・御所】 

2013年03月27日 21時20分00秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( 日本一たい焼(小倉餡)  奈良・御所店)

 

あずき好きで羊羹・善哉・最中(ようかん・ぜんざい・もなか)は大の好物

そして姫路の御座候に代表される回転焼きに どら焼き

秋冬の甘酒饅頭に 夏の水まんじゅう

そして忘れちゃいけない

「鯛焼き」

 

1~2kmほどまっすぐ南に向かえば五條に続く「風の森峠」というあたりに

「日本一たい焼」御所店はある。

全店合計すると毎日、日本で一番鯛焼きを販売している店でもある。

福岡発祥のこの店は、博多の土産品として知られる菓子

「博多の女(ひと)」の会社が親会社

関西には10店舗出店

だから博多の味わいと言えないこともない。

 

駐車場はいつも満車状態で、中に入れば待客でいっぱい

注文して待つこと15分

 

私なんか これを御所の酒「風の森」アキツホを飲みながら一緒に食べるわけ

あんこがみっちり その味わいは、実に春らしい味なんだ

どんな味わい?だったかって

「日本一たい焼き」 だから・・・ 中身は

一たい

そう

はじめたい!!

何かを始めたい! ほら 春らしい味わいだろう

(寅)

 


おぬしできるな、このセレクトは相当な腕前だ! 『さむらい』 【大阪・西田辺】3/23

2013年03月27日 00時03分13秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 新規入替え銘柄の日本酒たち  旬の酒場「さむらい」 大阪・西田辺)

 

■2013/3/23(土)

「まるしげ」を出て、そこから2~3分ほど歩いて 久々に旬の酒場「さむらい

「ご無沙汰してま~す」と店に入るなりカウンターに向かえば、マスターから

「まいど!寅さん。 丁度あのラーメン屋どこにあるんやろ? と

ブログ読んだところですわ」と返ってきた。

 

あのラーメン屋とは「喜らく」のこと

探してまで食べる必要はないと思うが、

天王寺通でもきっと探すのにひと苦労すると思う。

広い店なのにドイルの推理小説のように その存在は トリッキーだ。

 

早速マスターから、「今度のバルに出す日本酒これにしましたわ」と

カウンターに座った私の前に置かれた日本酒は

「南」

以前「まるしげ」で高知祭り(高知の日本酒・久礼漁港直送の鰹のタタキ)をした際

高知の酒の中で、女性に特に人気を集めた日本酒がこの酒だった。

コメは、確か松山三井だったかな

バルに出す酒としては上等だ。

 

その夜も私が頼んだ酒は 「瀧澤」

米の風味とまろやかさがすっきりと切れる酒

ここに来ると必ず頼むのが、この信州の酒「瀧澤」

今夜は当たりだ!    サラの一升瓶を開封 

愛媛の「かんぱち」と富山の「ホタルイカ酢味噌」と「湯豆腐」で頂いた。

 

もしかすると 知らない人は不思議に思うかもしれないが、

私が全国の酒を飲みながら気づいたひとつの発見がある

海に面してない県(私の住む奈良県もそうだ)の日本酒は

魚と相性がいいということ。この長野の酒もつくづく感じる。

( かんぱち )

 

気づけばいつも通り 女性たちのグループや女性同士と

ここの料理とお酒を求めて女性客比率が多い店

美味い魚とお酒で、会話の花が咲いていた。

 

「美味しかった。ごちそうさんでした~」

と食べ終えて支払い出口に向かうと

マスターが「寅さんのブログの日本酒も参考に

させてもらって今度入替え用の酒です」と並べて見せてくれた。

( 一番最初の四本の一升瓶写真がそれ )

ちょっとは、ブログが役に立っているみたい・・・

 

実に四本見せられただけで 自然と言葉が出るし、思いも駆け巡る。

「おっ、「義侠」。 でも残念、五百万石の方か~ 

そして葛城の酒・「百楽門」の冴。+13だから露葉風の方だよな・・・

そして 一番左は若竹屋「渓」と並ぶ久留米の人気酒・「庭の鶯」「おうから」だ。

(これは山田錦✖夢一献だったかな・・・ここ山口酒蔵場の梅酒「おうばい」

2011年に日本一「天下御免」の称号を獲得したよな・・・

確か 奈良の今西屋酒店さんから聞いたんだっけ)

そして右端は「笑四季のセンセーション」じゃないか! 珍しいな

この酒を飲ませてくれるところは、大阪でも多くないはず」

本当四本ともセンセーショナルな いい品揃え。

「義侠」が東条A地区特別栽培米・山田錦なら言うことなしだった。

 

久保田や八海山に越乃寒梅などをメインにしている店よりずっと通好みだ。

やはりこの店「さむらい」のバックについている地酒店

相当日本酒セレクトの腕が立ちそうだ

「おぬし なかなかやるな」

感想までも「さむらいモード」の夜だった。

前回の西田辺バルに初参加で50店舗中4位の集客

他の店を廻っても「さむらいが良かった」と結構耳にした。

今度5月のバルも「PiEDRA」とここ「さむらい」は、私イチオシおすすめの店だ。

(寅)

 

 


立ちの話題は、もっぱら風呂屋。なんと!銭湯がバルに参加 「いりふね温泉」 【大阪・西田辺】

2013年03月26日 00時45分55秒 | Weblog

( 「いりふね温泉」看板  地下鉄・西田辺 ) 2013/3/23

 

■2013/3/24(日) 晴

大阪・西田辺「まるしげ」

 

久々の「まるしげ」で立ち、 九州風のちょっと甘めのおでんは健在

この店の定番酒 梅乃宿「特別純米」で頂いた。

 

もっぱらの話題は、次回5月の西田辺バルに 銭湯「いりふね温泉」が参加するということ

実は、大阪市内でもとても清潔な銭湯として 長居のランナーにも人気の高い「銭湯」

風呂営業が終わると毎日午前4時までかけて浴槽を清掃するのだそうだ。

( 「いりふね温泉」  大阪・西田辺)

 

5月中旬の西田辺バルでは、銭湯手ぶらセットでワンドリンク付き

「いりふね温泉」のある西田辺南東ブロックは、他店も

大いに恩恵を受けることだろう。

 

風呂上がりに 近くの「PiEDRA」でタパス&ワインでもいいし

バルに参加はしなくても 目と鼻の先にあるココ

「まるしげ」で焼鳥と日本酒・生ビールもあり

 

銭湯「いりふね温泉」が参加する大注目の西田辺バル

5月になれば チケットを手に「せんと~ 開始!」

楽しめそうだぞ~ 5/18 西田辺バル

(寅)

 

 

 

 

 

バルに銭湯って、日本初では!?

 

 


春だ、日本酒だ!カウンターの上には、ビール・キッシュと『サライ増刊号』【大阪・西田辺】 3/23

2013年03月25日 01時10分33秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「サライ」ビール・キッシュ  「PiEDRA」大阪・西田辺)

 

■2013/3/23(土) ~晴

 

天王寺の書店で、一冊の雑誌「サライ増刊号」を見つけ手にした。

■日本酒新世代  ■美酒の条件

 

表紙に登場しているのは、名張の銘酒「而今」

そして表紙と中面には、以前私のこのブログ キラリ~☆ 

でも紹介したことがある会津の酒蔵のお嬢さん「唐橋ユミ」さんの写真

 

 

その他 全体にわたって 世界に挑戦している日本酒たち

■フレンチ・イタリアンに合う日本酒

■酒米品種の個性を楽しむ 等

興味深い記事が続いていた。

 

 

あの松江「李白酒蔵も世界に絶賛される出雲流・山田錦の酒として

1P使って紹介されていた。

右隣のページは、かつて博多の料理屋さんに

「もしここの味醂がなかったら うちの料理の味は出せません」

とまで言わせた 岐阜「白扇酒造」がひだほまれの酒で紹介さていた。

 

パラパラっとめくって 即買いしようと決めるのにさほど時間は要らなかった。

 

雪の茅舎 みすず 勝山 九平次 銀嶺月山 大信州 西の関・・・・

 私の好きな銘柄が、いっぱい。

 

 

 

この雑誌の中に「篠峯」が見当たらなかったのは多少不満だったけど

この本を スペイン&イタリアンの店「PiEDRA」カウンターで

広げてみせるというのが、何とも私らしいところ。

 

次回ここPiEDRAでの九番勝負は5月5日  残り二番

さ~て次の日本酒は、何にしょうかな?

 

ところで 「PiEDRA」の三輪シェフ

来週29日金曜日の昼 読売TV(関西エリア 10ch) 

春休み こどもの料理特番で三人の審査員の内の一人 を務め

TV出演するとのこと お時間に余裕のある方は、是非ご覧を。

 

そして更に翌週 4月5日 18:25には、「シェフVS主婦」に出演だ。

 

世間のムードは、桜満開に向かって 春休み突入モード

私も桜の開花と共に日本酒モードへ

(寅)

 


足元過ぎれば高さ忘れる!? 「ハルカス」 【大阪・天王寺】 3/23

2013年03月24日 20時51分15秒 | Weblog

( 地上から見上げた「ハルカス」 大阪市天王寺 )

 

■2013/3/23(土) 曇~晴

 

昼食に「一風堂」赤丸ラーメンを食べ終えて外に出てみると 青空が広がっていた。

今年6月のタワー館プレオープン目指し、工事急ピッチの「ハルカス」

ビルてっぺんのはるか先を見上げて高さ300m地点を確認

そのビルの足元横を赤い阪堺電車が何食わぬ顔して走って行った。

 

それにしても春休みに入った学生もいたせいか、Mio改装のせいか

この日の天王寺は、凄く多い人出だった。

韓国のイケメン歌手 「チャラ」 パク・ジュニョンの唄声も響いていた。

 

 

近鉄百貨店あべの橋本店に寄ってみると 『櫻正宗』が試飲販売をしていた。

桜の季節に櫻正宗というのは、季節的にも似合っている。

日本に多数ある「正宗」とつく酒の元祖正宗が

純米酒などは結構すっきり飲みやすい

この「櫻正宗」なのだ。

 

近鉄百貨店で、今後の日本酒売り場のお姉さんに聞いてみると

酒売場が広くなるのは、今年6月・夏のプレオープンではなく

来年春の「ハルカス」グランドオープンまでしばらく

待たないといけないとのことだ。

 

新しい売り場で美味しいお酒が喉元すぎるようになるのは、

もう少し我慢しないといけないようだ。

(寅)

 


ハルカスの足元で、一陣の風を味わって赤丸 『一風堂』 【大阪・天王寺】

2013年03月24日 00時05分15秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 赤丸新味  「博多 一風堂」大阪・天王寺店)

 

大阪・天王寺 見上げれば地上300m、商業ビルとしては日本一の高さ「ハルカス」

その足元から道を渡った向かいの新ビル1階に、昼間から長い行列

外食産業にラーメンで一陣の風を吹かせる

あの「博多一風堂」の天王寺店

前回が白丸元味だったから 今回は赤丸とライス 

赤丸急上昇かって?

残念ながら 私は白丸の方が好み

(寅)

 

 

 

 

 


大阪で老舗ラーメンと言えば『古潭』 【大阪・天王寺】

2013年03月23日 00時03分07秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 「古潭」味噌ラーメン 天王寺)

 

大阪で老舗の部類に入るラーメン店と言えば

45年を迎える「古潭」がそれかな

夏場は、ここの冷麺も好物。

ここの味噌ラーメンは

札幌のそれより

強烈な個性がありすぎるわけでなく

スタンダードな味わいが、遅くなった時などの私の胃にはぴったり

 

まさに 腑に落ちるというやつ・・・

「コタ~ン」と音がする。

(寅)

 


大阪で気楽に味噌ラーメンといえば 『喜らく』 【大阪・天王寺】

2013年03月22日 00時13分35秒 | 『麺』食い人間なんだよな

 ( 「大阪の味ラーメン(味噌)」喜らく  大阪・天王寺)

 

大阪・天王寺で気楽に味噌ラーメンといえば 『喜らく』 

価格も1コイン(500円)

気楽に麺食い

 

但し、このお店を見つけるのが、意外と至難の業かも・・・

(寅)

 


漫画にも そして私のブログにも登場! 小倉「資さんうどん」のぼた餅

2013年03月21日 00時05分36秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( ぼた餅  小倉・魚町「資さんうどん」)

 

今グルメファンの中で話題になっているというか なりつつあるというか

注目の漫画が「めしばな刑事タチバナ」

先月、この漫画に載ったのが

小倉「資さんうどん」

ぼた餅

 

ここの「ごぼ天うどん」は、私のこのブログにも過去何度か登場したが、

その長~い「ごぼう」らしいスティック状天ぷらが

特徴で、この店の人気メニュー

今回は、そのうどん屋

ぼた餅

 

ぼた餅を買うときにおばちゃんに

「このぼた餅 漫画に登場してましたよ」と言えば

「えっ 漫画に!?  TV局の取材はよく来るんだけどね」との反応だった。

 

 

何しろ昔から「あずき類」には目がない私

漫画にも紹介されていた通り、甘すぎずぺろりといけてしまう。

 

「もしかして また、日本酒と一緒に?」

 

それは、めしばな たちばな 「言わぬが花」というもの

彼岸の中日に紹介したかっただけさ

小倉(こくら)で小倉(おぐら)よ~

「資さんのぼた餅」

(寅)

 


天神様は梅酒がお好き。 飲みたい 飲んでみた~い! 『天下御免』の梅と桃

2013年03月20日 20時00分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

【写真・記事は公式発表より拝借】2013/3/9

 

■2013年 第七回 天満天神梅酒コンテスト

商品名しらうめの庭酒蔵名白糸酒造

今年度も300を超える多くの梅酒が集まりました。
第七回大会である今大会、308銘柄もの梅酒の頂点に輝いたのは 白糸酒造の「しらうめの庭」です!
数多くの梅酒の中から見事梅酒日本一、「天下御免」の称号を獲得されました!!

総評

清涼感があり、伸びのある酸味が特徴的。これほど酸を強くしても梅の個性を引き出しているのは素晴らしい

 

 

■今年で第三回 梅酒以外リキュール部門

商品名鳳凰美田 完熟もも酒蔵名小林酒造株式会社

昨年以上の盛り上がりをみせたリキュール部門。
第三回目のリキュール部門日本一に輝いたのは
小林酒造株式会社の「鳳凰美田 完熟もも」です!!!
実に多種多様なエントリーがあったリキュール部門。
リキュールの日本一の証である「天下御免」の称号を獲得されました!!

総評

すりつぶした桃のかおり。圧倒的果肉の繊維感があり、桃の果実感をここまで表現したのは凄すぎる。

 

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【私の所感】 

今や全国の酒蔵・地酒ファンが注目するコンテストが、大阪・天満天神で開催される「梅酒甲子園」

今年は、227社 梅酒308銘柄  リキュール165銘柄 が参加

一般の51,000票で上位ベスト10が選出され

それをソムリエはじめ各界のプロが

ブラインドで、投票

 

今年 栄えある『天下御免』の称号を勝ち取ったのが、私が応援している酒蔵のひとつ

(福岡)「白糸酒造」

写真が、「田中六五」ブランドを立ち上げた田中克典さんのお父上(7代目当主)

福岡・糸島のちいさな酒蔵の梅酒が、308もの梅酒の頂点に立つという快挙!

日本の選手が、異国の地で開催されているオリンピックで金メダルを獲得した

と聞いた時の喜びに近いものがあった。

 

そして 改めて凄いと思ったのが、リキュール部門で優勝した(栃木)「鳳凰美田 完熟もも」

何に対して凄いと思ったかと言えば、先日北九州・小倉の「つる平」お酒ギャラリー

話しを書いたが、その際、お兄さん(店長)が、絶賛し私にすすめたリキュールがこの

「鳳凰美田 完熟もも」だった。(同等のおすすが、「梅乃宿あらごしみかん」だった。)

初参加で優勝というこれも快挙の「鳳凰美田」の小林酒造社長は、

「関東にもこんなコンテストがあればいいのに」と

羨ましいとのコメントを残していた。

 

関東の方には、申し訳ないが、天神様(菅公)のたどった途は、

京都~大阪~博多~太宰府 

 さすがに天神様の力はお借りできないだろう。

 

甘いものとお酒が好きな天神様に私は妙に親近感を感じる

やっぱり天神様には足を向けて寝られない。

(寅)

 


ハネ木搾りの優しさが、夕焼けのようにゆっくり喉の奥に広がった「田中六五」

2013年03月19日 22時25分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 白糸酒造「田中六五」生  全量糸島産山田錦 )

 

■2013/3/19(火) 晴

昨晩の大雨と風が奈良県の春一番だったのだそうだ。

今日は、打って変わって穏やかさを感じる快晴。

やっぱり 何か始まりそうな・・・

始めたくなるような・・・

春のことをSPRING(バネ)と言うが

伊達じゃないな 

 

実は、先週 搾りたて篠峯「さくら」雄山錦の後に開封したのが

福岡「住吉酒販」で仕入れた 白糸酒造の

「田中六五」なま

 

住吉酒販のイチオシというだけあって

店の随所に「白糸酒造」を推している様子が垣間見れた。

( 階段の踊り場には「田中六五」オリジナルTシャツ )

 

「田中六五」は、江戸後期・安政時代から続く酒蔵

白糸酒造の当主の息子(克典)さんが、佐賀・嬉野の「東一」の修行を経て

全量蔵の周りの糸島産山田錦で立ち上げた純米酒ブランド

六五とは、65%精米

田中とは、本名だが、蔵が山田錦に囲まれているから名づけけたのだそうだ。

(掲載誌とディスプレイされた専用棚)

 

偶然にも先週土曜放映されたTV番組「青空レストラン」糸島特集だった。

糸島のスミイカを食べて うま~い!! を大声で連発していたが、

海に面し、山を控えた福岡県一番の海水が綺麗な処

夏の糸島は、「夏休みの友」の世界そのものだ。

 

そんな糸島は、寒暖の差が激しく

酒米の王様「山田錦」の九州一の生産地

岡山と常に2位を争うほど。 栽培の歴史は古く、

改良を加えられた質の良い山田錦を作ることで知られている。

 

初年、わずか7石(700本)「田中六五」

今回、3造り目という「田中六五」生を頂いた。

最初は、まっすぐ 喉を過ぎた頃から膨らみを感じて

まろやかな余韻を残す酒 一切雑味を感じない優しい入り方と

夕焼け空のような余韻が気に入った。 イカ刺しにはぴったりの酒だ。

まだ完成形とは言えないが、磨けば、更に人を惹き付ける注目の酒になるだろう。 

 

 

先日は、あと一日の都合がつかず、筑前前原(糸島)へ行けなかった。

造形美と優しさを併せ持つという古典的搾り機「ハネ木」を一度この目で拝みたいものだ。

九州の新星は、期待十分 次に予定されている55%精米「田中五五」も是非手に入れたい。

 

それとつい最近知ってとても驚いたが、先日開催された

第七回目天満天神「梅酒甲子園」

優勝して「天下御免」の称号を

今年受けたのが、何と!

ここ「白糸酒造」の

「しらうめの庭」

出品梅酒308銘柄の頂点に立った。

 

快挙だ~

おめでとう!!

白糸酒造を推していただけに

 自慢したいほど嬉しくてしょうがなかった。

4月13日・14日開催の酒蔵開き「ハネ木まつり」はさぞ盛り上がることだろう。

 

(「白糸酒造」ハネ木まつりの案内パンフ)

 

全量「ハネ木搾り」の純米酒に 日本一の梅酒「しらうめの庭」

「白糸酒造」の酒を関西で最初に取り扱う酒販店はどこだろう。

(寅)

 


心斎橋に来たらつい寄ってしまう洋食屋『明治軒』 【大阪・心斎橋】 3/17

2013年03月18日 22時27分05秒 | 『食』べる門には福来たる

( オムライス+牛カツ3本  「明治軒」大阪・心斎橋)

 

心斎橋・「商都ビル」の屋上キッチンテラス「Afu」から降りてきた後

まずは、御堂筋を渡って、若者のアメ村ゾーンから逃れた。

心斎橋でも東ゾーンに来ればこっちのもの

勝手知りたる心斎橋

そこからまっすぐ

 

久しぶりの洋食屋「明治軒」に向かった。

料理雑誌にもよく登場する、大阪を代表する老舗洋食店

 

好きだな~ この厨房の雰囲気

今回注文したのは、スタンダードメニュー

オムライス+牛串3本セットと生ビール

 

この店内の雰囲気は、時間をかけてしかできないルーみたいなもの

 

先ほど「Afu」で、フォークデュオ「カロリーメイツ」がラストに唄った曲名が

「ハヤシライス」だったから ハヤシにしてもよかったかな~

とオムライスを注文した直後に思わないでもなかったが、

それは次回、心斎橋に来た時の楽しみにしておこう。

「ハヤシもあるでよ~ 明治軒」

(寅)