一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

『2013年度 私が選んだ酒十傑』  12/31(大晦日)

2013年12月31日 23時50分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「義侠」 滓がらみ)

 

■2013/12/31(火) 晴 

 

今年も残りわずか。 皆さんにとって大晦日の日の決まりごとって何かありますか?

紅白歌合戦を見て、行く年来る年の除夜の鐘を聞いて・・・ みたいな

 

さて私ですが、このブログで一昨年、昨年と大晦日に発表してきました

『2013年度の日本酒十傑』今年も書き留めることにしました。

 

今年は書くのをやめようかと思っていましたが、私のブログを読んでいる方の中に

意外と期待されている方が多いことがわかり、引き続きこの大晦日も書きとどめて

みることにしました。

(でもあくまで私が味わった中でのベスト10酒ですから 参考にすると言われても 

大した参考にはならないとも思います。 そこには好みの問題というのが存在しますからね)

 

(昨年参考)  2012年度 日本酒十傑 

 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/3d6757b895d36600e52300fe4fe1597f

 

今年も旅先で、そして馴染みの居酒屋、日本酒Bar、地酒ショップで、そして酒蔵で、また「食博覧会」

「物産展」「酒祭り」「愛酒でいと」「京都酒サミット」等の日本酒イベントへの参加で100酒を超す

数多くの日本酒を味わうことができた1年でした。 

その中から10酒を絞ることは結構難しいものです。 ざっとあげただけで30近い 美味しい酒・印象に

残った酒がありました。ここから10に搾るにはどうしたらいいんだろう。 再度今年のブログを全部読み返し、

手帳メモも再度目を通した上、整理し直して、書き残すことにしました。

この順位、もちろん私にとって美味しかった酒に違いありませんが、決して美味しかった順というわけでなく

その印象の良さから、飲みたくなる順と言った方が正しいかもしれません。 

人間で言えば、また会いたくなる順と考えていただければ良いでしょう。今回は、昨年ベスト10に入れた

酒は極力はずすことにしました。( もちろん 外せなかった酒もあります ) 

そして今回は、わずか盃一杯でも心を捉えた酒は、入れています。(愛媛 「寿喜心」)

なお 十傑からは純米大吟醸酒・大吟醸酒は外しています。 本醸造・純米酒・純米吟醸酒からのセレクトです。

▼〚2013年度 私の今年の酒十傑〛 ※一蔵一酒

次々点、(新潟)「村祐」純米酒

次点、 (福井)「一本義」純米酒

十、(長野)「美寿々」純米酒ひやおろし

九、(佐賀)「七田」純米吟醸

八、(奈良)「篠峯」八反ろくまる

七、(愛媛)「寿喜心」しずく媛

六、(奈良)「花巴」吟のさと

五、(高知)「文佳人」夏純吟

四、(富山)「羽根屋」ひやおろし

三、(秋田)「白瀑」純米吟醸

二、(福岡)「若波」純米吟醸

一、(愛知)「義侠」山田錦・滓がらみ

 

上記十傑(12酒)の印象順位の距離感 : 〈 ①   ②③④  ⑤ ⑥ ⑦   ⑧ ⑨ ⑩⑪   ⑫  ・・・ 〉

各酒への感想は、ブログに既コメント済みの為、割愛させて頂きます。

 

 

夕刻に年越しそば(天ぷらそば)は、食べたのですが、

今夜は、「義侠」で蕎麦をアテに年を越す。私の大晦日はそんな大晦日のようです。

皆様、良いお年をお迎えください。

(寅)

 


最後まで甘甘な1年だったな~  【大阪・天王寺】12/29

2013年12月31日 14時45分30秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( 白玉パフェ  天王寺「ちさと」)

 

■2013/12/29(日)

 

日本酒を呑んだ後の 

お決まりの別腹メニューが

麺食い  甘いもん

今里を出て天王寺に上がってきたので

天王寺駅上階の甘味処「ちさと」へ寄った。

入口のお姉さんに「ミルクは切れたまま?」と聞けば

「ミルクと宇治は切れたままです」との応えだったので、

「じゃ ここのメニューにあるの真ん中のにするわ」と白玉パフェを注文

 

「白玉パフェ」が今年のブログ・甘いもんの最後を飾る・・・か

 

そういえば、今年も甘甘だったな~

(寅)


今年最後の福(29)の日、福は酒に誘われやって来る!? 「酒屋へちかん」 【大阪・今里】12/29

2013年12月31日 02時40分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(最終営業日ずらり日本酒 「酒屋へちかん」)

 

■2013/12/29(日) 快晴

今年最後の福(29)の日は、昨日の空とは打って変わって雲一つない青空

高さ300m・あべのハルカスのてっぺんを見上げるだけで清々しくなる

 

2013/12/29  10:30  あべのQ´sモールより

 

2013年も残り3日を切った事と、この青空で潔くもなれるもの

 

本日は大阪・今里「酒屋へちかん」の年内最終営業日

持ち込み可の「昼呑み会」に参加することにした。

 

まずは買い物客で賑わうハルカス近鉄百貨店地下で、

「巻き寿司」「いなり」「鶏の唐揚げ」「豚の天ぷら」を買い求め

それに誕生日の日に頂いた佐渡の酒 天領盃酒造「四季膳処」を持参した。

 

 

 

午後1時からスタート スタート時点

西やんの韓国料理も加わった。まずはこんな感じでスタート

私が持ってきた越淡麗の酒 佐渡の天領盃「四季膳処」をふるまい酒にした。

たまたま正月用の日本酒を買いに来ていた若い女性愛ちゃんも飛び入り参加 

 

 

しばらくすると桜ノ宮でワインと料理の店 IL COCHONさんが自家製料理を持参し来店

料理店だが、絶品のパンを自家で焼き上げているというから一同感心

 

 

それから今日、御所の油長酒造直売で一升瓶2本を買った帰りに寄ったという中村ご夫妻 

この2本じゃ正月の酒は足りないとあと1本は、迷った挙句に「鯨波」を購入された。

正月はご夫婦で仲良く日本酒を楽しまれるそうだ。

 

金曜日のイベントに出演したばかりのシンガー 「トビナッツ」さんも岸和田から来店 

私の横に座って2曲♫ 披露してくれた。

 早速 IL COCHONさんから 来年1月のディナータイムへの出演オファーがかかっていた。

 

 暫くしての来店は「花巴」の酸っぱい酒が美味しいというおじさん

基本的に今の日本酒(普通酒除く)はどれも美味しいからね・・・

 

なんだか いろんな人が随時加わっって、おもしろい話題につい耳を傾けてしまい

当初は、4時くらいまでのつもりが 気づけば既に午後6時半

 

これは「乗り越し」ならぬ「呑み越し」だ。

 

( へちかん夫婦の息子 まあや君 豚天を美味しそうに食べている姿が可愛いね)

 

▼29(福)の日 最後はお酒の間から福が笑っていた。

  

「笑う門には福来たる」 笑門来福 改め 「美味しい酒に 福笑う」 美酒笑福

師走福の日は、福と酒で締めくくった へちかんの最終営業日

来年も 美味しいお酒が飲めますようにと願って店を後にした。

青空のイメージで外に出たら もう真っ暗。

残り3日を切った師走の足取り、千鳥足。

(寅)


葛城山麓に雪降る日、麺食いと言えば 『入船』のカレーうどん 【奈良・御所】12/28

2013年12月30日 20時03分15秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( カレーうどん  奈良県御所市『入船』)

 

■2013/12/28(土) 雪

 

油長酒造・年末直売会の帰りに必ず寄る麺食い処が、

カレーうどんの『入船』

先ほどのテントの中でも 女性たちからグリヨシ(グリルよしだ)と共に

その名が出ていたくらいだから 地域の人に知られる御所の食スポット。

 

雪降る日には、黄色い看板に素直に誘われてしまう。 

 

店に入ると 「風の森」の紺色袋を見たお母さんが、

「油長さんからのお帰りですね

今日は、同じ袋を下げた人が昼前から何人も来てもらいましたんや」

とこの酒の売り出し日をこの店も歓迎していることがわかった。

 

親父さんが確立したこのカレーうどんの味を 息子さんが継いでお母さんとやっている

と新聞に紹介されたのを読んだことがある。

地元では、多くの人に愛されているカレーうどん

待つこと10数分  

「おまちどうさま~」とお母さんが運んできたカレーうどん

 

 

 

食べると額にうっすら汗 食べ終えると体が充分温まったことがわかる。

「ごちそうさま~」とお酒を手にし、店を出た。

御所駅から電車に乗り帰路についた。

 

夕暮れの青白く光る車窓の雪景色を見ても寒く感じない。

年の瀬の麺食いは、不思議と身も心も温かくしてくれるものだ。

師走にここのカレーうどんを食べないと年の瀬気分にならない 

間違いなくそうなってきそうな予感がした。

(寅)


「笑門来福」 葛城山麓 雪の中の即売会 【奈良・御所】12/28

2013年12月30日 12時40分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(「 良いお年を~」「これ忘れ物ですよ」  油長酒造「風の森」直売テント)

 

■2013/12/28(土) 断続的 雪

朝から断続的な雪に金剛山・葛城山もみるみる雪山へと変わっていった。

葛城山麓にある酒蔵の一つ 奈良県御所市 油長酒造では 

今日・明日が風の森「笑う門には福来たる」の直売会

今年は、いつもより1週遅れの即売会だった。

 

近鉄御所駅を降り、アーケードの先にある東川酒店さんを右折

そして3つめの角を今度は左折して50mばかり

左手には銀色のタンク(平成蔵)が見えてくる。

その道をはさんで、斜め左の駐車場に張られた

油長酒造のモスグリーンのテントに近寄って行った。

 

 

( ファイアーと追い火する専務 )

 

山本専務から「こんにちわ ちょっと1杯奥で味見していきます?」と誘われ、

これが私の場合、ちょっとにならないからタチが悪い。

既にテント内では、8人ほど楽しんでいるところて、

「どうぞ どうぞ」と角に1席設けてもらった。

 

「皆さんどちらから? ですか」と尋ねると

和歌山・大阪住吉・大和高田・大阪福島・河内松原

関西近隣から「風の森」ファンが集まって、一升瓶を真ん中に置いて

いわしやスルメ・板粕・ミカンを焼きながら楽しんでいた。主に男女ペアだったが

私は雄町が好き」「私は山田錦がいいわとこのテントの下は、お酒を囲んで女性上位の世界だった。

 

昨年の様子 1 → http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/47aad6ffd021a17dc468e72f311feb50

昨年の様子 2 →  http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/d/20121224

 

 

(ひと足お先に味見)

私もいくつか準備したアテを取り出して 1時間ばかり長居。

 

何人かから「確かどこかでおみかけしましたけど・・・ もしかして

日本酒のイベントなんかに行かれてませんでした?」と聞かれ

「たぶん それ 私に似た人ではないでしょうか 

こんな顔どこにでもいますからね」と応えた。

 

この日 人気だったのは、ラベルの貼られてない風の森「山田錦45」

一升瓶が、あれよあれよと凄い勢いで、空になった。

 

ちょっとのつもりが、ちょっとでなくなる 年の暮れ

(寅)

 

 


誕生日の夜 食の〆は「王将」にあり  【大阪・西田辺】12/21-⑧

2013年12月29日 00時48分22秒 | 『食』べる門には福来たる

( 「中華丼」&「餃子」  「餃子の王将」)

 

■2013/12/21(土) -⑧

西田辺「山」を出たのが21:30  丁度30mほど先にある

うどん「藤義し」の灯りが消えるのが見えた。

残念 今夜は「藤義し」行きはなくなった。

 

昼過ぎからの飲食もいよいよ幕引きが近いということだな  さて・・・

 

交差点で信号待ちしている間 その先にある「餃子の王将」の灯りが見えた。

「餃子1日200万個 食は王将にあり」

店のフレーズが浮かんだ。

大東社長が亡くなられてまだまもないが、寄ってみようかと店に向かった。

事件以降、お客が増えているというのは、どうやら本当のようだ。

 

中華丼と餃子

これが、私の誕生日の〆の食となった。

10分前までは、予想してなかった。

 

「食は王将にあり」か・・・  なるほどね

 

( 全⑧話 おしまい )

(寅)

 

 

 

 

 

 

 


まだ呑むの? そこに『山』があるからさ  【大阪・西田辺】12/21-⑦

2013年12月29日 00時12分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「雨後の月」&豚しゃぶポン酢  『山』)

 

■2013/12/21(土)

「PiEDRA」を出たのが21:00  やはり幕引きには日本酒

横断歩道を渡ってバル以来の「山」へ向かった。

そこに「山」があるからさ みたいな動機

 

扉を開くとカウンター一番奥の席が空いていたので、

そこに座って頼んだ日本酒が

「雨後の月」

豚しゃぶポン酢と頂いた。

 

 

それにしても、日本酒・ビール・ウィスキー・ブランデー・ワインと

今夜は、様々なアルコールを摂取した誕生日になった。

もし最初にマッコリを呑んでスタートしていたら・・・

今頃はきっとマッタリしているはず

と思い返していた。

 

(寅)

 

 

 


海老のアヒージョ&白ワイン 紅・白ともに美味しいね 『PiEDRA』 【大阪・長居】12/21-⑥

2013年12月28日 00時10分20秒 | 『食』べる門には福来たる

( 海老のアヒージョ&白ワイン  PiEDRA )

 

■2013/12/21(土)-⑥

 

長居の「ちょび」を出た後、冷たい北風を顔に感じながら地下鉄・御堂筋線に沿って北に向かって歩いた。

長居スタジアム・キンチョースタジアムを横目に歩きなれた道は、ちっとも苦にならない

歩くこと15分ばかり、たどり着いたのは大阪阿倍野区西田辺 「PiEDRA」

私のブログ読者にはすっかりお馴染みの店である。

テーブル席の賑わいが、外に溢れていた。

(  PiEDRA  大阪・西田辺 )

 

店に入るなり奥にいたシェフの三輪さんの前に行き、昨日放送された読売TV

「主婦対シェフ」での勝利。 今年負けなしの4連勝を飾ったことを祝福した。

私の誕生日の前日を白星で飾ってくれたことがなんとも嬉しい。

こうしてブログに嬉しい話題を書くことができるわけだから

「来年もこの調子で連勝記録伸ばしてくださいよ」 と

三輪さんにエールを贈ることも忘れなかった。

 

 

オーナーからは、「先日の日本酒美味しかったです」と御礼を言われた。

 

その酒とは、東京・目黒のスペイン料理店KiRAZに

置いてあることで知られる徳島の酒

「三芳菊」

 

(KIRAZ  東京・目黒)

私の好きな日本酒銘柄がずらりと並んだ。

 

個性的な味わいは、スペインのタパスとでも

十分に楽しめる。

 

 

PiEDRAには、いつの日か日本酒の隠し酒を置いてくれることをひそかに期待している。

奈良市にはそんな日本酒を出すスペインバルの店ができて

先を越されたのが、悔しい。

 

日本酒好きそうなお客さんが来たら

「 実は今日、私がおいしいな と感じた日本酒入れてみたんですよ 飲んでみます?」

なんて言われて奥から出してこられ、ワイングラスに注がれると

じゃ 今夜はタパスで日本酒となる。

 

じゃ 今夜は・・・

三輪さんの作る海老のアヒージョを スペインの白ワインで味わった。

海老のアヒージョ (ガーリック・オリーブオイル沸騰中!)

 

今年何かと世間を騒がせた海老だけど 別に海老が悪いわけじゃない

平気で嘘をつく人間たちが、美味しい海老を疑いの食材にした。

今夜「PiEDRA」での一食一酒は「紅い海老と白ワイン」  

嘘のないの美味しさこそ祝福の場に相応しい。

食べ物にもお酒にも言えることである。

 (寅)

 


久々の「天青」酒未来 冬に飲む湘南の酒もオツなもの 『ちょび』【大阪・長居】12/21-⑤

2013年12月27日 00時11分33秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「天青」酒未来と手羽先 &「若波」ミックスベリー瓶   『ちょび』)

 

■2013/12/21(土) -⑤

 

hanaを後にし、北北西に進路をとった。暫くご無沙汰している「ちょび」へ寄り道した。

 

いつものカウンター席に着くなり日本酒「天青」を注文。 酒米は「酒未来」

「酒未来」といえばあの十四代の高木酒造が

自ら生み出した酒米として

日本酒通の間では

その名を知られている。

私は、夏の「愛酒でいと」以来のこの酒との再開。

茅ヶ崎にある湘南唯一の日本酒蔵ということでも有名な銘柄だ。

「天青」を飲んでいつも感じることは、

自分の狙ったところにこない

ストレートボール

その味わいは

ドライテーストながら

旨みあり・・・みたいな感じの酒

思わず見逃してストライクコールされるような感じ

「未来は予測できない」ということか

 

どちらにしろ夏に味わった「天青」と今日の冬の「天青」同じ印象だ。

湘南の夏空かと思いきや味わいの印象を例えるなら

山の中、靄(もや)が消えた後に

雲の間から現れた青空

というのが近いか

 

誕生日に若波酒造のミックスベリーにも出会えたのも嬉しかった。

九州初の女性杜氏、近年めきめきとお酒が美味しくなって

ラベルの兎を見て、今村友香さん

思い出したのは、言うまでもない。

 

「年が明けて、義侠の「慶」が入る予定です。

入ったらブログに連絡させてもらいますね」とマスターに言われた。

(前回の瓶は、十四代と飛露喜にしっかり挟まれて並んでた)

 

実は、この夜私がマスターにしたリクエストは、

「若波」の純米吟醸を店に入れて欲しい と言ったこと

人気酒になること間違いなし!  もっとも私の太鼓判に大した価値はないが。

 

 

誕生日のわがままを言い残して「また 来ま~す」と店を出た。

日本酒との素敵な出会いをしてきたこの店は

あまり長居こそしないけれど 

外せない店のひとつなんだ。

(寅)

 

 

 

 

 

 


hanaに咲いた櫻が一本 私の3周年祝いは「阿櫻」 【大阪・長居】12/21-④

2013年12月26日 00時15分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 上の棚に飾られた「阿櫻」  hana)

 

■2013/12/21(土)-④

「月うさぎ」さんを出た後 

開店3周年を昨日迎えた長居「hana」

私の誕生日の前日が開店日だから忘れようがない

残念ながら昨日は、吹雪いていたので見合わせ、私の誕生日に訪問。

久々に目にした店舗に花飾りなどは残ってなかったから、

昨日は特に目立った3周年イベントはやらなかったみたいだな という印象を受けた。

 

オーナーの田村さんは、今年8月7日(hanaの日)に念願の地元に中百舌鳥に2号店を出した。

どうやら8月7日がhanaの日というスタンスに変えたのかもしれないが、

その新店出店にも大きく貢献してきたこの店の誕生日は、

やはりそれなりに祝ってあげたいと寄ったのだった。

 

日本酒を置いてないにもかかわらず、この店は昔から居心地が良くて好きな店だ。

オープン以来 3年ずっと決まった位置でスタンディングで座ったことがない

私はこの店の椅子の座り心地を知らない唯一の常連客のようだ。

 

あいにくオーナーは、中百舌鳥店に出ていて、電話で「おめでとう」を伝えた。

 

店長のリッキーが、アルバイトの子に

「こちらはオープン以来お世話になっているお客様」だと

私のことを紹介していた。

「実は、長居ブラジャーの名づけに絡んだ一人なんだ」と言うと

アルバイトの奏(かな)ちゃん

「えー そうなんですか」とびっくりしていた。

 

その長居ブラジャー(ブランデー&ジンジャー)をリッキーのから揚げと頂いた。

 

横の「阿櫻」が私からのお祝い酒 祝いの花は「櫻」になった。

 

長居ブラジャーでから揚げを食べ終えて暫く

リッキーが「これオーナーからの誕生プレゼントです」とハイボールが置かれた。

 

「 石の上にも3年 石の上のhana3年 おめでとう。 」

最後に リッキーが上の棚中央に「阿櫻」を飾っていた。

hanaに 櫻咲いた マイ バースデーナイト

(寅)

 


今年の誕生日、ご馳走になったのは「風の香り」の日本酒 at『月うさぎ』 【大阪・長居】12/21-③

2013年12月25日 01時03分12秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 梅乃宿「風香」と「五島あじのすり身天」  「月うさぎ」)

 

■2013/12/21(土)-③ 

( 今里「へちかん」の続き )

今里「へちかん」を後にし、 地下鉄に乗り再び大阪・長居に舞い戻った。

長居・地上に上がってくると辺りは灯りがついてすっかり夜

梅乃宿社長に書いて頂いた色紙を渡す目的もあり

ご無沙汰している「月うさぎ」さんの扉を開いた。

17:00、当然私が、この日の一番客で、

久々の私とわかるなり奥さんから

「今日 お誕生日でしたよね~  おめでとうございます」

祝福の言葉を頂いた。

「よく ご存じで」

 

まもなくして返ってみえたお母さんからも扉を開けて

久々に私が来てるとわかるなり 

「おめでとうございます」

と言われ

まるで今日は元旦みたいな気分。

 

ご無沙汰していて何も言ってなかったのに母娘して私とわかるなり

「おめでとうございます」という言葉が出てきたことに感心させられた。

 

▼ 最初にビールを注文。 さといもの鳥そぼろあんかけ

奥さんから「誕生祝にお酒をごちそうさせてくださいね」と言われ

五島列島直送のあじのすり身天を頼んで

「梅乃宿」の雄町純米吟醸『風香』をごちそうになった。

 

(梅乃宿「風香」を一合ご馳走になった)

 

蔵開きの際、お店がたくさん仕入れたお酒が「風香」そして「紅梅」

「梅乃宿」の酒は、お店で出してお客さんに評判がいいんですよと聞かされると

すすめた私としても嬉しいものがある。

 

( 奥さんとお姉さん・にこちゃん )

 

マスターは、忘年会に出かけているとのこと

本日は、美味しいお酒をご馳走になり、ありがとうございました。

 

誕生日の夜、風の香りを味わった。

 

(寅)

 


(御礼) クリスマス・イヴは音と共に去りぬ 「サクッ」とね  12/24

2013年12月24日 21時15分00秒 | プロも驚く『甘党』宣言!

( 「ショコラパフリィ」 )

 

■2013/12/24(火)

このブログの以前からの読者でもあるYさんからお菓子のプレゼントが届きました。

22日着としてあったので 誕生日とクリスマスを兼ねての贈り物だと思います。

中を開けてみました。この菓子は初めてです。 ありがとうございました。

 

基本、頂き物は、ブログに紹介することにしている私

Yさんからのお菓子の掲載も増えました。

 

 

「サクッと

音のしそうな横顔」 

切り口から漂いだすこの美味しさを

一息に と書かれたパンフレットのフレーズに

誘われ中を取り出してその横顔を写真に撮ってみました。

「濃厚なショコラのコクをパフでゆったり浮き上がらせ、おいしさがたっぷり盛り上がって 

溢れ落ちそうな瞬間を独自のショコラ生地ではさみとめました。」

と解説には書いてあります。

 

確かに

サクッとしましたね 音が。

そのあとに ガリッという音も付いてきますが・・・

「甘酸っぱさの予感」のストロベリー&ラズベリーの方がベリー好きかな

 

Yさん ありがとうございました。

無くなるのは、早いもので

あっと言う間でした。

音と共に去りぬ

「サク呑み」ならぬ「サク食べ」

何事もこうサクサク行きたいものですね。

(寅)

 


カウンターの上に出てきた出てきた~日本酒たち 『酒屋へちかん』 【大阪・今里】12/21-②

2013年12月23日 19時45分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 試飲した日本酒たち  「酒屋へちかん」 )

 

■2013/12/21(土)-② 曇時々晴

 長居『菜』でユッケジャン昼食をして温まった後、「三芳菊」の四合瓶を求めに

長居から地下鉄で今里の「酒屋へちかん」に向かった。

今里の地上に上がったのは、14:30

時折日が差してくるものの

やはり師走の空気は冷たい。

 実は、この店の今年最初の客が私、

丁度似たような天候だと思いながら歩いた。

 

着いたのは14:45、マンションの1階にある、まるで管理人室のような店舗「酒屋へちかん」

お店の扉を開けると奥さんがPOP描きしていて 既にメールでもらってはいたが

私に気づくなり「お誕生日 おめでとうございます」と改めて

メッセージをもらった。

 「歳はもう欲しくないから あんまり嬉しくないんだけどね」

 

「あまから手帖」のデスクが来店したそうだ。 

 

「 試飲しますか、まずは入ったばかりの「風の森」ALPHAです。」

 その後、 ▼「これ(福井)常山ジョウザンのおりがらみです」

 「鯨波の原酒生酒もどうです?」

▼「そうそう「風の森」の阿波山田錦も入りましたよ~ あと金鼓も」

「誕生日ですからいいですよ」と 試飲の酒が

次から次にカウンターの上に出て来た

 

今年から「大倉」「金鼓」を扱い始めたが、「大倉」さんの方から取引して欲しいと頼みにみえた話しに 

「あまから手帖」のデスクがこの店にやってきて、後日ラーメン店でも偶然隣り合せた話しとか

この店がマンションのちょっとした管理人的な気の利いた役割も果たせたらいい

といったいろんな話しを聞かせてもらった。

ちょっと聞き上手になったかな

 

 「今年も大晦日のブログに日本酒ベスト10を書いてくれるんですよね」

と聞かれ、そうかそれもあったな~と年賀状もまだ

書いてないのにちょっとプレッシャー

 今年は省略しようと思ってたんだけどな・・・

 

 

秋田県横手の酒「阿櫻」辛口

 

そうこうして気づけば丁度16:00

1時間以上もおちょこ片手に長居して話ししてしまった。

それにしても いろんなお酒を 飲んだ飲んだ ほろ酔い気分のいい感じ

 

 

さらに「誕生プレゼントにどうぞ」とへちかん手ぬぐいまで頂いた。

結局、買いに来た三芳菊(四合瓶)は、昨日売れて年内は入ってこないとのこと

菊が無いなら 櫻にするかと「阿櫻」の四合瓶を手にし店を出て、

夕暮れ迫る今里を後に再び長居に向かったのだった。

(寅)


今日は誕生日じゃん。大阪・長居で寒いじゃん「ユッケジャン定食」 『菜』 【大阪・長居】12/21-①

2013年12月22日 21時20分20秒 | 『食』べる門には福来たる

( ユッケジャン定食  韓国家庭料理「菜」) 大阪・長居

 

■2013/12/21(土)-① 霰~曇

朝から霰(あられ)が地面を打ちバウンドしている冷たい曇り空の下

昼の日照時間がとても短く、雪降る日に生まれてきた私

今日が誕生日だと思うと、同じ見上げる朝の空も

感じ方がいつもとは違ってくるから不思議だ。

 

1年の中で今の時季が大好きで、

12月21日~24日は私にとってゴールデンな気分の5日間

寒けりゃ寒いで、食べて飲んでという大人の対応で、温まることができる嬉しい期間。

 

『菜』 大阪市長居

 

この寒さから、今日の昼は、大阪・長居の韓国家庭料理店『菜』

「寒いじゃん『ユッケジャン定食』」を食べることにした。

 

▼入れ違いで ファミリー客・女性客が居た二つのテーブルが空いた。

▼ あっち~

 

  (ユッケジャン)

 

▼小皿三品は、おかわりできる。

   

 

ふ~  食べ終えると額にうっすら汗が流れた。

 

「寅さんのブログ読んで食べに来ましたというお客さん

まだいないんですよね~」とママさんからの辛口コメントにまた汗が出て来た。

 

「ママ 今日は誕生日じゃん 許してジャン」

(寅)

 


雪降る中、誕生祝いに届いた酒は、トキ舞う金山・佐渡注目の酒『天領盃』 12/21

2013年12月21日 00時11分11秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 新潟・佐渡ケ島の酒  天領盃「四季膳処」)

 

■2013/12/21(土)

 

昨日、雪舞う中帰宅すると入口にど~んと直方体の宅急便が届いていた。 ラベルを見ればK先輩からの物。 開いて中を見れば、日本酒の一升瓶が二本、ラベルを読んで 「ん?四季膳処って何だ? どこの酒?」と瓶を廻してみると新潟・佐渡金北山麓の「天領盃酒造」の酒

佐渡と聞けば、近鉄百貨店の試飲で馴染みのある「北雪」という銘柄が有名だ。しかし「天領盃」というこの酒蔵名を聞いてピンと来た人は相当な日本酒通だ。 蔵の歴史は、30年ほど。 それだけ聞けば なんだ そんな歴史の浅い日本酒って大丈夫なのか?となるが、人に触れずコンピュータ管理で綿密なデータで造られた酒として、知る人ぞ知る日本酒なのだ。 その味わいは、実は国の内外から高い評価を受けていて、知る人ぞ知る日本酒蔵。

三越のバイヤーがこの酒の味に惚れて、オリジナル名柄「四季膳処」として数量限定で販売しているという私の分析が、近いかもしれない。

何より「越淡麗」という酒米を使っているところが、良い。 私のブログに新潟の酒があまり登場しないのは、五百万石のただ淡麗で愛想のない印象が、好きになれないからに他ならない。

淡麗さに山田錦のふくらみ感を持った酒米は、これから新潟の酒を好きにさせてくれるかも・・・という期待が持てる。一升瓶というのが、少し手こずるところだが、佐渡から現れた超新星、その味わいは「佐渡によこたう天の川」かも・・・

 

参考までにK先輩が、なぜこれを選んだのか、別メールしてくれた文面がなかなか面白い。 私にはとても嬉しい誕生プレゼントになった。 どうもありがとうございました。 一本は、酒好きな人と楽しみたいと思います。

全国で1200箱限定って書いてありました。とにかく限定品って言葉に弱いよね。それに、どんなに大切につくったかということが書いてあって三越が気合いを入れて限定してるんだから、信じなくっちゃと思ってしまった訳です。
だから、あ~あ、訳のわからないやつが、訳のわからない酒を送ってと思われたとしても、私は限定品に賭けると思っちゃった次第です。日本中で飲んでる人が少ない…ということで我慢してください。
明日着く予定だったのに、誕生日イブになりましたね。一足お先におめでとうございます

 

ちょっとした能書きを知っていると日本酒って、どんどん光り輝いてゆくものなんだ。

(寅)