一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

十月の終わりは雨。 明日から霜月   10/31

2010年10月31日 23時49分30秒 | 「催し」ものは何かな?
( 御所市本町 ) 2010/10/31


■2010/10/31(日) 曇~雨

十月がまもなく終わりを迎えようとしている。 
夕方から降り出したはいまだ止まず、雨音は夜とともに激しくなった。
十月も過ぎてしまえばあっというもの。
広島で酒を飲んだのが、今月のことだったなんて思えない。
もう2ケ月は経ったように思える。

記憶は、記録とは違って曖昧なもので、印象が強く左右するようだ。
2ケ月経ったという思いは、自分の気持ちに対してはきっと正直な反応
なのだろう。

明日から霜月。 今年も残すは、2ケ月となった。
2ケ月分が1枚となったカレンダーは、最後の1枚になってしまった。
この1枚に載っている月は、共に大好きな月だけど結構重たいものを
感じるのも毎年のこと。

11月 12月と、早くも金夜・土・日と手帳には楽しい予定が入ってきているが、
問題は平日の仕事。 年末に向け、数日前までは無かった予定が突然
飛び込んでくる。 これが結構毎年難儀する。

また今年も、喜怒哀楽をしっかり味わいながらの二か月になりそうだ。
写真は、隣町御所市の古民家壁面に貼られていたポスター。
「霜月祭」(そうげつさい)

江戸時代の建物がそのまま残っている御所市本町一帯が、その日だけは
古民家を開放してもてなしてくれる。 
その日、さらに隣町の五條では、毎年参加している食の祭りもあるし、
「体がひとつでは足りそうにない。」
きっとそんな思いをしそうな これからの2ケ月である。
(寅)










「エポックかつらぎ店」14周年  『梅乃宿』平岡君とお酒談義  10/30 

2010年10月31日 22時48分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい
( 『梅乃宿酒造』の平岡君  「エポックかつらぎ店」) 2010/10/30


■2010/10/30(土) 曇

(ひきつづき「エポックかつらぎ店」での話)

お酒プレゼントの引換券が1番だったものだから当然列の先頭にいた。
本日は、主力販売店が周年記念ということで『梅乃宿』からコーナーへ
応援が来ていて、並んでいる15分ほどの間、その彼と話しをした。

私が「ブログにお酒のことも書いているので、今日の記念写真を
載せようか」
と言うと 反応すばやく「はい、是非載せてください。」との
ことだったので約束通り掲載。(写真)

ただし私のブログのアドレスは、今度の蔵開きが終わってから教える
ということにした。

名前は「平岡くん」梅乃宿の営業担当。若いけどなかなかしっかりしている。
話していて彼が、先日紹介したJR奈良駅の「うどん三条坊」に梅乃宿を勧めた
営業マン
だということがわかったし、少し知っている二人と同期だということも
わかった。
五條市の出身で、私が良くパンを買いにいく五條田園の店も良く知っていると
言っていた。
短時間だけど先日の広島・西条の酒祭りの話をしてやると「私も行ってみたく
なりました。」と言っていた。

来週の『梅乃宿蔵開き』 の招待券を入手できたので「おじゃまする」と
伝えると「当日、自分は、大吟醸・古酒を置いている特別設置のBar担当なので、
是非いらしてください。 少しはサービスさせていただきます。」と返ってきた。

えっ!? 少しだけなん。当日は大挙してそのBarに押し寄せるかもよ」と
私が言うと「いえ、たくさんサービスさせて頂きますから」と修正の弁。
また立ち寄り場所をひとつ作ってしまった。

それにしても丁度1週間後が、楽しみになってきた。 
今回私が招待した人たちも「梅乃宿」の蔵開きを結構楽しみにしている。 
唯一読み難いのは、「お天気だけ」といったところだが、これはまた私が
念力で何とかしよう。

来週は、また一日酒馬鹿になる。
こんな感じで馬や鹿の気分でやってきて、気がつけば
まもなく霜月突入だ。今年も残すところ2ケ月とちょっと。
そう考えると背筋がブルッと震えてしまった。
(寅)




「エポックかつらき゛店」14周年 頂いた引換券は1でした。  10/30 

2010年10月31日 21時10分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい
( 周年記念整理券  エポックかつらき゛店) 2010/10/30

■2010/10/30(土) 曇

昨夜(29日)から「台風14号近畿に接近」のニュースが賑やかだったが、
ここ奈良県葛城上空は、朝から少しも動かない灰色の厚い雲。 
雨もなく、風もなく まるで時間が止まったような一日だった。

やがて昼過ぎのニュースで台風が関東の方に移動したことを聞いて
結局台風の影響を受けることなく夕方を迎えた。 そうとなれば、
午後5時、家から抜け出してバイクでお酒を仕入れに行った。

向かった先は「エポックかつらき゛店」地元での私の酒の供給基地だ。
お店は丁度14周年記念祭をやっていて、限定50名に「梅乃宿」のひやおろし
小瓶の配布を始めるとのことで、いきなり整理券を頂いてしまった。 (写真)

そんな特典があるなんて知らないでお店に入って、おまけに引換券NO.は1 
あまりのタイミングの良さに何だか気持ち悪いくらい出来すぎの感じがした。

私の後ろに列ができて、待つこと15分ばかり頂いた記念の酒は、
「梅乃宿」のひやおろし小瓶だった。 
私のブログにも顕著に出ているが、ここ数か月よほどここのお酒と縁を感じる。
またしてもこの酒が、私を呼んだのか・・
幸運にも台風には縁がなかった日、お酒との縁を感じた午後5時半の出来事だった。
(寅)

ムーンライトセットで女子バレーTV観戦の夜    10/29

2010年10月30日 23時55分10秒 | 向こう見ずな「食べ物」?
(カツセットとビール 大阪市西田辺「カレーハウスCocotte」) 2010/10/29(金) 20:15


■2010/10/29(金)

会社を終え、肩のリハビリをして病院を出た時は、既に20時を廻っていた。
病院に入ったときは、20人ほどの患者さんがいたが、出たときは最後の一人だった。
真っ暗だし、遅くなったし、昨日の夜の余韻が残っているので、今夜はどこかで
「立ち」という気にもならず、『カレーハウスCocotte』さんへ寄って、ムーンライトセット
食べて帰ることにした。
 
店に入ると奥の壁面にかかる大画面TVでは、女子バレーをやっていた。
特にバレーボールに関心があるわけでもないが、観ているうちに面白くなってきた。
私が店に入った時は、日本は、ポーランドに既に2セットを取られ3セット目も
劣勢という状況。
これは初戦からストレート負けかも・・・ と思いながら見ていた時だった、
突然後方から走りこんでアタックを決めた選手がいた。 選手名は、迫田
その迫田のバックアタックが次々と決まり木村・栗原のKKも加わって活路を開いた。
その3セット目は逆転で日本が取った。

お店は、そこで出て帰路についたが、家に帰り着いてスポーツニュースを見て
その結果に驚いた。
日本が、そのあとの2セットも連取し 3-2の大逆転勝利 というもの。

やっぱりカツを食べたのが、効いたかな・・・ これは。
タイガースの時も ソフトバンクの時も「ぜんざい」なんかにしないで、
ここでムーンライト注文すれば結果は変わっていたかも・・・正直そう思った。
それに「月うさぎ」でも注文してたらツキまくっていたに違いない。

私にとってはまさに「向こうみずな食べ物」のようだ。
(寅)






天王寺「明治屋」 スナップ③   最終日、締めに口にした「八海山」と「細うどん」

2010年10月30日 23時15分35秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(「八海山」と「細うどん」  天王寺「明治屋」) 2010/10/28(木) 21:50撮影

■2010/10/28(木)

夜の戸張と共にいよいよ天王寺の居酒屋「明治屋」の72年にわたる幕が降りる。
ラストオーダーは21:45  私が、最後に注文したのは「八海山」と「細うどん」
昔は、「にゅうめん」だったが、去年あたりから「細うどん」に切り替わったようだ。
「細うどん」 細く長く粘り腰 72年という歴史そのものがそうであったように 
これからも細く長くねばり腰で続けてほしいの願いを込めて。
「八海山」と「細うどん」この店舗最後のオーダーを忘れることはないだろう。
(寅)

天王寺「明治屋」 スナップ②   最終日、最初に口にした「神亀」と「湯豆腐」

2010年10月30日 23時00分05秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(「神亀」と「湯豆腐」  天王寺「明治屋」) 2010/10/28(木) 21:30撮影

■2010/10/28
最終日、最初に注文した酒は、関東の銘酒「神亀」
そして肌寒い夜、アテはこの店の名物「湯豆腐」にした。
酒もうまけりゃ アテもうまい。 ずっと変わってない。
(寅)

天王寺「明治屋」 スナップ①   閉店前日・名残を惜しむ人たち

2010年10月30日 22時45分27秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(明日閉店の名残を惜しむ人たち  天王寺「明治屋」) 2010/10/27 撮影

■2010/10/27(水)
閉店の前の日の夜、10/27の会社帰りに撮ったスナップ写真。
男女問わず、店から出てくると携帯で店先の暖簾(ノレン)を
写真におさめる人の姿が多かった。
阪堺電車(チンチン電車)が時折この前を横切って行く夜。
風情あるシーンを味わえるのもあとわずかだ。
明日最終日の最終時刻のこの店最後の空気を味わいたいと思った夜。
(寅)

天王寺「明治屋」  実に72年、歴史的な最後の幕を確かめた夜。  10/28

2010年10月29日 23時58分13秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(営業最終日・営業時刻終了後のシーン  天王寺・居酒屋「明治屋」) 2010/10/28  22:15撮影(トイカメラモードにて)


■2010/10/28(木) 曇 少々寒し 

日本に数ある居酒屋の中で、三本の指に入るという酒通の中では、知らない人はまずいない、
天王寺「明治屋」の最終日の最終時刻(22:00迄)を15分過ぎた店内の写真を
トイカメラモードでおさめさせてもらった。(写真)
今朝10/29の日経新聞・朝刊の「窓」のコーナーにも写真入りでここの記事が掲載されていた。
昭和13年から実に72年という歴史に幕
カウンター、酒の置かれた棚、牛の置物、黒光りした椅子に一斗樽まで、全てが歴史を刻んだ
シーンの中に溶け込んでいる。

この最後の瞬間を味わおうと私も天王寺付近の他の店で時間を潰すこと約3時間、21時20分に
この店に入った。お店には、関東から駆け付けた客もいて、私以上にこの最後の風景を写真に
収めていた人も目についた。 
まるでブルートレインのさよなら運行の夜に近いものがある。

頼んだお酒は、「神亀」(しんかめ) とこの店自慢メニューのひとつ「湯豆腐」
埼玉が誇るというか、関東の中でも銘酒中の銘酒を注文した。 何とも言えないのど越しの良さ。
大阪で、いや関西で「神亀」が飲めるというのもこの店ならでは。

阿倍野再開発で、天王寺の交差点付近は、様変わりしようとしている。この店は、最後まで
立ち退きに反対し、日経新聞にもその記事が載ったことがある。 最後の一店。
もちろん私も立ち退きに大反対の一人。

しかし、ブルートレインが消えていくことを余儀なくされたように 本日2010年10月28日 
木曜日午後10時をもって72年にわたる歴史に幕が降ろされ、私はその場面を見届けた
数少ない一人となった。

この写真を見て「おやっ?」と思った人もいるのではなかろうか。 
そう、カレンダーの日付が29日になってるじゃないかと。
午後10時を5分ほど過ぎて、4代目の英子さんが、
これは28日の日めくりをおもむろに破り、29日の日付を出したもの。
2010年10月29日 その日からこの店先に暖簾(のれん)は、
かからないが、 きっと営業後に行う長年の習慣なのだろう。

二丁目での72年にわたる営業は、今夜で最後。 来春、一丁目新ビルのテナントとして復活。
この店をそのまま持っていくと言われていた。
「黒光りする椅子もカウンターも壁にかかる大きな丸時計も牛の置物もこのまま全て
持って行ってください。」
と先日お願いした。

特にこの1週間だけで3度おじゃました。金曜日はI君と 火曜日はYさんと。
そして最終日木曜の今日は一人で。 実に20年にわたり年約15回、累計ざっと300回になろうか。
この店には無言ながら色々なことを教えてもらった気がする。 特にお酒の美味しさを。
もしこの店を知らなければ、今、こうして日本酒を愛する私は存在していないはずだ。

72年の最後の夜、最後に飲んだ酒は残り少なくなった「八海山」 
幾つもの海山超えて72年 次の春からも、引き続き日本酒党たちの気持ちを酔わせてほしい。

「酔虎満つ 最後の夜の 名残り酒」
(寅)

鹿しかいないわけじゃない この秋行くなら奈良  10/27

2010年10月27日 23時35分55秒 | 「所感」もろっもろ~
(浮見堂)

■2010/10/27(水) 曇のち晴

私の場合、ブログに結構テレビねたを書いているので、いつもテレビを見ているのか?
と聞かれればさにあらず。
毎週見ているのは、録画した毎朝の「てっぱん」。 それに「ケンミンショー」
「サンデーモーニング」くらいで、 あとはブログを書くときにつけている
「ニュースゼロ」くらいか。 平均すると1日のTV視聴時間は、30~40分だろう。

数少ない視聴番組の中でも木曜夜の「ケンミンショー」は、楽しい。
広くない国なのに食文化の地域間の違いが、あまりに大きいことに
驚かされること多々。

そのケンミンショーの中でも「ひみつの大阪」「東 京一郎・はるみ」の転勤ドラマは、
特に見どころが多いのではなかろうか。

さていよいよ奈良も平城遷都1300年祭のクライマックスが近づいてきたが、
そんな点も考慮してか、明日のケンミンショーの転勤先は、奈良である。

いったい何が出るだろう?  
鹿と大仏。 他県の人の大かたのイメージはそんなところだろう。
でもこの奈良県、鹿しかないわけじゃない。

私だったら「建築物と彫刻の国宝数日本一」「柿と柿の葉寿司」「平城宮跡」
「そうめん発祥の地」「日本酒発祥の地」「飛鳥鍋」「大和肉鶏」「茶がゆ」
それと究極の元旦の「お雑煮」あたりを披露したいところだ。
ともあれ明日の番組が楽しみだ。

昨年の「文化の日」 奈良市には奈良市の人口以上の人がつめかけ、身動きとれなかったが、
今年は、さらに昨年を上回るかもしれない。

今年の文化の日は、
最後の立ち(←立ち呑みじゃない)で、観光客をボランティアで暖かくお迎えしようと思っている。
「もてなしの奈良」 平城ロマンのいい思い出をしっかりと持って帰っていただきたい。
(寅)

スープスパを食べてスパ(温泉)というのも案外悪くないかも・・・   10/26

2010年10月26日 23時57分20秒 | 『麺』食い人間なんだよな
  • (ミストローネスープスパ&ポテトオムレツ・バタートースト  西田辺「カフェJOY」) 2010/10/26撮影


    ■2010/10/26(火) 曇

    今日の昼はちょっと背筋に感じるほどの寒さだった~ purupuru~
    昼時、西田辺の交差点に向かって歩いていくとたまたま信号機が青に変わったので
    横断歩道を渡った。
    行先は、風任せというか信号任せな私。相変わらず、あみだくじしている。
    まっ、私の人生みたいなものかな・・・

    あみだくじの果て、たどり着いたのは久々の「カフェJOY」だった。
    ここで昼食するっていつ以来だろ・・・? 確かハヤシライス以来か。
    入口を覗くと丁度2席空いていた。ほらね。ちゃんと私の為に席まで用意されているだろ。
    だいたいこんなことが多い。私を待っていたかのような席の空き方。
    そして一番奥の席では別名「唐揚げくん」のT君がしっかり昼食をしていた。
    彼が食事する姿は、いつ見てもほほえましいし、うらやましい。

    本日のメニューは、「ミストローネスープスパ」 たぶん麺食いの私を呼んでいたのかもしれない。
    たまのスパゲティも悪くない、ポテトオムレツとバター風味たっぷりのトーストとコーヒー。
    今日のキャスト、脇役陣がしっかりしていた。

    店では、九州の温泉(スパ)話しに花が咲いていた。 今日は、スパでスパの日か。

    この店に最近うちのO本部長が顔を出すようになったとも聞いた。
  • それはいい~
    今度は、本部長にも是非トルコライスにシシリアンライス
    食べていただきましょうぞ。
    (寅)

気分は、もうクリスマス!? 「阿倍野HOOP」 10/25

2010年10月25日 21時33分18秒 | 「催し」ものは何かな?
( 阿倍野HOOP イルミネーションゲート )


■2010/10/25(月) 雨

おっ、早くもクリスマス気分。 
阿倍野HOOPでは、既にクリスマスイルミネーションが始まっていた。

実際のクリスマスには2ケ月も早いけど・・・  
でも2ケ月なんてあっと言う間なんだろうな~

果たして
雨は2ケ月過ぎに 雪へと変わるだろう・・・♪
となりますか。
これから2ケ月 お楽しみに~
(寅)

あなたのおすすめパワースポットはどこですか? 10/24

2010年10月25日 02時00分19秒 | 風の噂の「お天気たち」
(葛城一言主神社・参道のコスモス) 2010/10/24  am10:00撮影


■2010/10/24(日) 午前中は、曇時々晴

天気予報では、雨が降る日曜日と言われていたが、
時折日がさす天気となった。
人には、それぞれ自分にパワーをもらえる(感じがする)スポット
持っているんだろうと思うが、私の場合は、信貴山とココになるかな?

『葛城一言主神社』(かつらぎひとことぬしじんじゃ)

「願い事をひとことだけ叶えてくれる神社、いちごんさん」として
結構ローカル番組でとりあげられたこともあって、関西では結構
知られている神社のひとつだ。
先日も本屋で立ち読みした「全国のパワースポット特集」では
しっかり奈良県の3つの神社の中に入っていた。
大きすぎないのがいい。
あとの2つは、「春日大社」と「天川村の神社(芸能の神様)」だった。


ここは葛城古道の入口であって、朝から私より少し年配のご夫婦や
グループの一群が、カメラに三脚・ナップサックの軽登山のいでたちで
コスモス咲く参道の道を奥に向かって歩いている。

折角だからと階段を上がり大銀杏の横で一言願いをした。 
両親の健康のこと。

葛城山から吹いてくる少し冷たくなった風に揺れるコスモス
深まり行く秋を感じた。
(寅)

「人生に奇跡を起こす食 」 吉岡夫妻の考え方に私も賛同   10/24

2010年10月24日 22時45分08秒 | 『食』べる門には福来たる
( 瀧本美織  NHK「てっぱん」より )


■2010/10/24(日)  曇時々晴  夕方から小雨

「とろろ昆布の下に見え隠れしている『月見うどん』のようだ。」

昨夜の満月はこんな感じで、雲に遮られてクリアでなかった。
引き続き今日の天気は推して知るべしで、雨こそ降ってないが
そのまま曇った感じで推移している。

さて、TV番組の話題で恐縮だが、「ゲゲゲの女房」を録画して
全話見たことをこのブログに以前書いたが、引き続き現在
次のドラマの「てっぱん」も録画して毎夜見続けている。

さすがに前作の「ゲゲゲの女房」が、実話を元に話が構成されて
興味深かっただけに 切り替わった当初は、面白くなさそうなので
見るのをやめようかと思っていたが、近頃次第に面白くなってきた。
視聴率の方も「ゲゲゲの女房」と同様に好調に推移しているらしい。

いつから面白くなってきたかといえば、冨司純子演ずる下宿の大家さんが
お腹を空かした瀧本美織演ずる孫娘に「玉子どんぶり」を作ってあげる
シーンがあったが、その食事のシーンが何ともいえず印象的だった。

私と同じ感想を持った人が結構多くいたようで、NHKには
「あの玉子丼とても美味しそう」とかなり反響が届いたのだそうだ。
そして先週は、下宿している7人が初めて同じ食卓に着いて
小学生の男の子の誕生日を祝うために大家さんが、テーブルの真ん中に
ドーンと「大きなグラタンを出したシーン。
「え~ 大家さん、こんなもんも作れるんや」と皆がサプライズ。

それにしても出てくる食べ物が、どれも美味しそうなのだ。
別段変わったメニューが出てくるわけでもないのに。
そしてそれに輪をかけて瀧本美織の食べ方が、おいしそうそのもの。

「いったい誰が、フードコーディネーターをやっているのだろうか?」
出演・スタッフの名前を追ってみた。
吉岡秀治 あの吉岡夫妻「オカズデザイン」の吉岡さんか・・・ やっぱりな
映画「食堂かたつむり」でフードコーディネーターをつとめた人だ。
柴咲コウ演じる声を失った主役が「食べた人の人生に小さな奇跡をおこす」
ストーリーの映画。

吉岡さんご夫妻は、食で人をもてなす際 120%手間ヒマかけるのだそうだ。

さて次は、どんな美味しさを見せてくれるのか?
来週のストーリーは「母の味」 孫娘と祖母の奇妙な再会・同居から
いずれ大阪と尾道の味覚が、「てっぱん」の上でコラボしていくんだろうか。
これも食がとりもつ縁の小さな奇跡のストーリーかもしれない。

天真爛漫な村上あかり(瀧本美織)といけずの祖母・田中初音(冨司純子)のやりとりに
時折挿入される阪堺電車・大阪城・大和川といった大阪の景色、そしてそのものが
コラボのカタチともいえるメニュー「お好み焼き」
これらが相まって今後ストーリーがどんなふうに展開していくのか、
「てっぱん」がようやく熱く、面白くなってきた。

(寅)







「めしどろぼ漬」に「新米・こしひかり」完敗     10/24

2010年10月24日 21時15分01秒 | 向こう見ずな「食べ物」?
( 新米こしひかり&飛騨・めしどろぼ漬 ) 2010/10/24


■2010/10/24(日) 曇時々晴 夕方から小雨

先週、同じフロアのOさんから珍しい物が見つかったからと言って
『飛騨・めしどろぼ漬』なるものを頂いた。

ビニールの包みには、手拭いで顔を隠して逃げる泥棒の絵がユニーク。
「おー これが噂には聞いたことがある、類似品も出回っているという
飛騨のめしどろぼうとかいうやつか。 西日本でいう「ままかり」 
酒の世界で言う「酒盗」みたいな類(タグイ)のやつだよな・・・」

私は、週末に新米を購入する予定なので、それまで冷蔵庫に大事に
入れておくと伝えた。
そしてようやく本日、この秋獲れた新米こしひかり30kgを玄米で購入。

精米機で6分づきにして、ご飯を炊いて、その「めしどろぼ漬け」を
豪快にのっけて食べた。
この漬物は、赤カブ・大根・野沢菜をしょうがなどで漬けたものみたいだ
九州の「高菜漬け」のもっと歯ごたえ感があるやつと言った感じだろうか。

それにしても「新米」と「どろぼう」の組み合わせは、とてもいけていた。
いきなり他のおかずに箸を付けることなく (写真の)1膳食べきってしまった。
結局2膳豪快にのっけて食べて、もらった一袋の3/4を食べ切ってしまった。

まさに「持ってけ泥棒~!」状態で、新米の方は一方的に食べられて
ばかりの完敗であった。
(寅)

田園終焉なり。 (奈良県葛城市寺口地区) 2010/10/23

2010年10月23日 17時35分20秒 | 風の噂の「お天気たち」
(終焉を迎えた田園風景  奈良県葛城・寺口地区)  2010/10/23   15:45撮影


■2010/10/23(土)  曇・薄晴

白い煙が葛城山からゆるやかに吹き降ろすに流れて斜め斜めへと上がっていく。
この狼煙(ノロシ)が上がったら今年の田んぼも終わりということだ。
確か去年のブログでもこの種の写真を掲載した。
狼煙と勝手に書いたが、諸々の雑草や枯葉、干し草の類を燃やして、今年の田んぼ廻りの
後片付けみたいなものだろう。

わが菜園から写真を撮ろうとカメラのファインダーを除いてみると 稲刈り後の田んぼに
カラスたちがいることに気づいた。 しっかりわが屋敷の柿の実を食べた憎っき奴らだ。

今年のコメは、豊作の部類だけど1等米比率が低いと聞いた。 
この夏~秋の炎暑の影響に違いない。 通常味に大差無いらしいが、やはり残念な結果だ。
どちらにしろ今年は、終わり。 また来年に苗床を作って田植えから始まる。
1シーズン、1シーズンが勝負、自主トレ・キャンプから始まるプロ野球に似ている。

私が好きな日本酒も米なしには語れないし、そもそも日本人の物の考え方が、稲作から
来ているというのは、「チンギス・ハーン」という小説を読んでから確信するようになった。
コツコツとやって大を成すことにどの民族よりも美徳を感じるのも弥生の昔から
米と共に生活をしてきた日本人ならではだろう。

狩猟民族でない農耕民族だから 二十四節気など濃厚に根差した季節の細分化がある。  
各地にある郷土料理や和菓子などもそんな季節がささやいて、人々のインスピレーションを
呼び覚ました産物ではないか、最近私はそう考えるようになった。

奈良県にはまだまだ日が当たってないが自慢できるものがあるはず、
照一隅( 片隅の目立たないところにある名品にスポットをあてる) の意識を持ち続け
ひとつでも多く発見と感動を味わいたい。
そんな気にさせてくれるのもこの季節のうつろいあってこそだ。
(寅)