一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

けやき通りから坂道を登れば素敵な時間流れる喫茶空間 『豆豆的花』 【福岡・赤坂】7/7

2017年08月08日 23時55分55秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( 胡麻豆腐プリン&梅ジュース )

 

■2017/8/8(火) 雨後の満月

末広がり八が重なった日 台風一過の夜は、虫の音が聴こえる満月夜となった。

 

今夜は、先月七が重なった日 2017/7/7(金)七夕 雨上がりに伺った

福岡の喫茶店について書いておこうという気になった。

 

「(福岡)赤坂に一度連れて行きたい素敵な喫茶店があるから

もし金曜日に福岡に来れることがあれば連絡して」

とKさんからは、1年半以上も前から誘われていた。

 

福岡市赤坂・けやき通りから坂道を上った処にある隠れ家のように佇む館

『豆豆的花』Mame no hana  という喫茶のことである。

 

護国神社の三叉路交差の横断歩道を渡り

けやき通りから坂道を上がったところにやがて現れる三角屋根の邸宅

 

 

 

 《三角屋根の洋館のご自宅を喫茶室として週四日 開放してくれている》

という言い方の方が近いのかもしれない。

 

ところで「なぜ金曜日?」なのかと言えば 日曜・月曜・火曜の週三日が店休日

ならば土曜日は?   私は良くてもKさんの都合が悪い。

となれば週末に近くて一番都合がつきそうなのは金曜日だけ。

 

私がようやく金曜日に行けそうだと返事できたのは、今年の5月後半 

「今度 7月7日の金曜日 七夕の日に福岡に伺うことにします」

但し、物心ついて7月7日(七夕)が晴れた日は、一二度しかない。が

晴れ男の私が行けば少なくても雨は止むだろうと踏んでいた。

 

もともと珈琲好きで喫茶店巡りを昔は好んでやっていた私

日本酒ばかりでなく 奈良から喫茶目当てで

福岡に行くのもたまにはいいだろう。

 

 

( 「豆豆的花」エントランス )

 

新大阪発8時台の新幹線さくらに乗って11時前に博多駅に着いた時には、

あいにく小雨がまだ降っていたが、それから念じて

30~40分もしたころには雨も止み

傘をさすことなく邸宅の中に

 

 

(玄関口には山笠シーズンを迎えた人形飾りと紫陽花)

この日は、天気のせいもあるだろう とても紫陽花が似合っていた。

 

 (オーディオに建築の雑誌と伊丹十三の写真・書籍)

 

聞けば店主(女性)は、伊丹十三が作家の頃からのファンとのこと

映画「タンポポ」から伊丹監督ファンの私は及ばなかった。

 

 

 ( JAZZライブも何度か開催されたという ゆとりを感じさせる空間)

 

「素敵な店主さんといい このお部屋というか空間は

まるで 雑誌クロワッサンの世界みたいですね」

という感想をKさんに漏らしてしまうほど。

 

奥には、素敵な和室空間もあって 本日既に貸し切りとなっていた。

 

そしてKさんのオススメ 二胡のシンガー「里地帰」ライブ

ここでいずれ実施したい!  是非実現させる! (未定)・・・なのだとか 

それはそれでとても楽しみだ。

 

 

雨上がり、一枚板の大きなガラスの向こうで雨粒をたたえた木の葉と

窓から入って来る柔らかな光に、何とも言えない落ち着きを感じながら・・・

 素敵な時間がゆっくりと流れた。 


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(寅)


珈琲は天之美禄か!? その奥深さは日本酒といい勝負だ。 2/8 

2016年02月09日 00時20分45秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( My珈琲ギア&頂いた珈琲豆)

 

■2016/2/8(月)

なんば・星空スタンドで、合流したなっちゃん・ふくちゃんご夫婦から「寅さん 珈琲、お好きでしたよね 先日お祝で頂いた義侠のお返しもかねて」と福ちゃんが焙煎した珈琲豆を頂いた。袋を少し開いただけで何とも香ばしい。その香ばしさは、お酒以上にフラーっときそうだ。

家に帰って珈琲豆をしみじみと見つめていると「いったい何という豆なんだろう?」と聞くのを忘れたことに気づいて問い合わせた。 日本酒ならば大抵の見当がつく私も、珈琲は基本コロンビアかマンデリンのシングルオリジンしか飲まないものだから・・・ なんとなく南米産みたいだけど ぐらいしか見当がつかなかった。 

暫くして ふくちゃんから以下の珈琲豆の解説メールが届いた。(以下転載)

「お持ちした珈琲豆はヴァテマラのラ・ボスSHB   ヴァテマラの珈琲豆は標高によって格付けされています。SHBはストリクトリー・ハード・ビーンの略で標高4500フィート(約1370m)以上で採れた最優良品の意味です。

マヤ文明の地として有名なガテマラ。 このガテマラSHBとは最も標高の高い所で取れた、豆のグレード規格 SHB(ストリクトリーハードビーンズ)のこと。 芳醇な甘い香りに深みのあるコクと上品な酸味と三拍子そろった味わいで コーヒー好きには定番の銘柄」

へぇマヤ文明か・・・。私が人に日本酒あげる時に付ける説明書きよりも詳しい解説だ。ヴァテマラってグァテマラとはまた別なんだろうか?  そんな疑問が浮かびつつも要するにガテマラの最優良豆ということがわかった。

珈琲は何とも奥が深いな~とも思った。 なにしろ世界一の飲料と言われているくらいだから 珈琲道を究めようという人は全世界に少なくないのが、わかる気がする。

 

さっそく一杯 引き立てを頂けば、何とも上品な酸味とキレの良いコク ふくちゃん・なっちゃん  しばらく楽しめそうです。美味しい珈琲豆をありがとうございました。

 

 (寅)


星の夜空に「日本酒のち冷た~い珈琲」気分   【福岡・別府橋】8/10

2015年08月25日 02時30分45秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( コーヒーかき氷 「そふ珈琲」)

 

■2015/8/10(月)

伊食家KOTOBUKIを午後8時、後にしたあと

警固から西鉄バスに乗り、別府橋へ

この季節、日本酒飲んだ後は

なんだか無性にかき氷が

食べたくなる

 

たぶんお店は、開いているだろうことを期待して「そふ珈琲」へと向かった。

 

住宅街の暗い夜道にオレンジ色の灯りが、何とも気分をほっとさせてくれる。

 

 

自家製の「氷」の看板が、しっくりと雰囲気を壊さず目立っていた。

 

月替わり花と張り子のトラが飾ってあった。

 

▼ コーヒーかき氷をいただいた。 日本酒飲んだ後にぴったりだった。

 

▼福岡の動物園でのかき氷イベントに先週の土曜に続いて今週の土曜日に出店するとのこと

COOL COOL ZOO  連日の暑さに かき氷は、大盛況とのことだった。

 

▼コーヒーかき氷の後は、いつものコロンビアを頂いた。

 

▼博多発23:00の大分行特急SONICで小倉(の宿)まで引き返すことに

 

▼なんとなくブルートレインを思わせる夜のSONICが好き 大分には真夜中の1時20分着だとか

 

日本酒とイタリアンとコーヒーかき氷に舌鼓

23時丁度、列車は小倉に向けて走り出した。

 

 

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(寅)

 

 

 


紫陽花のうつろいと珈琲の香り そして倉吉の話に花が咲いた。 『そふ珈琲』② 【福岡・別府橋】6/12

2015年06月28日 23時55分30秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( 紫陽花と表紙を飾った掲載誌  「そふ珈琲」福岡 )

 

■2015/6/12(土) の手記  つづき

 

カウンターであじさい花を眺めながら 「それにしても 紫陽花という漢字は、良くできているな」と思った。

この漢字三文字を造ったのは、8世紀の中国の詩人として有名な白楽天

ところが近年、その当時の中国にはあじさいが無く、どうもライラックに名付けたのではないか

と言われている。

日本では、それより早くあぢさゐは、万葉集に読まれていたが、まだこの漢字は使われていなかった。

平安時代に中国から言葉を持ち帰った僧が、白楽天の紫陽花という漢字をあぢさゐに当てて今に至っている

と言われる。

当然のことながら ライラックに紫陽花を当てた中国ではその漢字はすたれ、

あぢさゐに紫陽花の漢字を当てた日本では現代に生きづいている。日本人ならではの、とりこんで

うまく自分のものにする姿勢が、そんなストーリーを作った。

薄紫色して 太陽のようにまあるい 花  

大詩人白楽天には悪いが紫陽花の三文字は、あぢさゐにこそ相応しい漢字と言い得て妙だと感じる。

 

あいにく晴れ男の私のため 福岡前日までの雨予想が 曇りのち晴れとなったのは紫陽花には

気の毒な気がするが、、「六月には紫陽花がよく似合う」と今更ながら思うのだった。

 

 

「どうも 雨の天気予報が外れましたね」と私が言ったところから

話しは、かき氷へと発展。

マスターが取り出して見せてくれたのは、2年前の「シティ情報FUKUOKA」8月号

この店「そふ珈琲」のコーヒーかき氷が表紙を飾った為

反響が大きく、今年も かき氷はいつからですか? の問い合わせが増えているのだそうだ。

それにしても凄いな 「シティ情報FUKUOKA」は、老若男女県民なら必ず知っている雑誌だと

聞いているだけに 表紙を飾ったかき氷を私も次回是非食べてみたいと思った。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ( 2年前の8月号 表紙を飾った そふ珈琲のコーヒーかき氷 )

 

もうひとつ 人気が、あまおうを使ったかき氷

春先から「あまおう」を仕込んで、この夏の為に冷凍庫で保管しているのだそうだ。

こちらの方が、数に限りがあって更に人気なのだそうだ。

氷の看板・マスターとふたつのかき氷がしっかり中で紹介されていた。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日、私がお土産で渡したのが、瓢月堂の「大阪プチバナナ」

ムッシュマキノがプロデュースして10年目を迎えるお菓子で、

3年ほど前には最近評判の菓子の一つとして 瓢月堂の母と息子が良くTVに出ていた。

珈琲好きな人に手土産に良く使う菓子でもある。

 

コーヒーゼリーだけでは、落ち着かず 〆はやはりホットコーヒー

シングルオリジンのコロンビアを頂いた。

カウンターの上のペンダントライトが、まるで満月のように映りこみ

私は勝手に ムーンフロート コロンビアの満月 と呼んでコーヒーを楽しんでいる。

 

(「ムーンフロート」 別名 コロンビアの満月 と私は勝手に名付けている)

 

プチバナナの御礼というわけでもないだろうが、マスターの大好きな祖父が

現在、鳥取県倉吉に住まわれていて そこから届いた クレオパトラⅡというメロンを頂いた。

これがとっても甘くて 品のいい味だった。

「倉吉は、遠い昔、鳥取から車で大山に向かう途中 寄ったことがありますよ

とても道が走り易かった印象が今も残ってますね。」と想い出を口にしてた。

今度改めてゆっくりと訪れたい街のひとつ。

 

 (ロールケーキにも使ったという甘くて品のよい味わい クレオパトラⅡ)

 

マスターの奥さんが、おめでたで8月末ご出産の予定。

今後は、ケーキ作りの影響や店の変則営業時間もありうるとのことだったが、

家族が増えるめでたいことだけに過ぎてしまえば何てことはないだろうと思った。

 

 

関西に戻ってもここのコーヒーが飲みたい時のために自分用に

オリジナルパックを5袋(650円)を買って帰ることにした。

一杯500円のブレンドコーヒーが家で5回楽しめる。

コロンビアベースのブレンドで、オーダーした商社や製法について

細かい説明をして頂いた。 

 

21時30分 およそ1時間の滞在

「ごちそうさま。今度はかき氷を食べにきますから」と言って店を出た。 

 

 

さあ、これから新幹線で小倉に引き返すぞ~  まずは博多駅へ急ぎ足

「ネルドリップ珈琲」の看板が「また来てね」という感じで見送ってくれた。 

 

おしまい 

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 (寅)

 


紫陽花のうつろいと珈琲の香り そして倉吉の話に花が咲いた。 『そふ珈琲』 ① 【福岡・別府橋】6/12

2015年06月27日 09時35分00秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( 紫陽花 「そふ珈琲」)

 

■2015/6/12(土)の手記

その日、JR小倉駅裏のコンフォートホテルに宿をとっていた私。

小倉魚町で飲み食べしながら時間を過ごした後、一旦ホテルに戻り 

ポケットから取り出した新幹線の乗り放題チケットを机に置いて

暫く眺めていた。 気分で行動するタイプの私。

折角の乗り放題チケットだし・・・

今から博多まで足を伸ばして珈琲を飲みに行ってみようか という気になってきた。

(ご存じの通り、日本酒の次に私の好きな飲み物が珈琲)

珈琲を飲みに行く為だけに新幹線を使う いいじゃないか 

 

新幹線なら小倉~博多はわずか15分 大阪の地下鉄で言えば 天王寺~梅田の時間だし

往復3600円が要らないなら使わない手はない。

 

小倉駅のホームに19:20 まもなく入って来た19:24のぞみ41に乗車。

向かったのは、福岡・別府橋の「そふ珈琲」 店に着いたのは、丁度1時間後の午後8時25分だった。

 

(別府橋から団地に向かう夜道 暖かい灯りが目印「そふ珈琲」) 

 

カウンターでは、マスターと奥さん そして薄いブルーの紫陽花が迎えてくれた。

「先月は菖蒲、今月は紫陽花」季節の花がいつもこの店を上品に演出している。

時間が時間だけに お目当てのシュークリームは完売、コーヒーゼリーを頂いた。

知らなかったが、ここの水出しアイスコーヒーゼリーは店の人気メニューなのだそうだ。

 

(スプーンを入れるワクワク感がたまらない)

 

「お酒飲んだ後に合うんですよ」とマスターのひと言が添えられた。

「確かにこれは飲んだ後に合いますね」

コーヒーシロップはラム酒を使った自家製  口に含んだ瞬間嬉しくなった。

澄んだコーヒーの味わいにラムの香り、アイスクリームが織りなすハーモニー

スプーンを入れる度、まるで黒いダイヤモンドを頂いているような気分だった。

 

つづく

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(寅)

 


ほどよい甘さと香ばしさに誘われた昼下がり  『そふ珈琲』  【福岡・別府】 5/4-①

2015年05月22日 23時55分35秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( アイスカフェオレ & アンデスの石  「そふ珈琲」)

 

 

■2015/5/4(月) 祝  快晴・暑

昨日とは打って変わって 夏のような日射しに 歩きながら蝉が鳴いてもおかしくないなと思った。

昨日と同じく、中洲から天神で乗り継いで、昨日は間に合わなかった

別府(べふ)の「そふ珈琲」へ再度チャレンジ。

 

別府の住宅街へと続く道 (夜とはイメージが違う)

 

お店の前には、ネルドリップの看板が出ていてひと安心。

 

店に入るとまず目についたのが、カウンターの菖蒲

 

そして左端には「ん? 牡丹ですか?」と聞けば、これは見事にハズレ 「芍薬です」とマスター

立てば芍薬とは、立ち姿の美しい女性のこと 季節の生花が本当に綺麗に飾ってある。

 

カウンターには先客がいらしていて どうも常連さんらしい。

聞けば大学の先生で、となりの友達同士の女子学生と

 趣味の石の採集話で盛り上がっていた。

 

 

 

暑い中、出された冷えた水 コップも汗をかいているような姿を見て、

 「赤坂の豆豆的花さんで、そふ珈琲さんと同じグラスを使っているって

聞いたんですけど。」とマスターに尋ねた。

 

「あそこは知り合いなんです。 とてもわかりにくい処に店があるんですけど

逆にそれがいいのか、人気になっていて 喫茶店ですけど ぜんざいやお餅なんかも美味しいんですよ」

「ねっ、美味しいよね」と隣にいた奥さんに確認しながらマスターがそのお店の説明してれた。

 

その会話に興味を持たれたのか、お隣にいらした大学の先生もその店の場所詳細を

マスターに確認していた。 

 

 注文は、暑かったので 「アイスカフェオレとシュークリーム」 

再訪してまで食べたかった。このシュークリームを食べに来たんだ。

後から入って来られたご夫婦のご主人も 「ここのシュークリームはいい甘さでうまい」

絶賛して、私の感想を代弁していた。

 

( スレンダーな体系のマスター )

 

今回マスターとはコンビニのコーヒーの話しになり

セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートのコーヒーを飲み比べ、

セブンイレブンのコーヒーが頭ひとつ半抜けていると思っていたが

マスターの説明で、あながち外れてないことがわかった。

 

アイスカフェオレとシュークリームを

食べ終えた後、ここには そう来れないこともあり、

コロンビアのホットとフランス産チーズを使ったチーズケーキを注文第二ラウンド

 

 

やはり珈琲はホットが落ち着くな ホットひと安心とは良く行ったものだ。

 

昨日 訪ねて閉店だった分と合わせて二回分を頂いた昼下がり。

その間、何組ものお客さんが入ってきて、シュークリームを買って帰る。

 

店内のすっきりとした落ち着きと店自体の佇まいが

何とも 大人の居場所を提供してくれているようで嬉しい。

 

ここが天神じゃないからいい。福岡に来たら地下鉄に乗って足を伸ばしたくなる。

コーヒーとケーキが美味しい おすすめの喫茶店 『そふ珈琲』

人生 苦いばかりでもだめ ほどよい甘さとすっぱさと

それと後は 香ばしさかな・・・

 

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(寅)

 


日が暮れた奈良で、ほっこり名古屋メニュー 「小倉トースト」 10/28

2014年10月28日 22時03分15秒 | 「喫茶」大好きっさ!

(  小倉トースト )

 

■2014/10/28(火)

日中は、20℃以上ある気温も日が暮れると一気に10℃近く急降下

午後6時前だというのに 何だか午後8時と錯覚する程暗い

寒くて暗い夕暮れは、ほっこり暖まりたくなる

かと言って週前半は、お酒の外飲みは

しないタイプ。今夜は喫茶店に

寄って帰ることにした。

 

 

『コメダ珈琲店』

 

ここに入るのは実に4年ぶり2度目

4年前 オープンしたばかりの法隆寺店で

珈琲を飲んだことがあるが「珈琲の味は普通」という印象から

長い間遠ざかっていた店。その後この「コメダ珈琲」という喫茶店が

名古屋発祥の店で、フランチャイズ数500店舗を超える数があると知ったのは最近。

 

寒い日のお目当ては温かい珈琲と小倉(おぐら)トースト 味噌カツサンドなども

メニューにあるのが名古屋っぽくてうれしいところ

梁の感じがいい雰囲気 まるでログ製民家

 

ファミレスみたいな雰囲気も漂って関西の喫茶店にはない

珈琲一杯で長くいてもよさそうな 放任主義の

家庭のような雰囲気があるのが特徴かな

若い女の子同士が、彼氏の話を

しているのが、聞こえていた。

 

 

帰って晩御飯と燗酒もやらないといけないし

今夜は珈琲と小倉トーストで終わり

これぞ尾張メニュー

 

 

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 (寅)

 


欅(ケヤキ)が揺れる、心も揺れる。 わずか五席の空間喫茶 『GOSEKI』 【福岡・別府】8/9

2014年08月21日 01時00分15秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( アイスコーヒー  喫茶GOSEKI 「福岡市別府」)

 

■2014/8/9(土)

軍師官兵衛(黒田如水)の墓に手を合わせた崇福寺墓地を後に、歩くこと5分。

千代県庁口駅から地下鉄で天神に向かった。南天神駅への乗り換えは、

東京で言えば有楽町で降り日比谷迄歩く以上の距離

6~7分はユウにかかる距離なのだ。

ただ、乗り換えの道のりがシックでオシャレな

「天神地下街」というのが、東京や大阪とは違っていいところ。

 

それにしても国内外の観光客が買い物と見物で、※「天ぶら」している数の多いこと。

※天神ぶらぶらを銀座ぶらぶら「銀ぶら」になぞらえ「天ぶら」と言い九州で使われている。

 

天神南駅発の七隈線は、フォレストグリーンのおしゃれな地下鉄

10分ほど乗れば城南区別府。向かった先は、喫茶「GOSEKI」

福岡市の東から中心地天神で乗り換え福岡市の城南へやって来た。

時刻は、既に17時30分になっていた。

 

お店の扉を開けば先客は、若い女性が一名

私は、マスターに会釈し一番奥のカウンター席に腰かけた。

「アイスコーヒー」を注文し、そこからしばしマスターとお話をした。

 

本棚には、ずらり村上春樹の本 大きなガラスを通し

ユラユラ揺れる欅(ケヤキ)の枝が台風余波を伝えていた。

「通りを眺めているだけで、飽きないんですよ」とマスター

ガラスから飛び込んでくる外の景色が、この店のコンテンツでもある。

 

当初は、ガラス側を背に調理カウンターにする予定だったそうだが、

設計にあたった人から 道行く人に洗い物や自分の後ろ姿を

見せるのはみっともないと反対され、今の形態に。

「結果 言うこと聞いて本当正解だった」

裏話しをしてくれた。

狭いながらもレイアウトの勝利といったところだろう。

 

箱崎の印鑑屋さんが使ってない店舗二階を改築し、箱崎宮の景色を取り込むようになって

今では、地域を代表するコミュニティスペースとして予約が殺到、

充分に活用されているといった話もしてくれた。

 

福岡市城南区別府 小バコを地で行く、わずか五席の喫茶店 GOSEKI

 

わずか五席のカウンターだけの喫茶店だけど

けやき並木の景色をとりこんで全く狭さを感じさせない。

紅葉の季節に訪れて、音楽を聴きながらお気に入りの本を手に

ページをめくり、美味しい珈琲を味わってみたくなる喫茶店なのだ。

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(寅)

 


その珈琲コロンビア。 レモングラスの味がした。 「ALA COFFEE」 【福岡・別府】

2014年06月06日 00時30分50秒 | 「喫茶」大好きっさ!

(  コロンビア  ALA COFFEE )

 

コロンビアと聞いて私のように即COFFEEだと連想する人はそう多くない。それよりは、ワールドカップが近づいているサッカー・日本の対戦相手でしょ という方が多いかも

 

福岡・別府の「ALA COFFEE」は、こだわりの珈琲店。 店内禁煙にしているところにそのこだわりが伺える。 喫茶店で、禁煙営業することは勇気がいること。それはとりもなおさず、香りと味を大事にしているということだ。

日本酒の場でも折角美味しい日本酒に巡り会えたと思っていたら 横から白い煙に邪魔されることは珍しくない。 酒を飲みに来たらのむのは、ひとつにしろ! という気持ちがあるから良くわかる。

マスターは私が以前お店に行った際「私の好きなコロンビアを置いてないですね 」という言葉を覚えていたようで、「いい豆が入ったので」と私のために 日頃は置かないコロンビアをわざわざ入れてくれたようだった。 私が言わなければ コロンビア豆を仕入れる筋合いもなかっただろうから。

マスターのコロンビアに対する評価は、「酸味が強くて 中庸 なんとなくぼんやりしている」というもの。私が評価しているほど豆への評価は高くないことがわかる。 もし高く評価していれば、とっくにレギュラーでこの店に置いてあるはずだし。 マスターのひいきは、マンデリンなのかも・・・

コロンビア豆に対する私の評価は、「さわやかな酸味、ライトなコク。 レモンケーキに合わせたい一杯」だ。

「入れ方で味も変わるんです」と出されたコロンビアの一杯目は、レモングラスの味わい。 二杯目は、ほんのりレモンの味。 その味わい、聖橋(ひじりばし)から放ったもぎたての檸檬の残像。

二杯飲んだ後、 「コロンビア ミラマール農園の2012年物」 お持ち帰りにした。 ブラジルでのワールドカップ。 いつもよりコーヒーにも盛り上がりの波が来るかもしれない。

ちなみにコロンビアの名物のひとつ、揚げカレーパンとコロンビアコーヒー なかなかよさそうだ。

(寅)

 

 

 

 

 


喫茶店好きさ 珈琲大すきっさ  6/3

2014年06月03日 00時06分40秒 | 「喫茶」大好きっさ!

(BRUTUS  喫茶店好き)

 

■2014/6/3(火) 

 ~ 梅雨入り前の喫茶話し ~

私が、珈琲好きというのは、意外と知られていない。下の写真は、喫茶店での珈琲ではなく、PiEDRAで夕方立ち飲みした際に撮ったもの。日本酒と違って、ほとんど写真を撮ったことがないことに気づいた。昔は、時間に余裕があれば昼は必ずと言っていいほど喫茶店に飛び込んで、夏でも熱~い珈琲を楽しんでいた。もちろん夏場、ここぞという店ではアイスコーヒーにしていた。

心斎橋の丸福本店の西洋アンティーク調の椅子に座って飲むストロングアイスコーヒーが大好きだった。 別名、「眠れぬ珈琲」案外夏の夜の夢を見させてくれる珈琲だった。

県立医科大前 アラビカのアイスコーヒーも好きだな~ 香り良く飲み心地きりっとしてて。

 

 

コーヒー大好き サンドイッチも チーズケーキやレモンケーキも・・・ これが、日が沈むと 日本酒大好き 刺身も焼き鳥もおでんも好き となる。

太陽がある時、ない時で、飲みたい物・食べたい物が変わるのは、どうやら間違いなさそうだ。 この夏、何杯の美味しい珈琲に出会うだろう。

(寅)


本と音楽と木漏れ日と珈琲香る空間 わずか五席の喫茶店 『GOSEKI』 【福岡・別府】5/2

2014年05月31日 00時05分05秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( GOSEKI  福岡市別府 )

 

 ■2014/5/2(金)のお話し

~ 老舗料亭で味わった「五凛」生酒、五月を締めくくるお話しはわずか「五席」の喫茶店 ~

 

六本松「しばこ」で食事をした後、「私は仕事に戻らないといけないから」

K先輩とは別府(べふ)でお別れし、営業していると確認してもらっていた

喫茶店へと向かった。

昨年11月2日に訪れた日、その店は、閉まっていて、今日はそれから丁度半年目の日。  

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/40755e0fd066b20f5140ace829eb0f26

 

私が向かったのは、その座席数わずか五席の喫茶店 その名も『GOSEKI』

一歩店に足を踏み入れて外を眺めるとガラス越しの景色は

日差しや風の流れが手に取るようにわかる。

四季のうつろいを音楽と本そして

揺れる街路樹の葉陰と

珈琲香が演出する

素敵な空間。

 

 

 

座るなり「奈良から来ました。」と私が言えば「事前に伺っていた方ですね」

マスターは気持ちよく迎えてくれた。 マスターは、先客とお話しの途中で、

私はカウンターの入口に一番近い席で、女性の立つ前の席に座った。

マスターが手首をその女性に向け「娘です」と教えてくれた。

 

 

 

「丁度半年前の11月2日にこの店に伺ったんですよ でも休みでした。」といえば

父娘見合わせて「ああ、丁度あの日は 結婚の準備で東京に行ってたものですから」

と説明してくれた。 娘さん、新婚さんなんだ。

 お嬢さん結婚後も東京で生活中とのことで、里帰り。ここに姿を見せることは珍しく

今日の私はとても幸運だったことになる。

 

「東京で生活してたら福岡の食べ物のおいしさがよくわかるでしょ」と聞けば

「東京で刺身を食べると(その美味しくなさに)がっかりするんですよ」

「福岡の人は、ごぼう天うどんが全国にあると思っている?んですよねと言えば

「そう もうひとつ ブラックモンブラン(チョコアイスバー)もありますよ」

たわいもない食べ物の話しばかりしていた。

 

 

(マスターと東京から里帰りして手伝いに来てた娘さん)

父娘なかなかいい感じの写真なので、 写真をお送りしブログ掲載の了解をいただいた。

 

 

店内は、シンプルで洗練された北欧テイストな雰囲気で、疲れない。

私からの土産は、「ビリージョエルのCD」「奈良の蚊帳ふきん」

CDは早速、デンマーク製のスピーカーで聴かせてもらい

蚊帳ふきんは、「使いますね」と早速使い始めてくれた。

 

珈琲は専門店(TOMONOさん)「この3種あれば大半はカバーできるでしょ」

言われ卸してもらっているブレンド 3種を出している

GOSEKI、杜(もり)、碧(あお) の中から私が注文したのは GOSEKI

ラストテイストで味と香りがしっかりしている飲みやすさ

 

そのブレンド珈琲の美味しさもさることながら

それが以前窯元見学させてもらったことがある

 有田焼 新窯 青花のコーヒーカップで出てきた

のだから驚いた。

 

懐かしい本も見つけた。

北九州小倉出身 わたせせいぞうの「ハートカクテル」 

 

 ここで珈琲を飲みながら色づく街路樹の秋もいいだろうな

数センチ雪が積もった冬、珈琲恋しさに店で暖をとるのもいいかもしれない

街路樹の蝉の鳴き声を聴きながらアイスコーヒーで涼をとる夏ももうすぐかも

なんて勝手にそれぞれの季節を想像してしまっていた。

 

もう一冊 本を開いてみると日本酒特集

 

マスター 実は日本酒も嫌いではないとのことで、

「若竹屋の季節限定酒が美味しかったですね」という

若竹屋ファンの私を喜ばせる嬉しいコメント。

 

 

わずか五席だけどガラスごしに景色と光をとりこんで広がる癒しの空間。

本と音楽と珈琲と木漏れ日 そして私 (五席)

 

 五席の喫茶店で味わった五月の珈琲は、素敵な季節の味がした。

 

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(寅)

 


スコーンと腑に落ちた夕暮れはアンバーなキラメキ 『こめや』 【福岡・六本松】11/2

2013年11月09日 00時10分07秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( スコーンセット  福岡市六本松「こめや」)

※スコーンセット(写真)にCentury書体で店名を入れてみた。私のイメージはこれ。

 

■2013/11/2(土)

福岡市別府(べふ)の喫茶「goseki」が休業だったことが次の展開に繋がった。

「もう一軒連れて行きたい店があるんだけど・・・」とK先輩が言い出した。

「六本松だけどいい?」と私に聞いてきたが、こちらの方こそ

「そんなに付き合ってもらっていいんですか?」

恐縮することしきり、でも嬉しい。

天神行きのパスに乗って

六本松へ

 

別府橋を渡ればそこは六本松みたいな近距離だけど歩けば時間がかかる距離

 

バスを降り路地に入っていくと何軒か雰囲気のいい店があった。

私が「ここですか?」と聞いた店はどれも外れた。

そして白く新しそうな中華料理店を

過ぎたところで、見えた店

「もしかして ここですね」

「そう ここ」

 

夕暮れ時にオレンジ色の灯りが、丁度外に漏れ出し始めた頃

喫茶 こめや

 

入口には、○○定食と沢山の定食メニューが書かれていたのに驚いた、

ラーメン・替え玉を食べ終えてからまだ2時間の私

 「先輩、さすがに今は定食は無理です」

「じゃ、スコーンセットは?」

「う~ん自信ないけど 入るかもですね」

と言いながらダークブラウンの扉を開いて店に入った。

店内に入ると白熱球の色と壁の色、家具の色が調和して落ち着く空間が広がっていた。

 

広げられたパンフに「goseki」も「こめや」も載っていた。

 

「なかなかいい感じの店ですね」

「(そう)やろ~ 土曜日など半ドン仕事をした時なんか、自分へのご褒美だと言って

この店に食事をしに来るの」

時間のあるときに路地を歩いて自分好みの店を探したとのこと。

好んで路地を歩くなんてなんだか似てるな・・・ 

但し私の場合、探すのは日本酒だけど

女性にも隠れ家は必要なわけだ。

 

注文したのは、 「スコーンセット二つ」

 

 

私がなかなかいい雰囲気のあるカウンターだよな~と席を眺めながら

カウンターに現れた店の奥さんに

「ところで何故お店の名が「こめや」なんですか?

お米やさんだった処を改築したから?」と聞いたら

「私の実家が、お米屋なのでそれから付けた名前です」との回答

ということは・・・ この店の売りはもしかして「ごはん」!?  定食メニューが多いわけだ。

 

▼仕事を終えた男の夜の食堂なんてのも ここだととても絵になりそう

 

やがて運ばれてきた「スコーンセット」 見るだけでも楽しくなるプレート

小振りなスコーン2個に 上にフルーツが置かれたアイスクリーム

そして生クリームとブルーベリージャム

これなら別腹(べつばら)で充分対応できそうだ 

 

「ブログにここの店のこと書いたら またお店の人に見せるからね」

と言われた。 私がこの店をどんなふうに紹介するのか?

お気に入りのお店を教えてもらい

その上ごちそうにまでなって

申し訳ない限りだ。

 

入口の窓から見える外は群青色

アンバー(琥珀色)な空間にともる灯りが

煌(きら)めきのように外に溢れ出していることだろう。

スコーンと腑に落ちる快感を味わった六本松・喫茶「こめや」の夕暮れどき。

「先輩、ごちそうさんでした。 いつも素敵な店の提供をありがとうございます。」

 

(寅)

 


臨休とは誠に残念!  わずか五席の時空間喫茶 『goseki』 【福岡・別府】11/2

2013年11月08日 00時45分15秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( 五席の喫茶店「goseki」  福岡市別府 )

 

■2013/11/2(土) 曇

『ALA COFFEE』を出たあとそのK先輩が、「是非連れて行きたい喫茶店があるんだけど(お腹に)入る?」と聞かれ、

「珈琲と甘いのは別腹ですから」と同じ別府地域に出来て間もない店に連れて行ってもらうことにした。

歩くこと3~4分、やがて見えてきた白いマンションの一階部分足元に

マンションのオプションみたいな感じで現れた直方体空間

ここが、その案内された喫茶店

『goseki』

 

店名は、

客席が五席だからgosekiというのだとか。

扉の貼り紙から残念ながら臨時休業だとわかった。

珈琲に読書が自由な空間らしい、落ち着いた時が流れる時空間

「きっとここのマスターと話が合いそうな気がして誘ったんだけどな」と言われて

う~ん そうですか それは誠に残念。 次は是非その時空間に飛び込んでみたい。

 

 

▼  まずは、マンション1階に真新しいコンクリートの直方体空間に惹かれた。

客席が五つ  その名もgosekiか・・・ 

どんな感じの店なんだろう。好奇心は膨らんだ。 でもブラインドが降ろされているみたい。

 

▼books&coffee

 

▼店の特徴を表している表札 一体どんな本を置いているのかな?

 

▼11月2日は、 臨時休業なのか・・・ 誠に残念!! 

 

この五席の一つに席に座った暁には、ますます時間の経つのを忘れ

 「何時? の名は、珈琲なり」 とここでも言ってしまいそうだ。

(寅)


「汝の名は珈琲なり」 およそ2ヶ月ぶりのALA COFFEE 【福岡・別府】11/2

2013年11月07日 00時22分22秒 | 「喫茶」大好きっさ!

( ブレンド   福岡市「ALA COFFEE」)

 

■2013/11/2(土) 曇時々晴

福岡市東区「一龍亭」で純米酒・餃子・ラーメン・替玉で満腹になった後、

気づけば今度は2ケ月ぶりに城南区別府(べふ)に来ていた。

別府と書けば誰しも温泉地(べっぷ)と読んでしまうが、

福岡では別府と書いたら(べふ)と読む

そのことがもじられたTVCMが

流れていておかしかった。

 

 

別府橋から下った地下鉄別府駅の地上は比較的交通量が多い。

午後4時その道路に面した喫茶店「ALA COFFEE」に入った。

 

前回来た時は、夏の暑さだったことを思い出した。

今回は、入口に近いカウンター席端に座り、

瓶と器具の置かれた向こう窓に映る

車の流れを見つめていた。

 

メニュー表にまだコロンビア豆が名を連ねてないことを確認した私は

今回はブレンドを注文してみた。(前回はブラジルだった。)

 

( ALA ブレンドコーヒー )

 

 コロンビアは置かないんですね? そう尋ねた私に マスターは、

「高品質のコロンビア豆があったんですけどね、

あっという間に売り切れて、買い損ねたんです。」

 

へぇ~ 結構 こだわって仕入れしてるんだ。と思った。

それなら いずれここでコロンビアが飲める楽しみも膨らむというもの。

 

「汝の名は、珈琲なり」 (前回ALA COFFEを紹介時のタレーランの言葉)

そんなことつぶやいているとやがて背中の扉が開いて待ち合わせていたK先輩が

「ごめんね 結局遅くなりました」と店に入ってきた。

 

正直 珈琲を味わいながら時間が経つことを気にしてなかった私

「何時?  の名は珈琲なり」

 時 香りし、 時 忘れし、 珈琲なり

(寅)