一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

きつねのお導きか? 瓢箪山で待望の『酒屋八兵衛・伊勢錦』を手に入れた日  12/4

2011年12月04日 22時44分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「酒屋八兵衛・伊勢錦」 )

■2011/12/4(日) 晴

万葉集にも謳われた二上山の色づきが最高潮を迎えて、電車内で三脚やカメラを手にした人を多く見かけたここ葛城だった。

葛城山(=篠峯)も部分的にだが、赤や黄色い模様が稜線に走り、新緑の頃と並んで一番主張している季節とも言える。

 

9月に参加した日本酒イベント「大阪SAKESONIC2011」で試飲させて頂いた際、とても美味しく印象的だった燗酒

『酒屋八兵衛』伊勢錦

SAKESONIC記載のブログ http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/39bcae5959521783c24e03da5c481494

 

「おかみさんのところの伊勢錦のお酒は、どこで手に入りますか(買えますか)?」元坂(げんさか)酒造のおかみさんに質問していたら 

そのおかみさんから「天理のN酒店さんで買えますよ。」と返事を頂いてはいたが、実はN酒店のホームページの在庫状況では

既に「伊勢錦」バージョンは早々に完売になってしまっていたのだった。 通販は一切しない酒屋売りオンリー。

いまだ手にできなかったその酒をいつも気にはしつつ、 思いがけず今日ようやく手にすることができたのだった。

たまたま今日、東大阪の瓢箪山のお稲荷さん に行った帰りに 地酒の取り扱いで有名な「ひょうたんや」酒店さんを覗いてみた。 

神社に祭られている「瓢箪山」という銘柄が並び、朝、運転免許の更新で予期せず梅乃宿の平岡君に会ったが、このお酒は、

その梅乃宿酒造が作っている酒だと聞いて こんなところ(東大阪)に来てもまた梅乃宿に出会うなんて縁を感じた日となった。

▲東大阪「ひょうたんや」酒店

たまたま地酒が並ぶ冷蔵ケースを一通り覗かせて頂いていたら 思わず「酒屋八兵衛」の伊勢錦発見。

当然のことながら即買いしてしまった。 それに「▼ポスターの写真までも八兵衛じゃないか!」 これはかなり嬉しい。

 

おキツネさまに導かれて 幻の酒米のお酒に行きついた。  やはり詣でてみるものだ。

おキツネさまは、酒が好きなのか・・・ ▼ 案外、口にしているのはお水じゃなくてお酒?なのかも・・・

 

八兵衛・伊勢錦を手にし、10月の頭に出張先で読んだ▼元坂酒造「伊勢錦の記事」のこと 思い出してしまった。 

 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/bce87136cba8d5ac2bf2e40e161d439c

「酒屋八兵衛・伊勢錦」もう少し寒くなったら ぬる燗でいただくとしよう!  これは大事に飲みたい酒だ。

(寅)

 

 

 

 


雪のふる里のにごり酒  「阿櫻」(秋田)   12/3

2011年12月04日 21時20分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「阿櫻」にごり酒 )

■2011/12/3(土) 曇

近鉄百貨店・阿部野橋本店の日本酒コーナーには、秋田県横手市の『阿櫻酒造』が試飲出展していた。

前回が梅乃宿酒造だったから その次の出展ということになる。

杜氏さんも来られていて計4名。 秋田から大阪に大挙4名も・・・ と驚いた。

杜氏さんに少し質問をしたら 帰って来た東北なまりに北国の香りがした。

秋田と聞けば「高清水」・「新政」・「刈穂」など 好きな銘柄がすぐに浮かびあがるほどの清酒王国。

純米吟醸を試飲させてもらったら さすがに秋田の酒らしくキリリとした感じで、岩手の酒と並んで私好みだ。

「秋田さけこまち」という米を良く使っている。 同じ東北でも福島の酒とは印象がかなり違っている。

その日買ったのは、とても甘い -30ほどのにごり酒。 かまくら(雪のドーム)の中なんかで、飲むのがあってるんだうけど。 

箱に詰めてもらったら その箱には「雪のふる里」と書いてあった。 秋田は当然のことながら雪が降っているとのこと。

「雪の降る里」或いは「雪の故郷」のにごり酒  Myぐい呑みで頂いてみたら なかにかいい感じだった。

それにしても このお酒 人生とかなり違って 甘(あま)~ そして きく~ 感じだ。

(寅)