( 「篠峯」吟風 純米うすにごり ) 2011/12/8
■2011/12/8(木) 月夜
そういえば、12/8という日付を迎え必ず思い出すのが ジョン・レノンの命日。 1980年のことだった。
追悼のイマジン♪が街のどこからも流れていたのも12月の灰色の雲の下、クリスマスにもジョン・レノンの曲一色。
イメージはいつも今日のような雨上がりのような灰色の曇り空だった。
(なんだか この日は、毎年同じようなことを書いているような気がする。)
■去年の 12/8 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/6e46220fa67ec61080b228779721984c
■おととしの12/8 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/15c99bb186ddd9cd0c009663c6bf9789
さて今夜の葛城。 頭上近くにやがて満月になろうかというような煌々と輝く月の下を 川が流れるような早いスピードで、雲が流れている。
行く川の流れは絶えずして・・・ と昔 授業で習った一文が口をついて出てくる。 無常の摂理を思い知らされるような寒さだ。
だけど月が満ちてくると 何故かお酒を飲みたくなってしまうのは、どうしてだろう。
部屋に戻って 今日帰りに買った 生ハムとチーズをあてに 昨日「エポックかつらぎ店」で購入した 「篠峯」吟風うすにごり を開封した。
ペリエを口に含んだようなピチピチとしてピリッとした舌触り、辛さのあとでうすにごりならではの ほのかな甘さを残す酒。
酒米は「吟風」ぎんぷう 北の大地 北海道の酒造好適米 私の好きな八反2号と食米きららの流れの米のようだ。
再び 冷たい夜風に 頭上の流れる雲を見上げ、北の大地を吹き抜ける「吟風」をイマジンしたと言えば大げさだろうか。
少なくても 今夜飲んだ印象は、心に吟の風吹き抜けるようだった。
(寅)