一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

酒は世につれ 世は酒につれ 「梅乃宿蔵開き」

2009年10月31日 23時58分22秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(第十二回「梅乃宿蔵開き」 奈良・葛城) 2009.10.31


結構この日を楽しみにしている関西の日本酒ファンも多い。
そして、不思議とここの蔵の蔵開きイベントの日は、決まって
秋晴れなのだ。 少なくても私が知るここ4年は、全て快晴。

「神宿る清水の里から」(ラベルに書かれたコピー)だし、きっと
神様もお酒が好きなんだ。だから神様もこの日ばかりは、できる限りの
快晴の天気を葛城の里に提供してくれているんだと思ったりもする。

印刷会社のI君が、是非とも行ってみたいとのことで、またしても
すぐに食いついてきた。私が地元の蔵に招待するような形になった。

それにしてもいつもだったら昼時の近鉄・新庄駅はひっそり閑としているのに
この日ばかりは、うちの会社の人間にも出会ったし、大阪からの人も含め、
阿部野の近鉄百貨店で買い込んだお酒のアテを抱えた人にグループ連れ等、蔵まで蟻の大行列になっていた。

駅からおよそ7~8分ほど歩けば、葛城山の全容がどっかり目に入る
そんな場所に白壁の蔵が現れる。

ヨーロッパで金賞を受賞した映画監督の河瀬直美さんが訪れたり、地域に
寄贈やエコ運動で貢献しているこの蔵は、ある種地元の誇りでもある。

3~4年ほど前だったか、「日経TRENDY」という雑誌で
ここの梅酒が、日本一に輝いたことがある。
当時まだ珍しかった清酒による梅酒づくりを、ここ「梅乃宿酒造」は
かなり以前から手がけていた。
最近では、大阪の名だたるお店で、ここの「あらごし梅酒」のボトルを
見かけることも珍しくない。

梅は吉野の梅を使用。蔵の名前にも梅がついているくらいだから
このお酒の大ヒットは御神木(ゴシンボク)のおかげのような気もする。

今日と明日の午前・午後の部の計四コマの開催。
私は、今日(土曜日)午後の部で申し込み、当選はがきをもらったので
12時半に受付を済ませ お開きの16時を30分すぎるまで、
4時間ほど滞在しI君と飲み続けていた。

「まさかこんな多くの人で、これほど盛大だとは思ってもいませんでした。」
とI君。
私は3度目になるが、折角だから酒蔵見学に誘い、お酒ができるまでの
社会科見学(約30分)をした。
「今日は来て良かったです。印刷をやっていると製造業の物が
できあがるまでってとても参考になります。」とのコメントが彼らしい。

ちなみにこの蔵の会社案内を印刷しているのが、I君の会社というから
まんざら縁が無いわけでもないのだ。

帰る時には、かなりここの酒のファンになったようで、私が知らないうちに
お酒2本とここのお酒を使ったアドレのケーキをお土産に買っていた。

2009年10月最終日、
好天の青空の下、約4時間、葛城の蔵で立ち飲み三昧した一日。
うわ~飲みすぎて蔵蔵(クラクラ)しそう。 既に来年が待ち遠しいぞ~
(寅)







菊池雄星で思い出した私の「深夜食堂」

2009年10月31日 04時07分17秒 | 『食』べる門には福来たる
(TBS「深夜食堂」より)


甲子園の星、岩手・花巻東高校の菊池雄星君は、今年のドラフトの超目玉。
先日ののドラフト会議で、その菊池君を6球団競合の中、西武ライオンズの
渡辺監督が引き当てた。
最初に抽選箱に手を入れて一発で当たりくじを引き当てた渡辺監督は
凄い!運の持ち主だと思った。

そして私が興味を惹かれたのは、その渡辺監督の後日談で、抽選の前日、
渡辺監督は、菊池君の郷里の岩手の酒を使って関係者と酌み交わし、
見事に当たりくじを祈念したという記事。

一体その酒は何だ? と私は、すぐに気になった。そして・・
記事の中に見つけた『南部美人』の文字。「あっ、なんぶびじん! だ・・」

実は、私もその酒には少なからず思い出があるだけに その名が記事に
出てきたことに嬉しくなってしまった。

6年前の3月ひな祭りの前日だった、雪降る氷点下の盛岡。一人旅の私は、
雪の秋田・角館から夜の7時過ぎに盛岡に着いたのだった。

盛岡駅横のグランヴィアにチェックインを済ませ
雪降る夜の盛岡の街を2時間ばかり歩き食事を済ませた後、
盛岡駅前に再び戻ってお酒を飲もうと入った居酒屋。
そこは、おばあちゃんとおばちゃんでやっていた店。
結構枯れた店の感じが雪夜に似合っていた。

そこで飲んだのが「南部美人」の燗酒だった。
アテに頼んだのが、岩手の沖で獲れたタコで作った「たこわさ」
それから魚の干物を焼いてもらった。
冷えた体がじんわりと温まったことを思い出した。

外は、シンシンと雪が降っていた、
「明日は銀河リアス線に乗って釜石から大船渡 気仙沼へ泊り
 それから花巻へ戻って宮沢賢治記念館に寄る予定です。」
なんておばあちゃんに話したことを思い出す。

そのお店の雰囲気が、まさに10月からTBS系列で放送が始まった
小林薫主演の「深夜食堂」の雰囲気にとても似ている。
(近々、北海道・福岡でも放送が開始されると聞いた。)
この番組を見るたびにどこか懐かしいと感じていたが、
実はあの日の盛岡が潜在意識にあったことを今夜気づかされた。

ちなみにこの番組の料理を監修しているのが、「かもめ食堂」「南極料理人」
でも知られるフードコーディネーターの飯島奈美さん
映画やドラマに出てくる料理を見るたびに
「それにしてもこの人、男の食心(ショクゴコロ)のツボをわきまえている」と
つくづく感心させられる。


PS. 午前4時の葛城の夜空は、主役のオリオン座が真上から西に傾いた頃、
とてもきれいな満点星は、まるで自然のプラネタリウムだ。
さていよいよ今日は待望の酒蔵開き。
きっと好天の青空の下、今日は日本酒に存分に浸って楽しめそうだ。
(寅)

そばに無くてもそばを食べたい時がある、カモ。      「鴨なんばそば」

2009年10月29日 21時33分33秒 | 『麺』食い人間なんだよな
( 鴨なんばそば定食 「更科」) 2009.10.29


昨日そして今日の昼時は、気温も丁度良く、空は青空。
そんな気持ちの良い昼は、気分まかせに歩くことにしています。

信号が赤ならその角は曲がり、青だったら渡る。
あみだくじのような歩き方をしてみて、楽しいのも
この天気あってこそです。

果たして今週末までこの天気持ってくれるかな・・・と
不安にならないでもありません。 週末は、酒蔵開きで
お酒とのひとときを満喫しようと思っているだけに
雨に水はさされたくありません。

さされたいのは、お酒だけ。好天の下、さしつさされつで
満喫したいと思っています。

そんなこんなで、歩いている間にやっぱり今日は、麺類が食べたいと
いう気になってきて寄ったのが、「更科」さんです。

昔、子供の頃よく母に買い物に連れられて歩いたアーケードの商店街。
昼時に入った商店街の中の蕎麦屋さん。(但し、ここは住宅街の一角ですが)
そんな昭和の雰囲気を今も漂わせ、肩肘張らずに済んで疲れないのです。

「かやくごはん付 鴨なんばそば定食」を注文しました。
かやくごはんの味付けは、懐かしい自然な感じの味わいがいい。

「そばにいてくれるだけでいい」という歌詞がありましたが、
そんなセリフが似合わない私の場合は、
「そばになくてもそばが食べれるだけでいい」となりましょうか。

きっとそうカモね・・・
(寅)








一口に勝つと言っても人生色々ありますよね。

2009年10月28日 22時12分12秒 | 「プロ野球」 寅の大穴
(カツフライ定食 「喜久屋」) 2009.10.28


思ったとおり今朝の新聞(スポーツ紙)の見出しは、「城島・阪神」一色でした。

わずか30分の星野SDを交えての会談で決定ですから、既にその前日には、
阪神への入団を固めていたものと思われます。

最初に自身の気持ちを連絡をしたのが、王会長でしたから、
筋を通すべきところは通した上で、臨んでいるところはさすがです。

九州の城島ファンの落胆ぶりは、いかばかりかとも思います。
これが3年契約の切れた去年であればかなりの確立でホークスに
戻ったのではと思われますが、4年目突然の退団にさすがにホークスに
心の準備もなかったか。これが人生のアヤというやつでしょうね。

こういうとっさの時の反応って、人間でもそうですが、本心が見え隠れする
ものです。 「さすがに今戻って来ると言われても・・・田上がいるし、
松中との年俸バランスも考えないといけないし・・どうしよう」
みたいなホークスの気持ち、私ですら感じたぐらいですから、
城島本人は、そこを敏感に感じ取ったものと思われます。

「どちらが今自分を最も必要としてくれているか?」 城島の判断基準は、
これだったに違いありません。

「決めた以上は、後ろを振り返ることはない。」男気のあるセリフが
さすがに城島だと唸らせてくれました。

人間模様の織りなすアヤが 微妙に影響する勝負の世界。
来年はその男気で、熱い甲子園を更に熱くしてして欲しいものです。

一口に勝つと言っても 大変ですが、今日の私の昼は、気楽なもので
左手にスポーツ紙、右手で「一口カツ定食」でした。 喝!!
(寅)

来シーズン、JOは縦縞だ~「阪神・城島 決定! 」

2009年10月27日 20時50分20秒 | 「プロ野球」 寅の大穴
( シアトルマリナース・城島健司 )


シアトル帰りの凄い奴! 来期、聖地甲子園のダイヤモンドの要に
メジャー帰り、城島健司の姿が見られる・・・のか。

会社の中でも無類のプロ野球好きで知られる私に 大抵の人は、
必ず野球の話題を投げかけてきます。

今日の午後3時、社内の廊下を歩いていた私にロビーに座っていた
印刷会社のYさんが、「城島 阪神入団決まりましたね」と
液晶の大画面に先ほどテロップが流れたことを教えてくれました。

「やりましたね~ さすが星野さんだ」と私。
気持ちは「合格発表で自分の番号を見つけたような心境」とでも
例えれば近いでしょうか、一気に来シーズンが楽しみになってきました。

今週末から日本シリーズ<巨人VS日本ハム>が始まるというタイミングで、
楽しみにされている方からは怒られるかもしれませんが、正直そんなの
どうでもよくなってきました。
たぶん 大抵の阪神ファンが、私と同じ気持ちだと思います。

イケメン能見とガッツ城島のバッテリーは、まさに義経と弁慶。
バッタバッタと三振をとる能見、甲子園のホームペースに仁王立ちする城島。
来シーズンこそ 巨人何するのぞ! です。
いゃ~ 来年の寅年が早く来てくれないかとワクワクしてきました。

今まで偶数嫌いの私でしたが、2という数字だけは例外になりそうです。

明日の朝通勤時は、「城島、縦縞だ~!」みたいな見出しのスポーツ紙で
満開となることでしょう。
今晩気分は、JOJO です。今夜はこれからコップ酒で祝杯といきましょう!
(寅)







そろそろ巻いていかないとね! 「オムそばセット」

2009年10月26日 22時10分10秒 | 『食』べる門には福来たる
(オムそばセット  喫茶「スタジオ21」 )



今日は、久々にジャジャ降りの雨音で目を覚ました朝でした。

奈良県に住むようになって十数年。
それ以来、今日の「10月26日」って日付にピンと来るようになりました。
以前このブログで書きましたが、本日が実は『柿の日』なんです。

明治28年の今日、正岡子規が上京の途中、奈良に寄って御所柿を食し
「柿食へば 鐘がなるなり 法隆寺」と詠んだその日。
そんな理由で国の果実組合が制定した柿の記念日だと聞きました。

秋の奈良は、それなりに風情を帯びてきます。
昨日は、曇り空だったので当初予定していた「正倉院展」見物を延期して
しまいましたが、ペルシアから伝わった琵琶は、今回必見のようです。
「奈良フードフェスタ」が始まる11/3に一緒に回ってもいいかな・・・と
今は考えています。

さて再び目の前のカレンダーに目をやると あと2ケ月もすれば
今年の年の瀬です。 2ケ月後の12月26日は、今年最後の土曜日ですね。
さてその日、一体私は何をやっていることやら・・・

たぶん前日が金曜日だから、浴びるように飲んで、翌日は二日酔いで
迎えているというのが、2ケ月後に想定される私の姿か。

そろそろ気を引き締めなおして、巻いていかないといけません。
巻いて巻いて、大型ディスプレイの撮影の関係で、昼時は撮影スタジオ。
そこの喫茶室で食べたのが、写真・虎模様の「オムそばセット」でした。

ここでは、一種のまかない料理に近いようですが、
時間を「巻いて巻いて」の気分で食べた「まかない料理」は
なかなかのものでした。いや、訂正です。「巻いてる料理」でした。

もちろん なかなかのものの中の物は、焼きそばです。
(寅)



知る人ぞ知る「人見酒店」に行ってきました。(2)

2009年10月24日 21時00分45秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(「人見酒店」 大阪・海老江) 2009.10.23 金曜日の夜
(1)よりつづき


阪神電車の駅からT印刷のS君に電話「ちょっと隣まで出てこない!?」と。

彼は、「え~っ、今晩ですか・・・ てっきり来週末だとばかり・・・」と
思わぬ海老江への私の出現にS君はかなりとまどっていた様子でした。
私が店に入って20分後、酒棚の間から彼がやってきました。
それまでの20分の間、お店の大画面TVで巨人中日戦でも見ながら
「とりあえず生!」で勝手にスタートしたのがコレ(写真)でした。


ここのお店、奥の棚に名酒がずらーり、正面には佐賀の名酒「東一」が、
そして丹波の「小鼓」。またワインとかなりのバリエーシヨンの
焼酎が並んでいて、棚に詰まれた缶詰の種類もとても多いのです。
改めて「ここって酒屋さんなんだ」と実感したのでした。

感じのいい若奥さんと旦那さん二人が切り盛りして、心地よい感じの
雰囲気が漂っていて、そこは私が日頃行く、大阪のおじちゃん・おばちゃん
経営の立ち飲み屋さんとは明らかに一線を画しています。


この店に入って私が最初に口を発したのが、「あっ 八重垣があるんだ~」
「そして丹波小鼓の梅酒もある」「ワインも ジンやウォッカまで・・・
立ちで飲めるのか~」

私がフランチャイズにしている大阪南部・天王寺界隈の立ち飲み屋では、
さすがに「八重垣や小鼓」等の兵庫の名酒は出てきません。 
これだけで、ここに来た価値があるというものです。
この二つをその後、飲んで帰ったのは言うまでもありません。

ところで
結婚2年目若くして結婚したS君には、8ケ月のももちゃんという
女の子がいて、早く父娘でお酒を酌み交わしたいというのが夢だと
言ってました。ざっとこれから20年。
そういう夢って私は、自然なことでとてもいいと思います。

私が手配した結婚式の祝電の話から 家族サービス・親戚サービスに
追われている話まで。
結構こういった話が聞けるのが、お酒の良いところです。

最後にはS君、「妻のことをとても●●しているんです。」のこの発言に
私は、梅田の人の多さの後、ここで再び酔ってしまった夜でもありました。

若いって凄いな~! まさにこれが「人見」酒店なんですね。
人の別の一面を垣間見させてくれる、これまた凄いお店でありました。
(寅)















知る人ぞ知る「人見酒店」に行って来ました。(1)

2009年10月24日 20時15分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい
(「人見酒店」 大阪・海老江) 2009.10.23 金曜日の夜


以前にも書きましたが金曜日のアフター5は、「MyアルコールDay」
平日唯一のアルコール解禁日なんです。(たまに例外もありますが)

足掛け3年越しで、以前から「近いうちに行こう行こう」といって
ずーっと行けないままでいた噂の立ち飲み屋 大阪・海老江の「人見酒店」へ
ようやく行ってまいりました。

ここは、大手印刷会社T印刷のお膝元、お客のほとんどがここの社員です。
というか、まるでT印刷が社員のために作ってあげたような・・感じ。

それにしても夕方ラッシュ時、久しぶりに梅田で乗り換えたのですが、
人の数が半端じゃないですね。同じ大阪でも天王寺の3~4倍の人の数。
既に行く途中で、人に酔っぱらったのでした。

天王寺のラッシュが、福岡の天神と同じぐらいと書けば、梅田のその
夥(オビタダ)しい人の数が、九州の方にも想像がつくかもしれません。

梅田の阪神百貨店地下で、地元葛城の酒蔵「梅乃宿」が、たまたま今週
試飲実演をしてるので、そこに顔を出した後、阪神電車に乗って海老江へ
向かいました。

お店に着いたのが、会社を出て約1時間経った18時50分。 
いよいよ知る人ぞ知る立ち飲み屋「人見酒店」へです。(写真)

(2)ヘ つづく (寅)

そうこうしている内に明日は「霜降」、気分は栗。

2009年10月22日 21時00分10秒 | プロも驚く『甘党』宣言!
( マロンスイーツ 「---」) 2009.10.22


10月も22日か、そうこうしている内に明日23日は二十四節気「霜降」
ではありませんか。

ここのところ朝は、気温10℃近くにグーッと冷え込んでいることも
珍しくありません。
野菜に霜が降りているのを見かけると今日もきっと好天に違いないと
反射的に感じる時季が、これからなのです。

さてこの季節、「芋」・「柿」とくれば次はやっぱり・・・九里でしょ。
「栗」しかありませんよね。

そうだ(ソーダの後)、今夜は、栗を食べて帰るとしよう!
「コロンビアコーヒーにマロンケーキ」それだけで秋という季節に
一歩踏み込んだ気になります。

コロンビアの風味ガいつもと違って感じるのは、マロンと相性が良いから?
結構健全! と思っているのは、私だけでしょうか?

えっ?マーロンブランド さすがにそこまでは、行きませんが・・・
(寅)



虎の救世主? きっと来年は、縦縞だJO~!

2009年10月21日 20時55分55秒 | 「プロ野球」 寅の大穴
(「サンケイスポーツ」)2009.10.21


昨夜のオリオン座流星群のひとつが、日本列島に落ちてきたかのように
今朝の関西のスポーツ各紙は、「城島 阪神!」の見出しで咲き乱れて
いました。 (九州のスポーツ紙は、何て書いてあるのだろう? 
ホークスには田上がいるしな・・・と少し気にしながら)

3年15億か・・・
当然まだ決まったわけでも何でもなく、『マリナーズを電撃退団』した
と言うだけなのに。先日トラぬタヌキは止めようと書いたばかりにも
かかわらず、私の気持ちは、「暗闇に突如救世主現る!」の感じでした。
クライマックスに出場できなかったショックから一転、来年が待ち遠しく
て仕方ありません。

今日は、その話題で、職場でも結構盛り上がっていました。

打倒巨人にピッタリはまりそうなガッツの持ち主、城島。
甲子園の扇の要に立つそのオリオンのような勇姿を是非とも
見せてもらいたいものです。

おのずとタイガース来季の先発メンバー9人を予想したりなんかして。
<赤星-関本-新井-金本-城島-ブラゼル-鳥谷-桜井-能見>
な~んて、考えてみただけでもワクワクしてきませんか。

来年は寅年。優勝も夢でないかも・・・
城島が来年袖を通すユニフォームは、きっと縦縞だJO~!
そんな予感でいっぱいになった虎色になった一日でした。
(寅)

  

様々な思いが交叉する、季節外れの黄砂の日

2009年10月20日 23時48分14秒 | 『食』べる門には福来たる
( ポモドロソーススパゲティ 「オランダ屋」) 2009.10.20


季節はずれの黄砂の日でしたね。十数年前にもニュースになったことを
思い出しました。

有害物質まで含んで何十万トンもの砂が、日本列島に降り注ぐ、
ありがたくない大陸の乾燥気候の産物です。

午前中から昼過ぎまで、ぼんやりとした天気でした。

もう20日、10月も早いスピードで進んでいますね。先週末、新規カタログの
最終入稿を済ませ、心なしか私も今日は、ぼんやりとしていました。
長い人生の中、そんな日もあります。


かといって、食欲が無いわけではないので、正常の範囲なんでしょう。
今日の昼は、2種類のいんげん豆がふんだんにのった
「ポモドロソーススパゲティ」(写真)
結構なボリュームでしたが、焼きたてパンと併せて完食でした。

ほぼ八割の稲刈りが終わり、残る稲穂は、金色色から山吹色に
そして風に揺れる一面のコスモス畑。
黄砂だけは余計ですが、ぼんやりした中で、季節の流れを感じた日。
まさに交叉する一日。さて、締めは・・・

これから熱いコップ酒片手に澄みきった夜空を見上げ、今度は夜のコスモス劇場「オリオン座流星群」にいくつか願い事をしてみましょうか・・・ね。
(寅)

実は、虎より猫が強いことだってある !? そーだ

2009年10月19日 23時59分15秒 | Weblog
( クリームソーダ 「カフェJOY」) 2009.10.19


本日10/19 社内で「R-CATS」というわが社独自の小集団活動の
本部発表大会が開催されました。

うちのグループのリーダーはH君、発表者はKちゃん。
実は、この二人の発表内容に秘策の原稿内容を授けたのが私。
野球でいえば、本番に向け、超変化球を伝授するがごとし。

本当は、自分がリーダーになった時のために取っておいた
隠し玉「ド●ュ●ントC制作コスト半減実例」
野球用語に例えるなら、バッターの手元で急速に落下する
自称「コストダウンフォークボール」を二人に授けたに等しいものです。

今までの我がグループの発表は、第一回目を除いていつも初戦敗退。
それまでは、数値が無く、何となく成果があがっているのかいないのか?
空気をつかむ様な話ばかりだったのですが、
この数値実例の提供を契機にたちまち話に筋が入ったのでした。

筋が通ってくると、話の締めでは、展●会費用●●%削減!の驚異的数値
といった、埋もれていた脅威の実績まで飛び出す始末。
まぁ、藤川の三者連続三振で締めた感じ。
それを午後の決勝の場では、Kちゃんが午前より落ち着いて発表してくれて
思い通り。私は結果を聞くまでもありませんでした。

本部予選トップ通過で、全社大会行きが決まった日でありました。

今回の「プロジェクトCAT」は、先日の「トルコライスプロジェクト」に匹敵する「してやったり!感」がありました。隠し玉が、威力を発揮した日でした。
本音は、自分がリーダーの時に使いたかったネタでしたが、さすがに毎回
予選敗退が続いてくるとこのままにしておくわけにもいきませんでした。

それと発表者が入社2年目の女子社員Kちゃんというのも理由の一つ。前途ある社員に空気を掴むような話内容で、終始させるわけにもいきませんからね。

私は裏方でしたが、予想通りの結果に気分を良くした午後となりました。
虎は4位で駄目でしたが、CATS(猫)は本選1位通過で、クライマックスへ駒を進めます。 秋のCATは、虎より強し。

この日気分を良くして、アフター5にお酒じゃなくて
「そうだ! ソーダを飲もう!!」の気分になったのは言うまでもありません。 
フツフツと湧いてくる心地良さは、まさにソーダの泡そのものでした。
ん、ここではソーダ水の中に貨物船は通らないのか・・・(山手のドルフィンじゃないって!)
(寅)


柿食えば~と言える日もそろそろか・・・

2009年10月18日 23時59分18秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 敷地に実った御所柿 ) 2009.10.18


「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」
正岡子規のこの俳句のおかげで、現在多くの人が持つ、奈良に
法隆寺と柿のイメージが、定着したのかもしれませんね。最近、つとにそう思うようになりました。

食べ物と名刹を結びつけるなんて さすが、俳句に客観写生を持ち込んだ正岡子規って凄いな。
明治28年の10月に正岡子規が上京する途中、奈良県に寄った際に作ったのがこの歌。   

その日は、天候も良くないく子規は法隆寺に立ち寄ったわけでないものの
柿はしっかりと味わったそうな・・・ そして実は、その時に正岡子規が食べた柿が、
御所柿だと言われています。 ( NHK・歴史ヒストリアで紹介されました。)

写真は、敷地に実った御所柿、少し小ぶりで心地よい嫌みのない甘みのこの柿は、
柿の原形に近いものなのだそうです。 ただどうしても外に黒い傷が付きやすいため商品性を
無くしていったそうです。 確かに・・・ 街中では売られているのを見たことありませんからね。

事情を知らない人には、ちゃんと説明しないと「傷物をくれるのか」と誤解されてしまいます。

ある種幻の甘柿です。江戸時代この品種を奈良から持ち帰り、改良されたタイプが今では、
鳥取の柿のメイン品種「花御所柿」になっているとも聞きます。

正岡子規が、この歌を書いたのが10月26日ですからあと8日
私が「柿食えば~」と詠む日、いえいえ食べる日もそろそろ近づいているようです。
(寅)


花も香りも今がピークか「金木犀(キンモクセイ)」

2009年10月17日 23時58分35秒 | 風の噂の「お天気たち」
(雨上がりの金木犀 「葛城山麓」) 2009.10.17


お昼時に天上の神様は空腹だったのでしょうか?
久々の雨と雷が、機嫌悪そうな感じで一帯を潤しました。

夕方には、雨もあがり 青空の中、灰色と白い雲が急ぐように
流れていくのがわかりました。
そして漂ってきた甘い香りに私の足が、止まりました。
視線の先に映ったのは、オレンジの花を咲かせた「金木犀」(写真)

今頃が、ピークなんだ・・・

この花の色と茜色に染まった雲が、明日の好天を予感させるようです。

かつて万葉の歌人が歌ったように
二上山の彼方に見えるほんのりピンクに染まった雲に
何故か心救われる思いを感じたのでした。

さては、天上の神様、食事の後にお酒を飲んで茜色?
機嫌を取り戻したようですね・・・
菜園には、丁度良い雨となりました。
(寅)