一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「私の酒五傑 2011年10月度」   10/31

2011年10月31日 23時40分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 酒棚 )

■2011/10/31(月)   

早いもので、今年も1年の6分の5が終わりに近づいた。

 残り1/6となってしまった2011年・・・と振り返ると  

盃の底に僅かに残ったお酒のようにも

思えてくる。

 

三月の東北大震災から七か月が過ぎたが、

その復興の傷跡は、今も深い

私たちが言わなくても 

被災者たちは 

充分に

頑張って

いるはずだ。

 

毎月末に発表している

 「私の酒 五傑」

一日も早い震災復興を願いながら、今月も続けたいと思う。

それにしても今月は、良く飲んだ。 千葉でも奈良のバルでも会社帰りに

外飲みもしたし、イベントで、そして家でも飲んで。 お酒を一番飲んだ月になった。

▼今年十回目の酒五傑(2011年10月度)の発表である。

※ 前にも書いたが、大吟醸・純米大吟醸 又小盃1杯程度はここには入れない。

だから 先般も、たくさんの美味しいきき酒をしたが、対象外

一蔵一銘柄

 日頃常飲する酒として長く付き合えるもの

春夏秋冬 日本の食事と共に楽しめる日本酒の良さを一人でも多くの人にわかって欲しいと思っている。

 

評価の基準は、印象度  ( いかにまた飲みたいと思ったかの思いが強い順。)

言葉を変えてみれば、また会いたい人の順 のようなもの

か自分としては、シンプルな尺度だと思っている。

※ちなみに 先月9月度は、

 http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/m/201109

 

▼ 『2011-10月度』

◎(千葉) 「聖泉」純米無濾過  ◎(山口)「貴」長州産山田錦

〇(秋田)「高清水」純米 〇(山形)「出羽桜」一耕・純米  〇(奈良)「花巴」特別純米 

(書評)

◎(千葉)「聖泉」の酒は、池田酒造という名と共にこれを飲むまでは聞いたこともなかった。前は海。後ろは山。そんな海と山に挟まれた窮屈な処で作られていると聞いた。 滓のからんだ若干甘みを感じる酒は、とにかく刺身に良く合っていた。 居酒屋「山傳丸」がこれをセレクトしている意味がわかった。 私にとって無名な存在だったが、次も是非飲みたい酒。

◎(山口)「貴」 合わせるなら瀬戸内の倖だろうか。 優しい口あたりは、どんどんいける。酒オンリーで飲むよりも食中酒としてすすむ酒。 全て冷やしてあっと言う間に頂いたが、ぬる燗あたりもきっと美味しかったのでは・・・と思っている。

〇(秋田)「高清水」 出張先の千葉(幕張)で飲んだ秋田の酒。 秋田の酒は、たぶん東北の酒の中で一番相性がいい。以前「刈穂」という酒が、やけに美味かったが、この高清水も印象として似ている。秋田だからきりたんぽといぶりがっこなんかと合わせてみたい。 甘さから入り、終わりにかけて酸がもちあがってくる爽快な飲み味が嬉しい。

〇(山形)「出羽桜」一耕  首都圏では、はやっている酒なのだろうか?  割とよく見かけた。でも さすがに出羽桜というぐらい味が単調でなくて、旨味を感じた酒だった。

〇(奈良)「花巴」特別純米  (はなともえ) 美吉野酒造  今まであまり関心を持ってこなかったが、もしかするとこの酒は、奈良県の隠れた銘酒ではなかろうか。 ちょっと唸ってしまうくらいの高いレベルの酒に私は感じたが・・・  もう何度か飲んでから判断したい。 近頃、魅かれる酒のひとつだ。

今月は、とにかくいろんな銘柄を沢山飲んだ月となったが、あくまで、印象深い酒というところを判断の基軸にしている点をご理解いただければと思っている。

(寅)


鯖は読むより食べるに限る。 敦賀より「幻の鯖とろ寿司」出店  10/30

2011年10月31日 00時30分15秒 | 向こう見ずな「食べ物」?

( オオハシの中山社長と女性社員さん  葛城市「エポックかつらぎ店」)

 

■2011/10/30(日) 曇のち雨

エポック大創業祭の最終日〆の目玉は、午前9:30から店頭に出店する敦賀の「幻の鯖とろ寿司」

私も開店に合わせ、店頭に行き、有限会社オオハシの社長さんと隣のお姉さんに 少し話しを伺った。

▲(エポックの店頭に貼られたポスター)

 

越前・鯖街道は、昔若狭の国から鯖を塩漬けして京の都に運んだところから今に伝わるらしい。

今でも北陸を電車で行くと鯖に関連する駅弁を多く見かける。

海の無い奈良も少なからずその恩恵を受けたはずで、「柿の葉寿司」という奈良ならではの塩サバを使った寿司が、

吉野の山奥にも伝わって今に至っている。

▲これは( 奈良県に伝わる郷土寿司「柿の葉寿司」)

 

今朝、午前5時に車に鯖寿司を積んで 敦賀を出られここ葛城まで3時間ちょっとかかったとのこと。

奈良県は、ここに2回目。  実は、姫路に出店した際、良く売れて、年内また出店するが、姫路と敦賀は

意外なことに食に共通点があるのだそうだ。 (具体的詳細は、聞けなかったが、インプットした。)

▲私が買ったのは、「昆布巻き鯖とろ寿司」(1500円)と「焼き鯖いなり」(500円) とても美味しかった。

13時半に再度 この写真を渡しに伺ったが、ほぼ完売に近い状態だった。

 

私が最も聞きたかった質問を実はここの社長にした。

 「この寿司に合わせて美味しいお酒(日本酒)は何ですか?」

答えは、 「勝山の酒、一本義の銀印(辛口)ですわ」と私に教えてくれた。 

一本義か・・・ 名前は、知っているけど飲んだことないな~ この答えは、私にとって一番の収穫。

「今度敦賀に行ったら 敦賀の海を眺めながら鯖寿司で一本義をやりたい」と思った。

その土地の料理にどの酒を合わせているのか? 

私のもっとも気になるところで、仕事とは関係ないプライベートな世界で究極のテーマだ。

「日本酒はただそれだけで評価してはいけない。どんな料理と合わせるのか それが大きなポイント。

日本酒の基本は、あくまで食中酒」と言ったのは、かの『義侠』の山田社長の言葉だが、私も同意する。

 

「一本義」は、さすがに奈良県に置いてなくても きっと店頭の鯖寿司に合う日本酒が、店内にあるはずだから 

「篠峯」「梅乃宿」「玉川」あたりで 鯖寿司に合う日本酒をそれぞれ2~3あげてもらって その日だけでも

『鯖寿司に燗でおすすめ』 『鯖寿司に冷やしておすすめ』とおすすめマークを付けてもらっても良かったかな~

なんて思わないでもなかった。 相乗効果を狙ったコラボ展開というやつ。

 

私は、この鯖寿司を食べながら 自分セレクトの日本酒を飲んだが、これがなかなか美味しかった。 

銘柄は、秘密だ。

(寅)

 


エポック15周年創業祭イベント 「篠峯」15品種利き酒会に寄りました。  10/29   

2011年10月30日 07時52分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 篠峯・金賞受賞種「吟和」&オリジナルグラス )

 

■2011/10/29(土) 

夕方、17時から開始のイベント「篠峯きき酒会」に 家から歩くこと丁度20分

暮れゆく大和三山を眺めながら「エポックかつらぎ店」へ再び訪れた。

店の駐車場は、相変わらず溢れていて、キリンビールから応援のお姉さんも

午前同様に声をあげて頑張っていた。 私は、店舗二階の会場へ

 

▲ (写真の左側にあと9本 きき酒15種が並んだ。 )

15種の「篠峯」がずらり、 入口にエポックの藤井部長、並んだお酒の後ろには堺社長杜氏が待機中。

部長からはすぐに 右のA・B・C3種が左の3本のどの銘柄か 解答用紙を渡された。

「既に3本を限定してくれているので そんなの簡単」とタカをくくって臨んだが、

これが思いのほか難航、 飲めば飲むほど迷路に入って 追試でようやく正解になった。  

HaHa~  学校の試験でなくて良かった。

追試の結果 頂いたのが、 ▲一番最初の写真 篠峯・金賞受賞酒「吟和」と「オリジナルグラス」

  

実は、私の関心は、今日ここにみえるお客さんが、「篠峯」に対してどんな印象を持ち

どんな要望や質問をするのだろうか? ということ 6時半まで1時間半、会場に居させてもらった。

 

 ▲( 利き酒をお客さんのグラスに注ぐ千代酒造 堺社長(杜氏))

やはりここに足を運んでこられたお客さんは、熱烈な「篠峯」ファンが多いこと 期待されてる酒だと実感した。

他にもいろんな話しを聞くことができた。 

・地下100mからくみ上げた葛城山の伏流水の恩恵について

・新酒鑑評会の金賞の価値について(←これはエポックの藤井部長が答えていた)

・今年、好評だった2月の直汲み、来年は雄山錦に加え、もう一品種について(←私の質問)

今 ここでは明かせないが、なかなか溶けにくく扱いにくい酒米とのことだ。 

早くも その米で醸した来年の新酒を期待してしまう。

 

私は、篠峯の「純シリーズ」「夏シリーズ3種」は全て買ったが、 最後に藤井部長から

▼私が7月9日にここに書いた件に触れられ、

「意見を戴いていた来年度の「純シリーズ」ラベルは、デザインを鋭意検討しますから」と言われた。

8月24日に書いた「ニッポンの夏酒」もチェックされた上での意見だろう。

ありがたいような、恥ずかしいような・・・  一消費者の意見として受け止めてもらえばそれでいい。 

最近は、 酒販店さんだけでなく 他県の居酒屋さん 酒蔵の社員さんも このブログに立ち寄って頂いているので 

いい加減な意見や情報は書けない。 とつくづく思った。

 

でも 期待してます。 若いOLがひと目見ただけでジャケ買いしそうな夏酒。 

夏空色した篠峯(葛城山) ラベルなんていいと思う。

そしてそれを来年の夏、西田辺の立呑処「まるしげ」に置いて 社員にも会社帰りに味わってもらう

来年に向けて早くもこんなストーリーが浮かんだ「篠峯」に陶酔した夜となった。

(寅)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


エポックかつらぎ店 15周年『大創業祭』開催中です!! 10/28~30

2011年10月29日 13時45分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( エポックかつらぎ店 大創業祭「篠峯」ディスプレイ)  2010/10/29  am9:45撮影

 

■2010/10/29(土) 快晴

▲( 15周年は、雲ひとつない好天に恵まれた )

過去に何度かこのブログに掲載したことがあるが、私の日本酒の供給基地の一つである 地元の酒店「エポックかつらぎ店」が、15周年を迎えた。

朝9:30からの開店に行ったが、既に駐車場は満車。 朝からビール・ワインに日本酒のパック酒が、箱単位で飛ぶように売れていた。

          ▲(「エポック」日本酒コーナー )

日頃は、事務室で事務をされている方も全員赤いはっぴ姿で、大盛況(肖像権の問題があるので、人の写っていない写真を狙って人は、写ってないが)

 

私は店内で、「猩々」の無濾過生原酒と「梅乃宿」のうるはし酵母・ヒノヒカリを試飲させてもらった。 でも一番気になったコーナーは、久保本家の酒「初霞」が並んだこと。  部類の日本酒好きで知られるサッカー中田英寿の写真も添えられていた。

          ▲(宇陀市 久保本家酒造「初霞」)

「いよいよこの店にも初霞が並んだか・・・」と 値札に書かれていたお酒の内容を確認させてもらった。

 

そして奥のコーナーには、千代酒造「篠峯シリーズ」が、整然と並んでいて本日も昨日に続いて、堺杜氏(社長)が夕方に来られ、メインイベント「篠峯・きき酒会」が実施される。  私もエポックの部長や店長からお誘いを受け、夕方に今度は歩いて再度訪問するつもりだ。

         ▲(「篠峯」15品利き酒会実施の案内)

結局 午前中は、お酒は買わず「十割そば乾麺」「パスタ麺」「うどん麺」「ケチャップ」を買った。相変わらずの麺好き。 カレー粉やだしの素なども安くなっていて 主婦のまとめ買いも目立った。

エポック大創業祭は明日10/30まで、はいばら店も合同開催中。 

 

酒好きの方は、是非この機会に一度覗いてみられてはいかがだろう。

(寅)

 


K子ちゃんのケータイは・・・  表「マートン」 裏「おでん」  10/28

2011年10月29日 08時50分45秒 | Weblog

(阪神マートン選手のサイン入り K子ちゃんのケータイ ) 2011/10/28

 

■2011/10/28(金) 快晴

今日は会社帰りに この週末熊本に温泉に行かれるJOYさん に 買ってきてもらうお土産の説明に伺った。

もちろん買ってきてもらうのだから お金は今朝通勤時に預け、夕方はその土産物の補足説明に寄った。

「買ってきて」とお願いした物は、大阪では、なかなか手に入らない!?   麺食い好きの私ならではの食べ物

さ~て 何かな ?

いずれこのブログで紹介したい。

 

「まだフロートはできな~い」 とのことで、今夜はシンプルに「ゆずソーダ」を頂いた。 

  

 (「ゆずソーダ」と戴いた「シークワーサー」)

 

やがて かつて感動のファミリー話しをしてくれ このブログにも紹介したK子ちゃんが入ってきた。

ここで年明けに「粕汁鍋」をやって以来だから相当久しぶり

 

で、彼女が見せてくれたのが、サインの入ったケータイ(▲上の写真)

「いいでしょ これ阪神のマートン選手のサイン ケータイにしてもらったの」

同じクリスチャンで、教会に行った際サインしてもらったのだとか

使ってもサインが消えないように サインの上にはしっかりエナメルが塗られていた。

 

そして今夜も家族の話しが出始め、 いつしか食べ物の話に。 そして いろいろおでんを食べたけど

「私の母が作るおでんが日本一」と見せてくれたのが、

▼この画像 「K子ちゃんのお母さんのおでん」

おでん大好きな私は、話し半分で笑顔で聞いていたが、そのケータイの写真を見せられ正直驚愕した。

「え~!  これ素人のおでんじゃないやん プロじゃん」

それもそのはず、K子ちゃんのお母さんの実家は、酒屋さんで、そこでおでんを提供し、人気メニューだった

とのこと   「なるほど~ 言われてみれば納得だ。 それにしても食べたいな~ このおでん」 

今夜は1枚のおでんの写真で、 またもK子ちゃんのファミリーに感動させられた夜となった。

(寅)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


今夜は懐かしの好物「幸せのオムライス」をお願いした。  10/27

2011年10月28日 00時03分06秒 | 『食』べる門には福来たる

( オムライスセット  大阪市西田辺「カレーハウスCocotte」)

 

■2011/10/27(木) 快晴~星空

小春日和の夜は、春にあらず ぐ~っと冷え込んでいた。

今晩は、懐かしのメニュー(あくまで自分にとってだが)

実は、私が子供の頃、父親の得意料理だった

「オムライス」が無性に食べたくなって

Cocotteさんに寄って

作っていただいた。

 

オムライスを食べるのは、神戸の洋食屋で食べて以来だから

実に 7~8年ぶりになるだろうか

今にして思えば 父は、こまめに料理して

いろんな物を作ってくれていたな。

よく「幸せのオムライス」

なんて言っていた

昔の思い出がよみがえった秋の夜。

黄色い色が、なんだかまぶしかった。

(寅)

 


秋天の昼に小春あり 今年一番の心地よさ   10/27  

2011年10月27日 23時20分25秒 | 風の噂の「お天気たち」

(  売店弁当   大阪市山坂 ) 2011/10/27

 

■2011/10/27(木) 快晴

今日は今年の中でも最高に心地よい天気だと思った。

あまりの心地よさに 売店で弁当を買って、お茶を片手に

雲一つない空のもと 青空ランチを決めた。 

 

年に1~2回できるかどうかのレアな楽しみ

旧暦十月一日の今日から 「小春」という言葉が解禁となる。

近くの神社から鳥のさえずりが聞こえ、木々の葉が輝いて

ここは、大阪の中の数少ない閑静な穴場と言えるかもしれない。

 

昼食べて 秋天の春を知る。

(寅)

 

 


木枯し吹いた日の夜  待望のビニシーが張られた記念すべき日となった。   10/26

2011年10月27日 02時11分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 立呑処「まるしげ」  大阪市西田辺) 2011/10/26

 

■2011/10/26(水)

木枯し1号が吹いた日だけあって、「まるしげ」に初めて待望のビニシーが張られた。

まだそれが雲って結露ができるほどの温度差まではいかないが、

いずれビニール1枚で仕切られたその空間に

銘酒を美味しそうに飲む人たちが

ずらり並ぶ日もそう遠くは

ないだろう。

 

▼「梅乃宿・本醸造」の燗と「おでん」

 

この日、しげちゃんに、「どうせやるなら 小さくても一目置かれる キラリと光る店にしよう!」と言った。

「 若いんだから ただの立ち呑み屋で終わらせてしまうのは、あまりに勿体ない。

できれば卍固めのような日本酒イベントに参加できるくらいの店にまでしないか」

と激励の気持ちを込めてエールを送った。

 

初めてビニシーが張られた空間で、そんな目標めいたものを初心として

心の片隅に置いてくれるようだったら

この店は、もっと伸びる。

木枯し吹いた日の夜は、記憶に残る日となった。

(寅)

 


木枯し吹いた日だから・・・  クリーム浮いてないソーダ  10/26

2011年10月27日 01時43分20秒 | Weblog

( ソーダ水  大阪市西田辺「カフェJOY」)

■2011/10/26(水) 

店に入るなり「ソーダフロートね」と注文。 会社帰りにこの店に寄って私が頼む定番飲料は年中コレ。

「 できな~い。 クリームないの・・・  」

まっそうだよな~ 木枯し吹くような季節に冷たい物を好む私みたいな人間も

レアなのかもしれない。

ということで、今夜は 「クリーム浮いてないソーダ」となった。

ソーダ水の向こうを眺めながら

木枯しの季節到来を知る。

(寅)

 

 


今日が「柿の日」 法隆寺前と奈良国立博物館前で柿が配られたそうな   10/26

2011年10月27日 01時23分00秒 | Weblog

( 御所柿 ) 2011/10/26

■2011/10/26(水) 快晴

今日が、あの「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」と子規が書いたとされる日で、柿の日。と朝のラジオで流れた。

ポルトガル人によってヨーロッパにも伝えられた日本古来の果物とされる柿は、その学術名もKAKI

英訳されるパーシモンとは明らかに別物とのことだ。

 

奈良県のホームページには、今日の柿の日を記念して 斑鳩の法隆寺前と奈良市の国立博物館前で

柿1500個を配ると書いてあった。 そのことは全国ネットのラジオでもニュースとして流れていた。

 

写真は、昔、子規が食べたという品種・御所柿(ごせがき)だ。

我が家の前の御所柿、未明の木枯し1号に落ちたもの。

富有柿の原形種ともいえるその柿は富有柿より一回り小さい。 

その外観の傷つきやすさから地元以外市場に並ぶことがほとんどない幻の甘柿。

この種を持ち帰って改良を加えた山陰の「花御所柿」の方が今では有名だ。奈良県では、

この幻の品種を再度復活させようとがんばっている農家さんもいると聞いた。

堅すぎず 柔らかすぎず 品の良い甘み

 

伊勢参りの帰りにもみ殻を持ち帰ってそれが兵庫の山奥で、高級酒米となった話しに似ている。

 

柿食えば さて 何が鳴るかな・・・

荒井知事、できれば来年は、銀座で配って奈良をしっかりアピール頂きたい。

(寅)

 


木枯し1号の日の昼ごはん   10/26

2011年10月27日 00時39分10秒 | 『食』べる門には福来たる

( 日替りランチ  大阪市西田辺「カレーハウスCocotte」) 2011/10/26

■2011/10/26(水) 快晴・ 未明に木枯し1号が吹いた日

木枯し1号が関西で吹いて、季節はしっかりと進んでいる。 ある意味順調なのかもしれない。

紅葉を見て 温泉でも入りたい季節まもなく到来のようだ。

さすがに快晴の日中でも日陰に入ると肌寒い

木枯しが吹いた今日の昼は

カレーハウスCocotteさんで

「肉団子の甘酢・オムレツ・春雨スープ」の日替り定食を頂いた。

 

カツサンドメニューを開発中で、ランチの後に試作品をごちそうになった。

カツは最高、あとはパンの厚みと焼き加減、そしてカツ以外の中身を再検討してみるとなった。

木枯しにカツサンド。 私は、鍋ものも木枯しに勝てると思っている。

(寅)


久しぶり、ナポリタンで〆た夜。  10/25    

2011年10月25日 22時40分00秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 常きげん大吟醸&リッキーナポリタン  大阪市長居「hana」 ) 2011/10/25

■2011/10/25(火) 曇

久々に長居「hana」へ寄った。 案の定、入るなりマスターの田村さんに「めちゃくちゃ久しぶりちゃいますか」と言われた。

久しく行かないうちに 食べ物・飲み物メニューが、マイナーチェンジしていた。

 

スタンディングの私のために椅子をずらしてくれ 立ちのスペースを作ってくれた。

私は、早速、ハイボールとマッシュポテトを注文。

 

▼ マッシュポテト&サントリー角ジンジャーハイボール

それにしても 日が暮れるのが、すっかり早くなった。 「 あと2ケ月で、1年ですわ~ あっという間ですね」と田村さん。

「1周年記念の時は、私のバースデーと一緒に盛り上がろうね」と私。

 

今夜の〆は、最後にリッキーに注文した 「ナポリタン」

マスターの田村さんが、「実は、メニュー表から日本酒が無くなってしまったんです。 だから・・・」と言って

ナポリタンの横に「常きげん」大吟醸を1グラスサービスしてくれた。

やっぱり リッキーの作るナポリタンは、美味しい。 そして今夜の麺食いは、大吟醸付で、最高!

私が、開店日以来この店で二人だけになってしまった数少ないスタンディングの客ということで、

マスターはいつも私に気を使ってくれるありがたい店だ。

そんなに気を使わなくても 私はいつも通り「ほら、常きげんだよ・・・」 と店を後にした。

一歩店を出ると 「ふ~ 」 それにしても夜風が冷たくなってたきたぞ。

(寅)

 


柿と聞いて錦秋の奈良に想いを馳せてしまう。 「正岡子規」ってやっぱり凄い!  10/24

2011年10月24日 23時00分20秒 | 「所感」もろっもろ~

( 奈良の柿  JR天王寺駅看板)

■2011/10/24(月) 晴~曇

「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」  正岡子規

東京から故郷四国・松山に帰る際、奈良に立ち寄った際、旅館で出た御所柿を食べながら東大寺の梵鐘を聞いて作った句だと聞いた。

奈良にいたわけだから斑鳩の法隆寺の鐘が聞こえるはずはなく、実は、東大寺。 さすがに 鐘が鳴るなり東大寺では、大仏のイメージが強すぎて 景色がイメージできないということか。 また 松山までの帰省費を借りたのが、平成になってお札にもなった夏目漱石というのだから凄い。

子規とえば柿好きと野球好きで知られる。  夏目漱石の手記には、子規は柿を16個も食べて、とても自分には真似できないと書いている。 

そんな柿が山を真っ赤にする季節がやってくる、西吉野あたりは、バケツに山盛りで美味しそうな柿が並び始める。

以前も書いたが、大人になって日本酒を飲み始めて、柿が大好きになった。 飲んで帰ったあとは、必ず柿を食べる。 酔いざめスッキリ! 血圧低下、ビタミンCたっぷり 日本酒を飲んだ後、相性は抜群にいい。

万葉の時代から日本自生の果物と言われる「柿」は、いにしえを感じさせる大人の食べ物だ。

この子規の書いたわずか17文字が、熟した柿と錦秋の奈良の風景を心に思い描かせてくれる。 

この句は錦秋の奈良を描いた 現代に通じる 名コピーとも言える。

「坂の上の雲」ではないが、秋の柿のシーズンを迎えると いつも子規の名を思い出さずにいられない。 子規ってやはり偉大だ。

(寅)


星空はまさかの曇り空に 十月の朝顔の表情は・・・ 曇ってはなかった。  10/23

2011年10月24日 00時15分10秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 十月の朝顔 ) 2011/10/23  am6:45

■2011/10/23(日)   星空~くもり 時々雨

ユーミンの曲と共に am3時~4時に見上げた空は、満天星だったから てっきり今日は秋晴れだとばかり思っていたが、

予想に反して曇り空だった。 庭には、鈴なりの柿の実の前で、ところどころに朝顔がしっかりと咲いていた。

彼岸花はとっくに終わったのに 朝顔は、十月になっても咲くものなんだな~ とファインダーを覗きながら認識を改めた今朝。

朝風呂後の私の朝の顔より その朝顔は、すがすがしかった。

(寅)

 


飽きないね 食欲の秋は   10/23

2011年10月23日 22時16分30秒 | 『食』べる門には福来たる

(  ミニハヤシライス )

■2011/10/23(日)  曇時々雨

飽きもせず、学園祭食を味わった日曜日となった。

まず朝食は、近鉄橿原駅ナカのドトールで、モーニングBセット(420円)

 

 

そして 焼きそば。 ・・・この行列は、先日の御所G級グルメと匹敵する長さ。

 

そして うどん・おにぎり・豚汁 (350円)・・・ うっかり、これは、写真を撮り忘れた。

 & ミニハヤシライス 美味しかったのでオカワリした(200円)。

 

次は、どこに行こうか・・・・ 

食欲の秋は、飽きることない。

(寅)