一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

紫陽花の月にぴったりな麺食いかも ~ぶらり函館(12) 

2018年07月29日 15時10分30秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 「あじさい」塩ラーメン  函館・五稜郭 )

 

 

 

 

五稜郭タワーの足元 観光バス駐車場カドに見える白い建物

あれがかの有名な函館塩ラーメンの人気店「あじさい」か

五稜郭タワーを降りて時計を見れば午後3時半

とっくに昼食時間を過ぎていた。

 

昼抜きで夕方まで我慢もできなくはないが

折角、目の前に「あじさい」があるんだからと

建物の二階に上がって行くことに躊躇いはなかった。

3時半だからピークは過ぎていたものの 中にはまだかなりのお客さん。

 

 

北海道展のラーメン店出店で、函館塩ラーメンの名店として

以前から人気を博していたのが、この「あじさい」

ただ、いつも行列、待ち時間は1時間以上で

長時間待つことが苦手な私は、

いつもスルーしていて

食べたことがなかった。

 

季節もあじさい月の六月だし

函館に来た麺食いの思い出に

ちょうどいいかもしれない・・・

 

 

「どうでした?」 と聞かれたら

総合的にまとまっている塩ラーメンという印象

 

食べ終えると時間は午後4時を過ぎ、怪しそうな空模様。 

一旦ホテルに戻ってシャワーを浴び 呑みにでかけようかな

再び路面電車で「五稜郭」電停から15分ほど揺られ「函館駅前」へ

夕方の電車は、買い物客と学生とまだ仕事中の会社員でいっぱいだった。

 

つづく

 

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(寅)

 


維新の風を感じる函館「五稜郭」  ~ぶらり函館(11)

2018年07月28日 09時30分30秒 | Weblog

( 五稜郭タワーからの臥牛山(=函館山) )

 

 

トラピスチヌ修道院を出て坂道を歩いて下りること7~8分、幹線通りに出た。

上空から複数回飛行機の音、函館空港はすぐ近くのようだ。

さて、バス停に着いて時刻表を見れば1時間に1本

次のバスまで40分待ちという微妙な感覚

待つにも歩くにも長すぎるな~

結局「まっいいか」

椅子に腰を下ろして

バスを待つことにした。

 

上空は、曇り空。少し暑さを感じるくらいの気温。

函館に来てから撮った写真を見直していたら待ち時間は気にならなかった。

 

やがて来たバスでは、「湯の川」で降りず一気に「五稜郭」まで乗った。

維新激戦の地 五稜郭は、誰しも一度は耳にしたことがあると思う。

激戦の地・五稜郭は今では百貨店や飲食店、ホテルなどが

立ち並ぶ函館の観光要所となっている

 

 

バスを降り歩くこと10分強、高さ107mの五稜郭タワーへ

料金を払って展望台に続くエレベーターに乗った。

「100mちょっとだから大して高くないね」

そんな会話をしていたカップルが

展望階に着いて扉が開くや

「わぁ~ すご~い」

という一声を放っていた。

 

津軽海峡に 臥牛山(=函館山)に 五稜郭公園などが

窓に向かって歩き出す屋次々と目に飛び込んで来る。

わずか100mほどの高さからは想像しえなかった光景

( 函館五稜郭公園 )

 

さて、このブログで前述した「なぜ函館山が別名「臥牛山」と呼ばれるのか」だが

その山の姿をじっと見ていくと確かにそう見えてくる。

右が頭、左が尾っぽ 土に臥せた黒牛のようだ。

 

展望階を3周ほど 函館の街をしっかり目に焼き付け地上階に降りた。

 

 

(1Fロビーには政府軍大砲と土方歳三像)

 

 

そういえば、朝バイキングでしっかり食べて、ケーキまで食べていたこともあり

まだ昼食を食べてないことにようやく気が付いた。

時間は、既に3時半を過ぎていた。

 

つづく

 

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「隔世の感」とでも言ったらいいのかな・・・ ~ぶらり函館(10) 

2018年07月26日 22時40分55秒 | Weblog

( トラピスチヌ修道院 )

 

函館路面電車の東の終着電停「湯の川」で降りた後

看板を見て「トラピスチヌ修道院」にでも

行ってみようかという気になった。

3kmか、歩けばたぶん40分

薄曇りの空と相談し

一日券が使える

バスに乗ることに

 

バスでも相当な距離

歩かなくて良かったと思った。

 

明治時代にできた日本でも歴史のある修道院

その時代の函館は、今と違って飢えや寒さと戦う過酷さ

入口にかけられた最初に赴任してきたフランス修道女たちの写真 

彼女たちの目がとても悲しげでなんとも想うにいたたまれなくなってきた。

 

 

何よりも自分は、絶対に耐えられない世界だと痛感したのは

午前3:30起床 19:45就寝という点だ。

午前3時頃まで平気で夜更かし

3:30は私の就寝タイム

真反対の生活時間

(売店 修道女たちが作ったクッキー・バター飴・編み物が売られていた)

 

読書~瞑想~ミサ~朝食~朝労働~ あと良く覚えてないが

~ 昼食~昼の労働~お祈り~ 祈りと労働の一日の生活

日本酒を欠かさず、路地裏で美味しい店を見つけては

小さな喜びを感じているような自分とは

まさに住む世界が違う「隔世の感」だ。

 

適度に濁った水中で生活してきた魚を真水に入れると死んでしまうと昔

聞いたことがあるが、私ならこの生活は半日ももたないと思った。

こういう世界もあるんだと 表現の仕方がわからないが

正直なところかなり落ち込んだ感を味わった。

 

とはいえ 行って良かった。

写真が飾られてその写真でしか修道女たちの生活は

伺い知れないが、なんだかこころ洗われる感を感じたのも事実。

 

修道院を後に ある種複雑な感じを抱きながら 坂道を下りバス停に向かった。

 

つづく

 

お詫び(館内撮影禁止の為、記事に適した写真が掲載できませんでした)


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いくら呑んでも はしごは踏み外さない これが私の流儀です。

2018年07月26日 18時50分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい
 
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この猛暑はしご酒で凌ぐなんてやり方も・・・

2018年07月25日 22時55分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい
 
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今年の酷暑は、全ての日本酒をカチ割りコップ酒で対処中!

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( 「かち割り まんさく」ロック ) ■2016/7/22(金)本日は、二十四節気の大暑 奈良も 京都も 大阪も 関西各地があっち~ 目にも肌に痛みを感じるほどの眩......
 

 

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電車に揺られ「十字街」から東の端「湯の川」まで ~ぶらり函館(9)

2018年07月22日 02時00分10秒 | Weblog

( 「十字街」) 

 

坂道を下り電車道を歩く、江戸時代末期から続いてきたような商店

もちろんリニューアルされてはいるが、小樽とはまた違った

歴史を感じさせる建物が散見される街だと感じた。

大きな三叉路にたどり着けば「十字街」電停

ローマ字表記で JUJIGAI と書かれ

名前に雰囲気が漂っている。

 

きっと 教会が立ち並ぶ街の入口だから

そういう名がついたんだろう

時計の針は、丁度11時半 

「ちょうど十時街とはならなかった・・・か」

と 歩き疲れたせいかしょうもない気休めを口にする。


三叉路を曲がってくる電車

懐かしい・・・操車塔を目にするなんて

遠い昔、どこかで出会った似た記憶が蘇ったてきた。

(十字街「操車塔」)

 

操車塔と三叉路の電車道・・・そうだ西鉄電車が走っていた時代の

 八幡・中央町電停だ。なんとなく似てる。

(函館市電「十字街」電停) 

 

十字街~函館駅前~五稜郭公園前~競馬場前~函館アリーナ~湯の川

十字街を含め20もの電停沿線を眺めながら

東の終点「湯の川」駅に着いた。

(函館市電「湯の川)電停)

 

まるで長崎市電の長崎駅から大浦辺りを走っている

みたいな錯覚にとらわれた。

JRホーム 昨晩の夜景に 教会 坂道 そして路面電車

なんとも 長崎に似てる街だと電車に乗ってからも感じた。

終点「湯の川」で降りて、この辺りを巡ってみることにした。

つづく

 

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和食だけじゃない! 日本酒の幅広さよ

2018年07月21日 19時15分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい
 
気づかなかったことを改めて気づかされる 「アンケート」。
 【アンケート結果】 7/17「日本酒で愉しむ イタリアン」~夏の宴を終えて  ( 当日一番人気「岩だことアメーラトマトの冷製パスタ」)■2016/7/21(木) ......
 

 


私にとっての博多美人はこの人だった。 ~女優「生田 悦子」

2018年07月17日 23時25分25秒 | キラキラ輝く「女優」

( 生田 悦子 )

 

■2018/7/17(火)

先週13日博多・櫛田神社で集団山見せを見て、14日は小倉で夜を楽しみ

15日に再び山笠の博多に寄ってから関西に戻ってきた。

そして今日17日午前、目にしたYahooニュースで

女優の「生田悦子」さんが、虚血性心不全で

15日に亡くなったことを知った。享年71歳

 

「えっ!?   確か2~3ケ月前に徹子の部屋に出てたけどな・・・」

なぜか平日、代休をとっていた。たまたまTVをつけたら

白髪姿の生田悦子が出たので、久々のTV出演に

驚いたことを強く憶えている。

 

 

福岡市・西新出身の女優「生田悦子」は、小さいときにTV画面で見て

こんな女性(ヒト)をたぶん美人というのではないだろうかと

子供ながらに美人だなと感じたお姉さんだった。

 

欽ちゃんのよせなべトリオとして出演した時は、35歳。

なんでこんなお笑い番組に出てるんだろう?

と違和感を憶えなくもなかったが、

TVに出て姿が見れることが

嬉しかったことを思い出す。

 

そして何よりも強く印象に残っているのが、司会者は誰だったか忘れたが

「私は脱がない。そんな女優が一人くらいいたって

いいじゃないですか」

この潔い言葉に感銘を受けた。たぶん生田悦子は40代だったと思う。

 

何だか 背筋がピンとしてるような心持ちに粋(いき)を感じた。

ただ、こういう女優は、使いづらい女優として

出番を減らしていったに違いない・・・

という想像も難くない。

 

 

もしこんな女性が女将(おかみ)で、カウンターごしに

日本酒を注いでくれたりすると最高この上なく

たぶん空席のできない超人気の酒房

・・・な~んて幻の想像も湧いてくる

 

ともかくも亡くなる直前まで普段通りの生活をされていたとか。

くしくも亡くなった7月15日は、博多山笠の

フィナーレ「追い山」の日

 

追い山(フィナーレ)に合わせ、福岡出身の女優が一人旅立ったと言えなくもない。

 

デビュー出演作は、「命果てる日まで」

命果てる日まで、駆け抜けた潔い人生だったような気がする。

昭和の星がまた一つ・・・ ご冥福をお祈り致します。

 

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10号だと思っている。 キーワードはX

2018年07月14日 21時30分20秒 | みんな~愛『酒』てるかい
 
自慢じゃないけど私が知らなかった自慢酒・・・ 「水府自慢」 【京都・四条】6/17
(「水府自慢」純米大吟醸&ホッケ  益や酒店 ) ■2017/6/17(土) 快晴・暑前述「里地帰」LIVE♬が終了。14:30に招徳ビル「キルシェ」から外に出ると......
 

 


函館の人だったんだ 亀井勝一郎 ~ぶらり函館(8)

2018年07月12日 02時30分30秒 | Weblog

( 大三坂で見つけた亀井勝一郎石碑)

 

八幡坂を登ったところに函館西高校 その横に並ぶ教会を眺め

東側に向かって次の筋にあたる「大三坂」を下り始める。

ここ元町界隈は、函館の人気スポットらしい。

 

坂道を下り始めてまもなく、左手に教会、

右手には本願寺別院の大きな屋根が見えてきた。

「ん? 誰の碑だ?  えっ、ここが生誕地! だったのか・・・」

しばしこの石碑の前で足が止まり、説明書きをじっくり読んでしまった。

その石碑に刻まれていた名は、亀井 勝一郎

 

 

最近の高校生の国語の試験を目にしたことがないのでわからないが、

私の高校時代、模試の国語「現代文」で、一番目にしたのが

亀井 勝一郎 だった。

 

試験の出題の中でも、今もとても印象に残っているのが「大和古寺風物誌」

氏が初めて奈良を旅し、法隆寺の百済観音との出会いが、それまでの

仏像への先入観を払拭し、見方を一変させた。まさに奈良の魅力を

戦中戦後、広く世に伝えた功績者といってもいい

批評家であり、芸術評論家だった。

 

「いや~ 感動!」その名を何十年ぶりか思い出した。

それにしても こんな眺めの良い処が

氏の生誕地だなんて羨ましい。

 

確か・・・ 私の記憶違いでなければ

東京の「ハモニカ横丁」は氏のネーミングだったと思う。

 

立ち止まること7~8分

更に坂道を下ると有名なドイツ人のソーセージ店

素敵な洋風食堂を通り過ぎて 再び電車通りにたどり着いた。

 

つづく

 

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路面電車に坂と教会 ここは北の長崎みたいな街だ。 ~ぶらり函館(7)

2018年07月09日 23時55分55秒 | Weblog

  ( 坂と教会 函館 )

 

函館朝市を見学し、お腹いっぱい気分になった後、駅前に戻りバスセンターで

「電車・バス一日乗車券(1000円)」を買った。

電車のみなら600円なのだが、函館の地形からバスにも乗るかも・・・と思った。

まずは、西の行きつく先(終点)まで電車に乗ってみた。

元気に走る昭和の乗り物は、なんだか懐かしさが湧いてくる。

 

 

西の行きつく先、着いた電停は、「函館どっく前」

なんともさびれた感が漂う場所 防波堤の先は、海。

 

ここからやって来た東に向かって実に16もの坂が函館山麓に向かって走っている。

縦横に坂道の走る長崎とは違うタイプの坂の街が、函館なのだ。

 

折り返しの電車で、末広町で降り有名な坂道「八幡坂」を上がっていった。

坂の先には、北海道立函館西高等学校

 

 

昨晩、夜景帰りのバスの中でガイドさんが、

「ドラマやCMのロケでよく使われる八幡坂 私の母校 函館西高校は

その坂を登った処にあるんですけどね。寂しいことに来年には、

他の学校と統合して名前が変わってしまうんです」と悲しんでいた。

確かに最高のロケーションにあったその高校 函館西高校こそ

大御所 北島三郎の そして辻仁成の母校でもある。

 

 

「八幡坂」(はちまんざか)から ハリストス正教会へ

この近辺は自撮りをしている老若男女のカップルの多いこと。

人が写らないよう間隙を縫って撮ったので私の写真に人は写ってないが

実のところ、この坂あたりは、海外からの団体の観光客でごったかえしていた。

 

元々写真に写るのが苦手、自撮りとは無縁な私は、景色一目でいい。

大三坂も合わせて坂を往復、そして元町界隈をぶらり歩いて

「十字街電停」の方に向かって降りていくことにした。

 

「登るも坂 下るも坂 同じ坂」 by tora

 

つづく

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朝市とどんぶり横丁 食を刺激する街だね ~ぶらり函館(6)

2018年07月08日 03時20分15秒 | Weblog

( 函館朝市 )

 

ホテルのモーニングに向かってみれば 朝から割と食欲上々だった。

 

 

朝食を食べ終え、函館駅からほど近い函館朝市へ向かった。

後ろには、昨夜夜景を見にバスで登った臥牛山

 市場横に併設された建物は、海鮮丼の店ばかりが入った

その名も「函館どんぶり横丁」

 

幸か不幸か 朝食を食べたばかりなので誘惑には負けなかったが

 函館は、食欲を触発する街のひとつだな

 

つづく

  

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暑い日には、イタリアンな出前一丁があるといいな

2018年07月04日 20時20分20秒 | 『食』べる門には福来たる
 
私が棋士だったらたぶんこんな出前をしてもらうかも・・・
 猛暑の昼、油を売るために補給したのは、オイルソースパスタ 【大阪・豊中】( オイルソースパスタランチ  トラットリア「g mercato」) ■2016/7/2(......