一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

三国一の鍬 Before/Afterで15年の歳月を知る 菜園の春  4/16  

2011年04月16日 23時35分05秒 | 菜園育ちの「野菜たち」

( 新・旧の三国一「鍬」  奈良県葛城市 ) 2011/4/16

 

■2011/4/16(土) 曇

ブログにとんと菜園ネタが減ってしまって近頃は、酒の話しばかりという人もいるだろう。

そんな感想を持たれる方は、相当以前から訪問頂いている人ということになる。

もともとこのブログは、「家庭菜園」を記録しようと始めたというのは、何度か

書いた。 週一の家庭菜園記載では足りず、間にも何か書こうとして

いつのまにか、野菜を作る・収穫野菜を食べるところから、

リーマンの昼食、そして食べ物とともに飲むことへ

さらに好きな日本酒へと変遷を重ねてきた。

何とかタイトルは変えずに「質実冒険」

精神を今に継続している次第だ。

 

さて、満開の桜が散り、ゴールデンウィーク頃までが夏野菜の栽培時季になる。

夏野菜とは、茄子・きゅうり・ビーマン・パプリカ・トマト・オクラ・モロヘイヤ・

ゴーヤー・冬瓜・かぼちゃ・とうもろこしなどである。

今日、御所市の「農業屋」さんを覗いてみると

肥料や苗を買い求めようとしている

沢山の人で溢れていた。

 

本日、三軒廻り別の農機具屋で15年ぶりに購入したのが写真の「鍬」

実は、左が15年使い続けた三国一の鍬

そして右が本日買った三国一の鍬

全く同じ商品の15年

後の姿である。

こうして比べるとどれだけすり減ったかが、一目瞭然

 

約5千円の投資になったが、いかに投資効率を高めるかは

これからの私の努力次第、収穫次第となるが

自分が作った美味しい夏野菜でやる

ギンギンに冷やした夏吟醸酒

つまるところはコレなんだ。

(寅)

 


朝日射す、今朝の収穫は「ホウレンソウ」   3/5

2011年03月05日 21時54分50秒 | 菜園育ちの「野菜たち」

( ホウレンソウ 葛城市「自宅菜園」にて) 2011/3/5  朝

 

■2011/3/5(土) 晴

最近、このブログ読者から 「『風菜園』というタイトルですけど

近頃、菜園ネタが減って、日本酒ネタが多すぎませんか?」

と いう疑問の言葉を頂いた。 

言われてみれば確かにその通りだ。 その通りなんだけど・・・

 

そんな今日は、水菜・壬生菜以外では、久々の収穫となった。

好天で、朝日射す中、今朝の収穫は「ホウレンソウ」

スーパーに並んでいるホウレンソウのようには形は、整ってなく

雑草のようにワイルドだが、雪や寒さに負けずゆっくり育ったホウレンソウは

葉が厚く、根元に独特のえぐみが少なく、甘いのが特徴。

このホウレンソウのスープを作っていただくことにした。

私は、これを勝手に「ポパイスープ」と呼んでいるが

ポパイのように強くなったことは一度もない。

(寅)


夏の名残りの収穫かな~    9/18 

2010年09月18日 11時50分35秒 | 菜園育ちの「野菜たち」

( かぼちゃ・冬瓜の残りを収穫  葛城「風菜園」) 2010/9/18 am9:45撮影

 

■2010/9/18(土)  晴

お盆の後、再び生い茂った雑草と共に、つるを縦横に這わせていた

かぼちゃと冬瓜を根っこから引き抜いて整理した。

都度収穫はしていたが、旺盛な緑の葉に隠れて出て来た、

写真がその冬瓜とかぼちゃ 本日の収穫物。

そろそろ退いてもらわないと次の植え付けができない。

葛城山の上空には、関空から飛び立ち東に向かう飛行機が

白く描いた一直線のひこーき雲。

気持ちいい天気だし、この三日間、秋・冬野菜づくりに向けて、

菜園の整備にとりかかろうかという気になってきた朝だ。

(寅)


暑いね。 季節は、GO~ヤと思うけど・・・  9/12

2010年09月12日 21時50分50秒 | 菜園育ちの「野菜たち」

( 熟れすぎたゴーヤー 葛城「風菜園」) 2010/9/12

 

■2010/9/12(日)  晴のち曇 ・ 猛暑日

観測史上最も遅い猛暑日を記録したのだそうだ。

このまま温暖化に歯止めがかからなければ

猛暑のクリスマスなんてことも。

 

このブログを目にする未来人にとって それは

不思議でも何でもないかもしれない。

怖いことだけど。

 

「おじさんが、子供の頃には、11月の初旬に雪が舞ったものだ。」

と話すと現代の子供たちが、そろって「うそ~っ」と言って

信じないように。

 

菜園の片隅で、収穫し忘れたオレンジに熟れたゴーヤーを見つけた。

中をパックリ割ると真っ赤な種が出てくる。

それを口に含むとほんのり甘い。

 

昼は、暑い。とは言え、朝涼しく、日の入りは一時期と比べ

格段に早くなった。季節は確実に動いている。

(寅)


今夜のお酒のアテはチャンプルーと決めた。  8/29

2010年08月29日 19時30分30秒 | 菜園育ちの「野菜たち」

( ゴーヤー 葛城「風菜園」) 2010/8/29

 

■2010/8/29(日) 晴時々曇  猛暑

昼過ぎにゴーヤーの収穫をしました。(写真) 

今夜は、これでチャンプルーです。

暑い時にはビールとゴーヤーのような苦みのある味覚が、

なかなかいい感じなんです。

甘いものや辛いものは、食べると時として喉が渇いてしまう

のですが、そうではない苦みの味覚が、しっかり存在感を

増してくるのは芽吹く春先とこの残暑の時季ならではです。

今夜は、これでおうち酒。

(寅)

 

 

 


同じフロアの二人のOさんに朝採り野菜を渡した日  8/27

2010年08月27日 23時59分03秒 | 菜園育ちの「野菜たち」

( 姫冬瓜収穫 「風菜園」) 2010/8/27

 

■2010/8/27(金) 晴・猛暑 

私が、このブログにある人のことを書きこむ場合、その人の名を

そのまま出して載せることはしません。(最低限のエチケットだと思って)

だからブログに書く場合、ほとんどはその人の苗字の頭文字

使っている。

ただ中には、その苗字が濁音で始まる人がいて、特定されやすい

ため、下の名前の方の頭文字を使うようにしている。

というのは、私が決めている勝手なガイドラインなのだが・・・

 

そうして振り返ってみると 頭文字の多い順に K・T・M・S・Y となり

その5つの頭文字を苗字に持つ人で、登場人物は、ほぼ8割以上。

私のこのブログに登場した Kさん(Kちゃん・K君)だけでも14人。 

TさんT君は8人、Mさん(M君)は7人、Sさん(S君)で5人、Yさんで4人

もの人たちに登場してもらっている。

カ行・タ行・マ行 などの苗字が多いことがわかる。

 

今日は、数少ない二人のOさん。 でも過去のブログを遡れば

その二人とも過去に登場(記載)している。

 

今朝は、朝5:30に起床して、茗荷と冬瓜を収穫した。

一人のOさんにおととい帰りの地下鉄で、茗荷を渡すことを

約束していた。 一日遅れで、茗荷を渡すと

「週末には、茗荷と大葉とごまをまぶして鯵すしを作ります。」

と御礼のメールが入ってきた。

そしてもう一人のOさんには、毎年1回ずつ今年で4年目になる

冬瓜を渡した。 つまり累計4個目の冬瓜。

写真は、丁度今朝6時にその冬瓜を収穫した写真で、

この写真にコメントをつけて渡した。

「この夏、ちょうど腸の調子をわずらっていて、タイミング的にも

とても嬉しい。」と喜んでくれた。

 

まぁ喜んでいただくと 食べられる野菜の方も本望だろう。

喜んで食べることこそ健康につながる。という私の考えにも

合っているし、今朝の早起き、無駄にならなかった。

(寅)


まな板の上の菜園育ちの野菜たち 8/22  

2010年08月22日 22時44分22秒 | 菜園育ちの「野菜たち」

( 夏野菜 「風菜園」) 2010/8/22

 

■2010/8/22(日)  薄曇のち晴・暑

今朝から庭の柿の木でツクツクボウシが鳴き始めた。

ちょっと前までは、うるさいクマゼミだった。

その前は、ニイニイゼミが鳴いていた。

そしてこの一週間ほど前から夜中には、床下から

虫の音が聞こえ始めているわけだから、昼間はいくら

猛暑続きでも季節は、しっかりとに向かっていると

いうことだろう。

 

今朝は、そんなツクツクボウシに目を覚まし、今朝の食事分

菜園から野菜を収穫した。

冬瓜と茄子、きゅうり、オクラ、にら、しそ をそれぞれ少々である。

昼は、冬瓜スープを作って、夜は茄子の田楽。

そんなめぼしをつけて 収穫後、雑草抜きしたら風呂に入り

朝から冷えた日本酒を飲んでる私。

蝉の声に、空に広がる入道雲を見上げ、伸びた稲を分けて

吹き降ろす風に 「夏休みの友」のような気分を感じていた。

(寅)

 

 

 


夏に冬瓜とはこれいかに・・・  8/10

2010年08月12日 05時35分10秒 | 菜園育ちの「野菜たち」

( 収穫まぢかの冬瓜(トウガン)  葛城「風菜園」 ) 2010/8/10(火)

 

■2010/8/10(火) 曇時々晴

今年は、2週間ほど遅いけど 我が菜園の夏の代表作物

冬瓜(トウガン)の収穫時季が近づいてきました。

朝顔のつるが巻きついた冬瓜は、私にとって夏の風物詩。

夏なのに冬瓜とはこれいかに・・・

保存が利いて冬でも食べることができるかららしいですが、

私はやはり冬瓜は旬の夏に頂きたいものです。

あんかけ冬瓜に冬瓜スープ、冬瓜炒め 

残暑バテに最適。 お酒のアテにもピッタリ。

ビタミンCたっぷりで、休み明けはたぶん白い肌!?

な~んてことはないか。

(寅)

 

 

 


今年は遅れました。 オクラ初収穫  7/31

2010年07月31日 10時50分05秒 | 菜園育ちの「野菜たち」

( オクラ 「風菜園」 ) 2010/7/31(土)朝 撮影 

■2010/7/31(土) 曇のち晴に

7月も最終日か・・・ この調子だと 盆があけると

あっという間に9月みたいになりかねないぞ。

そのなし崩し的な日の経ちかたを想像してしまい

カレンダーを見ながら少しブルッと

寒気を覚えた朝だった。

 

久しぶりに 朝の涼しいうちに菜園の手入れをした。

オクラの初収穫。 今年は、腕を負傷してたから、

途中1ケ月半以上も追肥や雑草抜きなどが

できなかったせいで大幅遅れの初収穫。

おまけに不作だ。

 

いつもながら オクラの花のレモンイエロー

幸せを感じさせる涼しくてでいい感じだ。

アフリカ原産で、ハイビスカスの仲間だから 

さしずめ畑に咲くハイビスカスといったところか。

観てよし、食べてよし、山の麓のオクラなり。

(寅)

 


その香りに物忘れしそう 7/24

2010年07月25日 08時25分30秒 | 菜園育ちの「野菜たち」

( ミョウガの初収穫 「風菜園」) 2010/7/24(土) 

 

■2010/7/24(土)

ミョウガ(茗荷)の初収穫をした。 最初はこんなもの。

最初これくらいでもこれから8月末までコンスタントに

収穫できる。

昨年は、計200個ほど土から芽を出し収穫できた。

今年は、もうちょっと行くかも・・・

 

「ミョウガを食べ過ぎると物忘れがひどくなるぞ」

子どもの頃から聞く、科学的根拠の無い迷信だけど 

一瞬何とも言えないス~っと抜けるようなこの香りが

冷奴にそうめんツユに そしてミョウガご飯にと

いいんだよな~

この暑い季節に ミョウガの香り は欠かせない。

相変わらず連想することは、食べることばかりで、

本当に他のことを忘れてしまいそうだ・・・

もし忘れてたら、ごめんね。

(寅)

 


山の麓 「オクラ」の種を蒔きました。

2010年04月18日 20時55分00秒 | 菜園育ちの「野菜たち」
( オクラの種 ) 2010.4.18(日) 晴~曇


昨日の平城遷都会場内の平城歴史資料館内には、万葉を代表する歌人
「山上憶良」のパネルがありました。

貴族としての身分はさほど高くはなかったようですが、歌人としての
才能は卓越していたようです。

「やまのうえのおくら」の名を高校の教科書以来、久しぶりに
聞いたせいか、今日は昨年収穫の後、秋まで残しておいた
長さ15cmほどのオクラ(2つ)のことを思い出させてくれました。

「憶良」・・「記憶に良い」とまさにパワーある名前ですね。

写真は、この日のためにとっておいたビッグなオクラ。
この中に小粒の種が40~50個ほど
好天気の午前中に 先日整地しておいた畝に種を蒔きました。

うまく収穫できたら葛城山麓だから
「山の麓のオクラ」とでも名づけようか・・・
そんなことより この種で果たして芽は出てきてくれるのか!?
今年の菜園の楽しみが一つ増えました。
(寅)

「つくし」掴んだ日は、春風が吹き抜けた日 

2010年03月20日 23時58分18秒 | 菜園育ちの「野菜たち」
( つくし 葛城市「風菜園」) 2010.3.20(土) 晴(強風)~曇~雨


「晴れた日の暴風」と表現した方が、正しいかもしれません。

昼、間も無い頃、南側の葛城山麓「風の森峠」あたりから
気温20℃超え、暖かい温風が吹き抜けて、あたりの竹林を
大波のように揺らしていました。 
音もヒュルル~ ゴ~ ヒュルル~

菜園の菜の花たちも撓(タワ)む撓(タワ)む 体も持っていかれそうに
なりました。
でも空は、黄砂のせいで霞んでいながらも春の日射しでした。

そんな風の強い日でしたが、菜園の片隅に「つくし」を見つけて
収穫しました。(写真)

語り尽くせないような今日の天候でしたが、つくしを掴んだ時
しっかり春の温もりを感じた日でもありました。
(寅)

日本酒に合うよ菜~

2010年03月14日 10時53分20秒 | 菜園育ちの「野菜たち」
( 水菜の花 「風菜園」) 2010.3.13(土) 曇時々雨


久しぶりに菜園を見渡すと無数の黄色い菜の花
水菜あり 壬生菜あり 青梗菜あり 小松菜あり
どれも茎を伸ばし黄色い花を咲かせている。

まさに菜の花畑。
これを見ると「また今年も収穫を逃し、食べ切れなかった
野菜のなんと多いことか・・・」という思いにかられる。

でもこの時季ならでは楽しみもある。
菜の花のつぼみ
花咲く前のつぼみは、大変美味。 まさに和のブロッコリー。
その芽吹き弥生のごとし。こんなつぼみか、これから4月前半まで
200~300ほどは収穫できる。

軽く茹でてドレッシングをかければ冷酒の最高のアテになる。(写真)
甘くそして苦みちょっぴり。

「お酒に合うよ菜~」私は、いつもそう呼んでいる。
(寅)












雨の中、法蓮草を収穫した朝でした。

2010年03月06日 11時33分00秒 | 菜園育ちの「野菜たち」
( 法蓮草 「風菜園」) 2010.3.6(土) 雨


奈良・葛城の天気は雨。さすがに昨日より気温は低めです。

休日ぐらいは、本来の菜園の通信をしないとだんだん
タイトルと中身がかけ離れてきていますよね。

冷た目の雨の中、この冬大きく育った菜園のホウレン草を
収穫しました。 私は、法蓮草という漢字に惹かれます。

ペルシア原産の野菜で、日本に伝わったのは江戸時代と
いわれます。以外と遅いと感じました。

アカザ科の植物で、食べられて馴染みあるものでは、
ふだん草やうまい菜があります。

自分で法蓮草を作ってわかったことは、根元近くの赤い茎も
えぐみが無いということです。
あのえぐみで、法蓮草ぎらいな人が多いとききますが、
あのえぐみは化学肥料のせいだと聞いたことがあります。

私は、鶏糞栽培。
寒さを通り越した法蓮草は寒じめ法蓮草とも言われ甘い法蓮草。
昔のアニメヒーロー・ポパイが毎回食べていた法蓮草も
きっと甘かったに違いありません。
(寅)

「蕗の薹(フキノトウ)」 菜園に春の使者来たる・・・

2010年02月28日 21時21分21秒 | 菜園育ちの「野菜たち」
( ふきのとう 「風菜園」) 2010.2.28(日) 曇時々晴


キク科フキ族 日本原産の多年草「蕗の薹」(ふきのとう)が、
家のまわりに顔を出し、8つほど収穫できました。
写真は、その半分を撮ったものです。

蕗の薹(ふきのとう)は、雪解けを待たずに顔を出す春の使者と
言われています。 一番早くでてくる山菜です。
冬眠から目覚めた熊は最初にフキノトウを食べると聞きます。

「春の皿には苦味を盛れ」という言い伝えのように
そのほろ苦さが、季節の変わり目の体の新陳代謝を促すのだとか。

今晩は、この蕗の薹と白身魚を天ぷらにしてもらいました。
蕗の薹の天ぷらは、雪塩をつけて食べると美味しいんです。
如月みそかのおうち酒。 今夜は、夜空に月が輝いてました。

長い人生、軌道修正するきっかけにビターな感じは、不可欠ですね。
蕗の薹食べて、さぁ、明日から弥生三月。
(寅)