一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

応援するよ!  100%JAPANESE LEATHER工房 『QUATRO GATS』  8/30

2012年08月31日 06時20分10秒 | 「催し」ものは何かな?

( 高島屋大阪店に出展中 『QUATO GATS』 コーナー ) 2012/8/30撮影

 

■2012/8/30(木) 晴時々曇時々雨

 

会社帰りに難波「高島屋」へ寄った際、地階では日本酒試飲コーナー

奈良の地酒「春鹿」が出展していた。 私が、コーナーの女性に

「青乃鬼斬(おにぎり)」を先日 奈良市「酒商のより」さんで

味わったよ」と伝えると 隣に立っていた鞄片手の

会社員風の男性からも御礼を言われた。

聞けば「春鹿」蔵の営業マンとのことで、

ちょっと驚かされた。「来月の

「蔵開き」お待ちしてます。」

と案内を受けた。

 

その後、エレベーターで一気に7Fまで上がり

母親に頼まれていた所用を済ませ

エスカレーターで1Fごと下る際

5Fフロアで目に留まったのが実はこのコーナーだった。

『QUATRO  GATS』 

   

世界にただひとつだけのカラー 「小さいふ」ペケーニョ

国産・栃木レザーを使ったとても小さなオリジナル財布

世界に自分だけのデザインの財布にレザーバックまで

大阪府茨城市のレザー工房 クアトロガッツ

 

売場の女の子にしたヒアリングは、日本酒の場合と同じ要領

このブランド名は、どういう理由でできたのか?

この工房は、できてどれくらい経つのか?

何人くらいのスタッフの工房なのか?

今までどんな店(百貨店)に出店したか?

阿倍野の近鉄百貨店に出展予定はないのか?

何故 スペイン語が多用されているのか?   等々

 

ちなみに 『QUATRO GATS(クアトロ ガッツ)』とは、「四匹の猫」の意味だとか

「何で、牛じゃなくて 突然猫なんだい?」との私の質問に

「デザイナーが大の猫好きで、四匹の猫を飼っていたものですから そこからの由来です」との回答。

うちの妻君が聞いたら さぞかし喜びそうな話しだ。

   

対応してくれたコーナーの若い女のコは、社員の長井愛さん 

 岡山県出身で彫金を担当

学生時代から彫金を学んでこの職に就いたとのこと

名刺を頂いて「へぇ~ なが~い愛か 小説の主人公みたいないい名前だね。」と言うと

「それ 愛と書いて めぐみと読むんです。」なんだとか。

テレ朝・お天気担当の 青山愛(めぐみ)と一緒だな。

 

「ブログの方に 会社と賞品の宣伝の方お願いしますね。」と愛ちゃんに頼まれたけれど

478万通りの組み合わせで世界に自分だけのカラーデザインというのが気に入った。

頼まれなくても 応援したい工房だ。 是非 今後大きく育ってほしいな。

 

▲世界限定1個のレザーショルダー

(国産の有名な栃木レザー使用で、価格は2万円未満 安いと思った。)

 

ここ難波・高島屋5Fには、9月4日まで出展とのこと 頑張れざ~

最高級 栃木レザー使用  世界限定一個

世界に自分だけのカラーリングの皮財布や皮のショルダーを

この機会に検討してみてはいかがだろう。

(寅)

 


豊田泰光さんの「チェンジアップ」は、小気味よくフレッシュな切れ味で大好きだ。8/30  

2012年08月31日 02時10分35秒 | 「所感」もろっもろ~

( 2012/8/30 日経新聞朝刊掲載 「チェンジアップ」)

 

先日私のプロフィール紹介にも書いた 豊田泰光さんの「チェンジアップ」 

毎週、木曜日が来るのが楽しみなのは、日経新聞にその野球評論家・豊田泰光さんの「チェンジアップ」が載るから そう感じている人は、きっと私一人だけではないと思う。

球史に残る勝負強いバッターに巨人の長嶋茂雄の名はは誰しも挙げるところだが、他に必ず挙がってくる名前が、西鉄ライオンズ・黄金時代のスラッガーこの豊田泰光さんだ。

当然、私は選手時代の豊田さんを話しでしか知らないが、毎週木曜日に掲載されるこの「チェンジアップ」は、小気味よい文体で、なるほどごもっともだと感じる人生哲学にも触れるような教訓が多い。自身の野球経験から得た人生の失敗談、歓び談・人生観はとても参考になる。

今朝は「暦の上の年齢がどうした」というテーマだったが、そんな今日たまたまある人に「ねぇ、寅さんなら言葉を結構知ってそうだから聞くんだけど ローカルじゃなくて ロートルって横文字どんな意味?  埼玉の人が言ってたから関東の方言なのかな?」と尋ねられた。

「え~ !!  うそっ、 ロートルって聞いたことないの!?  」 私は子供の時に既に普通に耳にしていた言葉なので驚きを隠せなかった。 でも最近は、ほとんど聞かれなくなったことも事実。 それはそれでいいことかもしれない。

ロートルとは、若い時期はそれなりの働きをしていたベテランなどが、力を落として大した働きもできず、老いを感じさせる際に使う言葉で、元々は中国から伝わって、自分を謙遜する際に使っていたらしいが、その後、大した働きをしなくなったベテランに使われるようになったと私は理解している。

方言などでなく、俗語っぽい言葉だと認識しているが、子供時分に耳にしていたこの言葉が、最近聞かれなくなったのは、世の中それだけベテランが活躍してるからに違いない。

阪神の金本も 中日の山崎も ヤクルトの宮本も 日本ハムの稲葉も ソフトバンクの小久保も昔なら全員引退しているはずだが、若い選手以上に第一線で働いているのだから ロートルという言葉が、影が薄い ある種喜ばしいことなのかもしれない。

実は、私は社会人になって以降(男女問わず)、人に歳を尋ねたことがない。 子供~学生時代は別にして社会に出て、「接してみて自分が感じた年齢がその人の歳だ」という考えの持ち主。 (ただ、その人が同世代の場合、私より年上か 年下かというのは、敬語を使う使わないを判断するうえで、少し気にはなるが。)

当然女性に歳を聞いたことなど一度もなく、「感じる年齢が、その人の歳」という考えの持ち主。 だから 逆に自分の歳を聞かれても「想像にお任せしますよ」と答えることがほとんどだ。

「暦の上の年齢は暦の上のもの  自分の年齢は自分で造る」  似た考えを持つことを知った今朝のチェンジアップに益々 豊田さんのファンになった。  

豊田泰光さんの正確な年齢を知らないけれど 文章の切れ味は若々しいな。

(寅)

 


いよいよ本日 日本一高い商業ビル阿倍野「ハルカス」が、300M達成だ。 8/30 

2012年08月30日 00時16分25秒 | Weblog

( 高さ276M時点 建設中 あべの「ハルカス」) 2012/8/6撮影

 

■2012/8/30(木)

いよいよ、横浜のランドマークタワー298Mを抜いて、

本日、阿倍野「ハルカス」が、300Mを達成。

日本一高い商業ビルになる。

メイン入居は近鉄百貨店

開業は、来年夏。 

大阪にまた一つ

名所が増える。

通天閣

大阪城を

見下ろして

飲むお酒の味は

どんな味わいなんだろう

大阪に新たなランドマーク。

今から完成がとても楽しみだ。

(寅)


「奈良もまだまだ暑いね、せんとくん」 平城宮跡を久々に歩いてみて  8/26

2012年08月29日 04時38分30秒 | 風の噂の「お天気たち」

( 遣唐使船前の「せんとくん」) 2012/8/26  13:00

 

■2012/8/26(日)  晴・暑

日曜日というだけあって 文字通り太陽が容赦なく照り付ける日となった。

ただでさえ私が奈良(市)に足を運ぶと空が晴れてくるのに

食後に足を伸ばす方も伸ばす方かもしれない。

とんでもなく暑い日、二週続けて

日曜日の奈良となった。

 

これは私の勝手な推測だが

もし、この猛烈な夏の暑さと厳しい冬が無かったら

そして もし もっと幅広い大きな川がこの都大路近くを流れていたら

ここ奈良・平城京はもっと長い間、国の都として栄えていたかもしれない。

 あくまで、歴史好き素人の私ならではの If  に過ぎないが

 

近鉄西大寺駅横の近鉄百貨店(奈良店)で開店時に寄って用を済ませ

昼は、 「piano」でピッツァランチ

 

食事後、平城遷都1300年のボランティアスタッフをしていた時以来になるが

平城宮跡まで足を伸ばしてみることにした。

炎天下のこの時刻に歩いてみよう

と思うところが私らしいか

 

厳しい日光に打たれ 歩くこと20数分、さわさわと音をたてる夏草が心地よい。

結局 ボランティアスタッフをしていた時以来 久々 歴史館に入って

(アニメ)シアターを見て、この地から日本の国づくりの為

中国に渡った遣唐使達の苦難と偉業に改めて感動

戻り道、よりさわさわと音を感じた夏草に

今日の平城宮跡は芭蕉の句をもじったら ぴったり似合っている気がした。

夏草や 遣唐使達の夢の跡

 (寅)

 


もうすぐ九月 楽しみな「ひやおろし」のシーズンがやって来た。 8/25

2012年08月28日 00時33分05秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 千代酒造「篠峯」(雄山錦)ひやおろし『秋純』  エポックかつらぎ店にて)

 

■2012/8/25(土) 晴

この1週間 正確には8月21日頃からの変化にお気づきだろうか。

蝉の声が、めっきりしなくなったことだ。

鳴いている方が珍しいくらいまでになってきた。

代わりに夜などは、鈴虫や蟋蟀(こおろぎ)などが、鳴きはじめている。

まだまだ暑いが、しっかりと次の季節に足を踏み入れたようだ。それもそのはず、

あと3分の1年・ちょうど4ケ月後には、クリスマスなんだから。

 

エポック上空は、まだまだ夏空だ

太陽が照りつける中、アイスクリームを買いに「エポックかつらぎ店」に寄ると

久保さんから「久しぶりじゃないですか」と声をかけられた。

店に入ると 日本酒コーナー奥には<旬の酒>

『篠峯 雄山錦のひやおろし(秋純)』が並んでいた。

ラベルの左下には、小さく赤とんぼ

限定酒だけに四合瓶一本を

即買いし、帰って冷蔵庫に冷やした。

 

これから酒屋や飲酒店でも「ひやおろし入荷しました」のPOPが貼られ賑わってくる。

涼しくなったら 秋刀魚の刺身やキノコの炙りで、ひやおろし。これが秋の楽しみでもある。

 (寅)

 

 

 

 

 


私の為に入れてくれた日本酒。 その酒こそ「義侠」   8/24

2012年08月27日 05時40分05秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「義侠」  大阪市長居・炭火美酒処「ちょび」)

 

■2012/8/24(金)

7/27以来の長居「ちょび」へ向かう予定も 一軒目はしばらくご無沙汰の西田辺「まるしげ」へ。

そこで偶然にも久々にお会いしたお姉さんIさんとしばしラフマニノフ談義。

まるしげを出る際

「今日私の為に入れてもらった美味しい日本酒がありますので、

もう一軒、長居までつきあいませんか。」と誘った。

前回、マスターに蔵見学やここの社長の話し(「問屋には一切卸さない。 

取扱い酒店は、面接をして意にかなった酒店にしか卸さない」)をし、

「じゃあその酒を入れましょう。 お盆過ぎには、入れておきますから是非また来てください。」と言われ、

8/24金曜日がその日だった。

http://blog.goo.ne.jp/yumeichimonji/e/e153e685e1108add4ce8e642635d9256

 

その酒こそ私が日本酒十席の内一席を与えている「義侠」だ。  

「もし無人島に持っていきたい一本は?」 と聞かれたら私は迷うことなく「義侠」にする。  

酒米の王者「山田錦」もピンキリだという中、「これ以上ない最高品質の山田錦を使って 

最高の山田錦の酒を作る」といったコンセプトと

山田社長(十代目)の強烈なスピリットで出来た酒が義侠なのだ。

 

東条A地区特別栽培米60%おりがらみ』

以前雑誌で見たこの「おりがらみ」タイプは、蔵見学の際にも飲めなかった酒。

今日は、最初・途中・最後と「義侠」オンリーで三杯。  「義侠」の前にも後にも「義侠」以外なし。

「おいしい」の四文字だけで美味しさを伝えるのはある意味失礼だ。という考えの私。

私流にたとえるなら 「雲一つない青空を 飛行機雲がきれいな白い線を描いて

スーッと空を切っていく」ような飲み口だった。

愛知県の酒蔵でありながら 地元名古屋でも実はレアな酒だと言われる「義侠」

自惚れととられても仕方ないが、「もし 私がいなければ、今夜

この酒が、大阪・長居に姿を現すことなどなかっただろう」

 

お供いただいたIさんも 美味しい「東一」の後 「義侠」を飲んで、しばし沈黙 

その沈黙が何をか言わんやである。

「ラフマニノフの音楽同様 心震わす酒」だったでしょ

 

マスターに次回「長居バル」メニューの日本酒銘柄を決めたかを尋ねた。

銘柄はまだ検討中も旬の「ひやおろし」で行こうと思いますとのこと 

これも引き続き楽しみだ。 どこの「ひやおろし」だろう。

 

美味しい日本酒のおかげで、なかなか素敵なフライデーナイトとなった。

(寅)

  


休みの最後を〆るなら、奈良の酒に限るね  (8/19)

2012年08月26日 23時00分12秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 五神「純米吟醸」 )

 

■2012/8/19(日) 

四国から戻った翌日、休みの最終日となった日のこと、私は難波から阪神なんば線で、奈良へ向かった。

14時前だったろうか 電車が新大宮にさしかかった頃 空は暗く音をたて大粒の雨が降り出した。

大阪では晴れていたのに それに私が奈良に行くというのにおかしいな~ 雨だなんて 

思いつつ、でもその心配も杞憂に終わった。数分後、ひがしむき商店街を抜ける時

奈良の空に太陽と青空が再び輝き始めた。

「不思議な天気だな。雨なのに晴れて来た。天気雨かな・・・」

そんな会話の中を一人にんまりしてすりぬけ、 「なら泉勇斎へ向かった。

もちいどの通りを抜ける時には、すっかり青空

休みの最後は、奈良酒で〆ることにした。

 

菊の香に くらがり登る 節句かな (芭蕉)  九月の菊の節句にも飲みたい酒「くらがり越え」

「心配しなくてもこの雨はすぐ終わるから」と神の声が聞こえた気がした「神韻」

 

 

そして 今年初のひやおろしは、葛城酒造の 「百楽門」雄町だった。

 

いつものように 「つげの氷室」の菩提酛で〆た休み最終日だった。

休みを〆るなら 奈良の酒  晴れ男健在なり 

(寅)

 

 

 

 

 


日本酒はお好きでしょ ゆかた姿もお好きでしょ   

2012年08月26日 22時25分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( ゆかた姿 油長酒造「ちひろちゃん」)

 

百貨店に寄ると必ず日本酒コーナーに立ち寄る習性がある私。

「日本酒は、いかがですか?」と試飲の瓶を持ったゆかた姿の若い女の子が近づいてきた。

数秒間わからなかったが、見覚えのある顔。 なんと 油長酒造の蔵人「ちひろちゃん」がゆかた姿で頑張っていた。

 

「えっ、なんでここにいるんだい。」 「そちらのほうこそ お仕事ですか?」の言葉を交わした後、

「折角のゆかた姿だし、写真撮ってあげるよ」と私が言うと

「 顔出しはやめてください。( 「これ以上 人気が出たら困りますから」とは言わなかったが)

それより お酒の方のPRお願いします。」と言われてしまった。

▲ 試飲期間中ずらりと並んだ「鷹長」

 

奈良県御所市 油長酒造 「鷹長」 特に私の好きなのは、ブルーラベル(純米吟醸)

そしてもうひとつのプロデュース・ブランドが、食の雑誌dancyuにも良く登場する「風の森」

風が吹いている~ ♪

この百貨店がどこだったかは、内緒にしておきたい。

(寅)

 

 


コンテナの駅舎 JR箕浦駅(香川県) (8/18)

2012年08月25日 21時00分25秒 | これが男の「鉄の道」

(JR箕浦駅)   2012/8/18  am11:20 車窓から

 

帰路 am8:20にJR松山駅から各駅停車で東進して丁度3時間 愛媛県から香川県に入って最初の駅が、JR箕浦(みのうら)駅

思わずカメラを向けた先には、コンテナを利用した緑色のとても小さな駅舎

向こうの出口の先に 瀬戸内の海と空が覗いていたのが

とても印象的だった。

 

 ここまで乗れば運賃はほぼ2300円 青春18きっぷをペイしたことになり、

これ以上は乗れば乗るほどお得。 それにしても・・・

あとふた駅で、やっと最初の乗り継ぎ駅の観音寺駅か、遠いな~

これ、青春の身の上話しならぬ 青春18きっぷの「みのうら」話しというやつ・・・かも

(寅)

 

 


途中下車 姫路 高田馬場の穴子丼定食 (8/18)

2012年08月24日 05時25分56秒 | 『食』べる門には福来たる

( 姫路市 高田馬場 「穴子丼定食」)  2012/8/18 16:00

 

2012/8/18(土)の「青春18きっぷ」  松山から大阪への帰途をメモっていたので、先々自分の参考のためにもここに転記しておくことにしよう。

■松山駅発(8:20)⇒観音寺(11:29)⇒多度津(12:08) 乗り換え⇒坂出(12:46)乗り換え⇒岡山(13:32)20分乗り換え⇒播州赤穂(15:06)⇒姫路(15:38)途中下車1時間・食事 姫路16:41発⇒大阪駅(17:43)着

姫路を発車してまもなく「先ほど京都大阪間でポイント故障、西九条駅では落雷があった」ことをアナウンスで知った。 やがて私の乗った京都行電車は大阪駅で運転打ち切りの追加アナウンス。  午後6自前に着いた大阪駅は多くの人出溢れていた。 本来ならまだ使える切符でJR天王寺駅までは行く予定をしていたが、15分ほど待っても動き出す気配なく この夏私の「青春18きっぷ」は、ここで終わった。

四国では、雨のあの字もなかったのに 大阪では豪雨と落雷だったとは驚いた。 四国では枯れた川を何本も目にしたが、本当に四国は雨が少ないと感じた。 残りまだ使える「青春18きっぷ」は、金券ショップで買い取ってもらい(2100円×3) 梅田の馴染みの店で、播州の酒を味わってから帰途についた事はⅦ言うまでもない。

写真は、姫路でいったん下車、15分ほど歩き城前の高田馬場で食べた「穴子丼定食」 (おととしの暑い夏にも、姫路城天守閣から降りてきた際に食べたことを思い出した。)

(寅)


夏に咲く花「旭菊」  菊の季節が楽しみだ。

2012年08月23日 06時01分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「旭菊」)

  

数年前、火災事故で壊滅的打撃を受けた「旭菊」、新蔵を立ち上げてすぐの全国新酒鑑評会でいきなり金賞受賞

筑後の銘酒「旭菊」は、夏の売り場にしっかり咲いていた。

 

この燗酒は、陽だまりの味わいがある。

菊の季節が楽しみだ。

 

試飲コーナー担当の筑後美人のSさん、「後ろ姿でよろしければどうぞ」と「まわれ右」してくれた。

(寅)

 

 


日本酒 風景色 人景色 -②

2012年08月22日 23時42分10秒 | 日本酒 風景色 人景色

( 奈良市 )

 

日本酒を嗜(たしな)む女性は、何とも素敵だ。

日本酒 風景色 人景色 -② 

 「このお酒、美味し~い」と言ったその酒は 今西酒造(奈良)の「切辛」(せっから)だった。 

(寅)

 


「鉄心あれば旅心 旅心あれば酒心」 風の噂に誘われて一酒一感「蔵元屋」 四国・松山の夜   

2012年08月21日 23時24分45秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( JR青春18きっぷ )  2012/8/17~18

■2012/8/17(金)   

半年前の事だった。 奈良市の地酒アンテナショップ「酒蔵ささや」でのこと、入って来られたお客さん・ご夫婦)から 「先日行った四国・松山の愛媛の地酒アンテナショップ『蔵元屋』も沢山の酒が、200円~300円で試飲できてとても良かったですよ」と教えて頂いていた。

▲ 「蔵元屋」  愛媛県松山市

その時は、暫らくは行けそうにないかな~ と思っていたが、墓参り・仏事・先祖供養の忙しかった盆を済ませ、気づけば残りわずかな夏休み、前夜、妻に言って自分だけの休みに当てさせてもらうことにした。午前五時前、ナップサックに一日分の着替えと時刻表・一冊の文庫本とお茶を詰め、朝五時過ぎに家を出た。 大和三山の上空、オレンジ色の太陽が静かにたたずむ印象的な朝だった。

▲岡山~坂出へ 快速マリンライナーから 穏やかにして広い瀬戸内

▲いつの間に新しくなったのだろうか久々のJR高松駅 丁度正午だった。

 

「青春18切符」を使って、四国松山の噂に聞いたその「蔵元屋」に行ってみることにした。午前5時過ぎに家を出て、松山に着いたのは午後5時過ぎだった。それにしても四国では、日中、快速電車が無い事には少々参った。 

わずか1両の電車で、各駅停車で瀬戸内ぎわを走る。 高松~坂出~多度津~新居浜~伊予西条~今治~松山   当然昼は駅弁。 

▲ あなごちらし弁当

走れど走れど香川県・ようやく愛媛県 だがその分、四国に入って5時間、右に夏の瀬戸内、左に石鎚山を車窓から楽しむことができた。  

 

▲名水が銘酒「石鎚」を造る。 伊予西条駅ホーム

海沿いのカーブを ふたつの夏過ぎて 今年も一人きりさ~♪

それにしても午後5時を過ぎたと言うに 松山駅前は、入道雲がお出迎え。 松山では、一日乗車券を買って市内電車を使った。 ここに来るまでは、四国は人が少ないな~の印象も ここ松山だけは違っていて観光客で賑わっていた。

▲ JR松山駅前 松山着時車窓より

▲ なかなか素晴らしい建築物 愛媛県庁 この右後ろ上に松山城がある。

城下町松山は、温泉の町でもあり、文豪も愛した町、 「坂の上の雲」のまち でもある。 行った時には、丁度「俳句甲子園」の前日で、決勝戦は東京・開成高校と地元・松山東高校の決勝戦になり、松山東高校が久しぶりに優勝したことを関西に戻って、NHKニュースで知った。

道後温泉に立ち寄った後、食事を済ませ、宿を「蔵元屋」近くの勝山町にとった。目的は、あくまでもここ。

「蔵元屋」に入ったのは、午後8時半すぎ、入るとなかなか広く、多くの人(でもこの日は少ない方らしい)が、愛媛の地酒を楽しんでいた。 愛媛の酒が22蔵100酒以上揃い200~300円で試飲できるこの店は、なかなかいい。 

▲店内には番付表

定期的に酒蔵を招いてのイベントが開催されているようだし、これほどのオープンスペースは呑みやすく、試飲の後のお酒も良く売れていて、ちょっとヒントになりそうな感じだ。 

 その日 まず味わったのは、かきたROのママもおすすめの「石鎚」純米吟醸 次が「開明」美味 最後に「山丹正宗」純米吟醸 どれも飲みやすく嬉しいものがあった。

時折目の前を走る市内電車の音が、BGMになって妙に 心地よい いよ(伊予)松山の夜だった。

(寅)

 


酔虎「一文字 寅」  【プロフィール】を改めて整理して さぁブログも後半戦突入だ。 8/20

2012年08月20日 02時00分15秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  酔虎 ichimonji  tora  )

 

夏季休暇を終え、いよいよ後半に突入。 後半戦に突入する前にこのブログの「寅」のプロフィールを今一度3ポイントで整理しておきたい。

 

■「寅」の生息地                 ・「風の森」に囲まれた高台「風菜園」に生息    冬至の月夜に生を受けたのだそうだ。

■好物                       ・美酒 ・麺類全て ・甘いもん

■行動                       ・週末に夜な夜な 美酒の泉を探して歩く 夜行性の「酔虎」  日本酒ファンを増やすことが喜び。

■出没地区                    ・大阪市(長居・西田辺の美酒処がメイン ・次に天満・難波・天王寺) そして ・奈良市

                            百貨店の調味料(醤油・酢・みりん・味噌・ソース)売場にも時折姿を現す。

■出現形態                    ・風のように現れ、風のように去って行く (みたいなのが、理想なんだけど)  

■ペンネーム「一文字 寅」iについて    ・実際の名が、漢字一文字であること そして寅は覆面レスラー「だて なおと」にちなんだ。  

                            たぶん陸上の動物の中で、虎は熊と並んで最も強い。両者、群れない・こびない生き方が好き。

                            特に虎は、「虎は死して皮を残す」と言われ乱獲の標的とされたほど 強く美しい。

                           (金メダリスト7人のうち、4人の胸にしっかり輝いていた刺繍「タイガーマスク」に改めて感動した五輪。

                            それに引き替え今年は、だらしないプロ野球某球団のファンを停止中。タイガーの名を返上して欲しい。)

■ブログの素材                 ・酒(主に日本酒(純米酒)) ・麺類(全て) ・甘い物(特にあづき類)   

                           1年365日 麺類で構わない。 この三年、日本酒を口にしなかった日は一度もない。

                           自他共に認める大の甘党。

■ブログのスタイル               ・美味しいと思うメニューやお店は記載するが、自分の意にそぐわない店や食べ物は、記載しないことに

                            している。 ブログを誹謗の手段にはしない。

                           このブログに書かれてない店は、「まだ行ってない」店 或いは「意にそぐわない」店のどちらかということ

                           になる。 

                           美味い物をまずい、まずいと思った物を美味しいとは、決して書かないようにしてる。(あたりまえだけど)

■好きな文章スタイル            ・豊田泰光さん(日経新聞に毎週木曜日掲載の「チェンジアップ」)

■テーマ                     ・いかに「おいしい」という言葉を使わずに、その美味しさを伝えられるか。 これが難しい。

                                                     そういった点で、イチローのコメントはとても参考になるし、興味深い。

■好きな事                   ・鉄道を使っての一人旅  全国の商店街や市場を見て回ること  郷土料理を味わうこと

■特に好きな飲み物             ・日本酒   ・珈琲  ・クリームソーダ           ・

■特に好きな食べ物             ・ピザ(ピッツァ)  ・ハヤシライス  ・麺類全て(うどん・蕎麦・ラーメン・パスタ・素麺・ビーフン等)

■嫌いな食べ物                ・無し  よほどのゲテモノは別にして、食べれない物は見当たらない    

■ブログの座右の銘             ・美味究心    食に真摯たれ!

■好きな作家                  ・五木寛之  ・北方謙三  ・辻原登

■好きな俳人                  ・山頭火   ・せいせんすい   ・虚子

■好きな画家                  ・シャガール  ・若沖  ・佐伯祐三   

■好きな作曲家                ・ラフマニノフ 

■好きなミャージシャン            ・井上陽水   ・伊勢正三   ・小田和正  (あと「チューリップ」「山下達郎」も好き)

■好きな女性ミュージシャン         ・竹内まりや  ・ユーミン   

■好きなシンガー               ・徳永英明   ・稲垣潤一  ・夏川りみ

■でもやっぱり                 ・ビリー ジョエル 

■ジンクス                    ・私が奈良市に行くと天気になる。(奈良市で傘をさしたことは皆無)

                          ・私が食のイベントに参加すると天気になる。( 別名 晴れ男 転じて バルお )

                          ・私が 「この店、長くないと思う」と口にした店は、全て閉店している。 (大阪西田辺で8店)

                          私が言っているというより私の後ろに付いている食神が言っているようだ。

■プロフィールにちょっと追加       ・過去4人の占い師から「貴方の後ろには、食神がついている」と言われた。

                          (四柱推命では、私の生年月日から必ずそうなるようだ。)

■好きな月                   ・12月  7月  10月 (その次が11月 大人になって好きになった月)

■苦手な月                   ・6月   2月   1月       ・・・ じめじめと厳寒は苦手

■最高に嬉しかったせりふ     ・複数の人に言われたが、「もし、あなたに会ってなかったら、こうして日本酒を好きになることもなかったと思う。」                                 

                       と言われたこと。

■ブログを書いて嬉しかった事  ・「一文字さん(寅さん)のブログを見て、先日お客さんがお店に来てくれました。」とお店の人に感謝されたこと

                     ・ 私が頼まなくても 「 カウンターに今飲んだ(日本酒の)瓶を並べましょうか」と言ってくれたこと。

                     ・「うちの店をどんどんブログに載せてください」とお店の人に言われたとき。

                     ・「ブログ更新を楽しみにしているんです」と直に言われたとき。

                     ・「初めて店に入った際、『寅さんのブログを見てきました』と伝えたらお店の方が、親しく接してくれました。」

                      (もっともこれは、全ての店で通用するわけではありませんが)         等々

■その他                             ・知っている飲酒店などからは、たまに姿を見せると結構歓迎されたりする。 

                      私自身が、昔からいろんなところを飲み歩いているので、商売に忙しい店主などから参考までに意見を

                      聞かせて欲しいと言われたりする。 

                      「あくまで素人意見ですが、」と前置きするも 素人ならではの「こうしてほしい」といった声なき声を

                      伝えたりしている。 

                      私というよりも私の後ろに付いている食神が、私を使ってそう言わせているみたいだ。 

 

今後 気づいた項目が出てくれば書き足してみようか・・・・ な

(寅)

  


「龍神」に「ばくれん」となかなかの銘酒揃いだ。「旬の酒場 さむらい」  8/10

2012年08月11日 11時00分55秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  くどき上手「ばくれん&かんぱちの炙り  大阪市西田辺「さむらい」 ) 2012/8/10  21:45

 

■2012/8/10(金)

PiEDRAにてグラスビールで喉を潤した後、向かった先は、しばらくご無沙汰している「旬の酒場さむらい」だった。

いつも女性客が多い店だが、この夜も全席テーブル席は女性ばかりで満席。 

私は、黒一点のお客。まぁ、飛んで火に入る夜の蝉みたいなもんだな。

店に入るなり 店主(マスター)の吉田さんから 「まいど 寅さん いらっしゃい」と声をかけられた。

いつものカウンター席に着くなり、早速マスターから「次回の『西田辺バル』参加することにしました。」

と報告を受けた。 「それは、良かった。 頑張ってください、応援しますから」と私。 

 

「日本酒もバルメニューに入れますよ。 『ばくれん』にしようかと思っていまして」とマスターは付け加えた。

「えっ、あの 山形の銘酒「くどき上手のばくれん」?  そんな酒をバルメニューにするなんて凄い!」と私。

「ばくれん」は、山形県鶴岡の銘酒『くどき上手』の超辛口酒で、ほんのりフルーティなあと味を残す酒。

首都圏では、この「くどき上手」だけを置いて勝負している飲み屋もあるくらいの人気銘柄だ。

「それは、ますます応援しないと! 」

この夜、最初に頂いた酒は『龍神』  先日の龍神ハートに龍神づいたわけではないが、龍神銘柄は、初めてだが、

実はこれ、 全国にファンを持つ 群馬の銘酒『尾瀬の雪どけ』の群馬・館林「龍神酒造」の酒 

愛山・八反錦などの米を使って日本酒の通をうならす、関東を代表する名酒蔵なんだ。

それにしても なんて目利きのいいセレクトだろう。

 

十四代とか、久保田とか、八海山を高い価格で自慢そうに並べている店なんかよりも

「瀧澤」や「龍神」 「鳳凰美田」に「雪の茅舎」

本当の日本酒通は、こんな銘柄が飲める方に感動してしまうはずだ。

 

私の席の後ろで飲んでいた若い女性3人のテーブル席に竣ちゃんが日本酒を運んで行った。

聞けば「雪の茅舎(ぼうしゃ)」

「それは、雪の秋田の景色を車窓から見た作家がその景色を酒につけたネーミングなんだ。」

と彼女たちに説明をしてやると 「そ~なんですか。とっても美味しいです。このお酒」と喜んでくれた。

前回の「新聞の酒」しかり、ちょっとした能書きが、日本酒を美味しく味わうコツでもある。

私はこの夜、カンパチの炙りをアテに「ばくれん」で〆た。

 

最後にマスターから バルメニューに載せる料理写真が、どうもうまく撮れないのでコツを教えてほしいと頼まれた。

私も教えられる身分ではないが、コツというか自分の撮り方を伝えた。

「料理に対して美味しく写れ!と念じながら近づいたり離したり、いろんな角度・高さから撮ることです。 最低8枚。

そこから一枚、 一番 らしいものをセレクトしてみてはどうですか」とアドバイスした。

 「そうか、一品一枚でしか撮ってなかったからな」とマスターも納得したようだった。

 

第二回 西田辺バルでは、私が注目と共に一番期待している初参加の店でもある。

マスターには、「バルの日だけは、開始時間にお店のスタートも合わせるべきです。それが、成功の秘訣ですよ。」

「次の日からの営業につなげる為、バルに来店して頂いたお客さんには、翌日から有効の特典チケットを考えてみてはいかがですか」

まずはこの二点をアドバイスした。 

「そうか~  営業時間の前倒しか・・それは考えていなかったな・・・」とマスターに思案顔の置き土産をおくって店を出た。

 

日本酒のことばかり書いたが、実はここ「さむらい」は、魚介系のアテがとても美味くそれが、女子たちに支持されていると思っている。

そして「ばくれん」、全国で10店の特約店しか販売してない酒  これだけの日本酒ラインナップはきっと凄い酒店がついているに違いない。

長居の「hana」  西田辺の「PiEDRA」はもちろんだけど

長居の「ちょび」と西田辺の「さむらい」 日本酒ファンとして次回のバルイベントでは応援しようと思っている店だ。

(寅)