一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

今年は梅雨明けが早そうだ! 夏囲い・・・夏が来い!

2018年06月30日 23時40分25秒 | みんな~愛『酒』てるかい
 
夏到来は案外早いかも・・・  巷では夏恋酒が囁いているぞ  6/30
 夏の日本酒生酒を用意して夏到来を願う 私はこの酒を「夏恋酒」と名付けて使ってます。  いなびかり なつがこい 夏酒の似合う季節はもうすぐだ。 6/29( 「庭のう......
 

 


しおらしいことを言うより 塩らしさを食べるに限る ~ぶらり函館(5)

2018年06月24日 22時15分45秒 | 『麺』食い人間なんだよな

( 塩ラーメン  函館「根ぼっけ」)

 

 

ひかりの屋台 大門横丁を出たところで 22時前に灯りがともった。

先ほどまで暖簾も何もなく真っ黒だった格子小屋が、

突如 赤い暖簾をライトが照らし始め

にわかに ラーメン店が出現。



折角、函館に来たのだから・・・塩ラーメン ありだよな~

表は通りに面して広い間口の居酒屋

裏は大門横丁に面した通りに面する

張り出した屋台のようなラーメン店

背中合わせの店舗は、表と裏の顔を持つ店だった。

 店名は「根ぼっけ」

 

それにしても どういう意味なんだろう?  店名の「根ぼっけ」って

開店時刻が表の居酒屋より遅いから たぶん

「ねぼすけ」の北海道方言かなと思っていたら 違っていた。

 

「根ぽっけ」とは、北海道の名産干物で知られる「ほっけ」のこと

本来回遊魚だが、回遊せず函館に住み着いたほっけだから

皮が薄くて上品な味の上等ほっけのことらしい

 

昔、大分・杵築で食した 杵築城近くに住み着いたカレイ

昔は、殿様しか食べれなかった 城下カレイのほっけ版みたいなものかもな・・・

 

その根ぽっけそのものを食べることはなかったが  

「根ぼっけ」カウンターの目の前に置かれた 透明なスープとシンプルさよ

 

 

想像していた通りの特徴そのままの「塩ラーメン」なのでありました。

 

 つづく 

  

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(寅)


電車通りからひかりの屋台へ 「大門横丁」 ~ぶらり函館(4)

2018年06月23日 20時35分25秒 | Weblog

( Hakodate ポスター )

 

臥牛山(=函館山)で夜景を一見した後、山頂からのバスは振出し地点の函館駅前に戻った。

時計を見れば21時半近くを廻り、駅前には路面電車が走っていた。

港の横のJR線路の終わり方といい、路面電車といい 夜景といい

「函館はまるで北の大地の長崎みたい」な街だ。

 

 

駅前から電車通り沿いに歩いて3~4分

横丁好き、屋台好きなら きっとその名を知る「大門横丁」

居酒屋・イタリアン・寿司屋・おでん屋・ラーメン店・喫茶店・Bar

ここに来ればすぐに函館でバル気分が楽しめるに違いない

 

 

 

週半ばの平日の夜というのに観光客と会社帰りのグループでどの店も満席 

よさそうな店は、30分経ってもいつまでも席が空きそうになく

呑みの本番は、明日の五稜郭にシフトすることに。

 函館に来たのだから塩ラーメン

麺食いすることにした。

  

つづく

 

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(寅)

 


眺めは「まるで宝石を纏った女性の足首のよう」 ~ぶらり函館(3)

2018年06月20日 01時55分55秒 | Weblog

(  臥牛山からの函館夜景 )

 

 

函館のホテルに入るなりまずは汗を流し、さっぱりして夜の街に

秋のような涼しい風 駅前はすっかり暗くなっていた。

ロータリーになっている駅前に時折バスが停車

気づけば「函館山山頂行き」となっていて

20:00丁度発のバスに乗車した。

車中乗客は私一人だった。

 

運転手にベテランガイドさんそして客は私一人

「お客さん 今日は山頂までこのバス貸し切りですよ

存分に函館の夜を堪能していってくださいね」と言われた。

わずか400円で、バス1台 運転手、ガイドを貸し切ったと考えれば贅沢この上ない。

 

夜間照明に照らされた明治時代の名残を残すレンガ街の横を通り

十字街でバスは垂直方向に向きを変え、坂道を登り始めた。

別名を臥牛山 その理由は、いずれお話しするとして

貸し切りバスは、ところどころのポイントで

スピードを緩め 車内照明も落とし

動く展望車になっていた。

 

「今夜は、霧もなく本州の灯りが見えます。

そう多くないんですよ。運がいいですよ お客さん」

と言われ まんざら悪い気もしなかった。

 

坂を上り始めて20分ほど

駅から全行程で30分ほどだろうか

頂上に着けば、ご来光を待つ人のように

山上は、ロープウェーからの乗降客含め溢れていた。

そして夜景を前に たくさんの人 この夜景ミシュラン三ツ星評価らしい

左 津軽海峡 右 函館湾

函館はまるでピンヒールの似合いそうな足首のようにも見える

「まるで宝石を纏った女性の足首のよう」

 

こんな表現を残して、滞在時間わずか8分足らず

帰りのバスに乗り込めば 乗ってきたバスの折り返し

「えっ! はや~い もう良かったの?」とガイドさんに言われ

まさか 夜景よりお酒 とも言えず「えぇ 一目見れば十分です」と答えた。

 

帰りのバスは、たくさんの人 再びカーブの度に夜景を楽しみながら

坂道を下り、振出地点である函館駅に向かった。

(つづく)

 

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(寅)

 

 


光と風そよぐ内浦湾を 列車は函館へ ~ぶらり函館(2)

2018年06月17日 19時15分30秒 | これが男の「鉄の道」

( 函館駅に到着 夕陽を浴びるスーパー北斗 )

 

 

 

「立ち飲みと塩ラーメン食べに函館に行ってくる。」

と言えば マジですか? と聞かれたが、それ以上の答えもそれ以下の答えも持ち合わせず

気づけばブルーな空間に心も体も浮かんでいた。

 

日本海の海岸線を暫く目で追っていると

「あっ、あの白い山、白山だ」と急いでカメラをその方向に向けたが、うまく写ってない。

 

空港の次の駅 南千歳駅で乗り換え このスーパー北斗でいざ函館へ

 

旅のお供はビール。この北海道限定サッポロビールがとても美味しかった。 

ドイツの製法らしく クラッシックモダンを感じさせるビールだ。

それにしても列車もビールも 北海道BLUE が素敵。

 

室蘭本線はただひたすら弧を描く 車窓にはおだやかな日差しの内浦湾を眺めながら

 

夕方近く 車窓には駒ヶ岳。函館にかなり近づいてきたことがわかる。

 

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新千歳空港を降り、地下のJRみどりの窓口で函館行きの特急切符を買った。

「 函館まで特急で片道ですね。8,110円です。」

えっ! そんなにするの と思った。

3000円位だろうと思っていたら

とんだ認識違いだった。

 

それにしてもまさか新千歳空港から函館まで特急で4時間以上もかかるとは思わなかった。

そういえば遠い昔(まだ九州新幹線などない頃)のこと 福岡から西鹿児島へ

特急電車で4時間以上かかったことを思い出した。

薩摩川内(せんだい)駅の西陽が眩しかった。

 

後で調べたら共に距離は、似たり寄ったりの300km前後。

千歳~函館は、博多~鹿児島の距離に

近しいということを

当日知ったという

あ・さ・は・か・さ

 

新千歳空港には昼過ぎに着いたが、

函館に着いたときは、既に津軽海峡に夕陽が沈みかけていた。

 

は~るばる来たで函館~♬ と手荷物片手に鼻歌を歌っていた。

 

ホームを歩きながら気づいたこと 長く続いた線路はこの駅で切れているんだ

北海道の始発駅であり終着駅 それが函館  ・・・なんだな

「ショートストーリーを綴るのに似合う街」を予感させた。

 

  (つづく)

 

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(寅) 

 


北の大地の日本酒もいいよね  ~ぶらり函館(1)

2018年06月16日 02時25分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(北海道の日本酒たち)

 

 

北と言っても大阪のキタじゃない

北の大地 北海道で呑む日本酒もいいもの・・・

 

降り始めた雨のように ポツリ ポツリ と

書いてまいりましょう

 

(寅)