( ARC INN plus 黒崎 「チョコレート」)
■2015/2/14(土) 快晴
黒崎「ホームラン」で餃子を食べて店を出た。夜風は冷たくあたりはかなり暗い。
アーケードを通りまだやっている店がどこなのかを確かめながら
遠回りして宿泊先のホテル「ARC INN plus」 へ向かった。
時計を見れば夜中の1時50分「もうすぐ2時か~」
ここまでの一連の2/14の手記を読んで 「おや?」 と思われた方がいたらそれは鋭い。
コナンドイル、アガサクリティ級の洞察力がある読者だ。
「午前2時頃にチェックインなんて可能なのか?」というその疑問を持たれたら鋭いということ
答えは、午前2時なんかに行ってチェックインできるビジネスホテルなどまずない。
ブログは博多から書き始めたのだが、実はその前がある。
2月14日の午前 JR小倉駅に着いた私は、新幹線口のメーテル像に挨拶
モノレール口が祇園太鼓なら 新幹線側は銀河鉄道999のメーテル像
小倉は、「銀河鉄道999」の原作者 松本零士の出身地
正確に言えば、生まれは久留米 育ちは小倉なのだ。
まずは在来線 JR小倉駅ナカ立ち食い「玄海うどん」で かしわそばを食べた。
北九州に来れば かしわうどん・かしわそばが定番
かしわ肉とわかめが入った「かしわそば」
そして 午後3時からチェックイン開始の「ARC INN plus 黒崎」へ向かう
(黒崎駅右側 コムシティが目立つ)
午後2時 黒崎に着いたら着いたで、コムシティの手前に
リンガーハットを見つけ、今度は
「長崎ちゃんぽん」を頂いた。
麺には目がない。
午後3時ジャストにその日のホテル一番客でチェックインを済ませた。
手続きを済ませると「これ バレンタインデーのプレゼントです。」と
フロントの美人女性からチョコレートを頂いた。
これはちょっとしたサプライズ
▲エレベーターに乗るとミシュラン福岡・佐賀版に
このホテルが載ったことが告知されていた。
シティホテル風ビジネスホテルだ。
JR黒崎駅から15:52の特急SONICで博多に向かうことにした。
▼白いSONICが入ってきた。
大きな荷物を部屋に置いて コンパクトカメラだけをポケットに入れ
黒崎から特急ソニックに乗って 博多に向かった。
目的は日本酒BaSaRaの購入とシュークリーム
ここまでを書いていなかった。
▼以下 既に記載したブログのダイジェスト
博多駅についてまずは、住吉酒販で日本酒を3本買い求めた。
しかし目的のBASARAは1本しか買えなかった。
博多阪急の日本酒売り場も覗いた。
すると試飲で来ていた
「花の香酒造」の
神田道子さんに
偶然会って会話をした。
めんたい福太郎で、めんたいボウルを食べた後
次は 地下鉄で城南区別府「そふ珈琲」にシュークリームを食べに向かった。
たまたま2月14日限定で、奥さんが焼いた秀逸なる
チョコレートケーキにありついた。
マスターとは博多うどんの話で
盛り上がり、長居してしまい
急ぎ小倉へ引き返す。
新幹線こだま「旧ひかりレールスター」は
まるで彗(ほうき)星。所要時間わずか15分で小倉に舞い戻った。
21時前5分に小倉に降り立った私は、
賑わいをみせる通りを抜け酒BAR「飛来」へと向かった。
どれも呑んだことがない三酒が出て来た。
次に「和酒ばる田村本店」に行けば
桃ちゃんも しのちゃんも休み
若大将の財津さんが奈良
「風の森」を出してきて
開封。「若波」寿限無
と二酒を味わい
たまたま隣り合わせた男性はこの店の設計者だった。
まわりから 「なぜ小倉に泊まらないのか?」 と聞かれ
料金の安い黒崎を選んだと説明した。
23:48の最終電車で黒崎に向かい 行ってみたかった24時間営業の
伝説のめし家 「エビス屋昼夜食堂」でガッツリ夜食
最後は人気の「ホームラン」で餃子を食べた。
さよならホームランで〆て
バレンタインの飲食は
ゲームセット
総括するとこんなストーリーの一日が今年のバレンタイン
《移動を簡単に書くとこうなる》
奈良→大阪⇒⇒⇒小倉→黒崎→博多→福岡市別府→博多⇒小倉→黒崎(泊) となる。
⇒・・・新幹線
それにしても良く食べ 良く飲んだ一日 これほど食べるのも年にそうない。
先々の参考のために 食べたもの 呑んだものも 総括しておこう。
◆「バレンタインデーに 食べた物 呑んだ物」
(新幹線車内) 駅弁×1 ビール×1 日本酒カップ×1 笹かまぼこ×1 ピーナツ×1 珈琲×1
(JR小倉駅) 玄海かしわそば×1
(JR黒崎駅前) リンガーちゃんぽん×1
(博多迄車中) オレンジジュース×1 パン×1
(博多駅・阪急) 花の香試飲少々 めんたいボウル卵ごはん×2 めんたい小皿×5
(福岡別府「そふ珈琲」) あまおうシュークリーム×1 チョコレートケーキ×1 珈琲×1
(小倉駅前マクドナルド) マックハンバーガー×2 コーラ×1
(小倉「飛来」) 日本酒グラス×3 (「東光・にごり」「高砂・雪乃しずく」「鳳凰美田」)
(小倉「和酒ばる」) 日本酒グラス×2 (「風の森」きぬひかり 「若波」寿限無 )
(黒崎「エビス屋」) 豚汁×1 中めし×1 ビーフコロッケ×1 赤なまこ×1
(黒崎「ホームラン」) 餃子×1
バレンタインデーとは、よく食べよく呑む一日と見つけたり。
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( 「ホームラン」 北九州・黒崎)
■2015/2/14(土)
バレンタインの夜もいよいよ終盤
①「住吉酒販」で日本酒購入 ~ ②「博多・阪急」で神田道子さんとお話し ~
③明太子「福太郎」で めんたいボウル食す ~ ④福岡・別府「そふ珈琲」
~⑤北九州小倉・酒処「飛来」 ~⑥北九州・小倉「和酒ばる田村本店」
~⑦北九州黒崎「エビス屋昼夜食堂」 ~そして ⑦
「エビス屋昼夜食堂」を後にした。時計の針は、すでに午前1時を過ぎていた。
「やっているかな・・・?」とそのもう一軒
遠くから店明かりが見えてきた。
夜中もやっている黒崎の名物ラーメン・ギョーザ店『ホームラン』本店
扉を開けばコの字カウンター 呑んだ帰りのお客さんで賑わっていた。
私の注文は、 「餃子一人前 !」
羽根つき餃子は、薄皮で中がジューシー
気分は、真夜中に飛び出した「さよならホームラン」
もちろん ここで食の打ち止めとなった。
この後は、今夜の宿泊先「ARC INN plus」へ
バレンタインの長~い一日にようやく決着がついた。
ゲーム セット !
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( 「エビス屋昼夜食堂」 北九州黒崎 )
■2015/2/14(土)
バレンタインの夜
①博多デイトス「住吉酒販」~②博多めんたい「福太郎」~③福岡・別府「そふ珈琲」
~④小倉・酒Bar「飛来」~⑤小倉・「和酒ばる田村本店」~
小倉駅から23:48発の 下り最終電車に乗車した私は
今夜の宿泊地・北九州黒崎へと向かった。
黒崎に着いた時には日付も変わっていた。
黒崎は江戸時代の長崎街道 小倉(常盤橋)の次の宿場町
北九州の副都心という以前に宿場町を宿泊地に選んだということになる
きわめて自然じゃないか・・・
黒崎を選択したのは、小倉よりも宿泊代が安いということもあるが、実のところは
知る人ぞ知る 昼夜食堂「エビス屋」に深夜に行って何か食べてみたかったというのが本音
(ずら~り メニューの数がたくさん 何でもあるな )
この地で何十年と続く24時間営業の店
昼飯は当たり前、深夜飯、そして朝酒がいける店
店に入った時刻は、夜中の0時20分 それでも店は七分以上の入り
この店は、北九州八幡で知らない人がいない名物食堂の一つなのだそうだ。
( お酒のアテにぴったりなおすすめメニュー)
小倉の二軒でしっかり呑んだ後だからお酒は控えたが、このメニュー表に
喉元まで「剣菱を燗で!」と出かかった。
結局私が頼んだのは、「豚汁とごはんの中。それと~ビーフコロッケ あと赤ナマコも頂戴!」
「えっ これでごはんの中? まっいいか」 ごはんと豚汁のボリュームに驚かされた。
それにしてもどれだけ食欲があるんだ と自分でも感心してしまう。
おばちゃん5人の連携がよくて仕事ぶりを見てるだけでも楽しい。
「ごちそうさま~」と言って扉を横に開いて外に出た時の私の表情は、
文字通り「エビス顔」 時計を見ると0:50
実は、この店で打ち止めではなかったバレンタインの夜
色気より 呑み気と食い気のエビスさんと
言ったところだろうか
つづく・・・
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( 「若波」寿限無&「西の関」初花しぼり 小倉「和酒ばる田村本店」)
■2015/2/14(土)
「飛来」を翔び立ち 歩いて2分ほど 「和酒ばる田村本店」へ
小倉に来た以上ここで飲まないと夜は終わらない。
私の呼びかけに応じて節分に「恵方呑み」を
実施してくれた店でもある。
(和酒ばる田村本店)
店に入るなり「あれ? 桃ちゃんは? しの姐もいないの? 」と私が聞けば
「バレンタインで、忙しいみたいで、本日は男二人で営業ですわ」
な~るほどチョコを渡すのに 二人とも忙しいというわけか
「じゃ私は、おチョコの方で・・・がまんするか」
「丁度良かった。寅さんが来たら開けようと思っていたお酒があるんですよ」
と若大将の財津さん 財津という名を聞けばつい口ずさんでしまう
「わがままは~男の罪 それを許せないのが女の罪~♪」
日本酒飲むのは~男の罪 !?
「風の森」キヌヒカリ純米大吟醸
私の前にドンと置かれたその日本酒 見れば なんと、
「風の森」純米大吟醸ではあ~りませんか
酒蔵は、我が家からそう遠くない
お隣り 御所市「油長酒造」
「是非 地元の寅さんに開封して頂こうと
思いまして・・ね・」なんて言われ
何とも 嬉しい気分に浸る。
まもなく、ネクタイスーツ姿の男性客が二人来店、私の横に座った。
「この店はオープンで、女性を呼びこむ素晴らしい造りだと思う」と
私が言うや突然「ありがとうございます」と頭を下げられ驚いた。
なんとこの店を設計した本人なのだそうだ。
「それにしても あなた何者なんですか?
(お酒)業界の人?」と聞かれた。
「普通の一般人ですよ。
お酒飲みに奈良から小倉に来ました。」
財津若大将と「風の森」「東洋美人」
二人にすすめて呑んでもらった奈良酒「風の森」
二人ともまさかこんな味わいの日本酒があったなんて!と
美味しさに感動していた。今日は奈良から来た甲斐があったようだ。
もちろん「若波」も呑んだよん
「今夜は小倉泊まりですか?」と聞かれ「いえ黒崎のビジネスホテルです」と応えると
「えっ、なんで小倉に泊まらないの?」と皆さんから聞かれた。
(実は、まだ行きたいお店があるから・・・)なんだけど
「黒崎の方が小倉より宿泊料が安いので」と応えたら
皆、納得してしまった。
21:48 在来線の下り最終電車に飛び乗った。
黒崎に着く頃には、日付も変わっているだろう。
二時間半ばかりの小倉滞在 美味しかったし楽しかった。
ちょっとエスカレートした一日だったのかな と省みた。
つづく・・・
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( 雪のしずく「高砂酒造」 小倉「飛来」 )
■2015/2/14(土)
①「住吉酒販」で日本酒購入 ~ ②「博多・阪急」で神田道子さんとお話し ~
③明太子「福太郎」で めんたいボウル食す ~ ④「そふ珈琲」でチョコケーキと珈琲~
バレンタインの夜、彗(ほうき)星に乗って夜の小倉の街へ舞い降りた。
向かったのは、日本酒(焼酎)Bar ⑤「飛来Kizuna」
その名がまさしくぴったり 鶴のように舞い降りた。
ここは私の知らないような日本酒が出てくる。
ちょっとマニアックな雰囲気が漂う
正確に言えば 名前は知っているが、珍しいバージョンの日本酒が
出てくる店、私が行くと単価の高い酒をサービスで出してくれる。
ここではいつも3杯 酒はマスターの荒木さんにおまかせしている。
最初ににごりが出てきた。「東光」のにごりとは珍しい。
400年を超える山形・米沢の名門酒蔵だ。
「風の森より発泡感がすごいでしょ」
確かに 舌がひりひりするほどの発泡感だった。
二杯目が、 「雪のしずく」(最初の写真)
「雪のしずく」は聞いたことがない酒だな、知らないな~ と思っていたら
高砂酒造という名が見えた。北海道・旭川あの「国士無双」の高砂か と思えばそうだった。
旭川の極寒の酒造り 氷室(氷のドーム)を作って酒を絞ることで知られる蔵だ。
この酒は、大寒仕込みと書いてあるから できたての生酒
酒米は何だろう? 彗星かな・・・
三杯目に出て来たのが有名な「鳳凰美田」だが、愛山なのが凄い!
過去に亀の尾・五百万石バージョンは飲んだが
鳳凰美田の愛山は初めて
コアな日本酒ファンに人気の愛山「ブラックフェニックス」ではないが、
まさか小倉で鳳凰美田の愛山・生酒を頂けるとは思わなかった。
三酒三様それぞれに特長を持つ日本酒を飲ませて頂いた。
祇園太鼓ならぬ日本酒に舌鼓 小倉の夜の乱れ打ち~
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( 夜のJR小倉駅 )
■2015/2/14(土)
福岡・別府の『そふ珈琲』を出た後 暗い夜道を急ぎ足で 地下鉄別府駅へ
すぐに来た緑色の天神南駅行き地下鉄に飛び乗り、来た道を引き返す。
天神南駅から天神駅へは、天神地下街のバレンタインデーで
手をつないで歩く多くのカップルをかわしながら
すりぬけるように駆け抜け乗り継ぎ
博多駅に着いたのは20:28
▼(これはCDのジャケットじゃない 実は博多駅中の3m×4mほどの壁面)
なかなかいい感じのイラストだから 急いでいたけどカメラに納めた。
今回は、もう暗くなって沿線の景色を楽しむなんて関係ない。
迷わず新幹線を使って小倉に向かうことにした。
▼さすがにこの時刻となると博多駅といえども新幹線に乗る人はまばら
だって新大阪だと到着するのは23時過ぎだ。
小倉行きは20時38分発こだま 改札を抜けたのは20時32分だった。
この車両は、昔 新大阪―博多で活躍していた「ひかりレールスター」じゃないか !
レールスターは、まるで夜空を駆けるほうき星
普通電車なら100分かかるところがわずか15分
小倉駅到着20:53 大阪でいえば 地下鉄で難波から野田のわずかな時間だ。
九州空の玄関口が福岡なら 九州陸の玄関口が小倉
(小倉駅の改札口も長崎ランタンフェスティバルのキャンペーン告知・提灯)
夜空に飛び出すサンダーバードみたいに 小倉駅ビルからモノレール発進
( 小倉に夏到来を告げる祇園太鼓 )
小倉生まれで 玄海育ち 口も荒いが 気も荒い
無法一代 涙を捨てて 度胸千両で 生きる身の
男一代 無法松~ ♪
「無法松の一生」
福岡・別府を出て丁度50分後、気づけば夜の小倉駅に立っていた。
今夜は、バレンタインの夜 の彗(ほうき)星のお世話になって
バレンタインの夜空をどう流れたのか? だって・・・
めんたい~チョコレートケーキの後は、もちろん日本酒に決まってるでしょ
つづく・・・
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( にゃらん )
奇妙と言えば「オーシャンゼリゼ」「渚のバルコニー」だけじゃ にゃーい
この CM SONGも 実は、奇妙礼太郎の歌声なんだにゃ~
またたび またたび また旅へ ♪
旅したくなるにゃ
クリック
▼
http://music-net.net/jalan-matatabi/
じゃらんら らんらん じゃらんらら~
(寅)
(珈琲&あまおうシューとチョコケーキ 福岡別府「そふ珈琲」 )
■2015/2/14(土)
夜は誰も縛りは しないさ~ ん ん ん ん ん ♪
①「住吉酒販」で日本酒購入 ~ ②「博多・阪急」で神田道子さんとお話し ~
③明太子「福太郎」で めんたいボウル食す ~ 辛い物の次は甘い物だ!
唐津行の地下鉄に乗って天神で降り、(天神)地下街を歩くこと6~7分
今度は天神南駅からグリーンの地下鉄七隈線に乗り込んだ。
別府(べふ)に着いて、道一本入れば真っ暗な住宅街。
向かう暗い夜道の先に本日の目的の店
『そふ珈琲』の灯りが見えて来た。
『そふ珈琲』
席に着いて暫くショーケースを眺めていると マスターから
「今日は初のチョコレートケーキが入っています。」
その言葉に押されるように
「じゃあ そのチョコレートケーキ。 とあまおうシューをください。
珈琲はコロンビアでお願いします。」と注文
(珈琲コロンビアに満月)
チョコレートケーキは、開店以来初めて出したとのこと
本日が、バレンタインデーだから作ったのだそうだ
ケーキ作りは奥さんが コーヒーはマスターが
お互い口出ししない不可侵の了解が
夫婦間にあるのだと伺った。
(チョコレートケーキとあまおうシュークリーム)
それにしても・・・ このチョコレートケーキの美味なこと
美味しさの凝縮と書くだけではつまらない。
どう書いたら食べてない人に伝わるんだろう・・・ と
日本酒を味わった時のような表現になってしまうが
「それは口どけとコクのまろやかなハーモニー。
口の奥で広がる甘さは、やがて喉の奥を美味しさとなってなめらかにすべり落ちていく」
とでも表したら近いだろうか・・・ 珈琲と良く合ういい感じだ。
(私の手土産は、千寿せんべい「姫」)
この夜のマスターとは、ひょんなことから 日本の食 やがて
博多のうどん話しになり 気づけば時計の針は午後8時を回っていた。
「おっと これはいけない 8時を回ってしまった。」
「でも今日は来てよかった。奥さんにチョコレートケーキ秀逸でしたとお伝えください。」
そんなセリフをマスターに伝えて、扉を開ければ、外は冷たい夜風
又三郎のように博多駅へと急ぎ引き返した私がいた。
つづく・・・
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( 福太郎「めんたい食べ放題」)
■2015/2/14(土)
2015年バレンタインデーの食の足跡を整理しながら記載を続けていくとしよう。
①「住吉酒販」日本酒購入 ~ ②「博多・阪急」神田道子さんとお話し ~
「博多・阪急」の地階からつながる地下鉄空港線に直行しかけたが
時計を見ると17時近く、腹時計が鳴っている。
腹ごしらえをする店として、前回直前で締め切られ食べれなかった
博多デイトスにある明太子店 ③「福太郎」に寄った。
チャレンジするのは、480円でめんたい食べ放題の『めんたいボウル』
私だけではなかった。
バレンタインデーということもあり、
旅行をしていたカップルも多く、ここにも
「めんたいボウルっていけますか~?」と聞いて次々入ってくる。
いくらバレンタインデーとはいえ
「人は甘いもののみにて生きてはいけず・・・」と言ったところか
おまちどうさま~と置かれた。 (ごはん 卵 味噌汁 れんこん 香の物 明太子・イカ明太)
▼
たまごかけごはんにして、明太子とイカ明太をのっけて食べる。
▼
ごはんは、一回おかわり 明太子とイカ明太は、食べ放題
なかなかいいじゃないか
バレンタインデーに めんたいピリリも
さて めんたい食べ放題 どれだけ明太子食べたのか? だって・・・
遠慮というものを知っているだけに それがネックだな~
明太子・イカ明太子のおかわり5回
たまごかけごはんに
明太子をのっけて食べるのが美味しい。
さぁ、腹ごしらえができたところで、今度は、甘いもの。
目的のシュークリーム食べに地下鉄に 長い下りエスカレーターに乗ったのだった。
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( 奇妙礼太郎 )
■2015/2/18(水)晴
渚のバル―コニーで待ってて~ ♪
TVから流れて来たサントリーのCMSONGに おっ! この歌声は、もしかして礼太郎では!?
鬼太郎じゃないから カランコロンと下駄の音が鳴るわけではないが、
この声は彼に間違いないはず、と調べてみたらやはりそうだった。
スズキの「ラバン」のTVCM オーシャンゼリゼ♪ に続くもの。
▼
http://music-net.net/free-nagisa/
唄 : 奇妙礼太郎 と字幕スーパーが出ないのが残念だが
あのCMSONG唄っているのは誰?
と話題になっているようだ。
大阪・今里「酒屋へちかん」で、日本酒を呑みに店を訪れていた彼とたまたま一緒になって
何十万円もするサブギターで即興LIVEを近くで聴かせてもらっただけに
TVCMに採用されている最近の活躍は、身内の活躍のようで嬉しい。
その時のことを早速写真入りで、ブログに掲載したのだが、
描写が細かすぎたのがいけなかったのだろう。
奇妙礼太郎事務所からこれに
ブログ掲載取り下げのお願いが入り
掲載わずか半日という幻のブログとなった。
2000話ほど書いて 掲載を取り下げたのは、その一話のみ。
私にとって印象に残る出来事。 まさにこれを奇妙な出来事と言うのだろう。
とはいえ、稲垣潤一や徳永英明と並んで大好きな声質だ。
ちょっとした因縁を感じる彼だけど、一流メーカーのCMSONGに採用されて、
商品と共に流れる歌声に 一緒に日本酒を飲んだ中としては嬉しい。
今後も応援するスタンスに変わりはない。
彼がステージで歌った 松田聖子のカバー曲「スイートメモリー」は最高に良かった。
いずれこの歌も TVCMに オファーがかかるかもしれない。
酒が美味くなる そんな音楽が大好きだ!
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( 「山の壽」純米大吟醸『BASARA』)
◆2015/2/17(火) 曇時々雨
家に帰ると『BASARA』が届いていた。博多駅「住吉酒販」で購入したもの。
正直、一日一本入手するのがやっとだなんて行くまでは思いもせず
人の分まで引き受けた為、結局「住吉酒販」デイトス店に
二日通ってようやく二本を入手できた。
それにしても「BASARA」 とはおもしろい。
私の持ち合わせた乏しい歴史の知識で勝手に解釈すると
「名ばかりの権威を嗤う歌舞伎者」と言ったような意味だろうか?
鬼才杜氏・忽那信太郎の言葉には「頭でっかちな飲み手などくそくらえ」と
評判や知名度だけで旨い酒を飲んだ気になっている飲み手へのバサラ的な挑戦魂が
強く感じられる。斬新で新鮮「醸造の神が自分に舞い降りた」と言われても
何故か私には嫌味には聞こえない。
結局 「BASARA」二本と他に三本、2日間で計5本の九州の日本酒を購入した。
住吉酒販のスタッフの山本さんが好きな銘柄と言っていた「東鶴」も加えた。
その生産量 わずか100石 最近注目されつつある銘柄のひとつだ。
(「若波」純米吟醸生・純米大吟醸「BASARA」・「東鶴」雄町あらばしり)
「東鶴」の他に「古伊万里」「若波」
どいつも美味~ だな
以前 雑誌「ダイヤモンド」の今飲むべき日本酒30に
九州の酒が、ひとつも入ってないなんて審査員は素人か?!と書いた。
実は「BASARA」という言葉はダイヤモンドという意味も持つ
雑誌ダイヤモンドの他にダイヤは存在するということ
本当にレベルが高いと思う日本酒が続々
当分 九州の日本酒に「さらば」なんて言えそうにないな。
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( 「花の香」日本酒ディスプレイ 「博多阪急」) ※撮影 神田道子
■2015/2/14(土) 快晴 今年一番の天気
朝から雲一つない快晴だった。 今年は、昨年の豪雪のバレンタインデーとは対照的な2/14。関門海峡から上がってくると沿線は、白・紅の梅がいたるところで開花していた。
(快晴の青空にあちこちで咲き始めた紅梅 :福岡)
さてバレンタインデーの日の日本酒売り場は、どんな様子だろう? 博多に着いた私は、早速「住吉酒販」で、日本酒を3本買い求め、地下鉄に乗る前に、博多阪急の地階に向かった。 それにしても日が日だけにとんでもなく人が多い。特に女性と若いカップル。 お菓子の売り場は、通路まで人で溢れていて、人をかき分けてようやく日本酒売り場に行き着いた。 少し見上げると 今週の蔵元催事
『花の香酒造』という出店プレートが目に入った。もしかして熊本・玉名のあの「花の香」が今日は試飲をやっているのか? と思ったら、年明けの1月2日に大阪・梅田阪急で蔵の話を聞かせてもらった神田道子さんと、再びここで出会った偶然に驚いた。
近づいていった私に「あれ? 確か 前回お会いしたのは、大阪の阪急でしたよね。今日は どうして博多に?」と私が現れたことに彼女も驚き、不思議そうな反応だった。
「ちょっと シュークリームを食べに 福岡にね。 あっ、それで・・・正月に大阪の阪急でお願いされたブログに「花の香」の酒を紹介する件だけど まだ書けてないんだ。 お兄さんが出演した地元熊本のTV番組とかもチェックさせてもらったりしていて書きかけてはいるんだけど」
( 「ブログに是非紹介ください」と神田道子さん 今年1月2日大阪梅田阪急にて)
「お会いできてよかった。頂いていたメモなくしちゃったので。 急ぎませんから、是非ブログに紹介してくださいね。待ってますから」と大阪と博多で、こうも続けてお願いされることも珍しい。
( 私が彼女と話していると「味見させて」というお客様で人だかりができた )
今年の年明け二日 大阪・梅田の阪急に初出店したという熊本・玉名「花の香酒造」 実は「李白酒造」の試飲コーナーの横で、くまもんラベルの焼酎を販売していたのだが、法被(ハッピ)に「清酒 花の香」と書かれていたのがとても気になって、どんな日本酒を作っているのか、と尋ねたことが彼女と話すようになったきっかけだった。
「数年前に兄が父の後を継いで、社長になりまして、私は妹で製造に携わって蔵の仕事を手伝ってるんです。 若手の蔵人たちと日本酒造りを頑張ろう!と張り切っているところなんです。ブログに是非紹介してください」と名刺を頂いたのだった。 701 702を試飲。7は「真澄」酵母から来ているNoのようだ。
「神田道子」と書かれた名刺を頂いて、神より賜りし田にて求道する子といった勝手な解釈で、酒蔵の娘さんらしいイメージの名だと思った。 「貴女もミチコという名なんだ・・・ 確か 昔ほとんど似たような会話をしたことがあったな~」と思い出していた。「丁度隣に出している李白酒造さんも社長の妹さんで、漢字こそ違うけど同じみちこさんと言う名だから、何かの縁、タイミングを見て声をかけてみたらどうかな?」 そんなことを言って梅田の阪急を後にしたことを思い出した。
(2015.1.2 梅田阪急で神田道子さんにヒアリングした際のメモ)
道子さん、最近まであの山口県の獺祭蔵で研修を受けていたとのこと。 花の香酒造は、熊本県玉名に蔵があり焼酎と日本酒の総生産量は、2000石ばかり。うち日本酒は、10分の1の200石ほど。 702は、スパークリングタイプで、IWC入賞。iTQiという国際味覚賞を受賞しているところが凄い。 今年から日本酒造りにも本格的に開始、現在 純米吟醸を仕込んでいる。 まずは、首都圏からPR展開。
「花の香酒造」ホームページ・・・ http://www.hananoka.co.jp/
何よりも先代より続く「地元の作物(芋・米)で地の酒を醸す」という一貫したスタンスがいいことだと感じた。 昔、山鹿灯篭を見に行った際、玉名を通ったことはあり、なんとなくうっすら想像がつくが、まさか玉名に酒蔵があったとは、この時まで知らなかった。 それにしても 小気味よいスパークリング702は面白い。
(神田道子さんの話を聞きながら試飲させて頂き、書き留めた所感メモ) あくまで日本酒好き一消費者の参考意見。というか私の耳元で、食神様がささやいたことをメモした。 気に障る点は、軽く読み流していただければと思う。
◆スパークリングの702は、なかなか素晴らしい。「日本酒で乾杯」条例を定めた自治体は少なくないが、スタートの酒までを提案できていないのが現実。私はスタートはスパークリング清酒が適していると考えている、水芭蕉や米鶴あたりのスパークリング清酒が好きだが、このジャンルに702の出現は、嬉しいことではないか。
◆701の方は、もっと酸味を立たせて輪郭を出したほうが良いと思う。
◆701 702という名称は、作り手の理屈になっていないだろうか、説明員が居る時は良くても、消費者にとって酵母のNOで酒の特徴は判断はしづらい。 今後もし703 とか704とか出てきたりするとゲンナリしてしまう・・・
◆701 702のNoはもっと小さな扱いにして 例えば 701は「月花」 スパークリングの702は、太陽のふりそそぐ光から「燦花」みたいな名付けの方が、飲み手の手は伸びやすいと思う。
◆清酒作りに本腰を入れるという気持ち一新を図るうえで、今回の博多阪急のように日本酒に軸足を置いてPRする際は、この外箱のデザインそのままに白地に波形のデザインを流用した明るくモダンな法被(ハッピ)を新調してはどうだろうか。
◆焼酎「茂昨」のPRの時は藍色の法被でも構わないが、スパークリング清酒をメインに日本酒をPRする時はニューウェーブ法被だと新生感が増すし、702などには合っている気がする。 新たなファンづくりにこれから効果を発揮するはずだ。
◆今後 純米吟醸等も本格的に作っていくと聞いた。 オリジナリティあふれるラベルデザインで、極端な話し、ラベルだけで味わいが伝わるような工夫をして頂きたい(例えばBASARAのように)。
そして将来、限定流通酒に関しては、「花の香」と別にブランドを立て全国にファンづくりを展開してほしい。
それにしても 今回 博多阪急に持って来ていた701 702のディスプレイタワーは秀逸だ。そのデザインセンスをふんだんに生かし、市場や消費者にその思いを日本酒に込め思いっきりぶつけてほしいな。
近いうち、スパークリング清酒なら「花の香」は当然入るでしょう と日本酒ファンから名前が出るまでになって頂きたい。
(702 ・ 701 ・ 鮓ビール)
約束通り、純米吟醸酒ができたら取り寄せて味わってみる予定にしている。パンフレットをもらった。 観光酒蔵か・・・ 蔵にもいずれ見学に行きたいな。 九州新幹線で、以前より早く行けるかも・・・ 玉名で酒米の田んぼも 原価が他の芋焼酎の倍もしてるという芋畑も併せて見てみたいものだ。
最初の大きな売り場の写真、実は道子さんの撮影。 私が撮った写真をチェックし、「これぼけてますね。カメラお借りします」と彼女が撮ったもの。 なかなかのしっかりもの。 美術で培ったその才能をいかんなく日本酒造りで発揮してもらいたい。 「花の香」が全国に多くのファンを持つ素敵な日本酒になっているといい。
熟成した酒の味わいに負けないほど 数年経ったときに このバレンタインの日の博多での手記がキラキラと輝く良き想い出になることを楽しみにしている。
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)
( 梅乃宿「山香」)
■2015/2/15
なんだか 葛城山の横にお月さんみたいにも見える写真
寒さも山場 お酒は梅乃宿「山香」の本醸造
葛城山麓・葛城の梅の開花も近い
http://blog.with2.net/link.php?1601745
(寅)