一文字 寅 の 「風菜園(かぜさいえん)」 

「天に星。地に花。人に愛。」 風に乗って、日々の所感を「風菜園」から発信してまいります。

「いつ食べるか? 土用丑の日でしょ 」と聞こえてきそうな鰻の名店『田舎庵』  【北九州・小倉】 

2016年07月29日 05時50分15秒 | 『食』べる門には福来たる

( 「田舎庵」 小倉・平和通り:鴎外ストリート )

 

 

■2016/7/29(金)

 

いよいよ明日は、「土用丑の日 うなぎが美味い!」日だ。

「いつやるか? 今でしょ 」のフレーズですっかりお馴染みになった 林 修先生は、

食通としても知られ、著書に「林修の食の美学」なる本まで出しているほどだが、

TV番組始め著書の中に良く出てくる店が、実は北九州小倉にある。

林 修氏をして私のうなぎの師匠は「田舎庵」緒方先生

こなしと呼ばれる今まで見たことのない

超独特なたたくような焼き方

「うなぎには、火を食わせろ」が師匠の口癖なんだとか

 

 

林先生が、日本一の鰻を食べさせてくれる店として絶賛しているのは 小倉にあるその名もうなぎの「田舎庵」 

私のこのブログに良く出てくる日本酒呑み処「和酒ばる田村」から徒歩1分。横断歩道を渡ったところにある。

さらに1分歩いたところが、私の定宿で、チェックアウトした朝、店前を通れば掃除が始まっている店でもある。

(天然でこの価格は高くない)

 

全収穫量のわずか0.3%とも言われる天然うなぎも食べられる店としても有名で

新幹線で博多から 関門海峡を渡って獺祭の社長のように山口県からも

食べに来る人が多い。 林先生も九州で講演があった時には、

必ずこの店に寄るのだそうだ。

 

 

モノレール平和通りホームには、この店から出る鰻の香ばしい香りが充満しているのは、

大阪のJR鶴橋駅で焼肉の匂いが充満しているのととても良く似ていると思った。

 

たぶん土用丑の日が近づいた今頃は、

この店の前は、昼夜問わずとんでもないくらい人が溢れていることだろう。

 

先日も松江から祇園前の小倉に寄ってこの店を覗いたら

とても食べれそうにない順番待ち客で断念したくらいだから

 

 

またこの店は、日本酒通にも知られた店でもある。

日本名門酒会主催の「うなぎ料理に合う日本酒」として11年連続大分の「西の関」純米酒が

東北の大七や飛露喜を抑えトップに君臨しているが、

その際うなぎ料理を提供しているのが、実はこの「田舎庵」なのだ。

 

案外、明日この店を覗けば 林修先生が飛行機で食べに来ているかも・・・

 

 

ところで肝心の鰻(料理)の写真か掲載されてないけど?

あっ、それは次回食べられた時に・・・掲載しますね

ファイアー!!

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(寅)

 


夏の夜に咲く 『hana』 で、久々のスタンディング 晴れドキドキ 星空だ! 【大阪・長居】 7/23

2016年07月28日 22時35分50秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「アヒージョ&長居ブラジャー」  ビストロ『hana』 )

 

■2016/7/23(土)晴~星空

 

難波ザ・うらの「おばんざい ほんだ」を出て、地下鉄難波駅から

御堂筋線でずーつと南下し、終点 中百舌鳥(なかもず)へ

久々に 『hana』中百舌鳥店を覗いた。

 「hana」(中百舌鳥店)

 

出て来たTシャツ姿の男性店員に「田村さん(オーナー)は? いないの」と尋ねると

「今は、長居店です。」と言われ、再び地下鉄で今度は北上 長居のビストロhana

 

 

 

ビストロ「hana」(長居店)

 

週末とあって賑やかな店内 私はスタンディングゾーンで

長居ブラジャー(ブランデー&ジンジャー)

と(蛸と海老の)アヒージョとを頂いた。

 

「長居ブラジャー」が置かれたスタンディングゾーン

 

 

良く来てくれましたと オーナーから一皿プレゼントされた。


「これ、私からです。 牛のハートです。」 

「ハートだけになんだか ドキドキするな」

 

 「晴れ どきどき 星空」

長居もしばらくご無沙汰してしまっているが、たまには出て来ないと!

と思った夏の夜の長居だった。 あまり長居はしなかったけどネ

 

 

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(寅)


提灯の灯りに誘われて・・・夏の夜  【大阪・難波】 7/23

2016年07月27日 23時55分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「おばんざい ほんだ」 大阪・難波)

 

 

■2016/7/23(土)

Pizzaもいいかな・・・ チキンもいいかな・・・ 鮨でもいいかな・・・

かな かな かな と夜の蝉になって歩いていた「ザ・うら」の私

なんだか光に誘われる虫のように提灯の灯りに誘われて

3週間前にも入った「おばんざい ほんだ」

 

日本酒は、おまかせで  まず篠峯「夏凛」未開封が出て来た。

先日もそうだったが、ここの女将さんは「篠峯」がとてもお気に入りのようだ。

 

大阪・難波は、特に奈良の日本酒の存在感が目立つ

この「篠峯」はじめ「風の森」「大倉」「花巴」など人気の地酒だ。

 

これが本町あたりだと「春鹿」「梅乃宿」「睡龍」あたりが出てくるが

 

さて、「篠峯」呑んでお替わりを頼んだら今度は、北陸の「常きげん」が出て来た。

以前 鹿野社長とお話ししたことを思い出していた。

伝説の農口杜氏が足跡を残した蔵の酒だ。

 

 

女将さん最近沖縄に行っていたらしく

突き出しメニューも沖縄で仕入れた物だとか

 

残念ながら本日出て来た二酒は、家呑みした酒でもあり

もうちょっと違う酒が飲みたかったというのが本音のところ

 

「ごめんなさいね 今日はあんまり日本酒が無くて

今度お盆で福岡に戻った時に沢山仕入れてきますね」

といつもの博多弁じゃなかった。 お酒も博多弁も次回に期待するとしよう。

 

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(寅)

 


寅も歩けばSAKEに当たる・・・  ZA・URA 「あたり家」 【大阪・難波】 7/23

2016年07月26日 23時10分10秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  立ち呑み「あたり家」  大阪・なんば」 )

 

■2016/7/23(土)

 

犬も歩けば棒に当たる 猫も歩けば またたびに当たる

猫にまたたび  寅に日本酒

それは確か・・・

歌舞伎座のあった裏

 

ざ・ウラの「あたりや!!」

 

 

「ところで、寅さんのおすすめのSAKE何ですか?」

「手前右から5番目 知る人ぞ知る 生駒の銘酒『嬉長』でしょ」

貴重なご意見 どうもありがとうございました。

 

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(寅)

 


「わたる」世間は女性ばかり・・・  【大阪・難波】 7/23

2016年07月25日 23時58分55秒 | Weblog

( 「わたる」  大阪・難波)

 

 

近頃の大阪・難波、「うらナンバ」の次は、「ザうら」にスポットが当たっている。

「ザウラ」とは最近取り壊されてしまった「歌舞伎座」の裏だから「座裏」

イタリアンバルに 地酒専門飲食店 地方料理の居酒屋に

ビーフやチキンの居酒屋 そして怪しげなBar 等々

 

 「わたる」世間は女性ばかり・・・ と思ったら

男性もほんの少し居たりして。影薄いな

 

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(寅)

 


夏の『PiEDRA』 久しぶりに寄ってみれば話題盛りだくさんだった。   【大阪・西田辺】 7/23

2016年07月24日 23時20分30秒 | 『食』べる門には福来たる

( 「PiEDRA」 大阪・西田辺 )

 

■2016/7/23(土)

夏らしい青い空・入道雲・蝉の声の「夏休みの友」がセットでそろった暑い1日になった。

大阪・阿倍野区を象徴するトールボーイ あべのハルカスの写真をご覧いただければ

今日の大阪の天気が、容易に想像つくだろう。

 

(JR天王寺駅とあべのハルカスビル)

 

ここから近くの天王寺動物園では、ちょうど週末ナイトZooが開催されていて、

夜9時まで動物が見学できる。

 

 

久々に、西田辺「PiEDRA」に寄ってランチすることにした。

ロゴイラストの魚部は赤色になっていることを発見。

 

店に入ってカウンター席に着くなり「お久しぶりです。昨日丁度皆で、話題にしていたんですよ」と言われた。

また地方をぷら~ぷらと飲み歩いているに違いないとでも話題にされていたのだろう。

どうやらご無沙汰していた期間が長かったからもあるようだ。

だからかすぐに入口のロゴデザインの魚の色が、赤色に変わっていることに気づいた。

 

カウンター席に座るなり、グラスビールを注文 早速の速駆けつけ一杯 

あっという間に水滴がついたグラスを親指と中指で軽くつまんで喉を潤した。

 

間もなくして オーナーが女の子連れて私の席の横に来てその女の子を紹介してくれた。

(オーナーとアイラちゃん)

 

「スペイン・バレンシアから夏休みの間、今うちでホームステイしているアイラちゃんです。」

「よろしく。オレンジで有名な?あのバレンシアかい 大阪はどう?」と聞けば

「オオサカ トテモ タノシイ」と彼女の反応がとても良かったので

「日本語えらく上手(じょうず)やん」と言えば

またすぐに「イエ ソンナコト アリマセン」と今度は謙遜して返してきたので

「日本に来てわずかで、なんでそんなに日本語が上手(じょうず)なん? 不思議~」

聞けば アイラちゃんの母親は、すぐ近く大阪・針中野出身の日本人と聞いて納得した。

 

東京・豊洲で年に一度開催されているパエリアコンテストへ参加がきっかけで

縁が出来、夏休みの間、ホームステイし、PiEDRAでアルバイトすることになったのだとか

 

食がつなぐご縁というものだろう。 彼女、大阪に来て大阪弁もどんどん憶えているようで

「ナンデヤネン?」もその一つ。スペインに居る母親が聞いて驚いたんだとか。

 

アイラちゃん、日本には8月いっぱいまでいるそうで、私からオーナーには

「日本でカレーを食べて、バレンシアに帰る時には、カレー味あられを

おみやげに持って帰ってもらうといい」と伝えた。

本当は、バレンシアに日本酒もと言いかけたが、彼女はまだ18歳・大学生だからそれは控えた。

 

 

また、今度のリオ五輪のヨットセーリングに、地元の女子大生(関大) 

高野芹奈(たかの せりな) さんが出場することも聞いた。

彼女、お店にも食事しに来たことがあり、是非応援してあげてと言われた。

 

▼ 7/23の「PiEDRA」パスタランチ

 

 

そしてオーナーから今年の「西田辺バル」は、11月12日(土)が開催日だと聞いた。

毎年11月は、店の周年イベントと重なって不参加だったが今年は、バルに参加するとのこと。

「西田辺バル」来店チケット500枚超えの破られない記録を持つ店だけに 今年は、真打ち登場の西田辺バルとなる。

 どれだけの集客をするか  これはこれで楽しみ。

 

それにしても久々にPiEDRAに寄ってみれば、 皿に盛られたパスタのように ニュース盛りだくさんだった。

 

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(寅)

 


合言葉は「コンフェクション ! (料理開始)」 剛力彩芽の『グ・ラ・メ』~総理の料理番がおもしろい 7/23

2016年07月23日 03時30分50秒 | キラキラ輝く「女優」

( 「グ・ラ・メ」~総理の料理番 )

 

■2016/7/23(土)

昨晩から始まった「グ・ラ・メ」~総理の料理番(テレビ朝日系列)がおもしろい。

 

何よりも 剛力彩芽の魅力が存分に発揮されそうな番組になりそうだ。

現実にこんなに可愛らしい腕利きシェフがいたら 連日店の前には長蛇の列ができるだろう。

 

 

政治をも動かす局面で、フランス帰りの彼女が作る料理が次々と局面を打開していく

吉田茂首相時代以来 70年ぶりの総理の料理番という設定

 

 

 「冷めたスープ」に焼いた小石を6個入れると海の香り溢れるリゾットの出来上がり

 

「冷めたスープ」と揶揄されていた総理の続投が決まった。

 

番組の中では「コンフェクション!」と口にしてから調理が始まる 

調理している間の無駄のないシャープで流れるような剛力彩芽の早い動きが見ていて気持ちいい

 

 

 

剛力(ごうりき)彩芽、一度聞いたら忘れられない名だが、芸名でなく本名なのだそうだ。

 

数年前、AUの携帯CMで「ごうりき」という名を初めて耳にした時 「強力」と書くとばかり思っていた。

実は、強力(ごうりき)という日本酒の酒米が、鳥取にあって一握り残っていた

幻の酒米を復活させたもの。 例えば銘酒「日置桜」

燗にすると驚くほど膨らみのある味わいに変身する。

 

「ごうりき」その名の通り、のびしろ充分 まだまだ秘めたパワー(力)に 注目したい。 

 

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(寅)

 

PS. 今後、海外からの来賓を迎え、フランス仕込みの料理に日本酒を合わせるシーンなんか入れてくれると最高に嬉しいけどな


梅雨明け前、昨年の松江記 ( 2015/7/11 )

2016年07月22日 23時50分30秒 | Weblog
 
 松江城国宝決定!! 「グッとくるね 松江! 」 ② 【島根・松江】7/11
( 宍道湖大橋を渡る 松江市) ■2015/07/11(土) 松江の手記② 松江に来るのは、今回で丁度10回目。 ただ梅雨明け前の松江は初めて。 個人的に一番好きな......
 

 

( 復刻ブログ 第六十二話 )

 

昨年、松江城が国宝指定を受けた3日後

その週の土曜日に訪れた松江

 

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(寅)


【アンケート結果】 7/17「日本酒で愉しむイタリアン」~夏の宴を終えて  

2016年07月21日 00時40分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 当日一番人気「岩だことアメーラトマトの冷製パスタ」)

■2016/7/21(木) 

 

2016/7/17(日) 18:00~20:45 トラットリア『g mercato』にて開催した「日本酒で愉しむイタリアン」~夏の宴

 実は、私は簡単なアンケートを作成し、最後に参加者(日本酒提供18人)に記載をお願いしていたのですが、

その結果がまとまったということで、三輪シェフより連絡がありましたので、(当日参加された方の中にも

このブログの読者が少なからずいらっしゃる為、) この場を借りて発表させて頂きます。 (寅)

 


18名の方からのアンケート結果です。
当日提供した6種の「日本酒」の中で、良かったと思われるもの上位2酒に〇をつけて頂きました。

第一位 「奥 」  (15票)  ・・・予想してはいましたが、18人中15人が高評価。 さすが私の奥の手の酒でした。

                        関西では、ほとんどお目にかかれない銘柄で、旨みと共に繊細な味わいとキレが

                  秀逸な酒なんです。 酒米・夢山水を味わいたいならこの酒でしょう。

                愛知には、「義侠」・「長珍」・「蓬莱泉」といった本当にしっかり造られた

                いい酒があります。(寅)

第二位 「 鳳凰美田」(12票)  ・・・ 本来の「鳳凰美田」からするとワイン酵母使用で、酸味強めでしたが、

               まるで白ワインみたいと好評。今回キッシュと天然海老にうまくマッチした

                                           ようです。  参加者の2/3のお客様から評価されました。(寅)

第三位 「 ひと夏の恋」(5票)  ・・・ パスタに合わせましたが、もう少し甘さ控えめ酸強めの銘柄がよかったかもと

               感じました。 この票の開きを見る限り、他の方もそう感じたのかもしれません。

               ただ、これはこれで、今の時季に飲んでもらいたい酒として紹介を兼ねてセレクト

               したものです。(寅)

               
▼ちなみに料理も同様に上位2つに〇をお願いしました。


第一位  岩だことアメーラトマトの冷製パスタ(11票)


第二位   一品(酒粕キッシュ&天然海老)  (8票)


第二位(同数)   カルパッチョ(8票)

 

※日本酒の上位三酒に合わせた料理が、上位三品に来ています。食と酒の相乗効果あったみたいですね。



あと「李白」の本味醂に感動された方がほんとに多かったです。

(「笑四季」モンスーン貴醸酒と「李白」本みりん)


ほとんどの方は、本味醂を飲み物(お酒)としての認識がかったので
あまりのおいしさに驚かれたようです(私(三輪)自身も今回同じ体験をしました)

 

▼フリー筆記のコメント欄の内容は下記の通りです。
・味覚だけでなくすべての五感が満たされる お料理とお酒を愉しめました。
・いろいろな日本酒がほんとに美味しかった
・料理と日本酒が合っていた
・とても勉強になりました。
・自分でも新しいマリアージュ発見していきたい
・目からうろこでした
・イタリアンと日本酒がまったく違和感なく自然に美味しかった

・お酒に新しい発見がありとても楽しかった
・関西以外の普段飲めないお酒がうれしかった
・珍しいお酒が飲めたのが嬉しい
・次回も来たい
・友達も声をかけたいが人数か限られていますね

などなど
概ね とゆうか全て合格点いただきました
次回を期待する声もすでにたくさん届いています。

以上 まずはご報告まで                 以上 三輪シェフより




夏の奈良ってとっても暑い! でもね、奈良にはお酒と氷の神様がいるんだ  7/20

2016年07月20日 19時20分35秒 | その他 
 
あっという間に氷も溶けてしまいそう。 本日、奈良も梅雨明け。 【奈良】2015/7/20
( 国宝「興福寺・五重塔」 奈良 ) 2015.7.19撮影 ■2015/7/20 (月) 晴 ☀ 本日、奈良も梅雨明け宣言!!今日の空は、雲一つない真......
 

( 復刻ブログ 第六十一話 )

 

もしかすると阿修羅様も額から汗をかいているのでは!? と思うほど

奈良の夏は、とても暑い!

でもね 奈良には

お酒の神様(三輪神社)と氷の神様(氷室神社)がいらして

冷え冷えの~ 日本酒・かき氷・素麺

この暑さを凌ぐんだ

清酒発祥の地 素麺発祥の地 奈良ならではの夏の涼

 

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(寅)


「日本酒で愉しむイタリアン」~夏の宴 ハイライト 『トラットリア g mercato』 【大阪・豊中】 7/17 

2016年07月18日 23時30分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

 ( 『g mercato』スタッフ    内山君・竹中君・三輪幸治シェフ・山地店長)

 

■2016/7/17(日) 曇

大阪・豊中市庄内のイタリアン食堂 トラットリア 「g mercato」

昨年9月9日にオープンして以来初の日曜日イベントとなる

「日本酒で愉しむイタリアン」~夏の宴 を開催

 

 

6月30日にお店HPで開催の案内をかけて

わずか1日で満席となる前人気の高さ

 

 

 

読売TVの「シェフVS主婦」では、最も長く出演・活躍中の

イタリアン・三輪幸治シェフの夏のコース料理が、こだわりの日本酒で

5000円(税込)で頂けるイベントということで、ある程度の前人気は予想されていたものの

即日満席になって、以降の申し込み・問い合わせ電話に対しお断りするのが大変だったとのこと。

 

 

昨年オープンした時から「来年は、三輪さんの料理と日本酒とのペアリングを実践する

イベントを是非開催(やりま)しましょうね」と都度プッシュしていたのだが、

やる際は、「日本酒のセレクトと当日のお客様へのお酒の説明を

お願いしますね」と言われていた。

 

テーマは、 「食がすすめる酒 酒がすすめる食の実践」


▼実際役目を引き受けるにあたり、あくまで業(なりわい)ではなく応援なのだから 私から以下の要望をさせて頂いた。

 

・開催日は、3連休の中日(なかび)で日曜日 ディナータイムでお願いします。第一候補としては、7月17日です。

・会費は、税込5000円に設定、それで料理と酒でどこまでパフォーマンスを上げられるかでいきましょう。

・コースメニューにオリジナルの酒粕一品料理を作って加えてください (使用する酒粕は、私が提供します)

・日本酒に関しては選定から購入・持ち込みまで全て私に任せて頂き、持ち込んだ酒は当日までしっかり冷蔵保存を願います。

 

 

今にして思えばどちらがプロなのかわからないような立場逆転のお願いをしたにもかかわらず、

三輪さんには以上の要望を全て飲んでもらった。さらに日本酒の準備金額枠まで当初より広げてもらい、

こちらとして断わる理由もなく、実施に向け準備進行、この日(7月17日(日) 18時~ )実施の運びとなった。

 

三輪さんもこだわりの夏メニューを披露するだけに 私にしかできない 私ならではの日本酒をセレクトすることにした。

 

 

三輪さんの料理に私が選んだ日本酒は最終以下のもの  

(料理にマッチすることを第一義に なるべく地域の偏りをなくし、酒米も幅広く楽しんでいただきたいという考え)

▽ (日本酒は、上の写真左から順に提供 料理ごとにペアリング)

前菜   ①「大信州」夏のさらさら(長野)でスタート 酒米:ひとごこち

魚介   ②「奥」夏かすみ純吟(愛知)    酒米:夢山水

肉    ③「此君」金魚(鳥取)ロック酒  酒米:玉栄

冷静パスタ④「あたごのまつ」ひと夏の恋(宮城)  酒米:ひとめぼれ

酒粕一品 ⑤「鳳凰美田」WINE CELL(栃木)   酒米 : 特A地区 山田錦  (フランスワイン酵母)

デザート ⑥「笑四季」貴醸酒モンスーン(滋賀) ∔アイスクリームに「李白」本味醂(島根)かけ 

 

 

 たぶん参加の皆さん初めてだったと思う・・・自慢のレア酒 生産量100石の「奥」はまさに奥の手・30石倉吉の秘酒「此君」

最後に並べた「李白」本味醂に「えっ、何でみりんなの?」と声があがった。

 

 

定員を当初の15人から18人にUP さらに1人どうしてもという方(但しワインで対応)が加わり最終19人のお客様

それぞれの参加者に簡単に自己紹介してもらいスタート、賑やかな会になった。

自己紹介コメントで全員に共通していたのは「日本酒が好き」「日本酒に興味があるので申し込んだ」というものだった。

 

 

■ 本日の三輪シェフのコース料理メニュー(イベントオリジナル)

 

▽① 「大信州」を合わせた前菜  料理凝ってます。酒はさらさら

 

 

▽②「奥」生酒を合わせた「イタリアン魚介盛り」(カルパッチョ)

私の奥の手酒の一つ「奥」は、各テーブルから好評のコメント 

 

▽③「此君」ライムロックを合わせた酒粕漬け牛肉

 

 

▽④「あたごのまつ」ひと夏の恋を合わせた「極細冷製パスタ」

麺の下には、岩だこが潜んでいる。

 

▽⑤「鳳凰美田」WINECELLを合わせた「酒粕キッシュと天然海老」※酒粕は「篠峯」

 この「鳳凰美田」、言われなかったら ワインと思って飲んでしまってたかも・・・と

 

▽⑥「笑四季」貴醸酒を合わせたデザート「アイス・福砂屋カステラ∔李白味醂」

 

 貴醸酒体験 アイスクリームへの本味醂がけ体験は、どうやら皆さま初体験のご様子も大変好評だった。


さらさらとアルプスのせせらぎから始まった食事会は、夏恋酒を経由し、とても甘い余韻を残して終わるという

夏の宴ストーリー なのでした。  私らしいセレクトだったでしょ・・・

 

 

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(寅)


そういえば1年前 松江で私が乗った船頭さんはブラタモリの船頭さんだったな。 (島根・松江)

2016年07月16日 18時35分45秒 | Weblog
 
祝 松江城国宝決定!! 「グッとくるね 松江! 」 ① 【大阪~松江】7/11
( 特急「やくも」の乗車券  グッとくる山陰 ) ■2015/7/11(土)の手記 曇~晴 ▼午前8:59 新大阪発 鹿児島中央行「みずほ609」に乗り込んだ。......
 

( 復刻ブログ 第六十話 )

 

昨年(2015年) 松江城が国宝指定されたのを機に、その週の週末に松江に行ったのだった。

今年の松江記は、まだブログに記載できていないが、

松江城が国宝指定を受けて丁度1周年の日

7月8日に松江に行った。

 

グッとくる 山陰

 

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(寅)

 

 


難波・ざウラでよか酒にばんざい! 「おばんざい ほんだ」  【大阪・難波】 7/2

2016年07月15日 00時50分30秒 | みんな~愛『酒』てるかい

( 「花の香」  難波「ほんだ」)

 

■2016/7/2(土) 晴・暑

ラストに山の壽を頂いた箕面・桜井の「晴空」halku(前述)を出た後

これから 南下を始めることにした。

さすがに天気が良いことと夏至を過ぎてわずか十日ばかり

まだまだ日が長いのは、なんだか得した気分。

 

箕面・桜井から石橋経由で梅田まで30分ちょっと そこから地下鉄御堂筋線に乗り替え

途中 難波で降り地上に上がってみると土曜日の夕方ならではの賑やかさ。

今夜は、うらナンバでなく、最近注目の「ザ(座)ウラ」方面をぶらりとして帰ることにした。

 

 

 

提灯に誘われて、少し寄ってみようかと入った店は「おばんざい ほんだ」

午後6時を過ぎたばかり、どうやら私が最初の客のようだった。

カウンターには鹿児島や熊本の食材が並んでいる。

ウイスキーに焼酎のボトルは並んでいるが

言えばここでも九州の日本酒が

冷蔵庫から出てくかも・・・

 

まぁ、神っていればの話だが

 

準備中のママさんから「飲み物、何にします?」

ものは試し「あの~ 日本酒なんか置いてますか・・・?」とママさんに尋ねてみると

「えぇ うちの日本酒は九州のをメインで置いてます」

「銘柄は、何があります?」

冷蔵庫を開け「東一に・・・それから・・・」

「あっ その東一でいいです。それください」

グラスに傾けるとチョロチョロ 「あっ ごめんなさい  もう残ってないわ」

ということで代わりに出て来たのは、熊本の「花の香」 これはこれで嬉しい。

 

熊本・玉名にある酒蔵、ここも今回の震災で被災し、蔵そのものは無事も

周りの道は陥没・損壊し、物流もままならず、明治時代から残る

蔵のシンボルでもある煙突は取り壊すことになったと聞いた。

熊本県の酒では、私が一番応援している酒蔵だ。

 

 

 

目の前のストッカーを見て「それにしても九州の食材がたくさんありますね」

聞けば女将さん、福岡市(南区)のご出身だとのこと なるほど

そういうことだったのか・・・

 

「あと一杯 九州の酒を頂いていいですか?」

なんと次に出てきたのは、 「若波」寿限無の未開封だったからびっくり!!

 

 

 

難波で「若波」を目にしたのは、初めてのこと。

確か、関西では神戸に取引店が一店あるだけのはずだが・・・

聞けば九州の酒は、わざわざ福岡の住吉酒販から取り寄せているのだそうだ。

 

まもなくして常連さんが次々と入店して店内賑やかになってきた。

隣に座ったお客さんが、座るなり「ママ とにかく冷えてて美味し~い日本酒ちょうだい」と伝えた。

さてママさん何を出すんだろう?   と注目して見ていたら

「あっ!」 今度は奈良の酒「篠峯」櫛羅が出てきた。

早速ひと口呑みこんだお客さん、口を開いた。

「ママ、これ九州の酒?  めちゃくちゃおいしかばい」と要望通りの美味しさだったみたいだ。

 

その言葉に「あの~ 失礼ですが 九州のご出身ですか?」とそのお客さんに尋ねると

「いいや 九州には仕事で何度か出張するけんね それで

(なんとなく九州言葉をマスターしたみたいな)」

 

「ほんま そげなこつでしたか」

 

カウンターで調理していたママさんから「誰ね~ 似非(えせ)博多弁は使わんとよ」

 

へへ いい線いったと思ったんだけどな・・・  ほんまはないよな ほんだという店で。

今日は、箕面で「山の壽」 難波で「花の香」「若波」

関西では、滅多に出会えない酒ばかりと

巡り会えた幸運

「なんだか 神ってた一日だったな~」

 

 

「おばんざい ほんだ」、今日は美味しい九州の日本酒で、「ほんだこつ 万歳や!!」

 

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(寅)

 


晴れた空 私が向かったのは日本酒の小箱 「晴空」halku 【大阪・箕面】 7/2

2016年07月14日 00時05分00秒 | みんな~愛『酒』てるかい

(  「halku」店内より箕面の田園 )

 

 

■2016/7/2(土) 晴 暑

豊中・庄内のトラットリア「ジ メルカート」で昼食を済ませ、店を出ると気温35度に迫ろうかという夏の暑さ

さて・・・このまま南下して西田辺に寄るか すんなり帰路につくか それとも・・・と空を見上げた。

だいたい 行先をその時の日射しや風向きなど気分で決めるタイプ

 

そういえば・・・、先月 メルカートの山地さんからもらっていた一枚の名刺を取り出した。

『晴空』 halku 

 

店名が、晴れた空 それでハルクと読むのか・・・ なるほど

「日本酒好きの知人が、4月から箕面・桜井で小さな日本酒の飲食店を始めたんです。

行って気づいたことなどあればアドバイスしてあげてください」(山地)

「私ごときがアドバイスなんてとんでもない。でも機会を作って一度寄ってみるよ」(私)

一か月前、そんな会話をしていたことを思い出した。

 

晴れた空・・・まさに今日の空だよな 庄内まで来ている機会だしここに行ってみよう

 

宝塚行のホームに立ち梅田行き「手塚治虫」の阪急電車を見送った。(前述)

電車を待っている間も 上空を着陸態勢に入った旅客機が

蝉ならぬ大きな音を残して伊丹空港に向かっていた。

 

( 箕面線始発 阪急石橋駅 )

 

まもなくして来た電車に乗り、石橋駅で降り箕面行に乗り換え、桜井駅で降りた。

桜井で降りたまでは良かったが、方角がわからずにうろうろしてしまった。

ようやく通りに出てそこから道に沿って5分ほど歩いて店を発見

 

 ( 箕面の青空 お店「晴空」は、このイギリス国旗のあるビルの1Fにある)

 

聞いていた通り小さいお店だな~ 大きな窓ガラスから拡がっている箕面の景色が心地よい

 

「暑いですね~」入店早々、気の利いた言葉も出ず、喉を潤すために頼んだ最初の一杯は、チカーラ(蝉)

 

一口飲んだところで店主(マスター)に「実は、この店 山地さんに紹介されましてね」と伝えると

首をかしげ「やまじ?さん? ですか・・・」 「そう、メルカートの女性店長の」

「ん、メルカート???・・・」 「わからないですか」 ちっと話が違うな

「庄内で以前 銀座食堂だった・・・」

「あぁ はいはい、 みどりちゃんですね 私の幼な馴染みの友達の」

連想ゲームのようなヒント出しの末 ようやく話が通じたようだ。

 

 

以前も書いたが、店主の日本酒への精通度や力量は、(メニュー)置いている銘柄の並びを見ればだいたいわかるものだ。

 

 

花垣のにごりに 旭菊か・・・ 関西なのに壱岐の酒 横山五十まで置いてあるぞ

これはどうして・・・ なかなか精通しているのがわかる。

「 旭菊に 竹鶴おいている ということは 燗酒ができるんですか?」

「実は、燗酒が大好きで、季節になったらやりますよ」

 

 

 

花垣のにごりを頼んだら 富久錦のFU みぞれ酒をサービスしてくれた。

「花垣のにごりは定番化しようと思ってます」

なかなか やるじゃないか

 

「ところで、ここの広さはどれくらいですか?」

「トイレを入れて3坪ほどですね」

3坪の空間ながら 後方の窓から拡がる箕面の田畑の景色が心地よい

 

「日本酒がお好きみたいですけど最近気に入ったお酒などありますか?」と今度は質問された。

「う~ん 射美ですかね」と応えるとこのレア酒を知っていた。

「あと 応援しているのが若波ですね」と言えば

「若波?ですか 初めて聞きました」

 射美を知っていて若波を知らない

この答えから どちらかと言えば 店主は

マニアック寄りのスタンスというのがわかる。小さな店だから丁度いい。

 

さて最後の一杯を どれにしようかと黒板に書かれた銘柄に視線を上下させていたが

「〆にいけそうな酒がないな~ 例えば 山の寿なんかご存じですか」

言ったのと同時に目の前に出された「山の壽」未開封

 

ウソみたい まさか 関西・箕面で山の壽に出会えるとは驚き

「丁度出そうと思っていたところなんですよ」

とこれって以心伝心!?

 

日本酒に関しては、申し分のない店 あとはどんなアテがいただけるかくらい

わずか3坪だけど 箕面の地から 日本酒の美味しさをしっかり発信し

頑張ってほしい店だ。 「また、来ますね」と店を出て、

ほろよい気分で、夕暮れ時の箕面を歩いた。

 

「それにしても ここで山の寿が出てくるとは 神ってたな~」

 

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(寅)

 


宝塚⇔梅田間を走っていた手塚治虫ワールドな阪急電車に感激

2016年07月08日 00時55分10秒 | これが男の「鉄の道」

( 阪急電車  庄内駅 ) 2016/7/2撮影

 

 

 

「おっ、リボンの騎士、火の鳥、鉄腕アトム、ブラックジャックに ジャングル大帝レオだ」

マルーンカラーの阪急電車の車体に 次々と現れたかつての漫画の主人公たち

最近の特に平成生まれの子たちは、こうもスラスラと出て来ないだろう。

阪急宝塚線沿線の人には、もう珍しくないのかもしれないが、

近鉄沿線に住む者として、思わずカメラを向けた。

手塚治虫ワールドな電車に感激

 

 

 

 

そういえば、小倉ではモノレールに

松本零士の銀河鉄道999がラッピングされた車体が走っていた。

 

以前 和歌山では、たま駅長のたま電 

高知 ごめんなはり線では、アンパンマンの車体

昨年、米子では、ゲゲゲの鬼太郎の車体を見かけた。

次に見かける アニメーションキャラは何だろう このブログでは、スペースを空けて待っている。

 

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